JP6787718B2 - 両開き戸の扉体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、両開き戸の扉体構造に関するものである。
両開き戸の召合せ部において、一方の扉体の戸先側部位の室外側には見付方向に延びる突片が形成され、他方の扉体の戸先側部位の室外側には、両開き戸の閉鎖姿勢において、前記突片が位置する凹み部が形成される(特許文献1の図10参照)。
扉体の外面は、表裏の表面材を貼り合せて形成されるが、上記の通り両開き戸の扉体の戸先側部位の形状は一般的な扉体の戸先側部位の形状に比べて複雑であることから、扉体の製作上、表面材における扉体の戸先側部位を形成する部分の内面全体に当接して補強するようにフレーム(骨材)を設けることが困難な場合が多い。
扉体の外面は、比較的薄肉の表面材を折り曲げて形成されており、特に、室内側見付面を形成する表面材の戸先側を折り曲げて戸先側見込面を形成し、さらに折り曲げて上記戸先側かつ室外側の凹み部が形成される場合には、当該凹み部が1枚の表面材の端部から形成されるため、凹み部に所定以上の押圧力が作用すると、凹み部を形成する表面材が変形してしまうおそれがある。さらに、この表面材から形成される戸先側見込面には、錠前ないしストライク、またはフランス落としを取り付けるための切り欠きが形成されるため、切り欠きが形成されている高さ位置の凹み部は、さらに押圧力に対抗する強度が低くなっており、より変形し易いおそれがある。
特許第5729931号
本発明は、両開き戸の召合せ部において、扉体の戸先側部位を形成する表面材の変形を防止する扉体構造を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するべく本発明が採用した技術手段は、
第1扉体は、第1面部と、第2面部と、戸先側端面と、を備え、第2面部の戸先側部位は凹み部となっており、
第2扉体は、第1面部と、第2面部と、戸先側端面と、を備え、第2面部の戸先側部位は、戸先側端面を越えて突出する突片となっており、
前記第1扉体の前記戸先側端面及び前記凹み部と、前記第2扉体の前記戸先側端面及び前記突片と、から両開き戸の召合せ部が形成されており、
前記第1扉体の第1表面材は、前記第1面部を形成する第1面側見付面と、前記戸先側端面を形成する戸先側見込片と、前記凹み部を形成する第2面側折り返し見付片と、を備え、
前記第2面側折り返し見付片の内面にはいかなる補強要素も面接触しておらず、
前記第2面側折り返し見付片の先端側部位は、当該先端側部位を第1面側に折り曲げ形成してなる折り曲げ片となっており、
前記折り曲げ片の先端は、前記第1扉体の戸先側に内蔵した被当接要素に近接ないし接触している、
両開き戸の扉体構造、である。
1つの態様では、前記折り曲げ片は、第2面側折り返し見付片に対して一定の角度で延びる傾斜片であるが、傾斜片は湾曲片であっても、多段に折り曲げられた傾斜片であってもよい。
1つの態様では、前記第1扉体は錠前を備えており、
前記被当接要素は、前記錠前の取付要素あるいは錠前の部分である。
1つの態様では、前記第1扉体はストライク、あるいは/および、フランス落としを備えており、
前記被当接要素は、前記ストライクの取付要素あるいはストライクの部分、あるいは/および、フランス落としの取付要素あるいはフランス落としの部分である。
1つの態様では、前記第1扉体の戸先側には縦フレームが内蔵されており、前記縦フレームは、前記第2面側折り返し見付片に面接触する部分を備えておらず、
前記被当接要素は、前記縦フレームの部分である。
1つの態様では、前記第1扉体の戸先側には縦フレームが内蔵されており、前記縦フレームは、第1面部の一部、第2面部の一部、戸先側端面の一部に面接触する部位を有する一方、前記第2面側折り返し見付片には面接触していない。
1つの態様では、前記第1扉体の第2表面材は、前記第2面部を形成する第2面側見付面(後述する実施形態では、室外側見付面50)と、前記凹み部の段差を形成する戸先側見込片と、前記第1表面材の前記第2面側折り返し見付片の先端側部位に当接する戸先側折り返し片と、を備え、前記折り曲げ片は、前記戸先側折り返し片から離間するように延びている。
本発明では、第1扉体の第1表面材の端部(折曲加工前の板材の周縁領域)から形成され、内面にはいかなる補強要素も面接触していない第2面側折り返し見付片の先端側部位を第1面側に折り曲げ加工して折り曲げ片を形成したことで、第2面側折り返し見付片の強度が向上され、第2面側折り返し見付片が押圧された時に、より変形し難くなっている。
より大きな力で第2面側折り返し見付片が押圧された場合や第1扉体の第1表面材の戸先側見込片に形成した切欠き部によって第2面側折り返し見付片の強度が弱くなっている場合であっても、第2面側折り返し見付片が押されて僅かに変形した時に、折り曲げ片の先端が被当接要素(錠前の取付要素あるいは錠前の部分、第1扉体の戸先側に内蔵した縦フレームの部分等)に当接することで、第2面側折り返し見付片の変形が抑えられる。
