JP6781408B2 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

ダブルデッキエレベータ Download PDF

Info

Publication number
JP6781408B2
JP6781408B2 JP2017193961A JP2017193961A JP6781408B2 JP 6781408 B2 JP6781408 B2 JP 6781408B2 JP 2017193961 A JP2017193961 A JP 2017193961A JP 2017193961 A JP2017193961 A JP 2017193961A JP 6781408 B2 JP6781408 B2 JP 6781408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
input
information
cars
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017193961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019064812A (ja
Inventor
祐紀 井上
祐紀 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2017193961A priority Critical patent/JP6781408B2/ja
Publication of JP2019064812A publication Critical patent/JP2019064812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6781408B2 publication Critical patent/JP6781408B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

本発明は、昇降する外かごと、外かごの内部で上下方向に並列される第1及び第2内かごとを備えるダブルデッキエレベータに関する。
従来、エレベータとして、ダブルデッキエレベータが、知られている(例えば、特許文献1)。ダブルデッキエレベータは、昇降する外かごと、外かごの内部で上下方向に並列され、外かごに対して昇降する第1及び第2内かごとを備えている。そして、ダブルデッキエレベータを点検する際には、かごの運転が自動運転から手動運転に切り替えられ、かごが手動運転によって昇降する。
特許文献1に係るダブルデッキエレベータにおいては、かごの点検を行う際に、非常停止スイッチを押すことで、かごの昇降が停止される。これにより、点検者の安全が確保されている。しかしながら、かごの点検を行う際に、かごの昇降を行いたい場合もあり、その場合にも、点検者の安全を確保する必要がある。
特開2014−19503号公報
そこで、課題は、点検者の安全を確保することができるダブルデッキエレベータを提供することである。
ダブルデッキエレベータは、昇降する外かごと、前記外かごの内部で上下方向に並列され、少なくとも一方が前記外かごに対して昇降する第1及び第2内かごと、前記第1及び第2内かごの外部に少なくとも二つ配置される複数の入力装置と、前記入力装置に入力された情報に基づいて、前記かごの昇降を制御する制御部と、を備え、前記入力装置のそれぞれは、前記かごの自動運転又は手動運転を選択する情報が入力される運転選択部と、前記かごを昇降する情報が入力されるかご昇降部と、を備え、前記制御部は、前記第1及び第2内かごの外部に配置される前記入力装置の前記運転選択部の少なくとも二つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、全ての前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、全ての前記かご昇降部への入力を停止させる。
また、ダブルデッキエレベータにおいては、前記入力装置のそれぞれは、前記かごの昇降を停止する情報が入力されるかご停止部を、さらに備え、前記制御部は、前記かご停止部の少なくとも一つに、前記かごの昇降を停止する情報が入力されている際に、全ての前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、全ての前記かご昇降部への入力を停止させる、という構成でもよい。
また、ダブルデッキエレベータにおいては、前記入力装置は、前記第1及び第2内かごの少なくとも一方の内部に配置され、前記制御部は、前記第1及び第2内かごの外部に配置される前記入力装置の前記運転選択部の一つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部への入力を停止させる、という構成でもよい。
また、ダブルデッキエレベータにおいては、前記入力装置は、前記第1及び第2内かごのそれぞれの内部に配置され、前記制御部は、前記第1及び第2内かごの内部に配置される前記入力装置の前記運転選択部のそれぞれに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部への入力を停止させる、という構成でもよい。
以上の如く、ダブルデッキエレベータは、点検者の安全を確保することができる、という優れた効果を奏する。
図1は、一実施形態に係るダブルデッキエレベータの全体概要図である。 図2は、同実施形態に係るダブルデッキエレベータの要部概要図である。 図3は、同実施形態に係る入力装置のブロック図である。 図4は、同実施形態に係るダブルデッキエレベータのブロック図である。 図5は、同実施形態に係るダブルデッキエレベータの制御フロー図である。
