JP6780201B2 - 日常活動とトレーニングを連動させる健康管理システムにおけるデータ管理サーバ、ユーザ端末及びプログラム - Google Patents

日常活動とトレーニングを連動させる健康管理システムにおけるデータ管理サーバ、ユーザ端末及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、日常活動の中で必要な運動量を確保することを支援する健康管理システムに関する。
近年、人々の健康意識の高まりに伴って、健康のために日常活動として、ウォーキングやランニングを行っている人が多い。また、フィットネスクラブやスポーツジムに通い、マシントレーニングを行っている人も多い。そのため、日常活動の消費カロリーを算出する装置やフィットネスクラブでの運動データを管理するシステムが知られている。
例えば、特許文献1には、ウォーキングやランニングのみならず、様々な日常活動の消費カロリーを算出できる消費カロリー表示装置が開示されている。この装置は、消費カロリー表示装置本体に、使用者の身体的個人情報と使用者が行う運動ないし活動の種類を入力する入力手段を設け、当該運動ないし活動を行った時間を計測する計測手段と、選択した運動や活動の強度及び時間から消費カロリーを算出する消費カロリー算出手段と、算出された消費カロリーを表示する表示手段が設けられている。
また、特許文献2には、フィットネスクラブの利便性を向上するための運動データ管理システムが開示されている。このシステムでは、運動データ管理用サーバ装置が、歩数計から利用者の識別情報と歩数データとを受信し、各運動機器から利用者の識別情報と第2運動データとを受信し、歩数計からの歩数データ及び各運動機器からの第2運動データを用いて利用者ごとの消費カロリーの総計である総消費カロリーを求め、歩数計及び各運動機器からの受信データを利用者ごとに送信元の機器の識別情報と対応付けて格納する運動データ記憶部を備えている。
特開2004−97649号公報 特開2006−164286号公報
ところで、現代社会では、日常の中で運動する機会は多々あるものの、運動と意識され管理されているのはごく一部にとどまっており、日常の中での運動機会を連動し、累積して適切な量・質の運動を行うことは難しい。ここで、運動と意識している領域には、フィットネスクラブなどでマシンを用いたトレーニングがある。また、日常活動の一部として認識されている領域には、移動手段としてのウォーキング(徒歩)や自転車(コミュニティバイク)がある。しかし、従来の方法では、上記特許文献に記載のように、日常活動とフィットネスクラブでの活動を個別に管理するもので両者を連動させるものではなかった。
フィットネスクラブでの運動は、身体情報と理論に基づいた確実なトレーニングができるものの、エンターテイメント性(娯楽性)にかけて継続性に乏しい。一方、日常活動では、運動効果を意識した情報の提供がなされていない。
したがって、本発明では、上記のような課題に鑑み、フィットネスクラブなどでのトレーニングと日常活動での運動を連動させた新たな健康管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を提供する。
(1)本発明の第1の態様は、ユーザの健康管理のための運動を推奨する健康管理システムにおけるデータ管理サーバであって、前記ユーザに運動量の目標値を設定させる目標運動量設定手段と、日常活動及びフィットネス活動の運動量を計測可能なデータ入力機器から取得する運動量取得手段と、前記目標値に対する充足率、前記ユーザの身体データ、プロフィールデータ、及び外部環境情報に応じて、推奨される活動とその推奨タイミングを推奨活動DBから抽出して、前記ユーザに提示する推奨活動提示手段と、を備えることを特徴とする。
(2)また、上記(1)の構成において、前記推奨活動提示手段が推奨する活動を、他の類似ユーザの活動履歴から活動項目リストとしてあらかじめ生成し、前記推奨活動DBに格納する推奨活動生成手段を備えるようにしてもよい。
(3)また、上記(1)又は(2)の構成において、前記推奨活動提示手段は、他のユーザ、前記ユーザの家族、友人、又はアドバイザの端末から、前記ユーザの活動履歴に対してのコメント又は応援メッセージを受信し、前記ユーザが実行した活動履歴を記録する活動履歴DBに格納するようにしてもよい。
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記推奨活動提示手段は、前記ユーザの活動実績に基づいて、所定期間中の通常の平均運動量に増減があったと判断された時点から所定時間後に推奨活動を提示するようにしてもよい。
(5)また、上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記推奨活動提示手段は、前記ユーザのスケジュール情報に基づいて、所定期間後の期間中に予想される運動量が平均運動量に増減がある予定があると判断される場合、前記増減がある予定の期間の前後の時間に推奨活動を提示するようにしてもよい。
(6)また、上記(1)〜(5)のいずれかの構成において、前記推奨活動提示手段は、前記ユーザに活動実績がない段階では類似ユーザの実績に基づく推奨活動を提示し、自らの活動実績が蓄積された段階では前記活動実績の活動によって期待される運動量に基づいて推奨活動を提示するようにしてもよい。
