JP6773474B2 - 羽根駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、羽根を駆動する羽根駆動装置に関するものである。
羽根駆動装置は、開口に進入する単数又は複数の羽根部材を駆動して、開口の状態を変化させるものであり、絞り、シャッター、絞り兼用シャッター、フィルタなどとして、カメラユニットなどの各種光学ユニットに採用されている。従来の羽根駆動装置としては、駆動源としてマグネットとコイルを用いた電磁駆動式のものが一般に知られている(下記特許文献1参照)。
特開2001−281724号公報
前述した従来の羽根駆動装置は、開口を有する地板上にコイルなどの駆動源と羽根が配置されており、駆動源のコイルやマグネットと羽根が仕切りのない共通の空間内に配置されている。
このような従来の羽根駆動装置によると、薄厚状の羽根が、コイルやマグネットを収容している光軸方向に厚みを有する空間に配置されているので、羽根駆動時に羽根に暴れが生じ易くなり、薄厚状の羽根を円滑に動作しにくい問題がある。また、駆動源の作動によって生じる塵が羽根に付着しやすくなるので、移動する羽根の耐久性を十分に高めることができない問題がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、駆動源の作動が羽根に影響しない構造にして、羽根の作動を円滑にすると共に、羽根の耐久性を向上させること、などが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明による羽根駆動装置は、以下の構成を具備するものである。
駆動部材と、前記駆動部材を収容する駆動枠室を備える枠体と、開口を有すると共に前記駆動枠室とは分離した羽根室を構成する羽根支持体と、前記羽根室に収容され、前記駆動部材によって移動して前記開口に進入する羽根部材とを備え、前記枠体は2つの枠体で構成され、それぞれの枠体の外周縁に光軸と垂直な方向に凹む凹部が形成され、前記羽根支持体は、前記2つの枠体に挟まれた状態で、前記羽根支持体の前記開口を含む一部が前記凹部の前記凹み方向に突出する位置に配置され、前記凹部には、前記羽根支持体が挿入されるスリットを有するレンズ枠が収容されていることを特徴とする。


本発明の実施形態に係る羽根駆動装置を示した分解斜視図である。 羽根部材の動きを示す説明図である((a)が全開状態、(b)が絞り状態を示している。)。 本発明の実施形態に係る羽根駆動装置の外観図(平面図)である。 図3におけるA−A断面斜視図である。 レンズ枠に羽根駆動装置を組み付けた状態を示す説明図((a)が正面図、(b)が平面図)である。 図5(b)におけるB−B断面図である。 羽根駆動装置の他の構成例を示した分解斜視図である。 羽根駆動装置の他の構成例を示した平面図である。 羽根駆動装置の他の構成例を示した分解斜視図である。 羽根駆動装置を備えたカメラを示す説明図である。 羽根駆動装置(カメラ)を備えた携帯電子機器を示す説明図である。
本発明の実施形態に係る羽根駆動装置は、前述した構成を備えることで、駆動部材が収容された駆動枠室と羽根部材が収容された羽根室が空間的に分離している。これによって、羽根室を構成する羽根支持体を薄厚状にして羽根部材を円滑に移動できるように支持することができる。また、駆動枠室とは分離した羽根室内に羽根部材を収容するので、駆動部材の作動による塵などを遮蔽して、羽根部材の耐久性を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。図において、矢印Z方向は光軸方向(羽根駆動装置の厚さ方向)を指し、矢印Xは羽根部材の移動方向を指し、矢印Y方向はX,Y方向に直交する方向を指している。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る羽根駆動装置1は、駆動部材2、枠体3、羽根支持体4、羽根部材5(5X,5Y)を備えている。枠体3は、ベース枠10と、ベース枠10を覆うカバー枠11とにより構成され、内部に駆動部材2を収容する駆動枠室3Sを形成している。駆動部材2は、ベース枠10の支持面10A上に移動自在に支持され、平面上を移動することで羽根部材5(5X,5Y)を移動させる。
駆動部材2と枠体3には、駆動源であるマグネット20とコイル21が取り付けられている。図1の例では、駆動部材2にマグネット20が取り付けられ、枠体3(カバー枠11)にコイル21が取り付けられており、配線基板(フレキシブル基板)22を介してコイル21に通電することで駆動部材2が図示X方向に往復移動する。駆動部材2は、支持面10Aの支持溝10Bに支持されるベアリング23を介して移動自在に支持されている。また、配線基板22には、マグネット20と対応する位置に、駆動部材2又は羽根部材5(5X,5Y)の動きを検知するホール素子(検知部材)30が配置されている。なお、駆動源は、後述する突出部分4Pをスリット6Sに差し込む方向(以下、差込方向と言う。)に対して水平または略水平に配置される。
駆動部材2には、直接又は連結部材7を介して羽根部材5(5X,5Y)が連結されている。図1に示す例では、枠体3内に連結部材7が軸支されている。連結部材7は、中央の軸支部7Aがベース枠10の軸10Pに軸支され、両端の連結部7Bが、羽根支持体4の長孔4Bを通って、羽根部材5X,5Yの連結孔5Bにそれぞれ連結され、中央に近い連結部7Cが、羽根支持体4の長孔4Cを通って、駆動部材2に連結されている。これにより、駆動部材2がX方向に沿って直線的に往復移動すると、連結部材7が軸10Pの周りに回動し、連結部7Bに連結されている羽根部材5X,5YがX方向に沿って互いに逆向きに移動する。
羽根部材5(5X,5Y)は、羽根支持体4に支持されている。羽根支持体4は、薄厚状の金属板等からなる一対の羽根支持板12,13によって構成されている。一対の薄厚部材である羽根支持板12,13は、羽根部材5(5X,5Y)を挟んで周縁の段部4Tが貼り合わせられ、内部に羽根部材5(5X,5Y)を収容する羽根室4Sを形成している。羽根支持体4は、枠体3の厚さ方向(図示Z方向)に沿った光軸周りの開口4Aを有している。羽根部材5(5X,5Y)は、駆動部材2によって移動して開口4Aに進入する。図示の例では、羽根部材5(5X,5Y)は、開口5Aを有しており、図示X方向の移動で開口4A内での開口5Aの重なり度合いが可変に調整される。
図示の例を更に詳細に説明すると、ベース枠10の突起10Qは、羽根支持体4の孔4Qに嵌合することで、羽根支持体4をベース枠10に係止しており、更に突起10Qは、羽根支持体4に支持される羽根部材5(5X,5Y)のガイド孔(長孔)5Qに挿入することで、羽根部材5(5X,5Y)の移動をガイドしている。また、枠体3内(ベース枠10)には、羽根部材5を初期位置で保持し、ベース枠10に対して駆動枠部材2を光軸方向に吸引するための磁性体24が配置されている。
図2は、羽根部材5(5X,5Y)の動きを示している。図示の例では、羽根駆動装置1が、開口4Aを通過する光の光量を可変に調整する絞り装置として機能する例を示している。(a)は、前述した駆動部材2(図示省略)の移動による連結部材7の回動によって、開口4Aが全開になった状態を示しており、(b)は、開口4A内での開口5Aの重なりによって、開口面積が絞れられた状態を示している。図示の例では、絞り装置の例を示しているが、羽根駆動装置1は、羽根部材5(5X,5Y)の重なりで開口4Aを全閉にして、開口4Aを通過する光を遮光するシャッタ装置として機能することもできるし、羽根部材5(5X,5Y)の開口5Aの端部に光の波長又は光量を制限するフィルタを取り付けて、フィルタ装置として機能することもできる。
なお、図2に示す例では、図示省略した駆動部材2と連結部材7との連結部において、一端が駆動部材2に固定され、他端が連結部材7の連結部7Cを押圧する弾性部材(板バネ)14を設けている。このように、弾性部材14を介して駆動部材2と連結部材7とを連結することで、がたつき無く駆動部材2の移動を連結部材7に伝動することができ、羽根部材5(5X,5Y)の移動精度を高め、光量の調整精度を高めることができる。
図3は、羽根駆動装置1の外観を示し、図4は、図3のA−A断面斜視図を示している。羽根駆動装置1は、枠体3が駆動部材2を収容する駆動枠室3Sを構成しており、羽根支持体4が、駆動枠室3Sとは分離した羽根室4Sを構成している。また、羽根部材5を収容する羽根支持体4が、ベース枠10とカバー枠11との間で、枠体3の厚みの一部から駆動部材2の移動方向(図示X方向)に沿って外部に突出しており、羽根支持体4の開口4Aは、枠体3の外部に配置されている。羽根支持体4は薄厚状の部材であり、枠体3の厚さより薄厚に構成されている。
枠体3の外周縁は、羽根支持体4の突出位置に凹部3Aを有している。これにより、羽根支持体4の突出部分4P及び開口4Aは、凹部3Aによる枠体3の外側空間内に配置されている。また、枠体3の凹部3Aには、枠体3によって収容物を支持する段部3Bが設けられている。そして、枠体3の凹部3Aの外周と凹部3Aに突出している羽根支持体4の突出部分4Pとの間には間隙Sが設けられている。
このような羽根駆動装置1によると、先ず、羽根室4Sを構成する羽根支持体4を薄厚状にして羽根部材5を円滑に移動できるように支持することができる。更に、駆動枠室3Sとは分離した羽根室4S内に羽根部材5を収容するので、駆動部材2の作動による塵などを遮蔽して、羽根部材5の耐久性を高めることができる。
また、薄厚状の羽根支持体4が枠体3の厚さ方向の一部から外部に突出しており、この突出部分4Pに開口4Aを設けているので、この突出部分4Pをレンズ枠などの光学部品に対して側方から挿入して、光学部品の光軸上に開口4Aを配置することができる。これによって、光学部品と羽根駆動装置1とが光軸方向に重ねて配置されることを防ぐことができ、光学部品と羽根駆動装置1との組み合わせを薄厚構造にすることができる。
更には、羽根支持体4の突出部分4Pと枠体3の凹部3Aの外周との間に隙間Sを設けて、突出部分4Pを片持ち支持した状態で突出させているので、一体化された光学部品の一部に側方から突出部分4Pを挿入して、開口4Aを光学部品の光軸上に配置することができる。これによって、光学部品の調整等を完了した後に、一体の光学部品に対して羽根駆動装置1を組み込むことが可能になり、羽根駆動装置1が組み付けられる光学部品の調整を簡易化することができる。なお、光学部品の調整などは、羽根駆動装置1に対して組み込んだ後に行われてもよい。
なお、図示の例では、駆動部材2は、平面上を往復移動する駆動機構としてVCM(Voice Coil Motor)の例を示しているが、駆動方式はこれに特に限定されるものではなく、各種の駆動方式を採用することができる。
図5及び図6は、レンズ枠6に羽根駆動装置1を組み付けた状態を示している。レンズ枠6は側面にスリット6Sを備えており、枠体3の凹部3Aに収容されるレンズ枠6のスリット6Sに羽根支持体4の突出部分4Pが挿入されている。レンズ枠6は、羽根支持体4の前後に配置されるレンズL1,L2,L3を一体に支持している。ここでは、レンズL2とレンズL3の間のスペースに羽根支持体4の突出部分4Pが挿入されており、レンズL1,L2が羽根支持体4の前側(物体側)に配置され、レンズL3が羽根支持体4の後ろ側(撮像素子側)に配置されている。レンズ枠6には側枠に段部6Aが設けられており、この段部6Aを枠体3の段部3Bに載せることで、レンズ枠6に対して羽根駆動装置1を座りよく組み付けている。ただし、他の実施例では、段部3Bおよび段部6Aは設けなくてもよい。このようにした場合、レンズ枠6の裏表に関係なく、枠体3に対して取り付けることができる。
このような構成例によると、レンズL1,L2,L3を一体に支持しているレンズ枠6は、レンズ間の調整などをレンズ枠6単独で行うことができ、その調整後に、スリット6Sに羽根支持体4を挿入して、レンズ枠6に羽根駆動装置1を組み付けることができる。また、羽根支持体4は、レンズ枠6の側方から、レンズ枠6の光軸上に挿入されるので、レンズ枠6と羽根駆動装置1とが光軸方向に重ねて配置されることがなく、光軸方向に薄厚状に組み付けることができる。この際、レンズ枠6の光軸方向厚さに対して枠体3の光軸方向厚さを薄厚にすることで、レンズ枠6の厚さ内に羽根駆動装置1を組み付けることができ、光軸方向に沿ってスペース効率の良い組み付けが可能になる。なお、図示は省略したが、スリット6Sはレンズ枠6の内部を貫通するように形成されている。そのため、これらを組み立てるときは、突出部分4Pはレンズ枠6(スリット6S)の何れの方向からでも差し込むことができる。ただし、他の実施例では、スリット6Sは貫通しないようにしてもよい。
図7及び図8は、羽根駆動装置1の他の構成例を示している。図1に示した羽根駆動装置1は、駆動源であるマグネット20とコイル21が、枠体3内で羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に沿って延設されている。これに対して、図7に示した例は、駆動源であるマグネット20とコイル21が、枠体3内で羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に対して交差する方向(図示Y方向)に沿って延設されている。図7の例も駆動部材2は図示X方向に移動し、図1に示した例と同様に駆動される。
駆動源の延設方向は、駆動部材2の移動方向(図示X方向)に所望の駆動力が得られるように、適宜の方向に延設することができる。例えば、図1の例と図7の例を組み合わせて、駆動源(マグネット20とコイル21)を、枠体3内で、羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に沿って延設すると共に、羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に対して交差する方向に延設してもよい。たとえば、駆動源の一部を、羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に沿って延設させ、かつ突出方向(図示X方向)に対して交差する方向に延設せることで、駆動源がL字となるようにしてもよい。
なお、駆動源は、差込方向に対して、垂直または略垂直に配置される。 また、他の実施例では、図1の例と図7の例を組み合わせて、羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に沿って延設した駆動源と、羽根支持体4の突出方向(図示X方向)に対して交差する方向に延設した駆動源とがそれぞれ設けられてもよい。
また、図7及び図8に示した例は、枠体3が組み付け突起3Pを備えている。これによると、レンズ枠などの側面に組み付け突起3Pを挿入させる嵌合孔を設けることで、レンズ枠などの側面に簡易に羽根駆動装置1を組み付けることができる。
図9は、羽根駆動装置1の他の構成例を示している。この例では、羽根部材5は、複数の羽根部材5X,5Yが重ねて配置されており、一方の羽根部材5Xは駆動部材2に直接固定され、他方の羽根部材5Yは駆動部材2に連結部材7を介して接続されている。具体的には、駆動部材2の固定部2Aは、羽根支持体4の孔4Q1を通して、羽根部材5Xの被固定部5Cに直接固定されている。また、駆動部材2は、連結部材7の連結部7Cに連結されている。駆動部材2が図示X方向に移動すると、一体に羽根部材5Xが移動すると共に、連結部材7が軸10P周りに回動する。これによって、連結部材7の端部の連結部7Bに連結孔5Bを介して連結されている羽根部材5Yは、羽根部材5Xとは逆方向に移動する。
図9に示した例は、一方の羽根部材5Xを駆動部材2と一体に移動させるので、一対の羽根部材5X,5Yを1つの駆動部材2で互いに逆向きに移動させる機構において、一対の羽根部材5X,5Yを連結部材7で連結する場合と比較して、がたつきの影響が少なくなり、羽根部材5X,5Yの移動精度を向上させることができる。これによって、より精度の高い光量調整などが可能になる。なお、駆動部材2を左右に分けて、それぞれの駆動部材2に対して羽根部材5Xおよび羽根部材5Yが直接固定されるようにしてもよい。この場合、連結部材7は不要になり、さらに精度の高い光量調整が可能になる。
図10は、羽根駆動装置1を備えた光学ユニットとしてのカメラ100を示している。羽根駆動装置1は、前述したようにレンズ枠6に組み付けて、撮像素子101が搭載された筐体100Aに実装することで、カメラ100を構成することができる。また、他の光学部品に対して羽根駆動装置1を組み付けることで、各種の光学ユニットを得ることができる。このようなカメラ100或いは光学ユニットは、薄厚化が可能であり、光軸方向に沿った設置スペースを省スペース化することができる。また、レンズ枠6などの調整を行った後に羽根駆動装置1を組み付けて一体化することができるので、簡易且つ精度の高い調整が可能であり、且つ羽根駆動装置1を一体化した簡易な実装が可能になる。
図11は、前述したカメラ100を備える携帯電子機器(携帯情報端末)200を示している。スマートホンなどの携帯電子機器200は、内部に実装するユニットの厚さが厳しく制限されるが、前述したカメラ100は、レンズ枠6の厚さ内に羽根駆動装置1を収めて組み付けることで薄厚化を可能にするので、高い携帯性或いはデザイン性を追求した携帯電子機器200にスペース効率よく実装することができる。なお、本実施例の枠体3の内部に配置される部材は、ベース枠10の片側から順に組みつけられるように配置位置および形状が設計されている。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。特に、前述した実施形態では、羽根駆動装置1の枠体3と羽根支持体4とを別部材で構成しているが、枠体3と一体に羽根支持体4を構成して、枠体3内の駆動枠室3Sと羽根支持体4内の羽根室4Sを仕切りによって分離することもできる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:羽根駆動装置,2:駆動部材,2A:固定部,
3:枠体,3A:凹部,3B:段部,3S:駆動枠室,3P:組み付け突起,
4:羽根支持体,4A:開口,4B,4C:長孔,4P:突出部分,
4S:羽根室,4T:段部,4Q,4Q1:孔,
5(5X,5Y):羽根部材,5A:開口,5B:連結孔,
5C:被固定部,5Q:ガイド孔,
6:レンズ枠,6A:段部,6S:スリット,
7:連結部材,7A:軸支部,7B,7C:連結部,
10:ベース枠,10A:支持面,10B:支持溝,
10P:軸,10Q:突起,
11:カバー枠,12,13:羽根支持板,14:弾性部材(板バネ),
20:マグネット(駆動源),21:コイル(駆動源),
22:配線基板(フレキシブル基板),23:ベアリング,24:磁性体,
30:ホール素子(検出部材),
100:カメラ,100A:筐体,101:撮像素子,S:隙間,
200:携帯電子機器(携帯情報端末)

Claims (15)

  1. 駆動部材と、
    前記駆動部材を収容する駆動枠室を備える枠体と、
    開口を有すると共に前記駆動枠室とは分離した羽根室を構成する羽根支持体と、
    前記羽根室に収容され、前記駆動部材によって移動して前記開口に進入する羽根部材とを備え
    前記枠体は2つの枠体で構成され、それぞれの枠体の外周縁に光軸と垂直な方向に凹む凹部が形成され、前記羽根支持体は、前記2つの枠体に挟まれた状態で、前記羽根支持体の前記開口を含む一部が前記凹部の前記凹み方向に突出する位置に配置され、前記凹部には、前記羽根支持体が挿入されるスリットを有するレンズ枠が収容されていることを特徴とする羽根駆動装置。
  2. 前記凹部には、前記枠体によって収容物を支持する段部が設けられることを特徴とする請求項1記載に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記レンズ枠は、前記羽根支持体の前後に配置されるレンズを一体に支持することを特徴とする請求項1又は2に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記枠体と前記駆動部材の一方にはマグネットが配置され、他方にはコイルが配置され、前記駆動部材は平面上を移動することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  5. 前記枠体内には、前記駆動部材と前記羽根部材とを連結する連結部材が配置されていることを特徴とする請求項〜4のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  6. 前記連結部材は、がたつきを無くすための弾性部材を介して軸支されていることを特徴とする請求項5に記載の羽根駆動装置。
  7. 前記羽根部材は、複数部材が重ねて配置されており、前記羽根部材の少なくとも1つは前記駆動部材に直接固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  8. 前記羽根支持体は、前記羽根室を構成するための段部を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  9. 前記羽根部材は、前記開口を通過する光を遮光することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  10. 前記羽根部材は、前記開口を通過する光の光量を可変に調整することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  11. 前記羽根部材は、前記開口を通過する光の波長又は光量を制限することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  12. 前記駆動部材又は前記羽根部材の動きを検知する検知部材を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  13. 求項1〜12のいずれか1項に記載の羽根駆動装置を備える光学ユニット
  14. 求項1〜12のいずれか1項に記載の羽根駆動装置を備えるカメラ
  15. 求項1〜12のいずれか1項に記載の羽根駆動装置を備える携帯電子機器
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