以下、ダブルデッキエレベータにおける一実施形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るダブルデッキエレベータ(以下、単に「エレベータ」ともいう)1は、昇降する外かご2と、外かご2の内部で上下方向に並列され、外かご2に対して昇降する第1及び第2内かご3,4とを備えている。なお、第1内かご3は、第2内かご4よりも上方に配置されている。
エレベータ1は、外かご2を昇降させる外かご駆動部5と、第1及び第2内かご3,4を昇降させる内かご駆動部6とを備えている。また、エレベータ1は、外かご駆動部5及び内かご駆動部6を制御することで、かご2〜4の昇降を制御する制御部7を備えている。
エレベータ1は、各乗場に配置される乗場操作部1aと、内かご3,4の内部に配置されるかご操作部1b,1bとを備えている。そして、各操作部1a,1bがユーザに操作される(例えば、押しボタンが押される)ことで、各操作部1a,1bに、情報が入力される。
例えば、乗場操作部1aには、移送を希望する方向(上方、下方)の指示情報が入力され、かご操作部1bには、移送を希望する乗場(例えば、階数)や扉の開閉の指示情報が入力される。なお、各操作部1a,1bは、制御部7と電気的に接続されており、制御部7との間で電気信号の送受信を行うことができる。
外かご駆動部5は、一端部が外かご2に接続される第1ロープ5aと、第1ロープ5aの他端部に接続される釣合錘5bと、第1ロープ5aが巻き掛けられる第1綱車5cと、第1綱車5cを回転させる第1駆動源5dと備えている。そして、第1駆動源5dが第1綱車5cを回転させることで、外かご2は、外かごレール(図示及び採番していない)に案内されて、昇降する。なお、外かご駆動部5は、当該ロープ式の駆動機構に限られず、例えば、リニアモータ式や油圧式の駆動機構でもよい。
図2に示すように、外かご2は、上下方向に離間して配置される上枠2a及び下枠2bと、上下方向に沿って延び、上枠2aと下枠2bとにそれぞれ固定される縦枠2cとを備えている。なお、第1ロープ5aの一端部は、外かご2の上枠2aに固定されている。
内かご駆動部6は、第2ロープ6aと、第2ロープ6aが巻き掛けられる第2綱車6bと、第2綱車6bを回転させる第2駆動源6cと、第2ロープ6aが巻き掛けられる第1吊車6d,6d及び第2吊車6e,6eとを備えている。なお、第2綱車6bは、外かご2の上枠2aに固定され、第1吊車6d,6dは、第1内かご3の上部に固定され、第2吊車6e,6eは、第2内かご4の下部に固定されている。また、第2ロープ6aの各端部は、外かご2の上枠2aに固定されている。
そして、第2駆動源6cが第2綱車6bを回転させることで、第1及び第2内かご3,4は、それぞれ内かごレール(図示及び採番していない)に案内されて、昇降する。具体的には、第1及び第2内かご3,4は、互いの距離が変わるように、それぞれ移動する。即ち、第1及び第2内かご3,4のうち、一方が上昇し、他方が下降する。
なお、内かご駆動部6は、当該ロープ式の駆動機構に限られず、例えば、パンタグラフ式の駆動機構でもよい。また、内かご駆動部6は、第1及び第2内かご3,4の両方が外かご2に対して昇降する、という構成に限られず、例えば、第1及び第2内かご3,4の何れか一方のみが外かご2に対して昇降する、という構成でもよい。
エレベータ1は、点検者によって、かご2〜4を手動で昇降する情報が入力される複数の入力装置8を備えている。複数の入力装置8において、第1及び第2内かご3,4の外部に配置される入力装置8は、外入力装置8a〜8dといい、また、内かご3,4の内部に配置される入力装置8は、内入力装置8e,8fという。
第1外入力装置8aは、外かご2の上枠2aに配置され、第2外入力装置8bは、外かご2の下枠2bに配置され、第3外入力装置8cは、第1内かご3の上部に配置され、第4外入力装置8dは、第2内かご4の上部に配置されている。また、第1内入力装置8eは、第1内かご3の内部に配置され、第2内入力装置8fは、第2内かご4の内部に配置されている。
入力装置8は、別体である第1及び第2入力部9,10を備えている。そして、入力装置8(第1及び第2入力部9,10)は、制御部7と電気的に接続されており、制御部7との間で電気信号の送受信を行うことができる。なお、それぞれの入力装置8において、第1入力部9と第2入力部10とは、互いに関連付けられている。
また、第1入力部9は、かご2(3,4)に固定されており、第2入力部10は、かご2(3,4)に固定される中継部11に、ケーブル12によって接続されている。これにより、第1入力部9は、固定されるかご2(3,4)に対して、不動であり、第2入力部10は、ケーブル12の長さの範囲で、持ち運びされる。
なお、各入力部9,10は、斯かる構成に限られない。例えば、第1入力部9は、ケーブル12の長さの範囲で持ち運びされるように、かご2(3,4)に固定される中継部11に、ケーブル12によって接続されている、という構成でもよい。また、例えば、第2入力部10は、固定されるかご2(3,4)に対して不動となるように、かご2(3,4)に固定されている、という構成でもよい。
このように、複数の入力装置8は、第1及び第2内かご3,4の外部と、第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部とにそれぞれ配置されている。これにより、第1及び第2内かご3,4の外部と、第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部とのそれぞれの位置で、かご2〜4を手動によって昇降させることができる。したがって、点検の作業効率を向上させることができる。
図3に示すように、第1入力部9は、かご2〜4の自動運転又は手動運転を選択する情報が入力される運転選択部9aを備えている。例えば、運転選択部9aは、セレクタスイッチである。
