JP6790030B2 - 固形状乾燥ヨーグルト、それを含むシリアル食品、及び固形状乾燥ヨーグルトの製造方法 - Google Patents

固形状乾燥ヨーグルト、それを含むシリアル食品、及び固形状乾燥ヨーグルトの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、固形状乾燥ヨーグルト、それを含むシリアル食品、及び固形状乾燥ヨーグルトの製造方法に関する。
ヨーグルトは牛乳等を乳酸発酵させたものであり、その菌体および機能性成分により、消費者はヨーグルトに対し高い健康感を有している。消費者の健康志向の高まりや嗜好の多様化に伴い、ヨーグルトを他の乾燥食品と組み合わせた商品に対するニーズが高まっている。ヨーグルトは液状ないしはペースト状であり、これを他の乾燥食品と組み合わせた商品にあってはヨーグルトを乾燥体とする必要がある。
一般にヨーグルトを乾燥する好適な方法として凍結乾燥が知られている。例えば、特許文献1には、他の食品と組み合わせる用途ではないが、顆粒状の乾燥ヨーグルトを得るための方法が開示されている。ここでは、脱脂粉乳を添加したヨーグルトが使用される。まず、脱脂粉乳を添加したヨーグルトを凍結乾燥によって水分を減じ、ペースト状とする。次いで、ペースト状ヨーグルトを急速凍結した後、顆粒状に成形し、これを凍結乾燥するという技術である(特許文献1の請求項1等)。
しかしながら、特許文献1に記載の製法により得られる顆粒状乾燥ヨーグルトの用途は、得られた乾燥ヨーグルトを水等に溶解させて再び液状又はペースト状とし、通常のヨーグルトとしてこれを食したりすることを意図したものであり、上記の通り、他の食品と組み合わせる用途に使用されるものではない。その目的は、乾燥ヨーグルトの水への溶解性の改善と、活性乳酸菌の保持性の改善性にある(特許文献1の第2欄第4行〜第9行等)。
特許文献1に記載の上記製法は、顆粒状乾燥ヨーグルトが冷水に対して速やかに溶解するように、凍結乾燥を最後まで行わず、途中で取り出して水分含有率が30〜45質量%の範囲にあるペースト状ヨーグルトを中間体として製造することにより、多表面積構造の顆粒状乾燥ヨーグルトを得ることを特徴とするものである。中間体であるペースト状ヨーグルトの水分含有率が45質量%を超えた場合、顆粒は表面積の大きな脆い状態に乾燥され、わずかの衝撃で砕けて微粉末化するため取り扱いが不便になるとしている(特許文献1の第3欄第19行〜第35行等)。
特公昭60−54009号公報
固形状乾燥ヨーグルトが他の商品と混合される用途に用いられる場合、固形状乾燥ヨーグルトに対しては、混合される商品に応じて特定の性能が求められる。例えば、近年、特に健康感を訴求した商品として、固形状乾燥ヨーグルト入りのシリアル商品の開発が行われている。このシリアル商品に使用される固形状乾燥ヨーグルトの開発においては、固形状乾燥ヨーグルトがシリアルと混合されること、商品として輸送されること、シリアルが一般に牛乳をかけて食される食品であることから以下の3つの性能に優れることが求められる。
すなわち、第一の性能は、シリアルとの混合や輸送の際の衝撃に耐え得る保形性(強度)、第二の性能は、牛乳などの水系媒体と接しても暫くの間、溶け切らずに固形物として浮上した状態を維持して存在感を主張できる耐水性、及び第三の性能は、牛乳などの水系媒体と接しても暫くの間、サクサクとした食感を維持できる性能、である。
しかしながら、水分含有率が高いヨーグルトをそのまま凍結乾燥した場合、得られるブロック状(固形状)の乾燥ヨーグルトは脆く、また液状媒体に接すると速やかに溶解、ないしは軟化し、その存在感に乏しいものとなる。
ヨーグルトに、脱脂粉乳、ゼラチン、食物繊維、ゲル化剤等を添加することにより、固形分密度を上げ、乾燥ヨーグルトの存在感をある程度高めることは可能であるが、シリアルと混合使用される場合に要求される上記3つの性能を満たすものではないことが本発明者により確認されている。また、添加材の種類によっては高コストになったり、ヨーグルトの風味を損なうという問題もある。更に、ゼラチンのようなアレルゲン物質は、極力使用しないことが望まれる。
このように、保形性、耐水性、サクサクとした食感及び風味のすべてに優れる固形状乾燥ヨーグルトは未だ開発されておらず、シリアル等の乾燥食品と組み合わされる用途に好適に用い得る固形状乾燥ヨーグルトの開発が望まれる。
