JP6790589B2 - 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動体が移動する移動路の制限速度を示す制限速度表示画像の表示形態を制御する表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
従来、この種の技術としては、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、自車両が走行する走行路の制限速度の変化を表示する表示装置が記載されている。
上記表示装置は、自車両が制限速度が切り替わる地点(制限速度切替地点)に到達する所定の時間前から制限速度表示画像の輝度が徐々に減少するように、制限速度表示画像の表示形態を制御する。上記表示装置は、自車両が制限速度切替地点に到達すると、制限速度表示画像が消去されるように、制限速度表示画像の表示形態を制御する。運転者は、輝度が徐々に減少する制限速度表示画像を視認することで、自車両が現在位置から制限速度切替地点に到達するまでのおおよその時間または距離を認識する。
特開2015−228203号公報
運転者が上記表示装置に表示される制限速度表示画像を目視した場合に、自車両が現在位置から制限速度が切り替わる地点に到達するまでのおおよその時間または距離を把握できない。
本発明の目的は、自車両が現在位置から制限速度が切り替わる地点に到達するまでのおおよその時間または距離を容易に認識することができるように制限速度表示画像の表示形態を制御する表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラムを提供する。
本発明は、移動体の現在位置を取得する現在位置取得部と、前記現在位置に基づき前記移動体が移動する第1の移動路の第1の制限速度と、前記移動体が前記第1の移動路に続いて移動する第2の移動路の制限速度であって前記第1の制限速度と異なる第2の制限速度を取得する制限速度取得部と、前記第1の制限速度から前記第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得する制限速度切替地点取得部と、予め設定した複数である所定数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらした状態で前記制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、表示部に前記複数の制限速度表示画像が配列されて表示させるように前記所定数の制限速度表示画像の表示形態を制御する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記移動体が前記第1の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第1の制限速度を示す第1の制限速度表示画像と、前記移動体が前記第2の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第2の制限速度を示す第2の制限速度表示画像との表示形態を異ならせ、前記移動体が前記第1の移動路を移動していて前記制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、前記表示部に前記所定数の制限速度表示画像として前記所定数の第1の制限速度表示画像を表示させ、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を順に加えるように表示させ、前記移動体が前記制限速度切替地点を通過するとき、最も手前に表示した最後の前記第1の制限速度表示画像を消去し、最後の前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第2の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を加えるように表示させる表示制御装置を提供する。
本発明は、現在位置取得部が移動体の現在位置を取得し、制限速度取得部が、前記現在位置に基づき前記移動体が移動する第1の移動路の第1の制限速度と、前記移動体が前記第1の移動路に続いて移動する第2の移動路の制限速度であって前記第1の制限速度と異なる第2の制限速度を取得し、制限速度切替地点取得部が、前記第1の制限速度から前記第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得し、表示制御部が、予め設定した複数である所定数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらした状態で前記制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、表示部に前記複数の制限速度表示画像が配列されて表示させるように前記所定数の制限速度表示画像の表示形態を制御し、前記移動体が前記第1の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第1の制限速度を示す第1の制限速度表示画像と、前記移動体が前記第2の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第2の制限速度を示す第2の制限速度表示画像との表示形態を異ならせ、前記移動体が前記第1の移動路を移動していて前記制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、前記表示部に前記所定数の制限速度表示画像として前記所定数の第1の制限速度表示画像を表示させ、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を順に加えるように表示させ、前記移動体が前記制限速度切替地点を通過するとき、最も手前に表示した最後の前記第1の制限速度表示画像を消去し、最後の前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第2の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を加えるように表示させる表示制御方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、移動体の現在位置を取得する機能と、前記現在位置に基づき前記移動体が移動する第1の移動路の第1の制限速度と、前記移動体が前記第1の移動路に続いて移動する第2の移動路の制限速度であって前記第1の制限速度と異なる第2の制限速度を取得する機能と、前記第1の制限速度から前記第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得する機能と、予め設定した複数である所定数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらした状態で前記制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、表示部に前記複数の制限速度表示画像が配列されて表示させるように前記所定数の制限速度表示画像の表示形態を制御する機能と、前記移動体が前記第1の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第1の制限速度を示す第1の制限速度表示画像と、前記移動体が前記第2の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第2の制限速度を示す第2の制限速度表示画像との表示形態を異ならせる機能と、前記移動体が前記第1の移動路を移動していて前記制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、前記表示部に前記所定数の制限速度表示画像として前記所定数の第1の制限速度表示画像を表示させ、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の表示形態を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を順に加えるように表示させる機能と、前記移動体が前記制限速度切替地点を通過するとき、最も手前に表示した最後の前記第1の制限速度表示画像を消去し、最後の前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第2の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を加えるように表示させる機能とを実現させる表示制御プログラムを提供する。
