JP6771182B2 - 信号送信装置、信号受信装置、点灯システム、照明器具、及び照明システム - Google Patents

信号送信装置、信号受信装置、点灯システム、照明器具、及び照明システム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、信号送信装置、信号受信装置、点灯システム、照明器具、及び照明システムに関する。より詳細には、本発明は、直流電圧の電圧値を変化させることで伝送データを送信する信号送信装置、信号送信装置から送信される伝送データを受信する信号受信装置に関する。また、本発明は、信号送信装置と信号受信装置と点灯装置とを備える点灯システム、信号受信装置と点灯装置と光源とを備える照明器具、点灯システムと光源とを備える照明システム、信号送信装置と照明器具とを備える照明システムに関する。
従来、調光器、電源部及び光源部を有するLED照明システムが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1記載のLED照明システムの電源部は、AC/DC変換部と、調光インタフェース部とを備えている。調光インタフェース部は、AC/DC変換部から得られる直流電圧に、調光器からの調光信号を重畳させる。光源部は、電流制御部とLED光源部とを備えている。電流制御部は、調光インタフェース部から電圧(信号重畳電圧)が入力され、信号重畳電圧を電源としてLED光源部を点灯させると共に、信号重畳電圧に基づいてLED光源部を調光する。
特開2010−287372号公報
ところで、特許文献1記載のLED照明システムの調光インタフェース部は、複雑な回路構成であって、少なくとも7個のトランジスタを備えており、7個のトランジスタにおける損失(例えば、スイッチング時の損失)が大きくなる可能性がある。つまり、上述の調光インタフェース部では、低損失化を図ることが難しい。
本発明は、上述の事由に鑑みてなされ、本発明の目的は、低損失化を図ることが可能な信号送信装置、信号受信装置、点灯システム、照明器具、及び照明システムを提供することである。
本発明の一態様に係る信号送信装置は、入力部と、出力部と、降圧回路とを備えている。前記入力部は、直流の入力電圧が入力されるように構成されている。前記入力部は、第1入力端子及び第2入力端子を有している。前記出力部は、直流の出力電圧を出力するように構成されている。前記出力部は、第1出力端子と第2出力端子とを有している。前記第1出力端子は、前記第1入力端子に電気的に接続されている。前記降圧回路は、前記入力部と前記出力部との間に設けられている。前記降圧回路は、前記入力電圧を降圧することにより前記出力電圧を調節可能に構成されている。前記降圧回路は、第1コンデンサと、第2コンデンサと、スイッチ回路と、インダクタと、第1ダイオードと、第2ダイオードと、制御回路とを有している。前記第1コンデンサは、前記第1入力端子及び前記第2入力端子間に電気的に接続されている。前記第2コンデンサは、前記第1出力端子及び前記第2出力端子間に電気的に接続されている。前記スイッチ回路は、第1スイッチと第2スイッチとの直列回路からなる。前記スイッチ回路は、前記第1コンデンサに対して電気的に並列接続されている。前記インダクタは、第1端子及び第2端子を有している。前記インダクタは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの接続点に前記第1端子が電気的に接続され、かつ、前記第2コンデンサ及び前記第2出力端子の接続点に前記第2端子が電気的に接続されている。前記第1ダイオードは、前記第1スイッチに対して電気的に並列接続されている。また、前記第1ダイオードは、前記第1スイッチの高電位側の端子にカソードが電気的に接続され、かつ、前記第1スイッチの低電位側の端子にアノードが電気的に接続されている。前記第2ダイオードは、前記第2スイッチに対して電気的に並列接続されている。また、前記第2ダイオードは、前記第2スイッチの高電位側の端子にカソードが電気的に接続され、かつ、前記第2スイッチの低電位側の端子にアノードが電気的に接続されている。前記制御回路は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御するように構成されている。前記制御回路は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御して前記出力電圧の電圧値を変化させることで、前記出力部から伝送データを送信するように構成されている。前記降圧回路は、前記出力電圧の電圧値を、前記入力電圧の電圧値と同じである第1電圧値と、前記入力電圧を降圧して得られた第2電圧値との間で切り替え可能に構成されている。前記制御回路は、前記出力電圧の電圧値を前記第1電圧値と前記第2電圧値との間で切り替えて前記出力部から前記伝送データを送信するように、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御するように構成されている。
本発明の一態様に係る信号受信装置は、接続部と、受信回路とを備えている。前記接続部は、前記信号送信装置の前記出力部と電気的に接続される。前記受信回路は、前記接続部に入力される前記出力電圧の電圧値の変化を検出して、前記伝送データを取得するように構成されている。
本発明の一態様に係る点灯システムは、前記信号送信装置と、信号受信装置と、点灯装置とを備えている。前記信号受信装置は、接続部及び受信回路を有している。前記接続部は、前記信号送信装置の前記出力部と電気的に接続されている。前記受信回路は、前記接続部に入力される前記出力電圧の電圧値の変化を検出して前記伝送データを取得するように構成されている。前記点灯装置は、前記出力部から出力される前記出力電圧によって、光源を点灯させるように構成されている。また、前記点灯装置は、前記信号受信装置の前記受信回路で取得された前記伝送データに基づいて、前記光源に対する出力を変更するように構成されている。
本発明の一態様に係る照明器具は、前記信号受信装置と、光源と、点灯装置とを備えている。前記点灯装置は、前記信号送信装置の前記出力部から出力される前記出力電圧によって、前記光源を点灯させるように構成されている。また、前記点灯装置は、前記信号受信装置の前記受信回路で取得された前記伝送データに基づいて、前記光源に対する出力を変更するように構成されている。
本発明の一態様に係る照明システムは、前記点灯システムと、前記光源と、直流電源装置と、操作装置とを備えている。前記光源は、前記点灯システムの前記点灯装置によって点灯される。前記直流電源装置は、前記点灯システムの前記信号送信装置の前記入力部に前記入力電圧を印加するように構成されている。前記操作装置は、操作入力を受け付けて操作信号を前記信号送信装置へ出力するように構成されている。前記信号送信装置は、前記操作信号に基づいて前記伝送データを送信する。
本発明の一態様に係る照明システムは、前記信号送信装置と、照明器具と、直流電源装置と、操作装置とを備えている。前記照明器具は、接続部及び受信回路を有する信号受信装置を含む。前記接続部は、前記信号送信装置の前記出力部と電気的に接続されている。前記受信回路は、前記接続部に入力される前記出力電圧の電圧値の変化を検出して前記伝送データを取得するように構成されている。前記直流電源装置は、前記信号送信装置の前記入力部に前記入力電圧を印加するように構成されている。前記操作装置は、操作入力を受け付けて操作信号を前記信号送信装置へ出力するように構成されている。前記信号送信装置は、前記操作信号に基づいて前記伝送データを送信する。
本発明によれば、低損失化を図ることが可能になる。
図1は、本発明の一実施形態の信号送信装置、信号受信装置、点灯システム、照明器具を備えた照明システムの構成図である。 図2は、同上の信号送信装置の動作を説明するタイミングチャートである。 図3は、同上の信号送信装置の他の動作を説明するタイミングチャートである。 図4は、同上の信号送信装置の他の動作に関し、インダクタに流れる電流の変化を説明する波形図である。 図5は、同上の信号送信装置の第3制御モードの動作を説明するタイミングチャートである。 図6は、同上の信号送信装置の第4制御モードの動作を説明するタイミングチャートである。 図7は、同上の信号送信装置の第4制御モードの別の動作を説明するタイミングチャートである。 図8は、同上の信号送信装置の第4制御モードのさらに別の動作を説明するタイミングチャートである。 図9は、同上の信号送信装置及び同上の照明器具の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態の信号送信装置2について、図1〜図5を参照しながら説明する。信号送信装置2は、図1に示すように、入力部20と、出力部21と、降圧回路10とを備えている。
入力部20は、直流の入力電圧V11が入力されるように構成されている。入力部20は、第1入力端子20A及び第2入力端子20Bを有している。第2入力端子20Bは、グランド(信号送信装置2のグランド)と電気的に接続されている。つまり、第1入力端子20Aは高電位側の入力端子であり、第2入力端子20Bは低電位側の入力端子である。ここで、「電気的に接続されている」とは、直接的又は間接的に接続されていることを意味する。
入力部20は、一対の給電路E11,E12を介して後述する直流電源装置1と電気的に接続されている。第1入力端子20Aは、給電路E11の一端と電気的に接続されている。第2入力端子20Bは、給電路E12の一端と電気的に接続されている。一対の給電路E11,E12それぞれの他端は、直流電源装置1と電気的に接続されている。本実施形態では、入力部20は、一対の給電路E11,E12を介して入力電圧V11が入力される。すなわち、直流電源装置1は、入力部20に入力電圧V11を印加するように構成されている。
出力部21は、直流の出力電圧V12を出力するように構成されている。出力部21は、第1出力端子21A及び第2出力端子21Bを有している。出力部21は、一対の給電路E21,E22を介して後述する点灯装置3と電気的に接続されている。第1出力端子21Aは、給電路E21の一端と電気的に接続されている。第2出力端子21Bは、給電路E22の一端と電気的に接続されている。一対の給電路E21,E22それぞれの他端は、点灯装置3と電気的に接続されている。本実施形態では、出力部21は、一対の給電路E21,E22を介して出力電圧V12を出力する。すなわち、点灯装置3は、出力部21から出力される出力電圧V12を電源として動作する。つまり、直流電源装置1から信号送信装置2を介して点灯装置3に供給される電力は直流電力であって、直流電源装置1から点灯装置3への配電は直流配電である。出力電圧V12の電圧値は、例えば30〜40[V]の範囲内の値である。
降圧回路10は、入力電圧V11を降圧することにより出力電圧V12を調節可能に構成されている。言い換えれば、降圧回路10は、入力電圧V11を降圧する機能を有効/無効に切り替え可能に構成されている。降圧回路10は、図1に示すように、2つのコンデンサC1,C2と、インダクタL1と、2つのスイッチQ1,Q2と、制御回路22とを備えている。2つのスイッチQ1,Q2の各々は、例えばノーマリオフ型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。なお、以下では、説明の便宜上、コンデンサC1を「第1コンデンサC1」と称し、コンデンサC2を「第2コンデンサC2」と称する。また、本実施形態では、スイッチQ1が第1スイッチに相当し、スイッチQ2が第2スイッチに相当する。よって、以下では、スイッチQ1を「第1スイッチQ1」と称し、スイッチQ2を「第2スイッチQ2」と称する。
