JP6775165B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6775165B2 JP6775165B2 JP2016078383A JP2016078383A JP6775165B2 JP 6775165 B2 JP6775165 B2 JP 6775165B2 JP 2016078383 A JP2016078383 A JP 2016078383A JP 2016078383 A JP2016078383 A JP 2016078383A JP 6775165 B2 JP6775165 B2 JP 6775165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- source unit
- convex portion
- housing
- convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
また近年、照明器具が設置される部屋の用途や生活シーンに応じて、それぞれ適した明るさ、発光色、及び配光角の光源を取り付けたいというユーザのニーズが高まっている。
[1.全体構成]
図1は、実施形態に係る照明器具100を斜め上方から見た場合の斜視図である。図2は、照明器具100を斜め下方から見た場合の斜視図である。図1及び図2に示すように、照明器具100は、主な構成要素として、円筒状のケース10、ケース10を造営材の埋込穴に取り付けるための取付部20、及びケース10の内部に保持される光源ユニット30等を備える。照明器具100は、例えば、一般家屋やビルの天井などの造営材に取り付けられる、所謂ダウンライトである。
図3は、照明器具100の図2におけるA−A線で切断した断面図である。図4は、光源ユニット30がケース10から取り外された状態の照明器具100を斜め下方から見た場合の斜視図である。図5は、光源ユニット30がケース10から取り外された状態のケース10の底面図である。図3、図4、図5に示すように、照明器具100は、さらに、ソケット40及び帯状部50をケース10内部に有する。
(1)ケース10
図3及び図4に示すように、ケース10は、光源ユニット30を収容する円筒状の筐体11と、筐体11の上方に連続的に配置された円筒状のコネクタ収容部12とからなる。本実施形態においては、筐体11及びコネクタ収容部12は、一体となっている。そして、筐体11の内部であって、筐体11の上端部には、光源ユニット30を保持するためのソケット40が配されている。筐体11は、収容部11a、拡径部11b、及びフランジ11cからなる。収容部11aには、ソケット40に保持された状態で光源ユニット30が収容される。拡径部11bは、収容部11aの下方に連続的に配置され、下方に向かうにつれて内径が拡径する形状を有する。フランジ11cは、拡径部11bの下端から径外方向に張り出すように連続的に配置されている。本実施形態においては、収容部11a、拡径部11b、及びフランジ11cは、一体となっている。
取付部20は、照明器具100を天井等に取り付けるためのものであり、図1、図2、図3に示すように、3個の取付部材21からなる。取付部材21は、側面視においてL字状に曲げられた金属製の板バネである。取付部材21は、ケース10の取付部材取付部10aに1つずつ取り付けられる。本実施形態においては、照明器具100は、3つの取付部材21により天井等に取り付けられる。従って、ケース10は3個の取付部材取付部10aを有している。そして、図5に示すように、取付部材取付部10aは、ケース10の筒軸X1を中心として略等角度間隔に配置されている。よって、取付部材21が、ケース10の筒軸X1を中心として略等角度間隔に配置される。従って、照明器具100が天井に取り付けられた場合に、取付部材21による保持力がより均等に働き、照明器具100が天井に取り付けられた状態がより安定して維持される。
(3)光源ユニット30
図6は、光源ユニット30の斜め上方から見た斜視図である。図7(a)は、光源ユニット30の上面図である。図7(b)は、光源ユニット30の底面図である。図7(c)は、光源ユニット30のX軸方向から見た側面図である。図7(d)は、光源ユニット30のY軸方向から見た側面図である。図8(a)は、斜め下方から見た光源ユニット30の斜視断面図である。図8(b)は、斜め上方から見た光源ユニット30の斜視断面図である。
胴部31は、両端が開口した円筒状の周壁31aと、周壁31aの上端を閉塞する上閉塞部分31bと、周壁31aの下端に連続的に配置され、光源モジュール33から発せられた光を下方へと反射させるための反射板31cとを有する。本実施形態においては、周壁31a及び反射板31cは、一体となっているが、当該構成に限られず、別部材として構成されていてもよい。