第1実施形態に係る両開き戸(全閉姿勢)を室内側から見た正面図である。 図1に示す両開き戸の第1扉体における縦断面図である。 図1に示す両開き戸の横断面図である。 図3における召し合わせ部の拡大図である。 図1における第1扉体を示す図であり、左図は戸先側端面を示す側面図、右図は室内側正面図である。 図5に示す第1扉体において錠前を取り外した状態における、戸先側部位の(A)断面図、(B)側面図、(C)正面図、である。 第1扉体の室外側面部の戸先側部位が押された状態を示す横断面図である。 第2実施形態に係る両開き戸(全閉姿勢)を室外側から見た正面図である。 図8に示す両開き戸の第1扉体における縦断面図である。 図8に示す両開き戸の横断面図である。 図10における召し合わせ部の拡大図である。 図8における第1扉体を示す図であり、左図は室内側正面図、右図は戸先側端面を示す側面図である。 図12におけるストライクの取り付けを説明する図である。 図12におけるフランス落としの取り付けを説明する図である。
図1〜図7を参照しつつ、第1実施形態に係る両開き戸について説明する。図1に示すように、ドア枠1は、第1縦枠10と、第2縦枠11と、上枠12と、下枠13と、からなり、内部に縦長方形状の建物開口部が形成されている。両開き戸は、第1扉体2と、第2扉体3と、からなり、第1扉体2及び第2扉体3によって建物開口部を開閉するようになっている。第1扉体2の戸先側は、第1縦枠10にヒンジHを介して回動可能に連結されており、第2扉体3の戸先側は、第2縦枠11にヒンジHを介して回動可能に連結されている。第1実施形態に係る両開き戸は内開き戸であって、閉鎖姿勢にある第1扉体2及び第2扉体3は共に室内側に開放されるようになっている。通常時には、第1扉体2を主扉として用いて建物開口部の開閉するようになっており、第2扉体3は閉鎖姿勢となっている。図示の態様では、第1扉体2は第2扉体3に対して幅広となっているが、これに限定されるものではない。
第1扉体2は、正面視縦長方形状であり、室内側面部20、室外側面部21、戸先側端面22、戸尻側端面23、上端面24、下端面25を備えており、これらの面は金属製板材からなる第1表面材4及び第2表面材5によって形成されている。第1扉体2は、所定形状に成形された第1表面材4及び第2表面材5を、内部充填材(例えば、ペーパコア)Cに接着することで形成されている。第1扉体2の戸先側には、骨材としての縦フレーム6が内蔵されている。なお、ピボットヒンジを採用する場合には、上下にフレームを内蔵させてもよく、また、扉体四周にフレームを内蔵させてもよい。
第1扉体2の戸先側には錠前14が内蔵されており、戸先側端面22に面一に設けた前面プレート140からラッチボルト141、デッドボルト142が突出可能となっている。デッドボルト142は、室内側面部20の戸先側に設けたサムターン143の施錠操作ないし室外側面部21の戸先側に設けた鍵孔(図示せず)に鍵を差し込んでの施錠操作によって戸先側端面22から突出し、サムターン143の解錠操作ないし鍵の解錠操作によって戸先側端面22から扉内部に退避する。ラッチボルト141は、戸先側端面22から突出する方向に付勢されており、室内側面部20及び室外側面部21の戸先側に設けた取っ手26の回動操作によって戸先側端面22から扉内部に退避させて、第1扉体2を室内側に回動させることで建物開口部を開放する。開放した第1扉体2はドアクローザ27によって閉鎖姿勢へ回動復帰する。
第2扉体3は、正面視縦長方形状であり、室内側面部30、室外側面部31、戸先側端面32、戸尻側端面33、上端面、下端面を備えており、これらの面は金属製板材からなる第1表面材7及び第2表面材8によって形成されている。第2扉体3は、所定形状に成形された第1表面材7と第2表面材8を、内部充填材(例えば、ペーパコア)Cに接着することで形成されている。第2扉体3の戸先側には、骨材としての縦フレーム9が内蔵されている。なお、ピボットヒンジを採用する場合には、上下にフレームを内蔵させてもよく、また、扉体四周にフレームを内蔵させてもよい。
第2扉体3の戸先側には上下に位置してフランス落とし(第1実施形態では図示せず)が内蔵されており、第2扉体3の上下から突出する係止ロッド(図示せず)が上枠12、下枠13に設けた受け孔(図示せず)に係止することで閉鎖姿勢が維持される。第2扉体3の戸先側端面32には、所定高さに位置して、第1扉体2の錠前14のラッチボルト141、デッドボルト142を受け入れるストライク(第1実施形態では図示せず)が設けてある。
第1扉体2の戸先側部位には、室外側に位置して凹み部220が形成されている。凹み部220は、平面視において、室外側面部21に対して室内側へ偏倚している。第2扉体3の戸先側部位には、室外側に位置して、戸先側端面32から見付方向に突出する突片320が形成されている。全閉姿勢にある両開き戸において、第1扉体2の戸先側部位と第2扉体3の戸先側部位の召合せ部において、突片320の先端側部位が凹み部220の戸先側部位に重なるように位置する。
