JP6783738B2 - コンバータ - Google Patents
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Description
1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
前記トランスの前記1次巻線又は前記2次巻線の電流を観測電流として検出する電流検出手段と、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグとを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグとを有し、前記2次巻線側に接続される第2回路と、
前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記第3レグの上下アームの接続点側と前記第4レグの上下アームの接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から前記トランスの前記1次巻線へ入力させる制御回路とを備え、
前記制御回路は、
前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とが共にオン状態の期間に前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子の導通により前記2次巻線を短絡状態にさせて前記インダクタンス手段に溜めたエネルギーを前記第3、第4端子側に供給させるように前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフし、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち一方の前記第1回路のスイッチング素子を先にオフさせてから他方の前記第1回路のスイッチング素子を後からオフさせる制御を行い、
前記観測電流の絶対値のピークが所定のしきい値より大きい場合、前記後からオフさせる前記第1回路のスイッチング素子をオンするタイミングで前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子をオンさせ、前記観測電流の絶対値が所定のしきい値より小さくなったときに、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうちオンさせている他方のスイッチング素子をオフさせる同期整流動作を行う
ことを特徴とする。
第1、第2端子間側の電圧検出値にもとづいて第1回路1のスイッチング素子S1〜S4及び第2回路2のスイッチング素子S5〜S8をオンオフさせて、第2回路2の出力電圧を制御する。例えば、制御回路3は、出力電圧となる第3、第4端子間側の電圧検出値又は第1、第2端子間側の電圧検出値を目標電圧値に近づけるように第1回路1のスイッチング素子S1〜S4及び第2回路2のスイッチング素子S5〜S8のパルス幅や周波数等を変調させるパルス制御を行う。第3、第4端子間側電圧検出手段18及び第1、第2端子間側電圧検出手段19は、例えば出力側に抵抗を接続し、この抵抗に印加される電圧を検出する。なお、パルス制御とは、スイッチング素子の動作を制御するPWM制御、周波数制御、又は位相シフト制御を意味する。
また、本明細書では、図1のように配置された電流計21で2次巻線の電流を検出し、これを全波整流した二次側トランス電流を前述した「観測電流」として説明する。
本実施形態のコンバータでは、このような現象を発生させないために制御遅延に依存しない手法でスイッチ素子S7とS8を制御することとした。
第3端子T3及び第4端子T4間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は第1端子T1及び第2端子T2間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように前記組となる前記第1レグ又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2レグ又は第1レグの下アームのスイッチング素子と(S1とS4/S3とS2)が共にオン状態の期間に第2回路2の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)の導通により前記2次巻線を短絡状態にさせてインダクタンス手段Lに溜めたエネルギーを第3端子T3、第4端子T4側に供給させるように前記導通状態にある第2回路2の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうち一方(S6/S5)をオフし、前記共にオン状態にある組となる第1回路1のスイッチング素子(S1とS4/S3とS2)のうち一方の第1回路1のスイッチング素子(S4/S3)を先にオフさせてから他方の第1回路1のスイッチング素子(S1/S2)を後からオフさせる制御を行う。
出力側となる第3端子T3と第4端子T4側に出力される電圧を出力側の第2回路2のスイッチング素子をオンオフさせる動作で得られる出力電圧よりも低くさせる動作の場合には、組となる第1レグ又は第2レグの上アームのスイッチング素子と第2レグ又は第1レグの下アームのスイッチング素子と(S1とS4/S3とS2)が共にオン状態の期間に第1端子T1と第2端子T2側から入力されるエネルギーをインダクタンス手段Lを介して第3端子T3と第4端子T4側に供給させるように第2回路2の組となるスイッチング素子(S5とS8/S6とS7)を逆方向(ダイオードの順方向)に導通させるとともに、前記逆方向に導通させるときに第3レグ14のスイッチング素子(S5/S6)をオンする制御を行う。
前記二次側トランス電流のピークが所定のしきい値より大きい場合、前記後からオフさせる第1回路1のスイッチング素子(S1/S2)をオンするタイミングで前記導通状態にある第2回路2の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうち他方のスイッチング素子(S8/S7)をオンさせ、前記二次側トランス電流が所定のしきい値より小さくなったときに、第2回路2の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうちオンさせている他方のスイッチング素子(S8/S7)をオフさせる同期整流動作を行う。
許可レベルと不許可レベルの二値をとる許可信号と、
前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子(S1とS4/S3とS2)のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子(S4/S3)をオフするタイミングで第1レベルから第2レベルとなり、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうち前記導通状態のときにオフさせた一方のスイッチング素子(S6/S5)をオンするタイミングで第2レベルから第1レベルとなるPWMオフ検出信号と、
前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうち一方(S6/S5)をオフするタイミングで第3レベルから第4レベルとなり、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子(S1とS4/S3とS2)のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子(S4/S3)をオンするタイミングで第4レベルから第3レベルとなる位相シフトオフ検出信号と、
前記二次側トランス電流を確認して前記二次側トランス電流が所定の閾値より大きい場合に第5レベルから第6レベルとなり、前記第6レベルのときに前記二次側トランス電流が所定の閾値より小さくなった場合に第6レベルから第5レベルとなる電流比較結果と、
を生成する。
前記許可信号が不許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記電流比較結果を確認し、前記電流比較結果が第6レベルであれば前記許可信号を許可レベルへ切り替え、
前記許可信号が許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング及び該タイミングに続く前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて、あるいは前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミング及び該タイミングに続く前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミングにおいて、前記電流比較結果を確認し、双方の前記タイミングで前記電流比較結果が第5レベルであれば前記許可信号を不許可レベルへ切り替え、
前記許可信号が許可レベルのときだけ前記同期整流動作を行う。
本実施形態のコンバータでは、同期整流適用期間の拡大を考える。実施形態1で説明した制御手法は、二次側トランス電流がしきい値に達しない軽負荷時には、同期整流動作をしない。そこで、軽負荷時の損失低減に向けて、本実施形態では、二次側トランス電流が前述のしきい値に達しない場合でも同期整流動作を可能とする制御方法を説明する。
なお、以降の説明では、実施形態1で説明したしきい値を「所定のしきい値」、軽負荷時の同期整流動作を行うために新たに設定するしきい値を「軽負荷用しきい値」として説明する。これらのしきい値には、絶対値において、
0<「軽負荷用しきい値」<「所定のしきい値」
の関係がある。
制御回路3は、
前記二次側トランス電流についてゼロより大きく且つ前記所定のしきい値より小さい軽負荷用しきい値が設定されており、
前記二次側トランス電流のピークが前記所定のしきい値より小さく且つ前記軽負荷用しきい値より大きい場合、前記後からオフさせる第1回路1のスイッチング素子(S1/S2)をオンするタイミングで前記導通状態にある第2回路2の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうち他方のスイッチング素子(S8/S7)をオンさせ、前記二次側トランス電流がピークに達したときに、第2回路2の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子(S6とS8/S5とS7)のうちオンさせている他方のスイッチング素子(S8/S7)をオフさせる軽負荷同期整流動作を行う。
条件a:二次側トランス電流0Aと前記所定のしきい値の間(つまり、0 < 軽負荷用しきい値 < 所定のしきい値)
条件b:同期整流で低減できる損失 < 同期整流の駆動損失 とならない負荷の範囲
条件c:二次側トランス電流のピークで軽負荷同期整流をオフした後、スイッチング素子の動作に遅延(ここの「遅延」とは制御回路3からドライバを介して同期整流用のスイッチング素子(S7/S8)のゲートを駆動するまでの遅延を意味する。)があっても当該スイッチング素子の電流がゼロになる前にゲートをオフできる範囲(二次側トランス電流が逆流しない範囲)
これらの条件全てを満たした上で一番小さい値を軽負荷用しきい値とする。
許可レベルと不許可レベルの二値をとる軽負荷用許可信号と、
前記二次側トランス電流を確認して前記二次側トランス電流が前記軽負荷用しきい値より大きい場合に第7レベルから第8レベルとなり、前記第8レベルのときに前記二次側トランス電流が前記軽負荷用しきい値より小さくなった場合に第8レベルから第7レベルとなる軽負荷用電流比較結果と、
をさらに生成する。
前記軽負荷用許可信号が不許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記軽負荷用電流比較結果を確認し、前記軽負荷用電流比較結果が第8レベルであれば前記軽負荷用許可信号を許可レベルへ切り替え、
前記軽負荷用許可信号が許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記軽負荷用電流比較結果を確認し、前記軽負荷用電流比較結果が第7レベルであれば前記軽負荷用許可信号を不許可レベルへ切り替え、
前記軽負荷用許可信号が許可レベル且つ前記許可信号が不許可レベルのときだけ前記軽負荷同期整流動作を行う。
実施形態1で説明した同期整流動作と実施形態2で説明した軽負荷同期整流動作とを組み合わせて動作させることができる。図13は、同期整流動作と軽負荷同期整流動作とを組み合わせて制御するときの各信号のタイミングチャートである。本実施形態では、周期毎に二次側トランス電流のピークが大きくなる場合を説明する。二次側トランス電流のピークは、A期間では軽負荷用しきい値を超えておらず、B期間では軽負荷用しきい値を超えているが所定のしきい値を超えておらず、C期間では所定のしきい値を超えている。
上述した実施形態以外にも次のようなバリエーションがある。
1.観測電流(電流計21の位置)
電流計21は、図1では、トランスの2次巻線の電流を検出するためにトランス11の2次巻線11bと第4レグ15の上下アームの接続点側との間に配置したが、2次巻線11bと第3レグ14の上下アームの接続点側との間に配置してもよい。また、電流計21が、トランスの1次巻線の電流を検出する場合は、トランス11の1次巻線11aと第1レグ12の上下アームの接続点側又は第2レグ13の上下アームの接続点側との間に配置してもよい。
また、複数の電流計21を用いて観測電流を検出してもよい。2次巻線11bの観測電流は、第4レグ15の上アーム及び下アームのそれぞれに流れる電流を電流計で検出し、これらの合流により得ることができ、同様に、第3レグ14の上アーム及び下アームのそれぞれに流れる電流を電流計で検出し、これらの合流により得ることができる。さらに、1次巻線11a観測電流についても、第1レグ12の上アーム及び下アームのそれぞれに流れる電流を電流計で検出し、これらの合流により得ることができ、同様に、第2レグ13の上アーム及び下アームのそれぞれに流れる電流を電流計で検出し、これらの合流により得ることができる。
なお、電流計21を一次側に配置した場合、観測電流の波形がトランス11の巻数比や励磁電流により電流計21を二次側に配置した場合の観測電流の波形と異なるため、所定のしきい値や軽負荷用しきい値を調整することで同期整流制御が可能になる。
2.非全波整流
本実施形態では、電流計21が検出した電流を全波整流した信号とし観測電流としているが、当該電流を全波整流せずにそのまま観測電流とすることもできる。この場合の観測電流には、2次巻線11bや1次巻線11aの電流の他に、上述のとおり、複数の電流計21を用いて第1レグ12から第4レグ15のいずれか1つのレグにおいて上アーム及び下アームのそれぞれに流れる電流も含まれる。これら観測電流を全波整流せず、プラス側とマイナス側の電流が含まれる場合に、所定のしきい値と軽負荷用しきい値をプラス側とマイナス側に用意することで本発明の同期整流を行なうことができる。
3.スイッチ素子
(1)スイッチ素子の機能
本実施形態では、スイッチ素子Q5とQ6を位相シフト制御用、スイッチ素子Q7とQ8を同期整流制御用として説明した。しかし、スイッチ素子の機能を入れ替え、スイッチ素子Q5とQ6を同期整流制御用、スイッチ素子Q7とQ8を位相シフト制御用としてもよい。スイッチ素子の機能の入れ替えに応じたスイッチングを行うことでコンバータとして動作し、実施形態で説明した同期整流動作を行うことができる。
また、本実施形態では、第1回路1の第2レグの上下アームS3、S4を先にオフさせてから他方の第1レグの上下アームS1、S2を後からオフさせる制御を行っているが、第1レグの上下アームS1、S2を先にオフさせてから他方の第2レグの上下アームS3、S4を後からオフさせる制御を行ってもよい。
また、スイッチ素子の機能の入れ替えに応じて上述した観測電流のバリエーションを適用することができる。
(2)双方向性
本実施形態では、第1回路1から第2回路2側へ電力を供給する場合の同期整流動作について説明したが、第2回路2から第1回路1側へ電力を供給する場合の同期整流動作についても同様である。つまり、図1のコンバータは、スイッチング素子(S1〜S6)のゲート信号とトランス11の二次側トランス電流を用いて第2回路2のスイッチング素子S7とS8を同期整流動作させ、スイッチング素子(S3〜S8)のゲート信号とトランス11の一次側トランス電流を用いて第1回路1のスイッチング素子S1とS2を同期整流動作させることで、双方向コンバータとして機能する。また、図1のコンバータを双方向コンバータとして使用する場合、電力を供給する方向に応じて上述した観測電流のバリエーションを適用することができる。
4.他のバリエーション
上述した各バリエーションは、可能な限り組み合わせることができる。
Claims (24)
- 1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
前記トランスの前記1次巻線又は前記2次巻線の電流を観測電流として検出する電流検出手段と、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグとを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグとを有し、前記2次巻線側に接続される第2回路と、
前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記第3レグの上下アームの接続点側と前記第4レグの上下アームの接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から前記トランスの前記1次巻線へ入力させる制御回路とを備え、
前記制御回路は、
前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とが共にオン状態の期間に前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子の導通により前記2次巻線を短絡状態にさせて前記インダクタンス手段に溜めたエネルギーを前記第3、第4端子側に供給させるように前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフし、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち一方の前記第1回路のスイッチング素子を先にオフさせてから他方の前記第1回路のスイッチング素子を後からオフさせる制御を行い、
前記観測電流の絶対値のピークが所定のしきい値より大きい場合、前記後からオフさせる前記第1回路のスイッチング素子をオンするタイミングで前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子をオンさせ、前記観測電流の絶対値が所定のしきい値より小さくなったときに、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうちオンさせている他方のスイッチング素子をオフさせる同期整流動作を行う
ことを特徴とするコンバータ。 - 前記制御回路は、出力側となる前記第3端子と前記第4端子側に出力される電圧を出力側の前記第2回路のスイッチング素子をオンオフさせる動作で得られる出力電圧よりも低くさせる動作の場合には、前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とが共にオン状態の期間に前記第1端子と前記第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段を介して前記第3端子と前記第4端子側に供給させるように前記第2回路の組となるスイッチング素子を逆方向に導通させるとともに、前記逆方向に導通させるときに前記第3レグのスイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項1に記載のコンバータ。
- 前記制御回路は、
許可レベルと不許可レベルの二値をとる許可信号と、
前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子をオフするタイミングで第1レベルから第2レベルとなり、該タイミングでオフした前記一方の第1回路のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオフするタイミングより前の第1任意タイミングで第2レベルから第1レベルとなるPWMオフ検出信号と、
前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフするタイミングで第3レベルから第4レベルとなり、該タイミングでオフした前記一方のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオフするタイミングより前の第2任意タイミングで第4レベルから第3レベルとなる位相シフトオフ検出信号と、
前記観測電流を確認して前記観測電流の絶対値が所定の閾値より大きい場合に第5レベルから第6レベルとなり、前記第6レベルのときに前記観測電流の絶対値が所定の閾値より小さくなった場合に第6レベルから第5レベルとなる電流比較結果と、
を生成し、
前記許可信号が不許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記電流比較結果を確認し、前記電流比較結果が第6レベルであれば前記許可信号を許可レベルへ切り替え、
前記許可信号が許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング及び該タイミングに続く前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて、あるいは前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミング及び該タイミングに続く前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミングにおいて、前記電流比較結果を確認し、双方の前記タイミングで前記電流比較結果が第5レベルであれば前記許可信号を不許可レベルへ切り替え、
前記許可信号が許可レベルのときだけ前記同期整流動作を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンバータ。 - 前記第1任意タイミングが、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち前記導通状態のときにオフさせた一方のスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項3に記載のコンバータ。
- 前記第1任意タイミングが、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子をオフする前記タイミングでオフした前記一方の第1回路のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項3に記載のコンバータ。
- 前記第2任意タイミングが、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項3に記載のコンバータ。
- 前記第2任意タイミングが、前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフする前記タイミングでオフした前記一方のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項3に記載のコンバータ。
- 前記制御回路は、
前記許可信号が不許可レベルから許可レベルへ切り変わる時に前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方をオンさせて前記同期整流動作を開始することを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載のコンバータ。 - 前記制御回路は、
前記許可信号が許可レベルから不許可レベルへ切り変わる時に第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうちオンさせている他方のスイッチング素子をオフさせて前記同期整流動作を終了することを特徴とする請求項3から8のいずれかに記載のコンバータ。 - 前記制御回路は、
前記後にオフさせる前記第1回路のスイッチング素子をオンさせる時間より短い制限時間を有し、前記同期整流動作において、前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子をオンさせた後に前記制限時間を経過した場合、第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうちオンさせている他方のスイッチング素子をオフさせることを特徴とすることを特徴とする請求項3から9のいずれかに記載のコンバータ。 - 前記制御回路は、
前記観測電流の絶対値についてゼロより大きく且つ前記所定のしきい値より小さい軽負荷用しきい値が設定されており、
前記観測電流の絶対値のピークが前記所定のしきい値より小さく且つ前記軽負荷用しきい値より大きい場合、前記後からオフさせる前記第1回路のスイッチング素子をオンするタイミングで前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子をオンさせ、前記観測電流の絶対値がピークに達したときに、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうちオンさせている他方のスイッチング素子をオフさせる軽負荷同期整流動作を行う
ことを特徴とする請求項1から10に記載のコンバータ。 - 前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングを前記観測電流の絶対値がピークに達したときとすることを特徴とする請求項3から10を引用する請求項11に記載のコンバータ。
- 前記制御回路は、
許可レベルと不許可レベルの二値をとる軽負荷用許可信号と、
前記観測電流を確認して前記観測電流の絶対値が前記軽負荷用しきい値より大きい場合に第7レベルから第8レベルとなり、前記第8レベルのときに前記観測電流の絶対値が前記軽負荷用しきい値より小さくなった場合に第8レベルから第7レベルとなる軽負荷用電流比較結果と、
をさらに生成し、
前記軽負荷用許可信号が不許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記軽負荷用電流比較結果を確認し、前記軽負荷用電流比較結果が第8レベルであれば前記軽負荷用許可信号を許可レベルへ切り替え、
前記軽負荷用許可信号が許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記軽負荷用電流比較結果を確認し、前記軽負荷用電流比較結果が第7レベルであれば前記軽負荷用許可信号を不許可レベルへ切り替え、
前記軽負荷用許可信号が許可レベル且つ前記許可信号が不許可レベルのときだけ前記軽負荷同期整流動作を行う
ことを特徴とする請求項3から10を引用する請求項11又は12に記載のコンバータ。 - 前記制御回路は、
前記許可信号が不許可レベルから許可レベルになるタイミングで前記軽負荷用許可信号を許可レベルから不許可レベルへ切り替える
ことを特徴とする請求項13に記載のコンバータ。 - 前記制御回路は、
前記軽負荷用許可信号が不許可レベルのときに、前記軽負荷用電流比較結果が第7レベルから第8レベルになるタイミングで前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方をオンさせて前記軽負荷同期整流動作を開始する
ことを特徴とする請求項13又は14に記載のコンバータ。 - 1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
前記トランスの前記1次巻線又は前記2次巻線の電流を観測電流として検出する電流検出手段と、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第1端子と第2端子との間にそれぞれ並列に接続された第1レグと第2レグとを有し、前記1次巻線側に接続される第1回路と、
逆並列ダイオードと並列コンデンサとがそれぞれ並列に接続されたスイッチ素子を有するスイッチング素子を上下アームとして第3端子と第4端子との間にそれぞれ並列に接続された第3レグと第4レグとを有し、前記2次巻線側に接続される第2回路と、
前記第1レグの上下アームの接続点側と前記第2レグの上下アームの接続点側との間に前記1次巻線を介して又は前記第3レグの上下アームの接続点側と前記第4レグの上下アームの接続点側との間に前記2次巻線を介して接続されるインダクタンス手段と、
前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とを組にして交互にオンオフさせて前記第1、第2端子側から入力される直流を交流に変換させて前記第1回路から前記トランスの前記1次巻線へ入力させる制御回路とを備え、
前記制御回路は、
前記第3及び第4端子間側から出力される電圧、電流もしくは電力の検出値又は前記第1及び第2端子間側から入力される電圧、電流又は電力の検出値が目標値に近づくように前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とが共にオン状態の期間に前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子の導通により前記2次巻線を短絡状態にさせて前記インダクタンス手段に溜めたエネルギーを前記第3、第4端子側に供給させるように前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフし、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち一方の前記第1回路のスイッチング素子を先にオフさせてから他方の前記第1回路のスイッチング素子を後からオフさせる制御を行い、
前記観測電流の絶対値のピークが軽負荷用しきい値より大きい場合、前記後からオフさせる前記第1回路のスイッチング素子をオンするタイミングで前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子をオンさせ、前記観測電流の絶対値がピークに達したときに、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうちオンさせている他方のスイッチング素子をオフさせる軽負荷同期整流動作を行う
ことを特徴とするコンバータ。 - 前記制御回路は、出力側となる前記第3端子と前記第4端子側に出力される電圧を出力側の前記第2回路のスイッチング素子をオンオフさせる動作で得られる出力電圧よりも低くさせる動作の場合には、前記組となる前記第1又は第2レグの上アームのスイッチング素子と前記第2又は第1レグの下アームのスイッチング素子とが共にオン状態の期間に前記第1端子と前記第2端子側から入力されるエネルギーを前記インダクタンス手段を介して前記第3端子と前記第4端子側に供給させるように前記第2回路の組となるスイッチング素子を逆方向に導通させるとともに、前記逆方向に導通させるときに前記第3レグのスイッチング素子をオンすることを特徴とする請求項16に記載のコンバータ。
- 前記制御回路は、
許可レベルと不許可レベルの二値をとる軽負荷用許可信号と、
前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子をオフするタイミングで第1レベルから第2レベルとなり、該タイミングでオフした前記一方の第1回路のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオフするタイミングより前の第1任意タイミングで第2レベルから第1レベルとなるPWMオフ検出信号と、
前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフするタイミングで第3レベルから第4レベルとなり、該タイミングでオフした前記一方のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオフするタイミングより前の第2任意タイミングで第4レベルから第3レベルとなる位相シフトオフ検出信号と、
前記観測電流を確認して前記観測電流の絶対値が前記軽負荷用しきい値より大きい場合に第7レベルから第8レベルとなり、前記第8レベルのときに前記観測電流の絶対値が前記軽負荷用しきい値より小さくなった場合に第8レベルから第7レベルとなる軽負荷用電流比較結果と、
を生成し、
前記軽負荷用許可信号が不許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記軽負荷用電流比較結果を確認し、前記軽負荷用電流比較結果が第8レベルであれば前記軽負荷用許可信号を許可レベルへ切り替え、
前記軽負荷用許可信号が許可レベルのときに、前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングにおいて前記軽負荷用電流比較結果を確認し、前記軽負荷用電流比較結果が第7レベルであれば前記軽負荷用許可信号を不許可レベルへ切り替え、
前記軽負荷用許可信号が許可レベルのときだけ前記軽負荷同期整流動作を行う
ことを特徴とする請求項16又は17に記載のコンバータ。 - 前記第1任意タイミングが、前記第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち前記導通状態のときにオフさせた一方のスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項18に記載のコンバータ。
- 前記第1任意タイミングが、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子をオフする前記タイミングでオフした前記一方の第1回路のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項18に記載のコンバータ。
- 前記第2任意タイミングが、前記共にオン状態にある組となる第1回路のスイッチング素子のうち先にオフさせる前記一方の第1回路のスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項18に記載のコンバータ。
- 前記第2任意タイミングが、前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち一方をオフする前記タイミングでオフした前記一方のスイッチング素子の反対アームにあるスイッチング素子をオンするタイミングであることを特徴とする請求項18に記載のコンバータ。
- 前記PWMオフ検出信号が第1レベルから第2レベルになるタイミング又は前記位相シフトオフ検出信号が第3レベルから第4レベルになるタイミングを前記観測電流の絶対値がピークに達したときとすることを特徴とする請求項18から22のいずれかに記載のコンバータ。
- 前記制御回路は、
前記軽負荷用許可信号が不許可レベルのときに、前記軽負荷用電流比較結果が第7レベルから第8レベルになるタイミングで前記導通状態にある第2回路の前記第3レグと第4レグの下アーム又は上アームのスイッチング素子のうち他方をオンさせて前記軽負荷同期整流動作を開始する
ことを特徴とする請求項18から23のいずれかに記載のコンバータ。
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