反射板31cは、樹脂等の材料からなり、中央に円形の開口31c1を有し、下方に向かうにつれて拡径する漏斗状の形状を有する。反射板31cの開口31c1内に光源モジュール33が位置するように配されている。従って、光源モジュール33から発せられた光は、反射板31cに遮られることなく開口31c1から下方へと出射される。また、反射板31cの下面は、光反射性を有する反射面31c2となっている。反射面31c2は、反射板31cが白色の着色料が混入された樹脂からなることにより光反射性を有してもよい。あるいは、反射面31c2の表面に鏡面加工が施されたり金属薄膜が形成されたりすることにより光反射性を実現してもよい。
放射パネル32bの下面には、下方に突出するつまみ32cが配置されている。本実施形態においては、つまみ32cは2個であり、図7(b)に示すように、平面視において周壁31aの筒軸X2を中心として、対称な位置に配置されている。そして、図7(a)、図7(b)に示すように、平面視において、凸部31dとつまみ32cとの筒軸X2を中心とした角度位置が一致している。なお、つまみ32cの個数は、必ずしも2個に限られないが、複数個配置されていることが好ましい。また、つまみ32cと凸部31dとの角度位置が一致している構成には、必ずしも限定されない。また、つまみ32cは、下面32b1からの光の出射を妨げず、美観を損なわない程度の大きさである。
放熱シート34は、熱伝導性を有する樹脂等からなるシート状の部材であり、光源モジュール33から発せられた熱を外部へと伝導させて光源モジュール33の温度上昇を抑制する。
電源ケーブル36は、一端が光源モジュール33に接続されたケーブル本体36aと、ケーブル本体36aの他端に接続されたコネクタ36bとを有する。コネクタ36bは、ケース10の開口44a(図4参照)を通ってコネクタ収容スペース12c(図3参照)内に配置され、コネクタ収容スペース12cにおいて、不図示の電源ユニットに接続される。そして、電源ケーブル36を介して、電源ユニットからの電力が光源モジュール33に供給される。
ケース10内に収容された状態のケース10及び光源ユニット30の凸部31dを通らない断面の一部拡大図を図9に示す。図9に示すように、カバー32の下面32b1と周壁32aとの接合点32b1aから、下面32b1の稜線をさらに延長した仮想線Cの延長端は、拡径部11bの反射面11b1と収容部11aの内周面11a1との接合点11dと一致している。また、カバーとケースとの間の間隙(仮想線Cの長さに近似することができる。)は、ユーザの指が入らない程度の十分に小さいものである。上記間隙の大きさは、具体的には、0.2mm〜10mmであるが、必ずしも当該具体的な数値範囲に限定されるものではない。従って、光源ユニット30がケース10に取り付けられた状態において、下方から見た場合に、光源ユニット30とケース10との一体感が増し、美観に資することができる。
図10は、光源ユニット30が取り外された状態におけるケース10の、図1におけるD−D線で切断した断面である。図11は、光源ユニットが取り外された状態におけるケース10の、図1におけるE−E線で切断した断面であって、図10においてケース10が断面ではないとした場合のE−E線で切断した断面に相当する断面図である。図4、図10及び図11に示すように、ソケット40は、第1規制部41、保持部42、第2規制部43、放熱部44を有する。
図11に示すように、弾性部材42aは、側面視で略L字形状を有し、縦辺部42a1、横辺部42a2、折り返し部42a3、固定部42a4からなる。縦辺部42a1は、L字の縦辺に相当する部分である。横辺部42a2は、L字の横辺に相当する部分であって、接続部分42a5で縦辺部42a1とつながっている。折り返し部42a3は、横辺部42a2の接続部分42a5とは反対側の端部である折り返し部分42a6で横辺部42a2とつながっており、縦辺部42a1側に折り返されたようになっている。固定部42a4は、縦辺部42a1の接続部分42a5とは反対側の端部である接続部分42a7で縦辺部42a1とつながっており、横辺部42a2とは反対側に折り曲げられたようになっている。固定部42a4には、不図示の貫通孔が設けられており、固定部42a4が固定部材42bで中底45の固定部45aに固定されることにより、弾性部材42aが中底45に固定される。なお、本実施形態においては、固定部材42bは、ネジである。
なお、本実施形態においては、ソケット40は、保持部42及び第2規制部43を、それぞれ2つずつ有し、ケース10の内部に配置された状態において、平面視でケース10の筒軸X1を挟んで対称な位置に配置されている。
図4及び図5に示すように、帯状部50は、中底45の下方において、筐体11の収容部11aの内周面11a1から径内方向に厚みを有し、内周面11a1に沿って周方向に帯状に形成されている。
帯状部50は、0mm以上の所定の厚みを有する規制領域50aと、厚みを有しない(即ち、0mmの厚みを有する。)許容領域50bとからなる。なお、0mmの厚みも厚みとして扱い、厚みを有しない場合は、0mmの厚みを有するとして考えることができる。
[3.光源ユニット取り付け作業]
次に、光源ユニット30をソケット40に取り付ける方法について説明する。