第1コンデンサC1は、入力コンデンサであって、入力部20に対して電気的に並列接続されている。つまり、第1コンデンサC1は、第1入力端子20A及び第2入力端子20B間に電気的に接続されている。第1コンデンサC1の高電位側の端子は、第1スイッチQ1のドレインと電気的に接続されている。第1スイッチQ1のゲートは、制御回路22と電気的に接続されている。第1スイッチQ1のソースは、第2スイッチQ2のドレインと電気的に接続されている。第2スイッチQ2のゲートは、制御回路22と電気的に接続されている。第2スイッチQ2のソースは、第1コンデンサC1の低電位側の端子と電気的に接続されている。また、第2スイッチQ2のソースは、制御回路22と電気的に接続されている。本実施形態では、第1スイッチQ1と第2スイッチQ2との直列回路が、スイッチ回路24を構成しており、スイッチ回路24は、第1コンデンサC1に対して電気的に並列接続されている。図1中のダイオードD1は、第1スイッチQ1の内蔵ダイオード(ボディダイオード)を表している。すなわち、内蔵ダイオードD1は、第1スイッチQ1に対して電気的に並列接続されている。詳細には、内蔵ダイオードD1のカソードが第1スイッチQ1の高電位側の端子(第1スイッチQ1のドレイン)に電気的に接続され、内蔵ダイオードD1のアノードが第1スイッチQ1の低電位側の端子(第1スイッチQ1のソース)に電気的に接続されている。また、図1中のダイオードD2は、第2スイッチQ2の内蔵ダイオードを表している。すなわち、内蔵ダイオードD2は、第2スイッチQ2に対して電気的に並列接続されている。詳細には、内蔵ダイオードD2のカソードが第2スイッチQ2の高電位側の端子(第2スイッチQ2のドレイン)に電気的に接続され、内蔵ダイオードD2のアノードが第2スイッチQ2の低電位側の端子(第2スイッチQ2のソース)に電気的に接続されている。要するに、本実施形態では、内蔵ダイオードD1が第1ダイオードに相当し、内蔵ダイオードD2が第2ダイオードに相当する。
第1スイッチQ1のドレインは、第2コンデンサC2の高電位側の端子と電気的に接続されている。第2コンデンサC2の低電位側の端子は、インダクタL1を介して、第1スイッチQ1のソースと電気的に接続されている。詳細には、インダクタL1の第1端子11は、第1スイッチQ1のソースと電気的に接続され、インダクタL1の第2端子12は、第2コンデンサC2の低電位側の端子と電気的に接続されている。言い換えれば、インダクタL1は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2の接続点(第1接続点)P1に第1端子11が電気的に接続され、かつ、第2コンデンサC2及び第2出力端子21Bの接続点(第2接続点)P2に第2端子12が電気的に接続されている。
第2コンデンサC2は、出力コンデンサであって、出力部21に対して電気的に並列接続されている。つまり、第2コンデンサC2は、第1出力端子21A及び第2出力端子21B間に電気的に接続されている。
制御回路22は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御するように構成されている。制御回路22は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等のハードウェアと、CPUで実行されるプログラムとで構成されている。また、制御回路22は、タイマを備えている。プログラムは、メモリに記憶されており、例えば、制御回路22の制御モードを実行するためのプログラム等が記述されている。制御回路22は、制御モードとして、第1制御モードと、第2制御モードとを有している。第1制御モードは、出力電圧V12の電圧値を変化させない制御モードである。第2制御モードは、出力電圧V12の電圧値を変化させて、出力部21から伝送データを送信する制御モードである。ここで、「第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御する」とは、制御回路22が第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオン状態にする場合だけでなく、制御回路22が第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にする場合も含む。なお、伝送データの詳細については、後述する。
制御回路22は、後述する操作装置5から操作信号が入力されるように構成されている。また、制御回路22は、操作信号が入力されたか否かに基づいて、第1制御モードと第2制御モードとのいずれか一方を選択するように構成されている。ただし、本実施形態では、直流電源装置1から信号送信装置2の入力部20に入力電圧V11が印加されたとき、制御回路22は、操作信号によらず、制御モードとして第1制御モードを選択する。
制御回路22は、制御モードが第1制御モードの場合、図2に示すように、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2をオン状態とする。これにより、信号送信装置2では、入力電圧V11の電圧値(入力電圧値)と出力電圧V12の電圧値(出力電圧値)とが同じになる。すなわち、制御回路22は、制御モードが第1制御モードの場合、入力部20に入力された入力電圧V11を、出力部21から出力電圧V12として出力する。なお、図2中のVq1は、第1スイッチQ1のゲート電圧を表し、図2中のVq2は、第2スイッチQ2のゲート電圧を表している。また、「同じになる」とは、入力電圧値と出力電圧値との差がゼロになる場合だけでなく、入力電圧値と出力電圧値との差が実質的にゼロとみなすことができる程度の小さい値である場合を含む。例えば、降圧回路10を構成する電子部品等による電圧降下によって出力電圧値が入力電圧値よりも小さな値になる場合を含む。
制御回路22は、操作装置5から操作信号が入力されたとき、操作信号に含まれる指示を伝送データに変換する。また、制御回路22は、操作装置5から操作信号が入力されたとき、制御モードとして第2制御モードを選択し、変換した伝送データに基づいて第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御する。本実施形態では、操作信号に含まれる指示は、点灯装置3の出力(出力電流)を変更する指示である。具体的には、操作信号に含まれる指示は、後述する光源4の点灯状態を変更する指示(例えば、光源4の調光レベル)である。
制御回路22は、制御モードが第2制御モードの場合、図3に示すように、出力電圧V12の電圧値を変化させるように、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御する。詳細には、制御回路22は、制御モードが第2制御モードの場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1と第2電圧値v2との間で切り替わるように、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御する。また、制御回路22は、制御モードが第2制御モードの場合、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1と第2電圧値v2との間で切り替えて、出力部21から伝送データを送信する。第1電圧値v1は、入力電圧V11の電圧値と同じ値である。第2電圧値v2は、入力電圧V11を降圧して得られた値であり、第1電圧値v1よりも小さな値である。なお、図3中のVq1は、第1スイッチQ1のゲート電圧を表し、図3中のVq2は、第2スイッチQ2のゲート電圧を表している。
伝送データは、光源4の点灯状態を変更するための情報(本実施形態では、光源4の調光レベル)である。調光レベルとは、光源4の光出力の度合い(程度)を意味し、光源4が全点灯(定格点灯)するときの調光レベルを100[%]と定義する。伝送データは、256段階の調光レベルが1対1に対応付けられた8ビットのビット列で構成されている。例えば、100[%]の調光レベルは、「00000000」のビット列に対応付けられている。50[%]の調光レベルは、例えば「01111111」に対応付けられている。0[%]の調光レベルは、「11111111」のビット列に対応付けられている。ただし、調光レベルは、必ずしも256段階である必要はなく、例えば128段階又は512段階であってもよい。つまり、調光レベルは、必ずしも8ビットである必要はなく、7ビット又は9ビットであってもよい。また、調光レベルは、例えば数段階、又は数十段階であってもよい。また、50[%]の調光レベルは、「01111111」に限らず、例えば「10000000」に対応付けられていてもよい。また、調光レベルは、連続的に変化(増加又は減少)してもよいし、段階的に変化してもよい。
制御回路22は、伝送データの任意のビットの値(ビット値)が「1」の場合、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2となるように、第1スイッチQ1のオンオフを一定の周期で繰り返し、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態とする。つまり、制御回路22は、伝送データの任意のビット値が「1」の場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1から第2電圧値v2に降圧するように、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返し、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態とする。本実施形態では、制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とすることによって、第2コンデンサC2に溜まった電荷を放電して、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に降圧する。
第2コンデンサC2に溜まった電荷は、第1スイッチQ1がオン状態かつ第2スイッチQ2がオフ状態のとき、第2コンデンサC2の高電位側の端子、第1スイッチQ1、インダクタL1、第2コンデンサC2の低電位側の端子の経路(放電経路)で放電される。このとき、信号送信装置2では、インダクタL1に流れる電流IL1が増加するので、電流IL1がインダクタL1の定格電流を超える可能性がある。そこで、制御回路22は、図4に示すように、電流IL1が定格電流を超えないように、第1スイッチQ1をオン状態かつ第2スイッチQ2をオフ状態にして第1所定時間T1が経過したとき、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にする。第1所定時間T1は、例えば0.1[ms]である。この場合、放電経路は、第2コンデンサC2の高電位側の端子、第1コンデンサC1、第2スイッチQ2の内蔵ダイオードD2、インダクタL1、第2コンデンサC2の低電位側の端子の経路となる。またこの場合、信号送信装置2では、インダクタL1に流れる電流IL1が減少する。なお、図4中の時間t5は、第1スイッチQ1をオン状態かつ第2スイッチQ2をオフ状態にした時点を表している。また、図4中の時間t6は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にした時点を表している。なお、図4中のVq1は、第1スイッチQ1のゲート電圧を表し、図4中のVq2は、第2スイッチQ2のゲート電圧を表している。
また、制御回路22は、図4に示すように、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にして第2所定時間T2が経過したとき、第1スイッチQ1をオン状態、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態にする。第2所定時間T2は、例えば0.1[ms]である。すなわち、制御回路22は、第1スイッチQ1をオン状態かつ第2スイッチQ2をオフ状態とする場合と、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態とする場合とを交互に繰り返す。これにより、信号送信装置2では、電流IL1が定格電流を超えることなく、第2コンデンサC2に溜まった電荷を放電することが可能になる。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に達した場合(図3中の時間t2から時間t3までの期間)、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2のオンオフを一定の周期で繰り返す。これにより、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2に維持することができる。また、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に達してから第3所定時間T3を経過した場合(図3中の時間t3から時間t4までの期間)、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す。第3所定時間T3は、例えば10[ms]である。これにより、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替えることができる。なお、図3中の時間t1は、出力電圧V12が変化(立ち下がり)を開始した時点を表している。図3中の時間t2は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に達した時点を表している。図3中の時間t3は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に達してから第3所定時間T3を経過した時点を表している。図3中の時間t4は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替わった時点を表している。