本発明は、このような実情に鑑み開発されたものであり、保形性(強度)、耐水性、サクサクとした食感及び風味に優れる固形状乾燥ヨーグルトを、低コストで得ることを可能とする固形状乾燥ヨーグルト、並びに当該固形状乾燥ヨーグルトを含むシリアル食品を提供することを目的とする。また、本発明は、保形性、耐水性、サクサクとした食感及び風味に優れる固形状乾燥ヨーグルトを、低コストで且つ簡便に製造することを可能とする固形状乾燥ヨーグルトの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、例えば以下の態様を有する。
<態様1>
ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを含有する真空凍結乾燥体からなる固形状乾燥ヨーグルト。
<態様2>
真空凍結乾燥前の原料としての上記ヨーグルト、上記脱脂粉乳及び上記デキストリンの配合比が下記式(I)を満たす、態様1に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
上記式(I)において、a+bは、25%≦a+b≦35%であってよい。また、bは5%<b<15%であってよい。
<態様3>
上記デキストリンのデキストロース当量(DE)は5〜12である、態様1又は2に記載の固形状乾燥ヨーグルト。上記デキストリンのDEは6〜10であってもよい。
<態様4>
上記ヨーグルトは生乳ヨーグルトである、態様1〜3のいずれかに記載の固形状乾燥ヨーグルト。
<態様5>
ゼラチンを含有しない、態様1〜4のいずれかに記載の固形状乾燥ヨーグルト。
<態様6>
態様1〜5のいずれかに記載の固形状乾燥ヨーグルトを含むシリアル食品。
<態様7>
ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを混合する混合工程、
上記混合工程で得た混合物を凍結する凍結工程、及び
上記凍結工程で得た凍結物を真空凍結乾燥する真空凍結乾燥工程
を含む固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
<態様8>
上記混合工程で使用される上記ヨーグルト、上記脱脂粉乳及び上記デキストリンの配合比が下記式(I)を満たす、態様7に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
上記式(I)において、a+bは、25%≦a+b≦35%であってよい。また、bは、5%<b<15%であってよい。
<態様9>
上記混合工程で得られる上記混合物の水分含有率は60〜70質量%である、態様7又は8に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
上記混合工程で得られる上記混合物の水分含有率は、62〜68質量%であってよい。
<態様10>
上記デキストリンのデキストロース当量(DE)は5〜12である、態様7〜9のいずれかに記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。上記デキストリンのDEは6〜10であってもよい。
<態様11>
上記ヨーグルトは生乳ヨーグルトである、態様7〜10のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
<態様12>
上記固形状乾燥ヨーグルトはゼラチンを含有しない、態様7〜11のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
本発明により、保形性、耐水性、サクサクとした食感及び風味に優れる固形状乾燥ヨーグルト、並びにこれを含むシリアル食品を低コストで提供することが可能となった。また、本発明により、保形性、耐水性、サクサクとした食感及び風味に優れる固形状乾燥ヨーグルトを、低コストで且つ簡便に製造することが可能となった。
ヨーグルトに対する脱脂粉乳及びデキストリンの配合比が固形状乾燥ヨーグルトの性能に及ぼす影響の一例を示す散布図。 脱脂粉乳及びデキストリンの相互間の配合比が保形性(耐摩耗度)に及ぼす影響の一例を示すグラフ。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトは、保形性、耐水性、サクサクとした食感及び風味に優れる。本明細書において「保形性」とは、例えば、混合されるシリアル等の他の食品との摩擦や輸送される際の衝撃等に対し、そのブロック形状を保持し得る強度を意味する。また、「耐水性」とは、牛乳等の水系媒体と接したときに、暫くの間は水系媒体の浸透を抑制し水面に浮上した状態を維持し得る性能を意味する。尚、「耐水性」は、最終的には溶解することが前提であるため、例えば水系媒体に溶解せずいつまでも残存し得る性能を意味しない。また、「食感に優れる」とは、固形状乾燥ヨーグルト自体の食感がサクサクしているだけでなく、牛乳等の水系媒体と暫くの間接した後もサクサク感を維持し得ることを意味する。
