JP2014161514A - 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の測定手段によって測定された身体活動量を組み合わせてユーザの身体活動に関する情報を提供できるようにする。
【解決手段】フィットネス支援システム10は、活動量計100と荷重入力装置200とを備える。ユーザは、活動量計100を身体に装着し、これを所持して歩行、階段昇降などの身体活動を行う。活動量計100は、ユーザの身体活動を測定する。また、ユーザは、自宅などの所定の場所において、荷重入力装置200を用いた身体活動を行う。本体装置400は、これらの身体活動による身体活動量を示すデータを取得し、これらを組み合わせて所定の表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの身体活動(運動など)を支援するための技術に関する。
特許文献1には、ユーザが乗ることができるボード型コントローラに対する入力(荷重)に基づいてユーザの身体活動量を算出し、これを表示するゲームシステムが開示されている。
特開2012−165818号公報
特許文献1に記載されたゲームシステムは、屋内で使用されることを前提としたものである。一方、ユーザの身体活動は、屋内に限らず、さまざまな場所で行われ得る。また、一般に、身体活動量を測定する測定機器には、搭載されるセンサなどの違いから、測定に適した身体活動とそうでない身体活動とが機器毎にある。
そこで、本発明は、複数の測定手段によって測定された身体活動量を組み合わせてユーザの身体活動に関する情報を提供できるようにすることを目的とする。
本発明は、ユーザの身体活動量を測定する第1測定手段と、前記ユーザの身体活動量を測定する測定手段であって前記第1測定手段とは異なる第2測定手段と、少なくとも前記第1測定手段と前記第2測定手段とにより測定された身体活動量に基づき所定の演算を行う演算手段と、前記演算手段による演算結果に応じた情報を出力する出力手段とを備える情報処理システムを提供する。
また、前記第1測定手段は、前記ユーザが携帯型の測定機器を所持しているときの身体活動量を測定し、前記第2測定手段は、前記ユーザが所定の場所において行う身体活動による身体活動量を測定する構成であってもよい。
また、前記演算手段は、前記第1測定手段によって測定された身体活動量と前記第2測定手段によって測定された身体活動量とを合算し、前記出力手段は、前記演算手段により合算された身体活動量を提示するための情報を出力する構成であってもよい。
また、前記出力手段は、前記第1測定手段によって測定された身体活動量と前記第2測定手段によって測定された身体活動量とを識別可能に提示するための情報を出力する構成であってもよい。
また、前記出力手段は、所定の時間単位の身体活動量に応じた情報を出力する構成であってもよい。
また、前記演算手段は、少なくとも前記第1測定手段及び前記第2測定手段によってそれぞれ測定された身体活動量と、前記ユーザについて設定された身体活動量の目標値とに基づき所定の演算を行う構成であってもよい。
また、前記演算手段は、前記目標値から前記第1測定手段によって測定された身体活動量と前記第2測定手段によって測定された身体活動量とを減算する構成であってもよい。
また、前記出力手段は、前記演算手段により演算された身体活動量に基づいて、前記ユーザの身体活動量が前記目標値に達するために必要な情報を出力する構成であってもよい。
また、前記情報は身体活動を示す情報であってもよい。
また、前記情報により示される身体活動が前記第1測定手段又は前記第2測定手段によって測定される身体活動であってもよい。
また、前記目標値は、前記ユーザの目標体重と、当該目標体重を達成するための期間とに基づいて、所定の期間単位で設定されてもよい。
また、本発明は、コンピュータを、第1測定手段によって測定されたユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第1取得手段と、前記第1測定手段とは異なる第2測定手段によって測定された前記ユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第2取得手段と、少なくとも前記第1取得手段と前記第2取得手段とにより取得されたデータに基づき所定の演算を行う演算手段と、前記演算手段による演算結果に応じた情報を出力する出力手段として機能させるための情報処理プログラムを提供する。
また、本発明は、第1測定手段によって測定されたユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第1取得手段と、前記第1測定手段とは異なる第2測定手段によって測定された前記ユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第2取得手段と、少なくとも前記第1取得手段と前記第2取得手段とにより取得されたデータに基づき所定の演算を行う演算手段と、前記演算手段による演算結果に応じた情報を出力する出力手段とを備える情報処理装置を提供する。
また、本発明は、第1測定手段によってユーザの身体活動量を測定するステップと、前記第1測定手段とは異なる第2測定手段によって前記ユーザの身体活動量を測定するステップと、少なくとも前記第1測定手段と前記第2測定手段とにより測定された身体活動量に基づき所定の演算を行うステップと、前記演算の結果に応じた情報を出力するステップとを有する情報処理方法を提供する。