本発明の表示制御装置、表示制御方法または表示制御プログラムによれば、自車両が現在位置から制限速度切替地点に到達するまでのおおよその時間または距離を容易に認識することができる。
本発明の第1実施形態に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置が制限速度表示画像の表示形態を変化させるタイミングの一例を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る表示制御装置による制限速度表示画像の表示例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る表示制御装置が制限速度表示画像の表示形態を変化させるタイミングの一例を説明するための図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための実施形態を説明する。本発明における表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムは、その適用範囲として、自動車等の車両用の例としては、車載または可搬型のナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、インストルメントパネルなどである。車両用以外の用途としては、携帯型端末やヘッドマウントディスプレイなど、人が携帯する携帯型や装着型、自転車用途など様々なデバイスに適用可能である。
(第1実施形態)
図1を参照して、第1実施形態に係る表示制御装置の構成を説明する。以下の実施形態1〜5においては、各実施形態に係る表示制御装置を、走行路を移動する移動体である例えば自動車等の車両で用いられる車両用の表示制御装置とする。
図1において、表示制御装置1は、制御部16で実現される機能として構成され、一例として、GPS受信部11、入力部12、車速センサ13、地図データ記憶部14及び表示部15と協働する。また、表示制御装置1は、GPS受信部11、地図データ記憶部14及び表示部15のうち少なくとも1つを含んで構成されてもよい。
なお、表示制御装置1は、ディスプレイの画面上に必要な地図を表示させながら経路案内を行う、公知のナビゲーション装置が備えた機能を有するものであってもよい。
制御部16は、現在位置取得部161、経路特定部162、移動速度取得部163、制限速度取得部164、制限速度切替地点取得部165及び表示制御部166の機能を備えている。
GPS受信部11は、GPS(Global Positioning System:全地球測位網)衛星から発信された信号を受信し、自車両の現在位置を算出する。GPS受信部11は、算出した自車両の現在位置を制御部16の現在位置取得部161に与える。
入力部12は、経路特定部162による経路の特定が、目的地までの推奨経路に基づき特定される場合、または走行を予定する経路の指定により特定される場合、移動体の利用者により入力される目的地の設定及び経路の入力を受け付ける。
なお、表示部15が、移動体の利用者など操作者の例えば指が画面に触れることにより触れた位置に応じた情報が入力されるタッチパネル式の入力装置の機能を有している場合には、表示部15が入力部12を兼用してもよい。
車速センサ13は、移動体である自車両に搭載され、自車両の車速に応じた車速信号を生成し、生成した車速信号を制御部16の移動速度取得部163に与える。
地図データ記憶部14には、少なくとも車両が走行できる走行路及び走行路周辺の地図データと車両が走行できる走行路及び走行路周辺に関する情報が記憶されている。地図データ記憶部14には、走行路に関する情報として少なくとも走行路の制限速度及び制限速度切替地点が記憶されている。
地図データ記憶部14は、表示制御装置1に接続される記憶装置(図示せず)に記憶されていてもよく、通信回線を用いて利用可能な外部の記憶装置(図示せず)に記憶されていてもよい。
表示部15は、液晶表示装置など画像を表示できる装置で構成され、自車両の運転者が視認可能な位置、例えばインストメントパネルが配置された位置に設置される。あるいは、表示部15は、コンバイナやウィンドシールドに画像を投影して、運転者に情報を虚像として提示するヘッドアップディスプレイで構成される。表示部15は、表示される画像の表示形態が表示制御部166によって制御される。
制御部16は、表示制御装置1の動作を制御する制御中枢として機能し、表示制御装置1の動作を統括管理して制御する。制御部16は、制御プログラムに基づき各種動作処理を制御するCPU及び記憶装置などの資源を備えたコンピュータにより構成することができる。
制御部16は、記憶装置(図示せず)に記憶されて、表示制御装置1の全体の動作を制御する制御プログラムに基づき表示制御装置1で実行される動作を制御する。第1〜第5実施形態に係る表示制御方法は、制御プログラムに含まれる表示制御プログラムを制御部16で実行することにより実現することができる。
上記表示制御プログラムは、非一時的な記憶媒体に記録されて提供されてもよく、インターネット等の通信回線にて配信されてもよい。記録媒体に記録された表示制御プログラムまたは通信回線にて配信された表示制御プログラムは、表示制御装置1に記憶され、コンピュータに第1〜第5実施形態に係る表示制御方法を実行させるようにしてもよい。
現在位置取得部161は、GPS受信部11が算出した自車両の現在位置を取得する。現在位置取得部161は、取得した自車両の現在位置を経路特定部162、制限速度取得部164及び表示制御部166に与える。
経路特定部162は、入力部12から経路の特定に必要な情報が与えられたか否かを判別する。経路特定部162は、入力部12から経路の特定に必要な情報が与えられたときには、必要に応じて地図データ記憶部14に記憶された地図データを参照しつつ、自車両が走行する経路を特定する。経路特定部162は、例えば自車両の現在位置から、入力部12を介して入力された目的地までの推奨経路を探索し、探索した推奨経路を自車両が走行する経路として特定する。経路特定部162は、特定した経路のデータを制限速度取得部164、制限速度切替地点取得部165及び表示制御部166に与える。
移動速度取得部163は、車速センサ13からCAN(Controller Area Network)などを介して与えられた車速信号に基づき車速を取得する。また、移動速度取得部163は、移動体が人物など車両以外である場合、及び移動体が車両であっても表示制御装置1が可搬型である場合などは、現在位置取得部161が取得した現在位置の時間的推移に基づいて移動速度を算出してもよい。移動速度取得部163は、取得した車速を表示制御部166に与える。
制限速度取得部164は、自車両の現在位置と、経路特定部162で自車両の経路が特定されている場合には特定された経路に基づき以下に示す任意の手法で自車両が走行する走行路の制限速度を取得する。
制限速度取得部164は、自車両の走行路に対応して地図データ記憶部14に記憶されている走行路の制限速度を取得する。
制限速度取得部164は、外部との間で通信を行う通信機能を備えている場合には、道路の情報を提供する外部の提供サーバと通信することにより外部の提供サーバから走行路の制限速度を取得する。
制限速度取得部164は、表示制御装置1がナビゲーション装置が備える機能を有している場合には、ナビゲーション装置が備える機能を用いて制限速度を取得する。
制限速度取得部164は、表示制御装置1がナビゲーション装置が備える機能を有し、かつナビゲーション装置が備える機能が上記外部の提供サーバと通信する機能を備えている場合には、以下のようにして制限速度を取得する。制限速度取得部164は、上記外部の提供サーバと通信する機能により外部の提供サーバから走行路の制限速度を取得する。
制限速度取得部164は、取得した制限速度を表示制御部166に与える。
制限速度切替地点取得部165は、制限速度を取得したときに、制限速度切替地点を取得する。制限速度切替地点取得部165は、制限速度取得部164が上述したように制限速度を取得する際に、地図データ記憶部14に記憶された制限速度切替地点を取得する。制限速度切替地点取得部165は、制限速度取得部164が上述したように制限速度を取得する際に、ナビゲーション装置が備える機能を用いて、または外部の提供サーバから与えられる情報に基づき制限速度切替地点を取得する。制限速度切替地点取得部165は、取得した制限速度切替地点を表示制御部166に与える。
表示制御部166は、表示部15に表示される制限速度表示画像の表示形態を制御する。表示制御部166は、移動速度取得部163から与えられた移動速度に基づき自車両の走行距離(移動距離)を算出する。
以下の説明において、制限速度表示画像は、第1、第2の制限速度表示画像のいずれか1つの画像であり、制限速度表示画像を第1、第2の制限速度表示画像のいずれか1つの画像に特定しない場合は、単に制限速度表示画像と称する。
第1の制限速度表示画像は、自車両が現在走行する第1の走行路(第1の移動路)の制限速度が第1の制限速度であることを示す画像である。第2の制限速度表示画像は、自車両が第1の走行路に続いて走行する第2の走行路(第2の移動路)の制限速度が第1の制限速度と異なる第2の制限速度であることを示す画像である。
表示制御部166は、複数の制限速度表示画像を画面上で互いの表示位置をずらし、制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、制限速度表示画像を配列させて表示させるように制限速度表示画像の表示形態を制御する。
表示制御部166は、自車両が第1の走行路(第1の移動路)を走行するとき、走行している間少なくとも第1の制限速度表示画像の表示形態を制御する。または、表示制御部166は、自車両が第1の走行路を走行するとき、自車両が制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、第1の制限速度表示画像の表示形態の制御を開始するようにしてもよい。このとき、表示制御部166は、上記制御開始時点になる前は、制限速度表示画像の表示形態の制御を行わない。
表示制御部166は、自車両が第1の走行路を走行するとき、第1の制限速度表示画像を最も手前に表示させる。表示制御部166は、最も手前に表示させた第1の制限速度表示画像の表示形態を変化させた後表示部15の画面から消去する。この制御を繰り返すことにより、表示制御部166は、最も手前に表示させた第1の制限速度表示画像の奥に配列させた第1の制限速度表示画像が、所定の間隔をおいて順次最も手前に表示されるように第1の制限速度表示画像の表示形態を制御する。
表示制御部166は、自車両が第1の制限速度から第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を通過するとき、第2の制限速度表示画像が最も手前に表示されるように、第2の制限速度表示画像の表示形態を制御する。すなわち、表示制御部166は、自車両が制限速度切替地点を通過する前に最も手前に表示された第1の制限速度表示画像の表示形態を変化させた後、第1の制限速度表示画像を消去する。表示制御部166は、自車両が制限速度切替地点の通過後消去する前の第1の制限速度表示画像に隣接して奥に表示されていた第2の制限速度表示画像を最も手前に表示させる。
表示制御部166は、自車両が第2の走行路を走行するとき、走行している間少なくとも第2の制限速度表示画像の表示形態を制御する。または、表示制御部166は、自車両が第2の走行路を走行するとき、上記制御開始時点になると、第2の制限速度表示画像の表示形態の制御を開始するようにしてもよい。このとき、表示制御部166は、制御開始時点になる前は、制限速度表示画像の表示形態の制御を行わない。
表示制御部166は、自車両が第2の走行路を走行するとき、第2の制限速度表示画像を最も手前に表示させる。表示制御部166は、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像の表示形態を変化させた後、第2の制限速度表示画像を消去する。この制御を繰り返すことにより、表示制御部166は、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像の奥に配列した第2の制限速度表示画像が、所定の間隔をおいて順次最も手前に表示されるように第2の制限速度表示画像の表示形態を制御する。
次に、図2〜図11を参照して、表示制御部166が行う制限速度表示画像の表示形態の制御について説明する。
図2〜図11は、表示制御部166の制御の下に表示部15に表示される制限速度表示画像の一表示例を示す図である。図2〜図11は、自車両の走行路が例えば60km/hの第1の制限速度から80km/hの第2の制限速度に切り替わるときの制限速度表示画像の一例を示している。
図2は、6つの第1の制限速度表示画像P11〜P16を配列した一表示例を示す。図2において、6つの第1の制限速度表示画像P11〜P16は、画面上の表示位置をずらして、6つの第1の制限速度表示画像P11〜P16が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように配列される。6つの第1の制限速度表示画像P11〜P16は、すべて同一に構成されているので、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P11を代表して、第1の制限速度表示画像P11〜P16の構成を説明する。
第1の制限速度表示画像P11は、図2に示すように、例えば表示枠21の内側に、制限速度が60km/hを示す道路標識を模式的に表した標識画像22を表示した画像である。標識画像22の数値23は制限速度を示し、数値23が示す60は制限速度が60km/hであることを示す。
表示枠21、標識画像22及び表示枠21と標識画像22との間の背景24の色は、それぞれ独立して個別に任意の色に設定することができる。
図11は、6つの第2の制限速度表示画像P21〜P26を配列した一表示例を示す。図11において、6つの第2の制限速度表示画像P21〜P26は、画面上の表示位置をずらして、6つの第2の制限速度表示画像P21〜P26が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように配列される。6つの第2の制限速度表示画像P21〜P26は、すべて同一に構成されているので、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像P21を代表して、第2の制限速度表示画像P21〜P26の構成を説明する。
第2の制限速度表示画像P21は、図11に示すように、例えば表示枠21の内側に、制限速度が80km/hを示す道路標識を模式的に表した標識画像22を表示した画像である。標識画像22の数値23は、制限速度を示し、数値23が示す80は制限速度が80km/hであることを示す。
表示枠21、標識画像22及び表示枠21と標識画像22との間の背景24の色は、それぞれ独立して個別に第1の制限速度表示画像P11〜P16とは異なる任意の色に設定することができる。
第1の制限速度表示画像P11〜P16と第2の制限速度表示画像P21〜P26とは、表示枠21の色によって区別することができる。これにより、第1の制限速度表示画像P11〜P16と第2の制限速度表示画像P21〜P26とは、部分的に重畳した状態に配列されても表示枠21の色の差異により判別可能となる。
