JP6790408B2 - 電子スコアブック作成装置、電子スコアブック作成方法及び電子スコアブック作成プログラム - Google Patents

電子スコアブック作成装置、電子スコアブック作成方法及び電子スコアブック作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子スコアブック作成装置、電子スコアブック作成方法及び電子スコアブック作成プログラムに関する。
野球の試合映像にスコアブックのスコア情報を併せて表示し、スコア情報を見ながら試合を観戦することが可能な表示技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−236541号公報
特許文献1に記載の表示技術は、表示部等に表示されているイベントに対応するスコア情報が表示されるものである。例えば、投手の投球に対して打者が空振りしたというイベントでは、空振りのスコア情報が表示される。また、例えば、投手の投球を打者が打って1塁打になったというイベントでは、1塁打のスコア情報が表示される。
特許文献1に記載の表示技術は、表示されているイベントに対応するスコア情報しか表示されない。ここで、スコアブックの情報により有効活用できる情報を含めることが求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、有効的な情報を含むスコアブック情報を作成することが可能な電子スコアブック作成装置、電子スコアブック作成方法及び電子スコアブック作成プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子スコアブック作成装置は、試合についてのスコアブックデータと前記試合に出場していた選手の情報とを記憶する記憶部と、前記スコアブックに含まれる対象選手の情報を抽出し、抽出した情報に基づいて前記対象選手の貢献度を算出する貢献度算出部、前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を作成する表示画像作成部を備える制御部と、前記表示画像作成部で作成した画像を表示する表示部と、を備える。
本発明に係る電子スコアブック作成方法は、画像を表示可能な表示部と、試合についてのスコアブックデータと前記試合に出場していた選手の情報とを記憶する記憶部と、
を備える電子スコアブック作成装置の電子スコアブック作成方法であって、前記スコアブックに含まれる対象選手の情報を抽出し、抽出した情報に基づいて前記対象選手の貢献度を算出し、前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を作成する。
本発明に係る電子スコアブック作成プログラムは、画像を表示可能な表示部と、試合についてのスコアブックデータと前記試合に出場していた選手の情報とを記憶する記憶部と、を備える電子スコアブック作成装置のスコアブックを作成させる電子スコアブック作成プログラムであって、前記スコアブックに含まれる対象選手の情報を抽出し、抽出した情報に基づいて前記対象選手の貢献度を算出する処理と、前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を作成する処理と、を前記電子スコアブック作成装置に実行させる。
本発明によれば、選手の試合に対する寄与を知ることができる貢献度という有効的な情報を含むスコアブック情報を作成することが可能な電子スコアブック作成装置、電子スコアブック作成方法及び電子スコアブック作成プログラムを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る電子スコアブック作成装置の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る電子スコアブック作成装置の一例を示す図である。 図3は、スコアブックデータ記憶部に記憶されるスコアブックデータの一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る電子スコアブック作成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、貢献度の算出処理の一例を説明するための図である。 図6は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図7は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図8は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図9は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図10は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。
以下、本発明に係る電子スコアブック作成装置、電子スコアブック作成方法及び電子スコアブック作成プログラムの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る電子スコアブック作成装置100の一例を示すブロック図である。図1に示す電子スコアブック作成装置100は、例えば予め撮影された野球の試合についての映像データに基づいて、当該野球の試合映像を表示させる。図1に示すように、電子スコアブック作成装置100は、入力部1と、表示部9と、通信部13と、記憶部14と、制御部15とを有している。入力部1、表示部9、通信部13、記憶部14及び制御部15は、例えばバスライン16を介して接続されている。
入力部1は、制御部15に対する指示信号を出力する。入力部1としては、例えばタッチパネル等の入力装置が用いられる。なお、入力部1として、タッチパネルに加えて又はタッチパネルに代えて、ボタン、レバー、ダイヤル、スイッチ又は他の入力装置が用いられてもよい。入力部1は、所定の入力操作に応じた指示信号を出力する。表示部9は、文字及び画像を含む各種情報を表示する。表示部9は、液晶パネル等の表示パネルを有する。表示部9は、映像を含む情報を表示可能である。
図2は、本実施形態に係る電子スコアブック作成装置100の一例を示す図である。図2に示すように、電子スコアブック作成装置100は、例えば携帯端末型の筐体101を有している。入力部1及び表示部9は、筐体101の表面に設けられている。なお、通信部13、記憶部14及び制御部15は、筐体101の内部に設けられている。
図2に示すように、入力部1及び表示部9としては、表示部9である表示パネルに入力部1であるタッチパネルが重ねて配置されている。表示部9は、操作用画像を表示可能である。表示部9には、操作用画像として、例えばボタン21及びスイッチ22が表示されている。ボタン21及びスイッチ22は、表示部9の異なる領域に表示されている。
入力部1は、タッチパネルのうち操作用画像であるボタン21及びスイッチ22に重なる領域にタッチ操作が行われた場合、所定の指示信号を出力する。例えば、ボタン21への操作が検出された場合、映像を再生する指示の信号を出力する。なお、入力部1及び表示部9の構成は、上記構成に限定するものではない。
図1に示すように、通信部13は、有線又は無線によって外部機器との間で情報の通信を行う。通信部13は、例えば外部の撮像装置との間で映像データ等の送受信を行う。なお、電子スコアブック作成装置100は、撮像装置を備える構成であってもよい。
記憶部14は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等のストレージを有している。なお、記憶部14として、リムーバブルディスク等の外部記憶媒体が用いられてもよい。記憶部14は、電子スコアブック作成装置100のオペレーティングシステムや、入力部1、表示部9及び通信部13の動作を制御するための各種プログラム及びデータ等を記憶する。
また、記憶部14は、電子スコアブック作成装置100に表示を行わせる電子スコアブック作成プログラムであって、第1指示信号が出力された場合には、予め撮影された野球の試合の映像データに基づいて表示部9に試合の試合映像を表示させる処理と、第2指示信号が出力された場合には、試合についてのスコアブックデータから、表示部9に表示される打者の少なくとも当該打席における打撃結果を抽出し、打撃結果を含む結果情報を試合映像に重畳した状態で表示部9に表示させる処理とを電子スコアブック作成装置100に実行させるプログラムを記憶する。
また、記憶部14は、映像データ記憶部25と、スコアブックデータ記憶部26と、同期情報記憶部27と、選手データ記憶部28と、貢献度算出基準データ記憶部29とを有している。
映像データ記憶部25は、映像データを記憶する。映像データは、野球の試合について予め撮影された試合映像についてのデータを含む。映像データは、時刻データに対応付けられている。時刻データは、例えば試合映像の撮影時の時刻であってもよいし、試合映像の撮影開始からの経過時間であってもよい。映像データ記憶部25は、複数の映像データを記憶することができる。
スコアブックデータ記憶部26は、映像データ記憶部25に記憶された映像データごとに対応する1試合分のスコアブックデータを記憶する。スコアブックデータは、野球のスコアブックに記載されるスコアのデータを含む。スコアブックに記録されるスコアについて、簡単に説明する。スコアとはスコア情報の集合である。スコア情報は、投手の投球を起点とした一連のイベントを構成する個々のイベントである。したがって、投手が1球投げるごとに複数のスコア情報が作成され、これにより1つのスコアが作成される。例えば、1塁に出塁している状態での打撃結果がライトフライアウトになって1塁走者もタッチアウトになった場合、打者がアウトというスコア情報と、ライトフライというスコア情報と、1塁走者がアウトというスコア情報が作成され、これらのスコア情報から1つのスコアが構成されることになる。
スコアには、上記に例示したスコア情報の他にも、打者のアクション、野手のアクション、カウントの確定、既に出塁している走者がいる場合はその走者の進塁状況、その他、打者や野手のその他の行動などのスコア情報が含まれ得る。具体的には、スコアには、ストライク、ボール、ファウル、打撃結果、打球の種類、捕球野手、進塁結果などのスコア情報が含まれ得る。打撃結果は、アウト、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打などの情報である。打球の種類は、ゴロ、ライナー、フライ、バントなどの情報であり、さらに細かく分類してもよい。捕球野手は、実際に打球を捕球した野手または野手の守備位置を特定するための情報である。進塁結果は、たとえば‘1塁から2塁’など、出塁していた走者の進塁に関する情報であり、その他に打者や野手のその他の行動などを含めることができる。