なお、規制領域50a及び許容領域50bについては、図12(e)にのみ示している。
光源ユニット30を筐体11内部に挿入する前に、作業者は下方から帯状部50の許容領域50bの位置を視認することができる。そして、つまみ32cの角度位置と凸部31dの角度位置が揃っている。従って、作業者は、光源ユニット30を上方へと移動させた際に、図12(a)に示すように、凸部31dが許容領域50b付近に位置する角度で光源ユニット30を筐体11内部に挿入することができる。
なお、上記凸部31dの下端31d3が凹部分42a9に収まっている状態は、下端31d3が屈曲部分42a11(図11参照)に接している状態と考えることができる。
実施形態に係る照明器具100は、下端が開口した円筒形の胴部31内に光源モジュール(光源)33を有し、光源モジュール33から発せられた光を下方へ出射する光源ユニット30と、光源ユニット30を保持するソケット40とを備える。光源ユニット30は、胴部31の周壁31a(の外周面)に周方向に互いに間隔をあけて配置され、径外方向に突出する凸部31dを複数有する。ソケット40は、第1規制部41、第2規制部43、及び保持部42を有する。第1規制部41は、上下方向における第1位置P1で凸部31dの上方への移動を規制し、第1位置P1で胴部31の周方向における凸部31dの移動を許容する。第2規制部43は、前記周方向における第2位置P2で凸部31dの前記周方向における一方への移動を規制する。そして、保持部42は、第2位置P2において凸部31dを上方に付勢する弾性部材42aを有することを特徴とする。
実施形態に係る照明器具100においては、ソケット40は、光源ユニット30の上方に位置する放熱部44を有してもよい。放熱部44の下面44bは、平坦であってもよい。胴部31は、上下両端が開口した円筒形の周壁31a及び、周壁31aの上側の開口を閉塞する上閉塞部分31bを有してもよい。上閉塞部分31bは、熱伝導性を有し、光源モジュール(光源)33と熱的に接続されていてもよい。上閉塞部分31bの上面31b1は、平坦であって、光源ユニット30の最も上方において露出していてもよい。そして、上閉塞部分31bの上面31b1は、弾性部材42aの付勢力により、放熱部44の下面44bに押圧されていてもよい。
実施形態に係る照明器具100においては、第1規制部41は、放熱部44を前記周方向に囲んで配置され、放熱部44と一体であってもよい。
そして、第1規制部41は、筐体11の内周面11a1と一体であってもよい。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、光源ユニット30の上閉塞部分31bから放熱部44へと伝導された熱が、第1規制部41を介して筐体11へとさらに伝導することができる。従って、光源モジュール33で発生した熱を、より効率よく放熱することができる。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、光源ユニット30のソケット40への取付け作業において、凸部31dが第3位置P3から第2位置P2へと移動(前記周方向の一方へと移動)される際に、作業者がクリック感を感じることができる。従って、光源ユニット30がソケット40に正しく取り付けられたことを感知することができる。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、弾性部材42aの形状によりクリック感を生じさせることができる。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、弾性部材42aが金属からなる場合に、第1規制部41が金属からなる場合と比較して熱負荷の問題が軽減され、摩耗が軽減される。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、凸部31dが保持部42に保持された状態において、光源ユニット30の重さがより均等に保持部42にかかり、より安定して光源ユニット30が保持される。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、つまみ32cの位置で凸部31dの位置がわかる。従って、光源ユニット30をソケット40に取り付ける作業において、凸部31dが保持部42の近傍に位置するような角度で作業者が光源ユニット30を筐体11内に挿入することが容易である。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、光源ユニット30がソケット40に取り付けられた状態において、下方から見た場合に、凸部31dがカバー32によって隠されるので、美観に資することができる。
よって、光源ユニット30をソケット40に取り付ける作業において、作業者が光源ユニット30を筐体11内へと上方に挿入した場合に、規制領域50aでは、凸部31dが第1位置P1よりも下方で帯状部50により上方への移動が規制される。そして光源ユニット30を前記周方向における一方へと回転させた場合に、保持部42の手前の許容領域50bに達すると凸部31dを第1位置P1まで移動させることができる。従って、作業者は、凸部31dが保持部42の近傍に位置していることを感知することができる。
