JP6774080B1 - ボード剥がし工具 - Google Patents
ボード剥がし工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6774080B1 JP6774080B1 JP2020111583A JP2020111583A JP6774080B1 JP 6774080 B1 JP6774080 B1 JP 6774080B1 JP 2020111583 A JP2020111583 A JP 2020111583A JP 2020111583 A JP2020111583 A JP 2020111583A JP 6774080 B1 JP6774080 B1 JP 6774080B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- base rod
- tip
- peeling tool
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
Description
図1〜図5を用いて、本発明の第1実施形態に係るボード剥がし工具1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るボード剥がし工具1を示す斜視図である。また、図2は、ボード剥がし工具1を壁側から見た状態を示す正面図であり、図3は、ボード剥がし工具1を示す左側面図である。
この基軸棒2に取り付けられた分岐棒3と、この分岐棒3に取り付けられた支点部材4と、を備えている。また、ボード剥がし工具1は、基軸棒2の先端に基軸棒2と直交する横棒5を備え、この横棒5にボード材の端部を掛け止める掛止部材6が取り付けられている。このボード剥がし工具1は、壁に取り付けられたボード材に支点部材4の先端4aを当接させてその先端4aを支点として基軸棒2の後端部2bを掴んで回転させて、梃子の原理を用いてボード材を壁の骨組から手動で引き剥がす機能を有している。
基軸棒2は、ボード材をビスやステープルなどの接合材から引き剥がすことができる回転モーメントを得るための所定の長さ(例えば、300mm〜1000mm)を有する棒材である。
分岐棒3は、基軸棒2と同材の棒材からなり、基軸棒2の軸方向に対して分岐棒3の軸方向が直交するように取り付けられた部材であり、後述の支点部材4を支持する機能を有している。また、本実施形態では、分岐棒3の長さは、基軸棒2の長さの1/4程度となっている。勿論、分岐棒3の長さは、支点部材4を所定の角度に支持固定できればよく、一定の長さに限定されるものではない。また、分岐棒3は、基軸棒2と別の材質から構成してもよく、基軸棒2に対して直交するだけでなく、傾斜するなど交差して互いに固定されていればよいことは云うまでもない。
本実施形態に係る支点部材4は、先端4aと後端4bを有し、基軸棒2に対して傾斜するように取り付けられて先端4aが梃子の支点となる部材であり、本実施形態では、厚さ3mm以上6mm未満の中鋼板からなる断面略矩形の平板状の部材である。
また、支点部材4の先端4aから離間した位置には、材軸方向(長手方向)と軸方向が直交するように直交部材である直交棒9が取り付けられている。この直交棒9は、基軸棒2や分岐棒3と同材の棒材からなる。勿論、直交棒9は、基軸棒2や分岐棒3と別の材質から構成してもよいことは云うまでもない。
横棒5は、図1,図2に示すように、その中央部5aが基軸棒2の先端部2aに基軸棒2の軸方向と横棒5の軸方向が直交するように取り付けられている。具体的には、横棒5の中央部5aが、一対の補強ピース10,10を介して基軸棒2の先端部2aにボルト接合されており、横棒5と基軸棒2との接合位置となるコーナー部分の入隅には、側面視で三角形状の補強ピース10で補強されている。つまり、補強ピース10は、ボード材を骨組から引き剥がす際に横棒5と基軸棒2との接合部分に作用する応力に対抗する強度を担保している。
掛止部材6は、図1,図3に示すように、鋼板から折り曲げ加工されて断面コの字状に形成された掛止部6aを有する部材であり、断面コの字状となった掛止部6aの内側にボード材を掛け止めて引っ掛ける機能を有している。
次に、図5を用いて、前述のボード剥がし工具1の使用方法について説明する。図5は、本発明の第1実施形態に係るボード剥がし工具の使用方法を示す説明図である。図5に示すように、本実施形態に係るボード剥がし工具1は、石膏ボードB1を軽量鉄骨の骨組から手動で引き剥がすボード剥がす際に用いる工具である。
次に、図6〜図8を用いて、本発明の第2実施形態に係るボード剥がし工具1’について説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係るボード剥がし工具1’を示す斜視図である。また、図7は、ボード剥がし工具1’を壁側から見た状態を示す正面図であり、図8は、ボード剥がし工具1’を示す左側面図である。
基軸棒2’は、前述のアルミフレームからなる基軸棒2’であり、ボード材をビスやステープルなどの接合材から引き剥がすことができる回転モーメントを得るための所定の長さ(例えば、300mm〜1000mm)を有する棒材である。図示形態では、狭い場所でも使用し易いように、回転半径を小さくした300mm程度のものを例示している。勿論、本発明に係る基軸棒は、梃子の原理を用いて、ボード材を接合材から引き剥がすことができる回転モーメントを作用させることができる強度を有した棒材であれば寸法、形状、材質は問わない。
分岐棒3’は、基軸棒2’と同材の棒材からなり、基軸棒2’の軸方向に対して分岐棒3’の軸方向がするように取り付けられた部材であり、後述の支点部材4’を支持する機能を有している。また、本実施形態では、分岐棒3’の長さは、基軸棒2’の長さの1/3程度となっている。勿論、分岐棒3’の長さは、支点部材4’を所定の角度に支持固定できればよく、一定の長さに限定されるものではない。勿論、分岐棒3’は、基軸棒2’と別の材質から構成してもよく、基軸棒2’に対して直交するだけでなく、傾斜するなど交差して互いに固定されていればよいことは云うまでもない。
支点部材4’は、金属材からなるL型アングルであり、前述分岐棒3’の先端に軸方向が直交するように取り付けられている。この支点部材4’は、断面L型の一辺がボード材と当接してその先端4aが梃子の支点となる支点部材4’として機能し、残りの一辺が前述の直交棒9と同様の機能を有する直交部材9’として機能する。
横棒5’は、アルミ合金などの金属材からなる棒材からなり、図6に示すように、その中央部5a’が基軸棒2’の先端部2a’に基軸棒2’の軸方向と横棒5’の軸方向が直交するように取り付けられている。具体的には、横棒5’の中央部5a’が、前述の一対の補強ピース10’,10’を介して基軸棒2’の先端部2a’にボルト接合されている。つまり、補強ピース10’は、ボード材を骨組から引き剥がす際に横棒5’と基軸棒2’との接合部分に作用する応力に対抗する強度を担保している。
掛止部材6’は、図6,図8に示すように、軽量化を図るため多数の孔60’が穿設されたパンチングメタルから折り曲げ加工されて断面コの字状に形成された掛止部6a’を有する部材であり、断面コの字状となった掛止部6a’の内側にボード材を掛け止めて引っ掛ける機能を有している。
次に、図9を用いて、前述のボード剥がし工具1’の使用方法について説明する。図9は、本発明の第2実施形態に係るボード剥がし工具の使用方法を示す説明図である。図9に示すように、本実施形態に係るボード剥がし工具1’は、先ず、石膏ボードB1の露出している端部(上端部)に、掛止部材6’の掛止部6a’を嵌め込んでボード剥がし工具1に石膏ボードB1の端部を掛け止める。
2,2’:基軸棒
2a,2a’:先端部
2b,2b’:後端部
2c,2c’:中間部
20’:把持部
21’:コの字プレート
3,3’:分岐棒
3a:先願部
4,4’:支点部材
4a,4a’:先端
4b:後端
5,5’:横棒
5a,5a’:中央部
6,6’:掛止部材
6a,6a’:掛止部
60’:孔
7:接続プレート
8:スペーサ
9:直交棒(直交部材)
9’:直交部材
9a:中央部
10,10’:補強ピース
11:蝶番
11’:L字片
12:延長プレート
B1:石膏ボード(ボード材)
M1:切削溝
Claims (4)
- 壁又は天井に取り付けられたボード材を骨組から手動で引き剥がすボード剥がし工具であって、
後端部を掴んで回転させる基軸棒と、この基軸棒に対して交差して取り付けられた先端が梃子の支点となる支点部材と、前記基軸棒の先端に取り付けられた前記ボード材の端部を掛け止める掛止部材と、を備え、
前記掛止部材は、前記基軸棒に対して揺動自在に取り付けられていること
を特徴とするボード剥がし工具。 - 前記支点部材の先端は、前記支点部材の長手方向と直交し、且つ、前記基軸棒の回転方向とも直交する方向を長辺とする断面略矩形の平板状となっていること
を特徴とする請求項1に記載のボード剥がし工具。 - 前記支点部材の先端は、前記ボード材に突き刺さるように鋭利な尖った形状となっていること
を特徴とする請求項2に記載のボード剥がし工具。 - 前記支点部材の先端から離間して、前記支点部材と直交する直交部材を備えること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のボード剥がし工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020111583A JP6774080B1 (ja) | 2020-06-29 | 2020-06-29 | ボード剥がし工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020111583A JP6774080B1 (ja) | 2020-06-29 | 2020-06-29 | ボード剥がし工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6774080B1 true JP6774080B1 (ja) | 2020-10-21 |
JP2022010825A JP2022010825A (ja) | 2022-01-17 |
Family
ID=72830773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020111583A Active JP6774080B1 (ja) | 2020-06-29 | 2020-06-29 | ボード剥がし工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6774080B1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6260824B1 (en) * | 2000-06-06 | 2001-07-17 | John B. Aderhold | Board saver pry bar |
JP6312018B2 (ja) * | 2012-12-10 | 2018-04-18 | 東京オートマック株式会社 | タイル剥がし工具及びタイル剥がし方法 |
JP2014198963A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 大和ハウス工業株式会社 | パネル交換方法 |
JP6562399B2 (ja) * | 2015-11-20 | 2019-08-21 | 株式会社丸高工業 | 壁材剥離装置 |
-
2020
- 2020-06-29 JP JP2020111583A patent/JP6774080B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022010825A (ja) | 2022-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1889691B1 (en) | A Multi-Use Demolition Tool | |
US5820107A (en) | Multi-use lever | |
US7565711B1 (en) | Combination firefighting tool | |
US6302375B1 (en) | Demolition-leverage tool | |
US7703748B2 (en) | Fastener extraction tool | |
US8205854B2 (en) | Form clamp | |
JP2013501862A (ja) | レール破断解体機に用いる顎部用ブレードセット | |
US8656570B2 (en) | Fastener extraction tool | |
JP6774080B1 (ja) | ボード剥がし工具 | |
CA2302072C (en) | Multipurpose tool | |
JP3160202U (ja) | 型枠連結金物 | |
US20020030369A1 (en) | Fire-fighting tool | |
US6260824B1 (en) | Board saver pry bar | |
US20060037199A1 (en) | Fastener ripper | |
US6086048A (en) | Board puller | |
JP2008274657A (ja) | 張込板材施工具 | |
US20080295254A1 (en) | demolition tool bar | |
JP6768587B2 (ja) | 対象物の切削方法および除去方法 | |
JP2001058134A (ja) | 高信頼性プレ−ト切断特性を有する大型解体剪断機 | |
JP2630751B2 (ja) | コンクリート型枠間隔保持金具の切断工具 | |
GB2450744A (en) | Brick cutting device | |
WO2024050634A1 (en) | Floor cutting tool and uses and methods thereof | |
RU12375U1 (ru) | Приспособление для резки строительных профилей | |
JP2020193466A (ja) | 電動式スクレーパーの替刃 | |
JP3068466B2 (ja) | 建方補助具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200630 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200630 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6774080 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |