JP6784401B2 - 車止め - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場に設置される車止めに関するものである。
従来、駐車場に設置される車止めは、コンクリートブロックを用いたものが主流であった。このような車止めは、コンクリートブロックにアンカーボルトの挿通孔を設けてあり、コンクリートブロックを設置面へ接着させた上で、アンカーボルトを挿通させる等の方法によって施工される。
特開平11−159182号公報
このような従来の車止めは、本体部分の底面が直接設置面へ接着されるため、雨水等を堰き止め、水溜りを生じてしまうという問題があった。また、コンクリートブロックは重く、運搬や設置の際に作業者への負担が大きかった。そして、アンカーボルトがコンクリートブロックから露出している部分は、経年劣化によって錆が生じるなどして、外観を大きく損なうとともに、安全性を損なうおそれがあった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、排水を可能とし、施工性及び安全性に優れた車止めを提供することを目的とする。
本発明の車止めは、車止め本体と、支持部とを備え、車止め本体は、水平方向に延びる棒状をなし、少なくとも二つの支持部の上面に架設され、支持部は、設置面と車止め本体との間に配置され、底面にアンカー用ボルトを取り付けるための孔が設けてあり、前面は車止め本体の前側端部又は前側端部より後方の位置において起立し、背面は下方へ向かうにつれて後方へ広がる傾斜面であり、前記アンカー用ボルトは、車止めを設置した状態で設置面から上部は前記支持部に覆われて外部から視認されず、前記車止め本体は、長手方向両端部に反射部材を備え、反射部材の周壁部にはローレット加工が施されてあって、反射部材の側面部は外側に向けて膨出させた凸面状であることを特徴とする。
本発明による車止めによれば、車止め本体は、設置面から間隔をあけて支持部の上面に配置されるため、車止め本体と設置面との間から排水可能である。また、支持部の前面は車止め本体の前側端部又は前側端部より後方の位置において起立するため、人が車を乗り降りする際や、通行する際に支持部に躓くおそれがなく、さらに、支持部は、背面が下方へ向かうにつれて後方へ広がる傾斜面であるため、強度に優れる。そして、支持部底面に取り付けたアンカー用ボルトを、設置面に設けた穴に差し込むことによって設置可能であるため、施工性が良い。
アンカー用ボルトは車止めを設置した状態で設置面から上部が支持部に覆われて外部から視認されない構成とすれば、劣化しにくく、安全性及び意匠性が高い。
また、車止め本体の長手方向両端部に反射部材を備え、反射部材の側面は外側に向けて膨出させた凸面状とすれば、車のテールランプやヘッドライトによって反射するため、夜間でも運転者が車止めの位置を視認しやすい。
車止めの斜視図である。 車止めを示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 車止めの側面図である。
以下、本発明の車止めの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後方向は図2(b)における上下方向である。
図1及び図4に示すように、本実施による車止めは、車止め本体1と、二つの支持部2,2によって構成され、支持部2に固定したアンカー用ボルトAを設置面Gに設けた孔に差し込んで固定することによって設置され、前側に駐車される。なお、本実施形態では左右の車輪にそれぞれ対向するよう、車一台につき二つの車止めを設置することを想定してある。
車止め本体1は、棒状であり、水平方向に延びるように配置される。車止め本体1は、少なくとも二つの支持部2,2の上面に架設され、設置面Gから離れた上面に配置される。車止め本体1は、棒状であれば横断面の形状は問わないが、本実施形態のように、円筒状のものを用いても良い。また、車止め本体1は、材質は特に限定されないが、高純度アルミニウム等の金属製であることが望ましい。
車止め本体1の長手方向両端部には、それぞれ反射部材4,4を取り付けてある。図2及び図3に示すように、本実施形態において反射部材4は、車止め本体1の外壁に沿った円筒状の周壁部4aと、側面部4bから構成されており、光を反射可能な表面処理が施されている。例えば、クリア焼付塗装によって金属光沢を有し、周壁部4aにはローレット加工が施されている。また、反射部材の側面部4bは外側に向けて膨出させた凸面状としてある。反射部材4は、光を反射して車止めの視認性を高める他に、車止め本体1の端部カバーの役割を担う。
支持部2は、設置面Gと車止め本体1との間に設置してあり、少なくとも二つの支持部2,2が上面に車止め本体1を掛け渡して支持する。大きさは限定されないが、車止め本体1に対して小さな支持部2を用いることができる。例えば、車止め本体1の横寸法を約600mmとすると、支持部2はその約10分の1に当たる約60mmの横寸法のものを使用することが可能である。また、車止めの縦寸法は約95mmと、非常にコンパクトなものである。支持部2の材質は特に限定されないが、金属製であることが望ましく、例えば高純度アルミニウムの鋳造品を用いることができる。図3に示すように、支持部2の上面2aは車止め本体1の外周に沿う凹部が形成してある。底面2dの略中央部には、アンカー用ボルトAを取り付けるための孔3が設けてある。前面2bは、車止め本体1の前側端部又は前側端部より後方の位置において起立し、下方へ向かうにつれて後方へ僅かに傾斜させてある。背面2cは下方へ向かうにつれて後方へ広がる傾斜面である。
次に、この車止めの施工方法について説明する。
まず、アンカー用ボルトAを支持部2の底面2dに設けた孔3に挿入して取り付ける。設置面Gにアンカー用ボルトAの位置を罫書く。罫書いた位置に設置孔をあけ、接着剤を設置孔と支持部2の設置面に塗付する。設置孔にアンカー用ボルトAを挿し、車止め本体1を傷つけないよう垂木等で保護しながら叩いてアンカー用ボルトAを打ち込む。車止めを設置した状態で、アンカー用ボルトAは、設置面Gから上部が支持部2に覆われて外部から視認されない。
このように構成した車止めによれば、雨水等は車止め本体1の下方を潜り抜けて排水されるため、車止め本体1が雨水を堰き止めて周辺に水溜りが発生するおそれがない。
反射部材4の側面部4bは外側に向けて膨出させた凸面状とすれば、車のテールランプやヘッドライトによって反射するため、夜間でも運転者が車止めの位置を視認しやすい。
車止め本体1を円筒状とすれば、車の車輪が車止め本体1に接触し、さらに前進又は後退した場合であっても、車輪は車止め本体1の表面において空回りするので、車止め本体1に乗り上げるおそれがない。また、車止め本体1及び支持部2を金属製とすれば、金属特有の光沢が意匠性を高め、施工性も良く、製造コストを抑えることができる。
また、支持部2の前面2bは車止め本体1の前側端部又は前側端部より後方の位置において起立するため、人が車を乗り降りする際や、通行する際に支持部2に妨げとならない。さらに支持部2は、背面2cが下方へ向かうにつれて後方へ広がる傾斜面であるため、車止め本体1の横寸法に対して例えば約10分の1の、コンパクトな支持部2を用いても強度に優れ、車止め本体1全体でしっかりと車輪を受け止めることができる。
アンカー用ボルトAは、車止めを設置した状態で設置面から上部は支持部2に覆われて外部から視認されないため、劣化しにくく、安全性及び意匠性が高い。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、本実施形態は左右の車輪にそれぞれ対向するよう、車一台につき二つの車止めを設置することを想定して設計してあるが、駐車場の広さや車の種類、大きさによって、車止めの寸法は適宜決定することができる。
1 車止め本体
2 支持部
2a 上面
2b 前面
2c 背面
2d 底面
3 孔
4 反射部材
4a 周壁部
4b 側面部
A アンカー用ボルト
G 設置面

Claims (1)

  1. 車止め本体と、支持部とを備え、
    車止め本体は、水平方向に延びる棒状をなし、少なくとも二つの支持部の上面に架設され、
    支持部は、設置面と車止め本体との間に配置され、底面にアンカー用ボルトを取り付けるための孔が設けてあり、前面は車止め本体の前側端部又は前側端部より後方の位置において起立し、背面は下方へ向かうにつれて後方へ広がる傾斜面であり、
    前記アンカー用ボルトは、車止めを設置した状態で設置面から上部は前記支持部に覆われて外部から視認されず、
    前記車止め本体は、長手方向両端部に反射部材を備え、反射部材の周壁部にはローレット加工が施されてあって、反射部材の側面部は外側に向けて膨出させた凸面状であることを特徴とする車止め。
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