図3は、スコアブックデータ記憶部26に記憶されるスコアブックデータの一例を示す図である。図3に示す例では、1回表、1回裏の全スコア情報が示されている。図3に示すように、スコアブックデータは、打者スコア情報40と、守備スコア情報41と、走者スコア情報42と、タグデータ43とを有している。打者スコア情報40は、投球レコード44と、打席レコード45と、イニング情報46と、表裏情報47と、打順情報48と、個人ID49と、投球結果情報50と、出塁情報51とを有している。
投球レコード44は、投手が投球を行う毎に1つ作成される。投球レコード44は、インデックスとして投球レコード番号(投球ID)が投球順に昇順で付与される。打席レコード45は、1つの打席が完了する毎、つまり、スコアが確定される毎に1つ作成される。同一の打席には、1つ又は複数の投球が含まれる。打席レコード45は、1つの打席について、インデックスとして打席レコード番号(打席ID)が昇順で付与される。
イニング情報46は、投球レコード44及び打席レコード45が作成されるイニング数を示す情報である。表裏情報47は、イニングにおける表及び裏を示す情報である。打順情報48は、1つのスコアに対応する打順を示す情報であり、1から9までの整数で表される。個人ID49は、1つのスコアにおける打者を識別する情報である。個人ID49は、不図示のテーブル等によって該当する打者の氏名等の情報と関連づけられている。
投球結果情報50は、1つの投球レコードについての結果を示す情報である。1つの打席における最後の投球に対する投球結果情報は、当該1つの打席における打撃結果に相当する。つまり、ある打者の1打席についての打撃結果は、該当する打席において最後の投球に対する投球結果情報である。
例えば、図3では、打席レコード番号がD0005の打者(個人ID:005)のスコアには、3つの投球レコード番号がT0013〜T0015の3球分が含まれている。このうち、1球目の投球T0013についての投球結果情報は、ボールである。また、2球目の投球T0014についての投球結果情報は、ファウルである。また、3球目の投球T0015についての投球結果情報は、2塁打である。この場合、打者005の当該打席D0005における打撃結果は、2塁打となる。
また、出塁情報51は、打席レコード45における打者の出塁状況を示す情報である。出塁情報51は、例えば出塁した場合1、出塁していない場合0で表される。
また、打者スコア情報40は、上述したスコア情報における打者のアクション、野手のアクション、カウントの確定、既に出塁している走者がいる場合はその走者の進塁状況、その他、打者や野手のその他の行動などのスコア情報に該当する。その他の行動などのスコア情報とは、通常のスコアとは分けて記録した方がよいイレギュラーなイベント、つまり、打者妨害、守備妨害、振り逃げ、ボークなどを示す。
守備スコア情報41は、打撃結果が生じる最後の投球時に、打球を処理した守備側の選手の情報である。投球結果情報が登録される投球レコード番号に情報が登録される。守備スコア情報41は、打球を処理した守備側の選手の情報が、守備位置の番号で登録される。例えば、投球レコード番号がT0003では、「4−6」が登録されている。これは、二塁手が捕球し、その後遊撃手にボールを渡していることを示す。投球レコード番号がT0015では、「7−2」が登録されている。これは、左翼手が捕球し、その後捕手にボールを渡していることを示す。ここで、投球レコード番号がT0015では投球結果情報が2塁打であるので、つまり、外野で1回以上バウンドしたボールを左翼手が捕球し、その後、本塁に向けてボールを投げ、捕手が捕球していることがわかる。
走者スコア情報42は、上記のスコア情報のうち、進塁結果に関するスコア情報である。走者スコア情報42は、1塁走者情報52と、2塁走者情報53と、3塁走者情報54とを有している。1塁走者情報52、2塁走者情報53及び3塁走者情報54は、投球レコード44毎に作成される。図3において、1塁走者情報52、2塁走者情報53及び3塁走者情報54は、各欄の右側に示すように、当該投球レコードにおいて進塁した場合に、いくつ進塁したかの情報を含む。また、1塁走者情報52、2塁走者情報53及び3塁走者情報54は、各欄の左側に示すように、各塁の走者が誰であるかを特定するための個別IDを含む。
例えば投球レコード番号T0012の投球では、個人ID005の打者が打席レコード番号D004の打席において1塁打(安打)を打ち、個人ID004の1塁走者が2塁に進塁したことを示している。
また、例えば牽制球によってアウトになった場合、1塁走者情報52、2塁走者情報53及び3塁走者情報54の各欄の上側にはアウトになったことが表示され、各欄の下側にはアウトになった走者の個人IDが表示される。また、フォースアウトやタッチアウトになった場合にも、同様の表示となる。
タグデータ43は、投球レコード44毎に作成されるスコア情報を識別する情報である。タグデータ43は、投球レコード44が作成される毎に開始タグと終了タグが1つずつ作成される。開始タグと終了タグは、それぞれの時間、開始時間と終了時間が対応付けられている。タグデータ43では時間を表示しているが、開始タグと終了タグは、インデックスとしてタグ番号を昇順で付与し、タグ番号で処理を行ってもよい。この場合は、開始タグと終了タグのタグ番号と時間との関係を別途記憶しておくことが好ましい。なお、投球レコード44の投球レコード番号をタグデータとして用いてもよい。
同期情報記憶部27は、同期情報を記憶する。同期情報は、映像データとスコアブックデータとを対応付けるための情報である。同期情報は、タグデータに映像データとスコアブックデータを対応付けるデータを有している。タグデータは、スコアブックデータ記憶部26に記憶されるタグデータ43に対応する情報である。
選手データ記憶部28は、スコアブックに登録される選手の情報が登録されている。選手データ情報部28は、複数の試合の試合映像とスコアブックとに共通するデータである。貢献度算出基準データ記憶部29は、貢献度を算出する基準の情報が記憶されている。具体的には、選手の出場時間を貢献度に算出する算出規則が記憶されている。
図1に示す制御部15は、入力部1、表示部9及び通信部13の各部の制御を行う。また、制御部15は、入力部1による指示信号に応じた演算、処理等を行う。制御部15は、入力信号処理部2と、映像データ処理部3と、スコアブックデータ処理部4と、同期信号抽出部5と、貢献度算出部6と、貢献度画像作成部7と、データ重畳部8と、映像記憶処理部12とを有している。
入力信号処理部2は、入力部1から出力される指示信号が入力される。入力信号処理部2は、指示信号として、選手の貢献度を算出する指示が入力された場合、入力された指示の情報を貢献度算出部に出力する。
映像データ処理部3は、映像データ読出信号が入力される。映像データ処理部3は、映像データ読出信号が入力された場合、映像データ記憶部25に記憶される映像データを読み出し、映像信号を同期信号抽出部5及び貢献度画像作成部7に出力する。
スコアブックデータ処理部4は、スコアブックデータ読出信号が入力される。スコアブックデータ処理部4は、スコアブックデータ読出信号が入力された場合、スコアブックデータ記憶部26に記憶されるスコアブックデータを読み出し、スコアブック信号として貢献度算出部6の対象データ特定部10に出力する。
同期信号抽出部5は、スコアブック情報と映像信号とを同期させる同期信号を取得し、スコアブックデータ処理部4と映像データ処理部3に出力する。また、同期信号抽出部5は、スコアブックデータ処理部4と映像データ処理部3の一方からタグデータを取得し、取得したタグデータに基づいて同期信号を取得し、取得した同期信号の情報をスコアブックデータ処理部4と映像データ処理部3の他方に出力する。
貢献度算出部6は、対象データ特定部10と、換算部11とを有している。対象データ特定部10は、スコアブック信号が入力される。対象データ特定部10は、入力されたスコアブック信号と入力信号処理部2から入力される選手を特定する信号に基づいて、特定した選手に対応するスコアブックのデータを特定し、特定したスコアブックのデータを換算部11に出力する。
換算部11は、対象データ特定部で特定したスコアブックのデータと特定した選手の情報が入力される。換算部11は、入力されたスコアブックデータ、特定した選手の情報及び貢献度算出基準データに基づいて、貢献度を算出する。例えば、換算部11は、スコアブックデータのうち、特定選手に対応する個人ID49を打者スコア情報40から検索し、検索された個人IDの記録がある打席レコード45の投球レコードデータのうち、出塁情報51が出塁していないことを示す0以外の投球レコードデータを全て抽出する。この抽出方法によって、例えば、打席レコード45に含まれる投球レコードデータの数が多くても、検索された個人IDの打席の出塁情報51が0であれば、当該打席において特定選手は、試合に貢献してないことになる。この抽出方法によって、より貢献度の確かさが増す。さらに、換算部11は、スコアブックデータのうち、特定選手を走者として含む投球レコード44を走者スコア情報42から検索し、抽出した投球レコード44の投球レコードデータを全て抽出する。さらに、換算部11は、スコアブックデータのうち、特定選手に対応する守備番号を守備スコア情報41から検索し、抽出した投球レコード44の投球レコードデータを全て抽出する。換算部11は、このようにして抽出した投球レコードの情報に基づいて貢献度を算出する。
貢献度画像作成部7は、貢献度算出部6で算出した貢献度の情報が入力される。貢献度画像作成部7は、入力された情報に基づいて特定の選手の貢献度を示す画像を作成する。
データ重畳部8は、映像データと貢献度画像が入力される。データ重畳部8は、入力された映像データに貢献度画像を重畳した画像を作成する。また、映像データに代えてスコアブックの画像が入力され、スコアブックの画像に貢献度画像を重畳した画像を作成してもよい。
映像記憶処理部12は、データ重畳部8から表示部9に出力される表示映像信号に基づいて、結果情報が重畳された状態の試合映像61を記憶させる。
次に、上記のように構成された電子スコアブック作成装置100の動作を説明する。図4は、本実施形態に係る電子スコアブック作成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図5は、電子スコアブック作成装置100の処理を説明するための図である。図5に示す処理は、制御部15の各部で処理を実行する事で実現することができる。
制御部15は、選手の特定指示を検出する(ステップS101)。具体的には、入力部1に入力された貢献度を算出する指示を検出する。なお、選手の特定指示は、試合に出力している全選手の特定指示でもよい。この場合、試合に対して貢献度を算出する指示が入力される。また、全選手の試合での貢献度を算出する場合、特定する選手を切り換え、同様の処理を順番に実行する。
制御部15は、選手の特定指示に基づいて、処理対象の選手を特定し、特定した選手のスコアブックの情報を取得する(ステップS102)。制御部15は、取得したスコアブックの情報に基づいて、選手の攻撃時の貢献度を算出する(ステップS103)。具体的には、制御部15は、攻撃回に特定した選手がスコアブック上に含まれる項目を抽出する。具体的には、打者となっている打席レコード情報と、走者となっている打席レコード情報とを抽出し、抽出した打席レコード情報の開始時間と終了時間とを取得し、終了時間から開始時間を減算した時間をスコア時間(TS)とし、スコア時間(TS)の合計時間をトータルスコア時間(TTS)とする。制御部15は、トータルスコア時間(TTS)を特定選手が出場していた攻撃回の合計時間で割ることで、貢献度を算出する。特定選手が出場していた攻撃回の合計時間は、攻撃イニングにおける打順に特定選手の個人IDが記録されている攻撃回の打席ごとの最初の時刻から結果が記録された時刻までの時間の総和を求めることで算出される。ここで、打者となっている打席レコード情報からのスコア時間の抽出において、当該打席レコードの最後の出塁情報51が0の場合には、その打席に対応するスコア時間は0とする。
次に、制御部15は、取得したスコアブックの情報に基づいて、選手の守備時の貢献度を算出する(ステップS104)。制御部15は、守備回で特定した選手がスコアブック上に含まれる項目を抽出する。具体的には、制御部15は、守備スコア情報に含まれる打席レコード情報を抽出し、抽出した打席レコード情報の開始時間と終了時間とからスコア時間(TS)を抽出し、トータルスコア時間(TTS)を算出する。制御部15は、特定選手の守備回におけるトータルスコア時間(TS)を特定選手が出場していた守備回の合計時間で割ることで、貢献度を算出する。特定選手が出場していた守備回の合計時間は、特定選手の所属チームの守備イニングの開始時刻から終了時刻までの時間である。
制御部15は、ステップS103とステップS104の結果に基づいて、試合に対する貢献度を算出する。具体的には、スコアブックの情報から特定選手が試合に関与していた時間を算出し、つまり、ステップS103とステップS104で抽出したスコア時間の合計であるトータルスコア時間を算出し、特定選手が攻撃回と守備回を通じて出場していた試合時間で割ることで、貢献度を算出する。つまり、貢献度は、TTS(特定選手の関係するスコアのスコア時間TSの総和)/T(特定選手の出場時間)で算出する。具体的には、図5に示すように、各スコア時間(1つの投球IDのデータの開始時間と終了時間の差分)毎に、選手Aのスコア時間に送尾等するか、出場時間に該当するかを分類し、スコア時間(TTSA)と、出場時間(TA)を積算することで、スコア時間と出場時間を算出する。
次に、制御部15は、貢献度に基づいた画像を作成し(ステップS105)、作成した画像を他の画像に重畳し(ステップS106)、重畳した画像を表示部9に表示させる(ステップS107)。
図6は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。図7は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。図6及び図7は、表示部に表示するスコアブック102である。制御部15は、図7に示すように、算出した貢献度から作成した画像をスコアブックに重ねて表示させてもよい。スコアブック102は、制御部15は、スコアブック102の選手の情報を表示する欄に、貢献度画像110を重ねて表示する。選手の情報を表示する欄には、選手名、選手の打順、背番号等が表示される。貢献度画像110は、対応する選手の項目106上の位置に表示される。
図8は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。図8は、選手データの表示画面130である。表示画面130には、選択されたスコアブックデータの試合に出場した選手の選手データが表示される。表示画面130には、一方のチームの選手データ132と他方のチームの選手データ134が表示される。表示される選手データは、選手名、選手を示す個人ID、選手の打順、守備位置、守備位置に対応する守備番号、貢献度を含む。貢献度は、それぞれ、試合の貢献度の合計である総合貢献度R、攻撃イニングの貢献度の合計である攻撃イニングの貢献度Ro、守備イニングの貢献度の合計である守備イニングの貢献度Rdが表示される。これにより、試合に対する各選手の貢献度を簡単に把握することができる。
図9は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。図9は、貢献度を時系列で示す画像140である。画像140は、横軸を時間軸として、試合の開始時刻を原点として終了時刻までの両チームの選手の出場選手(交代がない場合18人)の活躍パターン143を表示する。ここで、活躍パターン143は、上段の出場時間としてカウントした時間帯にマーク144を表示し、下段にスコア時間としてカウントした時間帯にマーク146を表示している。また、画像140には、表示欄142に貢献度の値も表示される。画像140は、当該選手が、試合を通じて出場した時間帯と、出場した時間帯のうち、スコアとして記録が残るプレーを行った時間帯を視認することができる。また、試合に参加したすべての選手について、算出対象となる試合における選手ごとの貢献度がわかる。
