JP6777924B2 - アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法 - Google Patents

アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6777924B2
JP6777924B2 JP2016084256A JP2016084256A JP6777924B2 JP 6777924 B2 JP6777924 B2 JP 6777924B2 JP 2016084256 A JP2016084256 A JP 2016084256A JP 2016084256 A JP2016084256 A JP 2016084256A JP 6777924 B2 JP6777924 B2 JP 6777924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
alcohol concentration
solid
distillate
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016084256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017194332A (ja
Inventor
松岡 武志
武志 松岡
親利 尾野島
親利 尾野島
慶一郎 勝木
慶一郎 勝木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoto Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kyoto Electronics Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoto Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Kyoto Electronics Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2016084256A priority Critical patent/JP6777924B2/ja
Publication of JP2017194332A publication Critical patent/JP2017194332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6777924B2 publication Critical patent/JP6777924B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

本発明は、アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法に関する。
従来、純水、アルコール以外の不純物が含まれる液体試料中のアルコール濃度を測定する場合、液体試料そのままでは、不純物の存在によりアルコール濃度を測定することは困難である。
そのため、液体試料から不純物以外の純水、アルコールを取り出すことで試料中のアルコール量を決定する方法が採用されている。
例えば、蒸留-密度法では、所定体積の試料を直火で加熱して留液を得る。当該留液は、純水及びアルコールから構成され、アルコールの絶対量は、液体試料でも留液でも変わらないことから、この留液に試料液と同じ体積になるように純水を加えて密度(比重)を測定し、その密度を留液のアルコール濃度に換算する(国税庁の密度―アルコールテーブル)。当該留液のアルコール濃度を試料液のアルコール濃度とする。
上記蒸留-密度法では、留液のアルコール濃度をそのまま液体試料のアルコール濃度とするために、留液の体積を特定体積(例えば前記液体試料の体積)にする必要があり、温度調整等の煩雑で精密な作業を要する。
上記蒸留-密度法の欠点を解消する方法として、重量法がある。すなわち、まず、液体試料の重量と密度から、当該液体試料の体積を算出しておく。当該液体試料を直火で蒸留し、蒸留後の留液の重量と密度から当該留液の体積を得るとともに、前記密度からアルコール濃度を得る。留液のアルコール量をそのまま液体試料のアルコール量とし、前記試料液の体積からアルコール濃度が得られることになる。
ところで、上記、蒸留-密度法にしろ、重量法にしろ、直火を使用する点には変わりなくエキス分の焦付き等が発生し、正確な測定ができないことになる。そこで本願発明者は上記の蒸留−密度法や重量法の欠点を解消する方法として、水蒸気蒸留法を開発している。
すなわち、試料液(密度ρ、重量m)に蒸気を吹き込んで蒸留し、留液(密度ρ、重量m)のアルコール濃度C(vol%)を得、留液のアルコール濃度Cと、前記試料液の密度ρ、重量m、留液の密度ρ、重量mより、下記の式より試料液のアルコール濃度Caを得る方法である。
Ca=C×(m/ρ)/(m/ρ
この方法は、エキス分の焦げ付き等がなく、しかも体積の秤量の面倒がなく、しかも試料液が少なくても精度の高い測定が可能な点で有利であり、液体試料については良好な結果が得られることを確認している(日本醸造学会誌(醸造)第109巻第3号187〜193頁別刷)。
(日本醸造学会誌(醸造)第109巻第3号187〜193頁別刷)
ところで、チョコレート等のお菓子ではアルコール味を加味する目的で、意図的に所定量のアルコールを添加することが多々ある。また、味噌、もろみ等の発酵食品では醸造過程で自然に少量のアルコールが醸成され、混入している。尚、以下では上記お菓子、味噌等を固形・半固形物とする。
上記の蒸留-密度法を用いて、上記固形・半固形物のアルコール濃度を測定しようとする場合、試料の容量を測定する必要があるが、直接には得ることはできないので、この方法を前記固形・半固形物のアルコール濃度測定に用いることはできない。
また、上記蒸留-密度法、あるいは重量法を用いようとする場合、試料を直接直火で加熱する訳にはいかないので、水に溶いた試料を所定量(例えば100mL)作り、当該試料を直火で加熱することになる。ところが、たとえ試料を水に溶いたとしても、上記蒸留-密度法や重量法は、試料液の70〜90%の量を蒸留する必要があり、焦付き現象が発生し、精度のよい測定はできない。また、試料としては100mL程度を用意する必要があり、測定に時間を要することになる。
また、前記水蒸気蒸留法は液体試料については、迅速で充分な精度が得られることが実証されているが前記チョコレート等のお菓子、味噌、もろみ等、固形・半固形物については未だ測定方法そのものが確立していない。とくに、試料の密度を計測しておく必要がある点で、液体試料と同様に扱うことはできない。
しかしながら、アルコール濃度の濃い薄いは食品の味と関係するところから、ユーザ側からみると、表示して欲しい値であり、メーカの立場からも表示できれば、品質の確かさを表し好都合である。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、固形・半固形の試料中のアルコール濃度を精度よく測定することが可能なアルコール濃度測定方法を提供することを目的とする。
本発明のアルコール濃度測定方法は、以下の手順よりなる。
まず、固形・半固形の所定量の試料の重量を測定する。ついで、前記試料を上記蒸留装置の試料容器にそのまま投入して水蒸気蒸留を施す。これによって前記固形・半固形試料中のアルコールを含む留液を前記蒸留装置の受器に捕集する。このとき、当該留液中のアルコール量を水蒸気蒸留前の試料中のアルコール量と同じにする。
さらに、前記捕集された留液の重量と、密度が計測され、当該留液の重量と密度に基づいて、当該留液のアルコール濃度(重量%(wt%)、または容量%(Vol%))を算出する。次いで、前記した試料の重量と、留液の重量と、留液のアルコール濃度とに基づいて、前記試料中のアルコール濃度(重量%(wt%)を算出する。
前記「そのまま前記所定量投入して」とは、事前に試料を水に溶解する等の処理を加えることなくという意味である。
前記試料の容量%の算出には試料の密度が必要であるが、試料の密度は仮定値を用いることができる。
前記試料のアルコール濃度は、mを試料の重量、mを留液の重量、cwを試料のアルコール濃度(wt%)、c2Wを留液のアルコール濃度(wt%)とした場合に、cw=c2W×m/mにより求めることができる。
また、Cvを試料のアルコール濃度(vol%)、C2Vを留液のアルコール濃度(vol%)とした場合に、Cv= C2V×(m22)/(m11)(Vol%)により求めることができ、ここでρ=1とするとき。Cv’= C2V×m22/(m1)(Vol%)となる。
本発明によれば、食品等の固形・半固形の試料のアルコール濃度を、当該固形・半固形の試料をそのまま用いて精度高く測定することが可能となる。
本発明の実施形態に係るアルコール濃度測定に用いる装置類の全体構成を示す概念図である。 本発明に使用する水蒸気蒸留装置の主要部の構成図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すフローチャートである。 実施例において2種の試料について水蒸気蒸留している状態を示す図。
発明者は、液体試料を対象として開発された、前記水蒸気蒸留法を食品等の固形・半固形物について適用可能か否かを試み、以下に説明するように精度の高い測定結果を得ることができることを実証した。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
前記固形・半固形とは、お菓子等の固形物、味噌、明太子、たらこ等のジェル、あるいは可塑性を持つ食品、ウェットティッシュ等の衛生用品等を挙げることが出来る。
図1は本発明の実施に用いる装置の概要を示す図である。以下に説明するように重量を測定するための計量装置10、水蒸気蒸留装置11、密度計(ここでは振動式密度計)12、濃度計算のための演算装置13が用意される。
図2は図1に示す水蒸気蒸留装置の詳細図である。当該水蒸気蒸留装置11は、試料容器111の底部に、蒸気導入管115が開口する。前記試料容器111の上部にバッファ槽112が設けられ、更に、バッファ槽112の上部から冷却槽113を介して受器113に、前記試料容器111に吹き込まれた蒸気が導かれる。勿論、前記冷却槽113で冷却された蒸気は、液体となって、前記受器114に留液として回収される。
図3は本発明のアルコール濃度測定方法の手順次示すフローチャートであり、以下、図1、図2に示す装置とともに説明する。
まず、試料である固形・半固形物の重量m(g)(30g程度)が計量装置10で測定され(図3:S101)、そのまま前記水蒸気蒸留装置11の試料容器111に投入される。
尚、味噌等は必要に応じた量の水を添加する。これによって、以下に説明する蒸気導入管115からの蒸気が試料を通過し易くなり、効率的に試料からのアルコールの追い出しが可能になり、測定が容易になる。ここで添加する水はあくまで水蒸気蒸留が円滑に進行する程度の量の水であって、例えば試料20〜30mLの試料に対して10〜20mL程度の水を添加する。但し、味噌の種類によっても添加量は異なる。また、明太子のように加熱によって不溶性になるものは上記のように水を少量追加して導入する蒸気が試料に含まれるアルコールを追い出し易くする。チョコレート等の水に可溶な製品、紅茶の葉等は水を入れる必要はない。以上若干の水の添加を要する場合も含めて「そのまま」あるいは「水に溶くことなく」としている。
この状態で、蒸気導入管115を介して外部から試料容器111に水蒸気を連続供給し、水蒸気で前記固形・半固形試料を加熱する。加熱された前記固形・半固形試料から放出される蒸気は冷却槽113で冷却され、留液となって、受器114に回収される(図3:S102)。これによって、試料にアルコールが含まれるとき、当該アルコール分は前記導入された水分蒸気に導かれて、受器114に留液として回収されることになる。この留液は、純水とアルコールの混合液となり、当該アルコール量は試料中のアルコールの量と同じになる。
上記のように、受器114に回収された留液の重量m(g)が、計量装置10により測定される(図3:S103)。また、前記留液の密度ρが振動式密度計12によって測定される(図3:S104)。測定された留液の重量mと密度ρから、留液のアルコール濃度C2W(wt%)を演算する(図3:S105)。ここで純水とアルコールの2成分液の密度とアルコール濃度(wt%)の関係は、既知の事項として予めテーブルとして作成されており、あるいは演算式が既知となっているので、前記留液のアルコール濃度(wt%)は簡単に求めることができる。
このようにして得られた留液のアルコール濃度C2Wに対応するアルコール量は、前記試料に含まれていたアルコール量であるから、この値に基づいて、試料中のアルコール濃度Cwは以下の(1)式で表されることになる。
Cw= C2W×m/m(wt%)・・・・・(1)
上記は、振動式密度計12では固形・半固形試料の密度が測定できないことを前提とする計算方法であり、重量%で表示される。
ところで、固形・半固形物の試料の密度ρは重量と体積から大雑把には推定することができ、重量と体積と体積が測定できないときでも推定値として、ρを略1とすることができる。一方、留液のアルコール濃度C2V(Vol%)は、留液の重量mと密度ρから求められるので、試料のアルコール濃度は容量%(Cv%)で表すことができる。ここで純水とアルコールの2成分液の密度とアルコール濃度(vol%)の関係は、予めテーブルとして作成されており、あるいは演算式が既知となっているので、前記留液のアルコール濃度(vol%)は簡単に求めることができる。
Cv= C2V×(m22)/(m11)(Vol%)・・・・・(2)
ここでρ=1とするとき。
Cv’= C2V×(m22)/(m1)(Vol%)・・・・・(2’)
となる。
また、上記のように留液のアルコール濃度C2V(Vol%)が求まると、製品100g当たりのアルコール量(mL)は、(3)式のようになる。
mL/100g=C2V× (m)/m・・・・(3)
また、1個当たりのアルコール量(mL)は、試料個数をMとすると、以下のように求められる。
mL/個=(C2V× (m)/m)M/100・・・・(4)
このように、固形・半固形の試料を、そのまま水蒸気蒸留法を適用することによって、試料に含まれるアルコールが、蒸気によって追い出され、留液として受器に溜まることになる。従って、少ない量の試料で精度よく迅速にアルコール量の検出ができることになる。
もちろん、水蒸気蒸留法の一般的な利益も享受する。例えば、少ない量(例えば30g程度)の試料であっても精度の高い結果が得られること。試料重量m(g)及び留液の重量m(g)を用いるため、従来のように、固形・半固形試料を特定の体積に調整する必要が無く、又、試料を特定の温度(例えば、15度)に調整する必要も無いから、操作が簡便になる。
又、水蒸気蒸留を用いるため、直接蒸留(直火蒸留)と比較して、蒸留時間を短縮することが出来る。直接蒸留であれば、例えば、蒸留時間が約20分であるのに対し、水蒸気蒸留であれば、例えば、蒸留時間が約5分となる。又、直接蒸留と比較して、空焚きの心配が無いので、安全に測定可能である。
図1に示す各装置、計量装置10、水蒸気蒸留装置11、振動式密度計14、パーソナルコンピュタ等の演算装置13を用いて、下記の固形・半固形試料中のアルコール濃度の測定を実施した。
固形・半固形試料として、2種類のチョコパイ、サンドケーキ、3種類のチョコレート、紅茶粉末、減塩味噌、麦味噌、米味噌、2種類の合わせ味噌を用意した。チョコパイ、サンドケーキ、チョコレート、紅茶粉末のサンプル量は、約30gとした。減塩味噌のサンプル量は約30g、麦味噌のサンプル量は約24g、米味噌のサンプル量は約20g、合わせ味噌のサンプル量は約20g〜25gとした。又、チョコレート、紅茶粉末のサンプル量を約10gとして少量の場合のアルコール濃度の測定も実施した。直接蒸留でのサンプル量が約100gを考慮すると、いずれもサンプル量が少量であることが理解できる。
図4(a)に示すように、チョコレートであれば、3つ程度のサンプルを秤量して、そのまま水蒸気蒸留装置11の試料容器111に投入した。また、図4(b)に示すように、紅茶の粉末も水に溶かさないで試料容器111に表1に示す量投入した。
表1には、演算式(1)を用いて算出した上述した固形・半固形試料のアルコール濃度の測定値(wt.%)、平均値(wt.%)、標準偏差の測定結果を示す。1種類の製品につき2〜5サンプル用意し、当該各サンプルから得られた値と平均値を表した。
測定結果から分かるように、固形・半固形試料が少量であっても、精度高くアルコール濃度を測定出来ていることが理解される。又、標準偏差の値も低く、アルコール濃度の測定に対して再現性が高く、繰り返し精度が高いことが理解される。
上記において、密度計として振動式密度計を使用しているが、密度を直接測定できる他の装置あるいは間接に測定できる装置(例えば屈折率測定装置)も当然用いることができる。
Figure 0006777924
比較例
国税庁分析法(訓令18)粉末酒を参考とした測定方法で紅茶粉末のアルコール濃度を測定した場合は以下のようになる。
先ず、紅茶粉末(試料)を水に溶解した試料液を作成する(ここでは紅茶粉末60gを水に溶解(混合)させて200mLの試料液とする。このとき密度の関係で温度も15℃としておく。)。この試料液に対して、上記従来技術の項で説明した水蒸気蒸留法を用いて試料液のアルコール濃度(Vol%)を得た(表2(b)欄)。尚、ここで試料の密度は以下の(5)式で推定値を出した。
試料の推定密度=試料の重量/(試料液の体積―加えた水の体積)・・(5)
上記試料液のアルコール濃度から以下の(6)式、(7)式を用いて試料のアルコール濃度(Vol%)を得る((表2(a)欄))。
試料のアルコール濃度=試料液のアルコール濃度×200/試料の重量×換算係数・(6)
換算計数=(試料の重量+加えた水の重量×(1−比重))/試料の重量×比重・(7)
上記の計算を行うことで表2の(a)欄の結果を得る。尚、(6)式における換算計数は試料の密度の逆数に相当し、従って、(6)式の分母は試料の体積の近似値となっている。また、(7)式における比重は試料液(前記紅茶粉末60g+水200g)の比重となる。
例えば、表2の最上行では、測定された試料液のアルコール濃度が2.23Vol%として、試料の重量59.96g、加えた水の重量155.79g、比重1.082(5)式より得られる換算計数0.72を(6)式に代入すると、10.33Vol%が得られることになる。
さらに、同じ紅茶粉末の30gと10gの2種について本願の方法でもアルコール分の測定をした結果を表2にSDK法として示す。前記したように、この場合は紅茶粉を試料容器111にそのまま(水を入れないで)投入し、蒸気導入管115から蒸気を導入することになる。
本願のいずれの結果も国税庁分析法を参考とした測定と遜色ない結果を示しているが、本願では、試料を水に溶解(混合)する必要がない点で有利である。
Figure 0006777924
以上のように、本発明は、固形・半固形で構成される食品等のアルコール濃度の測定に有用であり、固形・半固形の試料中のアルコール濃度を精度高く測定することが可能なアルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法として有効である。
1 アルコール濃度測定システム
10 計量装置
11 水蒸気蒸留装置
12 留液物理量測定装置
13 演算装置

Claims (2)

  1. 固形・半固形の試料の重量を測定するステップと、
    前記固形・半固形試料の試料を水に溶くことなく水蒸気蒸留を施し、前記固形・半固形試料中のアルコールを含む留液を捕集し、当該留液中のアルコール量を水蒸気蒸留前の試料中のアルコール量と同じにするステップと、
    前記捕集された留液の重量を測定するステップと、
    前記留液の密度を測定するステップと、
    前記留液の密度と重量に基づいて、当該留液のアルコール濃度を算出するステップと、
    前記測定された固形・半固形試料の重量と、留液の重量と、留液のアルコール濃度と、に基づいて、前記固形・半固形試料中のアルコール濃度を算出するステップと、
    を備えることを特徴とするアルコール濃度測定方法。
  2. 前記留液のアルコール濃度は、予め測定された純水及びアルコールの2成分の混合液の密度と、当該アルコールの濃度とを関連付けたテーブルに基づいて算出する請求項1に記載のアルコール濃度測定システム。
JP2016084256A 2016-04-20 2016-04-20 アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法 Active JP6777924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084256A JP6777924B2 (ja) 2016-04-20 2016-04-20 アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016084256A JP6777924B2 (ja) 2016-04-20 2016-04-20 アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017194332A JP2017194332A (ja) 2017-10-26
JP6777924B2 true JP6777924B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=60155929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016084256A Active JP6777924B2 (ja) 2016-04-20 2016-04-20 アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6777924B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018117023A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 京都電子工業株式会社 アルコール濃度測定方法
CN112179941A (zh) * 2019-07-05 2021-01-05 中粮生物化学(安徽)股份有限公司 测定酒精度的方法
CN110286142A (zh) * 2019-07-22 2019-09-27 天津大学 用于食品中挥发物检测的蒸馏回流仪及样品前处理方法
CN111829914B (zh) * 2020-06-12 2021-12-31 同济大学 生活垃圾渗滤液基水凝胶的污染物截留性能测试系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017194332A (ja) 2017-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6777924B2 (ja) アルコール濃度測定システム、アルコール濃度測定方法
CN105388085A (zh) 一种质量法检测原油馏程的装置及工艺方法
CN106323800A (zh) 测定炼乳水分含量的方法
JP6804594B2 (ja) 標準品の作製方法
CN108254233A (zh) 一种烟碱溶液标准物质及其制备方法和应用
CN107782803A (zh) 检测ω‑3酸乙酯软胶囊中异丙醇残留含量的方法
CN106226429A (zh) 特级初榨橄榄油中掺杂有棕榈油的判定方法
CN103969289A (zh) 微热量热法测试化学品相容性的方法
CN102645388B (zh) 硝基油漆布中混合酯含量的测定方法
CN105533789A (zh) 一种造纸法再造烟叶生产线萃取工艺段萃取率的检测方法
CN110118736A (zh) 一种优化苏格木勒-4汤中黄酮含量的方法
Batt et al. Systematic qualitative organic microanalysis
CN105424873B (zh) 测定全脂加糖炼乳中蔗糖含量的方法
CN109211720A (zh) 一种制备计量一站式测定烟草二氯甲烷提取物含量的方法
CN107505472A (zh) 一种血液流变分析仪质控液及该质控液的配置方法
Wang Uncertainty evaluation for the determination of dibutyl phthalate (DBP) concentration in liqueur by GC-MS
CN106370740A (zh) 一种阿托伐他汀钙中间体中残留溶剂残留量的分析方法
CN108802271A (zh) 一种测定大米中脂肪酸含量的方法
Muers et al. Determination of the volume of gas contained in the particles of dried milk powder
JP6966787B2 (ja) アルコール濃度測定方法
CN103792202B (zh) 一种测定复合滤棒中茶末添加量的方法
JPH0548110B2 (ja)
BS Determination of fat content of milk and milk products (Gerber method)—
SU838466A1 (ru) Дифференциальный манометр дл изМЕРЕНи дАВлЕНи быСТРОКОНдЕНСиРую-щиХС пАРОВ
CN116539607A (zh) 一种花椒原料萃取出油率的估计方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6777924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250