この結果、視認者は、最も手前に表示された制限速度表示画像の奥に重なって配列された制限速度表示画像が第1の制限速度表示画像であるか第2の制限速度表示画像であるかを認識することができる。
図2〜図11に示す表示例では、表示部15に表示する制限速度画像の総数は、6つとしているが、6つに限ることはない。表示部15に表示する制限速度画像の総数は、例えば4〜8つ程度が好適である。
図2に戻って、図2から図11へと順を追って、自車両の走行にともない制限速度表示画像が切り替わる様子を説明する。
自車両が第1の走行路を走行するときに、図2に示すように、例えば6つの第1の制限速度表示画像P11〜P16が表示部15に表示されたとする。その後、自車両が例えば所定の距離走行するごとに、表示制御部166は、以下に説明するように第1の制限速度表示画像P11〜P16の表示形態を制御する。なお、所定の距離は、前述した所定の間隔に相当する。
自車両が所定の距離を走行すると、図3〜図5に示すように、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P11は、その表示形態が変化し、その後消去される。図3〜図5に示す表示例では、第1の制限速度表示画像P11は、あたかも本の頁や重ねたカードが右側に徐々にめくれて次の頁やカードが現れるように表示形態が変化する。その後、第1の制限速度表示画像P11は、表示部15の画面から消去される。
このようにして第1の制限速度表示画像P11が変化して消去された後、図6に示すように、消去される前の第1の制限速度表示画像P11に隣接して奥に表示された第1の制限速度表示画像P12が最も手前に表示される。この表示形態の変化にともない、第1の制限速度表示画像P12の奥に表示された第1の制限速度表示画像P13〜P16がそれぞれ一つ手前に表示される。すなわち、第1の制限速度表示画像P12〜P16は、第1の制限速度表示画像P12、P13、P14、P15、P16の順で手前から奥へと配列されて表示される。
ここで、第1の制限速度表示画像P16が最も手前に表示された後、自車両が第1の制限速度から第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を通過するものとする。この場合、図6に示すように、第1の制限速度表示画像P16に隣接して奥に6つ目の制限速度表示画像として第2の制限速度表示画像P21が表示される。
その後、自車両が所定の距離走行するごとに、上述した制限速度表示画像の表示形態の制御が繰り返し行われる。これにより、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P12の奥に表示された第1の制限速度表示画像P13〜P16が順次最も手前に表示される。これにともない、第1の制限速度表示画像P16の奥に第2の制限速度表示画像が表示される。
図7は、上述した動作が繰り返し行われた結果、図2で最も奥に表示された第1の制限速度表示画像P16が最も手前に表示されたときの表示例を示す。図7において、第1の制限速度表示画像P16の奥には、5つの第2の制限速度表示画像P21〜P25が表示される。
その後、自車両が第1の制限速度から第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を通過するとき、図8〜図10に示すように、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P16は、その表示形態が変化し、その後消去される。図8〜図10に示す表示例では、第1の制限速度表示画像P16は、あたかも本の頁や重ねたカードが右側に徐々にめくれて次の頁やカードが現れるように表示形態が変化する。その後、第1の制限速度表示画像P16は、表示部15の画面から消去される。
このようにして第1の制限速度表示画像P16が変化して消去された後、図11に示すように、消去される前の第1の制限速度表示画像P16に隣接して奥に表示された第2の制限速度表示画像P21が最も手前に表示される。
この表示形態の変化にともない、第2の制限速度表示画像P21の奥に表示された第2制限速度表示画像P22〜P25がそれぞれ一つ手前に表示される。また、第2の制限速度表示画像P25に隣接して奥に第2の制限速度表示画像P26が表示される。すなわち、第2の制限速度表示画像P21〜P26は、第2の制限速度表示画像P21、P22、P23、P24、P25、P26の順で手前から奥へと配列されて表示される。
その後、自車両が所定の距離走行するごとに、上述した動作が再び繰り返し行われる。これにより、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像P21の奥に表示された第2の制限速度表示画像P22〜P26は、第2の制限速度表示画像P22、P23、P24、P25、P26の順で順次最も手前に表示される。
上記の例においては、自車両が第1の走行路または第2の走行路を走行しているときには、常に上述した制限速度表示画像の表示形態の制御を行う例を挙げて説明した。
ここで、例えば第1の走行路が極めて長く、自車両が所定の距離走行するごとに例えば多数の第1の制限速度表示画像に対して上述した動作が繰り返し行われる場合を想定する。この場合、自車両が第1の走行路を走行し始めてからしばらくの間は、上述した動作を繰り返し行っても、表示部15には第1の制限速度表示画像だけしか表示されない。
運転者は、このような表示画面を目視しても、多数の第1の制限速度表示画像が切り替わるだけとなる。
そこで、表示制御部166は、第1の制限速度表示画像P11〜P16が例えば図2に示すように表示された時点から上述した第1の制限速度表示画像の表示形態の制御を開始するようにしてもよい。したがって、前述した制御開始時点は、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P11が消去されたときに、第1の制限速度表示画像P16の奥に第2の制限速度表示画像P21が表示される場合である。
自車両が第2の走行路を走行するときにも、上述したと同様に制御開始時点から第2の制限速度表示画像P21〜P26の表示形態の制御を開始するようにしてもよい。
このように、制御開始時点を設定することで、自車両が極めて長い第1の走行路または第2の走行路を走行している場合、適切に第1の制限速度表示画像または第2の制限速度表示画像を表示することができる。
図12は自車両が制限速度が異なる走行路を走行するときの走行路の一例を示す図である。図13〜図17は、自車両が図12に示す走行路を走行するときの制限速度表示画像の一表示例を示す図である。
図12において、自車両Mが走行する第1の走行路L1は、自車両Mの現在位置から地点B3までの走行路とする。自車両Mが第1の走行路L1に続いて走行する第2の走行路L2は、地点B3から地点B4へと向かい地点B4から先の走行路とする。第1の走行路L1の制限速度(第1の制限速度)は60km/hであり、第2の走行路L2の制限速度(第2の制限速度)は40km/hであるとする。したがって、地点B3は、制限速度が60km/hから40km/hに切り替わる制限速度切替地点となる。
自車両Mが現在位置を走行しているとき、図13に示すように第1の制限速度表示画像Pnが最も手前に表示されているものとする。また、第1の制限速度表示画像Pnの奥に第1の制限速度表示画像P(n+1)、P(n+2)が表示される。さらに第1の制限速度表示画像P(n+2)の奥に第2の制限速度表示画像P1〜P3が表示される。第1の制限速度表示画像Pn、P(n+1)、P(n+2)は、制限速度が60km/hを示す画像である。第2の制限速度表示画像P1〜P7は、制限速度が40km/hを示す画像である。
自車両Mは走行を続け地点B1に到達する。地点B1は、第1の制限速度表示画像Pnの手前に表示された第1の制限速度表示画像が消去した地点から所定の距離前方の地点である。ここで、所定の距離は、例えば1kmとする。