図10は、電子スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。図10に示す表示部150は、試合映像61と、映像操作欄151と、試合情報欄152と、選手リスト欄160と、を含む。映像操作欄151は、再生ボタン、停止ボタン等の操作用のボタン154に加え、映像のうちどの時点を再生しているかを示すシークバー156を表示している。シークバー156は、選択された選手の活躍パターンも表示される。シークバー156は、上段の出場時間としてカウントした時間帯をマーキングし、下段にスコア時間としてカウントした時間帯をマーキングする画像を表示している。また、シークバー156には、貢献度が加算されるタイミングを示す目印158も表示される。試合情報欄152は、現在再生されているスコアに付与された打席レコードに関わる情報、打者の情報、回数、打順、各投球データの結果が表示される。また、各投球データの結果には、現在再生している投球データに対応する位置に印が表示される。選手リスト欄160は、出場している選手がリストで表示されている。また、選手リスト欄160の選手のうち、貢献度を表示している選手には、印162が重ねられている。つまり貢献度を表示している選手をハイライト表示している。これにより、対象の選手が映像に登場している可能性が高い位置を簡単に把握することができ、対象の選手の映像を簡単に見つけることができる。シークバー156は、横軸に対して、攻守イニングの期間がわかるように表示してもよい。
電子スコアブック作成装置100は、以上のように、各選手について出場時間とスコア時間に基づいた貢献度を算出し、貢献度の情報を付加することで、スコアブックに含まれる各選手の試合に対する情報をより多くすることができる。また、スコアブックデータの攻撃回の情報に加え、守備回の情報についても貢献度に加味することで、選手が試合の全体に関与している程度をより把握しやすくすることができる。
ここで、電子スコアブック作成装置は、上述した処理を選択するメニュー画面を表示させるようにしてもよい。この場合、メニュー画面には、試合リスト、選手データ表示ボタン、試合データ表示ボタン、スコアブック表示ボタン、活躍パターン表示ボタン、シーン選択ボタン、を含める。試合リストは、記憶部にスコアブックデータが記憶されている試合がリストで表示され、入力部からのユーザの選択操作によって、選択されたスコアブックデータがハイライトされる。スコアブックデータは、試合途中のデータでもよい。電子スコアブック作成装置は、メニュー画面の選択されたボタンに基づいて、表示させる画面を決定し、上述した貢献度画像を含む画像を表示させる。また、電子スコアブック作成装置は、スコアブック表示ボタンが選択された場合図6及び図7の画像を表示させ、選手データ表示ボタンが選択された場合図8の画像を表示させ、活躍パターン表示ボタンが選択された場合図9の画像を表示させ、シーン選択ボタンが選択された場合、図10の画像を表示させる。また、各画面を遷移可能としてもよい。
なお、電子スコアブック作成装置は、試合リストからユーザが選択操作を行ってハイライトされた時点で貢献度を算出してもよい。
ここで、電子スコアブック作成装置は、スコアブックに貢献度の算出結果を表示させたが、活躍パターンを重畳させて表示してもよい。この場合、活躍パターン、貢献度の時系列変化を表示させる場合、このアイコンを打者ごとに活躍パターンを整列表示させることが好ましい。整列とは、例えば、棒グラフ状に表示することである。これにより、選手ごとのスコア時間の総和を簡単に読み取ることができる。
ここで、電子スコアブック作成装置100は、時間情報に基づいて貢献度を算出したが、さらに貢献ポイントを加味して貢献度を算出してもよい。ここで、貢献ポイントは、スコアブックの情報から算出する。貢献ポイントは、攻撃イニングにおける攻撃ポイントと、守備イニングにおける守備ポイントと、出場しているとして抽出された投球IDの数に対して1ずつに加算されるレコードポイントと、から構成される。よって、貢献度は、時間情報に基づく貢献度に貢献ポイントを乗算してもよい。ここで、攻撃ポイントと守備ポイント攻撃ポイントは、得点することを最大の貢献として、守備ポイントは、得点されることを阻止することを最大の貢献としている。また、レコードポイントは、出場していること自体を貢献としたポイントとして、攻撃ポイント、守備ポイントに対して低いポイントが設定されている。
攻撃イニングにおいては、打者の打撃スコアに対する打者の打撃に対するポイントと、走者の進塁スコアに対して走者の進塁に対するポイントを攻撃ポイントとして設定する。ここで、攻撃ポイントは、得点することを最大の貢献として、ポイントに比重が設定されている。
特定の選手が打者の場合、下記表1に示す基準でスコアブックの打席での進塁の結果に対してポイントが設定されている。具体的には、1塁打は20ポイント、2塁打は40ポイント、3塁打は60ポイント、本塁打は80ポイントに得点ポイント20を追加した100ポイントが、それぞれ攻撃ポイントが選手ごとに設定される。
Figure 0006790408