一方、制御回路22は、伝送データの任意のビット値が「0」の場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1となるように、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2をオン状態とする。つまり、制御回路22は、伝送データの任意のビット値が「0」の場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1を維持するように、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2をオン状態とする。
制御回路22は、出力部21から8ビットの伝送データを送信する期間(伝送期間)を、8個のタイムスロットで構成する。8個のタイムスロットの各々は、一定の時間幅T0(図3参照)を有している。制御回路22は、伝送データの任意のビット値が「1」の場合、タイムスロットの時間幅T0よりも短い時間幅T4で、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える(図3中の時間t1から時間t2までの期間)。なお、図3中の時間t2から時間t3までの期間は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に維持されている。また、図3中の時間t3から時間t4までの期間に、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2から第1電圧値v1に変化する。
本実施形態では、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合に、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すとき、第2スイッチQ2のオン時間を徐々に増加させている。詳細には、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って第2スイッチQ2のオン時間が徐々に長くなるように、第2スイッチQ2のオン時間を変化させている。つまり、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って、第2スイッチQ2のオン時間を長くしている。これにより、信号送信装置2では、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すときに第2スイッチQ2のオン時間を変化させない場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。なお、本実施形態では、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合に第2スイッチQ2のオン時間を変化させているが、第2スイッチQ2のオン時間を変化させなくてもよい。つまり、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合に、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2のオンオフを一定の周期で繰り返してもよい。
ここで、制御回路22は、スタートビットを伝送データの先頭のビットの前に送信し、かつ、ストップビットを伝送データの末尾のビットの後に送信するように、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御する。スタートビットは、伝送期間の開始を通知するためのビット又はビット列である。ストップビットは、伝送期間の終了を通知するためのビット又はビット列である。例えば、スタートビットは、「111」のようなビット列であり、ストップビットは、「000」のようなビット列である。
制御回路22は、制御モードが第2制御モードの場合、出力電圧V12の電圧値を変化させて、スタートビット、伝送データ及びストップビットを含む信号(伝送信号)を出力部21から送信する。ただし、伝送データのデータ長が固定されている場合、必ずしもストップビットを信号送信装置2から送信しなくても、後述する信号受信装置6が伝送期間の終了を判定することができる。
また、制御回路22は、伝送期間と異なる期間(伝送期間以外の期間)において、出力電圧V12の電圧値が入力電圧V11の電圧値と同じになるように、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2をオン状態とする。つまり、制御回路22は、出力部21から伝送信号を送信した後、制御モードとして第1制御モードを選択する。
また、制御回路22は、制御モードとして第3制御モードを更に有している。第3制御モードは、降圧回路10の出力を停止させる制御モードである。制御回路22は、例えば信号送信装置2に異常が発生したとき、あるいは、調光レベルを0[%]にして光源4を消灯しているとき、制御モードとして第3制御モードを選択する。制御回路22は、図5に示すように、制御モードが第3制御モードの場合、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にする。これにより、信号送信装置2では、出力電圧V12の電圧値がゼロとなり、点灯装置3への電力供給を停止することができる。つまり、信号送信装置2では、信号送信装置2に異常が発生したときに、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を利用して点灯装置3への電力供給を停止することができる。あるいは、信号送信装置2では、制御回路22が第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を第3制御モードで制御することにより、降圧回路10の出力を停止して光源4を消灯させることができる。なお、制御回路22は、制御モードが第3制御モードの場合、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にしているが、これに限らず、第2スイッチQ2だけをオフ状態にしてもよい。すなわち、制御回路22は、制御モードが第3制御モードの場合、少なくとも第2スイッチQ2をオフ状態にするように構成されていればよい。
ところで、信号受信装置6が点灯装置3と同様に降圧回路10の出力電圧で動作している場合、降圧回路10の出力が停止されている間は信号受信装置6も停止してしまう。そして、電源供給が停止された場合、後述する信号受信装置6の受信回路62を構成している制御用ICのバッファメモリ(揮発性の半導体メモリ)の記憶内容が失われてしまう。このバッファメモリの記憶内容は、例えば、信号受信装置6が信号送信装置2から受信した伝送データ(調光レベル)である。
そこで、制御回路22は、別の制御モードとして第4制御モードを有していてもよい。第4制御モードは、出力電圧V12の電圧値を第3電圧値v3に維持する制御モードである。第3電圧値v3は、入力電圧V11を降圧して得られた値であり、第2電圧値v2よりも小さく、かつ、0[V]よりも高い値である。例えば、第3電圧値v3は、信号受信装置6の受信回路62においてバッファメモリの記憶内容を保持することが可能な電圧値以上の電圧値であることが好ましい。制御回路22は、例えば、操作装置5から光源4を消灯させる指示を含む操作信号が入力されたとき、制御モードとして第4制御モードを選択すればよい。ただし、制御回路22は、操作装置5から光源4を消灯させる指示を含む操作信号が入力されたとき、第4制御モードを選択する代わりに、0[%]の調光レベルの伝送データを含む伝送信号を送信してもよい。制御回路22は、図6に示すように、制御モードが第4制御モードの場合、第1スイッチQ1をオフ状態とし、かつ、第2スイッチQ2のオンオフを一定の周期で繰り返す。これにより、出力電圧V12の電圧値を第3電圧値v3に維持することができる。ただし、制御回路22は、第2制御モードにおいて出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2に維持する時間(時間幅T4)よりも、出力電圧V12の電圧値V12を第3電圧値v3に維持する時間を長くするように構成されていることが好ましい。つまり、制御回路22が、出力電圧V12の電圧値V12を時間幅T4よりも短い時間で第3電圧値v3を第1電圧値v1に変更した場合、信号受信装置6が第3電圧値v3から第1電圧値v1への変化を伝送信号として誤検出してしまう可能性がある。ゆえに、制御回路22が、第4制御モードにおいて、出力電圧V12の電圧値V12を第3電圧値v3に維持する時間を時間幅T4よりも長くすれば、信号受信装置6における伝送信号の誤検出を防止することができる。
ここで、制御回路22は、第1制御モード又は第2制御モードから第4制御モードに移行する場合、図7に示すように、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返し、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態に維持してもよい。詳細には、制御回路22は、第4制御モードに切り替えた直後の期間(図7における時間t1〜t2の期間)において、第2スイッチQ2をオフ状態とし、かつ、第1スイッチQ1を一定の周期でオンオフを繰り返す。これにより、信号送信装置2では、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第3電圧値v3へ急速に変化(低下)させることができる。
あるいは、制御回路22は、第1制御モード又は第2制御モードから第4制御モードに移行する場合、図8に示すように、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返し、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態としてもよい。詳細には、制御回路22は、第4制御モードに切り替えた直後の期間(図8における時間t1〜t2の期間)において、第1スイッチQ1をオフ状態とし、かつ、第2スイッチQ2のオンオフを一定の周期で繰り返す。これにより、信号送信装置2では、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第3電圧値v3へ緩やかに変化(低下)させることができる。なお、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第3電圧値v3に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第3電圧値v3に近づくに従って、第2スイッチQ2のオン時間を長くしてもよい。これにより、信号送信装置2では、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すときに第2スイッチQ2のオン時間を変化させない場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
信号送信装置2は、上述のように、入力部20と、出力部21と、降圧回路10とを備えている。降圧回路10は、第1コンデンサC1と、第2コンデンサC2と、スイッチ回路24と、インダクタL1と、第1ダイオード(第1スイッチQ1の内蔵ダイオード)D1と、第2ダイオード(第2スイッチQ2の内蔵ダイオード)D2と、制御回路22とを有している。制御回路22は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御して出力電圧V12の電圧値を変化させることで、出力部21から伝送データを送信する。つまり、信号送信装置2は、特許文献1記載のLED照明システムの調光インタフェース部(以下、「従来例の装置」)よりも簡単な構成(回路構成)で、伝送データを送信することができる。よって、信号送信装置2は、従来例の装置よりも、装置を構成するスイッチの数を減らすことが可能となり、例えばスイッチの導通損を低減することが可能になる。すなわち、信号送信装置2は、従来例の装置よりも低損失化を図ることが可能になる。