(7)また、上記(3)の構成において、前記活動履歴DBから全ユーザのデータを分析して統計データを集計し、前記ユーザに提示するための統計データ集計手段を備えるようにしてもよい。
(8)また、上記(1)〜(7)のいずれかの構成において、前記ユーザの活動履歴から、当該ユーザの前記充足率及び外部からの評価情報に応じて評価し、前記評価に基づいて、特典ポイント、段階的にストーリーが提示される物語及び罰ゲームを提供する評価手段を備えるようにしてもよい。
(9)また、本発明の第2の態様は、ユーザの健康管理のための運動を推奨する健康管理システムに接続可能なユーザ端末であって、前記ユーザに運動量の目標値を設定させる目標運動量設定手段と、前記ユーザの日常活動及びフィットネス活動の運動量を前記健康管理システムのデータ管理サーバから取得する手段と、前記目標値に対する充足率、前記ユーザの身体データ、プロフィールデータ、及び外部環境情報に応じて、推奨される活動とその推奨タイミングを抽出して、前記ユーザに提示する推奨活動提示手段と、他のユーザ、家族、友人、トレーナのいずれかを含む第3者とのコミュニケーションが可能な第3者コミュニケーション手段と、を備えることを特徴とする。
(10)また、本発明の第3の態様は、ユーザの健康管理のための運動を推奨する健康管理システムに接続可能なユーザ端末のプログラムであって、前記ユーザ端末を、前記ユーザに運動量の目標値を設定させる目標運動量設定手段、前記ユーザの日常活動及びフィットネス活動の運動量を前記健康管理システムのデータ管理サーバから取得する手段、前記目標値に対する充足率、前記ユーザの身体データ、プロフィールデータ、及び外部環境情報に応じて、推奨される活動とその推奨タイミングを抽出して、前記ユーザに提示する推奨活動提示手段、他のユーザ、家族、友人、トレーナのいずれかを含む第3者とのコミュニケーションが可能な第3者コミュニケーション手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、フィットネスクラブなどでのトレーニングと日常活動での運動を連動させた新たな健康管理システムを提供することができる。
運動機会の概念を示す図である。 日常活動、レジャー/スポーツ、フィットネスにおける課題をまとめた図である。 本発明の実施形態に係る健康管理システムの基本イメージを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る健康管理システムのデータ管理サーバの機能構成を示す図である。 推奨活動DBに格納されるデータ構成の一例を示す図である。 推奨活動提示の処理フローの一例を示す図である。 推奨活動生成の処理フローの一例を示す図である。 推奨活動提示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るユーザ端末及びデータ管理サーバの機能構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
図1は、運動機会の概念を示す図である。超高齢化社会において身体機能の低下は対応するべき緊急の課題となっている。しかし、運動機会が高度に進化し、多岐にわたる中、「する人はする、しない人はしない」と格差が広がっている。人それぞれに健康維持に必要な運動量があり、それを越える運動をしている人は身体機能を維持できるが、そうでない人は身体機能の低下や生活習慣病に陥りやすい。
運動機会は、いくつかの領域に分類できる。例えば、フィットネスクラブやスポーツジム(以下、単にフィットネスと呼ぶ)の運動の領域では、ウォーキングマシン(ランニングマシン)やフィットネスバイクなどのマシントレーニングがあり、レジャー/スポーツの領域では、ゴルフのような軽負荷の運動の他、ロードバイクやマラソンのような高負荷の運動もある。また、日常活動の領域では、徒歩(電車移動に伴う徒歩も含む)や自転車による移動が主な運動である。
上記の各領域の運動にはそれぞれの特徴がある。図2は、日常活動、レジャー/スポーツ、フィットネスにおける課題をまとめた図である。図示するように、日常活動では、徒歩、電車、自転車(共用自転車を含む)での移動が主な運動であるが、他にも掃除、洗濯、炊事などの家事も考えられる。日常活動の運動は、継続性があり、特別な時間を必要としないといった長所があるが、効果にばらつきがあり、運動量の測定と他の領域の運動量との連動が課題となる。また、動機の精査やインセンティブの具体化といったことも課題となる。
フィットネスの領域では、例えば、マシントレーニングを中心に、ダンス、ストレッチ、ヨガなどが考えられる。フィットネスの領域は、運動効果が高く定量化がし易いが、継続性や娯楽性にばらつきがある。継続性を持たせるためには、運動効果だけでなく、運動することが楽しいといった要素(ゲーム的な要素)や、友達作りや人との触れ合いを感じられるといったコミュニティの要素も重要である。しかし、マシン相手のトレーニングでは娯楽性が乏しく、コミュニティ形成もしにくい。したがって、娯楽性やコミュニティ形成の工夫などが継続性確保のための課題となる。
レジャー/スポーツの領域では、例えば、マラソン、ロードバイク、ゴルフ、ジョギング、ハイキング、トレッキング、登山などが考えられる。レジャー/スポーツの領域は、運動効果もある程度期待でき、娯楽性やコミュニティ形成にも優れるといった長所があるが、そのための時間を特別に確保する必要があり、日常活動の場合と同様に、運動効果の測定と他の領域の運動量との連動が課題となる。また、継続性の確保や短時間帯体験の拡充といったことも課題となる。したがって、定量化しやすいフィットネストレーニングに、レジャー/スポーツや日常活動も含めて、運動量を共通の指標で数値化し、総合的に管理、評価できることが望ましい。
(システムイメージ)
図3は、本発明の実施形態に係る健康管理システム(以下、本システム)の基本イメージを示す図である。本システムは、日常活動とフィットネス活動を数値化して合わせることで、運動を網羅的に算出し、運動量を正しく把握することを目的とする。
レジャー/スポーツの領域は、日常活動に近いものとフィットネス活動に近いものがあるが、ここではどちらかに含まれるものを対象とする。例えば、ジョギングを習慣にしている人は日常活動の範囲であるが、たまにしか行わない人のジョギングは、健康に対する寄与は小さいので日常活動とは言えずトレーニング的な要素も併せ持つ。そのため、レジャー/スポーツは日常活動とフィットネスの中間的な特徴を持つが、そのときどきによって、どちらかに自動的に含まれるものである。マラソン、ロードバイク、ゴルフ、ハイキングなども同様である。レジャー/スポーツにおける運動は、日常的に行われるとは限らないが、日常活動の運動とフィットネスの運動を補完するものである。例えば、週末にマラソンに参加することが予定されていれば、その前後の日のフィットネスの運動量は、通常より少なめに調整されるのが普通である。
フィットネスの運動は、主に屋内(インドア)で行われるものであるが、レジャー/スポーツや日常活動の運動は、屋外(アウトドア)で行われることが多い。本システムは、インドアとアウトドアの区別なく対象とするので、両者を統合する意味で、言わば「ダブルドア」で健康管理のための運動を推奨するシステムであるとも言える。
図3で示すように、日常活動におけるデータ入力ハードウェアの例としては、スマートフォン(アプリケーションを含む)、人体に装着する超小型の機器であって、心拍数、体温、血圧、発汗量などの身体データを計測可能な各種ウェアラブル機器、自転車(共用自転車を含む)に搭載された走行距離や加速度を計測するセンサ、駅の自動改札機やETCゲートなどの通過ゲート及び通過ゲートタッチすることで通過位置と通過時刻を把握可能なICカードからなる交通インフラシステム(略して交通インフラ)などがある。
また、フィットネスクラブにおけるデータ入力ハードウェアの例としては、ウォーキングマシンやフィットネスバイクなどのトレーニングマシン、各種ウェアラブル機器、クラブ内の温度、湿度などを計測する屋内センサなどがある。
本システムの利用者(ユーザ)は、まず自身の目標運動量(消費カロリー)を設定し、システムに入力する。目標値は、年齢、体重、身長、性別、通勤時間、通勤距離、仕事の種類、仕事量、その他のプロフィールデータを入力することで自動設定が可能であるが、フィットネスクラブのトレーナなどからアドバイスを受けて設定してもよい。設定した目標値の消費カロリーは、設定日、更新日とともにシステムに記録される。
目標値が設定されると、上記の各日常活動及びフィットネスの各種データ入力ハードウェアからデータがシステムに自動的に送信され、システムの運動量取得手段を介してシステムのサーバ内に記録される。システムは、取得した運動量及び累計の運動量から、現在の運動量の目標値に対する充足率をユーザごとに算出する。充足率は、日ごと、週ごと、月ごとに算出され記録される。
充足率が所定の範囲以内であれば、システムは、充足率OKと判断し、処理を終了するが、充足率が所定の範囲外であれば、推奨活動のメニューを提示する。推奨活動の提示については後述の図で詳しく説明するが、目標を達成するような活動以外にも無理なく継続できるような活動も提示する。ユーザが提示された活動のメニューから、特定の活動を選択するとその選択した活動が選択日時とともに記憶される。そして所定期間ごとに運動量データを更新し、その変化を提示する。
このようにすることで、目標値に応じて必要な運動量を満たしてない場合には、無理なく継続できる活動を推奨することができる。また、本システムによれば、運動の各領域にとどまらず累積し、個人に適した量を提示する。このようにすることで、本システムは、目標値に応じて必要な運動量を満たしてない場合には、無理なく継続できる活動を推奨し、場合によっては目標値を調整するように促すことができる。すなわち、METS(運動強度指数)に基づき、その日の活動量にしたがって、適切な運動量とコースを提示することができる。ここで適切な運動量とコースとは、例えば、通勤時には、3駅前に下りて自転車に乗る、あるいは1駅分は電車に乗らず歩くなどであり、また、個人のフィードバックやコミュニティ、応援などによって、推奨メニューを進化させることができる。そのことによって、適切な運動と無理な運動が区別されて推奨コースが蓄積され、仲間や友人との出会いによって持続性を高めることができる。特にフィットネス活動と日常活動を数値化して合わせることで、運動量を網羅的に算出し、運動量を正しく把握することができる。