次に、特定の選手が走者となっている場合、下記表2に示す基準でスコアブックでの進塁の結果に対してポイントが設定されている。具体的には、1進塁は20ポイント、2進塁は40ポイント、3進塁は60ポイント攻撃ポイントが設定される。ここで、走者が本塁に帰還した場合は、進塁数に応じたポイントに、得点ポイント20がさらに攻撃ポイントに加算されて選手ごとに設定される。
Figure 0006790408
また、特定の選手が打者の状態で、出塁している走者がおり、特定の選手の打撃によって出塁している走者が進塁成功した場合、走者の進塁数に応じたポイントが、特定の選手が打者のときに対しても加算される。また、走者が本塁まで帰還した場合は、進塁による走者ポイントに得点ポイント20ポイントが打者の特定の選手の打者に対しても加算される。つまり、出塁している走者を多く進塁させた打者には、多くの攻撃ポイントが加算され、そのうち、本塁へ帰還させた場合は得点ポイントがさらに追加され、より活躍したことになる。
電子スコアブック作成装置100は、打者スコア情報の同一打席IDのうちの最後の記録において、出塁情報が1、つまり出塁した投球IDに対応する投球結果情報の進塁状況(安打、2塁打、本塁打、など)を抽出し、抽出した結果に基づいて、その打席レコードに該当する個人IDの攻撃ポイントを算出する。当該打席IDにおいて走者スコア情報に走者がいる場合には、走者の進塁状況から抽出された進塁数に応じたポイントを当該打席IDの個人IDの攻撃ポイントと、走者に記録されている選手の個人IDの攻撃ポイントとして算出する。このようにして、攻撃イニングにおける打席IDごとに、攻撃ポイントを算出し、各選手の攻撃ポイントを算出する。
次に、守備イニングにおいては、得点を阻止することを最大の貢献として、アウトにした選手、つまり、打者を三振にした投手、打球をダイレクトキャッチした選手、他の野手からの送球を受けてアウトにした捕球を行った選手に対して、アウトにした捕球に対するポイントを守備ポイントとして算出する。これにより、守備側の選手ごとに貢献度ポイントを算出する。これらのポイントは、進塁数や、本塁への走塁かどうか、などによって異なる点数が加算される。具体的には下記表3のように設定される。守備ポイントは、1進塁阻止は20ポイント、2進塁阻止は40ポイント、3進塁阻止は60ポイント、4進塁阻止は80ポイントに得点阻止ポイント20が、それぞれ守備ポイントとして守備選手ごとに設定される。ここで、走者の本塁への帰還を阻止した場合は、阻止した走者の進塁数に応じたポイントに得点阻止ポイント2がさらに加算されて守備ポイントとして守備選手ごとに設定される。
Figure 0006790408
電子スコアブック作成装置100は、自チームの守備イニングにおける、相手チームの同一打席IDのうち、最後の記録において、打者スコア情報の投球結果情報から三振を抽出する。電子スコアブック作成装置100は、三振を抽出する毎に、自チームの投手に守備ポイントを加算する。次に、電子スコアブック作成装置100は、投球結果情報からアウトを抽出する。電子スコアブック作成装置100は、抽出したアウトが、フライやライナーなどの打球を直接捕球した場合、捕球した守備選手に対して、1進塁阻止に対応する守備ポイントを加算する。電子スコアブック作成装置100は、抽出したアウトが、バウンドした打球が捕球されたのち、別の守備選手へ送球して別の守備選手が捕球して走者をアウトにしたか、バウンドして捕球されたのち、捕球した選手自らが走者をアウトにした場合、アウトにされた走者の進塁位置の情報に基づいて、守備ポイントを加算する。
電子スコアブック作成装置100は、同一打席IDのうち、最後の記録の走者スコア情報からアウトを抽出する。走者スコア情報には、打者スコア情報における投球結果情報と同様に、アウトにした選手の進塁位置の情報に基づいて、守備ポイントを加算する。また、ダブルプレーであれば、守備スコア情報の数字の並び順のうち、逆順で2人の守備選手について、守備番号の付近の塁において当該進塁を阻止したものとして、アウトにできた捕球に対するポイントをそれぞれの守備選手の守備ポイントに加算する。
このようにして、特定選手の攻撃ポイントと守備ポイントとをさらに考慮して貢献度を算出することで、出場時間とスコア時間によって算出された貢献度に対し、攻撃イニングと守備イニングのそれぞれのスコア情報の内容の重要性についても考慮されるようになり、より貢献度の確かさが増す。
レコードポイントは、上述したように、スコアブックへの登場回数に対応して増加するポイントである。本実施形態において、レコードポイントは、スコアブックの選手IDが含まれる投球レコードの数×1ポイントで算出する。スコアブックの選手IDが含まれる投球レコードとは、打者、走者、守備のいずれにおいてもスコアブック選手IDが含まれればよい。レコードポイントを加味することで、出塁情報51が「0」、つまり、結果的にアウトになった打席に関連するスコアについて考慮されるため、例えば、相手チームのピッチャーに多くの投球をさせた場合などの貢献を含み、貢献度の確かさが増す。
電子スコアブック作成装置100は、算出した攻撃ポイントと守備ポイントの合計値を貢献度として各選手について算出することで、つまり、貢献ポイント=攻撃ポイントの合計値+守備ポイント+レコードポイントの合計値で算出することで、上述した出場時間及びスコアブックに登場する機会に基づいた貢献度に加え、スコアブックの内容に基づいて算出した貢献ポイントも加味することができ、各選手の貢献度をより高い精度で算出することができる。