第2入力部10は、かご2〜4の昇降を停止する情報が入力されるかご停止部10aを備えている。また、第2入力部10は、昇降する対象として外かご2又は内かご3,4の何れか一方を選択する情報が入力されるかご選択部10bと、外かご2を昇降する情報が入力される外かご昇降部10cと、内かご3,4を昇降する情報が入力される内かご昇降部10dとを備えている。
なお、かご停止部10a、かご選択部10b、外かご昇降部10c、及び内かご昇降部10dは、それぞれ別体である。例えば、かご停止部10aは、セレクタスイッチや自己保持型で手動リセット型の押しボタン(所謂、非常停止ボタン)であり、また、例えば、かご選択部10bは、セレクタスイッチである。
外かご昇降部10cは、外かご2が第1方向に移動する情報が入力される第1方向部10eと、外かご2が第2方向に移動する情報が入力される第2方向部10fと、外かご2を移動する情報が入力される移動部10gとを備えている。例えば、第1方向部10e、第2方向部10f、及び移動部10gは、それぞれ自動リセット型の押しボタンである。なお、本実施形態においては、第1方向は、上方向とし、第2方向は、下方向としている。
内かご昇降部10dは、内かご3,4が第1方向に移動する情報が入力される第1方向部10hと、内かご3,4が第2方向に移動する情報が入力される第2方向部10iと、内かご3,4を移動する情報が入力される移動部10jとを備えている。例えば、第1方向部10h、第2方向部10i、及び移動部10jは、それぞれ自動リセット型の押しボタンである。なお、本実施形態においては、第1方向は、内かご3,4同士が離れる方向とし、第2方向は、内かご3,4同士が近づく方向としている。
図4に示すように、制御部7は、各種情報を記憶する記憶部7aと、各種情報を演算する演算部7bと、各操作部1a,1b及び各入力装置8に入力された情報に基づいて、各駆動源5d,6cを制御する駆動源制御部7cとを備えている。そして、制御部7は、各駆動源5d,6cを制御することで、かご2〜4の昇降を制御している。
本実施形態に係るエレベータ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る制御装置7の各制御について説明する。
まず、運転モードの切り替え制御について説明する。
点検者は、エレベータ1を点検する際に、点検場所の最も近い入力装置8の運転選択部9aに、手動運転を選択する情報を入力する。そして、少なくとも一つの入力装置8の運転選択部9aに、手動運転を選択する情報が入力されることで、制御部7は、手動運転モードで、かご2〜4の昇降を制御する。手動運転モードの際には、制御部7は、点検者が入力装置8に入力した情報に基づいて、かご2〜4の昇降を制御する。
一方、全ての入力装置8の運転選択部9aに、自動運転を選択する情報が入力されている場合には、制御部7は、自動運転モードで、かご2〜4の昇降を制御する。自動運転モードの際には、制御部7は、ユーザが操作部1a,1bに入力した情報に基づいて、かご2〜4の昇降を制御する。なお、手動運転モードのかご2〜4の移動速度は、自動運転モードのかご2〜4の移動速度よりも、遅い。
次に、手動運転モードのかご2〜4の昇降制御について説明する。
まず、点検者が、所定の入力装置8の運転選択部9aに、手動運転を選択する情報を入力する。そして、例えば、点検者が、当該入力装置8のかご選択部10bに、外かご2を選択する情報を入力している際に、外かご昇降部10cの第1方向部10eと移動部10gとに、移動する情報を同時に入力すると、制御部7は、外かご2を上昇させる。また、例えば、点検者が、当該入力装置8のかご選択部10bに、外かご2を選択する情報を入力している際に、外かご昇降部10cの第2方向部10fと移動部10gとに、移動する情報を同時に入力すると、制御部7は、外かご2を下降させる。
このとき、外かご昇降部10cにおいて、第1方向部10e又は第2方向部10fと、移動部10gとに、移動する情報を同時に入力しない場合には、外かご昇降部10cに入力された情報は、制御部7で無効にされる。具体的には、第1方向部10eのみ、第2方向部10fのみ、移動部10gのみ、第1及び第2方向部10e,10fのみに、情報が入力された場合には、当該情報は、制御部7で無効にされる。
また、かご選択部10bに、外かご2を選択する情報が入力されている際に、内かご昇降部10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる。具体的には、かご選択部10bに、外かご2を選択する情報が入力されている際に、内かご昇降部10dにおいて、第1方向部10h、第2方向部10i、及び移動部10jに情報が入力された場合には、当該情報は、制御部7で無効にされる。
なお、本明細書において、「制御部7が情報を無効にする(情報が制御部7で無効にされる)」とは、入力装置8に入力された情報を、制御部7の制御(かご2〜4の昇降の制御)に使用しない形態の全てを含む。例えば、制御部7が入力装置8からの情報(入力信号)を認識しない、という形態だけでなく、制御部7が入力装置8からの情報(入力信号)を認識しつつも制御に使用しない、という形態も含む。
また、例えば、点検者が、当該入力装置8のかご選択部10bに、内かご3,4を選択する情報を入力している際に、内かご昇降部10dの第1方向部10hと移動部10jとに、移動する情報を同時に入力すると、制御部7は、内かご3,4同士を離れるように移動させる。また、例えば、点検者が、当該入力装置8のかご選択部10bに、内かご3,4を選択する情報を入力している際に、内かご昇降部10dの第2方向部10iと移動部10jとに、移動する情報を同時に入力すると、制御部7は、内かご3,4同士を近づけるように移動させる。
このとき、内かご昇降部10dにおいて、第1方向部10h又は第2方向部10iと、移動部10jとに、移動する情報を同時に入力しない場合には、内かご昇降部10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる。具体的には、第1方向部10hのみ、第2方向部10iのみ、移動部10jのみ、第1及び第2方向部10h,10iのみに、情報が入力された場合には、当該情報は、制御部7で無効にされる。
また、かご選択部10bに、内かご3,4を選択する情報が入力されている際に、外かご昇降部10cに入力された情報は、制御部7で無効にされる。具体的には、かご選択部10bに、内かご3,4を選択する情報が入力されている際に、外かご昇降部10cにおいて、第1方向部10e、第2方向部10f、及び移動部10gに情報が入力された場合には、当該情報は、制御部7で無効にされる。
なお、運転選択部9aに自動運転を選択する情報が入力されている入力装置8に対して、かご選択部10b及びかご昇降部10c,10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる。但し、運転選択部9aに自動運転を選択する情報が入力されている入力装置8に対して、かご停止部10aに入力された情報は、制御部7で無効にされず、制御部7は、かご2〜4の昇降を停止する。
次に、手動運転モードの安全制御について、図5を参照しながら説明する。
まず、点検者は、かご2〜4の昇降を停止させて点検したい場合に、かご停止部10aに、かご2〜4の昇降を停止する情報を入力する。また、点検者は、緊急でかご2〜4を停止させたい場合にも、かご停止部10aに、かご2〜4の昇降を停止する情報を入力する。
そこで、かご停止部10aにかご2〜4の昇降を停止する情報が入力された入力装置8が、存在する(S1の「Y」)場合には、全ての入力装置8のかご昇降部10c,10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる(S6)。これにより、点検者がかご停止部10aにかご2〜4の昇降を停止する情報を入力することで、かご2〜4の昇降が停止される。したがって、点検者の安全が確保される。
ところで、複数の点検者が第1及び第2内かご3,4の外部で点検をしている際には、お互いの存在に気付かない可能性がある。例えば、第1の点検者が外かご2の上枠2aの上で点検しており、第2の点検者が、外かご2の下枠2bの上で点検している場合には、点検者同士は、お互いの存在に気付き難い。したがって、斯かる状態において、点検者の意思に反して、かご2〜4が昇降すると、点検者が危険な状態になる可能性がある。
そこで、運転選択部9aに手動運転を選択する情報が入力された外入力装置8a〜8dが、複数存在する(S2の「Y」)場合には、全ての入力装置8のかご昇降部10c,10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる(S6)。これにより、複数の点検者が、第1及び第2内かご3,4の外部で点検をしている際に、かご2〜4の昇降が停止される。したがって、点検者の安全が確保される。
また、ところで、複数の点検者が第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部で点検をしている際には、お互いの存在に気付かない可能性がある。斯かる状態において、例えば、それぞれの点検者がかご2〜4を同時に昇降させようとした場合(特に、互いの点検者がかご2〜4を違う方向に移動させようとした場合)には、かご駆動部5,6(特に、駆動源5d,6c)の動作が不安定になる可能性がある。これにより、点検者が危険な状態になる可能性もある。
そこで、運転選択部9aに手動運転を選択する情報が入力された外入力装置8a〜8dが、1つ以下であり(S2の「N」)、且つ、運転選択部9aに手動運転を選択する情報が入力された内入力装置8e,8fが、2つである(S3の「Y」)場合には、内入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる(S7)。
これにより、複数の点検者が第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部で点検をしている際に、内入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dに入力された情報が、制御部7で無効にされる。したがって、かご駆動部5,6(特に、駆動源5d,6c)の動作が不安定になることを防止でき、また、点検者が危険な状態になることも防止できる。
また、ところで、複数の点検者が内かご3,4の内部と外部とでそれぞれ点検をしている際には、お互いの存在に気付かない可能性がある。斯かる状態において、点検者の意思に反して、かご2〜4が昇降すると、内かご3,4の内部にいる点検者は危険な状態にならないものの、内かご3,4の外部にいる点検者が危険な状態になる可能性がある。
そこで、運転選択部9aに手動運転を選択する情報が入力された外入力装置8a〜8dが、1つであり(S2の「N」及びS4の「Y」)、且つ、運転選択部9aに手動運転を選択する情報が入力された内入力装置8e,8fが、存在する(1つの場合は、S5の「Y」。2つの場合は、S3の「Y」。)場合には、内入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dに入力された情報は、制御部7で無効にされる(S7)。
これにより、複数の点検者が内かご3,4の内部と外部とでそれぞれ点検をしている際に、内かご3,4の外部にいる点検者の意思に反して、かご2〜4が昇降することを防止できる。したがって、内かご3,4の外部で点検している点検者の安全が確保される。
そして、手動運転を選択する外入力装置8a〜8dが1つであり(S4の「Y」)、且つ、手動運転を選択する内入力装置8e,8fが存在しない(S5の「N」)場合と、手動運転を選択する内入力装置8e,8fが1つ以下であり(S3の「N」)、且つ、手動運転を選択する外入力装置8a〜8dが存在しない(S4の「N」)場合とにおいては、かご昇降部10c,10dに入力された情報が制御部7で無効にされていたことが、リセットされる(S8)。
以上より、本実施形態に係るダブルデッキエレベータ1は、昇降する外かご2と、前記外かご2の内部で上下方向に並列され、少なくとも一方が前記外かご2に対して昇降する第1及び第2内かご3,4と、前記第1及び第2内かご3,4の外部に少なくとも二つ配置される複数の入力装置8と、前記入力装置8に入力された情報に基づいて、前記かご2〜4の昇降を制御する制御部7と、を備え、前記入力装置8のそれぞれは、前記かご2〜4の自動運転又は手動運転を選択する情報が入力される運転選択部9aと、前記かご2〜4を昇降する情報が入力されるかご昇降部10c,10dと、を備え、前記制御部7は、前記第1及び第2内かご3,4の外部に配置される前記入力装置8a〜8dの前記運転選択部9aの少なくとも二つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、全ての前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、又は、全ての前記かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる(本実施形態においては、全ての前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする)。
斯かる構成によれば、複数の入力装置8は、第1及び第2内かご3,4の外部に少なくとも二つ配置されている。そして、入力装置8のそれぞれは、かご2〜4の自動運転又は手動運転を選択する情報が入力される運転選択部9aと、かご2〜4を昇降する情報が入力されるかご昇降部10c,10dとを備えている。これにより、第1及び第2内かご3,4の外部の複数の場所で、手動運転によってかご2〜4を昇降させることができる。
そして、第1及び第2内かご3,4の外部に配置される入力装置8a〜8dの運転選択部9aの少なくとも二つに、手動運転を選択する情報が入力されている際には、全てのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7によって無効にされる、又は、全てのかご昇降部10c,10dへの入力が、制御部7によって停止される(本実施形態においては、全てのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7によって無効にされる)。これにより、点検者の安全を確保することができる。
また、本実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、前記入力装置8のそれぞれは、前記かご2〜4の昇降を停止する情報が入力されるかご停止部10aを、さらに備え、前記制御部7は、前記かご停止部10aの少なくとも一つに、前記かご2〜4の昇降を停止する情報が入力されている際に、全ての前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、又は、全ての前記かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる(本実施形態においては、全ての前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする)という構成である。
斯かる構成によれば、かご停止部10aの少なくとも一つに、かご2〜4の昇降を停止する情報が入力されている際には、全てのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7によって無効にされる、又は、全てのかご昇降部10c,10dへの入力が、制御部7によって停止される(本実施形態においては、全てのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7によって無効にされる)。これにより、点検者の安全を確保することができる。
また、本実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、前記入力装置8は、前記第1及び第2内かご3,4の少なくとも一方の内部に配置され、前記制御部7は、前記第1及び第2内かご3,4の外部に配置される前記入力装置8a〜8dの前記運転選択部9aの一つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、前記内かご3,4の内部に配置される前記入力装置8e,8fの前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、又は、前記内かご3,4の内部に配置される前記入力装置8e,8fの前記かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる(本実施形態においては、当該入力装置8e,8fの前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする)、という構成である。
斯かる構成によれば、入力装置8が、第1及び第2内かご3,4の少なくとも一方の内部に配置されている。これにより、第1及び第2内かご3,4の少なくとも一方の内部で、手動運転によってかご2〜4を昇降させることができる。
そして、第1及び第2内かご3,4の外部に配置される入力装置8a〜8dの運転選択部9aの一つに、手動運転を選択する情報が入力されている際には、内かご3,4の内部に配置される入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7によって無効にされる、又は、当該入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dへの入力が、制御部7によって停止される(本実施形態においては、当該入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7で無効にされる)。
また、本実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、前記入力装置8は、前記第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部に配置され、前記制御部7は、前記第1及び第2内かご3,4の内部に配置される前記入力装置8e,8fの前記運転選択部9aのそれぞれに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、前記内かご3,4の内部に配置される前記入力装置8e,8fの前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、又は、前記内かご3,4の内部に配置される前記入力装置8e,8fの前記かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる(本実施形態においては、当該入力装置8e,8fの前記かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする)という構成である。
斯かる構成によれば、入力装置8は、第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部に配置されている。これにより、第1及び第2内かご3,4のそれぞれの内部で、手動運転によってかご2〜4を昇降させることができる。
そして、第1及び第2内かご3,4の内部に配置される入力装置8e,8fの運転選択部9aのそれぞれに、手動運転を選択する情報が入力されている際には、内かご3,4の内部に配置される入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7によって無効にされる、又は、当該入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dへの入力が、制御部7によって停止される(本実施形態においては、当該入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報が、制御部7で無効にされる)。
なお、ダブルデッキエレベータ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、ダブルデッキエレベータ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、入力装置8は、第1及び第2内かご3,4の外部に四つ備えられると共に、第1及び第2内かご3,4の内部にそれぞれ備えられている、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、入力装置8は、少なくとも、第1及び第2内かご3,4の外部に二つ備えられる、という構成であればよい。
(2)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、入力装置8は、運転選択部9aと別体であるかご停止部10aを備えている、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、入力装置8は、かご停止部10aを備えていない、という構成でもよい。
また、例えば、入力装置8は、運転選択部9aと一体であるかご停止部10aを備えている、という構成でもよい。具体的には、手動運転、自動運転、又はかご2〜4の昇降停止のうち、何れか一つを選択する3ノッチのセレクタスイッチとすることで、運転選択部9aとかご停止部10aとを一体にする、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、制御部7は、外入力装置8a〜8dの運転選択部9aの一つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、内入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、制御部7は、外入力装置8a〜8dの運転選択部9aの一つに、手動運転を選択する情報が入力され(図5のS4の「Y」)、且つ、内入力装置8e,8fの運転選択部9aの一つに、手動運転を選択している情報が入力されている(図5のS5の「Y」)際に、内入力装置8e,8fだけでなく全ての入力装置8a〜8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする(図5のS6)、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、制御部7は、第1及び第2内入力装置8e,8fの運転選択部9aのそれぞれに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、第1及び第2内入力装置8e,8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、制御部7は、第1及び第2内入力装置8e,8fの運転選択部9aのそれぞれに、手動運転を選択する情報が入力されている(図5のS3の「Y」)際に、内入力装置8e,8fだけでなく全ての入力装置8a〜8fのかご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする(図5のS6)、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、第1入力部9と第2入力部10とは、別体である、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、第1入力部9と第2入力部10とは、一体である、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、かご選択部10b、外かご昇降部10c、及び内かご昇降部10dが、それぞれ別体で備えられている、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、かご選択部10bと共通(1つ)のかご昇降部とが、別体で備えられている、という構成でもよく、また、かご選択部10bが備えられておらず、外かご昇降部10c及び内かご昇降部10dが、それぞれ別体で備えられている、という構成でもよい。
(7)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、制御部7は、入力装置8の外部に配置されている、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、制御部7の一部(以下、「内制御部」という)は、入力装置8の内部に配置され、制御部7の他部(以下、「外制御部」という)は、入力装置8の外部に配置され、制御部7の一部と他部とは、通信可能である、という構成でもよい。
そして、内制御部が、かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、という構成でもよい。例えば、内制御部が、入力装置8に入力された情報を、外制御部に向けて出力することを停止することよって、制御部7は、かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、という構成でもよい。
(8)また、上記実施形態に係るダブルデッキエレベータ1においては、制御部7は、所定の要件を満たす際に、かご昇降部10c,10dから入力される情報を無効にする、という構成である。しかしながら、ダブルデッキエレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、制御部7は、所定の要件を満たす際に、かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる、という構成でもよい。
斯かる構成の一例として、かご昇降部10c,10dの動作を機械的に停止させる構成が挙げられる。例えば、かご昇降部10c,10dが押しボタンである場合に、制御部7は、所定の要件を満たす際に、押しボタンを機械的にロックして、押しボタンが動作できないようにすることで、かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる、という構成を採用することができる。
また、斯かる構成の別な例として、かご昇降部10c,10dの表示を停止させる構成が挙げられる。例えば、かご昇降部10c,10dがタッチパネル上に表示されるタッチボタンである場合に、制御部7は、所定の要件を満たす際に、タッチパネル上にかご昇降部10c,10dの表示を停止することで、かご昇降部10c,10dへの入力を停止させる、という構成を採用することができる。
(9)また、ダブルデッキエレベータ1においては、入力装置8は、かご2(3,4)に対して、着脱可能に構成されている、という構成でもよい。例えば、第1入力部9及び第2入力部10の少なくとも一方が、かご2(3,4)に対して、着脱可能に構成されている、という構成でもよい。
1…ダブルデッキエレベータ、1a…乗場操作部、1b…かご操作部、2…外かご、2a…上枠、2b…下枠、2c…縦枠、3…第1内かご、4…第2内かご、5…外かご駆動部、5a…第1ロープ、5b…釣合錘、5c…第1綱車、5d…第1駆動源、6…内かご駆動部、6a…第2ロープ、6b…第2綱車、6c…第2駆動源、6d…第1吊車、6e…第2吊車、7…制御部、7a…記憶部、7b…演算部、7c…駆動源制御部、8…入力装置、8a…第1外入力装置、8b…第2外入力装置、8c…第3外入力装置、8d…第4外入力装置、8e…第1内入力装置、8f…第2内入力装置、9…第1入力部、9a…運転選択部、10…第2入力部、10a…かご停止部、10b…かご選択部、10c…外かご昇降部、10d…内かご昇降部、10e…第1方向部、10f…第2方向部、10g…移動部、10h…第1方向部、10i…第2方向部、10j…移動部、11…中継部、12…ケーブル

Claims (4)

  1. 昇降する外かごと、
    前記外かごの内部で上下方向に並列され、少なくとも一方が前記外かごに対して昇降する第1及び第2内かごと、
    前記第1及び第2内かごの外部に少なくとも二つ配置される複数の入力装置と、
    前記入力装置に入力された情報に基づいて、前記第1及び第2内かごのうち前記少なくとも一方と前記外かごとの昇降を制御する制御部と、を備え、
    前記入力装置のそれぞれは、前記第1及び第2内かごのうち前記少なくとも一方と前記外かごとの自動運転又は手動運転を選択する情報が入力される運転選択部と、前記第1及び第2内かごのうち前記少なくとも一方と前記外かごとのうち、少なくとも一つを昇降する情報が入力されるかご昇降部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1及び第2内かごの外部に配置される前記入力装置の前記運転選択部の少なくとも二つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、全ての前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、全ての前記かご昇降部への入力を停止させる、ダブルデッキエレベータ。
  2. 前記入力装置のそれぞれは、前記第1及び第2内かごのうち前記少なくとも一方と前記外かごとの昇降を停止する情報が入力されるかご停止部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記かご停止部の少なくとも一つに、前記第1及び第2内かごのうち前記少なくとも一方と前記外かごとの昇降を停止する情報が入力されている際に、全ての前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、全ての前記かご昇降部への入力を停止させる、請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
  3. 前記入力装置は、前記第1及び第2内かごの一方又は両方の内部と、前記第1及び第2内かごの外部で且つ前記外かごの内部と、に少なくとも配置され、
    前記制御部は、前記第1及び第2内かごの外部に配置される前記入力装置の前記運転選択部の一つに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部への入力を停止させる、請求項1又は2に記載のダブルデッキエレベータ。
  4. 前記入力装置は、前記第1及び第2内かごのそれぞれの内部に配置され、
    前記制御部は、前記第1及び第2内かごの内部に配置される前記入力装置の前記運転選択部のそれぞれに、手動運転を選択する情報が入力されている際に、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部から入力される情報を無効にする、又は、前記内かごの内部に配置される前記入力装置の前記かご昇降部への入力を停止させる、請求項1〜3の何れか1項に記載のダブルデッキエレベータ。
JP2017193961A 2017-10-04 2017-10-04 ダブルデッキエレベータ Active JP6781408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193961A JP6781408B2 (ja) 2017-10-04 2017-10-04 ダブルデッキエレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193961A JP6781408B2 (ja) 2017-10-04 2017-10-04 ダブルデッキエレベータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019064812A JP2019064812A (ja) 2019-04-25
JP6781408B2 true JP6781408B2 (ja) 2020-11-04

Family

ID=66337484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017193961A Active JP6781408B2 (ja) 2017-10-04 2017-10-04 ダブルデッキエレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6781408B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7185856B2 (ja) * 2021-03-31 2022-12-08 フジテック株式会社 エレベータシステム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5982157B2 (ja) * 2012-04-06 2016-08-31 株式会社日立製作所 運転切替システム付きエレベータ
JP5837853B2 (ja) * 2012-05-21 2015-12-24 株式会社日立製作所 ダブルデッキエレベーター
JP2014019503A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Hitachi Ltd ダブルデッキエレベーターおよびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019064812A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5944151B2 (ja) エレベータ
JP6131137B2 (ja) エレベーター制御装置
CN112551282B (zh) 控制电梯系统的电梯轿厢的移动
JP6263650B2 (ja) 電車プラットホーム安全装置
CN108455397A (zh) 电梯安全系统和监控电梯系统的方法
JP2015036340A (ja) エレベーターの保守運転装置
JP6781408B2 (ja) ダブルデッキエレベータ
JP6797103B2 (ja) エレベーターの乗り場ドア安全装置、エレベーターの乗り場ドア安全装置の駆動方法、およびエレベーター
US20190389695A1 (en) Elevator system
JP5052293B2 (ja) エレベーターの保守運転装置
JP6737255B2 (ja) ダブルデッキエレベータ及び入力装置
JP2012162342A (ja) エレベータ安全装置、エレベータ及びエレベータの制御方法
JP6543596B2 (ja) エレベーター
WO2019106778A1 (ja) エレベーター制御装置、エレベーター、およびエレベーター制御方法
JP5443245B2 (ja) エレベータシステム
JP6218879B2 (ja) エレベータ照明システムおよびエレベータ装置
JP6832302B2 (ja) エレベーターシステム
JP2020117407A (ja) ダブルデッキエレベータ及び入力装置
JP6703767B2 (ja) エレベータ
JP2004284763A (ja) エレベータ
JP2011063367A (ja) 乗降案内装置
JP6676386B2 (ja) エレベーターにおける搬器扉の開閉装置
JP2007031085A (ja) エレベータ
JP7249529B1 (ja) 移動システム
JPH1059635A (ja) エレベータの保守運転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6781408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250