JP6781079B2 - 二次電池および二次電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、集電体の一部に負極活物質層が配置されていない領域を含む二次電池およびその製造方法に関する。
二次電池は、少なくとも1つの発電要素を有する。発電要素は、電解質を保持する電解質層を介して、正極と負極とを積層してなる。負極は、集電体の少なくとも一の面上に負極活物質を含む負極活物質層を配置してなる。集電体は、負極活物質層が配置されている活物質領域と、負極活物質層が配置されていない非活物質領域と、を含む。非活物質領域には、例えば、発電要素から電流を入出力するための電極タブが接続される。
近年、容量の増大を目的として、シリコンを含有する負極活物質が、負極活物質層に適用されている(例えば、特許文献1参照。)。
国際公開第2001/29918号
しかしながら、シリコンは、二次電池の充放電によって体積変化が発生する。そのため、シリコンを含有する活物質領域においては、伸び縮みが発生し、シリコンを含有しない非活物質領域においては、伸び縮みが発生しない。これにより、負極に応力が発生し、活物質領域と非活物質領域との境界を起点とした皺が生ずる問題がある。
例えば、皺は、二次電池の充放電が繰り返されることによって成長し、電極として反応する部位に到達し、電極間距離の不均一化(電池性能の低下)を引起し、その結果、サイクル特性(寿命)を悪化させる虞がある。
上述した問題は、負極活物質にシリコンを用いた場合に限定されず、二次電池の使用に伴って負極活物質層が膨張収縮する限りにおいて生じ得る。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、負極において活物質領域と非活物質領域との境界を起点とした皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の積層型二次電池は、第1集電体の少なくとも一の面上に正極活物質を含む正極活物質層を配置してなる正極と、第2集電体の少なくとも一の面上に負極活物質を含む負極活物質層を配置してなる負極とを、電解質を保持する電解質層を介して、前記正極活物質層と前記負極活物質層とが対向した状態で積層してなる発電要素を有する。前記第2集電体は、前記負極活物質層が配置されている活物質領域と、前記負極活物質層が配置されていない非活物質領域と、を含む。そして、前記非活物質領域は、前記発電要素から外部に電流を入出力するための電極タブが接合される接合部位を有し、前記活物質領域と前記非活物質領域との境界の少なくとも一部と、前記非活物質領域の一部と、を含む部分は、前記第2集電体のうちの当該部分以外の部分よりも剛性の低い低剛性部であり、前記低剛性部は、前記非活物質領域のうち前記低剛性部以外の部分よりも剛性が低く、前記接合部位から外れた箇所に配置されている。
上記目的を達成するための本発明の積層型二次電池の製造方法は、正極と、負極と、を準備し、前記正極と前記負極とを積層することによって発電要素を形成する。正極を準備する際には、第1集電体の少なくとも一の面上に正極活物質を含む正極活物質層を配置してなる正極を準備する。負極を準備する際には、第2集電体の少なくとも一の面上に負極活物質を含む負極活物質層を配置してなる負極を準備する。発電要素を形成する際には、電解質を保持する電解質層を介して前記正極活物質層と前記負極活物質層とが対向した状態で、前記正極と前記負極とを積層することによって発電要素を形成する。前記負極を準備する際には、前記第2集電体として銅箔を有し、前記銅箔が、前記負極活物質層が配置されている活物質領域と、前記負極活物質層が配置されていない非活物質領域と、を含む、前記負極を準備する。そして、本発明の二次電池の製造方法は、前記銅箔のうち、前記活物質領域と前記非活物質領域との境界の少なくとも一部と、前記非活物質領域の一部と、を含む部分をアニール処理し、前記アニール処理する際には、前記発電要素から外部に電流を入出力するための電極タブが接合される接合部位から外れた箇所をアニール処理する。
本発明に係る二次電池および二次電池の製造方法によれば、負極において非活物質領域と活物質領域との境界を起点とした皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供できる。
実施形態に係る二次電池を説明するための斜視図である。 図1の2−2線に沿う断面図である。 実施形態に係る二次電池の発電要素の平面図である。 実施形態に係る二次電池の発電要素の平面図である。 実施形態に係る二次電池の製造方法を説明するためのフローチャートである。 実施形態の改変例に係る二次電池の発電要素を示す図4に対応する平面図である。 実施形態の別の改変例に係る二次電池の発電要素を示す図4に対応する平面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態とその改変例について説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における各部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張され実際の大きさや比率とは異なる場合がある。なお、図中において、Xは、二次電池100の短手方向を示し、Yは、二次電池100の長手方向を示し、Zは、発電要素110の積層方向Zを示している。
<二次電池>
本実施形態に係る二次電池100を図1〜図4を参照しつつ説明する。本実施形態では、二次電池100として、非水電解質二次電池、より具体的にはリチウムイオン二次電池を例示して説明する。
図1は、実施形態に係る二次電池100を説明するための斜視図である。図2は、図1の2−2線に沿う断面図である。図3および図4は、実施形態に係る二次電池100の発電要素110の平面図である。
図2および図4を参照して、本実施形態に係る二次電池100は、概説すれば、正極集電体11(第1集電体に相当)の両面11a、11b上に正極活物質を含む正極活物質層12を配置してなる正極10と、負極集電体21(第2集電体に相当)の両面21a、21b上に負極活物質を含む負極活物質層22を配置してなる負極20とを、電解質を保持する電解質層30を介して、正極活物質層12と負極活物質層22とが対向した状態で積層してなる発電要素110を有する。負極集電体21は、負極活物質層22が配置されている活物質領域23と、負極活物質層22が配置されていない非活物質領域24と、を含む。そして、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1と、非活物質領域24の一部と、を含む部分は、負極集電体21のうちの当該部分以外の部分よりも剛性の低い低剛性部25である(図4参照)。
<発電要素>
図2を参照して、発電要素110は、電解質層30を介して正極10と負極20とを積層してなる。発電要素110は、電解液とともに、外装部材120の内部に封止されている。
<電解液>
電解液の種類は特に限定されず、従来公知のものを適宜利用することができる。本実施形態では、電解液として、液体電解質を用いたものを使用するが、ゲル電解質を用いた電解液を使用してもよい。
液体電解質は、溶媒に支持塩であるリチウム塩が溶解したものである。
リチウム塩の種類は特に限定されず、例えば、Li(CFSON、Li(CSON、LiPF、LiBF、LiAsF、LiTaF、LiClO、LiCFSOなどの従来公知のものを適宜使用できる。
溶媒の種類は特に限定されず、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ビニレンカーボネート(VC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、メチルプロピルカーボネート(MPC)などの従来公知のものを適宜使用できる。
<外装部材>
外装部材120は、発電要素110を電解液とともに収容する。
外装部材120は、3層構造のラミネートシートから構成される。1層目は、熱融着性樹脂に相当し、例えばポリエチレン(PE)、アイオノマー、またはエチレンビニルアセテート(EVA)を用いて形成している。1層目の材料は、負極20に隣接させている。2層目は、金属を箔状に形成したものに相当し、例えばAl箔またはNi箔を用いて形成している。3層目は、樹脂性のフィルムに相当し、例えば剛性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)またはナイロンを用いて形成している。3層目の材料は、正極10に隣接させている。
<正極>
正極10は、正極集電体11の両面11a、11b上に正極活物質層12を配置してなる。
正極集電体11は、金属箔である。金属箔は、薄膜状の形状を備える。金属箔を構成する材料は特に限定されず、例えば、アルミニウムとすることができる。金属箔の厚さは特に限定されないが、例えば1〜100μm程度である。
正極活物質層12は、正極活物質を含む。正極活物質の種類は特に限定されず、例えば、LiNiCoAlOとすることができる。
正極10の製造方法は特に限定されないが、本実施形態では、金属箔の両面11a、11b上に正極スラリーを塗工してから乾燥させることによって正極活物質層12を金属箔の両面11a、11b上に形成する。乾燥した正極活物質層12は、金属箔の両面11a、11bに結着させている状態で、金属箔の両側からプレス加工している。
正極スラリーは、正極活物質、導電助剤、バインダーおよび粘度調整溶媒を含む。正極活物質として、LiNiCoAlOを90wt%の比率で用いる。導電助剤として、アセチレンブラックを、5wt%の比率で用いる。バインダーとして、PVDFを、5wt%の比率で用いる。
<負極>
負極20は、負極集電体21の両面21a、21b上に負極活物質層22を配置してなる。
負極集電体21は、銅箔である。銅箔は、薄膜状の形状を備える。銅箔の厚さは特に限定されないが、例えば1〜100μm程度である。
負極活物質層22の面積は、正極活物質層12の面積よりも大きい。これにより、正極活物質層12および負極活物質層22の位置が相対的にずれた場合であっても正極活物質層12と負極活物質層22との対向面積を一定に維持できる。そのため、正極活物質層12と負極活物質層22との対向面積が変化することに起因して発電容量が変動することを抑制できる。
負極活物質層22は、負極活物質を含み、負極活物質の少なくとも1種は、シリコン単体(Si)、シリコン合金およびシリコン酸化物からなる群から選択される。
シリコンは、単位体積当たりのリチウムイオンの吸蔵能力が黒鉛等と比較して高い。そのため、上述した材料を負極活物質に使用することによって負極活物質層22を薄くできる。その結果、負極20を小型化・高容量化でき、ひいては二次電池100を小型化・高容量化できる。
負極20の製造方法は特に限定されないが、本実施形態では、負極集電体21の両面21a、21b上に負極スラリーを塗工してから乾燥させることによって、負極集電体21の両面21a、21b上に負極活物質層22を形成する。乾燥した負極活物質層22は、負極集電体21の両面21a、21bに結着させている状態で、負極集電体21の両側からプレス加工している。
負極スラリーは、例えば、負極活物質、導電助剤、バインダーおよび粘度調整溶媒を含むことができる。負極スラリーは、例えば、負極活物質として80wt%のシリコン合金と、導電助剤として5wt%のアセチレンブラックと、バインダーとして15wt%のポリイミドと、を混合したものを使用できる。スラリーの粘度を調整する溶媒としてNMPを使用できる。
<電解質層>
電解質層30は、セパレータを有する。セパレータは、電解液に含まれる電解質を保持する。
セパレータの種類は、電解液に含まれる電解質を保持し得る限りにおいて特に限定されず、従来公知のものを適宜利用できる。セパレータとして、例えば、電解液に含まれる電解質を吸収保持するポリマーや繊維からなる多孔性シートのセパレータや不織布セパレータ等を用いることができる。
セパレータの厚さは特に限定されないが、例えば1〜50μm程度である。
<正極集電体および負極集電体>
図2および図3を参照して、正極集電体11は、活物質領域13および非活物質領域14を有する。活物質領域13は、正極活物質層12が配置される領域であり、かつ、セパレータを介して負極活物質層22と対向する対向部13aである。
非活物質領域14は、接合部位14aおよび移行部14bを有し、略矩形の活物質領域13の一辺から突出している。接合部位14aは、発電要素110から外部に電流を入出力するための正極タブ16に接合(固定)されている部位である。正極タブ16は、外装部材120から外部に向けて延びる板状の形状を備える。移行部14bは、接合部位14aと活物質領域13との間に位置する。つまり、接合部位14aは、移行部14bを介して活物質領域13に相対している。非活物質領域14は、略矩形形状を有する。接合部位14aは、非活物質領域14の先端側(非活物質領域14の突出方向において、活物質領域13と非活物質領域14との境界に対向する端部側)に形成されている。
図2および図4を参照して、負極集電体21は、活物質領域23および非活物質領域24を有する。
活物質領域23は、負極活物質層22が配置される領域であり、対向部23aおよび非対向部23bを有する。対向部23aは、電解質層30を介して正極活物質層12と対向する領域である。非対向部23bは、対向部23aに隣接し、正極活物質層12と対向しない領域である。活物質領域23は、略矩形形状を有する。
非活物質領域24は、接合部位24aおよび移行部24bを有し、略矩形の活物質領域23の一辺から突出している。接合部位24aは、電流を入出力するための負極タブ26(電極タブに相当)に接合(固定)されている部位である。負極タブ26は、外装部材120から外部に向けて延びる板状の形状を備える。移行部24bは、接合部位24aと活物質領域23との間に位置する。つまり、接合部位24aは、移行部24bを介して活物質領域23に相対している。非活物質領域24は、略矩形形状を有する。接合部位24aは、非活物質領域24の先端側(非活物質領域24の突出方向において、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1に対向する端部側)に形成されている。
非活物質領域24は、積層方向Zに関し、正極集電体11の非活物質領域14と重複しないように位置決めされている。接合部位14aと正極タブ16との接合および接合部位24aと負極タブ26との接合は、例えば、超音波溶接や抵抗溶接が適用される。
<低剛性部>
図4を参照して、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1と、非活物質領域24の一部と、を含む部分は、負極集電体21のうちの当該部分以外の部分よりも剛性の低い低剛性部25である。具体的には、低剛性部25は、負極集電体21のうちの低剛性部25以外の部分よりも引張剛性が小さい。
本実施形態において、低剛性部25は、非活物質領域24内に存在している。別の言い方をすれば、低剛性部25は、非活物質領域24のうちの少なくとも境界L1を含む部分に形成されている。よって、非活物質領域24のうちの少なくとも境界L1を含む部分の剛性は、活物質領域23の剛性よりも小さくなっている。
本実施形態では、上述したように、負極集電体21は銅箔である。そして、銅箔の低剛性部25における平均結晶粒子径D1は、銅箔のうちの低剛性部25以外の部分における平均結晶粒子径D2よりも大きくなっている。平均結晶粒子径が大きくなると、銅箔の剛性は低くなる。銅箔の平均結晶粒子径D1は、銅箔をアニール処理することによって大きくできる。
平均結晶粒子径は、例えば、銅箔の表面の任意の位置を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、破面写真(SEM写真)より、切断法にて求めることができる。
平均結晶粒子径D1およびD2は、D1>D2である限りにおいて特に限定されないが、例えば、D1:D2=1.5:1.0とし得る。平均結晶粒子径D1およびD2は、例えば、D1=1.5μmおよびD2=1.0μmとし得る。
低剛性部25は、接合部位24aから外れた箇所に配置されている。これにより、剛性の低い箇所に負極タブ26が接合されることを回避し、負極タブ26と負極集電体21との接続強度を向上できる。
低剛性部25は、面状に広がっている。低剛性部25は、非活物質領域24の幅方向(非活物質領域24の突出方向に交差する方向)の全体にわたって広がっている。
低剛性部25は、非活物質領域24の所定の位置から境界L1まで延びている。低剛性部25は、非活物質領域24における移行部24bの途中から延びている。低剛性部25は、移行部24bにおいて、接合部位24aから境界L1側に離間した位置から境界L1まで延びている。
図4では、低剛性部25が略矩形形状の場合を例示しているが、低剛性部25の形状は特に限定されない。
<二次電池の動作>
本実施形態に係る二次電池100は、燃料電池車およびハイブリッド電気自動車等の車両のモータ等の駆動用電源や補助電源として充放電が繰り返しなされる。
充放電によって、負極活物質層22に含まれる負極活物質の体積が変化して、負極活物質層22は膨張収縮する。そして、負極活物質層22の膨張収縮に伴って、活物質領域23が伸縮する。
ここで、上述したように、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1と、非活物質領域24の一部と、を含む部分は、負極集電体21のうちの当該部分以外の部分よりも剛性の低い低剛性部25である。
これにより、負極活物質層22の膨張収縮に伴う活物質領域23の伸縮に追随して、非活物質領域24が伸縮しやすくなる。そのため、活物質領域23と非活物質領域24との間の伸縮寸法(伸縮の大きさ)の差が小さくなる。よって、活物質領域23が伸縮することに起因して負極20に生じる応力が緩和され、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1を起点とした皺が生じにくくなる。
また、低剛性部25は、非活物質領域24の幅方向の全体にわたって広がっている。これにより、非活物質領域24の剛性は、幅方向において均一になる。そのため、非活物質領域24における伸縮寸法がより均一になり、非活物質領域24と活物質領域23との境界L1を起点とした皺が生じることをより効果的に防止できる。
また、低剛性部25は、非活物質領域24における移行部24bの途中から延びている。これにより、移行部24bの剛性が低下して移行部24bが変形し易くなる。そのため、負極タブ26に固定されることによって接合部位24aの移動が拘束されていても、その拘束力は移行部24bの変形によって吸収される。そのため、接合部位24aの移動が拘束されていることに起因して負極20の伸縮寸法が不均一になることを効果的に抑制できる。
なお、負極20に皺が生じることを抑制することによって、電極間距離が不均一になることに起因した反応の局在化(電流密度の不均一化など)を抑制し、電池の性能低下およびサイクル寿命低下を防止できる。
<二次電池の製造方法>
図5を参照して、本実施形態に係る二次電池100の製造方法を説明する。図5は、本実施形態に係る二次電池100の製造方法を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係る二次電池100の製造方法は、概説すれば、正極10および負極20を準備するステップS1と、発電要素110を形成するステップS2と、銅箔をアニール処理するステップS3と、を有する。
ステップS1では、正極集電体11の両面11a、11b上に正極活物質を含む正極活物質層12を配置してなる正極10と、負極集電体21の両面21a、21b上に負極活物質を含む負極活物質層22を配置してなる負極20と、を準備する。
負極20を準備する際には、負極集電体21として銅箔を有し、銅箔が、負極活物質層22が配置されている活物質領域23と、負極活物質層22が配置されていない非活物質領域24と、を含む、負極20を準備する。
また、負極20を準備する際には、熱履歴が150℃よりも低い負極20を準備する。
また、負極20を準備する際には、負極活物質の少なくとも1種を、シリコン単体、シリコン合金およびシリコン酸化物からなる群から選択する。
ステップS2では、電解質を保持する電解質層30を介して正極活物質層12と負極活物質層22とが対向した状態で、正極10と負極20とを積層することによって発電要素110を形成する。
ステップS3では、銅箔(負極集電体21)のうち、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1と、非活物質領域24の少なくとも一部と、を含む部分をアニール処理する。ステップS3では、150℃以上で銅箔をアニール処理する。ステップS3では、発電要素110から外部に電流を入出力するための負極タブ26が接合される接合部位24aから外れた箇所をアニール処理する。
アニール処理は、窒素等の不活性ガス中あるいは真空下において行うのが好ましい。アニール処理は、例えば、ヒートシール機を使用して行える。
(作用・効果)
本実施形態に係る二次電池100および二次電池100の製造方法は、正極集電体11の両面11a、11b上に正極活物質を含む正極活物質層12を配置してなる正極10と、負極集電体21の両面21a、21b上に負極活物質を含む負極活物質層22を配置してなる負極20とを、電解質を保持する電解質層30を介して、正極活物質層12と負極活物質層22とが対向した状態で積層してなる発電要素110を有する。負極集電体21は、負極活物質層22が配置されている活物質領域23と、負極活物質層22が配置されていない非活物質領域24と、を含む。そして、活物質領域23と非活物質領域24との境界L1と、非活物質領域24の一部と、を含む部分は、負極集電体21のうちの当該部分以外の部分よりも剛性の低い低剛性部25である。
このような構成によれば、負極活物質層22の膨張収縮に伴う活物質領域23の伸縮に追随して、非活物質領域24が伸縮しやすくなる。そのため、活物質領域23と非活物質領域24との間の伸縮寸法の差が小さくなる。よって、活物質領域23が伸縮することに起因して負極20に生じる応力が緩和され、境界L1を起点とした皺が生じにくくなる。したがって、負極において活物質領域と非活物質領域との境界を起点とした皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供することが可能である。
また、本実施形態に係る二次電池100および二次電池100の製造方法において、負極集電体21は、銅箔であり、銅箔の低剛性部25における平均結晶粒子径D1は、銅箔のうちの低剛性部25以外の部分の平均結晶粒子径D2よりも大きくなっている。
銅箔の平均結晶粒子径が大きくなると、銅箔の剛性は小さくなる。そして、銅箔の平均結晶粒子径は、銅箔をアニール処理することによって大きくできる。よって、上述した構成によれば、銅箔をアニール処理するという簡便な方法によって低剛性部25を形成できる。したがって、二次電池100の製造が容易になる。
また、本実施形態に係る二次電池100および二次電池100の製造方法において、非活物質領域24は、発電要素110から外部に電流を入出力するための負極タブ26が接合される接合部位24aを有する。そして、低剛性部25は、接合部位24aから外れた箇所に配置されている。
このような構成によれば、剛性の低い箇所に負極タブ26が接合されることを回避し、負極タブ26と負極集電体21との接続強度を向上できる。したがって、二次電池100の耐久性が向上する。
また、本実施形態に係る二次電池100の製造方法では、150℃以上で銅箔をアニール処理する。
このような構成によれば、低剛性部25における平均結晶粒子径D1を、より確実に大きくできる。したがって、負極において活物質領域と非活物質領域との境界を起点とした皺が生じることを抑制し得る二次電池を、より確実に提供できる。
また、本実施形態に係る二次電池100および二次電池100の製造方法は、リチウムイオン二次電池およびその製造方法であり、負極活物質の少なくとも1種は、シリコン単体、シリコン合金およびシリコン酸化物からなる群から選択される。
このような構成によれば、負極活物質層22の単位体積当たりのリチウムイオンの吸蔵量を向上させられる。そのため、負極20を小型化・高容量化でき、ひいては二次電池100を小型化・高容量化できる。
(改変例)
低剛性部25の配置形態は、低剛性部25が、境界L1の少なくとも一部と、非活物質領域24の少なくとも一部と、を含む限りにおいて、特に限定されない。
例えば、上述した実施形態において、低剛性部25は、非活物質領域24の幅方向の全体にわたって広がって配置され、境界L1の全体を含んでいたが、図6に示すように、低剛性部25は、非活物質領域24の幅方向の一部にわたって広がって配置され、境界L1の一部を含んでいる形態でもよい。このような形態であっても、負極において非活物質領域と活物質領域との境界を起点とした皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供できる。
また、上述した実施形態では、低剛性部25は、非活物質領域24内に形成されていたが、図7に示すように、低剛性部25は、境界L1と、非活物質領域24の一部と、活物質領域23の一部と、を含んでいてもよい。別の言い方をすれば、低剛性部25は、非活物質領域24の一部から、境界L1を超えて、活物質領域23の一部にかけて延びていてもよい。
負極20における伸縮寸法は、境界L1を境にして急激に変化するわけではなく、活物質領域23から非活物質領域24にかけて徐々に変化する。よって、非活物質領域24内だけでなく、低剛性部25が、境界L1を超えて活物質領域23の一部にかけて延びていた方が、境界L1を起点とした皺が生じることをより効果的に抑制し得る。
さらに、図7に示すように、低剛性部25は、対向部23aと非対向部23bとの境界L2まで延びていてもよい。
これにより、境界L1と境界L2との間の非対向部23bの剛性が低下する。負極活物質層22の膨張収縮は、対向部23aよりも非対向部23bの方が小さいが、境界L1と境界L2との間の非対向部23bの剛性が低下すれば、負極活物質層22の膨張収縮が小さくても当該非対向部23bが伸縮しやすくなる。これにより、対向部23aから非対向部23bそして非活物質領域24にかけて、伸縮寸法がさらに均一化される。そのため、負極20に応力が生じることをさらに効果的に抑制できる。
以上、実施形態とその改変例を通じて二次電池を説明したが、本発明は実施形態とその改変例において説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、本発明は、使用に伴って負極活物質層が膨張収縮する二次電池である限りにおいて、二次電池の種類や負極活物質の種類、電解質の種類などによらず適用可能である。
上述した実施形態およびその改変例では、負極集電体21として銅箔を使用し、銅箔の結晶粒子径を調整することによって低剛性部25を形成した。しかしながら、低剛性部の形成手段は、低剛性部が、負極集電体のうちの当該低剛性部以外の部分よりも低い剛性を有している限りにおいて特に限定されない。例えば、負極集電体の少なくとも一部の厚さを当該一部以外の部分よりも薄くすることによって低剛性部を形成してもよい。
上述した実施形態およびその改変例では、非活物質領域24は、略矩形の活物質領域23の一辺から突出していた。しかしながら、本発明は、非活物質領域が、活物質領域の外周縁部の一部または全部に沿って活物質領域を取り囲むように形成されている二次電池にも適用可能である。