ところで、特許文献1には、調光インタフェース部から出力される電圧(信号重畳電圧)は、AC/DC変換部から得られる直流電圧と振幅がほぼ同じで、調光器からの調光信号のオン/オフに合わせて電圧の正負が変化する電圧であることが記載されている。つまり、特許文献1記載のLED照明システムでは、調光インタフェース部からの信号重畳電圧を無極性化するダイオードブリッジが必須となる。これに対して、信号送信装置2は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1と第2電圧値v2との間で切り替えるので、出力電圧V12の電圧値がマイナスになることがなく、特許文献1記載のようなダイオードブリッジが不要になるという利点がある。
制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とすることによって第2コンデンサC2に溜まった電荷を放電し、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に降圧する。これにより、信号送信装置2は、以下の比較例の信号送信装置に比べて、出力電圧V12の電圧値を短い時間で第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替えることが可能になる。比較例の信号送信装置は、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返して出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に降圧する装置である。要するに、比較例の信号送信装置は、一般的な降圧チョッパ回路である。よって、信号送信装置2は、比較例の信号送信装置に比べて、伝送データの伝送期間を短くすることができる。つまり、信号送信装置2は、比較的短い時間で伝送データを送信することができる。
制御回路22は、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態としているが、これに限らない。制御回路22は、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、第1スイッチQ1をオン状態かつ第2スイッチQ2をオフ状態としてもよい。この場合、第1スイッチQ1は、比較的高い耐圧性能を有するMOSFETである。ただし、信号送信装置2では、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とすることによって、第1スイッチQ1に大きな電流が流れるのを抑制することが可能となり、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。その結果、信号送信装置2では、第1スイッチQ1の長寿命化を図ることが可能になる。
また、制御回路22は、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返しているが、これに限らない。制御回路22は、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2をオン状態としてもよい。この場合、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合よりも、出力電圧V12の電圧値を短い時間で第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替えることが可能になる。よって、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2をオン状態とする場合は、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合よりも、伝送データの伝送期間を短くすることができる。その結果、信号送信装置2は、より短い時間で伝送データを送信することができる。ただし、第2スイッチQ2に大きな電流が流れ、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わる可能性があるので、第2スイッチQ2は、比較的高い耐圧性能を有するMOSFETである必要がある。
一方、信号送信装置2では、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すことによって、第2スイッチQ2に大きな電流が流れるのを抑制しており、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制している。その結果、信号送信装置2では、第2スイッチQ2のコストアップを抑制すると共に、第2スイッチQ2の長寿命化を図ることが可能になる。
第1スイッチQ1は、MOSFETに限らず、例えば絶縁ゲート型バイポーラトランジスタであってもよい。この場合、第1スイッチQ1のコレクタが第1コンデンサC1の高電位側の端子と電気的に接続され、第1スイッチQ1のゲートが制御回路22と電気的に接続され、第1スイッチQ1のエミッタが第2スイッチQ2のドレインと電気的に接続される。またこの場合、第1スイッチQ1のコレクタ及びエミッタ間には、ダイオード(外付けダイオード)が電気的に接続される。ダイオードのアノードは、第1スイッチQ1のエミッタと電気的に接続され、ダイオードのカソードは、第1スイッチQ1のコレクタと電気的に接続される。ただし、信号送信装置2は、第1スイッチQ1としてMOSFETを用いて、内蔵ダイオードD1が第1スイッチQ1に対して電気的に並列接続されていることで、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを用いた場合よりも小型化を図ることが可能になる。つまり、信号送信装置2では、ダイオード(外付けダイオード)を別途用いることなく、第1スイッチQ1の内蔵ダイオードD1を利用しているため、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ及び外付けダイオードを用いた場合よりも、小型化を図ることが可能になる。
上述の信号送信装置2は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、上記実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、本実施形態の変形例を列挙する。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合に、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするとき、第1スイッチQ1のオン時間を時間経過に伴って変化させてもよい。具体的には、制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに、第1スイッチQ1のオン時間を徐々に増加させてもよい。例えば、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って第1スイッチQ1のオン時間が徐々に長くなるように、第1スイッチQ1のオン時間を連続的に変化させる。要するに、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って、第1スイッチQ1のオン時間を長くする。この構成によれば、第2コンデンサC2に溜まった電荷が急に放電される(第2コンデンサC2から放電電流が急に流れる)のを抑制可能となる。よって、この構成であれば、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに第1スイッチQ1のオン時間を変化させない場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
また、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合に、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするとき、第1スイッチQ1のスイッチング周波数を時間経過に伴って変化させてもよい。具体的には、制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに、第1スイッチQ1のスイッチング周波数を徐々に低下させてもよい。例えば、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って第1スイッチQ1のスイッチング周波数が徐々に低くなるように、第1スイッチQ1のスイッチング周波数を連続的に変化させる。要するに、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って、第1スイッチQ1のスイッチング周波数を低くする。この構成によっても、第2コンデンサC2に溜まった電荷が急に放電される(第2コンデンサC2から放電電流が急に流れる)のを抑制可能となる。よって、この構成であれば、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに第1スイッチQ1のスイッチング周波数を変化させない場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
ここにおいて、制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とする場合に、第1スイッチQ1のオン時間と、第1スイッチQ1のスイッチング周波数との両方を時間経過に伴って変化させるように構成されていてもよい。すなわち、制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とする場合に、第1スイッチQ1のオン時間と第1スイッチQ1のスイッチング周波数との少なくとも一方を時間経過に伴って変化させるように構成されていてもよい。第1スイッチQ1のオン時間と第1スイッチQ1のスイッチング周波数との両方を変化させる場合は、第1スイッチQ1のオン時間又は第1スイッチQ1のスイッチング周波数を変化させる場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って第1スイッチQ1のオン時間が徐々に長くなるように、第1スイッチQ1のオン時間を段階的に変化させてもよい。同様に、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って第1スイッチQ1のスイッチング周波数が徐々に低くなるように、第1スイッチQ1のスイッチング周波数を段階的に変化させてもよい。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合に、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すとき、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を時間経過に伴って変化させてもよい。具体的には、制御回路22は、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合に、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を徐々に低下させてもよい。例えば、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って第2スイッチQ2のスイッチング周波数が徐々に低くなるように、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を変化させる。要するに、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を低くする。この構成によっても、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すときに第2スイッチQ2のスイッチング周波数を変化させない場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
