JP6770830B2 - 受発光モジュール、電子機器および受発光モジュールの製造方法 - Google Patents

受発光モジュール、電子機器および受発光モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、受発光モジュール、電子機器および受発光モジュールの製造方法に関する。
発光素子および受光素子を備える受発光モジュールは、様々な対象物体の状態を検出するセンサモジュールとして広く用いられている。特許文献1には、受発光モジュールを用いた電子機器の一例として、脈波測定装置が開示されている。
脈波測定装置をはじめとする電子機器においては、受発光モジュールの発光素子が発した光が、対象物体によって反射されるなどの意図した経路とは異なる経路で、受光素子に到達することがある。このようなノイズ光は、受発光モジュールの検出精度を低下させる要因となる。
特開2013−63206号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ノイズ光による影響を抑制することが可能な受発光モジュール、電子機器および受発光モジュールの製造方法を提供することをその課題とする。
本発明の第1の側面によって提供される受発光モジュールは、厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する基板と、前記基板の前記主面に搭載された発光素子と、前記厚さ方向と直角である第1方向において前記発光素子から離間して前記基板の前記主面に搭載された受光素子と、を備えた受発光モジュールであって、前記受光素子が受光する波長の光を遮る弾性変形可能な材質からなるとともに前記第1方向における前記発光素子と前記受光素子との間において前記厚さ方向および前記第1方向のいずれとも直角である第2方向に延びる弾性変形第1部を含み且つ前記厚さ方向において前記主面が向く側に前記発光素子および前記受光素子よりも突出する弾性変形部、を有する遮光部材を備えることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記遮光部材は、前記基板の前記主面と前記弾性変形部との間に介在し且つ前記弾性変形部よりも硬質な材質からなる土台部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部は、前記第1方向において前記発光素子と前記受光素子との間に位置するとともに前記基板の前記主面と前記弾性変形第1部との間に介在する土台第1部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形第1部は、前記発光素子側に膨出した形状である発光側面および前記受光素子側に膨出した受光側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部は、前記発光素子に対して前記第2方向に位置する発光側土台第2部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記発光側土台第2部上に形成された発光側弾性変形第2部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記発光側弾性変形第2部は、前記発光素子側に膨出した形状である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部は、前記発光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する発光側土台第3部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記発光側土台第3部上に形成された発光側弾性変形第3部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記発光側弾性変形第3部は、前記発光素子側に膨出した形状である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部は、前記受光素子に対して前記第2方向に位置する受光側土台第2部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記受光側土台第2部上に形成された受光側弾性変形第2部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受光側弾性変形第2部は、前記受光素子側に膨出した形状である内面および前記受光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部は、前記受光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する受光側土台第3部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記受光側土台第3部上に形成された受光側弾性変形第3部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受光側弾性変形第3部は、前記受光素子側に膨出した形状である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部に囲まれた領域において前記発光素子を覆い且つ前記発光素子からの光を透過する材料からなるとともに前記発光素子からの光を出射する出射面を有する発光側透光部材を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記出射面は、凹面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部に囲まれた領域において前記受光素子を覆い且つ前記受光素子が受ける光を