上述した実施形態およびその改変例では、負極活物質層22の面積が正極活物質層12の面積よりも大きい場合を例に説明したが、負極活物質層の面積は、正極活物質層の面積と同じであってもよい。
上述した実施形態およびその改変例では、低剛性部25は1つであったが、低剛性部は複数形成されていてもよい。
上述した実施形態およびその改変例では、第1集電体の両面上に、正極活物質を含む正極活物質層を配置してなる複数の正極と、第2集電体の両面上に、負極活物質を含む負極活物質層を配置してなる負極と、を備えた、いわゆる非双曲型の二次電池を例に説明した。しかしながら、本発明は、第1集電体の一の面上および第2集電体の一の面上に正極活物質層を配置してなる正極と、第1集電体の他の面上および第2集電体の他の面上に負極活物質層を配置してなる負極と、を備えた、いわゆる双曲型の二次電池に適用することも可能である。
上述した実施形態およびその改変例では、積層型の二次電池を例に説明したが、本発明は、巻回型の二次電池にも適用可能である。
10 正極、
11 正極集電体(第1集電体)、
11a、11b 面、
12 正極活物質層、
20 負極、
21 負極集電体(第2集電体)、
21a、21b 面、
22 負極活物質層、
23 活物質領域、
24 非活物質領域、
24a 接合部位、
25 低剛性部、
26 負極タブ(電極タブ)、
30 電解質層、
100 二次電池、
110 発電要素、
D1 低剛性部の平均結晶粒子径、
D2 低剛性部以外の部分の平均結晶粒子径、
L1 活物質領域と非活物質領域との境界。

Claims (6)

  1. 第1集電体の少なくとも一の面上に正極活物質を含む正極活物質層を配置してなる正極と、第2集電体の少なくとも一の面上に負極活物質を含む負極活物質層を配置してなる負極とを、電解質を保持する電解質層を介して、前記正極活物質層と前記負極活物質層とが対向した状態で積層してなる発電要素を有し、
    前記第2集電体は、前記負極活物質層が配置されている活物質領域と、前記負極活物質層が配置されていない非活物質領域と、を含み、
    前記非活物質領域は、前記発電要素から外部に電流を入出力するための電極タブが接合される接合部位を有し、
    前記活物質領域と前記非活物質領域との境界の少なくとも一部と、前記非活物質領域の一部と、を含む部分は、前記第2集電体のうちの当該部分以外の部分よりも剛性の低い低剛性部であり、前記低剛性部は、前記非活物質領域のうち前記低剛性部以外の部分よりも剛性が低く、前記接合部位から外れた箇所に配置されている、積層型二次電池。
  2. 前記第2集電体は、銅箔であり、
    前記銅箔の前記低剛性部における平均結晶粒子径は、前記銅箔のうちの前記低剛性部以外の部分の平均結晶粒子径よりも大きくなっている、請求項1に記載の積層型二次電池。
  3. リチウムイオン二次電池であり、
    前記負極活物質の少なくとも1種は、シリコン単体、シリコン合金およびシリコン酸化物からなる群から選択される、請求項1または請求項2に記載の積層型二次電池。
  4. 第1集電体の少なくとも一の面上に正極活物質を含む正極活物質層を配置してなる正極と、第2集電体の少なくとも一の面上に負極活物質を含む負極活物質層を配置してなる負極と、を準備し、
    電解質を保持する電解質層を介して前記正極活物質層と前記負極活物質層とが対向した状態で、前記正極と前記負極とを積層することによって発電要素を形成し、
    前記負極を準備する際には、前記第2集電体として銅箔を有し、前記銅箔が、前記負極活物質層が配置されている活物質領域と、前記負極活物質層が配置されていない非活物質領域と、を含む、前記負極を準備し、
    前記銅箔のうち、前記活物質領域と前記非活物質領域との境界の少なくとも一部と、前記非活物質領域の一部と、を含む部分をアニール処理し、
    前記アニール処理する際には、前記発電要素から外部に電流を入出力するための電極タブが接合される接合部位から外れた箇所をアニール処理する、積層型二次電池の製造方法。
  5. 150℃以上で前記アニール処理を行う、請求項に記載の積層型二次電池の製造方法。
  6. リチウムイオン二次電池の製造方法であり、
    前記負極を準備する際には、前記負極活物質の少なくとも1種を、シリコン単体、シリコン合金およびシリコン酸化物からなる群から選択する、請求項4または請求項5に記載の積層型二次電池の製造方法。
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