本発明によれば、複数の測定手段によって測定された身体活動量を組み合わせてユーザの身体活動に関する情報を提供することが可能である。
フィットネス支援システムの全体構成を示す図 端末装置のハードウェア構成を示すブロック図 本体装置のハードウェア構成を示すブロック図 フィットネス支援システムの機能的構成を示すブロック図 本体装置による処理を示すフローチャート 画面表示を例示する図 画面表示を例示する図 画面表示を例示する図 画面表示を例示する図
[実施例]
(1)構成
図1は、本発明の一実施例であるフィットネス支援システム10の全体構成を示す図である。フィットネス支援システム10は、ユーザの身体活動量を測定して当該ユーザによる身体活動を支援するための情報処理システムである。フィットネス支援システム10は、活動量計100と、荷重入力装置200と、端末装置300と、本体装置400と、表示装置500とを備える。なお、フィットネス支援システム10は、ユーザの自宅内に設置されるものとするが、活動量計100については屋外に持ち出されることがある。
ここにおいて、身体活動とは、エネルギーの消費を伴う身体の活動全般をいい、いわゆる運動(体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施される活動)のみに限定されない。例えば、身体活動には、歩行、階段昇降、家事なども含まれる。また、身体活動量とは、身体活動を定量化したものをいい、本実施形態においては「カロリー(cal)」で表現される。本実施例において、運動強度の単位としてはメッツ(Metabolic Equivalent Task。「METs」、「MET」とも表記される。)が用いられ、これによって身体活動が定量化される。運動強度は、測定する身体活動毎に「1.0」以上の値があらかじめ決められている。なお、運動強度が「1.0」の身体活動は、安静時の身体状態と同等の身体活動である。
本実施例において、ユーザが身体活動によって消費したカロリー(消費カロリー)は、その身体活動の運動強度にユーザの体重と運動時間とを乗じ、さらに1.05を乗じた値とする。すなわち、消費カロリーは、ユーザの体重によって異なり、同じ運動強度の身体活動を同じ時間行ったとしても、どのユーザも同一の値になるわけではない。なお、消費カロリーは、これ以外の方法で算出されてもよい。
活動量計100は、ユーザの身体活動量を測定する携帯型の測定機器である。活動量計100は、加速度センサ、高度センサ(気圧センサ)などを備え、ユーザの身体活動量を示す測定データを端末装置300に送信する。活動量計100は、ここでは赤外線通信によって測定データを端末装置300に送信するが、他の無線通信方式を採用してもよいし、USB(Universal Serial Bus)端子などの所定のインタフェースによって端末装置300に物理的に接続されてもよい。また、活動量計100は、身体活動量(又はこれに応じた情報)を表示する表示手段を備えていてもよい。
また、活動量計100が供給する測定データは、単位時間毎(例えば1分毎)の身体活動量を示すデータである。本実施例の測定データは、活動量計100により計測された歩数を示すデータと、高度、身体活動及び運動強度の時系列的な変化を示すデータとを含むものとする。活動量計100により測定可能な身体活動は、例えば「歩行」、「階段昇降」、「早歩き」、「ジョギング」といったように、あらかじめいくつかの種別に分類され、それぞれの種別に応じたID(識別情報)が設定されている。活動量計100は、測定した加速度や高度の変化に基づいて身体活動の種別を決定し、そのときどきの身体活動がどの種別の身体活動であるかを特定するように構成されている。また、それぞれの身体活動のIDには、個々の身体活動に応じた運動強度が対応付けられている。
なお、ここにおいて、身体活動量を示すデータとは、上述したようなデータに限らず、身体活動量を特定可能なさまざまなデータが該当し得る。身体活動量を示すデータは、身体活動量そのものを直接的に示すデータであってもよいし、後続の装置において身体活動量を算出するために用いられるデータであってもよい。例えば、活動量計100は、加速度センサ等の出力値に基づいて身体活動量を算出し、算出した身体活動量を測定データとして供給してもよいし、加速度センサ等の出力値を測定データとして供給し、本体装置400(又は端末装置300)がこれに基づいて身体活動量を算出してもよい。
荷重入力装置200は、荷重によって入力を行う入力装置である。荷重入力装置200は、ユーザが身体の一部(手、足、臀部など)を乗せることができる平面部を有し、この平面部にかかる荷重をひずみゲージなどの荷重センサによって検出する。荷重センサは、平面部の前後又は左右のいずれに荷重がかかっているかを検出できるように、平面部の複数の位置に設けられていると望ましい。荷重入力装置200は、荷重センサによって検出された荷重を示す荷重データを本体装置400に送信する。荷重入力装置200は、ここではBluetooth(登録商標)によって荷重データを本体装置400に送信するが、活動量計と同様に、他の通信方式を採用することも可能である。
本実施例において、荷重入力装置200は、体重を測定する手段(すなわち、いわゆる体重計)として機能するとともに、後述する管理プログラムによる身体活動量の測定を補助する手段としても機能する。荷重入力装置200は、管理プログラムに従った身体活動が適切に行われているか否かを判定するためのデータとして荷重データを送信する。このとき、荷重入力装置200は、コントローラとして機能しているともいえる。