電子スコアブック作成装置100は、守備ポイントにおいて、最終的に捕球してアウトにした選手のみにポイントが加算される例を示したが、守備スコアに含まれるすべての守備選手に加算してもよい。これにより、打球を捕球する選手のプレーも評価対象とすることできる。
ここで、本実施形態の電子スコアブック作成装置100は、1試合についてのスコアブックデータを記憶部14から貢献度の算出を行う例を示したが、試合の最中などであって、記録中の不完全なスコアブックデータに対して貢献度の算出をすることもできる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
1 入力部
2 入力信号処理部
3 映像データ処理部
4 スコアブックデータ処理部
5 同期信号抽出部
6 貢献度算出部
7 貢献度画像作成部
8 データ重畳部
9 表示部
10 対象データ特定部
11 換算部
12 映像記憶処理部
13 通信部
14 記憶部
15 制御部
21 ボタン
22 スイッチ
25 映像データ記憶部
26 スコアブックデータ記憶部
27 同期情報記憶部
28 選手データ記憶部
29 貢献度算出基準データ記憶部
43 タグデータ
61 試合映像
100 電子スコアブック作成装置

Claims (5)

  1. 特定の試合についての選手の打席スコア情報と守備スコア情報と走者スコア情報と時間情報のタグデータとを含むスコアブックデータと前記試合に出場していた選手の情報とを記憶する記憶部と、
    前記スコアブックデータから対象選手に対応する情報を抽出し、抽出した情報に基づいて前記対象選手の貢献度を算出する貢献度算出部、及び前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を作成する表示画像作成部を備える制御部と、
    前記表示画像作成部で作成した画像を表示する表示部と、
    を備え、
    前記貢献度は、特定の試合における選手の試合での活躍の度合いを示す指標であって、前記スコアブックデータに記載された選手の試合出場時間と攻撃及び守備に関わっているスコア時間を前記タグデータに基づいて算出し、算出された前記試合出場時間と前記スコア時間とに基づき求められることを特徴とする電子スコアブック作成装置。
  2. 前記貢献度算出部は、さらに、攻撃ポイントと守備ポイントとの少なくともいずれかに基づいて前記貢献度を算出し、
    前記攻撃ポイントは、
    前記対象選手の攻撃時の打者としての打撃に対応するスコア情報と走者としての進塁に対応するスコア情報に基づき、
    前記守備ポイントは、
    前記対象選手の守備時のアウト判定に関わった守備に対応するスコア情報に基づいて算出する請求項1に記載の電子スコアブック作成装置。
  3. 前記記憶部は、前記試合の映像データを含み、
    前記表示画像作成部は、前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を前記映像データに重ねることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子スコアブック作成装置。
  4. 画像を表示可能な表示部と、
    特定の試合についての選手の打席スコア情報と守備スコア情報と走者スコア情報と時間情報のタグデータとを含むスコアブックデータと前記試合に出場していた選手の情報とを記憶する記憶部と、
    前記特定の試合における対象選手の活躍の度合いを表す指標である貢献度を算出し、前記貢献度の情報を含む画像を作成する制御部と、
    を備える電子スコアブック作成装置の電子スコアブック作成方法であって、
    前記制御部が前記スコアブックデータから前記対象選手に対応する情報を抽出し、前記対象選手の試合出場時間と攻撃及び守備に関わっているスコア時間とを前記タグデータに基づいて算出し、算出された前記試合出場時間と前記スコア時間とに基づいて前記対象選手の貢献度を算出し、
    前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を作成する
    電子スコアブック作成方法。
  5. 画像を表示可能な表示部と、
    特定の試合についての選手の打席スコア情報と守備スコア情報と走者スコア情報と時間情報のタグデータとを含むスコアブックデータと前記試合に出場していた選手の情報とを記憶する記憶部と、
    前記特定の試合における対象選手の活躍の度合いを表す指標である貢献度を算出し、前記貢献度の情報を含む画像を作成する制御部と、
    を備える電子スコアブック作成装置のスコアブックを作成させる電子スコアブック作成プログラムであって、
    前記スコアブックデータから前記対象選手に対応する情報を抽出し、前記対象選手の試合出場時間と攻撃及び守備に関わっているスコア時間とを前記タグデータに基づいて算出し、算出された前記試合出場時間と前記スコア時間とに基づいて前記対象選手の貢献度を算出する処理と、
    前記対象選手の貢献度の情報を含む画像を作成する処理と、
    を前記電子スコアブック作成装置に実行させる電子スコアブック作成プログラム。
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