JP3160202U - 型枠連結金物 - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄筋コンクリート構造物の型枠工事において、木製コンクリートパネルと桟木を組み合わせた型枠の連結を、釘を使用せずに型枠を強固に密着させ連結でき、熟練した技術を必要とせず、軽量で携帯性に優れ、安価に製造でき、簡単に取り外しができ、回収して何度でも使用出来る型枠連結金物を提供する。【解決手段】連結しようとする型枠の桟木Sを緩み防止突起部2ではさみ、はさみ部及びつまみ部3をつまみ、打撃部4をハンマーなどで叩き、取り付けると桟木が密着し型枠を連結できる型枠連結金物である。取り外しの際にはバール差込み穴5にバールなどを差込み、釘を抜く要領で簡単に取り外すことが出来る。【選択図】図6
Description
本考案は、型枠工事において使用する木製コンクリートパネルと桟木を組み合わせた型枠を連結するための型枠連結金物に関する。
従来、木製コンクリートパネルと桟木を組み合わせた型枠は、釘を用いて連結していた。また、釘を使用せずに型枠桟木をはさみクサビやボルト等で連結する器具や装置が開示されている。(実用新案文献1参照)(特許文献2・特許文献3・参照)
また、型枠の桟木に穴を開けその穴に挿入し連結する器具も開示されている(特許文献4参照)
また、型枠の桟木に穴を開けその穴に挿入し連結する器具も開示されている(特許文献4参照)
実公昭59−011549公報
特開2004−76925広報
特開平10−238113広報 特開2007−154504広報
従来、木製コンクリートパネルと桟木を組み合わせた型枠の連結には釘が使われていた。しかし、通常の型枠建て込み作業では型枠を脱型することを前提している為、脱型時に釘を簡単に引抜けるように釘の頭部を残し、なおかつ連結した型枠躯体面は揃えなければならない為熟練した釘打ちの技術が必要だった。
また、従来の釘を使用した建て込み作業では、釘をハンマーや金槌で打つ場合釘と反対方向に振りかざす空間が必要で、狭い場所では釘を打つことが困難だった。
その為、上記説明した理由から様々な発明・考案が出願されている。
しかし、上記従来の発明・考案されたものは複雑な構造でモルタルなどのノロが付着した場合すべて除去しなければ故障の原因になり、また部品点数が多く、製造コストが釘に比べ莫大になる。
釘を使用した建て込み作業では、腰に吊り下げた釘を収納する釘袋から順次釘を取り出し連続して釘打ち作業ができるが、上記従来の発明・考案されたものは、釘に比べかなり大きく重いので、運搬にはバケツや箱の等の容器に入れ持ち運ばなければならない。その為、脚立や足場上では作業効率が良くない。
本考案は、上記課題を解決する、以下の手段を採用する。
本考案は、釘に比べ打撃部分が大きいくし熟練した作業員でなくとも容易に取り付けられ、また打撃方向が前方からなので狭い場所でも容易に取り付けられる形状とする。(図3・図4参照)
本考案は、釘に比べ打撃部分が大きいくし熟練した作業員でなくとも容易に取り付けられ、また打撃方向が前方からなので狭い場所でも容易に取り付けられる形状とする。(図3・図4参照)
本考案は、従来の発明・考案されてものに比べ小型軽量で、釘と同様に釘袋に収納できる大きさとする。
本考案は、薄い金属製でコの字型とし桟木を挟む部分と打撃部との間に開口部を設けバールなどをこの開口部に引っ掛けて容易に引抜くことの出来る形状とする。
本考案は、桟木を挟む部分の内側に突起をつけこの突起が挟んだ桟木に食い込み振動で抜け落ちない形状とする。
連結しようとしている二つの型枠の桟木(S)に型枠連結金物(1)の打撃部(4)付近を持ち、合わせた桟木にはさみ部(3)をはめ込み、釘を打つ時に手を添える要領で指でつまみ部(3)をつまみ、打撃部をハンマー(H)または金槌で叩きこむ。(図2・図3・図4)
型枠連結金物はさみ部(3)内側が桟木(S)の面まで打ち込むと(図4)連結した型枠の桟木(S)とコンクリートパネル(K)は隙間無く密着し、緩み防止突起部(2)が桟木(S)に食い込み固定され取り付けが完了する。(図5・図6)
型枠連結金物を取り外す際には、バール差込み穴(5)にバール(B)や釘抜き等を差込み従来の釘を抜く要領で取り外す(図7・図8・図9)。
本考案は、上記説明したように従来の発明・考案したものに比べ、下記に記載される効果を奏する型枠連結金物。
本考案の型枠連結金物は、従来の発明・考案されたものに比べ単純な形状で安価に製造でき、その形状のため軽量で釘袋に収納することも可能で、従来の釘を使用した建て込み方法と変わらない工程で作業が出来るため、本発明の型枠連結金物を使用した作業に戸惑うことなく移行でき、熟練した釘を打つ技術が無くとも取り付ける事が出来、狭く釘を打てない場所でも容易に取り付ける事が出来、従来の釘抜きの作業と変わらない動作で取り外すことが出来、回収して何度でも使用できる型枠連結金物。
K コンクリートパネル
S 桟木
H ハンマー
B バール
P パイプ
1 型枠連結金物本体
2 緩み防止突起部
3 つまみ部及びはさみ部
4 打撃部
5 バール差込み穴
S 桟木
H ハンマー
B バール
P パイプ
1 型枠連結金物本体
2 緩み防止突起部
3 つまみ部及びはさみ部
4 打撃部
5 バール差込み穴
Claims (1)
- 型枠工事に使用する木製コンクリートパネルの桟木と組み合わせた型枠の連結を、金属の板状でコの字型の後部をハンマーや金槌で叩いて取り付け、振動で抜け落ちないよう先端内部に突起があり、バールや釘抜きなどを差し込む穴がある、型枠連結金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002447U JP3160202U (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 型枠連結金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002447U JP3160202U (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 型枠連結金物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3160202U true JP3160202U (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=54863405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010002447U Expired - Fee Related JP3160202U (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 型枠連結金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3160202U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013011055A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Kunimoto Co Ltd | コンクリート型枠連結具 |
JP2013023878A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Kunimoto Co Ltd | コンクリート型枠連結具 |
JP2013241734A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Okabe Co Ltd | 型枠連結金物 |
JP2014173243A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Yoshikawa Kensetsu Kk | 型枠連結治具 |
-
2010
- 2010-03-26 JP JP2010002447U patent/JP3160202U/ja not_active Expired - Fee Related
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