ここにおいて、制御回路22は、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合に、第2スイッチQ2のオン時間と、第2スイッチQ2のスイッチング周波数との両方を時間経過に伴って変化させるように構成されていてもよい。すなわち、制御回路22は、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合に、第2スイッチQ2のオン時間と、第2スイッチQ2のスイッチング周波数との少なくとも一方を時間経過に伴って変化させるように構成されていてもよい。第2スイッチQ2のオン時間と第2スイッチQ2のスイッチング周波数との両方を変化させる場合は、第2スイッチQ2のオン時間又は第2スイッチQ2のスイッチング周波数を変化させる場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って第2スイッチQ2のオン時間が徐々に長くなるように、第2スイッチQ2のオン時間を、連続的に変化させてもよいし、段階的に変化させてもよい。
同様に、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って第2スイッチQ2のスイッチング周波数が徐々に低くなるように、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を、連続的に変化させてもよいし、段階的に変化させてもよい。
信号送信装置2は、例えば、第1出力端子21Aと第2コンデンサC2の高電位側の端子との間の電路に、出力部21から降圧回路10に電流が流れ込むのを防止する整流素子が設けられていてもよい。整流素子は、例えばダイオードである。この場合、整流素子のアノードは、第2コンデンサC2の高電位側の端子と電気的に接続され、整流素子のカソードは、第1出力端子21Aと電気的に接続される。この構成によれば、降圧回路10に過電流が流れ込むのを抑制できるので、降圧回路10の長寿命化を図ることが可能になる。なお、整流素子は、ダイオードに限らず、例えばPチャネルMOSFET等であってもよい。この場合、PチャネルMOSFETのソースが第2コンデンサC2の高電位側の端子と電気的に接続され、PチャネルMOSFETのゲートが制御回路22と電気的に接続され、PチャネルMOSFETのドレインが第1出力端子21Aと電気的に接続される。またこの場合、制御回路22は、制御モードが第1制御モードの場合にPチャネルMOSFETをオン状態とし、制御モードが第2制御モードの場合にPチャネルMOSFETをオフ状態とする。また、整流素子は、第1出力端子21Aと第2コンデンサC2の高電位側の端子との間の電路以外に、第2出力端子21Bと第2コンデンサC2の低電位側の端子との間の電路に設けられてもよい。この場合、整流素子のアノードは、第2コンデンサC2の低電位側の端子と電気的に接続され、整流素子のカソードは、第2出力端子21Bと電気的に接続される。また、整流素子は、信号送信装置2に限らず、点灯装置3又は信号受信装置6に設けられてもよい。
制御回路22は、タイムスロットの始期と、出力電圧V12の変化(立ち下がり)の開始とが一致するように、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御しているが、これに限らない。制御回路22は、タイムスロット内の任意の期間に、出力電圧V12の変化を開始させてもよい。
また、制御回路22は、電流IL1が定格電流を超えないように、第1スイッチQ1をオン状態かつ第2スイッチQ2をオフ状態にして第1所定時間T1が経過したとき、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にしているが、これに限らない。制御回路22は、例えば電流IL1の電流値が閾値(第1閾値)に達したときに、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態にしてもよい。この場合、信号送信装置2は、インダクタL1(一次巻線)と磁気的に結合された二次巻線を備え、制御回路22は、二次巻線に発生する電流の電流値が第1閾値に達したときに、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2をオフ状態とする。またこの場合、制御回路22は、二次巻線に発生する電流の電流値がゼロに達したときに、第1スイッチQ1をオン状態、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態とする。
以下、上述の信号送信装置2を備える照明システム100について説明する。照明システム100は、図1に示すように、直流電源装置1と、信号送信装置2と、点灯装置3と、光源4と、操作装置5と、信号受信装置6とを備えている。
直流電源装置1は、交流電源200の交流電圧を直流電圧(本実施形態では、入力電圧V11)に変換するように構成されている。また、直流電源装置1は、入力電圧V11を、一対の給電路E11,E12を介して信号送信装置2へ出力するように構成されている。交流電源200は、例えば商用電源である。交流電圧の実効値は、例えば100[V]である。交流電圧の周波数(電源周波数)は、例えば50又は60[Hz]である。なお、照明システム100は、交流電源200を構成要件として含まない。
点灯装置3は、信号送信装置2の出力部21から出力される出力電圧V12によって、光源4を点灯させるように構成されている。また、点灯装置3は、信号受信装置6の後述する受信回路62で取得された伝送データに基づいて、光源4に対する出力(本実施形態では、出力電流)を変更するように構成されている。点灯装置3は、図1に示すように、入力部30と、出力部31と、定電流回路32とを備えている。
入力部30は、一対の給電路E21,E22を介して、出力電圧V12が入力されるように構成されている。入力部30は、一対の入力端子30A,30Bを有している。入力端子30Aは、給電路E21を介して、第1出力端子21Aと電気的に接続されている。入力端子30Bは、給電路E22を介して、第2出力端子21Bと電気的に接続されている。また、入力端子30Bは、グランド(点灯装置3のグランド)と電気的に接続されている。
出力部31は、一対の給電路E31,E32を介して光源4と電気的に接続されている。出力部31は、一対の出力端子31A,31Bを有している。出力端子31Aは、給電路E31の一端と電気的に接続されている。出力端子31Bは、給電路E32の一端と電気的に接続されている。一対の給電路E31,E32それぞれの他端は、光源4と電気的に接続されている。
定電流回路32は、光源4に流れる電流I1の電流値を目標値と一致させるように構成されている。定電流回路32は、例えば降圧型のスイッチングコンバータである。定電流回路32は、目標値が変更されたとき、電流I1を増加又は減少させることによって光源4の点灯状態を変更する。なお、本実施形態では、光源4に流れる電流I1は、点灯装置3の出力電流に相当する。
光源4は、複数の固体発光素子40を有している。複数の固体発光素子40の各々は、例えばLED(Light Emitting Diode)である。LEDは、無機LEDであってもよいし、有機LEDであってもよい。複数の固体発光素子40の接続は、直列接続である。光源4のアノード側の端子は、給電路E31を介して出力端子31Aと電気的に接続されている。光源4のカソード側の端子は、給電路E32を介して出力端子31Bと電気的に接続されている。
操作装置5は、ユーザによる操作入力を受け付けるように構成されている。操作装置5は、操作部を備えている。操作装置5は、制御回路22と電気的に接続されている。操作装置5は、例えば調光器である。操作部は、例えば、ダイヤル(調光つまみ)、スライダー、又は押釦スイッチである。操作装置5は、ユーザにより操作部が操作されたとき、点灯装置3の出力を変更する指示を制御回路22に与える。例えば、操作装置5は、操作部の操作結果に従って、点灯装置3の出力を変更する指示を含む操作信号を制御回路22へ出力する。
信号受信装置6は、信号送信装置2から送信される伝送データを受信するように構成されている。信号受信装置6は、図1に示すように、接続部60と、分圧回路61と、受信回路62とを備えている。
接続部60は、一対の給電路E41,E42を介して信号送信装置2の出力部21と電気的に接続されている。接続部60は、第1接続端子60A及び第2接続端子60Bを有している。第1接続端子60Aは、給電路E41を介して、第1出力端子21Aと電気的に接続されている。第2接続端子60Bは、給電路E42を介して、第2出力端子21Bと電気的に接続されている。本実施形態では、接続部60は、一対の給電路E41,E42を介して出力電圧V12が入力される。
分圧回路61は、2つの抵抗R1,R2の直列回路で構成されている。分圧回路61は、第1接続端子60A及び第2接続端子60B間に電気的に接続されている。詳細には、抵抗R1の第1端子は、第1接続端子60Aと電気的に接続されている。抵抗R1の第2端子は、抵抗R2の第1端子と電気的に接続されている。抵抗R2の第2端子は、第2接続端子60Bと電気的に接続されている。分圧回路61は、接続部60に入力される出力電圧V12を分圧して、分圧した電圧(本実施形態では、抵抗R2の両端電圧)を受信回路62へ出力する。
受信回路62は、分圧回路61から出力される電圧の電圧値の変化を検出して、伝送データを取得するように構成されている。つまり、受信回路62は、接続部60に入力される出力電圧V12の電圧値の変化を検出して伝送データを取得する。また、受信回路62は、PWM(Pulse Width Modulation)信号を定電流回路32へ出力するように構成されている。受信回路62は、例えば制御用IC(Integrated Circuit)である。この制御用ICは、バッファメモリを備えている。
受信回路62は、分圧回路61から出力された電圧(検出電圧)を一定のサンプリング周期でサンプリングして、検出電圧の電圧値をバッファメモリに格納する。サンプリング周期は、信号送信装置2が1ビット分の伝送データを送信する時間幅T4(図3参照)よりも短い。また、受信回路62は、検出電圧の電圧値と、予め設定された第2閾値とを比較することによって、伝送信号(スタートビット、伝送データ及びストップビット)を受信する。例えば、受信回路62は、検出電圧の電圧値が第2閾値を下回った場合に、「1」のビット値を受信したと判定し、受信したビット値をバッファメモリに格納する。第2閾値は、第2電圧値v2よりも大きく、かつ、第1電圧値v1よりも小さな値である。本実施形態では、受信回路62は、スタートビットを受信すると、スタートビットに続いて送信される伝送データを受信してバッファメモリに格納する。そして、受信回路62は、ストップビットを受信すると、バッファメモリへの伝送データの格納を終了する。
受信回路62は、バッファメモリに格納した伝送データから光源4の調光レベルを読み取る。また、受信回路62は、読み取った調光レベルをPWM信号に変換して、変換したPWM信号を定電流回路32へ出力する。本実施形態では、受信回路62は、一定の周期の方形波のデューティ比を調光レベルに応じて変化させ、調光レベルをPWM信号に変換している。例えば、受信回路62は、調光レベルが100[%]のときに、デューティ比を100[%]とする。また、受信回路62は、調光レベルが50[%]のときに、デューティ比を50[%]とする。さらに、受信回路62は、調光レベルが0[%]のときに、デューティ比を0[%]とする。
点灯装置3の定電流回路32は、受信回路62からのPWM信号に基づいて、光源4の点灯状態を変更する。詳細には、定電流回路32は、受信回路62からのPWM信号に基づいて、光源4に流れる電流I1の目標値を変更する。例えば、定電流回路32は、PWM信号のデューティ比が100[%]の場合、電流I1の目標値を、光源4の定格電流の電流値(定格値)とする。また、定電流回路32は、PWM信号のデューティ比が50[%]の場合、電流I1の目標値を定格値の半分の値とする。さらに、定電流回路32は、PWM信号のデューティ比が0[%]の場合、電流I1の目標値を略ゼロの値とする。
以下、照明システム100の動作の一例について説明する。なお、以下では、ユーザが操作装置5を用いて光源4の調光レベルを100[%]から50[%]に変更する場合について説明する。
操作装置5は、調光レベルを50[%]とする操作信号を、信号送信装置2の制御回路22へ出力する。制御回路22は、操作装置5から操作信号が入力されたとき、第2制御モードを選択し、操作信号に含まれる50[%]の調光レベルを伝送データ(「01111111」の8ビットのビット列)に変換する。そして、制御回路22は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御して、出力部21からスタートビットを送信した後に伝送データを送信し、最後にストップビットを送信する。すなわち、信号送信装置2は、出力部21から伝送信号を送信する。
信号送信装置2から送信された伝送信号は、信号受信装置6の受信回路62で受信される。受信回路62は、受信した伝送信号に含まれる伝送データから調光レベルを読み取り、読み取った調光レベルをPWM信号に変換する。そして、受信回路62は、変換したPWM信号を点灯装置3の定電流回路32へ出力する。定電流回路32は、受信回路62からのPWM信号に応じて、光源4に流れる電流I1の目標値を定格値の半分の値とする。これにより、電流I1の電流値が定格値の半分になるので、光源4から放射される光の量(光束)は、調光レベルが100[%]のとき(定格点灯時)の光束のおおよそ半分になる。つまり、光源4は、定格点灯時の半分の光束に調光される。
ところで、信号送信装置2、点灯装置3及び信号受信装置6は、点灯システム7(図1参照)を構成する構成要素に含まれていてもよい。つまり、点灯システム7は、信号送信装置2と、点灯装置3と、信号受信装置6とを備える。
また、点灯装置3、光源4及び信号受信装置6は、照明器具8(図1参照)を構成する構成要素に含まれていてもよい。つまり、照明器具8は、点灯装置3と、光源4と、信号受信装置6とを備える。照明器具8は、例えば、図9に示すように、スポットライトである。照明器具8は、照明器具用ライティングダクト300と組み合わせて使用される。なお、図9では、照明器具8の台数が3台の場合を表している。3台の照明器具8の各々は、信号送信装置2の出力部21に対して電気的に並列接続される。3台の照明器具8の構成及び機能は同様であるから、以下では、3台の照明器具8のうち1台の照明器具8について構成及び機能を説明する。また、以下では、説明の便宜上、照明器具用ライティングダクト300を、単に「ダクト300」と略称する。
ダクト300は、天井に取り付けられる。ダクト300は、第1ケーブル91を介して、信号送信装置2と電気的に接続される。すなわち、ダクト300は、信号送信装置2から第1ケーブル91を介して出力電圧V12が入力される。本実施形態では、第1ケーブル91は、一対の第1電線を備えている。
照明器具8は、本体80と、プラグ81と、アーム82とを備えている。本体80は、窓孔80Aを有している。本体80の内部には、点灯装置3、光源4及び信号受信装置6が収納されている。窓孔80Aは、パネル83で覆われている。
プラグ81は、一対の電極板を備えている。一対の電極板は、ダクト300の挿入口300Aからダクト300内に挿入され、ダクト300内に固定された2本の導体と電気的に接続されている。2本の導体は、第1ケーブル91を介して信号送信装置2と電気的に接続されている。また、プラグ81は、第2ケーブル92を介して、本体80内に収納された点灯装置3及び信号受信装置6と電気的に接続されている。
アーム82は、本体80を支持する。また、アーム82は、プラグ81に支持されている。
なお、照明器具8の台数は、3台に限らず、4台以上であってもよく、2台であってもよい。また、照明器具8の台数は、1台であってもよい。
以上説明したように、本実施形態の信号送信装置2は、入力部20と、出力部21と、降圧回路10とを備えている。入力部20は、直流の入力電圧V11が入力されるように構成されている。入力部20は、第1入力端子20A及び第2入力端子20Bを有している。出力部21は、直流の出力電圧V12を出力するように構成されている。出力部21は、第1出力端子21Aと第2出力端子21Bとを有している。第1出力端子21Aは、第1入力端子20Aに電気的に接続されている。降圧回路10は、入力部20と出力部21との間に設けられている。降圧回路10は、入力電圧V11を降圧することにより出力電圧V12を調節可能に構成されている。降圧回路10は、第1コンデンサC1と、第2コンデンサC2と、スイッチ回路24と、インダクタL1と、第1ダイオード(内蔵ダイオード)D1と、第2ダイオード(内蔵ダイオード)D2と、制御回路22とを有している。第1コンデンサC1は、第1入力端子20A及び第2入力端子20B間に電気的に接続されている。第2コンデンサC2は、第1出力端子21A及び第2出力端子21B間に電気的に接続されている。スイッチ回路24は、第1スイッチ(スイッチ)Q1と第2スイッチ(スイッチ)Q2との直列回路からなる。スイッチ回路24は、第1コンデンサC1に対して電気的に並列接続されている。インダクタL1は、第1端子11及び第2端子12を有している。インダクタL1は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2の接続点(第1接続点)P1に第1端子11が電気的に接続され、かつ、第2コンデンサC2及び第2出力端子21Bの接続点(第2接続点)P2に第2端子12が電気的に接続されている。第1ダイオードD1は、第1スイッチQ1に対して電気的に並列接続されている。また、第1ダイオードD1は、第1スイッチQ1の高電位側の端子(ドレイン)にカソードが電気的に接続され、かつ、第1スイッチQ1の低電位側の端子(ソース)にアノードが電気的に接続されている。第2ダイオードD2は、第2スイッチQ2に対して電気的に並列接続されている。また、第2ダイオードD2は、第2スイッチQ2の高電位側の端子(ドレイン)にカソードが電気的に接続され、かつ、第2スイッチQ2の低電位側の端子(ソース)にアノードが電気的に接続されている。制御回路22は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御するように構成されている。制御回路22は、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御して出力電圧V12の電圧値を変化させることで、出力部21から伝送データを送信するように構成されている。
この構成によれば、特許文献1記載のLED照明システムの調光インタフェース部(従来例の装置)よりも簡単な構成(回路構成)で、伝送データを送信することができる。よって、この構成であれば、従来例の装置よりも、装置を構成するスイッチの数を減らすことが可能となり、例えばスイッチの導通損を低減することが可能になる。つまり、この構成であれば、低損失化を図ることが可能になる。またこの構成によれば、出力部21から伝送データを送信する場合に、降圧回路10によって入力電圧V11を降圧して出力電圧V12を変化させる(調節する)。よって、この構成であれば、出力電圧V12を瞬時に変化させることが可能となり、出力電圧V12の変化に応じて点灯装置3に供給される電力も瞬時に変化する。その結果、点灯装置3では、定電流回路32を動作させる電源を生成するときの効率を向上させることが可能になる。
降圧回路10は、上述のように、出力電圧V12の電圧値を、第1電圧値v1と第2電圧値v2との間で切り替え可能に構成されている。第1電圧値v1は、入力電圧V11の電圧値と同じである。第2電圧値v2は、入力電圧V11を降圧して得られた値である。制御回路22は、上述のように、制御モードとして、第1制御モードと、第2制御モードとを有していることが好ましい。第1制御モードは、出力電圧V12の電圧値を変化させない制御モードである。第2制御モードは、出力電圧V12の電圧値を変化させて出力部21から伝送データを送信する制御モードである。制御回路22は、上述のように、制御モードが第1制御モードの場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1となるように、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2をオン状態とするように構成されていることが好ましい。また、制御回路22は、上述のように、制御モードが第2制御モードの場合、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1と第2電圧値v2との間で切り替えて出力部21から伝送データを送信するように、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を制御するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、従来例の装置よりも簡単な制御で、伝送データを送信することができる。
制御回路22は、上述のように、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするように構成されていることが好ましい。又は、制御回路22は、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、第1スイッチQ1をオン状態、かつ、第2スイッチQ2をオフ状態とするように構成されていることが好ましい。また、制御回路22は、上述のように、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2に維持する場合、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すように構成されていることが好ましい。さらに、制御回路22は、上述のように、制御モードが第2制御モードでかつ出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すように構成されていることが好ましい。又は、制御回路22は、制御モードが第2制御モードで、かつ、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、第1スイッチQ1をオフ状態、かつ、第2スイッチQ2をオン状態とするように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、第2コンデンサC2に溜まった電荷を放電して出力電圧V12の電圧値を降圧するので、上述の比較例の信号送信装置に比べて、出力電圧V12の電圧値を短い時間で第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替えることが可能になる。よって、この構成であれば、比較例の信号送信装置に比べて、伝送データの伝送期間を短くすることができる。さらに、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とする場合であれば、第1スイッチQ1に大きな電流が流れるのを抑制することが可能となり、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できるという利点もある。
またこの構成によれば、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すので、第2スイッチQ2に大きな電流が流れるのを抑制することが可能となる。よって、この構成であれば、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制でき、第2スイッチQ2の長寿命化を図ることが可能になる。さらに、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2をオン状態とする場合であれば、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合よりも、出力電圧V12の電圧値を短い時間で第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替えることができる。よって、この場合であれば、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合よりも、伝送データの伝送期間を短くすることが可能となり、より短い時間で伝送データを送信することが可能になる。
制御回路22は、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とする場合に、第1スイッチQ1のオン時間と、第1スイッチQ1のスイッチング周波数との少なくとも一方を時間経過に伴って変化させることが好ましい。
この構成によれば、第2コンデンサC2に溜まった電荷が急に放電される(第2コンデンサC2から放電電流が急に流れる)のを抑制可能となる。よって、この構成であれば、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに第1スイッチQ1のオン時間又はスイッチング周波数を変化させない場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。さらに、第1スイッチQ1のオン時間と第1スイッチQ1のスイッチング周波数との両方を変化させる場合は、第1スイッチQ1のオン時間又は第1スイッチQ1のスイッチング周波数を変化させる場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って、第1スイッチQ1のオン時間を長くすることが好ましい。
この構成によっても、第2コンデンサC2に溜まった電荷が急に放電される(第2コンデンサC2から放電電流が急に流れる)のを抑制可能となる。よって、この構成であれば、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに第1スイッチQ1のオン時間を変化させない場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第2電圧値v2に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第2電圧値v2に近づくに従って、第1スイッチQ1のスイッチング周波数を低くすることが好ましい。
この構成によっても、第2コンデンサC2に溜まった電荷が急に放電される(第2コンデンサC2から放電電流が急に流れる)のを抑制可能となる。よって、この構成であれば、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするときに第1スイッチQ1のスイッチング周波数を変化させない場合よりも、第1スイッチQ1に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、上述のように、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返す場合に、第2スイッチQ2のオン時間と、第2スイッチQ2のスイッチング周波数との少なくとも一方を時間経過に伴って変化させることが好ましい。
この構成によれば、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すときに、第2スイッチQ2のオン時間又はスイッチング周波数を変化させない場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。さらに、第2スイッチQ2のオン時間と第2スイッチQ2のスイッチング周波数との両方を変化させる場合は、第2スイッチQ2のオン時間又は第2スイッチQ2のスイッチング周波数を変化させる場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、上述のように、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って、第2スイッチQ2のオン時間を長くすることが好ましい。
この構成によっても、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すときに、第2スイッチQ2のオン時間を変化させない場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2から第1電圧値v1に切り替える場合、出力電圧V12の電圧値が第1電圧値v1に近づくに従って、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を低くすることが好ましい。
この構成によっても、第1スイッチQ1をオフ状態かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すときに、第2スイッチQ2のスイッチング周波数を変化させない場合よりも、第2スイッチQ2に過度なストレスが加わるのを抑制できる。
制御回路22は、上述のように、制御モードとして、降圧回路10の出力を停止させる第3制御モードを更に有することが好ましい。制御回路22は、制御モードが第3制御モードの場合、少なくとも第2スイッチQ2をオフ状態にするように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば信号送信装置2に異常が発生したとき、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2を利用して点灯装置3への電力供給を停止することができる。
制御回路22は、上述のように、制御モードとして、出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2よりも低く、かつ、0[V]よりも高い第3電圧値v3に変化させて出力部21から出力する第4制御モードを更に有していることが好ましい。
この構成によれば、例えば、光源4を消灯させている間も信号受信装置6が必要とする直流電圧を供給することができる。
制御回路22は、上述のように、制御モードが第4制御モードの場合、出力電圧V12の電圧値を第3電圧値v3に維持する時間を長くするように構成されているが好ましい。具体的には、制御回路22は、出力電圧V12の電圧値を第3電圧値v3に維持する時間を、第2制御モードにおいて出力電圧V12の電圧値を第2電圧値v2に維持する時間(時間幅T4)よりも長くするように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、信号受信装置6によって第3電圧値v3が第2電圧値v2として誤検出されることを防止できる。
制御回路22は、上述のように、第3電圧値v3は、出力電圧V12を受けて動作する回路(信号受信装置6の受信回路62)が必要とする電圧値以上の電圧値であることが好ましい。
この構成によれば、例えば、光源4が消灯している間も信号受信装置6の受信回路62を動作させることができる。
制御回路22は、上述のように、制御モードを第1制御モード又は第2制御モードから第4制御モードに移行する場合、第1スイッチQ1のオンオフを繰り返しかつ第2スイッチQ2をオフ状態とするように構成されていることが好ましい。あるいは、制御回路22は、上述のように、制御モードを第1制御モード又は第2制御モードから第4制御モードに移行する場合、第1スイッチQ1をオフ状態とし、かつ第2スイッチQ2のオンオフを繰り返すように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、出力電圧V12の電圧値を第1電圧値v1から第3電圧値v3へ徐々に変化(低下)させることができる。
以上説明したように、本実施形態の信号受信装置6は、接続部60と、受信回路62とを備えている。接続部60は、信号送信装置2の出力部21と電気的に接続される。受信回路62は、接続部60に入力される出力電圧V12の電圧値の変化を検出して、伝送データを取得するように構成されている。
この構成によれば、信号送信装置2から送信される伝送データを受信することが可能になる。
以上説明したように、本実施形態の点灯システム7は、信号送信装置2と、信号受信装置6と、点灯装置3とを備えている。信号受信装置6は、接続部60及び受信回路62を有している。接続部60は、信号送信装置2の出力部21と電気的に接続される。受信回路62は、接続部60に入力される出力電圧V12の電圧値の変化を検出して、伝送データを取得するように構成されている。点灯装置3は、出力部21から出力される出力電圧V12によって、光源4を点灯させるように構成されている。また、点灯装置3は、信号受信装置6の受信回路62で取得された伝送データに基づいて、光源4に対する出力を変更するように構成されている。
この構成によれば、低損失化を図ることが可能な信号送信装置2を備えた点灯システム7を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態の照明器具8は、信号受信装置6と、光源4と、点灯装置3とを備えている。点灯装置3は、信号送信装置2の出力部21から出力される出力電圧V12によって、光源4を点灯させるように構成されている。また、点灯装置3は、信号受信装置6の受信回路62で取得された伝送データに基づいて、光源4に対する出力を変更するように構成されている。
この構成によれば、信号送信装置2から送信される伝送データを受信可能な信号受信装置6を備えた照明器具8を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態の照明システム100は、点灯システム7と、光源4と、直流電源装置1と、操作装置5とを備えている。光源4は、点灯システム7の点灯装置3によって点灯される。直流電源装置1は、点灯システム7の信号送信装置2の入力部20に入力電圧V11を印加するように構成されている。操作装置5は、操作入力を受け付けて操作信号を信号送信装置2へ出力するように構成されている。信号送信装置2は、操作信号に基づいて伝送データを送信する。
この構成によれば、低損失化を図ることが可能な信号送信装置2を備えた照明システム100を提供することができる。ただし、直流電源装置1及び操作装置5は、照明システム100の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態の照明システム100は、信号送信装置2と、照明器具8と、直流電源装置1と、操作装置5とを備えている。照明器具8は、接続部60及び受信回路62を有する信号受信装置6を含む。接続部60は、信号送信装置2の出力部21と電気的に接続される。受信回路62は、接続部60に入力される出力電圧V12の電圧値の変化を検出して、伝送データを取得するように構成されている。直流電源装置1は、信号送信装置2の入力部20に入力電圧V11を印加するように構成されている。操作装置5は、操作入力を受け付けて操作信号を信号送信装置2へ出力するように構成されている。信号送信装置2は、操作信号に基づいて伝送データを送信する。
この構成によっても、低損失化を図ることが可能な信号送信装置2を備えた照明システム100を提供することができる。ただし、直流電源装置1及び操作装置5は、照明システム100の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
なお、信号送信装置2では、第1入力端子20Aが高電位側の入力端子であり、第2入力端子20Bが低電位側の入力端子であるが、これに限らず、第1入力端子20Aが低電位側の入力端子で、第2入力端子20Bが高電位側の入力端子であってもよい。この場合、第1スイッチQ1のソースが第1入力端子20Aに電気的に接続され、第1スイッチQ1のドレインが第2スイッチQ2のソースに電気的に接続され、第2スイッチQ2のドレインが第2入力端子20Bに電気的に接続される。
伝送データは、光源4の調光レベルに限らず、例えば光源4の色温度を変更する(光源4を調色する)ための調色レベルであってもよい。また、伝送データは、光源4の調光レベルのみに限らず、光源4の調光レベル及び調色レベルの両方を含んでもよい。また、伝送データは、光源4の調光レベルに限らず、例えば、照明器具8にスピーカが内蔵されている場合、音声データ(音楽データ)であってもよい。つまり、信号送信装置2は音声データを伝送データとして送信し、照明器具8のスピーカは信号受信装置6の受信回路62で取得された伝送データによって駆動され音声(音楽)を出力することができる。
第2スイッチQ2は、MOSFETに限らず、例えば絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ等であってもよい。また、第1スイッチQ1及び第2スイッチQ2は、同じスイッチであるが、異なるスイッチであってもよい。
直流電源装置1は、交流電圧を入力電圧V11に変換する機能を有しているが、入力電圧V11を生成する機能を有していてもよい。また、直流電源装置1は、太陽光発電装置から出力された直流電圧を入力電圧V11に変換する機能を有していてもよい。
点灯装置3は、定電流回路32を備えているが、これに限らず、例えば、定電圧回路を備えていてもよい。定電流回路32は、降圧型のスイッチングコンバータに限らず、例えば、昇圧型のスイッチングコンバータ又は昇降圧型のスイッチングコンバータ等であってもよい。
複数の固体発光素子40の接続は、直列接続に限らず、例えば、並列接続であってもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた接続であってもよい。また、複数の固体発光素子40の各々は、LEDに限らず、例えば有機EL(Electro Luminescence)等であってもよい。また、固体発光素子40の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
操作装置5は、調光器に限らず、例えば、赤外線又は電波を媒体とする無線通信を利用して操作信号を送信するリモートコントローラ又はタブレット端末等であってもよい。この場合、信号送信装置2には、操作信号を受信する受信部が必要になる。
受信回路62は、光源4の調光レベルをPWM信号に変換しているが、これに限らず、例えば、光源4の調光レベルを電圧値で表した電圧信号に変換してもよい。
照明器具8は、スポットライトに限らず、例えばダウンライト等であってもよい。
照明システム100では、直流電源装置1と信号送信装置2とが別体に構成されているが、一体に構成されていてもよい。
1 直流電源装置
2 信号送信装置
3 点灯装置
4 光源
5 操作装置
6 信号受信装置
7 点灯システム
8 照明器具
10 降圧回路
11 第1端子
12 第2端子
20 入力部
20A 第1入力端子
20B 第2入力端子
21 出力部
21A 第1出力端子
21B 第2出力端子
22 制御回路
24 スイッチ回路
60 接続部
62 受信回路
100 照明システム
C1 第1コンデンサ
C2 第2コンデンサ
D1 内蔵ダイオード(第1ダイオード)
D2 内蔵ダイオード(第2ダイオード)
L1 インダクタ
P1 接続点
P2 接続点
Q1 スイッチ(第1スイッチ)
Q2 スイッチ(第2スイッチ)

Claims (19)

  1. 第1入力端子及び第2入力端子を有し、直流の入力電圧が入力される入力部と、
    前記第1入力端子に電気的に接続された第1出力端子と第2出力端子とを有し、直流の出力電圧を出力する出力部と、
    前記入力部と前記出力部との間に設けられ、前記入力電圧を降圧することにより前記出力電圧を調節可能な降圧回路とを備え、
    前記降圧回路は、
    前記第1入力端子及び前記第2入力端子間に電気的に接続された第1コンデンサと、
    前記第1出力端子及び前記第2出力端子間に電気的に接続された第2コンデンサと、
    第1スイッチと第2スイッチとの直列回路からなり、前記第1コンデンサに対して電気的に並列接続されたスイッチ回路と、
    第1端子及び第2端子を有し、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの接続点に前記第1端子が電気的に接続され、かつ、前記第2コンデンサ及び前記第2出力端子の接続点に前記第2端子が電気的に接続されたインダクタと、
    前記第1スイッチに対して電気的に並列接続され、かつ、前記第1スイッチの高電位側の端子にカソードが電気的に接続され、かつ、前記第1スイッチの低電位側の端子にアノードが電気的に接続された第1ダイオードと、
    前記第2スイッチに対して電気的に並列接続され、かつ、前記第2スイッチの高電位側の端子にカソードが電気的に接続され、かつ、前記第2スイッチの低電位側の端子にアノードが電気的に接続された第2ダイオードと、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御する制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御して前記出力電圧の電圧値を変化させることで、前記出力部から伝送データを送信するように構成されており、
    前記降圧回路は、前記出力電圧の電圧値を、前記入力電圧の電圧値と同じである第1電圧値と、前記入力電圧を降圧して得られた第2電圧値との間で切り替え可能に構成され、
    前記制御回路は、前記出力電圧の電圧値を前記第1電圧値と前記第2電圧値との間で切り替えて前記出力部から前記伝送データを送信するように、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御するように構成されている
    信号送信装置。
  2. 記制御回路は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御する制御モードとして、前記出力電圧の電圧値を変化させない第1制御モードと、前記出力電圧の電圧値を変化させて前記出力部から前記伝送データを送信する第2制御モードとを有し、
    前記制御回路は、前記制御モードが前記第1制御モードの場合、前記出力電圧の電圧値が前記第1電圧値となるように、前記第1スイッチをオフ状態とし、かつ前記第2スイッチをオン状態とするように構成され、
    前記制御回路は、前記制御モードが前記第2制御モードの場合、前記出力電圧の電圧値を前記第1電圧値と前記第2電圧値との間で切り替えて前記出力部から前記伝送データを送信するように、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御するように構成されている
    請求項1記載の信号送信装置。
  3. 前記制御回路は、前記制御モードが前記第2制御モードで、かつ、前記出力電圧の電圧値を前記第1電圧値から前記第2電圧値に切り替える場合、前記第1スイッチのオンオフを繰り返しかつ前記第2スイッチをオフ状態とする、又は、前記第1スイッチをオン状態とし、かつ前記第2スイッチをオフ状態とするように構成され、
    前記制御回路は、前記制御モードが前記第2制御モードで、かつ、前記出力電圧の電圧値を前記第2電圧値に維持する場合、前記第1スイッチをオフ状態とし、かつ前記第2スイッチのオンオフを繰り返すように構成され、
    前記制御回路は、前記制御モードが前記第2制御モードで、かつ、前記出力電圧の電圧値を前記第2電圧値から前記第1電圧値に切り替える場合、前記第1スイッチをオフ状態とし、かつ前記第2スイッチのオンオフを繰り返す、又は、前記第1スイッチをオフ状態
    とし、かつ前記第2スイッチをオン状態とするように構成されている
    請求項2記載の信号送信装置。
  4. 前記制御回路は、前記第1スイッチのオンオフを繰り返しかつ前記第2スイッチをオフ状態とする場合に、前記第1スイッチのオン時間と、前記第1スイッチのスイッチング周波数との少なくとも一方を時間経過に伴って変化させるように構成されている
    請求項3記載の信号送信装置。
  5. 前記制御回路は、前記出力電圧の電圧値を前記第1電圧値から前記第2電圧値に切り替える場合、前記出力電圧の電圧値が前記第2電圧値に近づくに従って、前記第1スイッチの前記オン時間を長くするように構成されている
    請求項4記載の信号送信装置。
  6. 前記制御回路は、前記出力電圧の電圧値を前記第1電圧値から前記第2電圧値に切り替える場合、前記出力電圧の電圧値が前記第2電圧値に近づくに従って、前記第1スイッチの前記スイッチング周波数を低くするように構成されている
    請求項4記載の信号送信装置。
  7. 前記制御回路は、前記第1スイッチをオフ状態とし、かつ前記第2スイッチのオンオフを繰り返す場合に、前記第2スイッチのオン時間と、前記第2スイッチのスイッチング周波数との少なくとも一方を時間経過に伴って変化させるように構成されている
    請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の信号送信装置。
  8. 前記制御回路は、前記出力電圧の電圧値を前記第2電圧値から前記第1電圧値に切り替える場合、前記出力電圧の電圧値が前記第1電圧値に近づくに従って、前記第2スイッチの前記オン時間を長くするように構成されている
    請求項7記載の信号送信装置。
  9. 前記制御回路は、前記出力電圧の電圧値を前記第2電圧値から前記第1電圧値に切り替える場合、前記出力電圧の電圧値が前記第1電圧値に近づくに従って、前記第2スイッチの前記スイッチング周波数を低くするように構成されている
    請求項7記載の信号送信装置。
  10. 前記制御回路は、前記制御モードとして、前記降圧回路の出力を停止させる第3制御モードを更に有し、
    前記制御回路は、前記制御モードが前記第3制御モードの場合、少なくとも前記第2スイッチをオフ状態にするように構成されている
    請求項2ないし請求項9のいずれか1項に記載の信号送信装置。
  11. 前記制御回路は、前記制御モードとして、前記出力電圧の電圧値を前記第2電圧値よりも低く、かつ、0[V]よりも高い第3電圧値に変化させて前記出力部から出力する第4制御モードを更に有している
    請求項2ないし請求項10のいずれか1項に記載の信号送信装置。
  12. 前記制御回路は、前記制御モードが前記第4制御モードの場合、前記第2制御モードにおいて前記出力電圧の電圧値を前記第2電圧値に維持する時間よりも、前記出力電圧の電圧値を前記第3電圧値に維持する時間を長くするように構成されている
    請求項11記載の信号送信装置。
  13. 前記第3電圧値は、前記出力電圧を受けて動作する回路が必要とする電圧値以上の電圧
    値である
    前記請求項11又は請求項12記載の信号送信装置。
  14. 前記制御回路は、前記制御モードを前記第1制御モード又は前記第2制御モードから前記第4制御モードに移行する場合、前記第1スイッチのオンオフを繰り返しかつ前記第2スイッチをオフ状態とする、又は、前記第1スイッチをオフ状態とし、かつ前記第2スイッチのオンオフを繰り返すように構成されている
    請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載の信号送信装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の信号送信装置の前記出力部と電気的に接続される接続部と、
    前記接続部に入力される前記出力電圧の電圧値の変化を検出して前記伝送データを取得する受信回路とを備えている
    信号受信装置。
  16. 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の信号送信装置と、
    前記信号送信装置の前記出力部と電気的に接続された接続部、及び前記接続部に入力される前記出力電圧の電圧値の変化を検出して前記伝送データを取得する受信回路を有する信号受信装置と、
    前記出力部から出力される前記出力電圧によって光源を点灯させる点灯装置とを備え、
    前記点灯装置は、前記信号受信装置の前記受信回路で取得された前記伝送データに基づいて、前記光源に対する出力を変更するように構成されている
    点灯システム。
  17. 請求項15記載の信号受信装置と、
    光源と、
    前記信号送信装置の前記出力部から出力される前記出力電圧によって前記光源を点灯させる点灯装置とを備え、
    前記点灯装置は、前記信号受信装置の前記受信回路で取得された前記伝送データに基づいて、前記光源に対する出力を変更するように構成されている
    照明器具。
  18. 請求項16記載の点灯システムと、
    前記点灯システムの前記点灯装置によって点灯される前記光源と、
    前記点灯システムの前記信号送信装置の前記入力部に前記入力電圧を印加する直流電源装置と、
    操作入力を受け付けて操作信号を前記信号送信装置へ出力する操作装置とを備え、
    前記信号送信装置は、前記操作信号に基づいて前記伝送データを送信する
    照明システム。
  19. 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の信号送信装置と、
    前記信号送信装置の前記出力部と電気的に接続された接続部、及び前記接続部に入力される前記出力電圧の電圧値の変化を検出して前記伝送データを取得する受信回路を有する信号受信装置を含む照明器具と、
    前記信号送信装置の前記入力部に前記入力電圧を印加する直流電源装置と、
    操作入力を受け付けて操作信号を前記信号送信装置へ出力する操作装置とを備え、
    前記信号送信装置は、前記操作信号に基づいて前記伝送データを送信する
    照明システム。
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