実施形態に係る照明器具100が上記の構成を有していると、作業者は、凸部31dが保持部42の近傍に位置していることを感知することができる。従って、光源ユニット30を回転させる力を調整することができ、保持部42が損傷を受ける蓋然性を低減させることができる。
照明器具100が上記のように構成されているため、凸部31dが傾斜部分52に接触している場合に、光源ユニット30を前記周方向における一方へと回転させると、傾斜部分52の傾斜に従って凸部31dを第1位置P1まで徐々に近づけることができる。よって、規制領域50aから許容領域50bへの凸部31dの移動を円滑に行うことができる。
照明器具100が上記のように構成されていることにより、許容領域50bにおける凸部31dの上方への移動を円滑に行うことができる。
実施形態に係る照明器具100においては、帯状部50は、筐体11と一体であってもよい。
実施形態に係る照明器具100においては、筐体11は、光源ユニット30が収容される収容部11aと、収容部11aの下方に連続的に配置され、下方に向かうにつれて内周面が拡径する拡径部11bとを有してもよい。収容部11aの下端の内径と、拡径部11bの上端の内径とは一致していてもよい。光源ユニット30がソケット40に保持された状態において、カバー32の外周縁部と筐体11の内周面11a1との間には、人間の人差し指の太さよりも小さい間隙が存在してもよい。そして、筐体11の筒軸X1を通る所定の平面による断面において、カバー32の下面32b1の稜線を筐体11の内周面11a1まで延長した仮想線Cの延長端は、収容部11aと拡径部11bの接合点11dと一致していてもよい。
実施形態に係る照明器具100においては、光源モジュール33は、半導体発光素子を有してもよい。
実施形態に係る照明器具100においては、筐体11が天井に取り付けられてもよい。
≪変形例≫
以上、実施形態に基づいて説明したが、上記実施形態の構成に限られず、以下のような変形例を実施することができる。なお、以下に説明する各変形例においては、実施形態に係る照明器具100と同様の構成要素には同一の符号を付して、説明を適宜省略する。
実施形態に係る照明器具100においては、帯状部50は、規制領域50aにおいて平行部分51及び傾斜部分52を有していた。しかし、実施形態に係る照明器具100の構成に限定されるものではなく、傾斜部分を有さず、平行部分のみを有する構成としてもよい。
そして、図13(c)に示すように、凸部31dの下端31d3が弾性部材42aの折り返し部42a3と接触して折り返し部42a3を横辺部42a2側に押し下げ、弾性部材42aが凸部31dを上方に付勢する付勢力が発生する。
(変形例2)
さらには、帯状部を備えない構成としてもよい。
そして、光源ユニット30をさらに上方へと移動させると、図14(b)に示すように、凸部31dの上端31d2が、第1規制部41に接触し、上下方向における第1位置P1で凸部31dの上方への移動が第1規制部41により規制される。当該状態において、第1規制部41は凸部31dの胴部31の周方向の移動は許容するので、作業者は、光源ユニット30を上記周方向に回すことができる。
そして、図14(c)に示すように、凸部31dの下端31d3が弾性部材42aの折り返し部42a3と接触して折り返し部42a3を横辺部42a2側に押し下げ、弾性部材42aが凸部31dを上方に付勢する付勢力が発生する。
なお、変形例2の構成においては、ソケット240は帯状部を有しないため、規制領域が存在せず、全体が許容領域である。しかし、凸部31dが固定部245aの下端部に接すると、上方への移動が規制されるため、固定部245aの下端部を平行部分51の一部と捉えることも可能である。上記の場合は、固定部245aの下端部に対応する領域が規制領域となる。
実施形態に係る照明器具100においては、弾性部材42aが凹部分42a9を有することによりクリック感を生じさせていた。しかし、実施形態に係る照明器具100の構成に限定されるものではなく、以下のような変形例を実施することができる。
図15(a)〜(e)は、変形例3に係るソケット340に光源ユニットが取り付けられる際の変形例3に係る凸部331dとソケット340及び帯状部50との位置関係を示す模式図である。第1規制部341が下面に突起341aを有する点、弾性部材342aが凹部分を有しない点、及び凸部331dの側面視形状が楕円形である点を除いては、実施形態に係る照明器具100と同じである。また、規制領域50a及び許容領域50bについては、図15(e)にのみ示している。
続いて、作業者は、凸部331dの肩部分331d1を傾斜部分52に沿って滑らせるように、光源ユニットを胴部31の周方向に回転させながら上方へと移動させる。つまみ32cが下面32b1から下方に突出しているので、作業者は、つまみ32cを指にひっかけて光源ユニットを回転させることができる。
また、上記周方向において第2位置P2よりも他方側の第3位置P3において、凸部331dの上端331d2が突起341aと接触している。当該状態において、凸部331dが第2位置P2に位置しているときよりも、弾性部材342aの折り返し部342a3が横辺部342a2側に大きく押し下げられており、上方へのより大きな付勢力が生じている。従って、光源ユニットをソケット340に取り付ける際に、作業者はクリック感を感じることができ、光源ユニットがソケット340に正しく取り付けられたことを感知することができる。
変形例3に係る照明器具においては、第1規制部341は、第3位置P3において弾性部材342a側に突出する突起341aを有していてもよい。
(変形例4)
実施形態に係る弾性部材42aには、板バネが用いられていた。しかし、実施形態に係る照明器具100の構成に限定されるものではなく、以下のような変形例を実施することができる。
続いて、作業者は、凸部31dの肩部分31d1を傾斜部分52に沿って滑らせるように、光源ユニット30を胴部31の周方向に回転させながら上方へと移動させる。つまみ32cが下面32b1から下方に突出しているので、作業者は、つまみ32cを指にひっかけて光源ユニット30を回転させることができる。
また、変形例4においては、ヘッド442bの側面視形状が上方に突出する三角形である。従って、図16(c)、(d)、(e)に示すように、凸部31dが上記周方向における一方へと移動される際に、下端31d3が、ヘッド442bの辺部分442b1、上端442b2、辺部分442b3と順に接触する。そして、上記周方向における第2位置P2よりも他方側の第3位置P3において、凸部31dの下端31d3が、ヘッド442bの上端442b2と接触し、弾性部材442aに最も大きな付勢力が発生する。従って、作業者は、クリック感を感じることができ、光源ユニット30がソケット440に正しく取り付けられたことを感知することができる。
実施形態に係る照明器具100においては、ソケット40がケース10の筐体11と一体に形成されていた。しかし、実施形態に係る照明器具100の構成に限定されるものではなく、ソケットが筐体から独立した別個の部材として構成されてもよい。
図17(a)は、変形例5に係るソケット540及び帯状部550を斜め下から見た外観斜視図である。図17(b)は、図17(a)におけるG−G線で切断した断面図である。図17(a)、(b)に示すように、変形例5に係るソケット540は、帯状部550と一体に形成され、ソケット540と帯状部550とでソケットユニット560を構成している。ソケットユニット560は、収容部11aの内部において筐体11に固定される。
帯状部550は、中底545の周縁部から下方に連続的に配置されている。帯状部550は、周方向に長尺な平行部分551と、平行部分551の保持部42に対向する側に連続的に配置され、保持部42に近づくにつれて中底545側に傾斜する傾斜部分552とからなる。本変形例においては、中底545及び帯状部550は、一体となっている。
また、ソケットユニットを筐体とは別体として構成することにより、ソケットユニットをアダプタとして用いることができる。即ち、凸部の形状や個数が異なる複数種類の光源ユニットが存在する場合に、それぞれの種類の光源ユニットに対応したソケットユニットを用いることにより、ケース10を共通して使用することができる。従って、複数種類の照明器具における部品の共通化を図って、製造コスト抑制に資することができる。
(変形例6)
変形例5に係るソケットユニット560は、中底545を一体的に有していた。しかし、実施形態に係る照明器具100の構成に限定されるものではなく、中底を別体とした構成を採用することも可能である。
図18(a)、(b)に示すように、変形例6に係るソケット640では、中底が保持部42及び第2規制部643とは別体となっており、中底は、図10に示す実施形態に係る中底45のように、筐体11と一体に形成されている。
帯状部650は、平行部分651、傾斜部分652、及びブリッジ部分650bからなる。ブリッジ部分650bは、傾斜部分652と保持部42とを連結する部分である。ブリッジ部分650bは、ソケットユニット660が筐体内に配置された場合に、筐体の径方向における厚みが、平行部分651及び傾斜部分652の厚みよりも薄く、光源ユニット30の凸部31dと筐体の内周面との間の間隙の大きさ以下である。従って、ブリッジ部分650bは、光源ユニット30が筐体内に挿入された場合に、凸部31dの上方への移動を妨げない。即ち、ブリッジ部分650bは、許容領域650bに対応する部分であるので、同一の符号を用いている。
変形例6に係るソケットユニット660の構成によっても、光源ユニット30の凸部31dが保持部42に保持された際に、弾性部材42aにより凸部31dが上方に付勢され、光源ユニット30の上面31b1(図6参照)と放熱部の下面とが密着する。従って、光源ユニット30の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
変形例6に係る照明器具においては、帯状部650は、筐体11の内周面11a1に沿って周方向に長尺であってもよい。筐体11の径方向における帯状部650の大きさを厚みとすると、許容領域(ブリッジ部分)650bにおける厚みは、凸部31dと筐体11の内周面11a1との間の前記径方向の間隔以下であってもよい。そして、規制領域(即ち、平行部分651及び傾斜部分652)における厚みは、前記径方向の間隔よりも大きくてもよい。
また、変形例6に係る照明器具においては、保持部42と帯状部650とは、胴部31の周方向において連続的に配置されていてもよい。
11a 収容部
11a1 内周面
11b 拡径部
11d 接合点
30 光源ユニット
31 胴部
31a 周壁
31b 上閉塞部分
31b1 上面
31d、331d 凸部
32 カバー
32b1 下面
32c つまみ
33 光源モジュール(光源)
40 ソケット
41、341 第1規制部
42 保持部
42a、342a 弾性部材(板バネ)
42a10、42a11 屈曲部分
43 第2規制部
44 放熱部
44b 下面
50 帯状部
50a 規制領域
50b 許容領域
52 傾斜部分
341a 突起
C 仮想線
P1 第1位置
P2 第2位置
P3 第3位置
X1、X2 筒軸
Claims (19)
- 下端が開口した円筒形の胴部内に光源を有し、前記光源から発せられた光を下方へ出射する光源ユニットと、前記光源ユニットを保持するソケットとを備え、
前記光源ユニットは、前記胴部の外周面に周方向に互いに間隔をあけて配置され、径外方向に突出する凸部を複数有し、
前記ソケットは、傾斜部、第1規制部、第2規制部、及び保持部を有し、
前記傾斜部は、下方からソケットに挿入されてくる前記凸部に係合して、前記凸部に前記胴部の周方向であって前記保持部に向かう方向に力を加えると共に、前記凸部を上下方向における第1位置まで導く傾斜面を有し、
前記第1規制部は、前記凸部に当接して前記第1位置において前記凸部の上方への移動を規制し、前記第1位置で前記胴部の周方向における前記凸部の移動を許容し、
前記第2規制部は、前記周方向における第2位置で前記凸部の前記周方向における前記傾斜部と反対方向への移動を規制し、前記凸部の上方への移動を許容し、
前記保持部は、前記第2位置において前記凸部を上方に付勢する弾性部材を有しており、
前記ソケットは、前記光源ユニットの上方に位置する放熱部を有し、
前記放熱部の下面は、平坦であり、
前記胴部は、上下両端が開口した円筒形の周壁及び、前記周壁の上側の開口を閉塞する上閉塞部分を有し、
前記上閉塞部分は、熱伝導性を有し、前記光源と熱的に接続されており、
前記上閉塞部分の上面は、平坦であって、前記光源ユニットの最も上方において露出しており、前記弾性部材の付勢力により、前記放熱部の下面に押圧されてなる
ことを特徴とする照明器具。 - 前記第1規制部は、前記放熱部を前記周方向に囲んで配置され、前記放熱部と一体である
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 少なくとも下端が開口した円筒形であって、前記ソケット及び前記光源ユニットを内部に収容する筐体を備え、
前記放熱部は、熱伝導性を有し、前記筐体と熱的に接続されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。 - 前記第1規制部は、前記筐体の内周面と一体である
ことを特徴とする請求項3に記載の照明器具。 - 前記弾性部材は、前記第2位置よりも前記周方向における他方側の第3位置において、前記第2位置よりも強い力で前記凸部を付勢する
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の照明器具。 - 前記弾性部材は、板バネからなり、前記第2位置において前記凸部と接する部分よりも、前記第3位置において前記凸部と接する部分の方が、前記凸部と接する側に突出している
ことを特徴とする請求項5に記載の照明器具。 - 前記第1規制部は、前記第3位置において前記弾性部材側に突出する突起を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の照明器具。 - 前記弾性部材は、金属からなり、
前記第1規制部は、樹脂からなる
ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の照明器具。 - 複数の前記凸部は、平面視において、前記胴部の筒軸を中心として等角度間隔に配されている
ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の照明器具。 - 前記胴部の下端を閉塞する透光性のカバーを有し、
前記カバーの下面には、下方に突出するつまみが複数配置されており、
平面視において、複数の前記つまみと、複数の前記凸部とは、前記胴部の筒軸を中心とする角度位置がそれぞれ一致している
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の照明器具。 - 平面視において、前記凸部は、前記カバーの外周と重なるか、又は前記カバーの外周よりも内側に位置している
ことを特徴とする請求項10に記載の照明器具。 - 前記ソケットは、前記第1規制部の下方に配された帯状部を有し、
前記帯状部は、前記第2位置よりも前記周方向における他方側の許容領域において複数の前記凸部の上方への移動を許容し、前記許容領域以外の規制領域において複数の前記凸部の上方への移動を規制する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の照明器具。 - 前記帯状部は、前記筐体の内周面に沿って周方向に長尺であって、前記筐体の径方向における大きさを厚みとすると、前記許容領域における前記厚みは、前記凸部と前記筐体の内周面との間の前記径方向の間隔以下であり、前記規制領域における前記厚みは、前記径方向の間隔よりも大きい
ことを特徴とする請求項12に記載の照明器具。 - 前記許容領域における前記帯状部の前記厚みはゼロである
ことを特徴とする請求項13に記載の照明器具。 - 前記保持部と前記帯状部とは、前記周方向において連続的に配置されている
ことを特徴とする請求項12から14の何れか1項に記載の照明器具。 - 前記帯状部は、前記筐体と一体である
ことを特徴とする請求項12から15の何れか1項に記載の照明器具。 - 前記筐体は、前記光源ユニットが収容される収容部と、前記収容部の下方に連続的に配置され、下方に向かうにつれて内径が拡径する拡径部とを有し、
前記収容部の下端の内径と、前記拡径部の上端の内径とは一致しており、
前記光源ユニットが前記ソケットに保持された状態において、前記カバーの外周縁部と前記収容部の内周面との間には、人間の人差し指の太さよりも小さい間隙が存在し、
前記筐体の筒軸を通る所定の平面による断面において、前記カバーの下面の稜線を前記収容部の内周面まで延長した仮想線の延長端は、前記収容部と前記拡径部の接合点と一致している
ことを特徴とする請求項10に記載の照明器具。 - 前記光源は、半導体発光素子を有する
ことを特徴とする請求項1から17に記載の照明器具。 - 前記筐体が天井に取り付けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016078383A JP6775165B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 照明器具 |
CN201720355657.9U CN207179406U (zh) | 2016-04-08 | 2017-04-06 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016078383A JP6775165B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017188400A JP2017188400A (ja) | 2017-10-12 |
JP6775165B2 true JP6775165B2 (ja) | 2020-10-28 |
Family
ID=60044164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016078383A Active JP6775165B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 照明器具 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6775165B2 (ja) |
CN (1) | CN207179406U (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2815740B2 (ja) * | 1991-11-14 | 1998-10-27 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用バルブ固定装置 |
KR100816542B1 (ko) * | 2006-08-14 | 2008-03-27 | 한국단자공업 주식회사 | 벌브홀더 |
JP2008130386A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | ランプソケット及びそれを用いた照明器具 |
JP5477529B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2014-04-23 | 東芝ライテック株式会社 | 照明器具 |
