JP6785129B2 - 組立容器 - Google Patents

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Description

本発明は、組立容器に関する。
従来、植物工場においてレタス等の野菜を水耕栽培する設備が提案されている。例えば、建屋などの閉鎖空間内にLED(Light Emitting Diode)照明装置を設け、温度、湿度、照明条件などの栽培環境を人工的にコントロールしながら、植物の育成に好適な環境を構築し、品質の良い野菜を栽培する設備が提供されている。
この種の植物栽培システムの一例として、栽培槽と給水槽と肥料タンクとCOタンクと光源とエアコンとファンとCOセンサ並びに各種センサを備えたレタス栽培システムが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたレタス栽培システムは、栽培槽として樹脂の成形体からなる水槽が適用されている。しかしながら、植物工場に用いる栽培槽の大きさが大きい場合、栽培槽の搬送、設置が困難になる。また植物工場はその生産規模、設置環境等が個別に異なり、栽培槽の大きさも種々多様である。そのため、植物工場の規模に応じて大きさの異なる栽培槽を準備する必要がある。
そこで、複数のユニットに分割可能であり、大きさを自在に調整できる植物栽培槽が検討されている(特許文献2参照)。特許文献2に記載された植物栽培槽は、2つの端部ユニットの間に、1つまたは複数の接続ユニットを設けることで、大きさを自在に調整することができる。
特開2013−111073号公報 実用新案登録第3188170号公報
植物工場ではより植物を効率的に栽培するために、ラック等を用いて植物栽培槽を高さ方向に複数設置することがある。植物栽培槽を所定の形状に加工してからラック等に取付けようとすると、植物栽培槽を持ち上げる等の動作が必要であり、施工が難しかった。
またラックの中段の植物栽培槽を取り換える際に、上下に設置されている植物栽培槽が邪魔になり、取り換え等の作業性も悪いという問題があった。このような問題は、植物栽培槽に限られず、限られた空間内で魚等を育成する場合の組み立て式の水槽、土壌等を保持する容器等においても同様である。
このため、施工時、取り換え時には作業性に優れ、設置後には安定的に水等を貯留できる組立容器が求められていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、分割可能で組み立てやすく、かつ、組み立て後に外れにくい組立容器を得ることを目的とする。
本発明者らは、複数の部材を所定の連結部材で連結することで、限られた空間内でも容易に設置でき、組み立て後に外れにくい組立容器を得ることができることを見出した。
すなわち、本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)本発明の一態様にかかる組立容器は、複数に分割された本体部材と、前記本体部材を連結する連結部材と、を備え、前記本体部材は、基体部と、前記基体部の一端に設けられた差込部と、前記基体部の下面に設けられた溝部と、を有し、前記連結部材は、第1の方向に延在する支持部と、前記支持部の厚み方向上部から前記第1の方向と直交する第2の方向の両側に向かって突出する第1受け部と、前記支持部の厚み方向下部から前記第2の方向の両側に向かって突出する第2受け部と、前記第2受け部の上面のいずれかに起立する突起部と、を有し、前記本体部材と前記連結部材が連結された状態で、前記突起部は前記溝部に嵌り、前記差込部の先端は前記第1受け部の下面の前記支持部から遠い側の端部より上方に位置している。
(2)上記態様にかかる組立容器において、前記差込部の上面が、前記基体部の下面と平行な基準面に対して傾斜する第1傾斜面であってもよい。
(3)上記態様にかかる組立容器において、前記差込部の下面が、前記基体部の下面と平行な基準面に対して傾斜する第2傾斜面であってもよい。
(4)上記態様にかかる組立容器において、前記第1傾斜面の前記基準面に対する傾斜角が、前記第2傾斜面の前記基準面に対する傾斜角より小さく、前記差込部は前記基体部側から離れるに従い先細りした形状をしていてもよい。