端末装置300は、ユーザの操作を受け付けるとともに、画像を表示する端末装置である。端末装置300は、可搬型あるいは携帯型の表示装置であるともいえる。ユーザは、端末装置300を把持しながら、端末装置300に設けられたボタンを操作したり、端末装置300を傾けたりすることで操作を行うことができる。
本体装置400は、ユーザの身体活動量を管理するとともに、ユーザの操作に応じて身体活動量を測定するためのプログラムを実行するコンピュータ装置である。また、本体装置400は、ユーザの操作やプログラムの実行結果に応じて、端末装置300及び表示装置500による画像の表示を制御する。本体装置400は、画像の表示に必要な表示データを端末装置300及び表示装置500に供給する。ここにおいて、表示データとは、端末装置300及び表示装置500のそれぞれに画像を表示させるためのデータをいう。
表示装置500は、据置型の表示装置であり、例えばテレビ受像機である。表示装置500は、端末装置300よりも大きな表示画面を有していると望ましく、本実施例においてはこのようなものであるとする。なお、表示装置500は、スクリーンや壁面に画像を投射するプロジェクタであってもよい。
図2は、端末装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。端末装置300は、制御部310と、記憶部320と、インタフェース部330と、操作部340と、表示部350と、タッチスクリーン部360と、モーションセンサ部370とを備える。
制御部310は、端末装置300の各部の動作を制御する手段である。制御部310は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置とメモリとを備え、プログラムを実行することによって各種の処理を実行する。
記憶部320は、データを記憶する手段である。記憶部320は、フラッシュメモリなどの記憶媒体を備え、制御部310が処理に用いるデータを記憶する。
インタフェース部330は、活動量計100及び本体装置400とデータを送受信する手段である。インタフェース部330は、赤外線通信などの所定の通信方式によって活動量計100とデータを送受信する。また、インタフェース部330は、アンテナ、モデムなどを備え、所定の通信方式によって本体装置300と通信する。例えば、インタフェース部330は、無線LAN(Local Area Network)によって本体装置400と通信する。
操作部340は、ユーザの操作を受け付ける手段である。操作部340は、所定の位置に設けられたボタンやアナログスティックを備え、ユーザの操作を示す操作データを制御部310に供給する。
表示部350は、画像を表示する手段である。表示部350は、液晶素子や有機EL(electroluminescence)素子により構成される表示パネルとその駆動回路を備え、表示データに応じた画像を表示する。
タッチスクリーン部360は、ユーザによる画面に対する操作を受け付ける手段である。タッチスクリーン部360は、表示部350の表示パネルに対応して設けられたセンサを備え、ユーザによって指示された位置(座標)を示す座標データを制御部310に供給する。ユーザは、自身の指やタッチペン(スタイラスともいう。)によって画面上の任意の位置を指示することができる。
モーションセンサ部370は、端末装置300の動きを示す情報を出力する手段である。モーションセンサ部370は、端末装置300に作用する加速度を検出するための加速度センサ(3軸加速度センサ)、端末装置300の角度又は角速度の変化を検出するためのジャイロセンサ、地磁気を検出するための地磁気センサなどを備え、これらのセンサによって出力されたセンサデータを制御部310に供給する。ユーザは、端末装置300を上下左右に傾けたりする動作による操作も可能である。
なお、本実施例において、操作データ、座標データ及びセンサデータは、いずれも、ユーザの操作を示すデータとして用いられる。そこで、以下においては、各々のデータを区別する必要がない場合には、これらを「操作データ」と総称することとする。
図3は、本体装置400のハードウェア構成を示すブロック図である。本体装置400は、制御部410と、記憶部420と、インタフェース部430とを備える。
制御部410は、本体装置400の各部の動作を制御する手段であり、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置とメモリとを備える。また、制御部410は、管理プログラムを実行することによって身体活動量の測定や管理を行うことが可能である。
記憶部420は、データを記憶する手段であり、フラッシュメモリ、ハードディスクなどの記憶媒体を備える。なお、記憶部420は、メモリカードや光ディスクといった着脱可能な記録媒体からデータを読み出し、又は当該記録媒体にデータを記録する手段を含んでもよい。
インタフェース部430は、端末装置300及び表示装置500とデータを送受信する手段である。インタフェース部430は、本実施例においては、端末装置300とは無線で通信し、表示装置500とは有線で通信するが、他の方法で通信を実現してもよい。また、インタフェース部430は、インターネットなどのネットワークを介して外部装置(サーバ装置、別のフィットネス支援システム10など)と通信してもよい。
