JP6780873B2 - 角型製袋充填筒用ホッパー - Google Patents

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Description

この発明は、縦型製袋充填包装機に備えられている角筒状の製袋充填筒に対して接続して用いられる角型製袋充填筒用ホッパーに関する。
袋を製造しながらその袋内に被包装品を包装する製袋充填包装機として、包装材の送り及び被包装品の供給を縦方向に行う縦型製袋充填包装機がある。縦型製袋充填包装機の一例が図5に斜視図として示されている。縦型製袋充填包装機100は、縦方向に送られる帯状包装材Fwを製筒器(フォーマ)101により湾曲状に曲成し、湾曲状に曲成した帯状包装材Fwを角型製袋充填筒102の外側周面に沿って無端ベルト形式の紙送り機構103(左右一対の紙送り機構部103a及び103b)によって走行案内することにより略筒状とし、その略筒状に成形された包装材の合わせ目にセンターシーラ104によってセンターシールScを施すことで筒状に成形(筒状包装材Ft)し、更にエンドシーラ105(前後のエンドシーラ部105a,105b;一方にカッタを内蔵可)によってエンドシールSeを施すことで袋底部Bbを形成し、該袋底部Bbが形成された筒状包装材Ft内に角型製袋充填筒102内を通路として被包装品(図示略)を投入又は充填し、袋口部に相当する部分にエンドシールSeを施すことで被包装品を包装袋に包装した袋包装体Bpを製造する包装機である。縦型製袋充填包装機100によれば、上記の工程(包装材の送り、筒状包装材Ftの形成、袋底部Bbの形成、被包装品の投入又は充填、袋口部の封鎖)を繰り返すことで、袋包装体Bpを連続的に製造することができる。
製袋充填筒は一般に断面が円形の円筒体が多く用いられる。この場合、袋包装体は、商品流通の形態として最もありふれた所謂ピロー包装体となる。一方、袋包装体の流通性や商品陳列性等を向上するために、袋包装体の形態を角柱状(図5の例を参照)にする場合がある。このような場合、袋の角形を保持するために、袋の側面同士が交差する角部にシールを施して強度を高めたヘムシールを形成することもある。ヘムシールSh(Sha,Shb,shdを図示)は、例えば、図5に示されているように、角型製袋充填筒102の四隅に対応して設けられているヘムシーラ106(三つのヘムシーラ部106a,106b,106dを図示)によって、湾曲状に曲成されている包装材の角型製袋充填筒102の四隅に対応した角部分を外側から挟み込むことで、ヒートシールにて形成される。そうした場合、良好なヘムシールを施すためにも、袋の側面同士が交差する角部を内側から規制するために、包装材が取り巻く製袋充填筒の形態として、横断面が正方形或いは長方形である角型製袋充填筒が用いられている(特許文献1、2参照)。
縦型製袋充填包装機においては、一般に、外部の計量装置によって、一袋当たりの重量が所定の重量となるように計量・組み合わされた物品を、製袋充填筒内に案内しつつ、成形した包装袋に投入して封止することが行われる。そのため、縦型製袋充填包装機では、物品を投入する外部装置(例えば計量装置)と、物品が投入される製袋充填筒との間に漏斗状のチューブ(以下、「ホッパー」という)を介在させるように設けて、物品を案内している(特許文献3,4)。
従来型の角型製袋充填筒用ホッパーの一例が図6に示されている。図6(a)は従来型の角型製袋充填筒用ホッパーの正面図、同(b)は上面図、同(c)は底面図、同(d)及び(e)はそれぞれ左右の側面図である。図6に示す従来の角型製袋充填筒用ホッパー50は、周壁53を構成する側壁54〜57で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された製品を絞り込みながら供給する窄み通路58を定めるホッパー本体部51と、ホッパー本体部51の周壁53の下端と、図5に示した縦型製袋充填包装機100の角型製袋充填筒102の上端102aとに接続する角筒型接続部52とを備えている。周壁53を構成する側壁54〜57は、隣り合う側壁同士(側壁54と55、側壁55と56、側壁56と57、側壁57と54)がR部から成るコーナ部分59a〜59dで接続(例えば、溶接による接続)されている。
角筒型接続部52は高さの短い角筒構造をしており、上端がホッパー本体部51に連続して接続している。また、角筒型接続部52の下端には周囲に環状耳部60が形成されていて、当該環状耳部60が角型製袋充填筒102の上端102aに接続するようにフレームへの固定に用いられる。角筒構造のコーナ部分61a〜61dはR部に形成されており、ホッパー本体部51の側壁54〜57を接続するコーナ部分59a〜59dと繋がっている。
角型製袋充填筒用ホッパー50は、例えば、包装のために投入される製品が食品である場合には、衛生や清掃上の観点からステンレス板で製作されている。側壁54は平板から形成されていて縦に真っ直ぐに配置されているが、他の側壁55〜57は平板から形成されていて且つ斜めに配置されているので、内部の通路を、下方に向かって窄む窄み通路58に形成している。投入された製品は、窄み通路58を落下する際に、絞り込まれながら縦型製袋充填包装機100に供給される。
ホッパーを介して物品を投入するときに、その物品の大きさや性状によっては該物品がホッパー内を落下中に窄み通路で詰まって包装機に供給されない場合が生じ得る。この場合、内容量の少ない包装商品が製造される、或いは次の包装袋に前回供給時にホッパー内で詰まっていた物品も落下して内容量が多すぎる商品が製造される等の不具合が生じることになる。このような現象は、角型の製袋充填筒を用いたときに特に発生しやすい。包装物品が角筒の短辺より長いスティック状の物品である場合には、物品が間隔の短い側壁間でブリッジとなり、詰まりが発生するリスクが高くなる。
この詰まりの発生を防ぐため、押し込み装置が考案されている(特許文献5)。しかしながら、押し込み装置で強制的に押し込んだ場合、物品を破損する可能性があるため、脆い物品である場合などでは、好ましい方法ではない。
特開2005−153939号公報 特開2011−136714号公報 特開平8−175520号公報 特開2007−030888号公報 特開平10−236408号公報
そこで、縦型製袋充填包装機に用いられる角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、ホッパーの窄み通路を形成する側壁構造に工夫を凝らすことで、投入された製品がホッパー内で詰まり(ブリッジ)を生じ難くする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、ホッパーの投入口から排出口までの窄み通路を形成する側壁構造に工夫を凝らすことで、他の付加的な機構や装置を用いることなく、簡単な構造で内部での製品の詰まり(ブリッジ)が発生することを防止することができる縦型製袋充填包装機に用いられる角型製袋充填筒用ホッパーを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明による角型製袋充填筒用ホッパーは、
一袋当たり毎の多数のばら状物品から成る製品を投入する外部装置と、当該製品を包装袋に包装する縦型製袋充填包装機に備わっており且つ前記外部装置から投入された前記一袋当たりの製品が内部を通して案内されつつ落下される角型製袋充填筒との間に介在されている角型製袋充填筒用ホッパーであって、
周壁で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された前記製品を絞り込みながら供給する窄み通路を定めるホッパー本体部と、当該ホッパー本体部の前記周壁の下端と前記縦型製袋充填包装機の前記角型製袋充填筒の上端とに接続する角筒型接続部を備えている角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、
前記ホッパー本体部の前記周壁は、周方向に並んで配置されており且つ周方向に隣り合う同士を接続したそれぞれが四角形状の内壁面を有する四つの側壁から成っているとともに、前記各側壁の下端部分が前記角筒型接続部の上端に連続して接続されており、
前記四つの側壁のうち三つの前記側壁について、当該各側壁の前記内壁面の一部は、前記窄み通路における前記製品のブリッジ発生回避のため、前記周方向に隣接する前記側壁に至るまで前記窄み通路側から見て前記窄み通路を広げる方向に後退する態様で、前記製品が前記周壁の前記側壁から前記隣接する側壁に向かう方向に回転しながら移動し易くする後退面とされており、
前記三つの側壁のうち隣り合う二つの側壁について、前記各後退面は前記各内壁面において前記周壁の同じ周方向の側に形成されていることを特徴としている。
また、本発明による角型製袋充填筒用ホッパーは、
一袋当たり毎の多数のばら状物品から成る製品を投入する外部装置と、当該製品を包装袋に包装する縦型製袋充填包装機に備わっており且つ前記外部装置から投入された前記一袋当たりの製品が内部を通して案内されつつ落下される角型製袋充填筒との間に介在されている角型製袋充填筒用ホッパーであって、
周壁で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された前記製品を絞り込みながら供給する窄み通路を定めるホッパー本体部と、当該ホッパー本体部の前記周壁の下端と前記縦型製袋充填包装機の前記角型製袋充填筒の上端とに接続する角筒型接続部を備えている角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、
前記ホッパー本体部の前記周壁は、周方向に並んで配置されており且つ周方向に隣り合う同士を接続したそれぞれが四角形状の内壁面を有する四つの側壁から成っているとともに、前記各側壁の下端部分が前記角筒型接続部の上端に連続して接続されており、
前記四つすべての側壁について、当該各側壁の前記内壁面の一部は、前記窄み通路における前記製品のブリッジ発生回避のため、前記周方向に隣接する前記側壁に至るまで前記窄み通路側から見て前記窄み通路を広げる方向に後退する態様で、前記製品が前記周壁の前記側壁から前記隣接する側壁に向かう方向に回転しながら移動し易くする後退面とされており、
前記四つの側壁について、前記各後退面は前記各内壁面において前記周壁の同じ周方向の側に形成されていることを特徴としている。
この角型製袋充填筒用ホッパーによれば、ホッパー本体部と角筒型接続部を備え、ホッパー本体部の周壁が周方向に並んで配置されており且つ周方向に隣り合う同士を接続したそれぞれが四角形状の内壁面を有する四つの側壁から成っている点では、基本的には従来構造と同等の構造を備えているが、四つの側壁のうち三つの側壁について、又は四つすべての側壁について、各側壁の内壁面の一部は窄み通路側から見て後退した、即ち、周方向に隣接する側壁に至るまで窄み通路側から見て窄み通路を広げる方向に後退した後退面とされており、更に、三つの側壁のうち隣り合う二つの側壁について、前記各後退面は前記各内壁面において前記周壁の同じ周方向の側に形成されており、また、四つの側壁については、前記各後退面は前記各内壁面において前記周壁の同じ周方向の側に形成されているので、窄み通路は、当該側壁については後退面を付けながら絞り込まれる。
したがって、ホッパーに投入された包装すべき製品(多数のスティック状の物品)が、例えばその細長い端部において窄み通路の後退面に掛かる位置に来ると、各物品は窄み通路が広い側となる後退面に倣うように移動する。このとき、製品は、ホッパー本体部の周壁の当該側壁から隣接する側壁に向かう方向に回転する傾向を生じながら、ホッパー内を降下する。計量機等の外部装置からホッパー内に一袋当たり毎に投入された多数のばら状の物品から成る製品は、後退面が同じ周方向に揃った連続する側面については降下中に同じ方向に回転される傾向が与えられ、窄み通路においては趨勢として製品のブリッジ発生を回避することができ、スムーズに縦型製袋充填包装機に供給される。
特に、四つの側壁に後退面を同じ方向に形成する場合、各側壁において製品に与えようとする回転の方向はいずれの側壁でも同じ方向となり、隣の側壁間で回転方向が異なる製品同士が衝突するというようなことは生じることがない。
この角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、四つの側壁のうち三つの側壁について内壁面の一部を後退面とする場合、前記角筒型接続部の角筒内壁面の長辺に対応する二つの前記側壁の一方を垂直側壁とし、前記三つの側壁を前記垂直側壁以外の前記側壁とし、当該二つの側壁の両側周方向には、前記角筒型接続部の角筒内壁面の短辺に対応する二つの前記側壁を接続することができる。この角型製袋充填筒用ホッパーによれば、角筒型接続部の長辺に対応する二つの側壁の一方は垂直側壁で、他方は大きく傾斜した側壁となり、これら両側壁を角筒型接続部の短辺に対応する二つの側壁が接続しているので、簡素な構造にて、投入部を正方形に近い大きな構造にすることができる。
この角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、前記少なくとも一つの側壁は、当該側壁の前記内壁面において前記四角形を斜めに横切る折曲げ線又は段差帯を境にして接続された、前記側壁の主要部分を占める主側壁部と、当該主側壁部に対して角度を以て折り曲げられた又は段差を付けられており且つ前記側壁の前記主要部分以外の副次的部分を占める副側壁部とから成っており、前記後退面は前記副側壁部の内壁面によって定めることができる。この角型製袋充填筒用ホッパーによれば、主側壁部の内壁面において四角形を斜めに横切る折曲げ線又は段差帯を設けて、折曲げ線又は段差帯を境に当該主側壁部に対して角度を以て折り曲げられた又は段差を付けられた副側壁部を接続して設け、当該副側壁部の内壁面にて後退面を定めることができる。このように、副側壁部の内壁面にて後退面を定めているので、側壁の折り曲げや段差を付けるという板金加工によって、簡素なブリッジ状態の回避構造が得られる。
この角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、前記副側壁部が前記折曲げ線を境にして前記主側壁部に接続されており、前記副側壁部の前記後退面は、前記折曲げ線から離れて前記周方向に隣接する前記側壁に向うほど、前記窄み通路側から見て、前記主側壁部の内壁面からの前記窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した単一の傾斜面又は多段の傾斜面である、とすることができる。この角型製袋充填筒用ホッパーによれば、副側壁部の後退面は、副側壁部が折曲げ線を境にして主側壁部から、窄み通路側から見て、窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した単一の傾斜面又は多段の傾斜面とすることができるので、ホッパー内に投入された製品は、全体としては、降下中に傾斜面によって回転する傾向が与えられ、窄み通路において製品のブリッジ発生を回避することができる。
この角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、前記副側壁部が前記段差帯を境にして前記主側壁部に接続されており、前記副側壁部の前記後退面は、前記段差帯から離れて前記周方向に隣接する前記側壁に向うほど、前記窄み通路側から見て、前記主側壁部の内壁面からの前記窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した傾斜面、又は前記段差帯に連なる単一の段差面若しくは前記主側壁部の内壁面からの前記窄み通路を広げる方向に後退する後退量が順次大きくなるように段差となった多段の段差面である、とすることができる。この角型製袋充填筒用ホッパーによれば、後退面をなす副側壁部の内壁面は、段差帯から離れて周方向に隣接する側壁に向うほど、窄み通路側から見て、主側壁部の内壁面からの窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した傾斜面、又は段差帯に連なる単一の段差面若しくは多段の段差面であるから、ホッパー内に投入された製品は、全体としては、降下中に傾斜面又は段差面によって回転する傾向が与えられ、窄み通路において製品のブリッジ発生を回避することができる。
この発明による角型製袋充填筒用ホッパーは、一袋当たり毎の多数のばら状物品から成る製品を投入する外部装置と、当該製品を包装袋に包装する縦型製袋充填包装機に備わっており且つ外部装置から投入された一袋当たりの製品が内部を通して案内されつつ落下される角型製袋充填筒との間に介在されていて、周壁で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された製品を絞り込みながら供給する窄み通路を定めるホッパー本体部と、当該ホッパー本体部の周壁の下端と縦型製袋充填包装機の角型製袋充填筒の上端とに接続する角筒型接続部を備えている角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、ホッパー本体部の周壁を周方向に並んで配置されており且つ周方向に隣り合う同士を接続したそれぞれが四角形状の内壁面を有する四つの側壁から構成するとともに、各側壁の下端部分を角筒型接続部の上端に連続して接続しており、四つの側壁のうち三つの側壁について、又は四つすべての側壁について、各側壁の内壁面の一部を周方向に隣接する側壁に至るまで窄み通路側から見て当該窄み通路を広げる方向に後退した後退面としており、更に、三つの側壁のうち隣り合う二つの側壁について、前記各後退面を各内壁面において周壁の同じ周方向の側に形成しており、また、四つの側壁については、各後退面を各内壁面において周壁の同じ周方向の側に形成しているので、計量機等の外部装置からホッパー内に一袋当たり毎に投入された多数の物品のうち、後退面が同じ周方向に揃った連続する側面について窄み通路の後退面に掛かる位置に降下してくる製品は、窄み通路が広い側となる後退面に倣うように移動し、大勢として、ホッパー本体部の周壁の側壁から隣接する側壁に向かって同じ方向に回転しながら案内される傾向が与えられるので、窄み通路においては製品のブリッジ発生を回避することができ、ホッパー内で製品が詰まり(ブリッジ)を格段に起こし難くなり、製品がスムーズに縦型製袋充填包装機に供給される角型製袋充填筒用ホッパーを提供することができる。
図1は、この発明による角型製袋充填筒用ホッパーの一実施例を示す図(正面図、上面図及び底面図)である。 図2は、図1に示す角型製袋充填筒用ホッパーの左右側面図である。 図3は、図1及び図2に示す角型製袋充填筒用ホッパーの斜視図である。 図4は、角型製袋充填筒用ホッパーの別の例を示す説明図である。 図5は、縦型製袋充填包装機の一例を示す斜視図である。 図6は、従来型の角型製袋充填筒用ホッパーの一例を示す図である。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による角型製袋充填筒用ホッパーの実施例を説明する。図1は、この発明による角型製袋充填筒用ホッパーの一例を示す図面であって、中段に示す(a)は正面図、上段に示す(b)は上面図、そして下段に示す(c)は底面図である。また図2(a)(b)は、図1に示す角型製袋充填筒用ホッパーの左右側側面図である。図1及び図2に示す角型製袋充填筒用ホッパー10は、基本的な構造としては、図6に示す従来型の角型製袋充填筒用ホッパー50と同等の構造を備えている。即ち、角型製袋充填筒用ホッパー10は、周壁13を構成する側壁14〜17で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された製品を絞り込みながら供給する窄み通路18を定めるホッパー本体部11と、ホッパー本体部11の周壁13の下端と、図5に示した縦型製袋充填包装機100の角型製袋充填筒102の上端102aとに接続する角筒型接続部12とを備えている。周壁13を構成する四つの側壁14〜17は図示されているようにそれぞれが四角形状の内壁面を有していて且つ周方向に並んで配置されており、周方向に隣り合う側壁同士(側壁14と15、側壁15と16、側壁16と17、側壁17と14)が、それぞれR部から成るコーナ部分19a〜19dで接続(例えば、溶接による接続)されている。なお、図1及び図2は外側から見たホッパーの図を示しているが、後述する折曲げ線32や交差線36〜38(図3及びそれに基づく説明を参照)については、側壁の内壁面における線に対応している。
角筒型接続部12は、上端が斜めに切断されて成る角筒構造をしており、周囲の壁は垂直な角筒壁であり、上端がホッパー本体部11に接続している。即ち、ホッパー本体部11の各側壁14〜17の下端部分が角筒型接続部12の上端に連続して接続されている。また、角筒型接続部12の下端には周囲に環状耳部20が形成されていて、当該環状耳部20が角型製袋充填筒102の上端102aに接続するようにフレームへの固定に用いられる。角筒構造のコーナ部分21a〜21dはR部に形成されており、ホッパー本体部11の側壁14〜17を接続するコーナ部分19a〜19dと繋がっている。角型製袋充填筒用ホッパー10は、例えば、包装のために投入される製品が食品である場合には、衛生や清掃上の観点からステンレス板で製作されている。
周壁13において、角筒型接続部12の角筒内壁面35の長辺に対応する二つの側壁14,16のうち、一方の側壁14は平板から形成されていて縦に真っ直ぐな垂直側壁であり、他方の側壁16は大きく傾斜した側壁である。二つの側壁14,16の両側周方向には、角筒型接続部12の角筒内壁面35の短辺に対応する二つの側壁15,17が接続している。角筒内壁面35の長辺に対応した両側壁14,16に対して、角筒内壁面35の短辺に対応する二つの側壁15,17が接続しているので、簡素な構造にて、上端の投入部39を正方形に近い大きな構造にすることができる。側壁14は垂直側壁であるが、他の側壁15〜17は平板から形成されていて且つ斜めに配置されている。これら側壁14〜17から成る周壁13で囲まれた内部通路として、下方に向かって窄む窄み通路18が定められている。投入部39から投入された製品は、窄み通路18を落下する際に、絞り込まれながら排出部40から排出され、縦型製袋充填包装機100の角型製袋充填筒102に供給される。
角型製袋充填筒用ホッパー10において、三つの側壁15〜17の内壁面の一部は、製品が側壁13の周方向に倣う方向に回転しながら移動し易くするように周方向に隣接する側壁に至るまで窄み通路18側から見て窄み通路18を広げる方向に後退した後退面とされている。以下、当該後退面について、図1及び図2に示す角型製袋充填筒用ホッパー10の斜視図である図3を参照して説明する。図3(a)は、ホッパーの内部を俯瞰するように見た斜視図であり、図3(b)は図3(a)に示す側壁の内壁面の折曲げによって傾向として製品に与えられる回転作用についての説明図である。図3(a)に示すように、特に側壁16は、側壁16の大部分の内壁面積を占めることで主要部分を占める主側壁部30と、四角形状の内壁面を斜めに横切る折曲げ線32を境に主側壁部30に対して折曲げ角度を以て折り曲げられ周方向に隣接する側壁17(実態的には両側壁を接続するコーナ部分19)に至るまで延びる副側壁部31とから成っている。副側壁部31は、側壁16のうち主側壁部30を除いた残る小部分の内壁面積を占めることで、主要部分以外の副次的部分を占めている。折曲げ線32については、折り曲げの方向を折曲げ線32に交わる山形の記号で示す。
角型製袋充填筒用ホッパー10において、副側壁部31の内壁面である副壁面は、主側壁部30の主壁面33に対して折曲げ線32で折れ曲がった後退面34を定めている。即ち、副側壁部31の後退面34は、周壁13で囲まれる内壁面である窄み通路18側から見て後退しており、主壁面33に対して傾斜し窄み通路18を広げる方向に後退した傾斜面である。副側壁部31の内壁面にて後退面34を定めているので、側壁16の折り曲げを付けるという板金加工によって、簡素なブリッジ回避構造が得られる。側壁15についても、側壁16と同様であり、主側壁部30、副側壁部31、折曲げ線32、主壁面33、及び副壁面(後退面34)について、同じ符号を付して重複する説明を省略する。一つの側壁に折曲げ線32によって副側壁部31を設けると、当該副側壁部31の後退面34と、副側壁部31に隣接する側壁の主側壁部30の主壁面33又は副側壁部31の後退面34との間には、必ずしも従来型のものほどには整合しないズレが生じるが、両側壁を繋ぐコーナ部分19のR部によってそのズレを吸収して繋ぐことができる。
窄み通路18は、側面15〜17毎に後退面34を付けて絞り込まれる形態を有する。したがって、図3(b)に示すように、包装すべき製品(例えば、多数の細長いスティック状の物品A)の端部が、符号A1で示される主壁面33に当接する位置から降下して、窄み通路18のうち主壁面33から折曲げ線32を越える後退面34上の位置(A2で示す)に来ると、物品Aの端部は窄み通路18が広い側となる後退面34の傾斜方向に倣うように移動する。当該傾斜方向は、元来の降下方向の成分に加えて後退方向の成分(周方向に移動するほど後退量が増加する)を持つ。こうした挙動により、物品Aは、ホッパー10内においては、その縦中心軸線の回りの回転Rが与えられながら降下する。したがって、数多くの製品Aは、大勢として、降下中に回転されるように振る舞う傾向を示し、ホッパー本体部11の周方向、即ち、周壁13の側壁16から隣接する側壁17に向かう方向に回転しながら案内される傾向が与えられるので、窄み通路18において製品のブリッジ発生が回避され、窄み通路18で詰まることなくスムーズに縦型製袋充填包装機100に供給される。
角型製袋充填筒用ホッパー10において、副側壁部31の後退面34は、折曲げ線32が形成されていることに対応して、角筒型接続部12の角筒内壁面35に対して斜めに交差して接続している。後退面34をなす副側壁部31の内壁面は、可能な限り下方に延びて、角筒型接続部12の角筒内壁面35に対して、従来型のものが交差する高さよりも低い位置で且つ斜めに交差して接続する。図示の実施例では、特に側壁15と側壁16においては、側壁15の副側壁部31がコーナ部分19bを介して側壁16の主側壁部30に滑らかに接続し、角筒型接続部12の角筒内壁面35に対しても、交差線36,37で示すように順次下方に繋がるように斜めに交差している。こうした交差線36,37による斜めの交差によって、副側壁部31の副壁面が後退面34となっていても、後退面34は角筒型接続部12の垂直な角筒内壁面35に対してスムーズに接続させることができる。側壁17においては、副側壁部31は、角筒型接続部12の角筒内壁面35に対して交差線38で斜めに交差している。側壁17においては、副側壁部31の後退面34が角筒型接続部12の角筒内壁面35に対して交差する交差線38が図1及び図2に示すように側壁14に向かって上方に傾斜して繋がるように斜めに延びていることから、当該後退面34は折曲げ線32から側壁16側に延びている面であるが、側壁17自体については、後退面34は製品に回転を付与しながら製品を案内する点については変わりがないので、角筒型接続部12の角筒内壁面35に対してスムーズに案内・移行させることができる。
角型製袋充填筒用ホッパー10において、副側壁部31の内壁面である後退面34は、折曲げ線32を境にして角度を以て折れ曲がった傾斜面であるので、折曲げ線32から離れるほど主壁面33から後退する後退量が大きくなる。即ち、後退面34は、傾斜面であって、窄み通路18の下端側及び隣接する側壁に向う周壁13の周方向側に離れた部分ほど後退量が大きくなっているから、後退面34が延びる範囲で後退面18に製品が掛かる限り、大勢として製品に回転させようとする傾向が弱まることはなく、製品には回転が与え続けられる。したがって、製品のブリッジ発生を一層回避させることができる。
上記の実施例では、三つの側壁15,16,17について、その内壁面の一部を後退面34としているとして説明したが、四つの側壁のすべてについて、後退面を設けても良い。この場合、壁面14はストレートな壁面ではなく、側壁16と同様に通路を窄ませるように傾斜した側壁とすることができる。四つの側壁14〜17のすべてにおいて、各側壁の後退面34は、主側壁部30の内壁面である主壁面33に対して周壁13の同じ周方向(特定の周方向)の側に配置されることが好ましい。このようにすることで、各側壁14〜17において、大勢として製品に与えようとする回転の方向はすべて同じ方向となる。隣の側壁との間で、製品に与えようとする回転方向が揃うように後退面34が形成されているので、製品のブリッジ回避の作用が保たれる。また、角型製袋充填筒用ホッパー10においては、側壁14〜17のうち、一つ又は二つの側壁においてのみ内壁面の一部を後退面34にすることでもよく、例えば、角筒の長辺に対応して向い合う側壁のうち一方の側壁16のみとしても、また二つの側壁(例えば、角筒の長辺に対応して向い合う側壁14及び16)において、内壁面の一部を後退面34にすることでも、ブリッジ発生防止の効果が期待できる。