本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトは、ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを含有する真空凍結乾燥体からなる。換言すると、本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトは、脱脂粉乳とデキストリンを含有するヨーグルトを真空凍結乾燥して得られる固形状乾燥ヨーグルトである。
本発明においてヨーグルトは、乳および乳酸菌を含む原料を発酵させて得られる食品であればよく、乳と乳酸菌からなるプレーンヨーグルトは勿論、果汁、果肉、ジャム、ガム質、増粘多糖類又は甘味料を含んでいてもよい。また、ハードヨーグルトであってもソフトヨーグルトであってもよい。但し、本発明の一形態において、ゼラチン等のアレルゲン物質を含まないヨーグルトであることが好ましい。
一般にヨーグルトは水分含有率が高く、例えば食品成分表によると85質量%以上の水分を含有している。これをそのまま真空凍結乾燥して得られる固形状乾燥ヨーグルトは、空隙率が高く、衝撃などに弱く容易に壊れる脆い性状になる。
脱脂粉乳をヨーグルトへ添加することにより、真空凍結乾燥体における固形分密度を上げることができるため、その添加量を増やすことにより強度をある程度高めることは可能である。しかしながら、本発明者の鋭意研究により、脱脂粉乳の添加量を増やすことにより本発明で所望される保形性、すなわち、混合される他の乾燥食品との摩擦や輸送の際の衝撃に耐え得る十分な強度を得ようとすると、添加量が多くなり過ぎて耐水性、食感等が悪化するだけでなく、ヨーグルトの風味が薄れることがわかっている。
本発明の実施形態は、ヨーグルトに対する添加物として、脱脂粉乳に加えデキストリンを使用するものである。脱脂粉乳とデキストリンを併用することにより、脱脂粉乳を単独で添加する場合に比べ少ない添加量で保形性(強度)を所望とするレベルにまで改善することができるだけでなく、耐水性及び食感をも改善することができる。すなわち、牛乳等の水系媒体と接した場合にも、暫くの間(例えば、供食の間)、水系媒体の浸透を抑制して水面に浮上することができ、且つ、サクサクした食感を維持することができる。また、乳成分から脂肪分を除いたものである脱脂粉乳と併用するものであるため、ヨーグルト本来の風味を損なう恐れが低い。その一方、デキストリンとの併用により比較的高価な脱脂粉乳の使用量が抑えられるため、これを低コストで実現できる。
このように本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトは、他の乾燥食品と混合する用途に好適に用いることができ、ヨーグルトの健康感を、粉末とは異なった固形物として視覚的に訴求することができる。シリアル食品に限らず、ふりかけ、スナックなど、様々な乾燥食品/素材と組み合わせることにより幅広い用途に適用することができる。
本実施形態において使用し得るデキストリンは、特に制限されるものではないが、一形態において、デキストロース当量(Dextrose equivalent;DE)に基づき使用するデキストリンを選択することが好ましい。好適なDEを有するデキストリンを使用することにより、固形状乾燥ヨーグルトの保形性(強度)、耐水性及び食感の少なくとも1つ以上を向上させ得るためである。一形態において、DEが5〜12の範囲内であるデキストリンを使用することが好ましく、DEが6〜10の範囲内であるデキストリンを使用することがより好ましい。
本発明の一形態において、原料として使用するヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンの配合比は、下記式(I)を満たすことが好ましい。
20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
すなわち、原料としてのヨーグルトに添加する脱脂粉乳とデキストリンの合計は、ヨーグルト質量の20〜40%であり、かつ、デキストリンはヨーグルト質量の20%未満であることが、保形性、耐水性、食感及び風味の観点から好ましい。
上記式(I)において、a+bは、25%≦a+b≦35%であってよい。また、bは、5%<b<15%であってよい。