PL2443387T3 (pl) * | 2009-06-17 | 2016-07-29 | Philips Lighting Holding Bv | Złącze do łączenia radiatora z modułem oświetleniowym lub innym radiatorem |
JP2011044412A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明器具 |
JP2011204655A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明装置 |
WO2012005244A1 (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-12 | 東芝ライテック株式会社 | ソケット、ソケットアセンブリ、及び、照明装置 |
AT12910U1 (de) * | 2011-04-08 | 2013-01-15 | Tridonic Connection Technology Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum befestigen und kontaktieren eines leuchtmittels und/oder eines leuchtmoduls, sowie leuchte |
JP6197990B2 (ja) * | 2013-05-30 | 2017-09-20 | 東芝ライテック株式会社 | ランプ装置および照明器具 |
-
2016
- 2016-04-08 JP JP2016078383A patent/JP6775165B2/ja active Active
-
2017
- 2017-04-06 CN CN201720355657.9U patent/CN207179406U/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN207179406U (zh) | 2018-04-03 |
JP2017188400A (ja) | 2017-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9523490B2 (en) | Reflectors and reflector orientation feature to prevent non-qualified trim | |
US10234114B1 (en) | LED module and assembly | |
JP2006310207A (ja) | Led照明電球 | |
JP6539859B2 (ja) | 透光性部材及びそれを備えた照明器具 | |
JP5944942B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6775165B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2017188401A (ja) | 照明器具 | |
JP2015050019A (ja) | 照明装置 | |
JP6158101B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2009252451A (ja) | カバー及び該カバーを備える照明装置 | |
JP2015032578A (ja) | Led照明装置 | |
JP5793268B1 (ja) | Led照明装置 | |
JP5793264B1 (ja) | Led照明装置 | |
JP5795114B1 (ja) | Led照明装置 | |
JP5570637B2 (ja) | カバー及び該カバーを備える照明装置 | |
JP2015216099A (ja) | Led照明装置 | |
TWM495485U (zh) | 用於吊扇的led燈具及具有該燈具的吊扇 | |
JP7407077B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6778911B2 (ja) | ダウンライト及び照明器具 | |
JP6548167B2 (ja) | 照明器具及び照明ユニット | |
TWI629432B (zh) | 燈 | |
JP2021064478A (ja) | 照明器具 | |
JP2017016798A (ja) | 照明器具 | |
JP6014809B2 (ja) | Led照明装置 | |
JP6569896B2 (ja) | Led照明装置及び照明器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191112 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200917 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6775165 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |