JP6786810B2 - 制御プログラム、および携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、サーバと画像処理装置と通信可能な携帯端末で実行される制御プログラム等に関する。
下記特許文献に記載されているように、プッシュ通知とよばれる仕組みを利用して、デバイスの状態がサーバを介して、携帯端末に通知される技術が存在する。
特開2015−29792号公報
しかしながら、プッシュ通知の仕組みが利用される場合には、携帯端末への情報の通知タイミング、通知条件等を、携帯端末の状況、例えば、携帯端末の位置等に応じて変更することは困難である。本願は、上記課題を解決することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の制御プログラムは、サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部とを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、前記制御部に、前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、を実行させることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の制御プログラムは、サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部とを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、前記制御部に、前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であるか否かを判断する判断処理と、前記判断処理により前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、を実行させることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の携帯端末は、サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部と、を備え、前記制御部が、前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の携帯端末は、サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部と、を備え、前記制御部が、前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であるか否かを判断する判断処理と、前記判断処理により前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、を有することを特徴とする。
本発明の制御プログラム及び、携帯端末では、画像処理装置に関する関連情報を受信し、その関連情報が記憶部に記憶される。そして、携帯端末の位置情報が予め設定された条件を充足する場合に、その記憶された関連情報に基づく表示情報が表示部に表示される。若しくは、携帯端末と画像処理装置と通信可能である場合に、その記憶された関連情報に基づく表示情報が表示部に表示される。これにより、携帯端末の状況に応じて、携帯端末の表示部への情報の表示タイミング、表示条件等を変更することが可能となる。
通信システム1のブロック図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 MFP50の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 MFP50の動作フローチャートを示す図である。
<通信システムの構成>
図1に、本願に係る第1実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、携帯電話(本発明の携帯端末の一例)10、MFP(Multifunction Peripheralの略)(本発明の画像処理装置の一例)50、アクセスポイント80、サーバ(本発明のサーバの一例)82、基地局84を備える。携帯電話10、および、MFP50は、それぞれアクセスポイント80に接続し、無線通信を利用してデータの送受信を行う無線LAN端末装置としての機能を備える。また、MFP50は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備える多機能周辺装置である。アクセスポイント80は、携帯電話10、および、MFP50を相互に接続したり、インターネット86等の他のネットワークに接続する機能を備える。サーバ82は、プッシュ通知サービスを提供する。プッシュ通知サービスとは、インターネット86に接続可能な不図示のサーバ等から送信される、各種のメッセージを含んだプッシュ通知情報を、携帯電話10に受信させることが可能なサービスである。プッシュ通知情報は、携帯電話10でアプリケーションが起動されていない状態においても、携帯電話10に受信させることができる。携帯電話10は、受信したプッシュ通知情報に基づいて、各種の報知画像を表示パネル24に表示させることができる。報知画像の一例としては、新着メールやアプリケーション更新のお知らせを示す画像が挙げられる。プッシュ通知サーピスを提供する仕組みの一例としては、APNS(Apple Push Notification Serviceの略)や、GCM(Google Cloud Messaging for Androidの略)が挙げられる。サーバ82は、一般的なサーバの構成でよいため、具体的な構成の内容の説明は省略する。
まず、携帯電話10の構成について説明する。携帯電話10は、CPU(Central Processing Unitの略)(本発明の制御部の一例)12、記憶部14、携帯電話通信I/F(本発明のインタフェースの一例)16、無線LANI/F(本発明のインタフェース及び第1無線通信部の一例)18、NFC(Near Field Communicationの略)I/F(本発明のインタフェース及び第2無線通信部の一例)20、GPS信号受信部22、表示パネル(本発明の表示部の一例)24、入力I/F26を主に備えている。これらの構成要素は、バス28を介して互いに通信可能とされている。
携帯電話通信I/F16は、基地局84との間で携帯電話通信方式の無線通信96を行うことが可能とされている。また、基地局84は、インターネット86を介して、サーバ82に接続されている。これにより、携帯電話10は、携帯電話通信方式の無線通信96を行える状態になれば、サーバ82と、基地局84及びインターネット86を介して、データ通信することが可能になる。
無線LANI/F18は、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi-Fi(Wi-Fi Allianceの登録商標)方式(WF方式と略して記載する場合もある)の無線通信90を行うことが可能とされている。これにより、携帯電話10は、アクセスポイント80へアクセスし、WF方式の無線通信90を行える状態になれば、アクセスポイント80を介して、MFP50とデータ通信することが可能になる。また、アクセスポイント80は、インターネット86を介して、サーバ82に接続されている。これにより、携帯電話10は、アクセスポイント80へアクセスし、WF方式の無線通信90を行える状態になれば、アクセスポイント80及びインターネット86を介して、サーバ82とデータ通信することが可能になる。なお、WF方式の無線通信90の通信範囲は、数10mであり、その通信範囲内に携帯電話10が存在する場合に、携帯電話10はWF方式の無線通信90によりMFP50とデータ通信することができる。
NFCI/F20は、ISO/IEC21481またはISO/IEC18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式の無線通信92を行うことが可能とされている。これにより、携帯電話10は、NFC方式の無線通信92を行える状態になれば、MFP50と直接、データ通信することが可能になる。なお、NFC方式の無線通信92の通信範囲は、WF方式の無線通信90の通信範囲より狭く、数cm程度であり、その通信範囲内に携帯電話10が存在する場合に、携帯電話10はNFC方式の無線通信92によりMFP50とデータ通信することができる。
記憶部14は、オペレーティングシステム(以下、OSと略して記載する場合もある)30、制御アプリケーション(本発明の制御プログラムの一例)32を記憶する。オペレーティングシステム30は、たとえばAndoroid(Google Inc.の登録商標)やiOS(Ciscoの登録商標)が相当し、制御アプリケーション32に利用される基本的な機能を提供するプログラムである。制御アプリケーション32は、MFP50に関する情報を表示パネル24に表示させるためのアプリケーションプログラムである。また、記憶部14は、データ記憶領域(本発明の記憶部の一例)34を備える。データ記憶領域34は、制御アプリケーション32の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(Hard Disk・Driveの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
CPU12は、記憶部14内のプログラムに従って処理を実行する。以降、制御アプリケーション32など、プログラムを実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御アプリケーション32が」という記載は、「制御アプリケーション32を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
表示パネル24は、画像データに従って各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Displayの略)、有機EL(Electro・Luminescenceの略)ディスプレイ等が例示されるが、特にこれらに限定されない。入力I/F26は、タッチセンサを有し、表示パネル24と一体的に構成されており、入力媒体の表示パネル24への接近・接触を検出し、ユーザによるボタン操作を受け付ける。
GPS信号受信部22は、GPS衛星88からの信号を受信する。そして、OS30が、その受信した信号に基づいて、携帯電話10の位置を演算する。
次に、MFP50の構成について説明する。MFP50は、CPU52、記憶部54、表示パネル56、入力I/F58、プリンタ60、スキャナ62、モデム64、電話回線接続部66、無線LANI/F68、NFCI/F70を主に備えている。これらの構成要素は、バス72を介して互いに通信可能とされている。
無線LANI/F68は、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、WF方式の無線通信90を行う。これにより、MFP50は、アクセスポイント80へアクセスし、WF方式の無線通信90を行える状態になれば、アクセスポイント80を介して、携帯電話10とデータ通信することが可能になる。また、MFP50は、アクセスポイント80へアクセスし、WF方式の無線通信90を行える状態になれば、アクセスポイント80及びインターネット86を介して、サーバ82とデータ通信することが可能になる。
NFCI/F70は、ISO/IEC21481またはISO/IEC18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式の無線通信92を行う。これにより、MFP50は、NFC方式の無線通信92を行える状態になれば、携帯電話10と直接、データ通信することが可能になる。
記憶部54は、制御プログラム74を記憶する。制御プログラム74は、MFP50に関する情報をサーバ82に送信するためのアプリケーションプログラムである。また、記憶部54は、データ記憶領域76を備える。データ記憶領域76は、制御プログラム74の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、記憶部54は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU52が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
CPU52は、制御プログラム74に従って処理を実行する。以降、制御プログラム74を実行するCPU52のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム74が」という記載は、「制御プログラム74を実行するCPU52が」ということを意味する場合がある。
表示パネル56は、画像データに従って各種画面を表示するものであり、LCD、有機ELディスプレイ等が例示されるが、特にこれらに限定されない。入力I/F58は、タッチセンサを有し、表示パネル56と一体的に構成されており、入力媒体の表示パネル56への接近・接触を検出し、ユーザによるボタン操作を受け付ける。
プリンタ60は、印刷を実行する部位である。スキャナ62は、スキャンを実行する部位である。モデム64は、ファクシミリ機能によって送信する原稿データを、電話回線網78に伝送可能な信号に変調して電話回線接続部66を介して送信し、電話回線網78から電話回線接続部66を介して入力された信号を受信し、原稿データを復調するものである。
<MFPの状態に関する情報のプッシュ通知>
通信システム1において、MFP50は、MFP50の状態を監視しており、MFP50の状態が所定の状態となった場合に、その所定の状態に関する情報(以下、「ステータス情報」と記載する)(本発明の関連情報の一例)をサーバ82に送信する。なお、ステータス情報としては、後に詳しく説明するが、インク,トナー等の記録用紙への記録材が低減していることを示す情報、用紙トレイに収納されている記録用紙が低減していることを示す情報、MFP50において紙詰まり等のトラブルが生じていることを示す情報等である。
また、サーバ82は、情報を携帯電話10に送信するためのモバイルID(本発明の送信先識別情報の一例)をMFP50から受信しており、ステータス情報を受信したサーバ82は、モバイルIDを利用して、ステータス情報を携帯電話10に送信する。つまり、通信システム1では、ステータス情報が、MFP50からサーバ82に送信され、そのステータス情報が、プッシュ通知を利用して、サーバ82から携帯電話10に送信される。そして、ステータス情報を受信した携帯電話10では、そのステータス情報に基づく画像が、表示パネル24に表示される。
ただし、従来の携帯電話では、携帯電話を携帯しているユーザが、MFP50の近辺にいる場合、例えば、オフィスにいる場合であっても、MFP50から離れた場所にいる場合、例えば、オフィスから外出している場合であっても、受信したステータス情報に基づく画像が、一律的に表示パネル24に表示される。このため、例えば、オフィスから外出している場合に、表示された画像に応じて、MFP50に対して何らかの処置を行うことができないため、ステータス情報に基づく画像の表示は好ましくない。一方、外出先であれば、MFP50で用いられるインクカートリッジ,トナーカートリッジ等を販売店において購入することが可能であるため、オフィスから外出している場合に、インク,トナー等の記録材に関する情報をユーザに報知することは好ましい。このようなことに鑑みて、携帯電話10では、携帯電話10の位置に応じて、受信したステータス情報に基づく画像が表示パネル24に表示される。