透過する材料からなるとともに前記受光素子が受ける光が入射する入射面を有する受光側透光部材を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記入射面は、凹面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記基板の前記主面に接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形第1部は、前記発光素子側に膨出した形状である発光側面および前記受光素子側に膨出した受光側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記発光素子に対して前記第2方向に位置する発光側弾性変形第2部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記発光側弾性変形第2部は、前記発光素子側に膨出した形状である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記発光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する発光側弾性変形第3部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記発光側弾性変形第3部は、前記発光素子側に膨出した形状である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記受光素子に対して前記第2方向に位置する受光側弾性変形第2部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受光側弾性変形第2部は、前記受光素子側に膨出した形状である内面および前記受光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記受光素子に対して前記第1方向において前記弾性変形第1部とは反対側に位置する受光側弾性変形第3部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記受光側弾性変形第3部は、前記受光素子側に膨出した形状である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記遮光部材に囲まれた領域において前記発光素子を覆い且つ前記発光素子からの光を透過する材料からなるとともに前記発光素子からの光を出射する出射面を有する発光側透光部材を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記遮光部材に囲まれた領域において前記受光素子を覆い且つ前記受光素子が受ける光を透過する材料からなるとともに前記受光素子が受ける光が入射する入射面を有する受光側透光部材を備える。
本発明の第2の側面によって提供される電子機器は、本発明の第1の側面によって提供される前記受発光モジュールと、前記受発光モジュールからの発せられた光および検出対象物から向かってきた光を透過する透光板と、を備え、前記弾性変形部が前記透光板に当接していることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部は、前記透光板への当接によって生じた弾性変形により前記厚さ方向と直角である方向の寸法が拡幅された拡幅部を有する。
本発明の第3の側面によって提供される受発光モジュールの製造方法は、基板の主面に発光素子および受光素子を第1方向に離間して搭載する工程と、前記受光素子が受光する波長の光を遮る弾性変形可能な材質材料を用いて、前記第1方向において前記発光素子および前記受光素子の間に位置する弾性変形第1部を有し且つ前記基板の厚さ方向において前記発光素子および前記受光素子よりも突出する弾性変形部を形成する工程と、前記基板を切断する工程と、を備えることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記発光素子および前記受光素子を搭載する工程の後、前記弾性変形部を形成する工程の前に、前記発光素子および前記受光素子を囲む土台部を形成する工程をさらに備え、前記弾性変形部を形成する工程においては、前記土台上に前記弾性変形部を形成する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板を切断する工程においては、前記土台部および前記弾性変形部を切断する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記土台部を形成する工程の後に、前記土台部よって囲まれた領域に透光性樹脂材料を充填し且つ当該透光性樹脂材料を硬化させることにより、前記発光素子を覆う発光側透光部材および前記受光素子を覆う受光側透光部材を形成する工程をさらに備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記弾性変形部を形成する工程においては、前記基板の主面に前記弾性変形部を直接形成し、前記発光素子および前記受光素子を搭載する工程の後、前記弾性変形部を形成する工程の前に、前記発光素子を覆う発光側透光部材および前記受光素子を覆う受光側透光部材を形成する工程をさらに備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板を切断する工程においては、前記弾性変形部を切断する。
