JP6778227B2 - 映像表示システム、映像表示方法及び映像表示プログラム - Google Patents

映像表示システム、映像表示方法及び映像表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ディスプレイを用いてコンテンツ映像を仮想現実空間として見ることができる映像表示システム、映像表示方法及び映像表示プログラムに関する。特に本発明は、三次元(VR)ディスプレイを用いて立体視可能な三次元コンテンツ視聴中にユーザに匂いを提供してゲームへの没入感を向上することができる映像表示システム、映像表示方法及び映像表示プログラムに関する。
近年、三次元ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、Head Mounted Display、HMDともいう)を用いて立体視可能なゲーム等の仮想現実空間である三次元コンテンツを視聴することが行われている。この三次元コンテンツは、ユーザが視聴中に、例えば、ゲーム背景やキャラクタを三次元画像として効果音と共に鑑賞することができるため、臨場感のあるゲームを楽しむことができる。
また、ゲームのコイン投入部にコインが投入されたと判断した場合に、匂い制御部が匂い発生部の香料が入った容器の蓋を開き、たこやきの匂いを発生させることにより、プレーヤにゲームの内容を容易に理解させる技術が特許文献1に記載されている。
特開2010−82142号公報
この特許文献1に記載された技術は、ゲーム環境に応じた匂いをユーザに提供することができるものの、ユーザに提供する匂いの強さ(匂い強度)は一定であり、現実空間における匂いの強弱等を考慮しておらず臨場感及び没入感に乏しいという課題を招く可能性があった。
また、アドベンチャーゲームやロールプレイングゲームにおいては主人公等のキャラクタが多種多様のゲーム場面(シーンと呼ぶ)において行動する際に画像・音に基づいて行動するものであり、行動の契機として画像(例えば、部屋の隅に設置された宝箱等のツール)及び効果音(興奮を喚起する効果音他)を使用するものであるが、これら画像及び効果音だけでは臨場感及び没入感が充分とは言いがたいものであった。
本発明の目的は、前述の従来技術による課題を解決することであり、VR環境におけるシーン又は進行に応じた匂いを段階的にユーザに提供することによって、VRコンテンツの仮想現実における臨場感又は没入感を向上することができる映像表示システム、映像表示方法及び映像表示プログラムを提供することである。
非限定的な観点によると、本発明は、建物を含む仮想現実空間の複数の画像シーンにオブジェクトを配置し、ユーザ操作に応じたキャラクタから見た画像をディスプレイに表示制御する制御手段を含み、前記仮想現実空間における建物内に開閉するドアを有する壁により遮られる空間を形成し、該空間内に匂いを発するオブジェクトが置かれ、該オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアを設定した映像表示システムであって、
芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、
芳香を発生する契機となるものであって、前記仮想現実空間における前記オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアに対応した芳香の強さを設定した芳香発生条件及び芳香種類を設定した芳香管理テーブルとを備え、
前記制御手段が、
前記オブジェクトに対応する芳香発生条件及び芳香種類芳香管理テーブルから取得し、芳香発生手段を用い、該取得した芳香発生条件基づいて前記取得した芳香種類の芳香を前記取得した強さで発生させことを主な特徴とする。
非限定的な観点によると、本発明は、開閉するドアを有する壁により遮られる空間内に匂いを発するオブジェクトが置かれた建物を含む仮想現実空間の複数の画像シーンにオブジェクトを配置し、ユーザ操作に応じたキャラクタから見た画像を表示するディスプレイと、
芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、
芳香を発生する契機となるものであって、前記仮想現実空間における該オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアに対応した芳香の強さを設定した芳香発生条件及び芳香種類を設定した芳香管理テーブルと、
前記ディスプレイと芳香発生手段とを制御する制御手段と、
を備えたコンピュータシステムの映像表示プログラムであって、
前記制御手段に、
前記オブジェクトに対応する芳香発生条件及び芳香種類芳香管理テーブルから取得する手順と、
前記芳香発生手段を用い、前記取得した芳香発生条件基づいて前記取得した芳香種類の芳香を前記取得した強さで発生させる手順とを実行させことを特徴とする。
非限定的な観点によると、本発明は、開閉するドアを有する壁により遮られる空間内に匂いを発するオブジェクトが置かれた建物を含む仮想現実空間の複数の画像シーンにオブジェクトを配置し、ユーザ操作に応じたキャラクタから見た画像を表示するディスプレイと、
芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、
芳香を発生する契機となるものであって、前記仮想現実空間における該オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアに対応した芳香の強さを設定した芳香発生条件及び芳香種類を設定した芳香管理テーブルと、
前記ディスプレイと芳香発生手段とを制御する制御手段と、
を備えたコンピュータシステムの映像表示方法であって、
前記制御手段に、
前記オブジェクトに対応する芳香発生条件及び芳香種類芳香管理テーブルから取得する手順と、
前記芳香発生手段を用い、前記取得した芳香発生条件基づいて前記取得した芳香種類の芳香を前記取得した強さで発生させる手順とを実行させことを特徴とする。
本発明による映像表示システム、映像表示方法及び映像表示プログラムは、仮想現実空間における建物内に開閉するドアを有する壁により遮られる空間内に芳香(匂い)を発するオブジェクトが置かれた画像シーンにおいて、登場するオブジェクトに対応する芳香をオブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態に応じて複数のエリアに応じた強さの芳香(匂い)を発生させることによって、VRコンテンツの仮想現実における臨場感及び没入感を向上することができる。
本発明の対象となる三次元ヘッドマウントディスプレイを用いてコンテンツを視聴する全体構成例を示す図である。 本実施例による三次元コンテンツを提供するハードウェア構成例を示す図である。 本実施例による映像表示システムによる芳香提供原理を説明するための図である。 本実施例による芳香管理テーブルを示す図である。 本実施例による映像表示システムの主動作を説明するための図である。
以下、本発明の一実施例によるVR環境画像の視聴中に芳香を提供する、映像表示方法及び映像表示プログラムを実現する映像表示システムを図面を参照して説明する。なお、本出願における芳香とは、空気中を漂ってきて嗅覚を刺激するものであって、「良いにおい(匂い)」に限られるものではなく「悪臭(臭い)」も含むものとする。
[構成]
本発明の対象とする映像表示システムは、三次元の画像等の仮想現実空間用のコンテンツをユーザに対して三次元ヘッドマウントディスプレイ(HMD)(ディスプレイの一例に相当)を用いて芳香と共に提供する。このシステムは、例えば、図1に示す如く、三次元の画像等のコンテンツデータ及びHMD用アプリケーションソフトウェアをインストールしたコンピュータ10と、該コンピュータ10の通常の画像出力先であるディスプレイ12と、該コンピュータ10を操作するための入力デバイスであるキーボード13及びマウス14と、ユーザ15の頭部に装着され、芳香発生部が付属したヘッドマウントディスプレイ20と、該コンテンツデータがゲームの際にはゲーム専用のコントローラ(図示せず)とを備える。
なお、本実施例においてはコンピュータと芳香発生部が付属したヘッドマウントディスプレイを含む構成を映像表示システムと呼ぶが、図1に示した構成に限られるものではなく、例えば、芳香発生部が付属したヘッドマウントディスプレイとゲーム機器とを含む構成、芳香発生部が付属したヘッドマウントディスプレイと本発明の動作を実行するためのデータ及びプログラムを格納した記憶媒体を含む構成も映像表示システムである。
このコンピュータ10は、匂い又は臭いを発生する芳香発生部56付きのヘッドマウントディスプレイ20に接続され、図2に示すごとく、一般のパーソナルコンピュータ同様に、CPU51、メモリ52、HDD(ハードディスク装置)50、通信部53、ヘッドマウントディスプレイ20に映像を提供する表示制御部55と、音響効果音等を発生する音声処理部58、GPU(図示せず)、各種インフェース等のハードウェアにより構成され、該HDD50等の記憶手段に記憶したOS及び各種アプリケーションソフトウェア並びに各種データに基づいてCPU51がデータ処理を実行する。このコンピュータ10は、本実施例の場合、記憶手段に三次元の画像等のコンテンツデータ及び芳香制御機能を含むHMD用アプリケーションソフトウェアがインストールされ、コンピュータ10及びヘッドマウントディスプレイ20が協働してユーザ15に対して三次元画像コンテンツデータであるユーザ視野画像21(図1)を表示し、ユーザ15が頭部を動かすことやキーボード13等を操作することによって三次元画像に含まれる物体に対して接近や遠ざかり・見回し等を行うことができるように構成されている。なお、本実施例は仮想現実空間用のコンテンツをユーザに対して提供するハードウェアとしてコンピュータ10を使用する例であるが、一般的なコンピュータに限らずゲーム専用機器であっても良く、三次元ヘッドマウントディスプレイ(HMD)に芳香発生部を含ませても良い。
芳香発生部56は、公知な小型匂い発生器が好適で有り、例えば、霧化した際に各々匂いの異なる揮発性香気成分を含有する各々異なる芳香液体を貯めた液貯め部と、薄膜等を膨縮してポンプ動作を行うダイヤフラム式のマイクロポンプと、マイクロポンプが任意の液貯め部からの芳香液体を供給され、表面弾性波振動によって芳香液体を霧状化する表面弾性波デバイスとを備える。
本映像表示システムは、ヘッドマウントディスプレイ20を頭部に装着したユーザ15がゲーム等の仮想現実画像内の多種シーンにおいて主人公であるキャラクタの視線から仮想の三次元画像を視聴することができるものであり、例えば、理解を容易にするための平面を表す図3(a)に示したような空間内においてキャラクタ30から宝箱の形状をした匂元物22(画像シーンに登場するためオブジェクトとも呼ぶ)をユーザ視野画像21(図1)において目視することができ、ユーザ15の何らかの操作により匂元物22に接近又は遠ざかるユーザ視野画像21をユーザ15に提供する。
図3(a)に示した例においては、キャラクタ30と匂元物22(オブジェクト)との間の仮想空間内における距離が、距離La未満の最接近エリアAと呼び、距離La以上且つ距離Lb未満の近距離エリアBと呼び、距離Lb以上且つ距離Lc未満の中距離エリアCと呼び、距離Lc以上の遠距離エリアDとして呼ぶ例を表す。
本実施例によるエリアは、前述のキャラクタ30と匂元物22との間の仮想空間内における距離に基づくものに限られるものではなく、図3(b)に示す如く、壁32に仕切られ、ドア33がある部屋34を含む建物等の密閉空間内において、匂元物22に最も接近した平面空間を最接近エリアA、該最接近エリアAを除く部屋34内の平面空間を近距離エリアB、部屋34を出たドア33近傍の平面空間を中距離エリアC、該中距離エリアC及び部屋34内を除いた建物内の平面空間を遠距離エリアDと設定しても良く、ゲームシーンに応じて任意に設定することができる。なお、中距離エリアCにおける匂い強度はドア33を開閉に応じて変化させても良い。
特に本実施例による映像表示システムは、三次元ヘッドマウントディスプレイを用いた三次元コンテンツ視聴中の画像シーンに応じて(芳香発生部56を用いた)芳香を段階的に発生する芳香発生機能を有し、画像シーンに応じた芳香発生機能を設定するための芳香発生条件を格納した芳香管理テーブルをHDD50等の記憶手段に格納している。
この芳香管理テーブルは、図4に示す如く、三次元コンテンツのシーン番号毎に、芳香を発生するシーンか否かを「芳香域」(芳香を発生するシーン)及び「通常域」(芳香を発生しないシーン)として指定するシーン種と、芳香域における芳香発生元を指定する匂元物種(例えば、宝箱・可視なモンスター・不可視なモンスター・花瓶の花束等の匂元物[オブジェクト]の種類及びその座標種(固定又は移動)と、ユーザが匂いを感知するための条件である匂元物感知種(例えば、匂元物とユーザとの距離又は室内等の領域)と、匂元物が存在する三次元座標範囲と、匂元物の現時点における三次元座標値を表す匂元物三次元座標と、芳香の種類を表す匂種類(例えば、バラの芳香・腐敗臭・ラベンダーの芳香等)との各項目情報を格納し、この芳香発生条件は、シーン種と匂元物感知種(例えば、宝箱・可視なモンスター・不可視なモンスター・花瓶の花束等の匂元物[オブジェクト])と、座標値(固定又は移動)と、後述するユーザと匂元物[オブジェクト]間の距離(図示せず)を含む。
該芳香管理テーブルは、例えば、シーン番号「000n」は、図3(a)のようにシーン種が「芳香域」、匂元物種及びその座標値が固定された「宝箱」、三次元座標範囲及び匂元物三次元座標が固定の(Xa,Yb,Zc)、芳香種が「花香(バラ)」の如く設定され、シーン番号「000m」は、シーン種が「芳香域」、匂元物種及びその座標値が移動する「可視モンスター」、該「可視モンスター」の移動範囲が三次元座標値として(Xa,Yb,Zc)〜(Xd,Ye,Zf)、該「可視モンスター」の現時点の三次元座標値が(Xa,Yb,Zc)、芳香種が「腐敗臭」の如く設定されている。
[芳香発生機能の説明]
本実施例による映像表示プログラム及び方法を適用する映像表示システムは、三次元ヘッドマウントディスプレイを用いた三次元コンテンツ視聴中の画像シーン及び芳香を発する匂元物の芳香を感知するための匂元物感知種(距離・領域・契機)に応じて芳香を段階的に発生する芳香発生機能を有する。
三次元コンテンツ視聴中の画像シーンとは、芳香を効果的に発生するに適した画像シーン、例えば、(1)オブジェクトとしてモンスターが登場することからモンスターの悪臭が漂うのが相応しい画像シーン、(2)花等の芳香を発する花瓶(オブジェクト)が設置された画像シーン、(3)香水を収納している可能性がある宝箱(オブジェクト)が設置された画像シーン、(4)不可視な幽霊等の敵(オブジェクト)が登場する画像シーン、(5)ストーリの展開に応じて海岸(塩の香)・火山(硫黄臭)等の環境(オブジェクト)に関する画像シーン、(6)視野外の敵(オブジェクト)が隠れている画像シーン、(7)毒ガスなどの気体(オブジェクト)が存在する画像シーン、(8)ホラーゲームにおける薬品臭がする病院廃墟の画像シーン、(9)お酒と煙草の匂いがする酒場の画像シーン等が挙げられ、芳香発生条件の一部を構成する。
画像シーンにおける芳香を発する匂元物との匂元物感知種とは、(1)予め定られた空間(領域)内にキャラクタが立ち入ったか否かの「領域」による匂元物感知種、(2)キャラクタと匂元物(オブジェクト)との「距離」による匂元物感知種、(3)芳香が強まる契機(例えば、宝箱を開けたとき、攻撃を受けたとき、衝突したとき、キャラクタ[ユーザ]が視線を向けたとき)が挙げられ、本実施例によるプログラムに設定されるが、図4に示す芳香管理テーブルに含ませても良い。また、領域及び距離は、芳香発生条件の一部を構成する。
芳香を段階的に発生するとは、例えば、部屋等の閉鎖空間内におけるキャラクタと匂元物との距離による匂元物感知種の場合、遠距離では微香(微匂)を発生し、接近するに従って中程度の匂いを発生し、最も接近した際に最大限の匂いを発生することを意味する。
[動作]
次に本発明の実施例による三次元ヘッドマウントディスプレイ用の映像表示プログラム及び方法を適用する映像表示システムの動作を説明する。本実施例による映像表示システムは、ユーザが三次元コンテンツ視聴中の画像シーンに応じてから芳香を段階的に発生する芳香発生機能を有し、画像シーンに応じた芳香発生機能を設定するための芳香管理テーブルを映像表示プログラムの一部としてHDD50等の記憶手段に格納している。
この本実施例による映像表示システムによる映像表示プログラム及び方法は、図5に示す如く、三次元の画像等の仮想現実空間用のゲームコンテンツの場合、ゲームのスタートに続いて制御手段であるCPU51が芳香管理テーブルを参照して次の各ステップを実行する。
(1)ステップS601:
ゲーム開始に続いて過去のゲーム履歴やユーザ設定等のゲームデータの読み込みを行うステップ。
(2)ステップS603:
該ステップS601により読み込んだゲームデータに基づいてゲームを開始又は再開してゲームシーン(番号)の選択及びデータの読み取りを行うステップ。
(3)ステップS605:
該ステップS603により読み込んだゲームシーン番号に基づいて図4に示す芳香管理テーブルを参照し、該読み込んだゲームシーン番号に対応するシーン種が芳香域か否かを判定し、芳香域でないと判定したとき、後述のステップS617へ移行するステップ。
(4)ステップS607
該ステップS605により読み込んだゲームシーン番号に対応するシーン種が芳香域と判定したとき、現時点(現時刻)におけるキャラクタ(ユーザ位置)と匂元物の三次元座標及び匂元物感知種を芳香管理テーブルから抽出するステップ。
(5)ステップS608:
該ステップS605において抽出した現時点(現時刻)における匂元物感知種が距離及び領域以外か否かを判定し、匂元物感知種が距離及び領域以外(芳香が強まる「契機」であって、例えば、宝箱を開けたとき、攻撃を受けたとき、衝突したとき、キャラクタ[ユーザ]が視線を向けたとき、毒ガスに接近したとき、視野外に敵が存在するとき)と判定したとき、後述のステップS625に移行するステップ。なお、このステップにおいては匂元物感知種が距離及び領域以外と判定したときに強く匂いを発生するステップS625に移行する例を挙げるが、契機種(宝箱を開けたとき、攻撃を受けたとき、衝突したとき、ユーザが視線を向けたとき)に応じて後述の微香他の芳香を発するステップに移行するように構成しても良い。
(6)ステップS609:
該ステップS608において匂元物感知種が距離及び領域であると判定したとき、先のステップS605において抽出した現時点(現時刻)における匂元物感知種が距離及び領域以外でない(匂元物感知種が距離又は領域)判定したとき、匂元物感知種が距離か領域かを判定するステップ。
(7)ステップS627:
該ステップS609において、匂元物感知種が距離と判定したとき、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30と匂元物22の三次元座標の座標値差による距離Lが所定の遠距離Lc以上(例えば、仮想現実世界において5m以上)か否かを判定し、距離が所定の遠距離Lc以上と判定したとき、芳香を発生させないステップS619に移行するステップ。
(8)ステップS629:
該ステップS627において、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30と匂元物22の三次元座標の座標値差による距離Lが所定の中距離(例えば、仮想現実世界においてLb[3m]以上、Lc[5m]未満)か否かを判定し、距離が所定の中距離と判定したとき、微細な芳香(微香)を所定時間だけ発生させるステップS621に移行するステップ。
(9)ステップS631:
該ステップS629において、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30と匂元物22の三次元座標の座標値差による距離が所定の近距離(例えば、仮想現実世界においてLa[1.5m]以上、Lb[3m]未満)か否かを判定し、距離が所定の近距離と判定したとき、中程度の芳香(中匂)を所定時間だけ発生させるステップS623移行するステップ。
(10)ステップS633:
該ステップS614において、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30と匂元物22の三次元座標の座標値差による距離が所定の最接近距離(例えば、仮想現実世界においてLa[1.5m]未満)か否かを判定し、距離が所定の最接近距離と判定したとき、強力な芳香(大匂)を所定時間だけ発生させるステップS625移行するステップ。
これらステップS627〜ステップS633によって本実施例による映像表示システムは、キャラクタ30(ユーザ)と匂元物(例えば、モンスター、花、幽霊、宝箱他のオブジェクト)と接近するに従って芳香を強くすることができ、VRコンテンツの仮想現実における臨場感及び没入感を向上することができる。特にこれらステップS627〜ステップS633においては、オブジェクトであるモンスター、花、幽霊、宝箱他が不可視(ユーザから目視不能)の場合、匂いを頼りにオブジェクトの存在・危険安全性・近づいているか否かをユーザが認識することができ、ゲームに対する没入感を向上することができる。この場合、最接近エリアに入った場合にオブジェクトを半透明で表示させるようにしても良い。
なお、前述の芳香を所定時間発生させるとは、所定の短時間(数秒)だけ発生させることや、匂いは慣れることから同種の異なる匂いを交互に間隔を開けて所定の短時間(数秒)だけ発生させること、接近するに従って発生時間を長くすることが考えられ、プログラムの一部に設定することや芳香管理テーブルに含ませても良い。
(11)ステップS611:
該ステップS609において、匂元物感知種が領域と判定したとき、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30の三次元座標の座標値に基づいてキャラクタ30遠距離エリアDか否かを判定し、遠距離エリアDであると判定したとき、芳香を発生させないステップS619に移行するステップ。
(12)ステップS613:
該ステップS611において遠距離エリアDでないと判定したとき、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30の三次元座標の座標値に基づいてキャラクタ30位置が中距離エリアCか否かを判定し、中距離エリアCであると判定したとき、微香を発生させるステップS621に移行するステップ。
(13)ステップS615:
該ステップS613において中距離エリアCでないと判定したとき、先のステップS607において抽出した現時点におけるキャラクタ30の三次元座標の座標値に基づいてキャラクタ30位置が近距離エリアBか否かを判定し、近距離エリアBであると判定したとき、中程度の芳香(中匂)を発生させるステップS623移行するステップ。
これらステップS611〜ステップS615によって本実施例による映像表示システムは、キャラクタ30(ユーザ)が位置する領域に応じて芳香を強くすることができ、VRコンテンツの仮想現実における臨場感及び没入感を向上することができ、例えば、ドア33の中に何か匂いを発生する発生源が存在していることをユーザに知らしめることができる。
(14)ステップS625:
先のステップS608において、ステップS605において抽出した現時点(現時刻)における匂元物感知種が距離及び領域以外(芳香が強まる「契機」であって、例えば、宝箱を開けたとき、攻撃を受けたとき、衝突したとき、ユーザが視線を向けたとき)と判定したとき、及びステップS615及び633による最接近エリアAと判定したとき、最も強く匂いを発生する。なお、本例においては衝突したか否かの判定やユーザが匂元物に視線を向けたか否かの判定を両者の座標比較により判定する例であるが、ゲーム用プログラムのユーティリテイ簡易プログラム(例えばPhysics.Raycast,RayScript)を使用しても良い。
(15)ステップS617:
先のステップS619・ステップS621・ステップS623・ステップS625に続いてゲームを進行させるステップ。
(16)ステップS640ゲームのユーザから中断又は終了が指示されたか否かを判定し、中断又は終了が指示されたと判定したときに処理を終了し、中断又は終了が指示されていないと判定したときにゲームデータの読み込みを行うステップS601に戻るステップ。
以上述べた如く本実施例による映像表示プログラム及び方法を適用する映像表示システム等は、三次元の画像等の仮想現実空間用のコンテンツをユーザに対して三次元ヘッドマウントディスプレイを用いて視聴中にゲームシーン及びユーザ行動(例えば、キャラクタ30[ユーザ]と匂元物[例えば、モンスター、花、幽霊、宝箱他のオブジェクト]への接近や、所定の契機(例えば、宝箱を開けたとき、攻撃を受けたとき、衝突したとき、ユーザが視線を向けたとき)に基づいて強さが段階的に変化する芳香を提唱することによって、VRコンテンツの仮想現実における臨場感及び没入感を向上することができる。また、本実施例による映像表示システム等は、特にゲームに登場するオブジェクトである姿の見えない敵、視野外の敵、毒ガスなどの気体等の匂元物が不可視の場合、匂いを頼りにオブジェクトの存在・危険安全性・近づいているか否かをユーザが認識することができるため、ユーザのゲームに対する没入感を向上することができる。
このように本実施例による映像表示システムは、芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、芳香を発生する契機となる芳香発生条件と、芳香種類と、芳香の強さと、芳香を発する時間とを設定した芳香管理テーブルとを設け、この制御手段が、オブジェクトに対応する芳香発生条件と芳香種類と芳香の強さとを芳香管理テーブルから取得し、芳香発生手段を用い、該取得した芳香発生条件基づいて先に取得した芳香種類の芳香を先に取得した強さで芳香を発生させるものであるが、本発明による映像表示システム等は前述実施例と同様な機能を有すれば良く、前述の芳香管理テーブルの構成と芳香発生条件及び制御手段による動作は前述の実施例に限られるものではない。特に芳香種類・芳香強さ・芳香時間は画像シーン毎に設定するものに限らず、特定のモンスター等のオブジェクト毎やオブジェクトと衝突したとき等の契機毎に設定しても良い。
また、前述の実施例においてはユーザが目視する仮想現実空間としてヘッドマウントディスプレイに表示する例を説明したが、設置型の二次元又は三次元のディスプレイの近傍に芳香発生部を設置し、仮想現実空間を表示するように構成しても良い。また、前述の実施例においては芳香発生部の制御をコンピュータにより行う例を説明したが、ヘッドマウントディスプレイに内蔵したCPU等の制御手段によって芳香制御を管理するように構成しても良い。
10 コンピュータ、12 ディスプレイ、13 キーボード、14 マウス、
15 ユーザ、20 ヘッドマウントディスプレイ、21 ユーザ視野画像、
22 匂元物、30 キャラクタ、32 壁、34 部屋、50 HDD、
51 CPU、52 メモリ、53 通信部、55 表示制御部、
56 芳香発生部、58 音声処理部

Claims (7)

  1. 建物を含む仮想現実空間の複数の画像シーンにオブジェクトを配置し、ユーザ操作に応じたキャラクタから見た画像をディスプレイに表示制御する制御手段を含み、前記仮想現実空間における建物内に開閉するドアを有する壁により遮られる空間を形成し、該空間内に匂いを発するオブジェクトが置かれ、該オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアを設定した映像表示システムであって、
    芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、
    芳香を発生する契機となるものであって、前記仮想現実空間における前記オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアに対応した芳香の強さを設定した芳香発生条件及び芳香種類を設定した芳香管理テーブルとを備え、
    前記制御手段が、
    前記オブジェクトに対応する芳香発生条件及び芳香種類芳香管理テーブルから取得し、芳香発生手段を用い、該取得した芳香発生条件基づいて前記取得した芳香種類の芳香を前記取得した強さで発生させる映像表示システム。
  2. 前記オブジェクトが、前記仮想現実空間におけるキャラクタから見て不可視な特性が設定されたオブジェクトでる請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 前記芳香発生条件が、前記仮想現実空間におけるキャラクタがオブジェクトに視線を向けたときである請求項1又は2に記載の映像表示システム。
  4. 前記芳香発生条件が、前記仮想現実空間におけるキャラクタとオブジェクトが衝突したときである請求項1から3の何れかに記載の映像表示システム。
  5. 前記芳香管理テーブルに設定した芳香種類がオブジェクトの種類に対応して設定している請求項1から4の何れかに記載の映像表示システム。
  6. 開閉するドアを有する壁により遮られる空間内に匂いを発するオブジェクトが置かれた建物を含む仮想現実空間の複数の画像シーンにオブジェクトを配置し、ユーザ操作に応じたキャラクタから見た画像を表示するディスプレイと、
    芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、
    芳香を発生する契機となるものであって、前記仮想現実空間における該オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアに対応した芳香の強さを設定した芳香発生条件及び芳香種類を設定した芳香管理テーブルと、
    前記ディスプレイと芳香発生手段とを制御する制御手段と、
    を備えたコンピュータシステムの映像表示方法であって、
    前記制御手段に、
    前記オブジェクトに対応する芳香発生条件及び芳香種類芳香管理テーブルから取得する手順と、
    前記芳香発生手段を用い、前記取得した芳香発生条件基づいて前記取得した芳香種類の芳香を前記取得した強さで発生させる手順とを実行させる映像表示方法。
  7. 開閉するドアを有する壁により遮られる空間内に匂いを発するオブジェクトが置かれた建物を含む仮想現実空間の複数の画像シーンにオブジェクトを配置し、ユーザ操作に応じたキャラクタから見た画像を表示するディスプレイと、
    芳香の強さが異なるように任意の時間発生する機能を有する芳香発生手段と、
    芳香を発生する契機となるものであって、前記仮想現実空間における該オブジェクトとユーザが操作するキャラクタとの距離及び壁の有無及びドアの開閉状態によって複数のエリアに対応した芳香の強さを設定した芳香発生条件及び芳香種類を設定した芳香管理テーブルと、
    前記ディスプレイと芳香発生手段とを制御する制御手段と、
    を備えたコンピュータシステムの映像表示プログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記オブジェクトに対応する芳香発生条件及び芳香種類を芳香管理テーブルから取得する手順と、
    前記芳香発生手段を用い、前記取得した芳香発生条件基づいて前記取得した芳香種類の芳香を前記取得した強さで発生させる手順とを実行させる映像表示プログラム。
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