具体的には、ユーザが携帯電話10をMFP50に接近させることで、携帯電話10とMFP50との間でNFC方式の無線通信92を確立させる。この際、携帯電話10は、NFC方式の無線通信92を利用して、MFP50からデバイス情報を取得する。デバイス情報は、MFP50のIPアドレスと、MFP50を識別するためのデバイスIDと、MFP50の性能に関する情報とを含む。また、携帯電話10は、MFP50とNFC方式の無線通信92が確立している際に、携帯電話10が所在する地理的な位置に関する情報(以下、「位置情報」と記載する)を取得する。
詳しくは、携帯電話10は、上述したように、GPS信号受信部22を有しており、GPS信号受信部22は、GPS衛星88からの信号を、常時、受信している。この際、その信号に基づいて、短い時間間隔で、携帯電話10の位置情報が演算されている。そして、MFP50とNFC方式の無線通信92が確立している際に演算された位置情報が、MFP50の所在する地理的な位置に関する情報として取得される。これは、NFC方式の無線通信92の通信範囲は数cm程度と非常に狭いため、MFP50とNFC方式の無線通信92が確立している際に携帯電話10とMFP50とは非常に接近しており、携帯電話10の位置をMFP50の位置と見做すことが可能であるためである。このため、MFP50とNFC方式の無線通信92が確立している際に取得された位置情報を、デバイス位置情報と記載する。そして、そのデバイス位置情報と、MFP50から取得したデバイス情報とが関連付けて、データ記憶領域34に記憶される。
また、携帯電話10では、携帯電話方式の無線通信96、若しくは、WF方式の無線通信90を介して、サーバ82の通信が確立される。そして、携帯電話10は、サーバ82に対してプッシュ通知のモバイルIDを要求する。これに対し、サーバ82は、モバイルIDを携帯電話10に対して送信する。このモバイルIDは、携帯電話10を識別するための識別情報であって、携帯電話ごとに固有の情報である。携帯電話10は、モバイルIDをサーバ82から受信すると、そのモバイルIDをNFC方式の無線通信92を介して、MFP50に送信する。そして、MFP50は、受信したモバイルIDを記憶する。これにより、MFP50において、MFP50のステータス情報を携帯電話10にプッシュ通知するためのモバイルIDが登録される。なお、モバイルIDはWF方式の無線通信90を介して、MFP50に送信されてもよい。
また、MFP50では、MFP50の状態が監視されており、MFP50の状態が所定の状態となった場合に、ステータス情報がWF方式の無線通信90を介してサーバ82に送信される。詳しくは、MFP50では、インク,トナー等の記録用紙への記録材の残量が検出されており、検出された残量が閾値以下となった場合に、インク,トナー等の記録用紙への記録材が低減していることを示す情報(以下、「記録材低減情報」と記載する)(本発明の第1関連情報の一例)が、ステータス情報としてサーバ82に送信される。また、MFP50では、用紙トレイに収容されている記録用紙の残量が検出されており、検出された残量が閾値以下となった場合に、用紙トレイに収容されている記録用紙が低減していることを示す情報(以下、「用紙低減情報」と記載する)(本発明の第2関連情報の一例)が、ステータス情報としてサーバ82に送信される。さらに、MFP50では、記録用紙の紙詰まり等のトラブルの発生が監視されており、トラブルが発生した場合に、紙詰まり等のトラブルが生じていることを示す情報(以下、「トラブル情報」と記載する)(本発明の第2関連情報の一例)が、ステータス情報としてサーバ82に送信される。なお、ステータス情報がサーバ82に送信される際に、モバイルIDとMFP50のデバイスIDも、ステータス情報とともに送信される。
次に、サーバ82では、ステータス情報とモバイルIDとデバイスIDとを受信すると、受信したステータス情報とデバイスIDとが、モバイルIDを利用して、サーバ82から携帯電話10に送信される。つまり、ステータス情報とデバイスIDとは、MFP50からサーバ82を経由して携帯電話10に送信される。ただし、携帯電話10とMFP50との間で、WF方式の無線通信90が確立している場合は、ステータス情報とデバイスIDとが、MFP50から携帯電話10に、WF方式の無線通信90を介して、直接的に送信される。
次に、携帯電話10では、ステータス情報とデバイスIDを受信すると、携帯電話10の位置に応じて、受信したステータス情報に基づく画像が表示パネル24に表示される。ただし、携帯電話10がMFP50から直接的にステータス情報を受信した場合には、そのステータス情報はWF方式の無線通信90を介して送信されており、携帯電話10は、WF方式の無線通信90の通信範囲内に位置している。つまり、携帯電話10を携帯するユーザは、MFP50の近辺に位置している。このため、携帯電話10では、MFP50から直接的にステータス情報を受信した場合に、そのステータス情報に基づく画像は、携帯電話10の位置に関わらず、表示パネル24に表示される。
一方、携帯電話10では、サーバ82からステータス情報を受信した場合に、受信したステータス情報が、データ記憶領域34に記憶される。そして、ステータス情報を受信した際の携帯電話10の位置情報が取得される。なお、ステータス情報を受信した際の携帯電話10の位置情報を、モバイル位置情報と記載する。次に、ステータス情報とともに受信したデバイスIDを含むデバイス情報と関連づけて記憶されているデバイス位置情報が特定される。そして、そのデバイス位置情報に応じたMFP50の位置と、ステータス情報を受信した際に取得されたモバイル位置情報に応じた携帯電話10の位置との間の距離が、所定の条件を充足しているか否かが判断される。
この際、ステータス情報が記録材低減情報である場合と、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報である場合とで、所定の条件が異なっている。詳しくは、ステータス情報が記録材低減情報である場合には、デバイス位置情報に応じたMFP50の位置と、モバイル位置情報に応じた携帯電話10の位置との間の距離(以下、「離間距離」と記載する)が第1閾距離以上であるか否かが判断される。第1閾距離は、任意の距離に設定されるが、例えば、数100m程度に設定されることが好ましい。また、第1閾値は予めプログラムに設定されていてもよいし、ユーザが手動で入力してもよい。そして、離間距離が第1閾距離以上である場合は、携帯電話10を携帯するユーザがMFP50から離れた位置に存在し、例えば、オフィスから外出している可能性もある。このため、ステータス情報として記録材低減情報を受信した携帯電話10では、離間距離が第1閾距離以上である場合に、インクカートリッジ、若しくは、トナーカートリッジの購入を促す画面(以下、「購入促進画面」と記載する)が表示パネル24に表示される。これにより、ユーザが外出している場合に、外出ついでに、カートリッジを購入することが可能となる。
一方、離間距離が第1閾距離未満である場合は、携帯電話10を携帯するユーザがMFP50の近くに存在している。このため、ステータス情報として記録材低減情報を受信した携帯電話10では、離間距離が第1閾距離未満である場合に、インクカートリッジ、若しくは、トナーカートリッジの交換を促す画面(以下、「交換促進画面」と記載する)が表示パネル24に表示される。これにより、MFP50の近くにいるユーザに、カートリッジの交換を促すことが可能となる。このように、携帯電話10を携帯しているユーザがMFP50の近くにいる場合と遠くにいる場合とで、ステータス情報に基づいて、異なる画像が表示パネル24に表示されることで、ユーザに適切な情報を報知することが可能となる。
なお、離間距離に応じて、交換促進画面と購入促進画面とを区別して表示する代わりに、交換促進画面と購入促進画面との2つの画面の内容の記された画面を、離間距離に関わらず、表示パネル24に表示してもよい。ただし、その画面の表示形態は、離間距離に応じて変更される。具体的には、例えば、離間距離が第1閾距離以上である場合は、購入促進画面の内容を強調する表示形態とされ、離間距離が第1閾距離未満である場合は、交換促進画面の内容を強調する表示形態とされる。なお、異なる表示形態としては、文字色,背景色等の表示色の相違、表示輝度の相違、文字等を点滅させた状態で表示させるか否かの相違などがある。