第1表面材4は、主として、第1扉体2の室内側部位を覆う部材であり、第1扉体2の室内側面部20を形成する室内側見付面40を有している。図4には、第1表面材4の戸先側の詳細が示してあり、室内側見付面40の戸先側端縁から、室内側見付面40に対して垂直状に室外側に向かって延び、第1扉体2の戸先側端面22を形成する戸先側見込片41と、戸先側見込片41の端部から戸先側見込片41に対して垂直状(室内側見付面40に対向して平行状)に戸尻側に延び、第1扉体2の戸先側部位の室外側を形成する室外側折り返し見付片42と、を備えている。室外側折り返し見付片42は、第1表面材4の端部から形成されており、先端は自由端となっている。室外側折り返し見付片42は、基端側が戸先側見込片41の室外側端部に支持され、先端側が自由端の片持ち状の片である。室外側折り返し見付片42の先端側には、室内側に向かって傾斜状に延びる傾斜片420が一体形成されている。図示の態様では、室外側折り返し見付片42の先端側を折り曲げ形成してなる傾斜片420の曲げ角度は135度である。なお、この曲げ角度は一つの好ましい例示に過ぎないものであり、他の角度(例えば、10度〜170度の間から選択される)であってもよい。
第1表面材4は、さらに、室内側見付面40の戸尻側端縁から室内側見付面40に対して室外側に向かって垂直状に延びる戸尻側見込片43、室内側見付面40の上端から室内側見付面40に対して垂直状に延びる上片44、室内側見付面40の下端から室内側見付面40に対して垂直状に延びる下片45、を有している。戸尻側見込片43、上片44、下片45は、それぞれ密着するように折り返されて二重となっている。
第1表面材4、具体的には、室内側見付面40、戸先側見込片41、室外側折り返し見付片42(傾斜片420を含む)、戸尻側見込片43、上片44、下片45は、所定形状の比較的薄肉の金属製板材を折曲成形することで得られる。
第2表面材5は、主として、第1扉体2の室外側部位を覆う部材であり、第1扉体2の室外側面部21を形成する室外側見付面50を有している。図4には、第2表面材5の戸先側の詳細が示してあり、室外側見付面50の戸先側端縁から室外側見付面50に対して垂直状に室内側に向かって延びる戸先側見込片51と、戸先側見込片51の端部から戸先側見込片51に対して垂直状(室外側見付面50に対して平行状)に戸尻側に延びる戸先側折り返し片52と、を備えている。
第2表面材5は、さらに、室外側見付面50の戸尻側端縁から室外側見付面50に対して室内側に向かって垂直状に延びる戸尻側見込片53、室外側見付面50の上端から室外側見付面50に対して垂直状に延びる上片54、室外側見付面50の上端から室外側見付面50に対して垂直状に延びる下片55、を有している。戸尻側見込片53、上片54、下片55の端部には、それぞれ断面視L形状の折曲片530、540、550が形成されている。
第2表面材5、具体的には、室外側見付面50、戸先側見込片51、戸先側折り返し片52、戸尻側見込片53、上片54、下片55、折曲片530、540、550は、所定形状の比較的薄肉の金属製板材を折曲成形することで得られる。
第1扉体2の戸先側部位に内蔵された縦フレーム6は、第1扉体2の高さ方向に延びる長尺部材であって、断面視において、第1扉体2の戸先側端面22から離間して第1扉体2の全厚に亘って延びる第1見込片60と、第1見込片60の室内側端部から戸先側端面22に向かって戸先側に延びる室内側見付片61と、室内側見付片61の端部から戸先側端面22に沿って室外側に向かって延びる第2見込片62と、第1見込片60の室外側端部から戸先側に延びる室外側見付片63と、からなる。
第1表面材4及び第2表面材5を内部充填材C、縦フレーム6に接着して第1扉体2を組み立てた状態では、第1扉体2の戸先側部位において、第1表面材4の室外側折り返し見付片42の先端側部位の外面には、第2表面材5の戸先側折り返し片52が当接しており、第1表面材4の室外側折り返し見付片42の先端側の傾斜片420は、第2表面材5の戸先側折り返し片52の先端側の余端部(室外側折り返し見付片42と当接していない部位)から離間するように傾斜状に延びている。室外側折り返し見付片42と戸先側見込片51とから平面視段状の凹み部220が形成されており、室外側折り返し見付片42は、室外側見付面50(室外側面部21)に対して室内側に偏倚している。
縦フレーム6の第1見込片60は、第1表面材4の室外側折り返し見付片42(傾斜片420)の先端、及び、第2表面材5の戸先側折り返し片52の先端よりも戸尻側に位置して、第1表面材4の室内側見付面40と第2表面材5の室外側見付面50間に延びている。縦フレーム6の室内側見付片61は、第1表面材4の室内側見付面40の戸先側部位の内面に当接(面接触)している。縦フレーム6の第2見込片62は、第1表面材4の戸先側見込片41の室内側部位の内面に当接(面接触)しているが、第1表面材4の戸先側見込片41の残りの部位及び室外側折り返し見付片42の内面には縦フレーム6は当接(面接触)しておらず、また、いかなる補強要素も当接(面接触)していない。縦フレーム6の室外側見付片63は、第2表面材5の室外側見付面50の戸先側部位の内面に当接(面接触)している。縦フレーム6の室外側見付片63は、第2表面材5の室外側見付面50、戸先側見込片51、戸先側折り返し片52で形成される溝内に位置しているが、図示の態様では、戸先側見込片51、戸先側折り返し片52とは離間しており当接していない。
第1扉体2の戸尻側部位において、第2表面材5の戸尻側見込片53の外側に第1表面材4の戸尻側見込片43が当接しており、折曲片530の一部が第1表面材4の室内側見付面40の戸尻側部位の内面に当接している。第1扉体2の上側部位において、第2表面材5の上片54の上側に第1表面材4の上片44が当接してリベットRで止着されており、折曲片540の一部が第1表面材4の室内側見付面40の上側部位の内面に当接している。第1扉体2の下側部位において、第2表面材5の下辺55の下側に第1表面材4の下辺45が当接してリベットRで止着されており、折曲片550の一部が第1表面材4の室内側見付面40の下側部位の内面に当接している。
第1表面材7は、主として、第2扉体3の室内側部位を覆う部材であり、第2扉体3の室内側面部30を形成する室内側見付面70を有している。図4には、第2表面材7の戸先側の詳細が示してあり、室内側見付面70の戸先側端縁から、室内側見付面70に対して垂直状に室外側に向かって延び、第2扉体3の戸先側端面32を形成する戸先側見込片71と、戸先側見込片71の端部から戸先側見込片71に対して垂直状(室内側見付面70に対向して平行状)に戸尻側へ延びる戸先側折り返し片72と、を備えている。
第1表面材7の室内側見付面70の戸尻側、上側、下側には、室内側見付面70に対して垂直状に延びる戸尻側見込片、上片、下片がそれぞれ形成されているが、第1表面材4と類似の構成であり、また、このような構成は当業者に良く知られているので詳細な説明は省略する。
第2表面材8は、主として、第2扉体3の室外側部位を覆う部材であり、第2扉体3の室外側面部31を形成する室外側見付面80を有している。図4には、第2表面材8の戸先側の詳細が示してあり、室外側見付面80の戸先側端縁から室外側見付面80に対して垂直状に室内側に向かって延びる戸先側見込片81と、戸先側見込片81の端部から戸先側見込片81に対して垂直状(室外側見付面80に対して平行状)に戸尻側に延びる戸先側折り返し片82と、を備えている。
第2表面材8の室外側見付面80の戸尻側、上側、下側には、室外側見付面80に対して垂直状に延びる戸尻側見込片、上片、下片がそれぞれ形成されているが、第2表面材5と類似の構成であり、また、このような構成は当業者に良く知られているので詳細な説明は省略する。
第2扉体3の戸先側部位に内蔵された縦フレーム9は、第2扉体3の高さ方向に延びる長尺部材であって、断面視において、第2扉体3の戸先側端面32から離間して第2扉体3の全厚に亘って延びる見込片90と、見込片90の室内側端部から戸先側端面32に向かって戸先側に延びる室内側見付片91と、見込片90の室外側端部から戸先側に向かって延びる室外側見付片92と、からなる。
第1表面材7及び第2表面材8を内部充填材C、縦フレーム9に接着して第2扉体3を組み立てた状態では、第2扉体3の戸先側部位において、第1表面材7の戸先側折り返し片72の外側には、第2表面材8の戸先側折り返し片82の先端側部位(戸尻側部位)が当接している。縦フレーム9の室外側見付片92の先端側は、室外側見付面80の戸先側部位、戸先側見込片81、戸先側折り返し片82、で形成された溝内を延びており、室外側見付面80の戸先側部位、戸先側見込片81、戸先側折り返し片82、室外側見付片92から突片320が形成されている。
図4に示すように、閉鎖姿勢にある両開き戸の召合せ部において、第1扉体2の戸先側端面22(第1表面材4の戸先側見込片41)と第2扉体3の戸先側端面32(第1表面材7の戸先側見込片71)は隙間を存して離間対向しており、召合せ部の室外側部位において、突片320によって、前記隙間が塞がれており、突片320の先端側は、凹み部220を形成する室外側折り返し見付片42に離間(近接)対向している。第1扉体2の第2表面材5の戸先側見込片51と第2扉体3の第2表面材8の戸先側見込片81は隙間を存して離間対向している。
図6に示すように、第1表面材4の戸先側見込片41、縦フレーム6の第1見込片60の所定部位には、錠前14を受け入れるための切欠き部410が形成されており、切欠き部410の上下端部には、錠前14を取り付けるための取付片15が設けてある。取付片15は、水平片150と、水平片150の後端の後側垂直片151と、水平片150の前端の前側垂直片152と、からなり、後側垂直片151が縦フレーム6の第1見込片60に固定されている。切り欠き部410の上下の取付片15の各前側垂直片152に対して、錠前14の前面プレート140が螺子を介して取り付けられる。錠前14の本体の大部分は、縦フレーム6の第1見込片60よりも戸尻側に位置している。縦フレーム6の第1見込片60の戸尻側に隣接して錠前14の本体の収容部144が設けてある。
図6(A)、(B)に示すように、通常時において、室外側折り返し見付片42の先端は、取付片15(水平片150)の室外側の側面に近接している。この状態において、室外側折り返し見付片42が押された場合には、先端側の折り曲げによって補強された室外側折り返し見付片42は従来に比べて強度が増しており、室外側折り返し見付片42の変形が抑制されている。さらに室外側折り返し見付片42が押されて室内側に僅かに変形した時には、室外側折り返し見付片42の先端側に一体形成された傾斜片420の先端が取付片15の室外側側面に当接することで、室外側折り返し見付片42の変形が規制される(図7参照)。特に、切欠き部410が形成された付近は強度が弱くなっており、室外側折り返し見付片42が変形し易いが、切欠き部410には取付片15が位置しているので、室外側折り返し見付片42が押されて僅かに変形した時には、室外側折り返し見付片42の先端側に一体形成された傾斜片420の先端が取付片15の室外側の側面に当接することで、室外側折り返し見付片42の変形を防止している。
図8〜図14を参照しつつ、第2実施形態に係る両開き戸について説明する。図8に示すように、ドア枠1は、第1縦枠10と、第2縦枠11と、上枠12と、下枠13と、からなり、内部に縦長方形状の建物開口部が形成されている。両開き戸は、第1扉体2と、第2扉体3と、からなり、第1扉体2及び第2扉体3によって建物開口部を開閉するようになっている。第1扉体2の戸先側は、第1縦枠10にヒンジHを介して回動可能に連結されており、第2扉体3の戸先側は、第2縦枠11にヒンジHを介して回動可能に連結されている。第2実施形態に係る両開き戸は外開き戸であって、閉鎖姿勢にある第1扉体2及び第2扉体3は共に室外側に開放されるようになっている。通常時には、第2扉体3を主扉として用いて建物開口部の開閉するようになっており、第1扉体2は閉鎖姿勢となっている。図示の態様では、第1扉体2と第2扉体3は同幅となっているが、これに限定されるものではない。
第1扉体2は、正面視縦長方形状であり、室内側面部20、室外側面部21、戸先側端面22、戸尻側端面23、上端面24、下端面25を備えており、これらの面は金属製板材からなる第1表面材4及び第2表面材5によって形成されている。第1扉体2は、所定形状に成形された第1表面材4及び第2表面材5を、内部充填材(例えば、ペーパコア)Cに接着することで形成されている。第1扉体2の戸先側には、骨材としての縦フレーム6´が内蔵されている。なお、ピボットヒンジを採用する場合には、上下にフレームを内蔵させてもよく、また、扉体四周にフレームを内蔵させてもよい。第1扉体2の戸先側にはストライク17が設けられ、また、上下に位置してフランス落とし18が内蔵されている(図12参照)。
第2扉体3は、正面視縦長方形状であり、室内側面部30、室外側面部31、戸先側端面32、戸尻側端面33、上端面、下端面を備えており、これらの面は金属製板材からなる第1表面材7及び第2表面材8によって形成されている。第2扉体3は、所定形状に成形された第1表面材7と第2表面材8を、内部充填材(例えば、ペーパコア)Cに接着することで形成されている。第2扉体3の戸先側には、骨材としての縦フレーム9´が内蔵されている。なお、ピボットヒンジを採用する場合には、上下にフレームを内蔵させてもよく、また、扉体四周にフレームを内蔵させてもよい。第2扉体3の戸先側には錠前(図示せず)が内蔵されている。図8では、第2扉体3の室外側面部31の戸先側に設けた取っ手36、鍵孔145が図示されている。
第1扉体2の戸先側部位には、室外側に位置して凹み部220が形成されている。凹み部220は、平面視において、室外側面部21に対して室内側へ偏倚している。第2扉体3の戸先側部位には、室外側に位置して、戸先側端面32から見付方向に突出する突片320が形成されている。全閉姿勢にある両開き戸において、第1扉体2の戸先側部位と第2扉体3の戸先側部位の召合せ部において、突片320の先端側部位が凹み部220の戸先側部位に重なるように位置する。
第1表面材4は、主として、第1扉体2の室内側部位を覆う部材であり、第1扉体2の室内側面部20を形成する室内側見付面40を有している。図11には、第1表面材4の戸先側の詳細が示してあり、室内側見付面40の戸先側端縁から、室内側見付面40に対して垂直状に室外側に向かって延び、第1扉体2の戸先側端面22を形成する戸先側見込片41と、戸先側見込片41の端部から戸先側見込片41に対して垂直状(室内側見付面40に対向して平行状)に戸尻側に延び、第1扉体2の戸先側部位の室外側を形成する室外側折り返し見付片42と、を備えている。室外側折り返し見付片42は、第1表面材4の端部から形成されており、先端は自由端となっている。室外側折り返し見付片42は、基端側が戸先側見込片41の室外側端部に支持され、先端側が自由端の片持ち状の片である。室外側折り返し見付片42の先端側には、室内側に向かって傾斜状に延びる傾斜片420が一体形成されている。図示の態様では、室外側折り返し見付片42の先端側を折り曲げ形成してなる傾斜片420の曲げ角度は135度である。なお、この曲げ角度は一つの好ましい例示に過ぎないものであり、他の角度(例えば、10度〜170度の間から選択される)であってもよい。
第1表面材4は、さらに、室内側見付面40の戸尻側端縁から室内側見付面40に対して垂直状に延びる戸尻側見込片43、室内側見付面40の上端から室内側見付面40に対して垂直状に延びる上片44、室内側見付面40の上端から室内側見付面40に対して垂直状に延びる下片45、を有している。戸尻側見込片43、上片44、下片45の端部には、それぞれ断面視L形状の折曲片430、440、450が形成されている。
第1表面材4、具体的には、室内側見付面40、戸先側見込片41、室外側折り返し見付片42(傾斜片420を含む)、戸尻側見込片43、上片44、下片45、折曲片430、440、450は、所定形状の比較的薄肉の金属製板材を折曲成形することで得られる。
第2表面材5は、主として、第1扉体2の室外側部位を覆う部材であり、第1扉体2の室外側面部21を形成する室外側見付面50を有している。図11には、第2表面材5の戸先側の詳細が示してあり、室外側見付面50の戸先側端縁から室外側見付面50に対して垂直状に室内側に向かって延びる戸先側見込片51と、戸先側見込片51の端部から戸先側見込片51に対して戸尻側に垂直状(室外側見付面50に対して平行状)に延びる戸先側折り返し片52と、を備えている。
第2表面材5は、さらに、室外側見付面50の戸尻側端縁から室外側見付面50に対して垂直状に延びる戸尻側見込片53、室外側見付面50の上端から室外側見付面50に対して垂直状に延びる上片54、室外側見付面50の上端から室外側見付面50に対して垂直状に延びる下片55、を有している。戸尻側見込片53、上片54、下片55は、それぞれ密着するように折り返されて二重となっている。
第2表面材5、具体的には、室外側見付面50、戸先側見込片51、戸先側折り返し片52、戸尻側見込片53、上片54、下片55は、所定形状の比較的薄肉の金属製板材を折曲成形することで得られる。
第1扉体2の戸先側部位に内蔵された縦フレーム6´は、第1扉体2の高さ方向に延びる長尺部材であって、断面視において、第1扉体2の戸先側端面22の内面に沿って延びる第1見込片60´と、第1見込片60´の室内側端部から室内側面部20の内面に沿って戸尻側に延びる室内側見付片61´と、第1見込片60´の室外側端部から戸尻側に延びる室外側見付片62´と、室外側見付片62´の端部から室外側に向かって延びる第2見込片63´と、第2見込片63´の室外側端部から戸先側に延びる室外側折り返し片64´と、からなる。
第1表面材4及び第2表面材5を内部充填材C、縦フレーム6´に接着して第1扉体2を組み立てた状態では、第1扉体2の戸先側部位において、第1表面材4の室外側折り返し見付片42の先端側部位の外側には、第2表面材5の戸先側折り返し片52が当接しており、第1表面材4の傾斜片420は、第2表面材5の戸先側折り返し片52の先端側の余端部(室外側折り返し見付片42と当接していない部位)から離間するように傾斜状に延びている。室外側折り返し見付片42と戸先側見込片51とから平面視段状の凹み部220が形成されており、室外側折り返し見付片42は、室外側見付面50(室外側面部21)に対して室内側に偏倚している。
第1表面材4の戸先側見込片41の内面に当接(面接触)する縦フレーム6´の第1見込片60´の室内側端部は第1表面材4の室内側見付面40まで達しており、室内側見付片61´は、第1表面材4の室内側見付面40の戸先側部位の内面に当接(面接触)している。第1見込片60´の室外側端部は第1表面材4の戸先側見込片41の室外側端部までは達しておらず、縦フレーム6´の室外側見付片62´は、第1表面材4の室外側折り返し見付片42に平行して見付方向に延びている。第1表面材4の室外側折り返し見付片42の先端側に折り曲げ形成した傾斜片420の先端は、縦フレーム6´の室外側見付片62´に近接している。第1表面材4の室外側折り返し見付片42の内面には縦フレーム6´は当接(面接触)しておらず、また、いかなる補強要素も当接(面接触)していない。縦フレーム6´の第2見込片63´は、第1表面材4の傾斜片420の先端及び第2表面材5の戸先側折り返し片52の先端よりも戸尻側に位置しており、縦フレーム6´の室外側折り返し片64´は、第2表面材5の室外側見付面50の戸先側部位の内面に面接触している。縦フレーム6´の室外側折り返し片64´は、第2表面材5の室外側見付面50、戸先側見込片51、戸先側折り返し片52で形成される溝内に位置しているが、図示の態様では、戸先側見込片51、戸先側折り返し片52とは離間しており当接していない。