フィットネス支援システム10のハードウェア構成は、以上のとおりである。フィットネス支援システム10は、この構成によって、ユーザの身体活動量を管理し、ユーザに必要な情報を提示することが可能である。フィットネス支援システム10は、ユーザが現在の体重(現体重)、目標とする体重(目標体重)及び目標体重を達成する期限日(目標期限)を設定すると、目標期限までに目標体重に達するために必要な消費カロリー(目標消費カロリー)や、その目標消費カロリーを消費するために必要な身体活動を提示することができる。
本実施例において、フィットネス支援システム10は、2通りの方法によって身体活動量を測定し、これらを組み合わせてユーザに情報を提供する。第1の方法は、活動量計100を用いた測定方法である。この方法において、ユーザは、活動量計100を所持し、身体の所定の部分に装着することによって、これを所持しているときの身体活動量を知ることができるようになる。活動量計100は携帯型の測定機器であるため、ユーザは、場所を問わずに、屋内外のいずれにおいても身体活動量を測定可能である。第1の方法によっては、通勤・通学などにおける歩行や、階段の昇降、ジョギングといった身体活動による身体活動量を測定することができる。
次に、第2の方法は、荷重入力装置200、端末装置300及び本体装置400を用いた測定方法である。この方法において、ユーザは、端末装置300又は表示装置500に表示される指示に従って身体活動を行う。このとき、荷重入力装置200及び端末装置300は、身体活動量の測定に補助的に用いられる。第2の方法による身体活動は、第1の方法とは異なり、ユーザの自宅などの所定の場所で行われることが想定されている。第2の方法による身体活動は、ヨガ、筋肉トレーニング、(身体を動かす)ゲームなどであり、管理プログラムにおいてあらかじめ決められている。
以下においては、第2の方法による身体活動であって、管理プログラムにおいて決められている個々の身体活動のことを「屋内トレーニング」という。それぞれの屋内トレーニングは、それぞれに応じた運動強度(メッツ)が設定されている。
フィットネス支援システム10は、これらの方法によって測定された身体活動量を合算し、合算した身体活動量に基づいた情報を提示する。例えば、フィットネス支援システム10は、ユーザが第1の方法と第2の方法とによって消費した消費カロリーを表示したり、この消費カロリーと上述した目標消費カロリーとの差分に応じた情報を表示したりすることができる。なお、ここでいう情報の「提示」とは、表示(すなわち視覚的な提示)に限らず、音声による提示なども含み得る。
図4は、フィットネス支援システム10による情報提示に関する機能的構成を示すブロック図である。フィットネス支援システム10は、情報提示に関する機能によって分類すると、第1測定手段11、第2測定手段12、第1取得手段13、第2取得手段14、演算手段15及び出力手段16を含む構成となる。このうち、第2測定手段12、第1取得手段13、第2取得手段14、演算手段15及び出力手段16は、本体装置400が管理プログラムを実行することによって実現される機能である。
第1測定手段11は、第1の方法による身体活動量を測定する手段である。第1測定手段11は、具体的なハードウェアとしては、活動量計100がこれに相当する。一方、第2測定手段12は、第2の方法による身体活動量を測定する手段である。第2測定手段12は、ユーザによって指定された屋内トレーニングの実行を動画やメッセージによって案内し、当該屋内トレーニングを実行したことによる身体活動量を測定する。
例えば、第2測定手段12は、複数の屋内トレーニングを提示し、ユーザの選択を促す。ユーザがいずれかの屋内トレーニングを選択すると、第2測定手段12は、当該屋内トレーニングの実行を促す映像を端末装置300又は表示装置500に表示させる。例えば、屋内トレーニングとして「腕立て伏せ」を行う場合、第2測定手段12は、荷重入力装置200に両手を乗せた状態で「腕立て伏せ」を所定時間行うように指示する動画やメッセージを再生させ、所定時間が経過したらユーザが「腕立て伏せ」を実行したものとみなす。すると、第2測定手段12は、「腕立て伏せ」に設定された運動強度とユーザの運動時間とに基づいて消費カロリーを算出する。
なお、第2測定手段12は、荷重入力装置200に荷重がかかっているか否か(すなわち、所定値以上の荷重を示す荷重データが荷重入力装置200から供給されたか否か)によって、ユーザが屋内トレーニングを実際に実行しているか否かを判定してもよい。この場合、第2判定手段12は、荷重データが示す荷重が所定値未満であれば、想定されている屋内トレーニングを十分に実行していないと判断し、この分の運動時間又は消費カロリーを減じるようにする。
また、一部の屋内トレーニングにおいては、荷重入力装置200に代えて端末装置300を用いてこのような判定を行うことも可能である。例えば、端末装置300を持ちながら行う屋内トレーニングの場合、第2測定手段12は、供給される操作データの有無やその値によってユーザが当該屋内トレーニングを実際に実行しているか否かを判定することができる。
また、第2測定手段12は、第2測定手段12による測定を行う場合には、活動量計100を外すようにユーザに案内してもよい。このようにすれば、ユーザが活動量計100を装着したまま屋内トレーニングを実行し、当該屋内トレーニングの消費カロリーが二重に計上されてしまわないようにすることができる。
第1取得手段13は、第1測定手段11による測定結果を示す測定データを取得する手段である。具体的には、本実施例においては、活動量計100により測定された測定データは、端末装置300を介して本体装置400に供給される。ただし、活動量計100は、測定データを本体装置400に直接供給できるように構成されてもよい。
第2取得手段14は、第2測定手段12による測定結果を示すデータを取得する手段である。本実施例において、第2取得手段14は、第2測定手段12によって測定された身体活動による消費カロリーを示すデータを第2測定手段12から取得する。
演算手段15は、第1取得手段13及び第2取得手段14により取得されたデータに基づいて身体活動量に関する所定の演算を実行する手段である。演算手段15は、第1測定手段11により測定された身体活動量と第2測定手段12により測定された身体活動量とを加算し、各々を合算した身体活動量の合算値を算出することができる。また、演算手段15は、第1測定手段11及び第2測定手段12により測定された身体活動量と所定値との対応関係を求める演算を行ってもよい。例えば、演算手段15は、このようにして算出した身体活動量の合算値を所定の目標値から減算して目標消費カロリーを算出することも可能である。
出力手段16は、演算手段15による演算結果に応じた情報を出力する手段である。出力手段16は、第1測定手段11により測定された身体活動量と第2測定手段12により測定された身体活動量とを合算した身体活動量を表やグラフの形式で表示するための表示データを出力したり、目標消費カロリーを消費するために必要な屋内トレーニングを示す表示データを出力したりすることができる。
(2)利用方法
ユーザは、フィットネス支援システム10を用いて、自己の体重(現体重)や消費カロリーを記録し、その推移を確認することができる。また、ユーザは、目標体重及び目標期限を設定することによって、目標消費カロリー、すなわち目標期限までに目標体重に達するために必要な消費カロリーを消費するために必要な屋内トレーニングの提案を受けることができる。したがって、ユーザは、フィットネス支援システム10による提案に従って屋内トレーニングを行えば、このような提案を利用しない場合よりも容易に目標を達成することが可能になる。ただし、ユーザは、このような提案を利用せず、自ら屋内トレーニングのメニューを組み立てて身体活動を行うことも可能である。
フィットネス支援システム10からの提案を受けるためには、ユーザは、フィットネス支援システム10を用いて身体活動を行うことに加え、現体重、目標体重及び目標期限を入力する必要がある。このうち、目標体重及び目標期限については、目標体重を達成するか目標期限に到達するまでは、1回入力するだけでもよい。ユーザは、端末装置300を操作することによって目標体重及び目標期限を入力することができる。一方、現体重については、例えば1日1回といったように、繰り返し入力する必要がある。ユーザは、荷重入力装置200に乗ることによって現体重を計測及び入力することが可能であるが、端末装置300を操作することによって現体重を入力してもよい。本体装置400は、このようにして入力された現体重、目標体重及び目標期限を記憶部420に記録する。
また、ユーザは、フィットネス支援システム10を用いて自己の身体活動を記録する。例えば、ユーザは、活動量計100を装着して外出することによって、外出時の身体活動量を活動量計100に記録することができる。ユーザは、帰宅後に活動量計100と端末装置300とを通信させることによって、活動量計100に記録された測定データを本体装置400に取り込ませることが可能である。また、ユーザが荷重入力装置200などを用いて行った屋内トレーニングの身体活動量は、ユーザによる特段の操作を要することなく、本体装置400において自動的に記録される。
本体装置400は、活動量計100からの測定データが示す身体活動量(すなわち第1の方法により測定された身体活動量)と屋内トレーニングによる身体活動量(すなわち第2の方法により測定された身体活動量)とが混同されないように、これらを区別して記録する。説明の便宜上、以下においては、このようにして本体装置400に記録されたデータのうち、第1の方法により測定された身体活動量を示すデータを「第1記録データ」といい、第2の方法により測定された身体活動量を示すデータを「第2記録データ」という。
本体装置400は、ユーザの操作に応じて、身体活動量に関する情報を提供する。本実施例において、本体装置400は、ユーザの体重や消費カロリーを表示する第1の表示と、ユーザが目標消費カロリーを消費するために必要な屋内トレーニングのメニューを組み立てて表示する第2の表示とを行うことができる。本体装置400がいずれの表示を行うかは、ユーザの操作によって決まる。
図5は、本体装置400による情報の表示に関する処理を示すフローチャートである。ここにおいて、本体装置400の制御部410は、まず、第1記録データ及び第2記録データを読み出して取得する(ステップS1、S2)。第1記録データ及び第2記録データは、それぞれ、記憶部420の所定の記憶領域に時系列的に記憶されている。また、制御部410は、現体重、目標体重、目標期限など、情報の表示に必要なデータを読み出して取得する(ステップS3)。
次に、制御部410は、ステップS1〜S3において取得したデータを用いて演算を行う(ステップS4)。制御部410は、上述した第1の表示と第2の表示のいずれを行うかによって異なる演算を行う。そして、制御部410は、ステップS4における演算結果に応じた表示データを生成して出力する(ステップS5)。制御部410は、この表示データを端末装置300と表示装置500のいずれに供給してもよいし、双方に供給してもよい。
ステップS4において第1の表示を行う場合、制御部410は、第1記録データにより示される消費カロリーと第2記録データにより示される消費カロリーとを合算するほか、それぞれの消費カロリーの所定の時間単位の内訳を求め、当該所定の時間毎の消費カロリーを合算してもよい。例えば、制御部410は、1時間毎、1日毎、1週間毎などの内訳を求めてもよい。
図6は、第1の表示の一例を示す図である。この例においては、その日1日に測定された身体活動量の合算値を示す「今日の消費カロリー」と、測定を開始してからの身体活動量の総和を示す「これまでの総消費カロリー」とが表示されている。
図7は、第1の表示の他の例を示す図である。この例においては、消費カロリーが1日毎の棒グラフによって表示されている。また、それぞれの棒グラフは、第1記録データにより示される消費カロリーと第2記録データにより示される消費カロリーとが識別可能になるように色分けして表示される。また、同図における折れ線グラフは、ユーザの体重の推移を表している。
なお、制御部410は、このような棒グラフを1日毎ではなく1週間毎に表示させてもよいし、1つの棒グラフで表示させる期間をユーザに選択させてもよい。また、制御部410は、第1記録データにより示される消費カロリーの代わりに歩数を表示させたり、第2記録データにより示される消費カロリーを実行した屋内トレーニング毎に色分けして表示させたりしてもよい。
また、ステップS4において第2の表示を行う場合、制御部410は、次のようにして目標消費カロリーを算出する。まず、制御部410は、現体重(記録された最新の体重)と目標体重とを比較し、現体重が目標体重より重いか否かを判断する。現体重が目標体重以下の場合、ユーザが既に目標体重に達しているため、制御部410は目標消費カロリーを設定しない。
一方、現体重が目標体重より重い場合、制御部410は、ユーザの体重の推移に基づき、以下の(1)〜(3)式のいずれかを選択的に用いて1日当たりの目標消費カロリーを設定する。(1)式は、測定期間(目標を設定してから当日までの間)中に体重が増加傾向にある場合に用いられる式である。また、(2)式は、測定期間中に体重が減少傾向にあって、かつ、このままの減少傾向を維持すれば目標期限までに目標体重に到達できる場合に用いられる式であって、(3)式は、測定期間中に体重が減少傾向にあって、かつ、このままの減少傾向を維持したとしても目標期限までに目標体重に到達できない場合に用いられる式である。
Cal = [(W-W0)*7200/D]+Calave …(1)
(1)式において、Calは1日当たりの目標消費カロリーであり、Calaveは直近の1週間のユーザの消費カロリー(合算値)の平均値である(いずれも単位はkcal)。また、Wは現体重であり、W0は目標体重である(いずれも単位はkg)。また、Dは目標期限までの日数である。(1)式において、7200という値は、体重を1kg減少させるために必要であるとされているカロリー(単位はkcal)を意味している。
Cal = Calave …(2)
この(2)式の場合、1日当たりの目標消費カロリーは、直近の1週間のユーザの消費カロリーの平均値に等しい。この場合、これまでと同様の身体活動を行っていれば目標期限までに目標体重に到達できる可能性が高いからである。
Cal = [(Wd-W0)*7200/D]+Calave …(3)
(3)式において、Wdは、測定期間中に体重が減少傾向にある場合において、同じ傾向(割合)で体重が減少し続けると仮定したときの目標期限における体重である。(3)式は、(2)式と比較すると、1日当たりの目標消費カロリーが右辺の第1項、すなわち「(Wd-W0)*7200/D」の分だけ多くなるが、(1)式よりは少なくなる。
なお、制御部410は、現体重が変化する毎(すなわち、体重測定を行う毎)に目標消費カロリーを変更する必要はない。目標消費カロリーを変更するタイミングは、例えば、目標体重を設定するタイミングである。目標体重を設定するタイミングとしては、例えば、初めて体重測定を行ったとき、目標期限を過ぎたとき、所定の間隔(例えば1週間毎)などが考えられるが、所定の操作によってユーザの任意のタイミングで目標体重を設定できるようにしてもよい。
また、制御部410は、1日当たりの目標消費カロリーに上限値を設けてもよい。この上限値は、1日に消費できると想定される適当なカロリーの値であってもよいし、直近の1週間のユーザの消費カロリーの平均値(すなわちCalave)の1.5倍というように、ユーザが行った身体活動の実績に応じて決められてもよい。
制御部410は、このようにして1日当たりの目標消費カロリーを算出した後、当日に身体活動が既に行われているか否かを判断する。ユーザによって既に身体活動が行われていれば、制御部410は、当該身体活動による消費カロリーを減算した値を1日当たりの(残りの)目標消費カロリーとする。制御部410は、当日分の第1記録データ及び第2記録データがいずれも記録されていない場合には、(1)〜(3)式のいずれかを用いて算出した値を1日当たりの目標消費カロリーとして用いる。
図8は、第2の表示の一例を示す図である。この例においては、1日当たりの目標消費カロリーが数値によって示されている。
なお、目標消費カロリー、すなわち消費カロリーの目標値は、1日単位の数値で算出される必要はなく、例えば1週間単位の数値などとして算出されてもよい。
図9は、第2の表示の他の例を示す図である。この例において、制御部410は、1日当たりの目標消費カロリーを具体的な屋内トレーニングのメニューに置き換えて表示させる。つまり、このとき表示されるメニューは、1日当たりの目標消費カロリーを消費することができる1又は複数の屋内トレーニングである。制御部410は、各々の屋内トレーニングについて、ユーザの現体重、運動強度及び運動時間に基づいて消費カロリーを算出するとともに、1日当たりの目標消費カロリーを消費することができる屋内トレーニングの組み合わせを特定し、これをユーザに提示する。なお、制御部410は、1日当たりの目標消費カロリーを消費することができる屋内トレーニングの組み合わせが複数存在する場合には、ユーザに所望の組み合わせを選択させてもよい。制御部410は、図9の例においてユーザが所定の操作を行うと、提示する屋内トレーニングの実行を促す映像を表示させ、身体活動量の測定を行う。
また、このとき制御部410は、屋内トレーニングに代えて、又は屋内トレーニングとともに、活動量計100によって測定される身体活動をメニューに含めてもよい。さらに、制御部410は、第1の方法により測定された身体活動量(すなわち、活動量計100により測定された消費カロリー)と第2の方法により測定された身体活動量(すなわち、屋内トレーニングによる消費カロリー)の比率に応じて、メニューに表示される身体活動を異ならせてもよい。例えば、制御部410は、活動量計100の利用が少ないユーザに対しては、普段よく利用している屋内トレーニングの実行を促すメニューを表示してもよいが、活動量計100の利用を促進させるために、活動量計100により測定可能な身体活動の実行を促すメニューを表示してもよい。
以上のとおり、本実施例によれば、ユーザは、活動量計100によって測定された身体活動量と屋内トレーニングによる身体活動量とを組み合わせて用い、これらを合算した結果に基づいた情報提供を受けることが可能である。したがって、ユーザは、屋内外の身体活動を同列に扱って消費カロリー等の情報を得ることが可能であり、消費カロリーの算出に計上される身体活動が位置的な制約を受けないようにすることができる。また、ユーザは、実際の消費カロリーに応じた目標消費カロリーや、当該目標消費カロリーを消費するための身体活動を知ることが可能であり、目標の達成を容易にすることができる。
また、一般に、身体活動量を測定するための測定手段が複数あり、それぞれの測定方法(センサなど)が異なる場合には、身体活動と測定手段との間に相性ともいうべきものがあり、ある身体活動がある測定手段によっては適切に測定できない、という場合がある。例えば、ヨガのような身体活動を非常にゆっくりとした動作で行った場合、身体への負荷の割には加速度や高度の変化はほとんど生じないため、活動量計100のような加速度センサではその身体活動量を適切に測定できない可能性がある。本実施例によれば、必要に応じて第1の方法と第2の方法とを使い分けて測定を行うことができるため、それぞれの身体活動に適した測定方法を採用することが可能である。
[変形例]
上述した実施例は、本発明の実施の一態様である。本発明は、この実施例に限定されることなく、以下の変形例に示す態様で実施することも可能である。なお、以下の変形例は、必要に応じて、各々を組み合わせて適用することも可能である。
(変形例1)
本発明の測定手段は、上述した第1測定手段11や第2測定手段12に限定されない。本発明の測定手段は、身体活動量を測定可能であればどのようなものであってもよく、例えば、トレッドミルや自転車型の運動器具であってもよいし、モーションセンサ、イメージセンサ、赤外線センサなどによってユーザの動きを認識し、認識した動きに応じた身体活動量を測定する手段であってもよい。また、測定手段は3以上あってもよい。
(変形例2)
本発明の表示手段は、上述した端末装置300と表示装置500のいずれか一方のみであってもよい。すなわち、本発明は、端末装置300と表示装置500のいずれかを除いた構成でも実施可能である。あるいは、端末装置300を表示手段を有しない入力装置(コントローラ)とすることも可能である。
(変形例3)
上述した実施例のフィットネス支援システム10は、本発明に係る情報処理装置を本体装置400によって実現する構成である。しかしながら、本発明に係る情報処理装置は、本体装置400にではなく、端末装置300に備わっていてもよいし、端末装置300に相当する構成と本体装置400に相当する構成とが一体化されていてもよい。さらに、本発明に係る情報処理装置は、その一部又は全部の機能がネットワークに接続されたサーバ装置において実現されてもよい。
また、本体装置400に相当する構成は、専用のコンピュータ装置によって実現されてもよいし、汎用的なパーソナルコンピュータによって実現されてもよい。さらに、本体装置400は、いわゆるタブレット端末、携帯用のゲーム機、スマートフォンなどによって実現されてもよい。同様に、活動量計100に相当する構成も、携帯用のゲーム機やスマートフォンによっても実現可能である。
(変形例4)
本発明は、情報処理装置に相当する機能的構成(図4の第1取得手段13、第2取得手段14、演算手段15及び出力手段16)をソフトウェアによって実現してもよい。本発明に係る情報処理装置をソフトウェアによって実現する場合には、単一のプログラム(管理プログラム)ではなく、複数のプログラムの協働によって実現されてもよい。また、これらのプログラムは、同一の装置において実行される必要はなく、別個の装置において実行されてもよい。なお、このようなプログラムは、光ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に記録された形態での提供や、インターネットなどのネットワークを介して情報処理装置にダウンロードさせる形態での提供も可能である。
10…フィットネス支援システム、11…第1測定手段、12…第2測定手段、13…第1取得手段、14…第2取得手段、15…演算手段、16…出力手段、100…活動量計、200…荷重入力装置、300…端末装置、310…制御部、320…記憶部、330…インタフェース部、340…操作部、350…表示部、360…タッチスクリーン部、370…モーションセンサ部、400…本体装置、410…制御部、420…記憶部、430…インタフェース部、500…表示装置

Claims (14)

  1. ユーザの身体活動量を測定する第1測定手段と、
    前記ユーザの身体活動量を測定する測定手段であって前記第1測定手段とは異なる第2測定手段と、
    少なくとも前記第1測定手段と前記第2測定手段とにより測定された身体活動量に基づき所定の演算を行う演算手段と、
    前記演算手段による演算結果に応じた情報を出力する出力手段と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記第1測定手段は、
    前記ユーザが携帯型の測定機器を所持しているときの身体活動量を測定し、
    前記第2測定手段は、
    前記ユーザが所定の場所において行う身体活動による身体活動量を測定する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記演算手段は、
    前記第1測定手段によって測定された身体活動量と前記第2測定手段によって測定された身体活動量とを合算し、
    前記出力手段は、
    前記演算手段により合算された身体活動量を提示するための情報を出力する
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記出力手段は、
    前記第1測定手段によって測定された身体活動量と前記第2測定手段によって測定された身体活動量とを識別可能に提示するための情報を出力する
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記出力手段は、
    所定の時間単位の身体活動量に応じた情報を出力する
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記演算手段は、
    少なくとも前記第1測定手段及び前記第2測定手段によってそれぞれ測定された身体活動量と、前記ユーザについて設定された身体活動量の目標値とに基づき所定の演算を行う
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記演算手段は、
    前記目標値から前記第1測定手段によって測定された身体活動量と前記第2測定手段によって測定された身体活動量とを減算する
    請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記出力手段は、
    前記演算手段により演算された身体活動量に基づいて、前記ユーザの身体活動量が前記目標値に達するために必要な情報を出力する
    請求項6又は7に記載の情報処理システム。
  9. 前記情報は身体活動を示す情報である
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記情報により示される身体活動が前記第1測定手段又は前記第2測定手段によって測定される身体活動である
    請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記目標値は、前記ユーザの目標体重と、当該目標体重を達成するための期間とに基づいて、所定の期間単位で設定される
    請求項6ないし10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. コンピュータを、
    第1測定手段によって測定されたユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第1取得手段と、
    前記第1測定手段とは異なる第2測定手段によって測定された前記ユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第2取得手段と、
    少なくとも前記第1取得手段と前記第2取得手段とにより取得されたデータに基づき所定の演算を行う演算手段と、
    前記演算手段による演算結果に応じた情報を出力する出力手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  13. 第1測定手段によって測定されたユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第1取得手段と、
    前記第1測定手段とは異なる第2測定手段によって測定された前記ユーザの身体活動量に応じたデータを取得する第2取得手段と、
    少なくとも前記第1取得手段と前記第2取得手段とにより取得されたデータに基づき所定の演算を行う演算手段と、
    前記演算手段による演算結果に応じた情報を出力する出力手段と
    を備える情報処理装置。
  14. 第1測定手段によってユーザの身体活動量を測定するステップと、
    前記第1測定手段とは異なる第2測定手段によって前記ユーザの身体活動量を測定するステップと、
    少なくとも前記第1測定手段と前記第2測定手段とにより測定された身体活動量に基づき所定の演算を行うステップと、
    前記演算の結果に応じた情報を出力するステップと
    を有する情報処理方法。
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