図4には、角型製袋充填筒用ホッパー10の変形例がその主要な部分について概略的に図示されている。図4(a)は、角型製袋充填筒用ホッパー10の変形例を示すもので、主側壁部30に対して、周壁13の周方向両側に折曲げ線42a,42bを境に副側壁部41a,41bを折り曲げて形成したものである。主側壁部30に対して左右いずれかの方向に偏って当接した製品は、その左右の方向に応じて主側壁部30の主壁面33から副側壁部41a,41bの後退面43a,43bに案内されて回転する傾向が与えられるので、窄み通路に製品のブリッジ発生を回避させることができる。
図4(b)は、角型製袋充填筒用ホッパー10の別の変形例であって、傾斜面を多段に形成した例を示すものである。主側壁部30における折曲げ線として、折曲げ線45a,45bを設けて、副側壁部44a,44bを二段に折り曲げて形成したものである。副側壁部44a,44bの内壁面である二段に折れ曲がった傾斜面として、後退面46a,46bが形成されている。後退面46aは主側壁部30の主壁面33に対して傾斜角α1で傾斜・後退しており、後退面46bは後退面46aに対して傾斜角α2で傾斜・後退(したがって、主壁面33に対してはより大きな傾斜角(α1+α2)で傾斜・後退)している。後退面46a,46b当接した製品に回転させようとする傾向は弱まることはなく、製品には回転が与え続けられる。図示の例は二段に傾斜させたものであるが、後退面は、三段以上の傾斜によっても同様に形成することができる。このように、多段による傾斜で形成された後退面によって、製品のブリッジ発生を一層回避させることができる。
図4(c)は、角型製袋充填筒用ホッパー10の更に別の変形例を示すもので、主側壁部に対して段差を付けることで、副側壁部47に窄み通路を広げる方向に後退する後退面を形成している。即ち、主側壁部30に対して、段差が開始される段差線48に沿って符号tで段差量を示す幅の狭い段差帯48aを付けて副側壁部47を形成し、副側壁部47の内壁面を主側壁部30の主壁面33に対して一定の段差量tで後退させて、周方向に隣接する側壁に至るまで後退面49としている。段差帯48aによる後退面49では後退量は一定となるが、それでも段差帯48aを越えて副側壁部47側に移動する製品には周方向に回転する傾向が与えられ、製品のブリッジ発生を回避させることができる。段差による後退面49についても、図4(b)の傾斜による後退面の場合と同様に、複数の段差帯によって、主側壁部の内壁面からの窄み通路を広げる方向に後退する後退量が順次大きくなるように段差となった多段の後退面を形成することができる。また、段差と傾斜が組み合わされた後退面を形成して、製品が周方向へ回転する傾向を高めてもよい。例えば、副側壁部が段差帯を境にして主側壁部に接続されており、副側壁部の後退面は、段差帯から離れて周方向に隣接する側壁に向うほど主側壁部の内壁面からの窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した傾斜面とすることができる。
10,50 角型製袋充填筒用ホッパー 11,51 ホッパー本体部
12,52 角筒型接続部 13,53 周壁
14,15,16,17;54,55,56,57 側壁
18,58 窄み通路
19a,19b,19c,19d;59a,59b,59c,59d コーナ部分
20,60 環状耳部
21a,21b,21c,21d;61a,61b,61c,61d コーナ部分
30 主側壁部 31 副側壁部
32 折曲げ線 33 主壁面
34 後退面 35 角筒内壁面
36,37,38 交差線
39 投入部 40 排出部
41a,41b 副側壁部 42a,42b 折曲げ線
43a,43b 後退面
44a,44b 副側壁部 45a,45b 折曲げ線
46a,46b 後退面
47 副側壁部 48 段差線 48a 段差帯
49 後退面
100 縦型製袋充填包装機 101 製筒器(フォーマ)
102 角型製袋充填筒 102a 上端
103 紙送り機構 103a,103b 左右の紙送り機構部
104 センターシーラ
105 エンドシーラ 105a,105b 前後のエンドシーラ部
106 ヘムシーラ 106a,106b,106d ヘムシーラ部Fw 帯状包装材 Ft 筒状包装材
Sc センターシール Se エンドシール
Sh(Sha,Shb,shd) ヘムシール
Bb 袋底部 Bp 袋包装体
α1,α2 傾斜角 t 段差量

Claims (6)

  1. 一袋当たり毎の多数のばら状物品から成る製品を投入する外部装置と、当該製品を包装袋に包装する縦型製袋充填包装機に備わっており且つ前記外部装置から投入された前記一袋当たりの製品が内部を通して案内されつつ落下される角型製袋充填筒との間に介在されている角型製袋充填筒用ホッパーであって、
    周壁で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された前記製品を絞り込みながら供給する窄み通路を定めるホッパー本体部と、当該ホッパー本体部の前記周壁の下端と前記縦型製袋充填包装機の前記角型製袋充填筒の上端とに接続する角筒型接続部を備えている角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、
    前記ホッパー本体部の前記周壁は、周方向に並んで配置されており且つ周方向に隣り合う同士を接続したそれぞれが四角形状の内壁面を有する四つの側壁から成っているとともに、前記各側壁の下端部分が前記角筒型接続部の上端に連続して接続されており、
    前記四つの側壁のうち三つの前記側壁について、当該各側壁の前記内壁面の一部は、前記窄み通路における前記製品のブリッジ発生回避のため、前記周方向に隣接する前記側壁に至るまで前記窄み通路側から見て前記窄み通路を広げる方向に後退する態様で、前記製品が前記周壁の前記側壁から前記隣接する側壁に向かう方向に回転しながら移動し易くする後退面とされており、
    前記三つの側壁のうち隣り合う二つの側壁について、前記各後退面は前記各内壁面において前記周壁の同じ周方向の側に形成されていること
    を特徴とする角型製袋充填筒用ホッパー。
  2. 前記角筒型接続部の角筒内壁面の長辺に対応する二つの前記側壁の一方は垂直側壁であり、前記三つの側壁は前記垂直側壁以外の前記側壁であり、当該二つの側壁の両側周方向には、前記角筒型接続部の角筒内壁面の短辺に対応する二つの前記側壁が接続していることを特徴とする請求項1に記載の角型製袋充填筒用ホッパー。
  3. 一袋当たり毎の多数のばら状物品から成る製品を投入する外部装置と、当該製品を包装袋に包装する縦型製袋充填包装機に備わっており且つ前記外部装置から投入された前記一袋当たりの製品が内部を通して案内されつつ落下される角型製袋充填筒との間に介在されている角型製袋充填筒用ホッパーであって、
    周壁で囲まれた内部に下方に向かって窄んでおり投入された前記製品を絞り込みながら供給する窄み通路を定めるホッパー本体部と、当該ホッパー本体部の前記周壁の下端と前記縦型製袋充填包装機の前記角型製袋充填筒の上端とに接続する角筒型接続部を備えている角型製袋充填筒用ホッパーにおいて、
    前記ホッパー本体部の前記周壁は、周方向に並んで配置されており且つ周方向に隣り合う同士を接続したそれぞれが四角形状の内壁面を有する四つの側壁から成っているとともに、前記各側壁の下端部分が前記角筒型接続部の上端に連続して接続されており、
    前記四つすべての側壁について、当該各側壁の前記内壁面の一部は、前記窄み通路における前記製品のブリッジ発生回避のため、前記周方向に隣接する前記側壁に至るまで前記窄み通路側から見て前記窄み通路を広げる方向に後退する態様で、前記製品が前記周壁の前記側壁から前記隣接する側壁に向かう方向に回転しながら移動し易くする後退面とされており、
    前記四つの側壁について、前記各後退面は前記各内壁面において前記周壁の同じ周方向の側に形成されていること
    を特徴とする角型製袋充填筒用ホッパー。
  4. 前記内壁面の一部が前記後退面とされている前記側壁は、当該側壁の当該内壁面において前記四角形を斜めに横切る折曲げ線又は段差帯を境にして接続された、前記側壁の主要部分を占める主側壁部と、当該主側壁部に対して角度を以て折り曲げられた又は段差を付けられており且つ前記側壁の前記主要部分以外の副次的部分を占める副側壁部とから成っており、前記後退面は前記副側壁部の内壁面によって定められていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の角型製袋充填筒用ホッパー。
  5. 前記副側壁部が前記折曲げ線を境にして前記主側壁部に接続されており、前記副側壁部の前記後退面は、前記折曲げ線から離れて前記周方向に隣接する前記側壁に向うほど、前記窄み通路側から見て、前記主側壁部の内壁面からの前記窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した単一の傾斜面又は多段の傾斜面であることを特徴とする請求項4に記載の角型製袋充填筒用ホッパー。
  6. 前記副側壁部が前記段差帯を境にして前記主側壁部に接続されており、前記副側壁部の前記後退面は、前記段差帯から離れて前記周方向に隣接する前記側壁に向うほど、前記窄み通路側から見て、前記主側壁部の内壁面からの前記窄み通路を広げる方向に後退する後退量が大きくなる向きに傾斜した傾斜面、又は前記段差帯に連なる単一の段差面若しくは前記主側壁部の内壁面からの前記窄み通路を広げる方向に後退する後退量が順次大きくなるように段差となった多段の段差面であることを特徴とする請求項4に記載の角型製袋充填筒用ホッパー。
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