本発明の実施形態において、脱脂粉乳とデキストリンの相互間の配合比は、特に限定されるものではない。脱脂粉乳とデキストリンの相互間の配合比は、例えば、上記式(I)を満たす範囲において適宜設定することができる。
本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトは、上述したヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリン以外にも、本発明の効果を損なわない限りにおいて他の任意成分を含有することができる。但し、一形態において、ゼラチン等のアレルゲン物質は含有しないことが好ましい。
本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトは、上述の通り、脱脂粉乳とデキストリンを含有するヨーグルトを真空凍結乾燥して得られる。一形態において、本発明の実施形態に係る固形状乾燥ヨーグルトの製造方法は、
ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを混合する混合工程、
上記混合工程で得た混合物を凍結する凍結工程、及び
上記凍結工程で得た凍結物を真空凍結乾燥する真空凍結乾燥工程
を含む。
混合工程で得られる上記混合物の水分含有率は60〜70質量%であることが好ましく、62〜68質量%であることがより好ましい。
混合工程、凍結工程、及び真空凍結乾燥工程における条件は、公知の技術に従い適宜設定することができる。混合工程で得られたヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを含有する混合物は、予め用意された任意形状の容器に充填してから凍結し、真空凍結乾燥してもよい。あるいは板状等に凍結し、そのまま若しくは所定の形状に裁断したものを、真空凍結乾燥してもよい。真空凍結乾燥の条件としては、例えば、真空度40〜50Pa、棚温度60℃程度の条件で行うことができる。
以下に例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<例1>
可溶性澱粉(DE=0)、デキストリン(DE=7.5、11、又は25)及び脱脂粉乳のいずれかを単独でヨーグルトに添加した場合に得られる固形状乾燥ヨーグルトの性能を評価した。
[固形状乾燥ヨーグルト1aの調製]
ヨーグルト(雪印メグミルク株式会社製「恵」(登録商標))に、可溶性澱粉(松谷化学株式会社製、DE=0)を、ヨーグルトの全質量に対し10質量%添加し、撹拌した。得られた混合物を−40℃の冷凍庫で板状に凍結した。次いで、この凍結物を約1cm角のキュービック状に裁断し、真空凍結乾燥(真空度50Pa、棚温度60℃)を行うことにより、固形状乾燥ヨーグルト1aを得た。
[固形状乾燥ヨーグルト1bの調製]
固形状乾燥ヨーグルト1aの調製で使用した上記可溶性澱粉(DE=0)に替え、DE=7.5のデキストリン(松谷化学株式会社製)を使用した以外は、固形状乾燥ヨーグルト1aの調製方法と同様の方法で固形状乾燥ヨーグルト1bを得た。
[固形状乾燥ヨーグルト1cの調製]
固形状乾燥ヨーグルト1aの調製で使用した上記可溶性澱粉(DE=0)に替え、DE=11のデキストリン(松谷化学株式会社製)を使用した以外は、固形状乾燥ヨーグルト1aの調製方法と同様の方法で固形状乾燥ヨーグルト1cを得た。
[固形状乾燥ヨーグルト1dの調製]
固形状乾燥ヨーグルト1aの調製で使用した上記可溶性澱粉(DE=0)に替え、DE=25のデキストリン(松谷化学株式会社製)を使用した以外は、固形状乾燥ヨーグルト1aの調製方法と同様の方法で固形状乾燥ヨーグルト1dを得た。
[固形状乾燥ヨーグルト1eの調製]
固形状乾燥ヨーグルト1aの調製で使用した上記可溶性澱粉(DE=0)に替え、脱脂粉乳(よつ葉乳業株式会社製)を使用した以外は、固形状乾燥ヨーグルト1aの調製方法と同様の方法で固形状乾燥ヨーグルト1eを得た。
[固形状乾燥ヨーグルト1fの調製]
脱脂粉乳の添加量を、ヨーグルトの全質量に対し10質量%から20質量%に変更した以外は固形状乾燥ヨーグルト1eの調製方法と同様の方法で固形状乾燥ヨーグルト1fを得た。
[評価]
上記で得られた約1cm角のキュービック状乾燥ヨーグルト1a〜1f各々の約1.5g(およそ4〜6個相当)と、市販のコーンフレーク5gとを、300mlのガラスビーカーに入れた。このガラスビーカーは、内側壁に、開口部から底部にかけて径内方向に突出する形で幅約1cmの一枚の邪魔板が設けられている。次いで、この乾燥ヨーグルトとコーンフレークの混合物(以下、「検体」という。)が入ったビーカーを、330rpm、ストローク23mmの円運動を行う振盪培養器にセットし1分間作動させた。
