JP6777211B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
点在していることをいい、非離散的な接合部分を一部に含んでいてもよい。
図1は、実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」という)の斜視図である。本願で用いる方向に関する用語は、おむつ1が着用者に着用された状態において該着用者の前後左右に一致する方向を意味するものとする。例えば、本願で左右方向という場合、おむつ1の着用者に着用された状態において該着用者の左右に一致する方向を意味する。
1Fの外表面を形成する。また、パッドカバーシート6は、主におむつ1の股下領域1Bの外表面を形成する。また、カバーシート4Rは、主におむつ1の後身頃領域1Rの外表面を形成する。カバーシート4F,4Rとパッドカバーシート6は、おむつ1の外表面の補強や手触りの向上のために設けられ、例えば、排泄物の漏れを抑制するために、液不透過性の熱可塑性樹脂からなる不織布をその材料として用いることができる。ここで、液不透過性の熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等が例示できる。また、液不透過性のシートには、液不透過性と透湿性とが発揮されるように、0.1〜数μm程度の微細な孔が多数形成されていてもよい。また、カバーシート4F,4Rは、胴回りにおける通気性向上のため、複数の孔を一部または全面的に形成したものであってもよい。カバーシート4F,4Rに形成される通気用の孔の数と大きさは、要求される通気量にもよるが、例えば、開口面積が0.5〜10mm2の孔であれば、着用者の肌に対向する部位に5〜200個程度形成することが好ましく、10〜100個形成することが更に好ましい。5個以上とすることで通気性向上効果を得ることができる。一方、200個以下とすることで尿や体液がギャザー内空間に流入することを有効に防止することができる。
シート4Fと同様であり、吸収体8に対応する部位となる幅方向中央部が所定の横幅分だけカットされた糸ゴム4R4,4R5がカバーシート4Rに接着されることで、着用者の下腹部に適度な密着感を付与する。
ストギャザー3Rにはシートの撓みにより形成される直線状のひだが大小交互に波型で形成される。よって、例えば、接合部分Sが等間隔で形成される場合に比べて、着用者の肌から通気路形成シート11Fを透過することなくおむつ1の外部へ直接繋がる換気経路がより大きく形成され、着用者の蒸れ感がより抑制される。
等によって形成される折り目の部分に形成されている方が、カバーシート4F6,4R6内から開口部4F6Kへ向かう通気経路の進路が直線状となり、通気性が極めて高くなる。
ナーカバーシート5Fやパッドカバーシート6、バックシート7、カバーシート4F、通気路形成シート11Fを貫通する通気孔12を設ければ、カバーシート4F内の空間と吸収体側空間との間が当該通気孔12によって連通される。よって、着用状態におけるおむつ1の内部空間の空気は、離散的に形成される接合部分Sによって通気路形成シート11Fに波型に形成されるひだによる第1の通気経路の他、図7において破線で示されるように、通気孔12からカバーシート4F内の非狭小部分を通ってミシン目4F6の開口へ通じる第2の通気経路を通っておむつ1の外へ排出される。したがって、通気孔12が無いものに比べて、着用状態におけるおむつ1内外の通気性がより向上する。なお、通気孔12は、吸収体8の長手方向端部付近に設けられる形態に限定されるものではない。通気孔12は、カバーシート4F内と吸収体側空間とを連通可能であれば、如何なる箇所に設けられていてもよい。また、図7では、通気孔12を前身頃領域1F側に設ける形態が図示されていたが、通気孔12は、後身頃領域1R側に設けてもよいし、前身頃領域1F側と後身頃領域1R側の両方に設けてもよい。
凹部空間15が拡張した後に、当該糸ゴムによって凹部空間15が縮小するため、凹部空間15の拡縮が促進され、より高いポンプ機能が発揮される。当該糸ゴムは、例えば、凹部空間15が吸収体8の長手方向端部付近にある場合には、吸収体8の長手方向端部に重畳するように配されることになる。
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2T・・胴開口部
2L・・左下肢開口部
2R・・右下肢開口部
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
4F,4R・・カバーシート
4F2,4F3,4F4,4F5,4R2,4R3,4R4,4R5,10L1,10R1・・糸ゴム
4F6,4R6・・ミシン目
4F6K・・開口部
4F6T・・つなぎ目
10L2,10R2・・折り返し線
4F7,4F8,4R7,4R8・・縁
5F,5R・・インナーカバーシート
6・・パッドカバーシート
7・・バックシート
8・・吸収体
9・・センターシート
10L,10R・・サイドシート
11F,11R・・通気路形成シート
11F1,11R1・・通気孔
12・・通気孔
13・・非接合部分
14・・着用者
15・・凹部空間
S・・接合部分
Claims (8)
- 着用者の股下に配置される吸収体と、
積層した複数のシートの間に前記吸収体を挟んでおり、前記着用者の胴回りが配置される胴開口部を形成し得る積層体と、
前記胴開口部を収縮させる伸縮部材を、前記胴開口部を形成する部分に内包したカバーシートと、を備え、
前記カバーシートは、前記胴開口部の縁の部分で折り返されることにより、前記伸縮部材を内包する内包空間を形成すると共に、折り返し部分の折り目又はその近傍に前記カバーシートを貫通することで前記内包空間を外と連通する連続的な通気孔を有し、
前記伸縮部材は、前記折り返し部分のうち少なくとも前記通気孔が設けられている部分である前記内包空間において前記折り返し部分と平行に配置される糸状のゴムであり、前記内包空間内において前記カバーシートに対し離散的に接合されており、
前記カバーシートは、前記着用者の胴回りの少なくとも一部において胴回り方向に向かって間隔を空けて平行に並ぶ複数の線状の接合部分によって、前記折り返し部分の両側が互いに接合されている、
吸収性物品。 - 前記カバーシートは、前記折り目に前記通気孔を有する、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記線状の接合部分は、前記胴回り方向に対し斜めに並ぶ、
請求項1又は2に記載の吸収性物品。 - 前記線状の接合部分同士の間に形成される非接合部分には、拡幅部分が設けられている、
請求項1から3の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記積層体の前記着用者の肌が接触する面のうち少なくとも前記伸縮部材によって収縮する収縮部が備わる部位に対し、前記着用者の胴回り方向に向かって間隔を空けて平行に並ぶ複数の線状の接合部によって接合されるシートであり、前記収縮部の収縮によって非
接合部分が撓んで波型に変形することで通気路を形成する通気路形成シートを更に備える、
請求項1から4の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記通気路形成シートは、股下領域の側の端部が起立する、
請求項5に記載の吸収性物品。 - 前記カバーシートは、前記吸収性物品が前記着用者に着用された状態において該吸収性物品の内側に位置する前記折り返し部分の吸収体側端部に、前記吸収性物品と前記着用者との間にある空間と前記通気孔とを連通するための非接合部分を有する、
請求項1から6の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記カバーシートは、前記吸収性物品が前記着用者に着用された状態において該吸収性物品の内側に位置する前記折り返し部分に、前記吸収性物品と前記着用者との間にある空間と前記通気孔とを連通するための第2の通気孔を有する、
請求項1から7の何れか一項に記載の吸収性物品。
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