JP6778639B2 - 高周波発生器及びプラズマ処理装置 - Google Patents

高周波発生器及びプラズマ処理装置 Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、高周波発生器及びプラズマ処理装置に関するものである。
電子デバイスの製造においては、被加工物に対するプラズマ処理が行われることがある。プラズマ処理に用いられるプラズマ処理装置は、チャンバ本体を備えている。チャンバ本体はその内部空間をチャンバとして提供する。プラズマ処理装置では、チャンバ内のガスを励起させるために、高周波(高周波エネルギー)が用いられる。そのため、プラズマ処理装置は、高周波発生器を備えている。高周波発生器によって発生される高周波は、例えば、マイクロ波、或いは、LF帯からVHF帯の帯域に属する高周波であり得る。
高周波発生器には、その出力部から出力される高周波のパワー及び位相を制御するよう構成されたものがある。このような高周波発生器は、方向性結合器を備える。方向性結合器は、出力部に伝搬する進行波の一部を含む第1の高周波、及び、出力部に戻される反射波の一部を含む第2の高周波を出力する。高周波発生器は、第1の高周波及び第2の高周波に基づいて、出力部における高周波のパワー及び位相を推定し、推定されたパワー及び位相に基づいて、出力する高周波のパワー及び位相を制御する。なお、方向性結合器を備えた高周波発生器については、下記の特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特開2000−299198号公報 特開2002−164198号公報
上述した第1の高周波及び第2の高周波に基づいて推定されるパワー及び位相は、出力部における高周波のパワー及び位相に対して誤差を含む。したがって、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度に改善の余地がある。
一態様においては、高周波発生器が提供される。高周波発生器は、ベクトル乗算器、増幅器、サーキュレータ、出力部、方向性結合器、及び、制御部を備える。ベクトル乗算器は、高周波原信号にIQ変調を適用して変調波を生成するよう構成されている。増幅器は、変調波を増幅して増幅高周波を生成し、当該増幅高周波を出力するよう構成されている。サーキュレータは、第1ポート、第2ポート、及び、第3ポートを有する。サーキュレータは、増幅器からの増幅高周波を第1ポートで受け、第1ポートに入力された高周波を第2ポートから出力し、第2ポートに入力された高周波を第3ポートから出力するように設けられている。出力部は、高周波発生器における高周波の出力部であり、第2ポートに接続されている。方向性結合器は、増幅器から出力部に伝搬する進行波の一部を含む第1の高周波を出力し、出力部に戻される反射波の一部を含む第2の高周波を出力するよう構成されている。制御部は、第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、第2の高周波の同相成分及び直交成分に基づいて、ベクトル乗算器のIQ変調に用いられる同相信号のレベル及び直交信号のレベルを決定するように構成されている。
一態様に係る高周波発生器において、制御部は、四つの多項式の演算である第1の行列演算を実行して、出力部における進行波の同相成分の第1の推定値、出力部における進行波の直交成分の第2の推定値、出力部における反射波の同相成分の第3の推定値、及び、出力部における反射波の直交成分の第4の推定値を求めるように、構成されている。四つの多項式の各々は、第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、第2の高周波の同相成分及び直交成分を多変数として含む。第1の行列演算において用いられる係数の行列は、第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、第2の高周波の同相成分及び直交成分から、第1の推定値、第2の推定値、第3の推定値、及び、第4の推定値が得られるよう予め決定されている。制御部は、少なくとも第1の推定値及び第2の推定値から求められる出力部における高周波のパワーの推定値及び位相の推定値の、パワーの目標値及び位相の目標値に対する誤差を減少させるように、ベクトル乗算器におけるIQ変調の同相信号のレベル及び直交信号のレベルを決定するよう構成されている。
方向性結合器から出力される第1の高周波は、進行波の一部のみでなく、反射波の一部を含む。また、方向性結合器から出力される第2の高周波は、反射波の一部のみでなく、進行波の一部を含む。即ち、方向性結合器は、進行波と反射波を互いに完全に分離することはできない。一方、上述した四つの多項式の各々には、第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、第2の高周波の同相成分及び直交成分が多変数として含まれている。したがって、この四つの多項式の演算である第1の行列演算によれば、第1の高周波における反射波の干渉の影響及び第2の高周波における進行波の干渉の影響が補正されて、第1〜第4の推定値が求められる。故に、出力部における進行波の同相成分及び直交成分、並びに、出力部における反射波の同相成分及び直交成分に対して誤差の少ない第1〜第4の推定値が得られる。一態様に係る高周波発生器では、かかる第1〜第4の推定値に基づいて、ベクトル乗算器のIQ変調に用いられる同相信号のレベル及び直交信号のレベルが決定されるので、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度が高くなる。
一実施形態においては、第1の行列演算は、第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、第2の高周波の同相成分及び直交成分のそれぞれの高次の項の演算を含む。第1の行列演算に、高次の項の演算が含められることにより、第1〜第4の推定値がより高い精度で求められる。
一実施形態において、制御部は、(i)パワーの推定値及び位相の推定値の、パワーの目標値及び位相の目標値に対する誤差を減少させるよう、補正されたパワー及び補正された位相を求め、(ii)補正されたパワー及び補正された位相に対応するIQ平面上での第1の同相成分及び第1の直交成分を求め、(iii)第1の同相成分及び第1の直交成分を多変数として各々が含む二つの多項式の演算である第2の行列演算を実行して、同相信号のレベル及び直交信号のレベルをそれぞれ定める第2の同相成分及び第2の直交成分を求めるように構成されている。第2の行列演算に用いられる係数の行列は、出力部における高周波のパワー及び位相の、パワーの目標値及び位相の目標値に対する誤差を減少させるよう予め決定されている。
高周波がベクトル乗算器から出力部まで伝搬すると、高周波のパワー及び高周波の位相の変化が生じ得る。上述した実施形態では、第2の行列演算により、ベクトル乗算器から出力部までの間における高周波のパワー及び高周波の位相の変化を補正するように、第2の同相成分及び第2の直交成分が求められる。かかる第2の同相成分及び第2の直交成分から、ベクトル乗算器でのIQ変調に用いられる同相信号のレベル及び直交信号のレベルが決定されるので、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度が更に高められる。
一実施形態において、第2の行列演算は、第1の同相成分及び第1の直交成分のそれぞれの高次の項の演算を含む。この実施形態によれば、第2の行列演算に、高次の項の演算が含められることにより、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度が更に高められる。
一実施形態において、高周波発生器の出力部から出力される高周波はマイクロ波である。この実施形態において、高周波発生器は、第1の高周波及び第2の高周波に対するIQ復調により、第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、第2の高周波の同相成分及び直交成分を生成する復調器を更に備える。
別の態様においては、プラズマ処理装置が提供される。プラズマ処理装置は、チャンバ本体、及び、上述した態様及び実施形態のうち何れかの高周波発生器を備える。チャンバ本体は、チャンバを提供する。高周波発生器は、チャンバ内に供給されたガスを励起させるために高周波を供給するよう構成されている。
一実施形態においては、高周波発生器はマイクロ波を発生し、プラズマ処理装置はアンテナを更に備える。アンテナは、高周波発生器の出力部に接続されており、高周波発生器から供給される高周波をチャンバ内に導入するよう構成されている。高周波発生器は、インピーダンス整合用のチューナを介さずに、アンテナに接続されている。
一実施形態においては、高周波発生器の制御部は、当該高周波発生器による高周波の供給開始時に、第1の推定値及び第2の推定値から求められる出力部における進行波のパワーと第3の推定値及び第4の推定値から求められる出力部における反射波のパワーとの差を、パワーの目標値に一致させるか又は近づけるように、同相信号のレベル及び直交信号のレベルを決定する。
以上説明したように、高周波発生器によって出力される高周波のパワー及び位相の制御の精度が高められる。
一実施形態に係る高周波発生器の構成を示す図である。 一例に係る原信号発生器の構成を示す図である。 一例に係るベクトル乗算器の構成を示す図である。 一例に係る復調器の構成を示す図である。 第1の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に求めるためのシステムの例を示す図である。 第1の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に求めるためのシステムの例を示す図である。 第2の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に求めるためのシステムの例を示す図である。 一実施形態に係るプラズマ処理装置を示す図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係る高周波発生器の構成を示す図である。図1に示す高周波発生器10は、高周波としてマイクロ波を発生して、当該マイクロ波を出力するよう構成されている。高周波発生器10は、ベクトル乗算器12、増幅器14、サーキュレータ16、出力部18、方向性結合器20、及び、制御部22を備えている。高周波発生器10は、復調器24、D/A変換器26、及び、ダミーロード28を更に備える。
ベクトル乗算器12には、原信号発生器30が接続されている。原信号発生器30は、ベクトル乗算器12に、高周波原信号を供給するように構成されている。図2は、一例に係る原信号発生器の構成を示す図である。図2に示すように、原信号発生器30は、プロセッサ30a、及び、PLL(Phase Locked Loop)発振器30bを有している。プロセッサ30aは、例えばマイクロコンピュータ(MCU)である。プロセッサ30aは、PLL発振器30bによって発生される高周波原信号の周波数を指定するよう構成されている。PLL発振器30bには、水晶振動子30cからの高周波が供給される。PLL発振器30bは、水晶振動子30cからの高周波を受け、プロセッサ30aから指定された周波数の高周波原信号を出力するよう構成されている。なお、高周波発生器10は、この原信号発生器30を内蔵していてもよい。
原信号発生器30は、一つの高周波発生器10に高周波原信号を供給してもよい。或いは、原信号発生器30は、複数の高周波発生器10に高周波原信号を供給してもよい。後者の場合、即ち、原信号発生器30が複数の高周波発生器10に高周波原信号を供給する場合には、原信号発生器30は、分配器を更に有する。分配器には、PLL発振器30bからの高周波原信号が入力される。分配器は、高周波原信号を複数の高周波発生器10に分配するよう構成される。
図3は、一例に係るベクトル乗算器の構成を示す図である。ベクトル乗算器12は、ミキサ12a、ミキサ12b、移相器12c、及び、合成器12dを有している。ベクトル乗算器12は、制御部22によってそれらのレベルが決定された同相信号I及び直交信号Qを用いて、高周波原信号に対するIQ変調を実行するように構成されている。
ベクトル乗算器12では、原信号発生器30からの高周波原信号が、二つの高周波原信号に分岐される。二つの高周波原信号のうち一方の高周波原信号は、ミキサ12aにおいて同相信号Iとミキシングされる。ミキサ12aからは、一方の高周波原信号と同相信号Iとの乗算により得られる高周波が出力される。移相器12cは、他方の高周波原信号に90°の位相を与えることにより生成した高周波を出力する。移相器12cから出力された高周波は、ミキサ12bにおいて直交信号Qとミキシングされる。ミキサ12bからは、移相器12cからの高周波と直交信号Qとの乗算により得られる高周波が出力される。合成器12dは、ミキサ12aからの高周波とミキサ12bからの高周波を合成(可算)して、変調波を生成する。合成器12dからは、この変調波が出力される。
再び図1を参照する。増幅器14は、ベクトル乗算器12からの変調波を受けて、当該変調波を増幅するよう構成されている。増幅器14は、ベクトル乗算器12からの変調波を増幅することによって生成した増幅高周波を出力するように構成されている。一例において、増幅器14は、プリアンプ14a及びメインアンプ14bを有している。即ち、増幅器14は、二つのアンプによる二段階の増幅により、増幅高周波を生成するように構成されている。
サーキュレータ16は、第1ポート16a、第2ポート16b、及び、第3ポート16cを有している。第1ポート16aは、増幅器14の出力に接続されている。サーキュレータ16は、その外部から第1ポート16aに入力された高周波を第2ポート16bから出力し、その外部から第2ポート16bに入力された高周波を第3ポート16cから出力するように設けられている。第3ポート16cには、ダミーロード28が接続されている。ダミーロード28は、第3ポート16cから出力される高周波を受けて、当該高周波を吸収する。ダミーロード28は、高周波を、例えば熱に変換し得る。
出力部18は、高周波発生器10における高周波(一例ではマイクロ波)の出力部である。図1に示す例では、出力部18は、方向性結合器20を介して、サーキュレータ16の第2ポート16bに接続されている。出力部18は、高周波発生器10によって出力される高周波がマイクロ波である場合には、例えば導波管であり得る。
方向性結合器20は、第1ポート20a、第2ポート20b、第3ポート20c、及び、第4ポート20dを有している。方向性結合器20は、増幅器14から出力部18に伝搬する進行波を第1ポート20aで受けるように設けられている。一実施形態では、方向性結合器20の第1ポート20aは、サーキュレータ16の第2ポート16bに接続されている。方向性結合器20は、第1ポート20aに入力された進行波を第2ポート20bから出力するように構成されている。また、方向性結合器20は、第1ポート20aに入力された進行波の一部を含む第1の高周波を第3ポート20cから出力するよう構成されている。さらに、方向性結合器20は、出力部18に戻される反射波を第2ポート20bで受けるように設けられている。一実施形態では、方向性結合器20の第2ポート20bは出力部18に接続されている。方向性結合器20は、第2ポート20bに受けた反射波の一部を含む第2の高周波を第4ポート20dから出力するよう構成されている。
なお、方向性結合器20は、増幅器14とサーキュレータ16の第1ポート16aとの間において第1の高周波を出力し、サーキュレータ16の第3ポート16cとダミーロードとの間において第2の高周波を出力するように、設けられていてもよい。
制御部22は、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRに基づいて、ベクトル乗算器12のIQ変調に用いられる同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルを決定するように構成されている。
一実施形態では、制御部22は、第1の行列演算部22a、第1の変換部22b、フィードバック制御部22c、及び、第2の変換部22dを有している。制御部22は、第2の行列演算部22eを更に有していてもよい。制御部22は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ又はプロセッサから構成され得る。或いは、第1の行列演算部22a、第1の変換部22b、フィードバック制御部22c、第2の変換部22d、及び、第2の行列演算部22eはそれぞれ、個別の電子回路又は演算器から構成されていてもよい。
第1の行列演算部22aは、復調器24を介して方向性結合器20の第3ポート20c及び第4ポート20dに接続されている。復調器24は、第1の高周波及び第2の高周波にIQ復調を適用し、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRを生成するように構成されている。
図4は、一例に係る復調器の構成を示す図である。図4に示すように、復調器24は、ミキサ24a、ミキサ24b、移相器24c、ローパスフィルタ24d、ローパスフィルタ24e、ミキサ24f、ミキサ24g、移相器24h、ローパスフィルタ24i、ローパスフィルタ24j、A/D変換器24k、及び、A/D変換器24mを有している。
復調器24は、方向性結合器20の第3ポート20cからの第1の高周波、及び、方向性結合器20の第4ポート20dからの第2の高周波を受けるように設けられている。復調器24では、第1の高周波が二つの第1の高周波に分岐される。二つの第1の高周波のうち一方の第1の高周波は、ミキサ24aにおいて高周波原信号とミキシングされる。ミキサ24aからは、一方の第1の高周波と高周波原信号との乗算により得られる信号が出力される。なお、復調器24において用いられる高周波原信号は、原信号発生器30から与えられる。ミキサ24aから出力された信号の高周波数成分は、ローパスフィルタ24dによってフィルタリングされる。ローパスフィルタ24dからは、フィルタリングにより生成された第1の高周波の同相成分(アナログ信号)が出力される。
移相器24cは、高周波原信号に90°の位相を与えることにより生成した高周波を出力する。移相器24cから出力された高周波はミキサ24bにおいて、他方の第1の高周波とミキシングされる。ミキサ24bからは、移相器24cからの高周波と他方の第1の高周波との乗算により得られる信号が出力される。ミキサ24bから出力された信号の高周波数成分は、ローパスフィルタ24eによってフィルタリングされる。ローパスフィルタ24eからは、フィルタリングによって生成された第1の高周波の直交成分(アナログ信号)が出力される。
また、復調器24では、第2の高周波が二つの第2の高周波に分岐される。二つの第2の高周波のうち一方の第2の高周波は、ミキサ24fにおいて高周波原信号とミキシングされる。ミキサ24fからは、一方の第2の高周波と高周波原信号との乗算により得られる信号が出力される。ミキサ24fから出力された信号の高周波数成分は、ローパスフィルタ24iによってフィルタリングされる。ローパスフィルタ24iからは、フィルタリングによって生成された第2の高周波の同相成分(アナログ信号)が出力される。
移相器24hは、高周波原信号に90°の位相を与えることにより生成した高周波を出力する。移相器24hから出力された高周波はミキサ24gにおいて、他方の第2の高周波とミキシングされる。ミキサ24gからは、移相器24hからの高周波と他方の第2の高周波との乗算により得られる信号が出力される。ミキサ24gから出力された信号の高周波数成分は、ローパスフィルタ24jによってフィルタリングされる。ローパスフィルタ24jからは、フィルタリングによって生成された第2の高周波の直交成分(アナログ信号)が出力される。
A/D変換器24kは、ローパスフィルタ24dからの第1の高周波の同相成分(アナログ信号)、及び、ローパスフィルタ24eからの第1の高周波の直交成分(アナログ信号)に対して、A/D変換を実行する。A/D変換器24mは、ローパスフィルタ24iからの第2の高周波の同相成分(アナログ信号)、及び、ローパスフィルタ24jからの第2の高周波の直交成分(アナログ信号)に対してA/D変換を実行する。A/D変換器24k及びA/D変換器24mにおけるA/D変換により、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRが、それぞれデジタル信号として生成される。図1に示すように、A/D変換器24k及びA/D変換器24mは、制御部22に接続されている。制御部22には、A/D変換器24kから第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMFが入力され、A/D変換器24mから第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRが入力される。
制御部22の第1の行列演算部22aは、第1の行列演算を実行する。第1の行列演算は、四つの多項式の演算に相当する。第1の行列演算部22aは、第1の行列演算の実行によって、出力部18における進行波の同相成分の第1の推定値IE1、出力部における進行波の直交成分の第2の推定値QE2、出力部における反射波の同相成分の第3の推定値IE3、及び、出力部における反射波の直交成分の第4の推定値QE4を求めるよう構成されている。
四つの多項式の各々は、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRを多変数として含む。第1の行列演算において用いられる係数の一以上の行列は、同相成分IMF、直交成分QMF、同相成分IMR、及び、直交成分QMRから、第1の推定値IE1、第2の推定値QE2、第3の推定値IE3、及び、第4の推定値QE4が得られるよう予め決定されている。
下記の式(1)は、第1の行列演算を表す。式(1)において、Aは4行4列の係数の行列であり、Bは4行4列の係数の行列であり、Cは4行1列の係数の行列である。また、式(1)においてj、kは1以上の整数である。即ち、第1の行列演算の式の右辺は、係数の一以上の行列を含む。
Figure 0006778639
式(1)は一般化された式であり、第1の行列演算では、同相成分IMF、直交成分QMF、同相成分IMR、及び、直交成分QMRから、第1の推定値IE1、第2の推定値QE2、第3の推定値IE3、及び、第4の推定値QE4が最適に推定されるように、式(1)に基づき予め選択された式の演算が行われる。第1の行列演算は、少なくとも式(1)の右辺の第1項の演算を含む。第1の行列演算は、式(1)の右辺の第1項の演算として、同相成分IMF、直交成分QMF、同相成分IMR、及び、直交成分QMRの1次の項の演算及び一以上の高次の項の演算を含んでいてもよい。一例では、第1の行列演算は、式(1)の右辺の第1項の演算として、同相成分IMF、直交成分QMF、同相成分IMR、及び、直交成分QMRの1次の項の演算、3次の項の演算、及び、5次の項の演算を含んでいてもよい。
第1の行列演算は、式(1)の右辺の第2項及び第3項の少なくとも一方の演算を更に含んでいてもよい。第2項において、f1_k(IMF,QMF)は、IMF又はそのべき乗とQMF又はそのべき乗との積を含む関数であり、f2_k(IMF,QMF)は、IMF又はそのべき乗とQMF又はそのべき乗との商を含む関数であり得る。第2項において、f3_k(IMR,QMR)は、IMR又はそのべき乗とQMR又はそのべき乗との積を含む関数であり、f4_k(IMF,QMF)は、IMR又はそのべき乗とQMR又はそのべき乗との商を含む関数であり得る。
第1の変換部22bは、第1の推定値IE1及び第2の推定値QE2から出力部18における進行波のパワーの推定値PEF及び位相の推定値θEFを求める。第1の変換部22bは、第3の推定値IE3及び第4の推定値QE4から出力部18における反射波のパワーの推定値PER及び位相の推定値θERを更に求めてもよい。なお、第1の変換部22bにおける演算は、以下の式(2a)〜(2d)で定義される。
Figure 0006778639
フィードバック制御部22cは、第1の推定値IE1及び第2の推定値QE2から求められる出力部18における高周波のパワーの推定値及び位相の推定値の、パワーの目標値P及び位相の目標値θに対する誤差を減少させるよう、補正されたパワーP及び補正された位相θを求める。一実施形態では、フィードバック制御部22cは、パワーの推定値PEF及び位相の推定値θEFを、出力部18における高周波のパワーの推定値及び位相の推定値として用いてもよい。或いは、フィードバック制御部22cは、パワーの推定値PEFからパワーの推定値PERを減算することによって得たパワーを、出力部18における高周波のパワーの推定値として用い、位相の推定値θEFを出力部18における高周波の位相の推定値として用いてもよい。このフィードバック制御部22cは、例えばPID制御により、補正されたパワーP及び補正された位相θを求め得る。
第2の変換部22dは、補正されたパワーP及び補正された位相θを当該パワーP及び位相θcに対応するIQ平面上での同相成分I及び直交成分Qに変換する。この変換においては、高周波原信号と同一の周波数の原信号が用いられる。一実施形態では、同相成分I及び直交成分Qがそのまま、同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルをそれぞれ定める同相成分I及び直交成分Qとして用いられる。別の実施形態では、第2の行列演算部22eにより、同相成分I(第1の同相成分)及び直交成分Q(第1の直交成分)から、同相成分I(第2の同相成分)及び直交成分Q(第2の直交成分)が求められる。同相成分I及び直交成分Qは、同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルをそれぞれ定める同相成分I及び直交成分Qとして用いられる。
第2の行列演算部22eは、第2の行列演算を実行して、同相成分I及び直交成分Qを求める。第2の行列演算は、同相成分I及び直交成分Qを多変数として各々が含む二つの多項式の演算である。第2の行列演算に用いられる係数の行列は、出力部18における高周波のパワー及び位相の、パワーの目標値及び位相の目標値に対する誤差を減少させるよう予め決定されている。
下記の式(3)は、第2の行列演算を表す。式(3)において、Dは2行2列の係数の行列であり、Eは2行2列の係数の行列であり、Hは2行1列の係数の行列である。また、式(3)において、m、nは、1以上の整数である。即ち、第2の行列演算の式の右辺は、係数の一以上の行列を含む。
Figure 0006778639
式(3)は一般化された式であり、第2の行列演算では、同相成分I及び直交成分Qから同相成分I及び直交成分Qが最適に推定されるように、式(3)に基づき予め選択された式の演算が行われる。第2の行列演算は、少なくとも式(3)の右辺の第1項の演算を含む。第2の行列演算は、式(3)の右辺の第1項の演算として、同相成分I及び直交成分Qの1次の項の演算及び一以上の高次の項の演算を含んでいてもよい。一例では、第2の行列演算は、式(3)の右辺の第1項の演算として、同相成分I及び直交成分Qの1次の項の演算、3次の項の演算、及び、5次の項の演算を含んでいてもよい。
第2の行列演算は、式(3)の右辺の第2項及び第3項の少なくとも一方の演算を更に含んでいてもよい。第2項において、g1_n(I,Q)は、I又はそのべき乗とQ又はそのべき乗との積を含む関数であり、g2_n(I,Q)は、I又はそのべき乗とQ又はそのべき乗との商を含む関数であり得る。
第2の行列演算部22eは、D/A変換器26に接続されている。D/A変換器26は同相成分I及び直交成分Qに対してD/A変換を適用して、アナログの同相信号I及び直交信号Qを生成する。同相信号Iのレベルは、同相成分Iによって定められ、直交信号Qのレベルは、直交成分Qによって定められる。
方向性結合器20から出力される第1の高周波は、進行波の一部のみでなく、反射波の一部を含む。また、方向性結合器20から出力される第2の高周波は、反射波の一部のみでなく、進行波の一部を含む。即ち、方向性結合器20は、進行波と反射波を互いに完全に分離することはできない。一方、上述した四つの多項式の各々には、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRが多変数として含まれている。したがって、この四つの多項式の演算である第1の行列演算によれば、第1の高周波における反射波の干渉の影響及び第2の高周波における進行波の干渉の影響が補正されて、第1の推定値IE1、第2の推定値QE2、第3の推定値IE3、及び、第4の推定値QE4が求められる。故に、出力部18における進行波の同相成分及び直交成分、並びに、出力部18における反射波の同相成分及び直交成分に対して誤差の少ない第1〜第4の推定値が得られる。高周波発生器10では、かかる第1〜第4の推定値に基づいて、ベクトル乗算器12のIQ変調に用いられる同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルが決定されるので、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度が高くなる。
一実施形態では、第1の行列演算に、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRの高次の項の演算が含まれる。これにより、第1〜第4の推定値がより高い精度で求められる。
高周波がベクトル乗算器12から出力部18まで伝搬すると、高周波のパワー及び位相の変化が生じ得る。一実施形態では、第2の行列演算により、ベクトル乗算器12から出力部までの間における高周波のパワー及び位相の変化を補正するように、同相成分I及び直交成分Qが求められる。かかる同相成分I及び直交成分Qから、ベクトル乗算器12でのIQ変調に用いられる同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルが決定されるので、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度が更に高められる。
ここで、ベクトル乗算器12から出力される高周波は、ある割合で当該ベクトル乗算器12に入力される高周波に干渉する。また、サーキュレータの第1ポート16aから第2ポート16bまでの間で、高周波には位相の変化が生じる。サーキュレータ16における高周波の位相の変化量は、当該高周波のパワーに依存する。ベクトル乗算器12からサーキュレータ16の第2ポート16bまでの間におけるこのような高周波の変化は、高次の干渉として表され得る。このような高次の干渉を前提として、ベクトル乗算器12に与えられる同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルが設定されることにより、所望のパワー及び位相に対して更に誤差が低減されたパワー及び位相を有する高周波(進行波)が出力部18において得られる。一実施形態では、第2の行列演算に、同相成分I及び直交成分Qの高次の項の演算が含まれる。この実施形態によれば、第2の行列演算により得られた同相成分I及び直交成分Qにより同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルが設定されるので、所望のパワー及び位相に対して、出力する高周波のパワー及び位相の制御の精度が更に高められる。
また、高周波発生器10は、モータといった機械的要素の制御を行うことなく、負荷に供給する高周波のパワー及び/又は位相の高速な制御が可能である。したがって、高周波発生器10は、高周波のパワー及び/又は位相の高速な制御が要求される用途において高周波の発生源として利用され得る。このような用途としては、原子層堆積プロセスを実行するプラズマ処理装置、プラズマ着火前の正確な電力制御を必要とするプラズマ処理装置、又は、プラズマを利用しないプロセスを実行する処理装置(例えば、マイクロ波直接加熱装置)が挙げられる。
以下、第1の行列演算において用いられる係数の行列を予め求める手法について説明する。第1の行列演算において用いられる係数の行列は、実験的に求められる。なお、第1の行列演算は、上述したように、式(1)で一般化される式の演算である。第1の行列演算において実際に用いられる式としては、式(1)で一般化される式の中から、出力部18における進行波の同相成分及び直交成分、並びに、出力部18における反射波の同相成分及び直交成分を、同相成分IMF、直交成分QMF、同相成分IMR、及び、直交成分QMRから推定するのに適した式が、予め選択される。
図5及び図6は、第1の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に求めるためのシステムの例を示す図である。図5に示すシステム50は、高周波発生器10、方向性結合器52、ダミーロード54、ネットワークアナライザ58、及び、コンピュータ装置60を更に備えている。
方向性結合器52は、第1ポート52a、第2ポート52b、第3ポート52c、及び、第4ポート52dを有している。方向性結合器52は、その外部から第1ポート52aに入力された高周波を第2ポート52bから出力し、第1ポート52aから第2ポート52bに伝搬する高周波の一部を含む高周波を第3ポート52cから出力し、その外部から第2ポート52bに入力された高周波の一部を含む高周波を第4ポート52dに出力するように構成されている。方向性結合器52の第1ポート52aには、高周波発生器10の出力部18が接続されている。方向性結合器52の第2ポート52bには、ダミーロード54が接続されている。ダミーロード54は、第2ポート52bから出力される高周波を吸収するよう構成されている。したがって、システム50は、第2ポート52bに反射波が戻されないように構成されている。
方向性結合器52の第3ポート52cには、ネットワークアナライザ58が接続されている。ネットワークアナライザ58は、方向性結合器52の第3ポート52cから出力される高周波のパワー及び位相を検出し、当該パワー及び位相を、コンピュータ装置60に出力するよう、コンピュータ装置60に接続されている。コンピュータ装置60は、高周波発生器10の復調器24から、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRを受けるよう、当該復調器24に接続されている。
コンピュータ装置60は、制御部22の代わりに、ベクトル乗算器12に同相信号I及び直交信号Qを与えるよう、高周波発生器10に接続されている。また、コンピュータ装置60は、方向性結合器52の第3ポート52cから出力される高周波のパワー及び位相をネットワークアナライザ58から受け、当該パワー及び位相を有する高周波の同相成分IM1及び直交成分QM1を求めるように構成されている。
図6に示すシステム70は、高周波発生器10Bを有している。高周波発生器10Bは、高周波発生器10と同様の高周波発生器である。システム70は、方向性結合器20、方向性結合器72、ダミーロード74、復調器24、ネットワークアナライザ78、及び、コンピュータ装置60を更に備えている。
方向性結合器72は、第1ポート72a、第2ポート72b、第3ポート72c、及び、第4ポート72dを有している。方向性結合器72は、その外部から第1ポート72aに入力された高周波を第2ポート72bから出力し、第1ポート72aから第2ポート72bに伝搬する高周波の一部を含む高周波を第3ポート72cから出力し、その外部から第2ポート72bに入力された高周波の一部を含む高周波を第4ポート72dに出力するように構成されている。方向性結合器72の第1ポート72aには、高周波発生器10Bの出力部18が接続されている。
方向性結合器20は、高周波発生器10の方向性結合器20である。システム70において、方向性結合器20の第2ポート20bは、方向性結合器72の第2ポート72bに接続されている。方向性結合器20の第1ポート20aには、ダミーロード74が接続されている。ダミーロード74は、第1ポート20aから出力される高周波を吸収するよう構成されている。したがって、システム70は、第1ポート20aに反射波が戻されないように構成されている。
復調器24は高周波発生器10の復調器24である。復調器24は、方向性結合器20の第3ポート20cから出力される高周波の同相成分IMF及び直交成分QMFを求めるように構成されている。また、復調器24は、方向性結合器20の第4ポート20dから出力される高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRを求めるように構成されている。この復調器24は、同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、同相成分IMR及び直交成分QMRをコンピュータ装置60に出力するよう、コンピュータ装置60に接続されている。
ネットワークアナライザ78は、原信号発生器30の代わりに、高周波発生器10Bのベクトル乗算器12に高周波原信号を供給するよう、高周波発生器10Bに接続されている。ネットワークアナライザ78は、方向性結合器72の第3ポート72cから出力される高周波のパワー及び位相を検出し、当該パワー及び位相をコンピュータ装置60に出力するよう、コンピュータ装置60に接続されている。
システム70において、コンピュータ装置60は、制御部22の代わりに、ベクトル乗算器12に同相信号I及び直交信号Qを与えるよう、高周波発生器10Bに接続されている。また、コンピュータ装置60は、方向性結合器72の第3ポート72cから出力される高周波のパワー及び位相をネットワークアナライザ78から受け、当該パワー及び位相を有する高周波の同相成分IM2及び直交成分QM2を求めるように構成されている。
第1の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に求める際には、ネットワークアナライザ58から、高周波原信号が高周波発生器10のベクトル乗算器12に与えられる。また、コンピュータ装置60から、同相信号I及び直交信号Qが高周波発生器10のベクトル乗算器12に与えられる。そして、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRが、高周波発生器10の復調器24からコンピュータ装置60によって取得される。さらに、方向性結合器52の第3ポート52cから出力される高周波のパワー及び位相がネットワークアナライザ58によって検出され、当該パワー及び位相を有する高周波の同相成分IM1及び直交成分QM1がコンピュータ装置60によって取得される。かかる処理が、異なるレベルを有する同相信号I及び異なるレベルを有する直交信号Qの複数のセットを用いて実行されることにより、(IMF,QMF,IMR,QMR)と対応の(IM1,QM1,0,0)を各々が含む複数の第1のデータセットが得られる。
また、システム70のネットワークアナライザ78から、高周波原信号が高周波発生器10Bのベクトル乗算器12に与えられる。また、コンピュータ装置60から、同相信号I及び直交信号Qが高周波発生器10Bのベクトル乗算器12に与えられる。そして、システム70の復調器24から、同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、同相成分IMR及び直交成分QMRがコンピュータ装置60によって取得される。さらに、方向性結合器72の第3ポート72cから出力される高周波のパワー及び位相がネットワークアナライザ78によって検出され、当該パワー及び位相を有する高周波の同相成分IM2及び直交成分QM2がコンピュータ装置60によって取得される。かかる処理が、異なるレベルを有する同相信号I及び異なるレベルを有する直交信号Qの複数のセットを用いて実行されることにより、(IMF,QMF,IMR,QMR)と対応の(0,0,IM2,QM2)を各々が含む複数の第2のデータセットが得られる。
そして、複数の第1のデータセットのそれぞれの(IMF,QMF,IMR,QMR)を第1の行列演算の式の多変数として用いることにより得られる(IE1,QE2,IE3,QE4)と対応の(IM1,QM1,0,0)との間の距離、及び、複数の第2のデータセットのそれぞれの(IMF,QMF,IMR,QMR)を第1の行列演算の式の多変数として用いることにより得られる(IE1,QE2,IE3,QE4)と対応の(0,0,IM2,QM2)との間の距離を最小化するように、第1の行列演算において用いられる係数の一以上の行列の各要素がコンピュータ装置60によって求められる。係数の一以上の行列の各要素を求める方法は、例えば、最小二乗法であり得る。求められた係数の一以上の行列は、例えば制御部22のメモリといった記憶素子に記憶され、当該制御部22における第1の行列演算において利用される。
以下、第2の行列演算において用いられる係数の行列を予め求める手法について説明する。第2の行列演算において用いられる係数の行列は、実験的に求められる。なお、第2の行列演算は、上述したように、式(3)で一般化される式の演算である。第2の行列演算において実際に用いられる式としては、式(3)で一般化される式の中から、所望のパワー及び位相を有する高周波が出力部18において得られるように同相成分I及び直交成分Qを同相成分I及び直交成分Qに変換する式が、予め選択される。
図7は、第2の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に求めるためのシステムの例を示す図である。第2の行列演算において用いられる係数の行列を求めるためには、例えば図7に示すシステム90が用いられる。システム90は、高周波発生器10、方向性結合器92、ダミーロード94、ネットワークアナライザ96、及び、コンピュータ装置98を備える。