・保形性(耐摩耗度)
上記作動終了後の検体において、キュービック状等のブロック状で残存する固形状乾燥ヨーグルトの質量を測定した。これを上記作動前の検体の質量で除して得た値である耐摩耗度を、保形性として評価する。ここで、「ブロック形状で残存する固形状乾燥ヨーグルト」とは、検体よりコーンフレークを取除き、次いで目開き2mmの篩通しを行ったときに、通過しない固形状乾燥ヨーグルトを示す。結果を表1に示す。耐摩耗度が約85%以上である場合、固形状乾燥ヨーグルトがシリアルとの摩擦や輸送による衝撃に耐え得る強度であり、保形性に優れることを示す。
・耐水性
上記作動終了後の検体に10℃の牛乳を注加した。注加から10分までの間における固形状乾燥ヨーグルトの外観上の溶け具合、牛乳の液面への浮上若しくは沈降度合、又は牛乳の固形物への浸透度合いを、固形状乾燥ヨーグルトの商品開発を担当する熟練パネラーがシリアル商品の観点から総合的に判断した。結果を表1に示す。
・食感
上記作動終了後の検体に10℃の牛乳を注加した。注加から10分放置後に上記熟練パネラーが試食を行い、食感を評価した。結果を表1に示す。
表1に示す結果から、まず、デキストリン又は脱脂粉乳のいずれか一方のみを添加した場合、保形性、耐水性及び食感のすべてにおいて優れる固形状乾燥ヨーグルトは得られていないことがわかる。
また、ヨーグルトに対する添加物の配合比が10質量%である固形状乾燥ヨーグルト1a〜1eを対比すると、デキストリンは、脱脂粉乳より保形性(耐摩耗度)の向上効果に優れることがわかる。
また、固形状乾燥ヨーグルト1a〜1dを対比すると、DE値が保形性、耐水性及び食感に影響を与えることがわかる。デキストリンではDE値が低いほど耐水性に劣るが、DE値が0の可溶性澱粉では逆に耐水性に優れる反面、サクサクした食感に乏しい。一方、DE値が0の可溶性澱粉に対し、DE値が大きくなるほどサクサクとした食感が改善されるが、DE値が25になると飴様の食感が増し、サクサクした食感に乏しいものとなる。
上記結果を踏まえ、更なる検討を行った結果、後掲の例2で説明するように、ヨーグルトへの添加物としてデキストリンと脱脂粉乳が併用されることにより、それぞれが単独で添加される場合と比較し、保形性、耐水性、食感及び風味に対する総合評価が改善することがわかった。
また、デキストリンのDE値が保形性、耐水性、食感及び風味に及ぼす影響について更なる検討を行った結果、デキストリンのDE値は5〜12がより好ましく、6〜10が更に好ましいことがわかった。
<例2>
ヨーグルトに対する添加物としてのデキストリン及び脱脂粉乳の併用が固形状乾燥ヨーグルトの性能に及ぼす影響について、更にそれらの配合比が固形状乾燥ヨーグルトの性能に及ぼす影響について評価した。
[固形状乾燥ヨーグルトの調製]
原料として、ヨーグルト(雪印メグミルク株式会社製「恵」(登録商標))、デキストリン(松谷化学株式会社製;DE7.5)、及び脱脂粉乳(よつ葉乳業株式会社製)を使用した。上掲の例1に示した固形状乾燥ヨーグルトの調製方法に準じた方法を用い、ヨーグルトに対するデキストリン及び脱脂粉乳の配合比が異なる約1cm角の各種キュービック状乾燥ヨーグルトを調製した。ここで、ヨーグルトに対するデキストリン及び脱脂粉乳の配合比は、ヨーグルトに対するデキストリンと脱脂粉乳の合計量を最小0質量%から最大50質量%まで変動させ、更に、相互間の配合比を変動させたものである(図1参照)。
[評価]
保形性(耐摩耗度)、耐水性及び食感を、上掲の例1と同様の方法で評価した。更に、ヨーグルト本来の味、香り、酸味を総合した「風味」が損なわれていないかを評価した。「風味」は、ヨーグルトとしての本来の味覚的価値を維持しているか否かを基準に上記パネラーが判断した。その結果に基づき、上記パネラーが総合的な性能評価として下記A〜Dに分類した。図1はその総合的な性能評価の散布図である。
・総合評価
D:保形性(耐摩耗度)、耐水性、食感及び風味の中で複数の性能が著しく劣り、シリアル食品との組み合わせ用途に適していない。
C:評価Dに対し、一つ以上の性能に改善が見られる。
B:保形性(耐摩耗度)、耐水性、食感及び風味のすべての性能に優れる。
A:保形性(耐摩耗度)、耐水性、食感及び風味のすべての性能に優れ、特に食感及び風味がシリアル商品によく合致する。
図1の散布図から明らかなように、ヨーグルトへの添加物としてデキストリンと脱脂粉乳が併用されることにより、それぞれが単独で添加される場合と比較し、総合評価が改善する。更に、ヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率a(%)とデキストリンの質量百分率b(%)の合計(a+b)が、20〜40質量%の範囲内にあり、且つ、デキストリンの質量百分率b(%)が20質量%未満である場合、すなわち、下記式(I)を満たす場合に、固形状乾燥ヨーグルトの総合評価が更に改善することがわかる。
20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
<例3>
脱脂粉乳及びデキストリン相互間の配合比が保形性(耐摩耗度)に及ぼす影響を評価した。
[固形状乾燥ヨーグルトの調製]
原料として、ヨーグルト(雪印メグミルク株式会社製「恵」(登録商標))、デキストリン(松谷化学株式会社製;DE7.5)、及び脱脂粉乳(よつ葉乳業株式会社製)を使用した。上掲の例1に示した固形状乾燥ヨーグルトの調製方法に準じた方法を用い、脱脂粉乳及びデキストリンの相互間の配合比が異なる約1cm角の各種キュービック状乾燥ヨーグルトを調製した。ここで、脱脂粉乳及びデキストリンの配合比は、ヨーグルトに対する脱脂粉乳及びデキストリンの質量百分率の合計が24%と30%において、脱脂粉乳の配合比を0〜100質量%の範囲で変化させたものである。なお、上記合計配合比の24%と30%は、式(I)中の20%≦a+b≦40%を満たすものとして選択したものである。
[評価]
保形性(耐摩耗度)を、上掲の例1と同様の方法で評価した。結果を図2に示す。図2のグラフから明らかなように、脱脂粉乳及びデキストリンの合計配合比が20〜40質量%の範囲内にある24質量%と30質量%の固形状乾燥ヨーグルトは、脱脂粉乳とデキストリン相互間の配合比がいずれの場合も、固形状乾燥ヨーグルトがシリアルとの混合工程や輸送に耐える強度であり、保形性に優れることを示す基準となる85%を超えていることがわかる。また、脱脂粉乳だけを添加する場合に比べ(脱脂粉乳の配合比が100%)、デキストリンの配合比が高くなるほど保形性(耐摩耗度)に優れることがわかる。
<例4>
プレーンヨーグルト100g(雪印メグミルク株式会社製「恵」(登録商標))に対し、脱脂粉乳20g(よつ葉乳業株式会社製)とデキストリン10g(松谷化学株式会社製 DE7.5)を粉体のまま添加して混合し、これを−40℃の冷凍庫で板状に凍結した。次いでこの凍結物を約1cm角のキュービック状に裁断して真空凍結乾燥を行い、目的とする固形状乾燥ヨーグルト得た。
この固形状乾燥ヨーグルトについて、例1と同様の方法で、保形性(耐摩耗度)、耐水性及び食感を評価した。その結果、耐摩耗度は92.3%であった。これは保形性が良好であることを示す基準となる85%を大きく上回り、保形性に極めて優れることがわかった。また、10℃の牛乳を加えて10分放置した後においても、固形状乾燥ヨーグルトは牛乳表面に浮かび、且つ、サクサク感を維持しており、耐水性及びサクサクした食感においても優れていた。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
<付記>
以下に、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを含有する真空凍結乾燥体からなる固形状乾燥ヨーグルト。
[2]
真空凍結乾燥前の原料としての前記ヨーグルト、前記脱脂粉乳及び前記デキストリンの配合比が下記式(I)を満たす、[1]に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
[3]
記デキストリンのデキストロース当量(DE)は5〜12である、[1]又は[2]に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
[4]
前記ヨーグルトは生乳ヨーグルトである、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
[5]
ゼラチンを含有しない、[1]〜[4]のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
[6]
[1]〜[5]のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトを含むシリアル食品。
[7]
ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストリンを混合する混合工程、
前記混合工程で得た混合物を凍結する凍結工程、及び
前記凍結工程で得た凍結物を真空凍結乾燥する真空凍結乾燥工程
を含む固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
[8]
前記混合工程で使用される前記ヨーグルト、前記脱脂粉乳及び前記デキストリンの配合比が下記式(I)を満たす、[7]に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
[9]
前記混合工程で得られる前記混合物の水分含有率は60〜70質量%である、[7]又は[8]に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
[10]
前記デキストリンのデキストロース当量(DE)は5〜12である、[7]〜[9]のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
[11]
前記ヨーグルトは生乳ヨーグルトである、[7]〜[10]のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
[12]
前記固形状乾燥ヨーグルトはゼラチンを含有しない、[7]〜[11]のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。

Claims (10)

  1. 乾燥食品および水系媒体と混合した状態で食される固形状乾燥ヨーグルトであって、ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストロース当量(DE)が5〜12であるデキストリンを含有する真空凍結乾燥体からなり、真空凍結乾燥前の原料としての前記ヨーグルト、前記脱脂粉乳及び前記デキストリンの配合比が下記式(I)を満たす固形状乾燥ヨーグルト。
    20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
    式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
  2. 前記乾燥食品がシリアルであり、前記水系媒体が牛乳である、請求項1に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
  3. 前記ヨーグルトは生乳ヨーグルトである、請求項1又は2に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
  4. ゼラチンを含有しない、請求項1〜のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルト。
  5. シリアルと、請求項1〜のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトを含むシリアル食品。
  6. 乾燥食品および水系媒体と混合した状態で食される固形状乾燥ヨーグルトの製造方法であり、
    ヨーグルト、脱脂粉乳及びデキストロース当量(DE)が5〜12であるデキストリンを混合する混合工程、
    前記混合工程で得た混合物を凍結する凍結工程、及び
    前記凍結工程で得た凍結物を真空凍結乾燥する真空凍結乾燥工程
    を含み、前記混合工程で使用される前記ヨーグルト、前記脱脂粉乳及び前記デキストリンの配合比が下記式(I)を満たす固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
    20%≦a+b≦40%、且つ、0%<b<20% (I)
    式(I)中、aはヨーグルトに対する脱脂粉乳の質量百分率(%)を表し、bはヨーグルトに対するデキストリンの質量百分率(%)を表す。
  7. 前記乾燥食品がシリアルであり、前記水系媒体が牛乳である、請求項6に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
  8. 前記混合工程で得られる前記混合物の水分含有率は60〜70質量%である、請求項又はに記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
  9. 前記ヨーグルトは生乳ヨーグルトである、請求項のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
  10. 前記固形状乾燥ヨーグルトはゼラチンを含有しない、請求項のいずれか1項に記載の固形状乾燥ヨーグルトの製造方法。
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