JP6788937B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、エンジンから車輪に動力を伝達する動力伝達装置に関する。
自動車等の車両には、原動機としてガソリンエンジンやディーゼルエンジン等が搭載されている。これらのエンジンは、燃焼圧等によって出力トルクが変動する内燃機関であるため、エンジンからトランスミッション等の駆動系には捩り振動が伝達されている。このように、エンジンから駆動系に伝達される捩り振動は、車体を加振させることで車室内に所謂こもり音を発生させる要因である。このため、エンジンから駆動系に伝達される捩り振動を低減し、こもり音の発生を抑制することが求められている。そこで、エンジンに連結されるトルクコンバータには、捩り振動の伝達を低減するロックアップダンパが設けられている(特許文献1参照)。
特開2013−87925号公報
ところで、捩り振動の伝達を低減するロックアップダンパ等のダンパは、一般的に慣性マスやスプリング等によって構成されるが、制振能力を更に高める観点から複雑な構造を備えた高減衰ダンパも提案されている。しかしながら、複雑な構造の高減衰ダンパを採用することは、車両の製造コスト等を増大させる要因であるため、簡単な構成によって捩り振動の伝達を低減することが求められている。
本発明の目的は、簡単な構成によって捩り振動の伝達を低減することにある。
本発明の動力伝達装置は、エンジンから車輪に動力を伝達する動力伝達装置であって、前記エンジンと前記車輪との間に設けられ、入力軸の回転速度を変化させて出力軸に伝達する変速機構と、前記エンジンと前記変速機構との間に設けられ、前記入力軸に入力される回転速度を上げる増速歯車列と、前記変速機構と前記車輪との間に設けられ、前記出力軸から出力される回転速度を下げる減速歯車列と、前記増速歯車列と前記変速機構との間に設けられ、締結状態と解放状態とに切り替えられる入力クラッチと、前記減速歯車列と前記車輪との間に設けられ、前進クラッチおよび後退ブレーキを備える前後進切替機構と、を有し、前記入力クラッチは、乗員によってニュートラルレンジが選択された場合に、締結状態から解放状態に切り替えられる。
本発明によれば、変速機構の入力軸に入力される回転速度を上昇させる増速歯車列を設けるようにしたので、変速機構の回転速度を上昇させて変速機構の振動感度を下げることができる。これにより、簡単な構成によって捩り振動の伝達を低減することができる。
車両に搭載されるパワーユニットの一例を示す概略図である。 (a)は実施例のトランスミッションを簡単に示した図であり、(b)は比較例のトランスミッションを簡単に示した図である。 実施例および比較例のトランスミッションが備える各回転要素の回転速度を示した図である。 実施例および比較例のトランスミッションによって駆動されるプロペラシャフトの回転変動を示した図である。 トランスミッションの制御系の一部を簡単に示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は車両に搭載されるパワーユニット10の一例を示す概略図である。図1に示すように、パワーユニット10は、エンジン11、トルクコンバータ12およびトランスミッション13を有している。エンジン動力をトランスミッション13に伝達するトルクコンバータ12は、クランク軸14に連結されるポンプインペラ15と、このポンプインペラ15に対向するタービンランナ16と、を有している。また、トルクコンバータ12には、フロントカバー17とタービンランナ16とを直結するロックアップクラッチ18が設けられている。このロックアップクラッチ18には、エンジン11からトランスミッション13に対する捩り振動の伝達を低減するロックアップダンパ19が設けられている。
本発明の一実施の形態である動力伝達装置としてのトランスミッション13は、無段変速機構(変速機構)20および前後進切替機構21等を有している。前後進切替機構21にはトランスファクラッチ22が接続されており、トランスファクラッチ22には図示しないプロペラシャフトやドライブシャフト等を介して後輪(車輪)23rが接続されている。また、前後進切替機構21には歯車列24等を介してフロントデファレンシャル機構25が接続されており、フロントデファレンシャル機構25には図示しないドライブシャフト等を介して前輪(車輪)23fが接続されている。このように、エンジン11と車輪23f,23rとはトランスミッション13を介して連結されており、エンジン動力はトランスミッション13を介して車輪23f,23rに伝達される。
トランスミッション13に組み込まれる無段変速機構20は、プライマリ軸(入力軸)30とこれに平行であるセカンダリ軸(出力軸)31とを有している。プライマリ軸30には、プライマリ油室32aを備えたプライマリプーリ32が設けられており、セカンダリ軸31には、セカンダリ油室33aを備えたセカンダリプーリ33が設けられている。さらに、プライマリプーリ32およびセカンダリプーリ33には駆動チェーン34が巻き掛けられている。プライマリ油室32aおよびセカンダリ油室33a内の油圧を調整することにより、プーリ溝幅を変化させて駆動チェーン34の巻き付け径を変化させることができ、プライマリ軸30の回転速度を無段階に変化させてセカンダリ軸31に伝達することができる。
無段変速機構20の入力側、つまり無段変速機構20とトルクコンバータ12との間には、タービン軸40、増速歯車列41および入力クラッチ(クラッチ機構)42が設けられている。増速歯車列41は、プライマリ軸30に回転自在に設けられる小径歯車(第1小径歯車)41aと、小径歯車41aに噛み合う大径歯車(第1大径歯車)41bと、を有している。なお、小径歯車41aの歯数は、大径歯車41bの歯数よりも、少なく設定されている。この増速歯車列41を無段変速機構20の入力側に設けることにより、プライマリ軸30に入力される回転速度を上げることができる。なお、大径歯車41bが固定されるタービン軸40は、タービンランナ16に対して接続されている。また、入力クラッチ42は、小径歯車41aとプライマリ軸30との間に設けられている。入力クラッチ42を締結状態に切り替えることにより、小径歯車41aとプライマリ軸30とを互いに接続することができる一方、入力クラッチ42を解放状態に切り替えることにより、小径歯車41aとプライマリ軸30とを互いに切り離すことができる。
無段変速機構20の出力側、つまり無段変速機構20と前後進切替機構21との間には、減速歯車列43が設けられている。減速歯車列43は、セカンダリ軸31に設けられる小径歯車(第2小径歯車)43aと、小径歯車43aに噛み合う大径歯車(第2大径歯車)43bと、を有している。なお、小径歯車43aの歯数は、大径歯車43bの歯数よりも、少なく設定されている。この減速歯車列43を無段変速機構20の出力側に設けることにより、セカンダリ軸31から出力される回転速度を下げることができる。なお、大径歯車43bが固定される動力伝達軸44は、前後進切替機構21の遊星歯車列45に対して接続されている。前後進切替機構21は、前進クラッチ46、後退ブレーキ47および遊星歯車列45を有している。前進走行時には後退ブレーキ47を解放して前進クラッチ46を締結することにより、入力側の動力伝達軸44から出力側の動力伝達軸48に回転方向を維持しながら動力を伝達することができる。一方、後退走行時には前進クラッチ46を解放して後退ブレーキ47を締結することにより、入力側の動力伝達軸44から出力側の動力伝達軸48に回転方向を逆転させて動力を伝達することができる。
[捩り振動の感度低減]
図2(a)は実施例のトランスミッション13を簡単に示した図であり、図2(b)は比較例のトランスミッション100を簡単に示した図である。また、図3は実施例および比較例のトランスミッション13,100が備える各回転要素の回転速度を示した図である。さらに、図4は実施例および比較例のトランスミッション13,100によって駆動されるプロペラシャフトの回転変動を示した図である。つまり、図4には駆動系の一部を構成するプロペラシャフトの回転変動が示されている。また、図4には変速比を一定に保持しながらエンジン回転数を変化させたときの状況が示されている。さらに、図4の縦軸には、プロペラシャフトの回転変動の大きさ、つまりプロペラシャフトに伝達される捩り振動の回転変動レベルが示されている。
図2(a)に示すように、実施例のトランスミッション13は、無段変速機構20の入力側に増速歯車列41を備えており、無段変速機構20の出力側に減速歯車列43を備えている。一方、図2(b)に示すように、比較例のトランスミッション100は、無段変速機構20の入力側に等速歯車列101を備えており、無段変速機構20の出力側に等速歯車列102を備えている。なお、等速歯車列101を構成する歯車101a,101bの歯数は互いに一致しており、等速歯車列102を構成する歯車102a,102bの歯数は互いに一致している。
図3に実線で示すように、実施例のトランスミッション13においては、タービン軸40とプライマリ軸30との間に増速歯車列41が設けられるため、タービン軸40の回転速度に対してプライマリ軸30の回転速度が上昇する。また、トランスミッション13においては、セカンダリ軸31と動力伝達軸44との間に減速歯車列43が設けられるため、セカンダリ軸31の回転速度に対して動力伝達軸44の回転速度が低下する。これに対し、図3に一点鎖線で示すように、比較例のトランスミッション100においては、タービン軸40とプライマリ軸30との間に等速歯車列101が設けられるため、タービン軸40の回転速度とプライマリ軸30の回転速度とは互いに一致する。また、トランスミッション100においては、セカンダリ軸31と動力伝達軸44との間に等速歯車列102が設けられるため、セカンダリ軸31の回転速度と動力伝達軸44の回転速度とは互いに一致する。
すなわち、図3に矢印αで示すように、実施例のトランスミッション13においては、比較例のトランスミッション100に比べて、プライマリ軸30およびセカンダリ軸31の回転速度が高められる。つまり、実施例のトランスミッション13においては、回転速度を上昇させて無段変速機構20のイナーシャつまり慣性力を高めることができ、捩り振動の伝達に対する無段変速機構20の感度を下げることができる。このように、無段変速機構20の感度を下げることができるため、図4の拡大部分に矢印βで示すように、プロペラシャフトの回転変動を抑制することができる。すなわち、実施例のトランスミッション13においては、比較例のトランスミッション100に比べて、エンジン11からプロペラシャフト等に伝達される捩り振動を小さくすることができる。
特に、プライマリプーリ32やセカンダリプーリ33に作動油が充填される無段変速機構20、つまり慣性質量の大きな無段変速機構20の回転速度を高めることにより、捩り振動に対するトランスミッション13の感度を下げることができ、プロペラシャフト等に対する捩り振動の伝達を抑制することができる。しかも、増速歯車列41を用いて無段変速機構20の回転速度を上げる構成であるため、増速歯車列41のギヤ比を調整するだけでトランスミッション13の感度を簡単に調整することができる。このように、無段変速機構20の回転速度を高めるという簡単な構成によって、捩り振動に対するトランスミッション13の感度を下げることができる。これにより、車両の開発コストや製造コストを抑制しながら、プロペラシャフト等の駆動系に対する捩り振動の伝達を抑制することができ、捩り振動に起因するこもり音の発生を抑制することができる。
さらに、増速歯車列41によって無段変速機構20の回転速度を上げるだけでなく、減速歯車列43によって出力側に設けられる動力伝達軸44の回転速度を下げるようにしたので、エンジン11やトランスミッション13等の仕様を大きく変更することなく、捩り振動に対するトランスミッション13の感度を下げることができる。すなわち、トランスミッション13を構成する各種回転要素のうち、無段変速機構20の回転速度だけを上げることができるため、フロントデファレンシャル機構25等のギヤ比を変更することなく、トランスミッション13の感度を下げることができる。さらに、エンジン11から車輪23f,23rまでの総減速比が大きく変化しないことから、エンジン11の出力特性を変更せずにトランスミッション13の感度を下げることができる。この点からも、車両の開発コストや製造コストを抑制しながら、プロペラシャフト等の駆動系に対する捩り振動の伝達を抑制することができ、こもり音の発生を抑制することができる。
[ニュートラル制御]
続いて、トランスミッション13のニュートラル制御について説明する。図5はトランスミッション13の制御系の一部を簡単に示した図である。図5に示すように、油圧クラッチである入力クラッチ42を制御するため、トランスミッション13にはオイルポンプ50およびバルブユニット51が設けられている。また、バルブユニット51内の電磁バルブを制御するため、トランスミッション13にはマイコン等からなるコントローラ52が設けられている。コントローラ52には、セレクトレバー53の操作位置を検出するポジションセンサ54が接続されている。なお、乗員に操作されるセレクトレバー53は、Dレンジ(前進レンジ)、Rレンジ(後退レンジ)、Nレンジ(ニュートラルレンジ)およびPレンジ(駐車レンジ)に操作可能である。
コントローラ52は、セレクトレバー53の操作位置に基づいてバルブユニット51を制御し、入力クラッチ42を締結状態または解放状態に制御する。すなわち、セレクトレバー53がDレンジやRレンジに操作されている場合には、バルブユニット51から入力クラッチ42に作動油が供給され、入力クラッチ42が締結状態に制御される。一方、セレクトレバー53がNレンジやPレンジに操作されている場合には、入力クラッチ42からバルブユニット51を介して作動油が排出され、入力クラッチ42が解放状態に制御される。なお、セレクトレバー53がDレンジに操作されている場合には、前進クラッチ46が締結状態に制御されて後退ブレーキ47が解放状態に制御される。また、セレクトレバー53がRレンジに操作されている場合には、後退ブレーキ47が締結状態に制御されて前進クラッチ46が解放状態に制御される。さらに、セレクトレバー53がNレンジやPレンジに操作されている場合には、前進クラッチ46および後退ブレーキ47が解放状態に制御される。
前述したように、無段変速機構20の入力側には入力クラッチ42が設けられており、乗員によってNレンジが選択された場合には、入力クラッチ42が締結状態から解放状態に切り替えられる。これにより、トランスミッション13をニュートラル状態に制御する際には、エンジン11と無段変速機構20とを切り離すことができ、エンジン11の負荷を軽減して燃料消費量を抑制することができる。すなわち、トランスミッション13をニュートラル状態に制御する際に、無段変速機構20の出力側に位置する前進クラッチ46および後退ブレーキ47だけを解放した場合には、エンジン11に対して増速歯車列41および無段変速機構20が連結されたままになる。このような状況のもとで、エンジン11のアイドリング状態が維持されていた場合には、エンジン11が無段変速機構20を増速回転させることから、アイドリング中のエンジン負荷が増大することになる。しかしながら、トランスミッション13をニュートラル状態に制御する際に、無段変速機構20の入力側に位置する入力クラッチ42を解放することにより、エンジン11による無段変速機構20の増速回転を回避することができる。これにより、アイドリング中のエンジン負荷を大幅に減らすことができ、エンジン11の負荷を軽減して燃料消費量を抑制することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前述の説明では、変速機構として無段変速機構20を挙げているが、これに限られることはなく、変速機構として平行軸式の変速機構を用いても良く、変速機構として遊星歯車式の変速機構を用いても良い。また、図示する無段変速機構20は、駆動チェーン34を用いたチェーン式の無段変速機構20であるが、これに限られることはなく、駆動ベルトを用いたベルト式の無段変速機構であっても良い。また、図示する例では、車両に縦置きに搭載されるトランスミッション13に本発明が適用されているが、これに限られることはなく、車両に横置きに搭載されるトランスミッションに本発明を適用しても良い。また、図示する例では、全輪駆動用のトランスミッション13に本発明が適用されているが、これに限られることはなく、前輪駆動用や後輪駆動用のトランスミッションに本発明を適用しても良い。
図示する例では、増速歯車列41とプライマリ軸30との間に入力クラッチ42を設けているが、これに限られることはなく、タービン軸40と増速歯車列41との間に入力クラッチ42を設けても良い。また、入力クラッチ42として油圧クラッチを用いているが、これに限られることはなく、電動アクチュエータ等によって制御される電動クラッチであっても良い。また、図示する例では、小径歯車41aおよび大径歯車41bによって増速歯車列41を構成し、小径歯車43aおよび大径歯車43bによって減速歯車列43を構成しているが、これに限られることはなく、増速歯車列41や減速歯車列43を遊星歯車列によって構成しても良い。また、増速歯車列41の増速比と、減速歯車列43の減速比の逆数とが、互いに異なっていても良いことはいうまでもない。
11 エンジン
13 トランスミッション(動力伝達装置)
20 無段変速機構(変速機構)
23f 前輪(車輪)
23r 後輪(車輪)
30 プライマリ軸(入力軸)
31 セカンダリ軸(出力軸)
41 増速歯車列
41a 小径歯車(第1小径歯車)
41b 大径歯車(第1大径歯車)
42 入力クラッチ(クラッチ機構)
43 減速歯車列
43a 小径歯車(第2小径歯車)
43b 大径歯車(第2大径歯車)

Claims (3)

  1. エンジンから車輪に動力を伝達する動力伝達装置であって、
    前記エンジンと前記車輪との間に設けられ、入力軸の回転速度を変化させて出力軸に伝達する変速機構と、
    前記エンジンと前記変速機構との間に設けられ、前記入力軸に入力される回転速度を上げる増速歯車列と、
    前記変速機構と前記車輪との間に設けられ、前記出力軸から出力される回転速度を下げる減速歯車列と、
    前記増速歯車列と前記変速機構との間に設けられ、締結状態と解放状態とに切り替えられる入力クラッチと、
    前記減速歯車列と前記車輪との間に設けられ、前進クラッチおよび後退ブレーキを備える前後進切替機構と、
    を有し、
    前記入力クラッチは、乗員によってニュートラルレンジが選択された場合に、締結状態から解放状態に切り替えられる、
    動力伝達装置。
  2. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    前記変速機構は、前記入力軸に設けられるプライマリプーリと、前記出力軸に設けられるセカンダリプーリと、を備える無段変速機構である、
    動力伝達装置。
  3. 請求項1または2に記載の動力伝達装置において、
    前記増速歯車列は、前記入力軸に設けられる第1小径歯車と、前記第1小径歯車に噛み合う第大径歯車と、を備え、
    前記減速歯車列は、前記出力軸に設けられる第2小径歯車と、前記第2小径歯車に噛み合う第2大径歯車と、を備える、
    動力伝達装置。
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