自車両Mが地点B1に到達すると、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像Pnは表示形態が変化して消去される。そして、図14に示すように、第1の制限速度表示画像P(n+1)が最も手前に表示される。さらに、第1の制限速度表示画像P(n+1)の奥に第1の制限速度表示画像P(n+2)が表示され、第1の制限速度表示画像P(n+2)の奥に第2の制限速度表示画像P1〜P4が表示される。
その後、自車両Mは地点B2に向けて走行を続ける。この間、第1の制限速度表示画像P(n+1)が最も手前に表示される。自車両Mは地点B1から1kmの距離を走行して地点B2に到達する。
このとき、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P(n+1)は表示形態が変化して消去される。そして、図15に示すように、第1の制限速度表示画像P(n+2)が最も手前に表示される。さらに、第1の制限速度表示画像P(n+2)の奥に第2の制限速度表示画像P1〜P5が表示される。
その後、自車両Mは地点B3に向けて走行を続ける。この間、第1の制限速度表示画像P(n+2)が最も手前に表示される。自車両Mは地点B2から1kmの距離走行する前に、地点B3に到達するものとする。
自車両が地点B3に到達すると、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P(n+2)は表示形態が変化して消去される。そして、図16に示すように、第2の制限速度表示画像P1が最も手前に表示される。さらに、第2の制限速度表示画像P1の奥に第2の制限速度表示画像P2〜P6が表示される。
自車両Mは、地点B3を通過して第2の走行路L2を走行し、地点B4に向けて走行を続ける。この間、第2の制限速度表示画像P1が最も手前に表示される。自車両Mは地点B3から1kmの距離を走行して地点B4に到達する。
このとき、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像P1は表示形態が変化して消去される。そして、図17に示すように、第2の制限速度表示画像P2が最も手前に表示される。さらに、第2の制限速度表示画像P2の奥に第2の制限速度表示画像P3〜P7が表示される。
その後、自車両Mが第2の走行路L2を走行している間は、自車両が1kmの距離走行するごとに第2の制限速度表示画像P2の奥に表示された第2の制限速度表示画像P3〜P7が順次最も手前に表示される。
次に、図18に示すフローチャートを参照して、第1実施形態に係る表示制御装置1が備える制御部16が制御プログラムに基づいて実行する制限速度表示画像の表示形態の制御手順を説明する。なお、図18のフローチャートに示す手順は、自車両の走行中は繰り返し実行され、自車両の例えばイグニッションスイッチがオフになると終了する。
図18において、現在位置取得部161は、ステップS181にて、GPS受信部11で受信したGPS衛星からの信号に基づき自車両の現在位置を取得する。移動速度取得部163は、ステップS181にて、車速センサ13から与えられる車速信号に基づき、自車両の車速を取得する。
経路特定部162は、ステップS182にて、入力部12から経路の特定に必要な情報が与えられたか否かを判別し、経路を特定するか否かを判別する。経路特定部162が、ステップS182にて、経路の特定に必要な情報が与えられて経路を特定すると判別した場合(YESの場合)には、処理はステップS183に進む。
経路特定部162が、ステップS182にて、経路の特定に必要な情報が与えられず経路の特定を行わないと判別した場合(NOの場合)には、処理はステップS184に進む。
経路特定部162は、ステップS183にて、自車両が走行する経路を特定する。
制限速度取得部164は、ステップS184にて、自車両が走行する経路の第1の走行路及び第2の走行路の制限速度を取得する。
制限速度切替地点取得部165は、ステップS185にて、第1の走行路の第1の制限速度から第2の走行路の第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得する。
表示制御部166は、ステップS186にて、複数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらして制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように制限速度表示画像を配列する。
表示制御部166は、ステップS186にて、自車両が第1の走行路を走行するとき第1の制限速度表示画像が最も手前に表示されるように、第1の制限速度表示画像の表示形態を制御する。表示制御部166は、ステップS186にて、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像の奥に配列された第1の制限速度表示画像が、所定の間隔をおいて順次最も手前に表示されるように第1の制限速度表示画像の表示形態を制御する。
表示制御部166は、ステップS186にて、自車両が第1の制限速度から第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を通過するとき、第2の制限速度表示画像が最も手前に表示されるように、第2の制限速度表示画像の表示形態を制御する。
表示制御部166は、ステップS186にて、自車両が制限速度切替地点を通過後、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像の奥に配列された第2の制限速度表示画像が、所定の間隔をおいて順次最も手前に表示されるように第2の制限速度表示画像を制御する。
図19〜図23は、制限速度表示画像の表示形態を変更して制限速度表示画像が消去される他の表示例を示す図である。図19〜図23は、第1の制限速度表示画像から第2の制限速度表示画像に切り替わるときの第1の制限速度表示画像の表示形態の変化を示している。図19は図7と同様であり、図23は図11と同様である。
表示制御部166は、図20〜図22に示すように、最も手前に表された第1の制限速度表示画像P16の表示サイズが徐々に縮小され、その後第1の制限速度表示画像P16が画面から消去されるように第1の制限速度表示画像の表示形態を変化させる。このとき、表示制御部166は、第1の制限速度表示画像P16が例えば第2の制限速度表示画像P21の下方右隅(消失点)に向かって縮小して消去されるように第1の制限速度表示画像P16の表示形態を変化させる。
第1実施形態の表示制御装置は、運転者が表示部15に表示される制限速度表示画像を周辺視で目視した場合に、自車両が現在位置から制限速度が切り替わる地点に到達するまでのおおよその時間または距離を容易に認識することができる。
(第2実施形態)
図24〜図28を参照して、第2実施形態に係る表示制御装置1によって表示形態が制御される制限速度表示画像の表示形態について説明する。図24〜図28は、現在自車両が制限速度が60km/hの走行路を走行し、続いて80km/hの制限速度の走行路を走行し、引き続いて制限速度が40km/hの走行路を走行するときの制限速度表示画像の表示形態の変化を示している。
第2実施形態の特徴とするところは、制限速度に応じて制限速度表示画像の表示枠21を傾けて表示したことである。
制限速度が60km/hを示す制限速度表示画像P31は、図24に示すように、表示枠21の上下の辺が水平となるように表示される。ここで、表示枠21の上下の辺が水平となる表示を基準表示とする。
制限速度が80km/hを示す制限速度表示画像P41〜P45は、図24〜図27に示すように、表示枠21が基準表示に対して例えば右側に20度程度傾けて表示される。図26〜図28では制限速度を示す数値が視認できないが、制限速度が40km/hを示す制限速度表示画像P51は、表示枠21が基準表示に対して例えば左側に20度程度傾けて表示される。