本発明によれば、ノイズ光による影響を抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールを示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく電子機器を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく電子機器を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部平面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部平面図である。 図9のX−X線に沿う要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部平面図である。 図11のXII−XII線に沿う要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部平面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部平面図である。 図15のXVI−XVI線に沿う要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの他の変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールの他の変形例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に基づく受発光モジュールを示す断面図である。 図20のXXI−XXI線に沿う断面図である。 図20のXXII−XXII線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく電子機器を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく受発光モジュールの製造方法を示す要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に基づく受発光モジュールを示している。本実施形態の受発光モジュールA1は、基板1、発光素子21、受光素子22、遮光部材3、発光側透光部材61および受光側透光部材62を備えている。
図1は、受発光モジュールA1を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。これらの図において、z方向は、基板1の厚さ方向である。x方向は、第1方向に相当し、y方向は、第2方向に相当する。
基板1は、受発光モジュールA1の土台となる部材であり、主面11および裏面12を有する。主面11および裏面12は、z方向において互いに反対側を向いている。基板1は、たとえばガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料からなる。
本実施形態の基板1には、発光側内部電極13、発光側貫通導電部14、発光側外部電極15、受光側内部電極16、受光側貫通導電部17および受光側外部電極18が形成されている。発光側内部電極13、発光側貫通導電部14、発光側外部電極15、受光側内部電極16、受光側貫通導電部17および受光側外部電極18は、たとえばめっき等により形成された導電性を有する部位であり、たとえばCu等からなる。発光側内部電極13および受光側内部電極16は、主面11に形成されている。発光側外部電極15および受光側外部電極18は、裏面12に形成されている。発光側貫通導電部14および受光側貫通導電部17は、基板1をz方向に貫通している。発光側貫通導電部14は、発光側内部電極13と発光側外部電極15とを導通させている。受光側貫通導電部17は、受光側内部電極16と受光側外部電極18とを導通させている。
発光素子21は、所定の光を発する受発光モジュールA1の光源であり、たとえば赤外光を発するLEDチップである。発光素子21は、基板1の主面11に搭載されている。本実施形態においては、発光素子21と発光側内部電極13とにワイヤ211が接続されている。
受光素子22は、発光素子21から発せられた光を受けることにより光電変換機能を果たす素子であり、たとえばフォトダイオードである。受光素子22は、基板1の主面11に搭載されており、発光素子21に対してx方向に離間配置されている。本実施形態においては、受光素子22と受光側内部電極16とにワイヤ221が接続されている。
遮光部材3は、発光素子21から発せられる光および受光素子22が受光する光を遮蔽する材質からなる。遮光部材3は、基板1の主面11に形成されている。本実施形態においては、遮光部材3は、土台部4および弾性変形部5を有する。
土台部4は、基板1の主面11上に形成されており、基板1の主面11と弾性変形部5との間に介在している。土台部4は、たとえば液晶ポリマー樹脂等の不透明な樹脂材料からなる。本実施形態の土台部4は、土台第1部41、一対の発光側土台第2部42、発光側土台第3部43、一対の受光側土台第2部44および受光側土台第3部45を有する。図示された土台部4は、z方向寸法が、発光素子21および受光素子22よりも大である。
土台第1部41は、x方向において発光素子21および受光素子22の間に位置しており、y方向に延びている。土台第1部41は、発光側面411および受光側面412を有する。発光側面411は、発光素子21側を向いている。受光側面412は、受光素子22側を向いている。発光側面411および受光側面412は、z方向に沿っている。
一対の発光側土台第2部42は、y方向において発光素子21を挟んで配置されている。発光側土台第2部42は、x方向に延びている。発光側土台第2部42は、外面421および内面422を有する。外面421は、発光素子21とは反対側(外側)を向いている。内面422は、発光素子21側(内側)を向いている。外面421および内面422は、z方向に沿っている。
発光側土台第3部43は、発光素子21に対してx方向において土台第1部41とは反対側に位置する。発光側土台第3部43は、y方向に延びている。発光側土台第3部43は、外面431および内面432を有する。外面431は、発光素子21とは反対側(外側)を向いている。内面432は、発光素子21側(内側)を向いている。外面431および内面432は、z方向に沿っている。
一対の受光側土台第2部44は、y方向において受光素子22を挟んで配置されている。受光側土台第2部44は、x方向に延びている。受光側土台第2部44は、外面441および内面442を有する。外面441は、受光素子22とは反対側(外側)を向いている。内面442は、受光素子22側(内側)を向いている。外面441および内面442は、z方向に沿っている。
受光側土台第3部45は、受光素子22に対してx方向において土台第1部41とは反対側に位置する。受光側土台第3部45は、y方向に延びている。受光側土台第3部45は、外面451および内面452を有する。外面451は、受光素子22とは反対側(外側)を向いている。内面452は、受光素子22側(内側)を向いている。土台第1部41および内面452は、z方向に沿っている。
弾性変形部5は、発光素子21が発する光または受光素子22が受光する波長の光を遮る弾性変形可能な材質からなる部位である。弾性変形部5の材質としては、たとえば白色不透明のシリコーン樹脂が挙げられる。すなわち、土台部4の材質は、弾性変形部5の材質よりも硬質である。弾性変形部5は、全体としてz方向において発光素子21および受光素子22よりも主面11が向く側に突出している。弾性変形部5は、弾性変形第1部51、一対の発光側弾性変形第2部52、発光側弾性変形第3部53、一対の受光側弾性変形第2部54および受光側弾性変形第3部55を有する。
弾性変形第1部51は、土台第1部41上に形成された部位である。すなわち、弾性変形第1部51は、x方向において発光素子21および受光素子22の間に位置しており、y方向に延びている。弾性変形第1部51は、発光側面511および受光側面512を有する。発光側面511は、発光素子21側に膨出している。受光側面512は、受光素子22側に膨出している。
一対の発光側弾性変形第2部52は、一対の発光側土台第2部42上に形成されている。すなわち、一対の発光側弾性変形第2部52は、y方向において発光素子21を挟んで配置されている。発光側弾性変形第2部52は、x方向に延びている。発光側弾性変形第2部52は、外面521および内面522を有する。外面521は、発光素子21とは反対側(外側)を向いており、z方向に沿っている。内面422は、発光素子21側(内側)を向いており、発光素子21側に膨出している。
発光側弾性変形第3部53は、発光側土台第3部43上に形成されている。すなわち、発光側弾性変形第3部53は、発光素子21に対してx方向において弾性変形第1部51とは反対側に位置する。発光側弾性変形第3部53は、y方向に延びている。発光側弾性変形第3部53は、外面531および内面532を有する。外面531は、発光素子21とは反対側(外側)を向いており、z方向に沿っている。内面432は、発光素子21側(内側)を向いており、発光素子21側に膨出している。
一対の受光側弾性変形第2部54は、一対の受光側土台第2部44上に形成されている。すなわち、一対の受光側弾性変形第2部54は、y方向において受光素子22を挟んで配置されている。受光側弾性変形第2部54は、x方向に延びている。受光側弾性変形第2部54は、外面541および内面542を有する。外面541は、受光素子22とは反対側(外側)を向いており、z方向に沿っている。内面442は、受光素子22側(内側)を向いており、発光素子21側に膨出している。外面441および内面442は、z方向に沿っている。
受光側弾性変形第3部55は、受光側土台第3部45上に形成されている。すなわち、受光側弾性変形第3部55は、受光素子22に対してx方向において弾性変形第1部51とは反対側に位置する。受光側弾性変形第3部55は、y方向に延びている。受光側弾性変形第3部55は、外面551および内面552を有する。外面551は、受光素子22とは反対側(外側)を向いており、z方向に沿っている。内面452は、受光素子22側(内側)を向いており、受光素子22側に膨出している。
発光側透光部材61は、土台部4の土台第1部41、一対の発光側土台第2部42および発光側土台第3部43に囲まれた領域において発光素子21を覆っている。発光側透光部材61は、発光素子21からの光を透過する材質からなり、たとえばエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂からなる。発光側透光部材61の材質は、弾性変形部5の材質よりも硬質であるものが好ましい。発光側透光部材61は、出射面611を有する出射面611は、発光素子21からの光を出射する面である。本実施形態においては、出射面611は、z方向に緩やかに凹む凹面である。
受光側透光部材62は、土台部4の土台第1部41、一対の受光側土台第2部44および受光側土台第3部45に囲まれた領域において受光素子22を覆っている。受光側透光部材62は、受光素子22が受光する光を透過する材質からなり、たとえばエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂からなる。受光側透光部材62の材質は、弾性変形部5の材質よりも硬質であるものが好ましい。受光側透光部材62は、入射面621を有する入射面621は、受光素子22が受光する光が入射する面である。本実施形態においては、入射面621は、z方向に緩やかに凹む凹面である。
図5および図6は、受発光モジュールA1が用いられた電子機器B1を示している。電子機器B1は、受発光モジュールA1と、機器基板81、透光板82、制御部83、電源部84、フィルタ部85、通信部86および表示部87を備えている。電子機器B1は、受発光モジュールA1が用いられた電子機器の一例であり、たとえば脈波測定装置として構成されている。