方向性結合器92は、第1ポート92a、第2ポート92b、第3ポート92c、及び、第4ポート92dを有する。第1ポート92aには、高周波発生器10の出力部18が接続されている。方向性結合器92は、その外部から第1ポート92aに入力する高周波を第2ポート92bから出力し、第1ポート92aから第2ポート92bに伝搬する高周波の一部を含む高周波を第3ポート92cから出力し、その外部から第2ポート92bに入力する高周波の一部を含む高周波を第4ポート92dから出力するように構成されている。第2ポート92bには、ダミーロード94が接続されている。ダミーロード94は、第2ポート92bからの高周波を吸収するように構成されている。
方向性結合器92の第3ポート92cには、ネットワークアナライザ96が接続されている。ネットワークアナライザ96は、方向性結合器92の第3ポート92cからの高周波のパワー及び位相をコンピュータ装置98に出力するように、コンピュータ装置98に接続されている。
コンピュータ装置98は、高周波発生器10のベクトル乗算器12に同相信号I及び直交信号Qを与えるように構成されている。また、コンピュータ装置98は、方向性結合器92の第3ポート92cから出力される高周波のパワー及び位相をネットワークアナライザ96から受け、当該パワー及び位相から出力部18における進行波の同相成分I及び直交成分Qを求めるよう構成されている。
第1の行列演算において用いられる係数の行列を実験的に決定する際には、高周波発生器10のベクトル乗算器12に、原信号発生器30から高周波原信号が与えられる。また、コンピュータ装置98から、同相信号I及び直交信号Qが高周波発生器10のベクトル乗算器12に与えられる。なお、同相信号Isのレベルは同相成分I2aで特定され、直交信号Qのレベルは直交成分Q2aで特定されるものとする。そして、コンピュータ装置98によって、同相成分I及び直交成分Qが求められる。次いで、コンピュータ装置98によって、IQ平面上でのベクトル(I、Q)の原点を基点とした長さが、増幅器14の増幅率が縮小率として用いられることにより、縮小される。これにより、同相成分I及び直交成分Qから、同相成分I1a及び直交成分Q1aが得られる。かかる処理が、異なるレベルを有する同相信号I及び異なるレベルを有する直交信号Qの複数のセットを用いて実行されることにより、(I2a,Q2a)と対応の(I1a,Q1a)を各々が含む複数の第3のデータセットが得られる。
次いで、コンピュータ装置98により、複数の第3のデータセットのそれぞれの(I1a,Q1a)を第2の行列演算の式の多変数として用いることにより得られる(I,Q)と対応の(I2a,Q2a)との間の距離を最小化するように、第2の行列演算に用いられる係数の一以上の行列の各要素が求められる。係数の一以上の行列の各要素を求める方法は、例えば、最小二乗法であり得る。求められた係数の一以上の行列は、例えば制御部22のメモリといった記憶素子に記憶され、当該制御部22における第2の行列演算において利用される。
以下、高周波発生器10を備えたプラズマ処理装置の実施形態について説明する。図8は、一実施形態に係るプラズマ処理装置を示す図である。図8においては、その一部が破断された状態でプラズマ処理装置が示されている。図8に示すプラズマ処理装置は、高周波発生器10、チャンバ本体102、ステージ104、排気装置106、アンテナ108、及び、主制御部110を備えている。
チャンバ本体102は、その内部空間をチャンバ102cとして提供している。チャンバ102cには、ステージ104が設けられている。ステージ104は、被加工物Wをその上に支持するように構成されている。チャンバ本体102の側壁には、開口102pが形成されている。被加工物Wは、チャンバ本体102の外部からチャンバ102cに搬入されるとき、及び、チャンバ102cからチャンバ本体102の外部に搬出されるときに、開口102pを通過する。チャンバ本体102の側壁には、ゲートバルブ112が取り付けられている。このゲートバルブ112は、開口102pの開閉のために設けられている。
排気装置106は、チャンバ102cを減圧するよう、チャンバ102cに接続されている。排気装置106は、ターボ分子ポンプといった減圧ポンプ、及び、圧力制御弁といった圧力制御装置を有し得る。
プラズマ処理装置100においてプラズマ処理が実行される際には、チャンバ102cに処理ガスが供給される。また、排気装置106によって、チャンバ102c内の圧力が減圧される。チャンバ102cに供給された処理ガスは、アンテナ108から導入される高周波(例えば、マイクロ波)によって励起される。アンテナ108は、例えばステージ104の上方に設けられている。アンテナ108には、高周波発生器10の出力部18が接続されている。一実施形態では、高周波発生器10はインピーダンス整合用のチューナを介さずに、アンテナ108に接続されている。この高周波発生器10には原信号発生器30が接続されている。上述したように、高周波発生器10は所望のパワー及び位相に対して誤差の少ないパワー及び位相を有する高周波を出力部18から出力することができる。したがって、高周波発生器10の負荷には、チューナを用いなくても、所望のパワー及び位相に対して誤差の少ないパワー及び位相を有する高周波が供給される。
主制御部110は、コンピュータ装置であることができ、プロセッサ、メモリといった記憶装置、キーボードといった入力装置、表示装置、及び、信号の入出力インタフェイスを備え得る。主制御部110の記憶装置には、制御プログラム及びレシピデータが記憶されている。主制御部110は、制御プログラム及びレシピデータに従ってプラズマ処理装置100の各部を制御する。主制御部110は、例えば、上述したパワーの目標値P及び位相の目標値θを、高周波発生器10の制御部22に与えるように構成されている。
一実施形態において、高周波発生器10の制御部22は、当該高周波発生器10からの高周波の供給開始時に、第1の推定値IE1及び第2の推定値QE2から求められる出力部18における進行波のパワーと第3の推定値IE3及び第4の推定値QE4から求められる出力部18における反射波のパワーとの差を、パワーの目標値Pに一致させるか又は近づけるように、同相信号Iのレベル及び直交信号Qのレベルを決定する。これにより、例えば、プラズマ処理装置100において原子層堆積プロセスが実行される場合において、プラズマの生成のために高周波発生器10から高周波の供給を開始するときに、負荷に結合される高周波のパワーがパワーの目標値Pに一致するか又は近付くように当該高周波のパワーが高速に制御される。
なお、図8に示す例では、プラズマ処理装置100は、一つの高周波発生器10を備えているが、複数の高周波発生器10を備えていてもよい。複数の高周波発生器10は、原信号発生器30とアンテナ108との間で並列に設けられる。即ち、複数の高周波発生器10は、原信号発生器30から分配される高周波原信号を受け、発生した高周波をアンテナ108に供給するように設けられる。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、変形態様において、高周波発生器10は、マイクロ波ではなく、LF帯からVHF帯に属する高周波を発生してもよい。この場合に、高周波発生器10は、復調器24に代えて、検出器を備える。検出器は、方向性結合器20の第3ポート20cから出力される第1の高周波のパワー及び位相を検出し、方向性結合器20の第4ポート20dから出力される第2の高周波のパワー及び位相を検出する。制御部22は、検出器によって検出された第1の高周波のパワー及び位相から、第1の高周波の同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、第2の高周波の同相成分IMR及び直交成分QMRを求める復調部を有する。復調部によって求められた同相成分IMF及び直交成分QMF、並びに、同相成分IMR及び直交成分QMRは、第1の行列演算部22aに入力される。
高周波発生器10が、LF帯からVHF帯に属する高周波を発生する場合には、プラズマ処理装置100は、アンテナに代えて、高周波電極を有し得る。この場合には、高周波電極からチャンバ102c内に導入される高周波によって、チャンバ102c内のガスが励起される。
10…高周波発生器、12…ベクトル乗算器、14…増幅器、16…サーキュレータ、16a…第1ポート、16b…第2ポート、16c…第3ポート、18…出力部、20…方向性結合器、20a…第1ポート、20b…第2ポート、20c…第3ポート、20d…第4ポート、22…制御部、100…プラズマ処理装置、102…チャンバ本体、104…ステージ、106…排気装置、108…アンテナ、110…主制御部。

Claims (9)

  1. 高周波原信号にIQ変調を適用して変調波を生成するよう構成されたベクトル乗算器と、
    前記変調波を増幅して増幅高周波を生成し、該増幅高周波を出力するよう構成された増幅器と、
    第1ポート、第2ポート、及び、第3ポートを有し、前記増幅器からの前記増幅高周波を該第1ポートで受け、該第1ポートに入力された高周波を該第2ポートから出力し、該第2ポートに入力された高周波を該第3ポートから出力するように設けられたサーキュレータと、
    前記第2ポートに接続された出力部と、
    前記増幅器から前記出力部に伝搬する進行波の一部を含む第1の高周波を出力し、前記出力部に戻される反射波の一部を含む第2の高周波を出力するよう構成された方向性結合器と、
    前記第1の高周波の同相成分及び直交成分、並びに、前記第2の高周波の同相成分及び直交成分に基づいて、前記ベクトル乗算器の前記IQ変調に用いられる同相信号のレベル及び直交信号のレベルを決定するように構成された制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の高周波の前記同相成分及び前記直交成分、並びに、前記第2の高周波の前記同相成分及び前記直交成分を多変数として各々が含む四つの多項式の演算である第1の行列演算を実行して、前記出力部における前記進行波の同相成分の第1の推定値、該出力部における該進行波の直交成分の第2の推定値、該出力部における前記反射波の同相成分の第3の推定値、及び、該出力部における該反射波の直交成分の第4の推定値を求め、
    少なくとも前記第1の推定値及び前記第2の推定値から求められる前記出力部における高周波のパワーの推定値及び位相の推定値の、パワーの目標値及び位相の目標値に対する誤差を減少させるように、前記同相信号の前記レベル及び前記直交信号の前記レベルを決定する、
    よう構成されており、
    前記第1の行列演算において用いられる係数の行列は、前記第1の高周波の前記同相成分及び前記直交成分、並びに、前記第2の高周波の前記同相成分及び前記直交成分から、前記第1の推定値、前記第2の推定値、前記第3の推定値、及び、前記第4の推定値が得られるよう予め決定されている、
    高周波発生器。
  2. 前記第1の行列演算は、前記第1の高周波の前記同相成分及び前記直交成分、並びに、前記第2の高周波の前記同相成分及び前記直交成分のそれぞれの高次の項の演算を含む、請求項1に記載の高周波発生器。
  3. 前記制御部は、
    前記パワーの前記推定値及び前記位相の前記推定値の、前記パワーの前記目標値及び前記位相の前記目標値に対する誤差を減少させるよう、補正されたパワー及び補正された位相を求め、
    前記補正されたパワー及び前記補正された位相に対応するIQ平面上での第1の同相成分及び第1の直交成分を求め、
    前記第1の同相成分及び前記第1の直交成分を多変数として各々が含む二つの多項式の演算である第2の行列演算を実行して、前記同相信号の前記レベル及び前記直交信号の前記レベルをそれぞれ定める第2の同相成分及び第2の直交成分を求める、
    ように構成されており、
    前記第2の行列演算に用いられる係数の行列は、前記出力部における前記高周波のパワー及び位相の、前記パワーの前記目標値及び前記位相の前記目標値に対する誤差を減少させるよう予め決定されている、
    請求項1又は2に記載の高周波発生器。
  4. 前記第2の行列演算は、前記第1の同相成分及び前記第1の直交成分のそれぞれの高次の項の演算を含む、請求項3に記載の高周波発生器。
  5. 該高周波発生器の前記出力部から出力される高周波はマイクロ波であり、
    前記第1の高周波及び前記第2の高周波に対するIQ復調により、前記第1の高周波の前記同相成分及び前記直交成分、並びに、前記第2の高周波の前記同相成分及び前記直交成分を生成する復調器を更に備える、
    請求項1又は2に記載の高周波発生器。
  6. 前記制御部は、フィールドプログラマブルゲートアレイ又はプロセッサから構成されている、請求項1〜5の何れか一項に記載の高周波発生器。
  7. チャンバを提供するチャンバ本体と、
    前記チャンバ内に供給されたガスを励起させるために高周波を供給するよう構成された請求項1〜6の何れか一項に記載の高周波発生器と、
    を備えるプラズマ処理装置。
  8. 前記高周波発生器は請求項5に記載の高周波発生器であり、
    該プラズマ処理装置は、前記高周波発生器の前記出力部に接続されており、前記高周波発生器から供給される高周波を前記チャンバ内に導入するよう構成されたアンテナを更に備え、
    前記高周波発生器は、インピーダンス整合用のチューナを介さずに、前記アンテナに接続されている、
    請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記高周波発生器の前記制御部は、該高周波発生器による高周波の供給開始時に、前記第1の推定値及び前記第2の推定値から求められる前記出力部における進行波のパワーと前記第3の推定値及び前記第4の推定値から求められる前記出力部における反射波のパワーとの差を、前記パワーの前記目標値に一致させるか又は近づけるように、前記同相信号の前記レベル及び前記直交信号の前記レベルを決定する、請求項7又は8に記載のプラズマ処理装置。
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