また、目的設定に応じて必要な運動を満たしていない場合のみ、無理なく継続できる活動を推奨し、目標達成を調整するように促すことができる。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る健康管理システムのデータ管理サーバの機能構成を示す図である。本システムの第1の実施形態では、データ管理サーバ100を中心に、データ入力機器10として、ユーザが携帯するスマートフォンなどのユーザ端末200と、自転車車載センサ211、交通インフラシステム212、各種のウェアラブル機器213、トレーニングマシンセンサ214、屋内センサ215とがネットワークで接続可能に構成されている。データ入力機器10は、主に日常活動のデータ入力機器11とフィットネス活動のデータ入力機器12に分けられるが、ウェアラブル機器213など、どちらの領域のデータ入力にも利用できる機器がある。ユーザ端末200がスマートフォンである場合は、スマートフォン内蔵のセンサによって、スマートフォン自体がデータ入力機器として利用できる。
データ管理サーバ100には、他のユーザ、ユーザの友人や家族などの第3者の端末である第3者端末300、及び/又はフィットネスクラブのトレーナなどのアドバイザの端末であるアドバイザ端末310がネットワークで接続されるようにしてもよい。アドバイザ端末310は第3者端末300に含まれると考えてもよい。
次に第1の実施形態における、データ管理サーバ100(以下単にサーバと呼ぶことにする)の機能構成について説明する。サーバは、典型的には、目標運動量設定手段101、ユーザ情報DB102、運動量取得手段103、スケジュール情報取得手段102A、推奨活動提示手段104、推奨活動生成手段105、推奨活動更新手段105A、推奨活動DB106、活動履歴DB107、類似ユーザデータ取得手段108、統計データ集計手段109、評価手段110から構成される。ただし、このような構成に限定されるものではない。
目標運動量設定手段101は、ユーザに、ユーザ端末200から、消費カロリーの目標設定を行わせる機能を有する。このとき、前述したように、ユーザの身体データやプロフィールデータを入力させることで消費カロリーの目標値を自動的に算出することができる。また、フィットネスクラブのトレーナなどからのアドバイスをアドバイザ端末310から受信し、ユーザが目標値を調整可能とする機能も有する。このことは、推移運動を実行した後に行うと効果的である。
ユーザ情報DB102は、ユーザの身体データ(年齢、体重、身長、性別など)、通勤時間、通勤距離、仕事の内容、作業時間、生活パターン、趣味、家族、友人、その他のプロフィールデータをユーザごとに格納する。また、ユーザ情報DB102には、ユーザが設定した目標値が、設定日時や更新日時とともに格納される。
スケジュール情報取得手段102Aは、ユーザが入力したスケジュール情報をユーザ端末200から取得する。ここでのスケジュール情報は、ユーザが定期的に行っているフィットネスクラブなどのトレーニングの予定、旅行やゴルフなど非定期のレジャーの予定、ロードバイクやマラソンなど非定期のスポーツ活動の予定が含まれる。スケジュール情報は、文字で入力してもよいが、ユーザ端末200にカレンダーを表示し、そのカレンダー上で、いろいろな活動を表すアイコンを置くだけで簡単に入力できる手段を備えることが望ましい。入力されたスケジュール情報はユーザ情報DB102に格納される。
運動量取得手段103は、ユーザ端末200及びその他のデータ入力機器10から、移動手段(徒歩、走り、自転車、電車、車)、移動距離、移動速度、心拍数、血圧、体温などのデータを取得する機能を有する。ユーザ端末200がスマートフォンの場合、スマートフォン内部にGPS(位置情報取得手段)、歩数計、加速度センサ、その他各種センサを備えているので、ユーザ端末200からも運動量を取得できる。
推奨活動提示手段104は、ユーザに、そのユーザに適した活動を後述の推奨活動DB106から抽出し、そのユーザに効果的なタイミングでユーザ端末200に送信してユーザに提示する。推奨活動提示手段104は、効果的なタイミングで適切な活動内容をユーザに提示するため、ユーザ情報DB102、運動量取得手段103が取得した各種の活動データを参照し、かつ、外部環境情報提供システム400から、天候や気温などの外部環境情報を取得する。例えば、雨の日や猛暑の日には屋内の運動を推奨したり、現時点での消費カロリーが既に多く、ユーザが疲れていると推定できるときは、無理のない(比較的負荷の小さい)運動を推奨したりする。
推奨活動提示手段104は、前述のスケジュール情報取得手段102Aによって、ユーザのスケジュール情報が取得できる場合は、スケジュール情報の内容を判断して、推奨活動を提示するタイミングを、そのユーザの運動量が変化のある前後に設定することができる。その一つの方法として、ユーザの活動履歴から、所定期間中の通常の平均運動量に増減があったと判断された場合は、その時点から所定時間後のタイミングで推奨活動を提示するようにしてもよい。例えば、先週の週末は旅行だったのでほとんど活動がなかったと判断できる場合は、「今週は距離や時間を15%増やしましょう」というような推奨活動のメッセージを提示し、当該週の推奨活動を15%増しの目標設定とするなどである。すなわち、推奨活動提示手段104は、ユーザの活動実績に基づいて、所定期間中の通常の平均運動量に増減があったと判断された時点から所定時間後に推奨活動を提示するようにしてもよい。
また、別の方法として、ユーザの活動履歴から、所定時間経過後の期間中に予想される運動量が平均運動量に対して増減があるような予定があると判断される場合、活動量が増減するその期間の前後の時間に推奨活動を提示するようにしてもよい。例えば、明後日にマラソンに参加する予定があると判断される場合、そのタイミングで、「今日明日は、いつもの70%の時間または距離にしましょう」というような推奨活動のメッセージを提示してもよい。すなわち、推奨活動提示手段104は、ユーザのスケジュール情報に基づいて、所定期間後の期間中に予想される運動量が平均運動量に増減がある予定があると判断される場合、当該増減がある予定の期間の前後の時間に推奨活動を提示するようにしてもよい。
また、推奨活動提示手段104は、提示した活動をユーザが選択したとき、その活動IDを選択した日時とともに活動履歴DB107に記録し、以後の推奨活動の提示に役立てる。推奨活動の具体例については、後述の図5で説明する。
推奨活動生成手段105は、ユーザに合った活動内容を生成する。生成した活動内容は活動IDが割り当てられ、他の活動と区別され推奨活動DB106にユーザごとに登録される。推奨活動のリストは、アドバイザ端末310からトレーナなどがユーザのデータを参照しながら手作業で作成してもよいが、ユーザの身体データやプロフィールデータから雛形の活動リストを自動生成し、その後、トレーナなどがその活動リストをユーザに合うように調整するようにしてもよい。
推奨活動更新手段105Aは、推奨活動生成手段105がいったん生成した推奨活動を、ユーザの活動実績に基づいて更新する機能を有する。推奨活動は、身体情報が類似する他人の例を基に生成されることがある。しかし、例えばジョギングや自転車などでは、坂が混在するコースと平坦なコースとでは消費カロリーは異なる。そのため、他人の環境(コース)で行うジョギング等と、普段自分が使えるコースの環境で行うジョギング等とでは、同じ時間、距離でも負荷は異なる。このような場合に備え、ユーザの活動実績がない段階では、他人の実績に基づく推奨活動が提示されるようにし、自らの活動実績が蓄積されると、その活動によって期待される運動量などが更新されるようにしてもよい。すなわち、推奨活動提示手段104は、ユーザに活動実績がない段階では類似ユーザの実績に基づく推奨活動を提示し、自らの活動実績が蓄積された段階では前記活動実績の活動によって期待される運動量に基づいて推奨活動を提示するようにしてもよい。
推奨活動DB106は、推奨活動DB106は、想定される様々な場面に対して、予め用意された推奨活動のメッセージなどを格納したデータベースである。より詳しくは、活動IDで識別される活動の活動内容、消費時間、消費カロリー、推奨タイミングをユーザごとに格納したデータベースである。図5は、この推奨活動DB106に格納されるデータ構成の一例を示す図である。例えば、活動ID001で識別される活動は、通常の通勤区間の電車移動とそれに伴う歩行だけの活動であり、活動ID002で識別される活動は、通常の電車移動とそれに伴う歩行及びジムトレ(ジムでのトレーニング)とそれに伴う歩行移動を加えた活動である。また、活動ID003で識別される活動は、通常の電車移動でなく、1つ手前の駅で降りるなどして歩行時間を長くとった場合の活動である。また、活動ID004で識別される活動は、通常の電車移動でなく、一部の区間を自転車で走行した場合の活動である。このような細かな経路の違いによる活動がこのデータベースには多数格納されている。
同じ活動でも消費カロリーは人によって異なるので人ごとに算出されるのは言うまでもない。推奨タイミングは、ユーザの身体データやプロフィールデータ、天候などの外部環境情報、及びユーザの現時点での活動データに応じて、その活動がどのタイミングで推奨することが効果的かをあらかじめ定義したものである。この例では、ID001の活動は、消費カロリーとしては最も小さいが、天候が悪いとき(屋外の運動に適さないとき)、帰宅時間が遅いとき(時間に余裕がないとき)、当日の活動が多かったとき(疲れているとき)に推奨されるように設定されている。一方、ID002の活動は、帰宅時間が早い時(時間に余裕があるとき)、天候が悪いとき(屋内の運動が適しているとき)、活動が少なかったとき(疲れていないとき)などに推奨されるように設定されている。同様に他の活動についても、効果的な場面が設定されている。推奨タイミングは、あらかじめ人間の手によって作成されてもよいし、ユーザの身体データ、プロフィールデータ及び過去のデータから自動的又は半自動的に生成されるようにしてもよい。
図4に戻り、活動履歴DB107は、ユーザの実際の活動の記録を保持したデータベースである。活動履歴DB107は、ユーザごとに、活動日時(時間帯)、歩数、歩行距離、歩行速度、自転車移動距離、移動速度、各活動の消費カロリーなどが格納される。
類似ユーザデータ取得手段108は、ユーザと身体データ及びプロフィールが比較的近い類似ユーザをユーザ情報DB102から抽出し、類似ユーザのデータを取得してユーザのデータと比較し表示する機能を有する。また、類似ユーザデータ取得手段108は、類似ユーザと健康に関するメッセージの交換などのコミュニケーションを可能とする手段を含んでもよい。