なお、制限速度表示画像の表示枠21を傾ける角度及び傾ける方向と制限速度との関係は、上記に限ることはなく任意に設定することができる。
自車両が制限速度が60km/hから80km/hに切り替わる制限速度切替地点を通過するとき、表示制御部166は、以下のようにして制限速度表示画像の表示形態を制御する。表示制御部166は、図24に示す最も手前に表示された制限速度表示画像P31の表示形態を図25に示すように変化させた後制限速度表示画像P31が消去されるように制限速度表示画像の表示形態を制御する。表示制御部166は、制限速度表示画像P31を消去させた後、図26に示すように、制限速度表示画像P41が最も手前に表示されるように制限速度表示画像P41の表示形態を制御する。
また、表示制御部166は、制限速度表示画像P41の奥に制限速度表示画像P42〜P45が配列されて表示されるように制限速度表示画像P42〜P45の表示形態を制御する。さらに、表示制御部166は、制限速度表示画像P45に隣接して奥に制限速度表示画像P51が配列されて表示されるように制限速度表示画像P51の表示形態を制御する。
その後、自車両は80km/hの走行路を所定の距離を走行する。このとき、表示制御部166は、最も手前に表示された制限速度表示画像P41の表示形態が図27に示すように変化し、その後制限速度表示画像P41が消去されるように制限速度表示画像P41の表示形態を制御する。
図24〜図27に示す表示例では、基準表示以外の制限速度表示画像の表示枠21は常に傾けて表示するのに対して、図28に示す表示例では、自車両が現在走行する走行路の制限速度を示す制限速度表示画像の表示枠21は基準表示とする。
すなわち、表示制御部166は、図26に示すように制限速度表示画像P41〜P45、P51の表示形態を制御した後、自車両は制限速度が80km/hの走行路を走行する。したがって、表示制御部166は、図26示すように表示枠21が右側に20度程度傾いている制限速度表示画像P41〜P45の表示枠21が図28に示すように基準表示となるように制限速度表示画像P41〜P45の表示形態を制御する。
なお、第2実施形態では、制限速度表示画像の表示枠21を傾けて表示することに加えて、制限速度に応じて表示枠21の色を変えるようにしてもよい。
第2実施形態の表示制御装置1は、第1実施形態に比べて運転者が制限速度表示画像が示す制限速度をより一層容易に認識することができる。
(第3実施形態)
図29〜図31を参照して、第3実施形態に係る表示制御装置1によって表示形態が制御される制限速度表示画像の表示形態について説明する。図29〜図31は、現在自車両が制限速度が40km/hの走行路を走行し、続いて60km/hの制限速度の走行路を走行し、続いて制限速度が80km/hの走行路を走行するときの制限速度表示画像の表示形態の変化を示している。
第3実施形態の特徴とするところは、制限速度に応じて制限速度表示画像の表示枠21の形状を変えたことである。
最も手前に表示された40km/hの制限速度を示す制限速度表示画像P61は、図29に示すように、表示枠21の形状が例えば四角形である。制限速度表示画像P61の奥に配列されて表示された60km/hの制限速度を示す制限速度表示画像P71〜P73は、図29及び図30に示すように、表示枠21の形状が例えば六角形である。制限速度表示画像P73の奥に配列されて表示された制限速度表示画像P81〜P83は、表示枠21の形状が例えば八角形である。制限速度表示画像P81〜P83は、図29〜図31では、制限速度を示す数値が視認できないが、制限速度が80km/hを示す画像である。
制限速度表示画像の表示枠21の形状は、四角形、六角形、八角形に限ることはなく、上記多角形以外の多角形、円形 楕円形、扇形などであってもよい。
自車両が制限速度が40km/hから60km/hに切り替わる制限速度切替地点を通過するとき、表示制御部166は、以下のようにして制限速度表示画像の表示形態を制御する。
表示制御部166は、図29に示す最も手前に表示された制限速度表示画像P61の表示形態を図30に示すように変化させた後制限速度表示画像P61が消去されるように制限速度表示画像P61の表示形態を制御する。表示制御部166は、制限速度表示画像P61を消去した後、図31に示すように、制限速度表示画像P71が最も手前に表示されるように制限速度表示画像P71の表示形態を制御する。
また、表示制御部166は、制限速度表示画像P71の奥に制限速度表示画像P72、P73が配列されて表示されるように制限速度表示画像P72、P73の表示形態を制御する。さらに、表示制御部166は、制限速度表示画像P73の奥に制限速度表示画像P81〜P83が配列されて表示されるように制限速度表示画像P81〜P83の表示形態を制御する。
第3実施形態の表示制御装置1は、第1実施形態に比べて運転者が制限速度表示画像が示す制限速度をより一層容易に認識することができる。特に、制限速度表示画像の形状と制限速度が対応しているため、現在位置の先の経路の制限速度を適切に認識することができる。
(第4実施形態)
図32を参照して、第4実施形態に係る表示制御装置2の構成を説明する。図32において、表示制御装置2は、表示制御装置1に対して制御部17が移動路種別取得部171を備えたことを特徴とする。なお、図32において、図1と同一の構成には図1と同一の符号を付し、その説明は省略する。
移動路種別取得部171は、以下に示す任意の手法で自車両が走行する走行路の道路種別を取得する。ここで、道路種別とは、自車両が走行する走行路が一般道路であるかもしくは高速道路であるかである。
移動路種別取得部171は、以下に示す任意の手法で自車両が走行する走行路の移動路種別を取得する。
移動路種別取得部171は、地図データ記憶部14に記憶されている走行路の道路種別を取得する。移動路種別取得部171は、外部との間で通信を行う通信機能を備えている場合には、道路の情報を提供する外部の提供サーバと通信することにより外部の提供サーバから走行路の道路種別を取得する。
移動路種別取得部171は、表示制御装置2がナビゲーション装置が備える機能を有している場合には、ナビゲーション装置が備える機能を用いて道路種別を取得する。移動路種別取得部171は、表示制御装置2がナビゲーション装置が備える機能を有し、かつナビゲーション装置が備える機能が外部の提供サーバと通信する機能を備えている場合には、以下のようにして道路種別を取得する。移動路種別取得部171は、外部の提供サーバとの通信により外部の提供サーバから外部データとして走行路の道路種別を取得する。
移動路種別取得部171は、取得した道路種別を表示制御部172に与える。
第1実施形態の表示制御部166は、前述した所定の距離が道路種別にかかわらず予め設定されている。これに対して、第4実施形態の表示制御部172は、移動路種別取得部171から与えられた道路種別に基づき、前述した所定の距離を変えることを特徴とする。表示制御部172は、制限速度表示画像の表示形態を制御する際の他の機能は表示制御部166と同様である。
表示制御部172は、自車両が高速道路を走行するときの所定の距離を一般道に比べて長くする。自車両が高速道を走行するときの所定の距離は、例えば5kmとし、自車両が一般道を走行するときの所定の距離は、例えば1kmとする。
第4実施形態では、上述した特徴的な技術を採用することで、自車両が一般道に比べて制限速度が切り替わるまでの距離が長い高速道を走行するときには、制限速度表示画像が切り替わる間隔が長くなる。したがって、自車両が高速道路を走行するときには、制限速度表示画像が一般道と同様な頻度で切り替わることは回避できる。
この結果、第4実施形態の表示制御装置2は、自車両が高速道路を走行し、運転者が表示部15に表示された制限速度表示画像を目視したときに、運転者は制限速度表示画像の切り替わりによる視覚的な煩わしさを感じにくくなる。
(第5実施形態)
図33を参照して、第5実施形態に係る表示制御装置3の構成を説明する。図33において、表示制御装置3は、表示制御装置1に対して制御部18が交差点位置取得部181を備えたことを特徴とする。なお、図33において、図1と同一の構成には図1と同一の符号を付し、その説明は省略する。
交差点位置取得部181は、以下に示す任意の手法で自車両が走行する走行路において交差点の位置を取得する。交差点位置取得部181は、以下に示す任意の手法で自車両が走行する走行路の交差点の位置を取得する。
交差点位置取得部181は、地図データ記憶部14に記憶されている走行路の交差点の位置を取得する。交差点位置取得部181は、外部との間で通信を行う通信機能を備えている場合には、道路の情報を提供する外部の提供サーバと通信することにより外部の提供サーバから走行路の交差点の位置を取得する。
交差点位置取得部181は、表示制御装置3がナビゲーション装置が備える機能を有している場合には、ナビゲーション装置が備える機能を用いて交差点の位置を取得する。交差点位置取得部181は、表示制御装置がナビゲーション装置が備える機能を有し、かつナビゲーション装置が備える機能が外部の提供サーバと通信する機能を備えている場合には、以下のようにして交差点の位置を取得する。交差点位置取得部181は、外部の提供サーバとの通信により外部の提供サーバから外部データとして走行路の交差点の位置を取得する。
交差点位置取得部181は、取得した交差点の位置を表示制御部182に与える。
第1実施形態の表示制御部166は、前述した所定の距離が交差点の位置にかかわらず予め設定されている。これに対して、第実施形態の表示制御部182は、交差点位置取得部181から与えられた交差点の位置に基づき、制限速度表示画像の表示形態を制御することを特徴とする。表示制御部182は、制限速度表示画像の表示形態を制御する際の他の機能は表示制御部166と同様である。
表示制御部182は、自車両が交差点を通過するごとに、最も手前に表示された制限速度表示画像の奥に表示された制限速度表示画像が、順次最も手前に表示されるように制限速度表示画像の表示形態を制御する。
図34は交差点がある走行路を自車両が走行するときの走行路の一例を示す図である。図13〜図17は、自車両が図34に示す走行路を走行するときの制限速度表示画像の一表示例を示す図である。
図34において、自車両Mが走行する第1の走行路L3は、自車両Mの現在位置から交差点C1、C2を経て交差点C3までの走行路とする。自車両Mが第1の走行路L3に続いて走行する第2の走行路L4は、交差点C3から交差点C4へと向かい交差点C4から先の走行路とする。
交差点C1は、第1の走行路L3と第3の走行路L5とが交差する。交差点C2は、第1の走行路L3と第4の走行路L6とが交差する。交差点C3は、第1の走行路L3と第2の走行路L4とが交差する。交差点C4は、第2の走行路L4と第5の走行路L7とが交差する。第1の走行路Lの制限速度(第1の制限速度)は60km/hとし、第2の走行路Lの制限速度(第2の制限速度)は40km/hとする。
自車両Mが第1の走行路L3の現在位置を走行しているとき、図13に示すように第1の制限速度表示画像Pnが最も手前に表示されているものとする。また、第1の制限速度表示画像Pnの奥に第1の制限速度表示画像P(n+1)、P(n+2)、及び第2の制限速度表示画像P1〜P3が表示される。第1の制限速度表示画像Pn、P(n+1)、P(n+2)は、制限速度が60km/hを示す画像である。第2の制限速度表示画像P1〜P7は、制限速度が40km/hを示す画像である。
自車両Mは走行を続け交差点C1に到達する。自車両Mが交差点C1に到達すると、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像Pnは表示形態が変化して消去される。そして、図14に示すように、第1の制限速度表示画像Pnに隣接して奥に表示された第1の制限速度表示画像P(n+1)が最も手前に表示される。さらに、第1の制限速度表示画像P(n+1)の奥に第1の制限速度表示画像P(n+2)が表示され、第1の制限速度表示画像P(n+2)の奥に第2の制限速度表示画像P1〜P4が表示される。
その後、自車両Mは交差点C2に向けて走行を続ける。この間、第1の制限速度表示画像P(n+1)が最も手前に表示される。
自車両Mは交差点C2に到達する。このとき、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P(n+1)は表示形態が変化して消去される。そして、図15に示すように、第1の制限速度表示画像P(n+2)が最も手前に表示される。さらに、第1の制限速度表示画像P(n+2)の奥に第2の制限速度表示画像P1〜P5が表示される。
その後、自車両Mは交差点C3に向けて走行を続ける。この間、第1の制限速度表示画像P(n+2)が最も手前に表示される。
自車両Mは走行を続け交差点C3に到達する。このとき、最も手前に表示された第1の制限速度表示画像P(n+2)は表示形態が変化して消去される。そして、図16に示すように、第2の制限速度表示画像P1が最も手前に表示される。さらに、第2の制限速度表示画像P1の奥に第2の制限速度表示画像P2〜P6が表示される。
自車両Mは、交差点C3を通過して第2の走行路L2を走行し、交差点C4に向けて走行を続ける。この間、第2の制限速度表示画像P1が最も手前に表示される。
自車両Mは走行を続け交差点C4に到達する。このとき、最も手前に表示された第2の制限速度表示画像P1は表示形態が変化して消去される。そして、図17に示すように、第2の制限速度表示画像P2が最も手前に表示される。さらに、第2の制限速度表示画像P2の奥に第2の制限速度表示画像P3〜P7が表示される。
その後、自車両Mが第2の走行路L2を走行している間は、自車両が交差点を通過するごとに第2の制限速度表示画像P2の奥に表示された第2の制限速度表示画像P3〜P7が順次最も手前に表示される。
第5実施形態の表示制御装置3は、運転者は自車両の現在位置に対して自車両が通過する交差点の数により制限速度切替地点を認識することができる。
1,2,3 表示制御装置
11 GPS受信部
12 入力部
13 車速センサ
14 地図データ記憶部
15 表示部
16、17、18 制御部
161 現在位置取得部
162 経路特定部
163 移動速度取得部
164 制限速度取得部
165 制限速度切替地点取得部
166、172、182 表示制御部
171 移動路種別取得部
181 交差点位置取得部
P1〜P6、P11〜P16、P21〜P26、P31、P41〜P45、P51、P61、P71〜P73、P81〜P83、Pn、P(n+1)、P(n+2)制限速度表示画像

Claims (8)

  1. 移動体の現在位置を取得する現在位置取得部と、
    前記現在位置に基づき前記移動体が移動する第1の移動路の第1の制限速度と、前記移動体が前記第1の移動路に続いて移動する第2の移動路の制限速度であって前記第1の制限速度と異なる第2の制限速度を取得する制限速度取得部と、
    前記第1の制限速度から前記第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得する制限速度切替地点取得部と、
    予め設定した複数である所定数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらした状態で前記制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、表示部に前記複数の制限速度表示画像が配列されて表示させるように前記所定数の制限速度表示画像の表示形態を制御する表示制御部と
    備え、
    前記表示制御部は、
    前記移動体が前記第1の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第1の制限速度を示す第1の制限速度表示画像と、前記移動体が前記第2の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第2の制限速度を示す第2の制限速度表示画像との表示形態を異ならせ、
