JP6780337B2 - 超音波診断装置用カバー - Google Patents
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Description
図1に示すカバー1は、モニター一体型の超音波診断装置(以下、単に「超音波装置」という)2を被覆するためのものである。超音波装置2は、カバー1によって被覆された状態で、エコー用ゲル等の液状ゲルを塗布された体表に押当てるようにして使用される。以下では、超音波装置2の構成の一例について説明する。
超音波装置2は、ケーシング11と、プローブ12と、モニター13とを備えている。ケーシング11は、平面視で大略矩形状の箱状の部材であり、その先端側部分11aが先端に向かって先細りに形成されている。なお、ケーシング11は、必ずしもこのような形状である必要はなく、如何なる形状であってもよい。ケーシング11の先端側部分11aには、プローブ12が配置されており、超音波装置2は、その先端2aにプローブ12を有している。
カバー1は、超音波装置2を収納して被覆するようになっており、カバー本体21と、ゲル状シート22とを備えている。カバー本体21は、透光性を有する袋状の部材であって、平面視で略矩形状に形成されている。本実施形態において、カバー本体21が有する透光性とは、収納される超音波装置2のモニター13に映される画像を使用者等が視認可能な程度に光を透す性質を意味する。このような透光性を有するカバー本体21が以下のように構成されている。即ち、カバー本体21は、略短冊状(即ち、長尺な矩形状)に形成される透光性を有するシート状部材、例えば樹脂製シートで構成されており、樹脂製シートがその長手方向中間部分で幅方向に延びる折線(図示せず)にて折り返される。なお、本実施形態では、1枚の樹脂製シートによってカバー本体21が構成されているが、異なる長さの2枚の樹脂製シートを貼り合わせることによってカバー本体21を構成してもよい。上記の樹脂製シートは単層又は複層の材質で構成されており、材質としてはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、PP(ポリプロピレン)、ナイロン、塩化ビニリデン、PC(ポリカーボネイト)等から1つあるいは2つ以上を選択してフィルム状に成形したものを用いてもよい。
このように構成されるカバー1は、例えば滅菌処理が難しい超音波装置2を用いて患者の体内を可視化しながら針等を穿刺する場合に用いられる。カバー1において、カバー本体21は滅菌処理が施されており、超音波装置2をカバー1で被覆することによって穿刺時における細菌やウイルス等による感染を予防することができるようになっている。また、カバー1では、基本的にカバー本体21にゲル状シート22が貼り付けられた状態である形態が好ましい。
本実施形態のカバー1では、フラップ部24にゲル状シート22が設けられているが、必ずしもこのような位置に設けられている必要はない。図4に示すカバー1Aのように収容部23の底にゲル状シート22Aを取付けてもよい。この場合、プローブ12を収容部23の底に向けて超音波装置2が収容部23内に挿入され、プローブ12をゲル状シート22に当接させる。なお、超音波装置2のモニター13は、カバー本体21の裏面部分21bの方に向けられる。また、フラップ部24は、超音波装置2の基端部(即ち、プローブ12の先端部とは長手方向反対側の端部)2bを覆うように折り返され、更にフラップ部24を長手方向一方側に引っ張られる。フラップ部24によって超音波装置2の基端部を長手方向一方に押すようにする。これにより、プローブ12をゲル状シート22Aに圧接させることができる。これにより、カバー1Aは、本実施形態のカバー1と同様の作用効果を奏する。
2 超音波装置
11 ケーシング
12 プローブ
13 モニター(画像表示装置)
21 カバー本体
21c 把持部分
22,22A ゲル状シート
23 収容部
24 フラップ部(折返し部)
24b 貼付領域
25 本体部分
25a 開口部
26 延伸部分
27 第1接着部
28 第2接着部
Claims (4)
- 超音波を送受信するプローブと、受信した超音波に基づいて作成される画像を映す画像表示部とが1つのケーシングに設けられている超音波診断装置を被覆する透明なカバー本体と、
前記カバー本体に取付けられ、且つ前記プローブに接触させるゲル状シートとを備え、
前記カバー本体は、開口部を有し且つ前記開口部から入れられる前記超音波診断装置を収容する収容部と、前記開口部を覆うように折り返えされる折返し部と、前記折返し部を折り返した状態で前記折返し部を前記収容部に接着するための接着部と、を有し、
前記折返し部は、折り返すことによって前記ゲル状シート及び前記プローブを圧接させることができるようになっており、
更に、前記収容部は、前記開口部を有し且つ前記開口部から挿入される前記超音波診断装置を収容する本体部分と、前記本体部分の前記開口部から前記開口部が開口する開口方向に延伸する延伸部分とを有し、
前記折返し部は、前記延伸部分から更に、前記開口方向に延伸し、
前記折返し部を折り返した状態では、前記折返し部における前記開口方向に直交する直交方向の両側縁部分は前記延伸部分の直交方向の両側縁部分に対向し、
前記接着部は、対向する前記折返し部の両側縁部分と前記延伸部分の両側縁部分とを接着するようになっている、超音波診断装置用カバー。 - 前記折返し部は、前記プローブに対向するように配置され、前記折返し部を折り返した際に前記ゲル状シートを前記プローブに当接させるように前記ゲル状シートを貼り付ける貼付領域を有している、請求項1に記載の超音波診断装置用カバー。
- 前記貼付領域は、前記プローブに対向する領域を含み、折返し部において前記ゲル状シートの貼り付け位置を示唆している、請求項2に記載の超音波診断装置用カバー。
- 前記収容部は、前記開口部の両側に把持部分を有している、請求項1乃至3の何れか1つに記載の超音波診断装置用カバー。
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JP2016143190A JP6780337B2 (ja) | 2016-07-21 | 2016-07-21 | 超音波診断装置用カバー |
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