統計データ集計手段109は、活動履歴DB107に格納された全ユーザのデータを分析し、統計データを集計する機能を有する。集計された統計データは、ユーザに開示され、ユーザの活動の評価やトレーナなどがアドバイスする際に用いられる。
評価手段110は、活動履歴DB107に格納された当該ユーザの活動履歴の充足率や外部からの評価情報に応じてユーザの活動を評価し、特典ポイント、段階的にストーリーが提示される物語、罰ゲームなどをユーザに提供する。評価が高まれば高まるほど特典ポイントが多く獲得でき、ユーザ端末200で、電子書籍の物語の先を読み進めることなどができる。逆に評価が低ければ相応の罰ゲームを実行させられる。このような評価手段を備えることによって、ユーザにフィードバックやインセンティブを与えることができ、また娯楽性やゲーム性を持たせることで運動の継続性を高めることができる。
以上、上記の本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスクなどの記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブルなどの必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(処理フロー)
以下、本システムの処理を更に詳しく説明する。以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
図6は、推奨活動提示の処理フローの一例を示す図である。この処理は、主に、前述の推奨活動提示手段104(以下、提示手段と呼ぶ)が行うものである。まず、提示手段は、ユーザ情報DB102から当該ユーザの設定目標値とユーザデータ(身体データ、プロフィールデータ)を取得する(ステップS10)。次に、日常活動及びフィットネス活動の現時点の運動量(消費カロリー)を計算する。そして、現時点の運動量の目標値に対する充足率を算出する(ステップS12)。
充足率が所定の範囲であれば、充足率OK(ステップS13:Y)と判断し、処理を終了する。充足率が所定の範囲外であれば、充足率NG(ステップS13:N)と判断し、提示手段は、不足運動量と、現在の天候・時刻・活動量とに応じて、推奨活動DB106から現状に合った推奨活動を抽出する(ステップS14)。そして、抽出された推奨活動を1又は複数、ユーザに提示する(ステップS15)。
提示された推奨活動からユーザがそのうちの1又は複数を選択すると(ステップS16:Y)、選択された推奨活動を選択日時とともに活動履歴DB107に記録する(ステップS17)。ここで、推奨活動は、活動時間が重ならない限り複数選択してもよい。選択された活動をユーザが実際に行ったかどうかをすべて把握することはできないが、その一部はデータ入力機器10から把握することはできる。例えば、ふだんあまり自転車に乗らないユーザが、自転車走行を選択した直後に、自転車の車載センサからデータが実際に取得できれば、選択した活動をユーザが実行したと推察できる。また、ユーザが遠回り移動ルートを選択した直後に、交通インフラシステム212からの移動履歴のデータから、推奨された遠回りの移動をユーザが実際に行ったと推察できる。
図7は、推奨活動生成の処理フローの一例を示す図である。既に述べたように推奨活動は、推奨活動生成手段105(以下、単に生成手段と呼ぶ)によって、自動又は半自動で生成することが可能である。生成手段は、まず、ユーザ情報DB102からユーザデータ(身体データ、プロフィールデータ)を取得する(ステップS20)。次に、ユーザデータから日常活動の運動時間と運動量を算出する(ステップS21)。同様にフィットネスの所定のアクティビティごと(ウォーキング(ランニング)マシン、フィットネスバイクなど)の所要時間と運動量を算出する(ステップS22)。
次に生成手段は、各活動の所要時間と運動量を活動項目としてリスト化し推奨活動DB106に格納する(ステップS23)。ここで、ユーザに推奨すべき活動は、時間とともにまた時期によって変化するものなので、定期的に推奨活動DB106を更新する(ステップS24)。
さらに、生成手段は、活動項目リストに関して、他のユーザ、友人、家族、トレーナやアドバイザなどの評価情報(例えば、「この移動ルートは自然が多くお勧め」、「この道は坂が多く高齢者には酷」、「このトレーニングマシンはゲーム性があり楽しい」、「このダンスは、多くの人と友達になれる」など)があるかどうかを調べ、その活動項目に関連する評価情報があれば(ステップS25:Y)、その評価情報を活動履歴DB107に付加する(ステップS26)。
このようにすることで、各活動項目の長所や短所の情報を取得し、そのユーザに真に適した活動を取捨選択するもとができる。なお、ここで挙げた推奨活動の生成方法は、ほんの一例であり、他ユーザ、特に類似ユーザの活動履歴を参照するなど様々な推奨活動の生成方法が考えられる。
(画面例)
図8は、推奨活動提示画面の一例を示す図である。図示する推奨活動提示画面500は、ユーザがスマートフォン上の専用アプリケーションを起動したときに表示される画面を想定している。この画面の上部には、ユーザ名(ニックネーム)が、現在日時、現在地、天候情報とともに表示される。そして符号501で示す表示領域には、「〇〇さんの今日のデータ」として、現在の消費カロリーに関する情報が、目標、実績、充足率、評価とともに、日ごと、週ごと、月ごとに表示されている。また、符号502で示す表示領域には、「〇〇さんと類似するユーザの今日の平均データ」として、類似ユーザの消費カロリーに関する情報が表示されている。
また、符号503で示す表示領域には、「アドバイス」として、システムが自動生成したアドバイスの他、家族や友人などのコメントや応援メッセージなどが表示されている。さらに、符号504で示す表示領域には、「本日のこれからの推奨活動」として、複数の推奨活動が表示されている。活動1は、負荷が比較的小さい活動であり、活動2、活動3と、より負荷が大きくなる活動が表示されている。
このような画面を提供することで、ユーザは、必ずしも充足率を満たす活動を選択する必要はなく、そのときの気分や体調に応じて、無理なくできる活動を選択することができる。また、図示は省略するが、この画面上で、他のユーザ、家族、友人、トレーナなどとのコミュニケーション手段をSNSのような形で提供してもよい。また、日ごとに進行する物語やクイズを提供したり、目標を達成した場合には特典ポイントを付与したり、目標を達成できなかった場合には罰ゲームを与えたりするなど、コミュニティ性、娯楽性を持たせるようにしてもよい。このようにすることで、健康に役立つ日常活動の増強やフィットネス活動の継続性を保つことができる。
(第2の実施形態)
図9は、本発明の第2の実施形態に係るユーザ端末及びデータ管理サーバの機能構成を示す図である。第1の実施形態ではサーバ側で主な処理を実行するように構成したが、第の実施形態では、主要な処理をユーザ端末側で構成したものである。以下、第1の実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2の実施形態におけるユーザ端末200Aは、図4では省略していた入力手段201(タッチパネル、物理ボタン、音声入力手段)、内蔵センサ202(GPS、歩行計、心拍計、加速度センサ、温度計、湿度計など)、出力手段206(表示手段、音声出力手段)を明示している。
入力手段201は、図4の目標運動量設定手段101及びスケジュール情報入力手段として機能する。また、データ管理サーバ100Aでは、図4ではサーバ側に構成した推奨活動提示手段104を、端末側に推奨活動提示手段204として構成し、推奨活動の提示を主に端末側で行わせるようにしているが機能的にはサーバ側で行った場合と同等である。
また、図4では外部環境情報提供システム400からの環境情報取得を推奨活動提示手段104で行っていたが、図9では端末側で標準装備されている外部環境情報取得手段203で取得するようにしている。また、他ユーザ、友人、家族、トレーナなどの第3者との直接のコミュニケーションを可能とする第3者コミュニケーション手段205を端末側に構成している。なお、図4では省略したが、第3者コミュニケーション手段205はサーバ側に備えてもよい。また、運動量取得手段103は、端末側に構成するようにしてもよい。その場合、各種センサや機器からなるデータ入力手段210からの情報は、ユーザ端末200Aにより収集されることになる。
上記のような構成とすることで、サーバ側の負担が少なくなり、また、端末側の専用アプリケーションをユーザに適宜ダウンロードさせることで、新機能の追加や問題のフィックスなどを迅速に行うことができる。
(実施形態の効果)
本システムによれば、運動の各領域にとどまらず累積し、個人に適した運動量を提示する。すなわち、その日の活動量にしたがって、適切な運動量とコースを提示することができる。また、推奨する活動を提示するタイミングは、ユーザや環境に応じて変化させることができる。また、個人のフィードバックやコミュニティ、応援などによって、推奨メニューを進化させることができる。そのことによって、適切な運動と無理な運動が区別されて推奨コースが蓄積され、仲間や友人との出会いによって持続性を高めることができる。特にフィットネス活動と日常活動を数値化して合わせることで、運動量を網羅的に算出し、運動量を正しく把握することができる。また、目的設定に応じて必要な運動を満たしていない場合のみ、無理なく継続できる活動を推奨し、目標達成を調整するように促すことができる。
なお、上記の実施形態では、主にユーザ主体の健康管理システムについて説明したが、トレーニングジムなどにおけるトレーニングのアドバイス提供支援システムにも適用が可能である。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として、健康管理システムの主にデータ管理サーバとユーザ端末について説明したが、本発明は、コンピュータ・プログラムの発明としても捉えることもできる。
10 データ入力機器
11 日常活動におけるデータ入力機器
12 フィットネス活動におけるデータ入力機器
100,100A データ管理サーバ
101 目標運動量設定手段
102 ユーザ情報DB
103 運動量取得手段
103A スケジュール情報取得手段
104,204 推奨活動提示手段
105 推奨活動生成手段
105A 推奨活動更新手段
