JP6775214B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

車両用ドア開閉装置 Download PDF

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この発明は、例えば、後部座席のドアを運転席からの操作で自動的に開閉するタイプの自動車に用いられる車両用ドア開閉装置に関するものである。
従来の自動車後扉の開閉装置では、運転席から助手席の座席下部まで車両の幅方向に沿ってクランクロッドが配置されている。クランクロッドの運転席側端部には、クランクロッドを回転させる操作レバーが取り付けられている。また、クランクロッドの助手席側端部は、腕杆及び連結杆を介して、後扉を開閉するフックに連結されている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−28626号公報
上記のような従来の開閉装置では、運転席と後扉との間に大がかりな機械式の伝達機構を配置する必要があるため、既存の自動車に追加しようとすると、設置作業に手間がかかる。また、車種によっては設置自体が困難な場合がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、車両への設置を容易にすることができる車両用ドア開閉装置を得ることを目的とする。
この発明に係る車両用ドア開閉装置は、ドア内に配置されているドア内端部と、ドアから突出して車両本体に回転可能に連結される車両本体連結部とを有しており、ドアに対して出入りする方向へ移動することによりドアを開閉させる開閉ロッド体、ドアの開閉ロッド体の出入り口に設けられており、開閉ロッド体の移動を案内するロッドガイド、ドア内に所定の範囲で回転可能に設けられており、ドアを全閉位置に保持するドアキャッチの保持状態を解除する解除レバー、ドア内端部に連結されているロッド連結部と、解除レバーに連結されているレバー連結部とを有しており、かつロッド連結部とレバー連結部との距離が変化するように伸縮可能であり、ロッド連結部とレバー連結部との距離が大きくなることによって、ドアキャッチの保持状態を解除する方向へ解除レバーを回転させるとともに、ドアから開閉ロッド体を突出させる伸縮体、及び伸縮体を伸縮させる伸縮体駆動装置を備え、開閉ロッド体は、ドア内端部が設けられている第1のロッドと、第1のロッドに回転可能に連結されており、かつ車両本体連結部が設けられている第2のロッドとを有している。
この発明の車両用ドア開閉装置は、簡単な構成で、車両への設置を容易にすることができる。
この発明の実施の形態1による車両用ドア開閉装置のドア全閉時の状態を示す平面図である。 図1の車両用ドア開閉装置のドア全開時の状態を示す平面図である。 図1のロッドガイドを示す平面図である。 図3のロッドガイドを矢印IVに沿って見た正面図である。 図3のロッドガイドを示す斜視図である。 図1の車両用ドア開閉装置を示す斜視図である。 図6の車両用ドア開閉装置をYZ面に平行な面で切断した断面図である。 図6の車両用ドア開閉装置をXY面に平行な面で切断した断面図である。 図8の車両用ドア開閉装置のドア全開時の状態を示す断面図である。 図6のベース板を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による車両用ドア開閉装置のドア全閉時の状態を示す平面図、図2は図1の車両用ドア開閉装置のドア全開時の状態を示す平面図であり、図1、2は車両用ドアをほぼ水平に切断して車両用ドア開閉装置を示している。
実施の形態1の車両用ドア開閉装置は、自動車の後部座席のドア1内に装着されている。ドア1は、上下一対のヒンジ部2(上下の一方のみ示す)を介して車両本体の柱3に回転可能に連結されている。また、ドア1は、車内側に位置する内側板1aと、車外側に位置する外側板1bとを有している。車両用ドア開閉装置は、内側板1aと外側板1bとの間の空間に収容されている。
車両用ドア開閉装置は、開閉ロッド体4、ロッドガイド5、ベース板6、解除レバー7、伸縮体8、及び伸縮体駆動装置としてのモータ部9を有している。
開閉ロッド体4は、ドア1内に配置されているドア内端部4aと、ドア1から突出して柱3に回転可能に連結される車両本体連結部4bとを有している。また、開閉ロッド体4は、ドア1に対して出入りする方向へ相対的に移動することによりドア1を開閉させる。即ち、開閉ロッド体4は、ドア1の回転中心に対してオフセットした位置で柱3を押し引きすることで、ドア1を開閉させる。
さらに、開閉ロッド体4は、第1のロッド11と、第1のロッド11に回転可能に連結されている第2のロッド12とを有している。第1のロッド11には、ドア内端部4aが設けられている。即ち、第1のロッド11の第2のロッド12とは反対側の端部がドア内端部4aである。
第2のロッド12には、車両本体連結部4bが設けられている。即ち、第2のロッド12の第1のロッド11とは反対側の端部が車両本体連結部4bである。第1のロッド11に対する第2のロッド12の回転軸と、柱3に対する第2のロッド12の回転軸とは、互いに平行、かつ鉛直又はほぼ鉛直である。
第1のロッド11の形状は、直線形である。第2のロッド12の形状は、直線の中央部を車外側(図1の下側)へ凸となるように鈍角で僅かに屈曲させた「く」の字形である。
ロッドガイド5は、ドア1の開閉ロッド体4の出入り口に設けられている。また、ロッドガイド5は、耐摩耗性に優れた樹脂製であり、開閉ロッド体4の移動を案内する。
図3は図1のロッドガイド5を示す平面図、図4は図3のロッドガイド5を矢印IVに沿って見た正面図、図5は図3のロッドガイド5を示す斜視図である。
ロッドガイド5は、平板状のガイド部5aと、ガイド部5aの車内側の端部から車両本体連結部4bとは反対側、即ちドア1の内側へ突出している平板状の屈曲阻止部5bと、ガイド部5aの車内側の端部から屈曲阻止部5bとは反対側へ突出している第1の突起部5cと、ガイド部5aの車外側の端部から屈曲阻止部5bとは反対側へ突出している第2の突起部5dとを有している。
ガイド部5aの中央には、開閉ロッド体4を通すロッド孔5eが設けられている。ガイド部5aのロッド孔5eの上下には、ロッドガイド5をドア1に固定するための一対のねじを通す固定用孔5f,5gが設けられている。
屈曲阻止部5bは、開閉ロッド体4の車内側に隣接しており、開閉ロッド体4がドア1外へ押し出される際に開閉ロッド体4に接して、第1のロッド11と第2のロッド12との連結部である屈曲部4cが車内側へ凸となる方向へ屈曲するのを阻止する。
第1の突起部5cの先端の水平断面形状は、直角三角形である。第2の突起部5dの水平断面形状は、矩形である。第1及び第2の突起部5c,5dは、上下方向に連続して形成されている。これにより、第1及び第2の突起部5c,5d間には、上下方向に連続した溝5hが形成されている。
図1、2に戻って、第1のロッド11には、ガイド部5aに当たることにより、ドア1から抜ける方向への開閉ロッド体4の移動を規制するストッパ部11aが設けられている。
ベース板6は、内側板1aの外側板1bに対向する面に固定されている。解除レバー7は、所定の範囲で回転可能にベース板6に取り付けられている。また、解除レバー7は、回転することにより、ドア1を全閉位置に保持するドアキャッチ(図示せず)の保持状態を解除する。
伸縮体8は、ドア内端部4aと解除レバー7との間に連結されている。また、伸縮体8は、図1の状態と図2の状態との間で伸縮可能になっている。モータ部9は、伸縮体8に設けられており、伸縮体8を伸縮させる。車両用ドア開閉装置は、ベース板6及びロッドガイド5の2箇所でドア1に支持されている。
図6は図1の車両用ドア開閉装置を示す斜視図、図7は図6の車両用ドア開閉装置をYZ面に平行な面で切断した断面図、図8は図6の車両用ドア開閉装置をXY面に平行な面で切断した断面図、図9は図8の車両用ドア開閉装置のドア全開時の状態を示す断面図である。
伸縮体8は、ドア内端部4aに連結されているロッド連結部8aと、解除レバー7に連結されているレバー連結部8bとを有している。また、伸縮体8は、ロッド連結部8aとレバー連結部8bとの距離が変化するように伸縮可能である。
さらに、伸縮体8は、ロッド連結部8aとレバー連結部8bとの距離が大きくなることによって、ドアキャッチの保持状態を解除する方向(図6の反時計方向)へ解除レバー7を回転させるとともに、ドア1から開閉ロッド体4を突出させる。
また、伸縮体8は、ガイド部材である筒状のラックガイド13と、ラックガイド13に案内されて直線的に往復移動する可動部材としてのラック14と、ラックガイド13から解除レバー7側へ突出した筒状の延長部15とを有している。
ロッド連結部8aは、ラック14の開閉ロッド体4側の端部である。レバー連結部8bは、延長部15のラックガイド13とは反対側の端部に設けられている。
モータ部9は、ラックガイド13に取り付けられている。また、モータ部9は、電動モータであるモータ本体16と、減速部17と、ラック14と噛み合うピニオン18とを有している。
モータ本体16には、車載のバッテリーからの電力が供給される。また、モータ本体16は、運転席からの操作により駆動される。さらに、ドア1を手動で開閉操作すると、開閉ロッド体4の動きがモータ部9側へ伝達されてピニオン18を回転させるようになっている。
ベース板6は、一対のねじにより内側板1aに固定されている。解除レバー7の形状は、直線の中央部を鈍角で屈曲させた「く」の字形である。解除レバー7は、ベース板6に回転可能に連結されている中間部7aと、第1の端部7bと、第2の端部7cとを有している。
ベース板6には、その端部を直角に折り曲げることにより接続部6aが形成されている。第1の端部7bと接続部6aとの間には、引っ張りばね19が設けられている。引っ張りばね19は、図6の時計方向へ回転させる力を解除レバー7に与える。
また、第1の端部7bには、ドアキャッチを操作する操作ワイヤ20が接続されている。接続部6aには、操作ワイヤ20を囲繞するワイヤチューブ21の端部が接続されている。
レバー連結部8bは、連結軸22を介して第2の端部7cに回転可能に連結されている。この例では、連結軸22としてボルトが利用されている。
図10は図6のベース板6を示す正面図である。ベース板6には、解除レバー7の回転を所定の範囲に規制する凹部6bと、解除レバー7の回転軸を通す軸孔6cと、ベース板6を内側板1aに固定するためのねじを通す一対の固定用孔6d,6eとが設けられている。
凹部6bには、連結軸22の端部、即ちボルトの頭部が挿入される。ボルトの頭部が凹部6bの縁に当たることにより、解除レバー7の回転範囲が制限される。
次に、動作について説明する。ドア1を開放する場合、伸縮体8のロッド連結部8aとレバー連結部8bとの距離が大きくなる方向へモータ部9を駆動する。このとき、ドア1はドアキャッチにより全閉位置に保持されているため、開閉ロッド体4をすぐにドア1外へ押し出すことはできない。
このため、ラック14は動かず、ラックガイド13がロッド連結部8aから離れる方向へラック14に沿って移動する。このとき、延長部15もラックガイド13とともに移動し、引っ張りばね19に抗して解除レバー7を回転させる。これにより、ドアキャッチによるドア1の保持状態が解除される。
この後、モータ部9を同方向へ駆動し続けると、今度はラック14がラックガイド13から押し出され、開閉ロッド体4がドア1から押し出されて、ドア1が開放される。解除レバー7は、ドアキャッチが操作された後に、引っ張りばね19の復元力によって元の位置に戻される。
ドア1を閉じる場合は、伸縮体8のロッド連結部8aとレバー連結部8bとの距離が小さくなる方向へモータ部9を駆動する。これにより、開閉ロッド体4及びラック14が図9の位置から図8の位置に移動し、ドア1が閉じられる。ドア1が全閉位置に移動すると、ドアキャッチによりドア1が保持される。
このような車両用ドア開閉装置では、ドア1内のモータ部9により伸縮体8を伸縮させて、開閉ロッド体4を相対的にドア1に出入りさせてドア1を開閉動作させる。また、伸縮体8を伸長させる際に、解除レバー7を回転させてドアキャッチの保持状態を解除する。このため、運転席とドア1との間に大がかりな機械式の伝達機構を配置する必要がなく、構成がコンパクトであり、車両への設置を容易にすることができる。また、車両からの撤去も容易に行うことができる。
また、第1及び第2のロッド11,12を連結した開閉ロッド体4が用いられているので、ドア1の開閉ロッド体4の出入り口を拡大しなくても、屈曲部4cを屈曲させながら、作用点の距離を一定に保ち、開閉ロッド体4をドア1にスムーズに出し入れすることができる。これにより、車両への設置をさらに容易にすることができる。また、モータ部9の大型化を防止することができる。
さらに、ロッドガイド5に屈曲阻止部5bを設けたので、第1及び第2のロッド11,12を連結した開閉ロッド体4を用いても、開閉ロッド体4をドア1にスムーズに出し入れすることができる。
さらにまた、中央部が屈曲した第2のロッド12を用いたので、第2のロッド12をドア1にスムーズに出し入れすることができる。
また、部品の長さ等を変更するだけで、多くのタイプの車両に車両用ドア開閉装置を容易に設置することができる。
さらに、1つのモータ部9により、ドアキャッチによるドア1の保持の解除とドア1の開放動作とを連続して行うことができ(ワンモータ・ツーアクション)、構成をコンパクト化することができる。
さらにまた、ドア1を開閉する部材として開閉ロッド体4を用いたので、簡単な構成で、ドア1の開放時に圧縮荷重が作用しても折れ曲がらないようにすることができる。
また、車両用ドア開閉装置を後付けする場合、既設の開閉ロッドのガイド部品を取り付けていたねじを利用してロッドガイド5を容易にドア1に取り付けることができる。特に、屈曲阻止部5bをガイド部5aと一体に形成したので、ロッドガイド5をドア1にさらに容易に取り付けることができる。
さらに、ドア1を手動で開閉操作すると、開閉ロッド体4の動きがモータ部9側へ伝達されてピニオン18を回転させるようになっているので、万一電源が喪失した場合にも、ドア1を手動で開閉することができ、閉じ込めを防止することができる。
さらにまた、伸縮体駆動装置としてモータ部9を用いたので、エンジンがかかっているかどうかによらずドア1を開閉することができる。
また、エンジンの負圧を利用してドア1を開閉する場合、圧力が小さいので大きなシリンダが必要であるが、モータ部9を用いる場合、ドア1を開閉するために必要な力を容易に得ることができる。特に、モータ本体16の出力を減速してピニオン18に伝達することにより、ドア1を開閉するのに十分な力をコンパクトなモータ本体16により得ることができ、坂道でも容易にドア1を開閉することができる。
さらに、モータ部9の出力軸にピニオン18を設け、可動部材としてラック14を用いたので、簡単な構成により、伸縮体8を容易に伸縮させることができる。
なお、上記の例では、ラック14にロッド連結部8aを設け、延長部15にレバー連結部8bを設けたが、逆であってもよい。
また、伸縮体は、ガイド部材とラックとの組み合わせに限定されるものではない。例えば、エアシリンダ又は油圧シリンダ等であってもよい。このため、伸縮体駆動装置もモータ部に限定されるものでなく、例えば空気圧制御装置又は油圧制御装置等であってもよい。また、例えばリニアモータにより伸縮体を伸縮させてもよい。
さらに、ガイド部及び屈曲阻止部は、それぞれ別部材で構成してもよい。
さらにまた、第1のロッドとラックとを一体に形成してもよい。
また、上記の例では、解除レバー7がベース板6の上方へ突出しているが、ドア1内のスペースによっては、下方へ突出していてもよい。この場合、ベース板6等の構成は、実施の形態に対して上下対称とすればよい。
さらに、この発明の適用対象は、自動車の後部座席のドアに限定されるものではなく、回転により開閉されるあらゆる車両用ドアに適用することができる。
1 ドア、4 開閉ロッド体、4a ドア内端部、4b 車両本体連結部、4c 屈曲部、5 ロッドガイド、5a ガイド部、5b 屈曲阻止部、5e ロッド孔、7 解除レバー、8 伸縮体、8a ロッド連結部、8b レバー連結部、9 モータ部(伸縮体駆動装置)、11 第1のロッド、12 第2のロッド、13 ラックガイド(ガイド部材)、14 ラック(可動部材)、16 モータ本体、18 ピニオン。

Claims (5)

  1. ドア内に配置されているドア内端部と、前記ドアから突出して車両本体に回転可能に連結される車両本体連結部とを有しており、前記ドアに対して出入りする方向へ移動することにより前記ドアを開閉させる開閉ロッド体、
    記ドア内に所定の範囲で回転可能に設けられており、前記ドアを全閉位置に保持するドアキャッチの保持状態を解除する解除レバー、
    前記ドア内端部に連結されているロッド連結部と、前記解除レバーに連結されているレバー連結部とを有しており、かつ前記ロッド連結部と前記レバー連結部との距離が変化するように伸縮可能であり、前記ロッド連結部と前記レバー連結部との距離が大きくなることによって、前記ドアキャッチの保持状態を解除する方向へ前記解除レバーを回転させるとともに、前記ドアから前記開閉ロッド体を突出させる伸縮体、及び
    前記伸縮体を伸縮させる伸縮体駆動装置
    を備え、
    前記開閉ロッド体は、前記ドア内端部が設けられている第1のロッドと、前記第1のロッドに回転可能に連結されており、かつ前記車両本体連結部が設けられている第2のロッドとを有しており、
    前記第1のロッドと前記第2のロッドとの連結部である屈曲部は、前記ドアの全開時には、前記ドア外に位置し、かつ車内側へ凸となる方向へ屈曲する車両用ドア開閉装置。
  2. ドア内に配置されているドア内端部と、前記ドアから突出して車両本体に回転可能に連結される車両本体連結部とを有しており、前記ドアに対して出入りする方向へ移動することにより前記ドアを開閉させる開閉ロッド体、
    前記ドアの前記開閉ロッド体の出入り口に設けられており、前記開閉ロッド体の移動を案内するロッドガイド、
    前記ドア内に所定の範囲で回転可能に設けられており、前記ドアを全閉位置に保持するドアキャッチの保持状態を解除する解除レバー、
    前記ドア内端部に連結されているロッド連結部と、前記解除レバーに連結されているレバー連結部とを有しており、かつ前記ロッド連結部と前記レバー連結部との距離が変化するように伸縮可能であり、前記ロッド連結部と前記レバー連結部との距離が大きくなることによって、前記ドアキャッチの保持状態を解除する方向へ前記解除レバーを回転させるとともに、前記ドアから前記開閉ロッド体を突出させる伸縮体、及び
    前記伸縮体を伸縮させる伸縮体駆動装置
    を備え、
    前記開閉ロッド体は、前記ドア内端部が設けられている第1のロッドと、前記第1のロッドに回転可能に連結されており、かつ前記車両本体連結部が設けられている第2のロッドとを有しており、
    前記ロッドガイドは、
    前記開閉ロッド体を通すロッド孔が設けられているガイド部と、
    前記ガイド部の車内側の端部から前記車両本体連結部とは反対側へ突出しており、前記開閉ロッド体が前記ドア外へ押し出される際に、前記第1のロッドと前記第2のロッドとの連結部である屈曲部が車内側へ凸となる方向へ屈曲するのを阻止する屈曲阻止部と
    を有している車両用ドア開閉装置。
  3. ドア内に配置されているドア内端部と、前記ドアから突出して車両本体に回転可能に連結される車両本体連結部とを有しており、前記ドアに対して出入りする方向へ移動することにより前記ドアを開閉させる開閉ロッド体、
    前記ドア内に所定の範囲で回転可能に設けられており、前記ドアを全閉位置に保持するドアキャッチの保持状態を解除する解除レバー、
    前記ドア内端部に連結されているロッド連結部と、前記解除レバーに連結されているレバー連結部とを有しており、かつ前記ロッド連結部と前記レバー連結部との距離が変化するように伸縮可能であり、前記ロッド連結部と前記レバー連結部との距離が大きくなることによって、前記ドアキャッチの保持状態を解除する方向へ前記解除レバーを回転させるとともに、前記ドアから前記開閉ロッド体を突出させる伸縮体、及び
    前記伸縮体を伸縮させる伸縮体駆動装置
    を備え、
    前記開閉ロッド体は、前記ドア内端部が設けられている第1のロッドと、前記第1のロッドに回転可能に連結されており、かつ前記車両本体連結部が設けられている第2のロッドとを有しており、
    前記伸縮体は、ガイド部材と、前記ガイド部材に沿って移動可能な可動部材とを有しており、
    前記伸縮体駆動装置は、前記ガイド部材に設けられており、前記ガイド部材に対して前記可動部材を移動させるモータ部である車両用ドア開閉装置。
  4. 前記モータ部は、ピニオンと、前記ピニオンを回転させるモータ本体とを有しており、
    前記可動部材は、前記ピニオンと噛み合うラックである請求項記載の車両用ドア開閉装置。
  5. 前記第1のロッドの形状は直線形であり、
    前記第2のロッドの形状は、直線の中央部を車外側へ凸となるように鈍角で屈曲させた形状である請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置。
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