第1扉体2の戸尻側部位において、第1表面材4の戸尻側見込片43の外側に第2表面材5の戸尻側見込片53が当接しており、折曲片430の一部が第2表面材5の室内側見付面50の戸尻側部位の内面に当接している。第1扉体2の上側部位において、第1表面材4の上片44の上側に第2表面材5の上片54が当接してリベットRで止着されており、折曲片440の一部が第2表面材5の室内側見付面50の上側部位の内面に当接している。第1扉体2の下側部位において、第1表面材4の下辺45の下側に第2表面材5の下辺55が当接してリベットRで止着されており、折曲片450の一部が第2表面材5の室内側見付面50の下側部位の内面に当接している。
第1表面材7は、主として、第2扉体3の室内側部位を覆う部材であり、第2扉体3の室内側面部30を形成する室内側見付面70を有している。図11には、第1表面材7の戸先側の詳細が示してあり、室内側見付面70の戸先側端縁から、室内側見付面70に対して垂直状に室外側に向かって延び、第2扉体3の戸先側端面32を形成する戸先側見込片71と、戸先側見込片71の端部から戸先側見込片71に対して垂直状(室内側見付面70に対向して平行状)に戸尻側に延びる戸先側折り返し片72と、を備えている。
第1表面材7の室内側見付面70の戸尻側、上側、下側には、室内側見付面70に対して垂直状に延びる戸尻側見込片、上片、下片がそれぞれ形成されているが、第1表面材4と類似の構成であり、また、このような構成は当業者に良く知られているので詳細な説明は省略する。
第2表面材8は、主として、第2扉体3の室外側部位を覆う部材であり、第2扉体3の室外側面部31を形成する室外側見付面80を有している。図11には、第2表面材8の戸先側の詳細が示してあり、室外側見付面80の戸先側端縁から室外側見付面80に対して垂直状に室内側に向かって延びる戸先側見込片81と、戸先側見込片81の端部から戸先側見込片81に対して垂直状(室外側見付面80に対して平行状)に戸尻側に延びる戸先側折り返し片82と、を備えている。
第2表面材8の室外側見付面80の戸尻側、上側、下側には、室外側見付面80に対して垂直状に延びる戸尻側見込片、上片、下片がそれぞれ形成されているが、第2表面材5と類似の構成であり、また、このような構成は当業者に良く知られているので詳細な説明は省略する。
第2扉体3の戸先側部位に内蔵された縦フレーム9´は、第2扉体3の高さ方向に延びる長尺部材であって、断面視において、第2扉体3の戸先側端面32から離間して第2扉体3の全厚に亘って延びる第1見込片90´と、第1見込片90´の室内側端部から戸先側端面32に向かって戸先側に延びる室内側見付片91´と、室内側見付片91´の戸先側端部から室外側に向かって延びる第2見込片92´と、第1見込片90´の室外側端部から戸先側に向かって延びる室外側見付片93´と、からなる。
第1表面材7及び第2表面材8を内部充填材C、縦フレーム9´に接着して第2扉体3を組み立てた状態では、第2扉体3の戸先側部位において、第1表面材7の戸先側折り返し片72の外側には、第2表面材8の戸先側折り返し片82の先端側部位(戸尻側部位)が当接している。縦フレーム9´の室外側見付片93´の先端側は、室外側見付面80の戸先側部位、戸先側見込片81、戸先側折り返し片82、で形成された溝内を延びており、室外側見付面80の戸先側部位、戸先側見込片81、戸先側折り返し片82、室外側見付片93´から突片320が形成されている。
図11に示すように、閉鎖姿勢にある両開き戸の召合せ部において、第1扉体2の戸先側端面22(第1表面材4の戸先側見込片41)と第2扉体3の戸先側端面32(第1表面材7の戸先側見込片71)は隙間を存して離間対向しており、召合せ部の室外側部位において、突片320によって、前記隙間が塞がれており、突片320の先端側は、凹み部220を形成する室外側折り返し見付片42に離間(近接)対向している。第1扉体2の第2表面材5の戸先側見込片51と第2扉体3の第2表面材8の戸先側見込片81は隙間を存して離間対向している。
図13に示すように、第1表面材4の戸先側見込片41、縦フレーム6´の第1見込片60´の所定部位には、ストライク17を設けるための切欠き部411が形成されており、切欠き部411の上下端部には、ストライク17を取り付けるための取付片15´が設けてある。取付片15´は、縦フレーム6´の第1見込片60´の背面に固定されており、切り欠き部411の上下の取付片15´に対して、ストライク17の前面プレート170が螺子を介して取り付けられる。図示の態様では、取付片15´の室外側側面は、縦フレーム6´の室外側見付片62´に当接ないし近接している。
図14に示すように、第1表面材4の戸先側見込片41、縦フレーム6´の第1見込片60´の上下の所定部位には、フランス落とし18を設けるための切欠き部412が形成されており、切欠き部412の上下端部には、フランス落とし18を取り付けるための取付片15´´が設けてある。取付片15´´は、縦フレーム6´の第1見込片60´の背面に固定されており、切り欠き部412の上下の取付片15´´に対して、フランス落とし18の前面プレート180が螺子を介して取り付けられる。図示の態様では、フランス落とし18の本体の室外側側面は、縦フレーム6´の室外側見付片62´に当接ないし近接している。
図11に示すように、通常時において、室外側折り返し見付片42の先端は、縦フレーム6´の室外側見付片62´の室外側の面に近接している。この状態において、室外側折り返し見付片42が押された場合には、先端側の折り曲げによって補強された室外側折り返し見付片42は従来に比べて強度が増しており、室外側折り返し見付片42の変形が抑制されている。さらに室外側折り返し見付片42が押されて室内側に僅かに変形した時には、室外側折り返し見付片42の先端側に一体形成された傾斜片420の先端が縦フレーム6´の室外側見付片62´の室外側の面に当接することで、室外側折り返し見付片42の変形が規制される。
第2実施形態では、第1扉体2の高さ方向に延びる縦フレーム6´の室外側見付片62´に傾斜片420の先端が近接する構成となっているが、このような位置に縦フレーム6´を設けられない場合には、ストライク17の取付片15´あるいはストライク17の部分、あるいは/および、フランス落とし18の取付片15´´あるいはフランス落とし18の部分に傾斜片420の先端を近接させるように配置し、室外側折り返し見付片42が所定以上の力で押された時に、傾斜片420の先端が、ストライク17の取付片15´あるいはストライク17の部分、あるいは/および、フランス落とし18の取付片15´´あるいはフランス落とし18の部分に当接することで、室外側折り返し見付片42の変形を規制するようにしてもよい。
2 第1扉体
20 室内側面部(第1面部)
21 室外側面部(第2面部)
22 戸先側端面
220 凹み部
3 第2扉体
30 室内側面部(第1面部)
31 室外側面部(第2面部)
32 戸先側端面
320 突片
4 第1表面材
40 室内側見付面(第1面側見付面)
41 戸先側見込片
42 室外側折り返し見付片(第2面側折り返し見付片)
420 傾斜片(折り曲げ片)
5 第2表面材
50 室外側見付面
51 戸先側見込片
52 戸先側折り返し片
6 縦フレーム
6´ 縦フレーム
62´ 室外側見付片(被当接要素)
14 錠前
15 錠前の取付片(被当接要素、取付要素)

Claims (3)

  1. 第1扉体は、第1面部と、第2面部と、戸先側端面と、を備え、第2面部の戸先側部位は凹み部となっており、
    第2扉体は、第1面部と、第2面部と、戸先側端面と、を備え、第2面部の戸先側部位は、戸先側端面を越えて突出する突片となっており、
    前記第1扉体の前記戸先側端面及び前記凹み部と、前記第2扉体の前記戸先側端面及び前記突片と、から両開き戸の召合せ部が形成されており、
    前記第1扉体の第1表面材は、前記第1面部を形成する第1面側見付面と、前記戸先側端面を形成する戸先側見込片と、前記凹み部を形成する第2面側折り返し見付片と、を備え、
    前記第2面側折り返し見付片の内面にはいかなる補強要素も面接触しておらず、
    前記第1扉体の戸先側には、前記第2面側折り返し見付片に内側から離間対向して見付方向に延びる被当接要素が内蔵されており、
    前記第2面側折り返し見付片は、前記被当接要素に離間対向する部位と、先端側部位を第1面側に折り曲げ形成してなる折り曲げ片と、を備え、前記折り曲げ片の先端は、見付方向に延びる前記被当接要素に近接ないし接触している、
    両開き戸の扉体構造。
  2. 前記第1扉体の戸先側には縦フレームが内蔵されており、前記縦フレームは、前記第2面側折り返し見付片に面接触する部分を備えておらず、
    前記被当接要素は、前記縦フレームに取り付けられた部材の部分である、
    請求項1に記載の両開き戸の扉体構造。
  3. 前記第1扉体の戸先側には縦フレームが内蔵されており、前記縦フレームは、前記第2面側折り返し見付片に面接触する部分を備えておらず、
    前記被当接要素は、前記縦フレームの部分である、
    請求項1に記載の両開き戸の扉体構造。
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