106 推奨活動DB
107 活動履歴DB
108 類似ユーザデータ取得手段
109 統計データ集計手段
110 評価手段
200,200A ユーザ端末
201 入力手段
202 内蔵センサ
203 外部環境情報取得手段
205 第3者コミュニケーション手段
206 出力手段
210 データ入力手段
211 自転車車載センサ
212 交通インフラシステム
213 ウェラブル機器
214 トレーングマシンセンサ
215 フィットネスジム屋内センサ
300 第3者端末
310 アドバイザ端末
400 外部環境情報提供システム
500 推奨活動提示画面
501 ユーザ実績表示欄
502 類似ユーザ実績表示欄
503 アドバイス欄
504 推奨活動提示欄

Claims (9)

  1. ユーザの健康管理のため日常活動とトレーニングを連動させる健康管理システムにおけるコンピュータであって、
    前記ユーザに運動量の目標値を設定させる目標運動量設定手段と、
    日常活動及びフィットネス活動の運動量を計測可能なデータ入力機器から取得する運動量取得手段と、
    前記目標値に対する充足率、前記ユーザの身体データ、プロフィールデータ、及び外部環境情報に応じて、推奨される活動及び推奨タイミングを抽出して、
    前記ユーザに提示する推奨活動提示手段と、
    前記推奨タイミングを、前記ユーザのスケジュール情報に基づいて、前記ユーザの運動量の変化がある前後に設定する手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータ
  2. ユーザの健康管理のため日常活動とトレーニングを連動させる健康管理システムにおけるコンピュータであって、
    前記ユーザに運動量の目標値を設定させる目標運動量設定手段と、
    日常活動及びフィットネス活動の運動量を計測可能なデータ入力機器から取得する運動量取得手段と、
    前記目標値に対する充足率、前記ユーザの身体データ、プロフィールデータ、及び外部環境情報に応じて、推奨される活動及び推奨タイミングを抽出して、前記ユーザに提示する推奨活動提示手段と、
    前記外部環境情報は活動場所の天候情報を含み、前記推奨活動提示手段は、前記天候情報によって、前記フィットネス活動を屋内又は屋外の運動とするように推奨する請求項1に記載のコンピュータ。
  3. 前記推奨活動提示手段が推奨する活動を、他の類似ユーザの活動履歴から活動項目リストとしてあらかじめ生成する推奨活動生成手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンピュータ
  4. 前記推奨活動提示手段は、他のユーザ、前記ユーザの家族、友人、又はアドバイザの端末から、前記ユーザの活動に対してのコメント又は応援メッセージを受信し、前記ユーザが実行した活動履歴記録することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のコンピュータ
  5. 前記推奨活動提示手段は、前記ユーザの活動実績に基づいて、所定期間中の通常の平均運動量に増減があったと判断された時点から所定時間後に推奨活動を提示することを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のコンピュータ
  6. 前記推奨活動提示手段は、前記ユーザに活動実績がない段階では類似ユーザの実績に基づく推奨活動を提示し、自らの活動実績が蓄積された段階では前記活動実績の活動によって期待される運動量に基づいて推奨活動を提示することを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のコンピュータ
  7. 前記活動履歴から全ユーザのデータを分析して統計データを集計し、前記ユーザに提示するための統計データ集計手段を備えることを特徴とする請求項に記載のコンピュータ
  8. 前記ユーザの活動履歴から、当該ユーザの前記充足率及び外部からの評価情報に応じて評価し、前記評価に基づいて、特典ポイント、段階的にストーリーが提示される物語及び罰ゲームを提供する評価手段を備えることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のコンピュータ
  9. ユーザの健康管理のための運動を推奨する健康管理システムのコンピュータのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ユーザに運動量の目標値を設定させる目標運動量設定手段、
    前記ユーザの日常活動及びフィットネス活動の運動量を前記健康管理システムのコンピュータから取得する手段、
    前記目標値に対する充足率、前記ユーザの身体データ、プロフィールデータ、及び外部環境情報に応じて、推奨される活動及び推奨タイミングを抽出して、前記ユーザに提示する推奨活動提示手段、
    前記推奨タイミングを、前記ユーザのスケジュール情報を判断して、前記ユーザの運動量の変化がある前後に設定する手段、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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