    前記移動体が前記第1の移動路を移動していて前記制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、前記表示部に前記所定数の制限速度表示画像として前記所定数の第1の制限速度表示画像を表示させ、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を順に加えるように表示させ、
    前記移動体が前記制限速度切替地点を通過するとき、最も手前に表示した最後の前記第1の制限速度表示画像を消去し、最後の前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第2の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を加えるように表示させる
    示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、前記移動体が前記第1の移動路を移動している間、最も奥に表示された前記第1の制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を最初に加える以前では、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記第1の制限速度表示画像の奥に前記第1の制限速度表示画像を順に加えるように表示させる請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第1の制限速度表示画像と前記第2の制限速度表示画像との少なくとも一部の色を異ならせるか、前記第1の制限速度表示画像と前記第2の制限速度表示画像との前記表示部上での表示角度を異ならせるか、前記第1の制限速度表示画像と前記第2の制限速度表示画像との形状を異ならせる請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記所定の間隔は、前記移動体が移動する所定の距離である請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記移動体が移動する移動路が一般道路であるか高速道路であるかの移動路の種別を取得する移動路種別取得部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記移動路の種別に応じて、前記所定の距離を変更する請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記移動体が移動する移動路における交差点の位置を取得する交差点位置取得部をさらに備え、
    前記表示制御部は
    記所定の間隔を隣接する前記交差点の間隔とし、
    前記移動体が交差点に到達するごとに、最も手前に表示した前記制限速度表示画像を消去し、前記最も手前に表示した前記制限速度表示画像の奥に表示した前記制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記制限速度表示画像を加えるように表示させる
    求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 現在位置取得部が移動体の現在位置を取得し、
    制限速度取得部が、前記現在位置に基づき前記移動体が移動する第1の移動路の第1の制限速度と、前記移動体が前記第1の移動路に続いて移動する第2の移動路の制限速度であって前記第1の制限速度と異なる第2の制限速度を取得し、
    制限速度切替地点取得部が、前記第1の制限速度から前記第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得し、
    表示制御部が、予め設定した複数である所定数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらした状態で前記制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、表示部に前記複数の制限速度表示画像が配列されて表示させるように前記所定数の制限速度表示画像の表示形態を制御し、
    前記移動体が前記第1の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第1の制限速度を示す第1の制限速度表示画像と、前記移動体が前記第2の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第2の制限速度を示す第2の制限速度表示画像との表示形態を異ならせ、
    前記移動体が前記第1の移動路を移動していて前記制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、前記表示部に前記所定数の制限速度表示画像として前記所定数の第1の制限速度表示画像を表示させ、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を順に加えるように表示させ、
    前記移動体が前記制限速度切替地点を通過するとき、最も手前に表示した最後の前記第1の制限速度表示画像を消去し、最後の前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第2の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を加えるように表示させる
    示制御方法。
  8. コンピュータに、
    移動体の現在位置を取得する機能と、
    前記現在位置に基づき前記移動体が移動する第1の移動路の第1の制限速度と、前記移動体が前記第1の移動路に続いて移動する第2の移動路の制限速度であって前記第1の制限速度と異なる第2の制限速度を取得する機能と、
    前記第1の制限速度から前記第2の制限速度に切り替わる制限速度切替地点を取得する機能と、
    予め設定した複数である所定数の制限速度表示画像の互いの表示位置をずらした状態で前記制限速度表示画像が手前から奥へと部分的に重畳した状態に視認されるように、表示部に前記複数の制限速度表示画像が配列されて表示させるように前記所定数の制限速度表示画像の表示形態を制御する機能と、
    前記移動体が前記第1の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第1の制限速度を示す第1の制限速度表示画像と、前記移動体が前記第2の移動路を移動するときに前記表示部に前記制限速度表示画像として表示させる前記第2の制限速度を示す第2の制限速度表示画像との表示形態を異ならせる機能と、
    前記移動体が前記第1の移動路を移動していて前記制限速度切替地点を通過する前であって予め設定された制御開始時点になると、前記表示部に前記所定数の制限速度表示画像として前記所定数の第1の制限速度表示画像を表示させ、所定の間隔ごとに、最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の表示形態を消去し、前記最も手前に表示した前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第1の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を順に加えるように表示させる機能と、
    前記移動体が前記制限速度切替地点を通過するとき、最も手前に表示した最後の前記第1の制限速度表示画像を消去し、最後の前記第1の制限速度表示画像の奥に表示した前記第2の制限速度表示画像を新たに最も手前に表示させ、かつ、前記制限速度表示画像が前記所定数となるように、最も奥に表示された前記制限速度表示画像の奥に前記第2の制限速度表示画像を加えるように表示させる機能と、
    実現させる表示制御プログラム。
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