(5)上記態様にかかる組立容器において、前記第1受け部の下面が、前記基体部の下面と平行な基準面に対して傾斜する第3傾斜面であってもよい。
(6)上記態様にかかる組立容器において、前記第3傾斜面の前記基準面に対する傾斜角が、前記第1傾斜面の前記基準面に対する傾斜角より小さい構成でもよい。
(7)上記態様にかかる組立容器において、前記溝部の前記第2の方向の幅が、前記突起部の前記第2の方向の幅より大きい構成でもよい。
(8)上記態様にかかる組立容器において、前記差込部の上面の前記基体部側の端部が、前記基体部の上面より下方に位置していてもよい。
(9)上記態様にかかる組立容器において、前記支持部は、内部に第1の方向に延在する空洞を有していてもよい。
本発明の一態様に係る組立容器は、分割可能で組み立てやすく、かつ、組み立て後に連結部が外れにくく、安定的に水等を貯留できる。
第1実施形態にかかる組立容器の模式図である。 第1実施形態にかかる組立容器の一つのユニットをy方向に切断した断面模式図である。 第1実施形態にかかる組立容器の要部を拡大した断面模式図である。 第1実施形態にかかる組立容器の組み立て過程の要部を拡大した断面模式図である。 第1実施形態にかかる組立容器における第1受け部の下面(第3傾斜面)と、差込部の上面(第1傾斜面)の関係を示す模式図である。の組み立て過程の要部を拡大した断面模式図である。 第1実施形態にかかる組立容器の組み立て過程の全体像を示した断面模式図である。 組立容器を植物栽培槽として用い、植物栽培槽が複数積層された植物栽培棚を模式的に示した図である。
以下、組立容器について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材質、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる組立容器100の斜視模式図である。図1に示す組立容器100は、本体部材10と、連結部材20と、端部ユニット30と、を有する。
以下、連結部材20が延在する第1の方向をx方向、連結部材20に対して本体部材が接続されている方向であってx方向と直交する第2の方向をy方向、組立容器100を構成する各部材の厚み方向であってx方向及びy方向と直交する方向をz方向とする。
複数に分割された本体部材10を連結部材20で連結することで、一つのユニットUが構成される。複数のユニットUと端部ユニット30とを組み合わせることで、組立容器100内に水や土等を貯留する貯留領域が形成される。この領域は、組立容器100を植物栽培槽として用いる場合は、貯水領域となる。端部ユニット30は特に問わず、貯留領域を形成できるものであれば任意のものを用いることができる。また組立容器100の貯留領域には、インナー部材として防水性等を有するシート等を設けてもよい。
図2は、第1実施形態にかかる組立容器100の一つのユニットUをy方向に切断した断面模式図である。図2では、二つの本体部材10が一つの連結部材20によって連結されている。
本体部材10は、組立容器100の貯留領域を形成する基体部として、底面部10Aと、第1側壁部10Bと、第1段部10Cと、第2側壁部10Dと、補強部10Eとを有する。
二つの本体部材10の底面部10Aは、連結部材20によって連結されることで貯留領域の底面を形成する。例えば、組立容器100を植物栽培槽として用いる場合、この底面と第1側壁部10Bとによって貯水領域が形成される。第1段部10C上には、栽培する植物等を支持する発泡スチロール等を設置できる。第2側壁部10Dは、設置した発泡スチロール等の位置ずれを抑制する。補強部10Eは、第1段部10C及び第2側壁部10Dのz方向に荷重がかかった場合に、本体部材10の変形を抑制する。
図3は、第1実施形態にかかる組立容器100の連結部材20近傍の要部を拡大した断面模式図である。
本体部材10は、基体部11と、差込部12とを有し、基体部11には溝部13が設けられている。本体部材10を構成する材料は特に限定されないが、押出等を利用して加工できる樹脂等を用いることが好ましい。
基体部11は、本体部材10の主要部を構成する部分であり、図2における底面部10A、第1側壁部10B、第1段部10C、第2側壁部10D及び補強部10Eに対応する。
差込部12は、基体部11の連結部材20と連結する側の端部に設けられている。
図3において、差込部12の上面12aは、基体部11の下面11bと平行な基準面に対して傾斜する第1傾斜面である。ここで、「基体部11の下面11b」とは、連結部材20近傍の基体部11の下面11bを意味し、図2における底面部10Aの下面を意味する。
差込部12の上面12aは、上面12aの基体部11側の第1上面端部12a1が、基体部11から遠い側の第2上面端部12a2よりz方向下方に位置している。差込部12の上面12aの形状は、この条件を満たせば、傾斜面に限られず、ジグザグな形状、階段状でもよい。
図3において、差込部12の下面12bは、基準面に対して傾斜する第2傾斜面である。
差込部12の下面12bも、連結部材20との連結しやすさの観点からは、差込部12の下面12bの基体部11側の第1下面端部12b1は、基体部11から遠い側の第2下面端部12b2よりz方向下方に位置していることが好ましい。差込部12の下面12bの形状も傾斜面に限られず、ジグザグな形状、階段状でもよい。
また図3に示すように、差込部12の上面12a(第1傾斜面)の基準面に対する傾斜角は、差込部12の下面(第2傾斜面)12bの基準面に対する傾斜角より大きいことが好ましい。この関係を満たすと、差込部12は、基体部11から離れるに従い先細りした形状となる。連結部材20と連結する側の端部が先細りすることで、連結部材20への差込部12の挿入が容易になる。
また第1上面端部12a1のz方向の位置は、基体部11の上面11aより下方にあることが好ましい。
第1上面端部12a1と第2上面端部12a2を結ぶ面は傾斜しており、第2上面端部12a2のz方向の位置が最も高くなる。傾斜角を一定とした場合、第1上面端部12a1のz方向の位置を下げることで、第2上面端部12a2のz方向の位置も下げることができる。差込部12近傍における本体部材10の厚みは、第2上面端部12a2から基体部11の下面11bに下した垂線の高さと一致する。すなわち、差込部12近傍における本体部材10の厚みを薄くできる。
溝部13は、基体部11の下面11bに設けられている。溝部13は、後述する突起部24と対応する位置に設ける。溝部13の大きさは突起部24より大きければよい。
連結部材20は、支持部21と、第1受け部22と、第2受け部23と、突起部24とを有する。連結部材20は、強度を有していることが好ましく、アルミニウム等の金属を用いることが好ましい。
支持部21は、x方向に延在している。支持部21の内部には、図3に示すようにx方向に延在する空洞21Aが設けられていてもよい。支持部21に空洞21Aを設けることで、連結部材20の剛性の向上と軽量化が図られる。
第1受け部22と第2受け部23は、支持部21のz方向上部と下部に設けられ、y方向の両側に向かって突出している。第1受け部22と第2受け部23は、連結部材20全体の厚みが厚くならないように、支持部21の上端及び下端から突出していることが好ましい。
第1受け部22のy方向の幅は、第2受け部23のy方向の幅より短いことが好ましい。第2受け部23は、連結した状態で基体部11を支持する。そのため、ある程度y方向にも幅を設け、連結状態の安定性を高めることが好ましい。一方で、第1受け部22は、連結後に挿入部12がy方向にずれるのを防ぐことができればよく、y方向への幅は求められない。第1受け部22のy方向の幅を短くすると、挿入部12を第1受け部22と第2受け部23の間に挿入しやすくなる。
図3において、第1受け部22の下面22bは、基準面に対して傾斜する第3傾斜面である。第1受け部22の下面22bの支持部21側の第1端部22b1は、支持部21から遠い側の第2端部22b2よりz方向上方に位置している。第1受け部22の下面22bの形状は、傾斜面に限られず、ジグザグな形状、階段状でもよい。
突起部24は、第2受け部23の上面からz方向に突出している。突起部24は、第2受け部23のy方向端部に設けられていることが好ましい。突起部24がy方向端部に設けられていることで、連結時に本体部材10が移動できるスペースが広くなる。
ここまで、本体部材10及び連結部材20のそれぞれの構成について説明したが、それぞれの部材の連結の仕方について説明しながら、互いの関係性について説明する。
図4は、第1実施形態にかかる組立容器の組み立て過程の要部を拡大した断面模式図である。
まず、図4(a)に示すように、連結部材20の一端側に本体部材10を挿入する。本体部材10は、連結部材20の第1受け部22と第2受け部23の間に挿入される。本体部材10の差込部12の形状が、基体部11から離れるに従い先細りした形状であることで、連結部材20への差込部12の挿入が容易になる。
そして、本体部材10に連結部材20が連結されると、図4(b)に示すように、本体部材10は、第1受け部22の第1端部22b1と突起部24とで2点支持され固定される。この際、第1受け部22の第1端部22b1には差込部12の第1上面端部12a2が嵌り、本体部の溝部13には突起部24が嵌る。
溝部13のy方向の幅は、突起部24のy方向の幅より広いことが好ましい。本体部材10は連結部材20に対してy方向から連結する。そのため、溝部13のy方向の幅が広いことで、突起部24を溝部13に嵌めやすくなる。また本体部材10を樹脂等で作製した場合、本体部材10は熱や応力により形状が変形する場合がある。溝部13を広めに設計しておくことで、本体部材10が変形した場合にも対応できる。
また第1受け部22の下面(第3傾斜面)22bの基準面に対する傾斜角は、差込部12の上面(第1傾斜面)12aの基準面に対する傾斜角以下であることが好ましい。
図5は、第1受け部22の下面(第3傾斜面)22bと、差込部12の上面(第1傾斜面)12aの関係を示す模式図である。図示点線は、差込部12を挿し込んだ状態を示し、図示実線は連結後の状態を示す。
図5(a)〜(d)において、差込部12の上面12aの傾斜角が11°である。一方で、第1受け部22の下面22bの傾斜角は、図5(a)は11°、図5(b)は7°、図5(c)は5°、図5(d)は3°である。
図5に示すように、差込部12の上面12aの傾斜角が第1受け部22の下面22bの傾斜角よりも大きいことで、連結状態で差込部12と第1受け部22との間に空間ができる。すなわち、連結時に、差込部12が第1受け部22に当ることが避けられる。また、差込部12の上面12aの傾斜角と、第1受け部22の下面22bの傾斜角とが一致すると、これらの面が互いに面接触し、連結状態の安定性が高まる。
一方で、第1受け部22の下面22bの基準面に対する傾斜角が小さすぎると、外力が加わった場合に、差込部12の第2上面端部12a2が、第1受け部22の第2端部22b2から外れる可能性が高まる。そのため、一例として差込部12の上面12aの傾斜角が11°の場合、第1受け部22の下面22bの傾斜角は5°以上11°以下であることが好ましい。
次いで、図4(b)及び図4(c)に示すように、連結部材20の他端側に別の本体部材10を設置する。
この際、連結部材20の一端側には既に本体部材10が連結されているため、図4(a)に示すように、連結部材20を傾けることができない。そのため、連結部材20を固定した状態で、他端側に本体部材10を挿入する必要がある。
図4(b)に示すように、差込部12の下面12bに傾斜面が形成されていると、本体部材10は、第1下面端部12b1を支点にyz方向に回転できる。つまり、差込部12の下面12bを第2受け部23の上面と平行に近い状態で挿入した後に、第1下面端部12b1を支点に差込部12を回転させることができる。
図6は、第1実施形態にかかる組立容器の組み立て過程の全体像を示した断面模式図である。図6は、図4(b)の全体像に対応する。差込部12を差込部12の下面12bを第2受け部23の上面と平行に近い状態で挿入した場合、本体部材10を挿入するのに必要な高さHは、一方の本体部材10の第2側壁部10Dから他方の本体部材10の底面部10Aに下した垂線の高さである。
換言すると、本実施形態にかかる組立容器100は、この高さHを確保できれば設置することができる。
図7は、組立容器を植物栽培槽として用い、植物栽培槽が複数積層された植物栽培棚を模式的に示した図である。植物栽培棚200は、組立容器100と照明部材101が交互に積層されている。
組立容器100において高さHは、組立容器100の底面と照明部材101との距離に対応する。すなわち、本体部材10の差込部12の下面12bの傾斜角及び本体部材10の形状を設計することで、この高さHを任意に設計できる。
また図4(c)に示すように、本体部材10と連結部材20とが連結されると、連結部材20の突起部24は本体部材10の溝部13に嵌る。また本体部材10の差込部12の第2上面端部12a2のz方向の位置は、第1受け部22の下面22bの第2端部22b2より上方に位置する(図3参照)。
このような関係性を有すると、本体部材10にy方向の力を加えても、本体部材10は連結部材20から外れない。差込部12の第2上面端部12a2が、第1受け部22の第2端部22b2に引っ掛かり、溝部13が突起部24に引っ掛かるためである。
本実施形態にかかる組立容器100を設置後に、組立容器100に加わる可能性のある外力はy方向が主である。図1に示すように、本体部材10と連結部材20からなるユニットUのx方向は端部ユニット30によって押えられおり、ユニットのz方向には均一に水等が貯留されるためである。
上述のように、本実施形態にかかる組立容器100は、2点で支持されるため、連結後に外れにくい。すなわち、組立容器100を設置後に本体部材10と連結部材20が外れてしまうことを避けることができ、組立容器100内に例えば植物栽培用の水等を安定的に貯留できる。
また本体部材10と連結部材20が所定の関係を有することで、狭い空間内でも連結部材20に対して本体部材10を容易に連結できる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10…本体部材、10A…底面部、10B…第1側壁部、10C…第1段部、10D…第2側壁部、10E…補強部、11…基体部、11a…上面、11b…下面、12…差込部、12a…上面(第1傾斜面)、12b…下面(第2傾斜面)、12a1…第1上面端部、12a2…第2上面端部、12b1…第1下面端部、12b2…第2下面端部、13…溝部、21…支持部、21A…空洞、22…第1受け部、22b…下面(第3傾斜面)、22b1…第1端部、22b2…第2端部、23…第2受け部、24…突起部、20…連結部材、30…端部ユニット、100…組立容器、101…照明部材、200…植物栽培棚、U…ユニット

Claims (9)

  1. 複数に分割された本体部材と、
    前記本体部材を連結する連結部材と、を備え、
    前記本体部材は、基体部と、前記基体部の一端に設けられた差込部と、前記基体部の下面に設けられた溝部と、を有し、
    前記連結部材は、第1の方向に延在する支持部と、前記支持部の厚み方向上部から前記第1の方向と直交する第2の方向の両側に向かって突出する第1受け部と、前記支持部の厚み方向下部から前記第2の方向の両側に向かって突出する第2受け部と、前記第2受け部の上面のいずれかに起立する突起部と、を有し、
    前記本体部材と前記連結部材が連結された状態で、前記突起部は前記溝部に嵌り、前記差込部の先端は前記第1受け部の下面の前記支持部から遠い側の端部より上方に位置していることを特徴とする組立容器。
  2. 前記差込部の上面が、前記基体部の下面と平行な基準面に対して傾斜する第1傾斜面である請求項1に記載の組立容器。
  3. 前記差込部の下面が、前記基体部の下面と平行な基準面に対して傾斜する第2傾斜面である請求項1または2のいずれかに記載の組立容器。
  4. 前記第1傾斜面の前記基準面に対する傾斜角が、前記第2傾斜面の前記基準面に対する傾斜角より小さく、前記差込部は前記基体部側から離れるに従い先細りしている請求項3に記載の組立容器。
  5. 前記第1受け部の下面が、前記基体部の下面と平行な基準面に対して傾斜する第3傾斜面である請求項1〜4のいずれか一項に記載の組立容器。
  6. 前記第3傾斜面の前記基準面に対する傾斜角が、前記第1傾斜面の前記基準面に対する傾斜角以下である請求項5に記載の組立容器。
  7. 前記溝部の前記第2の方向の幅が、前記突起部の前記第2の方向の幅より大きい請求項1〜6のいずれか一項に記載の組立容器。
  8. 前記差込部の上面の前記基体部側の端部が、前記基体部の上面より下方に位置している請求項1〜7のいずれか一項に記載の組立容器。
  9. 前記支持部は、内部に第1の方向に延在する空洞を有している請求項1〜7のいずれか一項に記載の組立容器。
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