また、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報である場合には、離間距離が第2閾距離未満であるか否かが判断される。第2閾距離は、任意の距離に設定されるが、例えば、数10m程度に設定されることが好ましく、第1閾距離と同じ距離であってもよく、異なる距離であってもよい。そして、離間距離が第1閾距離未満である場合は、携帯電話10を携帯するユーザがMFP50の近くに存在している。このため、ステータス情報として用紙低減情報、若しくは、トラブル情報を受信した携帯電話10では、離間距離が第2閾距離未満である場合に、ステータス情報に応じた画面が表示パネル24に表示される。つまり、ステータス情報として用紙低減情報を受信した携帯電話10では、用紙トレイに記録用紙の補充を促す画面(本発明の表示情報の一例)が表示パネル24に表示され、ステータス情報としてトラブル情報を受信した携帯電話10では、トラブルの発生とともに、トラブルの解消方法を表示し、トラブルの解消を促す画面(本発明の表示情報の一例)が表示パネル24に表示される。これにより、MFP50の近くにいるユーザに、記録用紙の補充、トラブルの解消を促すことが可能となる。
一方、離間距離が第2閾距離以上である場合は、携帯電話10を携帯するユーザがMFP50から離れた位置に存在し、例えば、オフィスから外出している可能性もある。このように、ユーザがMFP50から離れている場合は、用紙の補充、トラブルの解消を行うことができない。このため、ステータス情報として用紙低減情報、若しくは、トラブル情報を受信した携帯電話10では、離間距離が第2閾距離以上である場合に、ステータス情報に応じた画面が表示パネル24に表示されない。これにより、ユーザへの無駄な報知を抑制することが可能となる。
ただし、ステータス情報はデータ記憶領域34に記憶されているため、携帯電話10を携帯しているユーザが、例えば、外出先からオフィスに戻り、離間距離が第2閾距離未満となった場合に、用紙低減情報、若しくは、トラブル情報に応じた画面が表示パネル24に表示される。これにより、ユーザに必要な情報を報知することが可能となる。
<制御プログラム>
携帯電話10におけるMFP50からのデバイス情報の受信、携帯電話10によるMFP50へのモバイルIDの登録、携帯電話10におけるステータス情報の表示は、携帯電話10のCPU12において制御アプリケーション32が実行されることによって行われる。また、MFP50によるステータス情報のサーバ82への送信は、MFP50のCPU52において制御プログラム74が実行されることによって行われる。以下に、図2、図4を用いて、制御アプリケーション32のフローが実行される際の処理を説明し、図3を用いて、制御プログラム74のフローが実行される際の処理を説明する。
制御アプリケーション32を実行するCPU12は、ユーザからプッシュ通知を開始する指示を受けると、図2に示すように、WF方式の無線通信90若しくは、携帯電話方式の無線通信96を介して、サーバ82との通信が可能であるか否かが、CPU12によって判断される(S100)。サーバ82との通信が不能である場合(S100:NO)には、S100の処理が繰り返される。一方、サーバ82との通信が可能である場合(S100:YES)には、プッシュ通知を送信するためのモバイルIDの要求をサーバ82に送信する(S102)。サーバ82では、携帯電話10からモバイルIDの要求を受けると、モバイルIDを生成し、携帯電話10に送信する。次に、制御アプリケーション32は、サーバ82からモバイルIDを受信し(S104)、そのモバイルIDをデータ記憶領域34に記憶する(S106)。
次に、NFC方式の無線通信92が、MFP50との間で確立しているか否かが、CPU12によって判断される(S110)。この際、NFC方式の無線通信92が、MFP50との間で確立していない場合(S110:NO)には、S110の処理が繰り返される。一方、NFC方式の無線通信92が、MFP50との間で確立している場合(S110:YES)には、デバイス情報が、NFC方式の無線通信92を介してMFP50から取得される(S112)。
次に、CPU12は、携帯電話10のGPS信号受信部22で受信された位置情報をオペレーティングシステム30のAPI(Application Programming Interfaceの略)から取得する(S114)。そして、S112で取得されたデバイス情報と、S114で取得された位置情報とが関連付けてデータ記憶領域34に記憶される(S116)。なお、S116で記憶される位置情報は、デバイス位置情報として記憶される。次に、データ記憶領域34に記憶されているモバイルIDをMFP50に送信し(S118)、本フローが終了する。MFP50は、携帯電話10から受信したモバイルIDをデータ記憶領域76に記憶する。なお、S110〜S116の処理とS118の処理は別フローで実行されてもよい。例えば、S106の後に、モバイルIDをWF方式の無線通信90又はNFC方式の無線通信92でMFP50に送信し、フローを終了する。そして、別フローにてS110〜S116の処理を実行してもよい。
また、MFP50は、電源が供給されている状態で、図3に示す処理を定期的に繰り返す。制御プログラム74を実行するCPU52は、図3に示すように、携帯電話10のデータ記憶領域76にモバイルIDが記憶されているか否かを判断する(S120)。CPU52は、モバイルIDが記憶されていないと判断した場合(S120:NO)は、本処理を終了する。一方、モバイルIDが記憶されている場合(S120:YES)は、WF方式の無線通信90が確立しているか否かが、CPU52によって判断される(S121)。WF方式の無線通信90が確立していない場合(S121:NO)には、本処理を終了する。一方、WF方式の無線通信90が確立している場合(S121:YES)には、MFP50の状態に変化があったか否かが、CPU52によって判断される(S122)。つまり、インク等の記録材の残量、若しくは、用紙トレイに収容されている記録用紙の残量が閾値以下となったか否か、又は、MFP50において紙詰まり等のトラブルが発生したか否かが判断される。
そして、MFP50の状態に変化が無かった場合(S122:NO)には、本処理を終了する。一方、MFP50の状態に変化があった場合(S122:YES)には、サーバ82と通信可能であるか否かが、CPU52によって判断される(S124)。この際、サーバ82と通信不能である場合(S124:NO)には、本処理を終了する。一方、サーバ82と通信可能である場合(S124:YES)には、ステータス情報とデバイスIDとモバイルIDとが、WF方式の無線通信90を介して、サーバ82に送信される(S126)。そして、本フローが終了する。
また、携帯電話10では、サーバ82からMFP50のステータス情報とデバイスIDとが送信された場合、OS30がそれらの情報を受信し、制御アプリケーション32を起動する。そして、ステータス情報とデバイスIDとがOS30から制御アプリケーション32に渡される。また、携帯電話10は、制御アプリケーション32が起動している間は、WF方式の無線通信90を介してMFP50からステータス情報とデバイスIDを受信する。図4は、制御アプリケーション32が起動している間に繰り返し実行される処理を示すフローチャートである。図4に示すように、WF方式の無線通信90が確立しているか否かが、CPU12によって判断される(S130)。WF方式の無線通信90が確立していない場合(S130:NO)には、S136の処理に進む。一方、WF方式の無線通信90が確立している場合(S130:YES)には、WF方式の無線通信90を介して、MFP50からステータス情報を受信したか否かが、CPU12によって判断される(S132)。
MFP50からステータス情報を受信していない場合(S132:NO)には、サーバ82からステータス情報を受信したか否かが、CPU12によって判断される(S136)。具体的には、サーバ82からステータス情報を受信した場合は、OS30からその旨が通知されるため、それに基づき判断を行う。サーバ82からステータス情報を受信していない場合(S136:NO)には、S138の処理へ進む
一方、サーバ82からステータス情報を受信している場合(S136:YES)には、受信したステータス情報がデータ記憶領域34に記憶される(S137)。次に、今回実行されたフローでS139の判断が終了していないステータス情報がデータ記憶領域34に記憶されているか否かが、CPU12によって判断される(S138)。データ記憶領域34には、以前受信したが所定の条件を充足できなかったため表示されていないステータス情報も記憶されたままとなっている場合がある。よって、記憶されているステータス情報を1つずつ読み出し、後述するS139の判断が行われる。S138では、今回実行されたフローでそのS139の判断が終了していないステータス情報がデータ記憶領域34に記憶されているかが判断される。データ記憶領域34にステータス情報が記憶されていない場合、又は、記憶されている全てのステータス情報についてS139の判断を完了している場合(S138:NO)には、本処理を終了する。一方、データ記憶領域34に未判断のステータス情報が記憶されている場合(S138:YES)には、記憶されているステータス情報が記録材低減情報であるか否かが、CPU12によって判断される(S139)。ステータス情報が記録材低減情報である場合(S139:YES)には、CPU12は、携帯電話10の位置情報をオペレーティングシステム30のAPIから取得する(S140)。
続いて、S140で取得したモバイル位置情報に応じた携帯電話10の位置と、S106で記憶したデバイス情報に応じたMFP50の位置との間の距離、つまり、離間距離が第1離間距離以上であるか否かが、CPU12によって判断される(S142)。離間距離が第1閾距離以上である場合(S142:YES)には、購入促進画面が表示パネル24に表示される(S144)。そして、購入促進画面の表示対象となったステータス情報をデータ記憶領域34から削除し、S138へ進む。一方、離間距離が第1閾距離未満である場合(S142:NO)には、交換促進画面が表示パネル24に表示される(S146)。そして、交換促進画面の表示対象となったステータス情報をデータ記憶領域34から削除し、S138へ進む。
また、S139でステータス情報が記録材低減情報でない場合(S139:NO)には、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報であるか否かが、CPU12によって判断される(S148)。ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報でない場合(S148:NO)には、当該ステータス情報をデータ記憶領域34から削除し、S138へ進む。一方、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報である場合(S148:YES)には、CPU12は、携帯電話10の位置情報をオペレーティングシステム30のAPIから取得する(S150)。
続いて、S140で取得したモバイル位置情報に応じた携帯電話10の位置と、S106で記憶したデバイス情報に応じたMFP50の位置との間の距離、つまり、離間距離が第2離間距離未満であるか否かが、CPU12によって判断される(S152)。離間距離が第2閾距離未満である場合(S152:YES)には、ステータス情報に応じた画面が表示パネル24に表示される(S154)。そして、本フローが終了する。一方、離間距離が第2閾距離以上である場合(S152:NO)には、表示された画面の対象となったステータス情報をデータ記憶領域34から削除し、S138へ進む。
また、S132でMFP50からステータス情報を受信している場合(S132:YES)には、その受信したステータス情報に応じた画面が表示パネル24に表示される(S154)。そして、S138へ進む。
ちなみに、S114を実行するCPU12は、第2取得処理の一例である。S116を実行するCPU12は、第2記憶処理の一例である。S136を実行するCPU12は、受信処理の一例である。S137を実行するCPU12は、第1記憶処理の一例である。S140、及びS150を実行するCPU12は、第1取得処理の一例である。S142、及びS152を実行するCPU12は、判断処理の一例である。S146、及びS154を実行するCPU12は、第1表示処理の一例である。S144を実行するCPU12は、第2表示処理、及び第3表示処理の一例である。
<第2実施形態>
第1実施形態の携帯電話10では、携帯電話10の位置とMFP50の位置との間の距離に応じて、ステータス情報に関する画面が表示されているが、第2実施形態の携帯電話10では、携帯電話10とMFP50との間でWF方式の無線通信90が確立しているか否かに応じて、ステータス情報に関する画面が表示される。
詳しくは、携帯電話10では、サーバ82からステータス情報を受信すると、受信したステータス情報がデータ記憶領域34に記憶される。そして、MFP50との間でWF方式の無線通信90が確立しているか否かが判断される。この際、MFP50との間でWF方式の無線通信90が確立している場合には、携帯電話10を携帯しているユーザは、WF方式の無線通信90の通信範囲内に存在している。つまり、WF方式の無線通信90は、上述したように、数10m程度であるため、MFP50との間でWF方式の無線通信90が確立している場合に、携帯電話10を携帯しているユーザは、MFP50の設置されているオフィス等にいると考えられる。一方、MFP50との間でWF方式の無線通信90が確立しない場合には、携帯電話10を携帯しているユーザが、MFP50の近くにおらず、オフィス等から外出している可能性がある。
このため、ステータス情報が記録材低減情報であり、携帯電話10がサーバ82からステータス情報を受信した際に、携帯電話10とMFP50との間でWF方式の無線通信90が確立している場合には、交換促進画面が表示パネル24に表示される。これにより、MFP50の近くにいるユーザに、カートリッジの交換を促すことが可能となる。一方、ステータス情報が記録材低減情報であり、携帯電話10がサーバ82からステータス情報を受信した際に、携帯電話10とMFP50との間でWF方式の無線通信90が確立していない場合には、購入促進画面が表示パネル24に表示される。これにより、外出しているユーザに、カートリッジの購入を促すことが可能となる。
また、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報であり、携帯電話10がサーバ82からステータス情報を受信した際に、携帯電話10とMFP50との間でWF方式の無線通信90が確立している場合には、用紙低減情報、若しくはトラブル情報に応じた画面が表示パネル24に表示される。これにより、MFP50の近くにいるユーザに、用紙の補充、トラブルの解消を促すことが可能となる。一方、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報であり、携帯電話10がサーバ82からステータス情報を受信した際に、携帯電話10とMFP50との間でWF方式の無線通信90が確立していない場合には、ステータス情報に応じた画面は表示パネル24に表示されない。これにより、ユーザへの無駄な報知を抑制することが可能となる。
なお、第2実施形態の携帯電話10においても、ステータス情報はデータ記憶領域34に記憶されているため、携帯電話10を携帯しているユーザが、例えば、外出先からオフィスに戻り、携帯電話10とMFP50との間でWF方式の無線通信90が確立した場合に、用紙低減情報、若しくは、トラブル情報に応じた画面が表示パネル24に表示される。これにより、ユーザに必要な情報を報知することが可能となる。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、携帯電話10におけるMFP50からのデバイス情報の受信、携帯電話10によるMFP50へのモバイルIDの登録、携帯電話10におけるステータス情報の表示は、携帯電話10のCPU12において制御アプリケーション32が実行されることによって行われる。第2実施形態におけるMFP50へのモバイルIDの登録は、第1実施形態におけるMFP50へのモバイルIDの登録と同じであるため、フローの図示および、説明を省略する。また、第2実施形態におけるMFP50からのデバイス情報の受信は、第1実施形態におけるMFP50からのデバイス情報の受信と略同じであるため、図2を用いて、簡略に説明する。
第2実施形態の携帯電話10では、ユーザにより制御アプリケーション32の開始指示を受けると、制御アプリケーション32を実行するCPU12は、図2に示すように、S100〜S112の処理を実行する。S112では、デバイス情報としてさらにMFP50が接続するアクセスポイント80のSSIDが取得される。そして、S112で取得したデバイス情報をデータ記憶領域34に記憶させた後に、S118の処理が実行される。つまり、第2実施形態において、携帯電話10がMFP50からデバイス情報を受信する際に、図2に示されるフローにおいて、S114の処理が行われず、S116の処理の代わりに、デバイス情報のみがデータ記憶領域34に記憶される。
また、第2実施形態において、ステータス情報が表示される際には、図6及び図7に示すフローが実行される。このフローチャートでは、S200〜S208、S221の処理が実行されるが、この処理は、図4のフローチャートのS130、S136〜S139の処理と同じであるため、説明を省略する。なお、図4のS132に相当する処理は、図6では実行されない。そして、S208でステータス情報が記録材低減情報であると判定された場合(S208:YES)には、MFP50とWF方式の無線通信90を介して通信可能であるか否かが、CPU12によって判断される(S210)。具体的には、携帯電話10が接続しているアクセスポイント80のSSIDが、記憶しているデバイス情報に含まれる、MFP50が接続するアクセスポイント80のSSIDと一致する場合に、通信可能であると判断される。この際、MFP50とWF方式の無線通信90を介して通信不能である場合(S210:NO)には、購入促進画面が表示パネル24に表示される(S212)。そして、購入促進画面の表示対象となったステータス情報がデータ記憶領域34から削除され、S221に進む。一方、MFP50とWF方式の無線通信90を介して通信可能である場合(S212:YES)には、交換促進画面が表示パネル24に表示される。そして、交換促進画面の表示対象となったステータス情報がデータ記憶領域34から削除され、S221に進む。
また、S208でステータス情報が記録材低減情報でないと判定された場合(S208:NO)には、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報であるか否かが、CPU12によって判断される(S216)。ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報でない場合(S216:NO)には、当該ステータス情報をデータ記憶領域34から削除し、S221に進む。一方、ステータス情報が用紙低減情報、若しくはトラブル情報である場合(S216:YES)には、MFP50とWF方式の無線通信90を介して通信可能であるか否かが、CPU12によって判断される(S218)。MFP50とWF方式の無線通信90を介して通信不能である場合(S218:NO)には、S221に進む。一方、MFP50とWF方式の無線通信90を介して通信可能である場合(S218:YES)には、ステータス情報に応じた画面が表示パネル24に表示される。そして、当該ステータス情報をデータ記憶領域34から削除し、本フローが終了する。
また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、MFP50によるステータス情報のサーバ82への送信は、MFP50のCPU52において制御プログラム74が実行されることによって行われる。第2実施形態におけるMFP50によるステータス情報のサーバ82への送信は、第1実施形態におけるMFP50によるステータス情報のサーバ82への送信と同じであるため、フローの図示および、説明を省略する。
なお、S206を実行するCPU12は、受信処理の一例である。S207を実行するCPU12は、第1記憶処理の一例である。S210、及びS218を実行するCPU12は、判断処理の一例である。S214、及びS220を実行するCPU12は、第1表示処理の一例である。
<第3実施形態>
第1実施形態では、デバイス位置情報が携帯電話10に記憶されていたが、第2実施形態では、デバイス位置情報がMFP50に記憶され、そのデバイス位置情報が、サーバ82を経由して、携帯電話10に送信される。
詳しくは、第3実施形態の携帯電話10では、NFC方式の無線通信92がMFP50との間で確立している際に、携帯電話10の位置情報が取得される。そして、取得された位置情報が、NFC方式の無線通信92を介して、MFP50に送信され、MFP50は、その位置情報を、デバイス位置情報として記憶する。
また、第3実施形態のMFP50では、第1実施形態の図3の処理と同様に、MFP50の状態が監視されており、MFP50の状態が所定の状態となった場合に、ステータス情報とモバイルIDとが、サーバ82に送信される。この際、第3実施形態のMFP50では、S126において、デバイスIDの代わりに、デバイス位置情報が、ステータス情報とモバイルIDとともにサーバ82に送信される。そして、サーバ82では、受信したモバイルIDを利用して、ステータス情報とデバイス位置情報とが携帯電話10に送信される。
また、携帯電話10がステータス情報とデバイス位置情報とを受信した場合に、第3実施形態の携帯電話10においても、第1実施形態の携帯電話10と同様に、モバイル位置情報に応じた携帯電話10の位置と、デバイス位置情報に応じたMFP50の位置との間の距離が、所定の条件を充足するか否かが判断される(図5のS142及びS152)。ただし、第1実施形態の携帯電話10では、データ記憶領域34に記憶されているデバイス位置情報が用いられるが、第3実施形態の携帯電話10では、サーバ82から受信したデバイス位置情報が用いられる。なお、携帯電話10の位置とMFP50の位置との間の距離が、所定の条件を充足しているか否かの判断および、判断結果に基づくステータス情報に関する画面の表示は、第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
このように、第3実施形態では、デバイス位置情報がMFP50に記憶され、そのデバイス位置情報がサーバ82を経由して携帯電話10に送信されることで、ステータス情報に関する画面表示の判断に、MFP50に記憶されているデバイス位置情報が用いられる。このため、例えば、携帯電話10と別の携帯電話を用いて、サーバ82からのプッシュ通知を受ける際に、その別の携帯電話が、サーバ82からステータス情報とデバイス位置情報とを受信することが可能となり、その別の携帯電話は、デバイス位置情報の取得を行う必要が無くなる。これにより、サーバ82によるプッシュ通知の仕組みを簡素化することが可能となる。
第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、携帯電話10におけるMFP50からのデバイス情報の受信、携帯電話10によるMFP50へのモバイルIDの登録、携帯電話10におけるステータス情報の表示は、携帯電話10のCPU12において制御アプリケーション32が実行されることによって行われる。
また、第3実施形態において、携帯電話10がMFP50からデバイス情報を受信する際には、図8に示すフローが実行される。このフローチャートでは、S300〜S314の処理が実行されるが、この処理は、図2のフローチャートのS100〜S114の処理と同じであるため、説明を省略する。そして、S304で位置情報が取得されると、S302で取得されたデバイス情報がデータ記憶領域34に記憶される(S306)。次に、S304で取得された位置情報とモバイルIDとが、MFP50に送信される(S308)。そして、本フローが終了する。MFP50は、位置情報とモバイルIDとをデータ記憶領域76に記憶する。
また、第3実施形態において、ステータス情報が表示される際には、図9に示すフローが実行される。このフローチャートでは、S320、S322の処理が実行されるが、この処理は、図4のフローチャートのS130、S132の処理と同じであるため、説明を省略する。そして、S320でWF方式の無線通信が確立していない場合(S320:NO)若しくは、S322でMFP50からステータス情報を受信していない場合(S322:NO)には、サーバ82からステータス情報とデバイス位置情報とを受信したか否かが、CPU12によって判断される(S326)。サーバ82からステータス情報とデバイス位置情報とを受信していない場合(S326:NO)には、S328に進む。
一方、サーバ82からステータス情報とデバイス位置情報とを受信している場合(S326:YES)には、受信したステータス情報とデバイス位置情報とが関連付けてデータ記憶領域34に記憶される(S327)。そして、S328〜S329の処理が実行されるが、この処理は、図4のフローチャートのS138〜S139の処理と同じであるため、説明を省略する。また、S330及びそれ以降の処理、S322でYESと判定された後の処理は、デバイス位置情報として、S327で記憶されたデバイス情報を用いる以外は、図4及び図5に示すフローチャートと同じであるため、フローチャートの図示及び、説明を省略する。
また、第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、MFP50によるステータス情報のサーバ82への送信は、MFP50のCPU52において制御プログラム74が実行されることによって行われる。この際、図10に示すフローが実行される。このフローチャートでは、S350〜S352の処理が実行されるが、この処理は、図3のフローチャートのS120〜S122の処理と同じであるため、説明を省略する。そして、S352でMFP50の状態に変化があったと判断された場合(S352:YES)には、携帯電話10から位置情報を取得したか否かが、CPU52によって判断される(S354)。
携帯電話10から位置情報を取得したと判断された場合(S354:YES)、S356の処理が実行されるが、この処理は、図3のフローチャートのS124の処理と同じであるため、説明を省略する。そして、S356でサーバ82と通信可能である場合(S356:YES)には、ステータス情報とデバイスIDとモバイルIDとデバイス位置情報とが、サーバ82に送信される(S358)。これにより、本フローが終了する。
なお、S304を実行するCPU12は、第2取得処理の一例である。S308を実行するCPU12は、送信処理の一例である。S326を実行するCPU12は、受信処理の一例である。S327を実行するCPU12は、第1記憶処理の一例である。S330を実行するCPU12は、第1取得処理の一例である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、上記実施形態では、NFC方式の無線通信92を介して、デバイス情報がMFP50から携帯電話10に送信されているが、WF方式の無線通信90を介して、デバイス情報がMFP50から携帯電話10に送信されてもよい。
具体的には、例えば、携帯電話10においてデバイスを検索するためのボタン操作が行われると、WF方式の無線通信90を利用したブロードキャストが行われる。この際、WF方式の無線通信90の通信圏内に存在するデバイスから携帯電話10にブロードキャストに対する応答があり、その応答があったデバイスからIPアドレスとデバイスIDが取得される。そして、応答があったデバイスから任意のデバイスを選択するための選択画面が表示パネル24に表示される。この選択画面において任意のデバイスが選択されると、その選択されたデバイスから、そのデバイスの性能に関する情報が取得される。これにより、携帯電話10は、WF方式の無線通信90を介して、デバイス情報を取得する。また、ブロードキャストに対する応答があった際に、携帯電話10の位置情報が取得され、その位置情報が、デバイス位置情報に設定される。このため、WF方式の無線通信90を介してデバイス情報が取得された場合は、そのデバイス情報と、ブロードキャストに対する応答があった際に取得されたデバイス位置情報とが関連づけてデータ記憶領域34に記憶される。
また、上記実施形態では、携帯電話10の位置とMFP50との位置との間の距離が、所定の条件を充足しているか否かが判定され、その判定結果に応じて、ステータス情報に関する画面表示が行われているが、携帯電話10の位置とMFP50と異なる対象物との位置との間の距離が、所定の条件を充足しているか否かが判定され、その判定結果に応じて、ステータス情報に関する画面表示が行われてもよい。なお、対象物としては、カートリッジ等の販売店等を採用することが可能である。
また、上記実施形態では、プッシュ通知の情報として、ステータス情報を例に説明したが、ステータス情報の代わりに、MFP50に関する新製品の情報等を採用してもよい。
また、上記実施形態では、CPU12,52によって図2乃至図10に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12,52に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPUやASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10:携帯電話、12:CPU、16:携帯電話通信I/F、18:無線LANI/F、20:NFCI/F、24:表示パネル、32:制御アプリケーション、34:データ記憶領域、50:MFP、82:サーバ

Claims (11)

  1. プッシュ通知サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部と、オペレーティングシステムとを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記プッシュ通知サーバにより、送信先識別情報を利用して送信された関連情報を、前記インタフェースを介して受信した場合に、前記オペレーティングシステムから通知を受信する受信処理であって、前記関連情報は前記画像処理装置に関連する情報であり、前記送信先識別情報は、前記携帯端末に情報を送信するための情報である、受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、
    前記受信処理により関連情報が受信された後に前記画像処理装置と通信することなく、前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記判断処理は、
    前記第1取得処理により取得された位置情報により示される位置と、予め定められた対象物の位置との間の距離が閾値未満であるか否かを判断し、当該距離が閾値未満である場合に、当該位置情報が予め定められた条件を充足すると判断することを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
  3. サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部とを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、
    前記携帯端末の通信範囲内に存在する画像処理装置との無線通信中に、前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理により取得された位置情報を前記記憶部に記憶させる第2記憶処理と、
    前記第1取得処理により取得された位置情報により示される位置と、前記第2記憶処理により記憶された位置情報により示される位置との間の距離が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  4. サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部とを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、
    前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記携帯端末の通信範囲内に存在する画像処理装置との無線通信中に、前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理により取得された位置情報を前記画像処理装置に送信する送信処理と、
    を実行させ、
    前記受信処理は、
    前記サーバが、前記関連情報と前記位置情報とを前記画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報と当該位置情報とを、前記インタフェースを介して受信し、
    前記判断処理は、
    前記第1取得処理により取得された位置情報により示される位置と、前記受信処理により受信された位置情報により示される位置との間の距離が、予め定められた条件を充足するか否かを判断することを特徴とする制御プログラム。
  5. 前記インタフェースは、 通信範囲内に存在する画像処理装置と無線通信可能に構成された第1無線通信部と、
    前記第1無線通信部による無線通信の通信範囲より狭い通信範囲内に存在する画像処理装置と無線通信可能に構成された第2無線通信部と、
    を有し、
    前記第2取得処理は、
    前記第2無線通信部を介した前記画像処理装置との無線通信中に、前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得することを特徴とする請求項3又は4に記載の制御プログラム。
  6. サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部とを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と、携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、
    前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    を実行させ、
    前記関連情報は、互いに異なる第1関連情報と第2関連情報とを含み、
    前記判断処理は、
    前記関連情報が第1関連情報である場合に、前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた第1の条件を充足するか否かを判断し、前記関連情報が第2関連情報である場合に、前記第1取得処理により取得された位置情報が、前記第1の条件と異なる予め定められた第2の条件を充足するか否かを判断することを特徴とする制御プログラム。
  7. 前記制御部に、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足しないと判断された場合に、前記第1表示処理により表示される表示情報と異なる情報を前記表示部に表示させる第2表示処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の制御プログラム。
  8. 前記制御部に、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足しないと判断された場合に、前記第1表示処理による表示情報の表示形態と異なる形態で情報を前記表示部に表示させる第3表示処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の制御プログラム。
  9. サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、制御部と、記憶部と、表示部とを備える携帯端末で実行される制御プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と前記携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記受信処理により関連情報が受信された後に前記画像処理装置と通信することなく、前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  10. プッシュ通知サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、
    制御部と、
    記憶部と、
    表示部と、
    オペレーティングシステムと、
    を備え、
    前記制御部が、
    前記プッシュ通知サーバにより、送信先識別情報を利用して送信された関連情報を、前記インタフェースを介して受信した場合に、前記オペレーティングシステムから通知を受信する受信処理であって、前記関連情報は前記画像処理装置に関連する情報であり、前記送信先識別情報は、携帯端末に情報を送信するための情報である、受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記携帯端末が所在する地理的な位置を示す位置情報を取得する第1取得処理と、
    前記受信処理により関連情報が受信された後に前記画像処理装置と通信することなく、前記第1取得処理により取得された位置情報が、予め定められた条件を充足するか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により位置情報が予め定められた条件を充足すると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  11. サーバと画像処理装置と通信可能に構成されたインタフェースと、
    制御部と、
    記憶部と、
    表示部と、
    を備え、
    前記制御部が、
    前記サーバが、前記画像処理装置に関する関連情報と携帯端末に情報を送信するための送信先識別情報とを当該画像処理装置から受信した後に、前記送信先識別情報を利用して送信した当該関連情報を、前記インタフェースを介して受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信された関連情報を前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と、
    前記受信処理により関連情報が受信された後に前記画像処理装置と通信することなく、前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により前記携帯端末が、前記第1記憶処理により記憶された関連情報の送信元の画像処理装置と通信可能であると判断された場合に、前記記憶部に記憶されている関連情報に基づく表示情報を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
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