受発光モジュールA1は、機器基板81に搭載されている。機器基板81は、受発光モジュールA1の他にたとえば制御部83等の構成部品が搭載される基板である。
透光板82は、受発光モジュールA1から発せられた光および検出対象物91から向かってきた光を透過させるものである。図5に示すように、受発光モジュールA1の弾性変形部5は、透光板82に当接している。より具体的には、弾性変形部5は、受発光モジュールA1と透光板82に押し付ける押圧力によって変形させられている。これにより、弾性変形部5は、z方向に収縮しており、z方向と直角であるx方向またはy方向に拡幅されている。
このような変形により、本実施形態においては、弾性変形第1部51が拡幅部513を有する。拡幅部513は、x方向寸法である幅W51が、弾性変形第1部51の根元部分(土台第1部41の上面に接する部分であって、出射面611および側面612に挟まれた部分)のx方向寸法である幅w51よりも大である。
また、発光側弾性変形第3部53が拡幅部533を有する。拡幅部533は、x方向寸法である幅W53が、発光側弾性変形第3部53の根元部分(発光側土台第3部43の上面に接する部分であって、出射面611に隣接する部分)のx方向寸法である幅w53よりも大である。
また、受光側弾性変形第3部55が拡幅部553を有する。拡幅部553は、x方向寸法である幅W55が、受光側弾性変形第3部55の根元部分(受光側土台第3部45の上面に接する部分であって、側面612に隣接する部分)のx方向寸法である幅w55よりも大である。
制御部83は、電子機器B1の各構成要素の動作を制御するものである。電源部84は、電子機器B1の各構成要素を動作させる電力を供給するものである。
フィルタ部85は、受発光モジュールA1からの信号から意図しないノイズ信号を除去するためのものである。通信部86は、電子機器B1と他の電子機器との通信を行うものであり、無線通信または有線通信を行う。表示部87は、電子機器B1における検出状態や検出結果を表示するものであり、たとえば液晶ディスプレイである。
脈波測定装置として構成された電子機器B1は、被験者の指先などの検出対象物91に発光素子21からの光を照射し、生体内を透過した光を受光素子22によって受光することによって得られる受光強度に基いて、脈波の測定を行う。
次に、受発光モジュールA1の製造方法について、図7〜図16を参照しつつ以下に説明する。
まず、図7および図8に示すように、基板10を用意する。基板10は、複数の基板1を形成可能なものである。次に、基板10に複数の発光素子21および受光素子22を搭載する。
次いで、図9および図10に示すように、土台部40を形成する。土台部40は、たとえば不透明な液晶ポリマー樹脂からなり、本実施形態においては、z方向視において格子状である。本実施形態においては、たとえば、あらかじめ格子板状に形成された土台部40を、基板10の主面11に貼り付ける手法を採用できる。格子状の土台部40は、複数の土台第1部41、第4部46および第5部47を有する。第4部46は、x方向に延びており、第5部47は、y方向に延びている。
次いで、図11および図12に示すように、発光側透光部材61および受光側透光部材62を形成する。発光側透光部材61および受光側透光部材62の形成は、たとえば液状の樹脂材料を土台部40によって囲まれた領域に充填し、これを硬化させることによって行う。これにより、発光素子21を覆う発光側透光部材61と受光素子22を覆う受光側透光部材62とが得られる。なお、樹脂材料の充填においては、樹脂材料が土台部40から溢れることを回避する必要がある。このため、充填後の樹脂材料の液面は、表面張力の作用によってz方向に緩やかに凹む。この樹脂材料が硬化するため、発光側透光部材61の出射面611および受光側透光部材62の側面622は、z方向に緩やかに凹む凹面となる。
次いで、図13および図14に示すように、弾性変形部50を形成する。弾性変形部50の形成は、たとえば格子状とされた土台部40の上面に、ペースト状のシリコーン樹脂材料を塗布し、これを硬化させることによって行う。なお、この塗布は、シリコーン樹脂材料を単層に塗布するものであってもよいし、複数層に塗布するものであってもよい。これにより、複数の弾性変形第1部51、第4部56および第5部57を有する弾性変形部50が得られる。弾性変形部50は、z方向に突出しており、断面形状がたとえば半楕円形状となっている。これにより、弾性変形部50は、いずれもが膨出した曲面である発光側面511、受光側面512、内面522、内面532、内面542および内面552を有する。なお、弾性変形部50の形成は、発光側透光部材61および受光側透光部材62の形成の前に行ってもよい。
次いで、図15および図16に示すように、基板10を切断する。この切断においては、切断領域Cxおよび切断領域Cyに沿って、基板10、土台部40および弾性変形部50を一括して切断する。切断領域Cxは、第4部56(第4部46)の中心線に重なる領域である。切断領域Cyは、第5部57(第5部47)の中心線に重なる領域である。この切断により、第4部46が、発光側土台第2部42および受光側土台第2部44となり、第5部47が、発光側土台第3部43および受光側土台第3部45となる。また、第4部56が、発光側弾性変形第2部52および受光側弾性変形第2部54となり、第5部57が、発光側弾性変形第3部53および受光側弾性変形第3部55となる。また、基板1が複数の基板1に分割される。以上の工程を経ることにより、受発光モジュールA1が得られる。
次に、受発光モジュールA1およびB1の作用について説明する。
受発光モジュールA1によれば、弾性変形部5が弾性変形可能とされており、図5に示すように、電子機器B1の透光板82に弾性変形部5を確実に当接させることができる。弾性変形部5の弾性変形第1部51は、x方向において発光素子21と受光素子22との間に位置する。このため、発光素子21から発せられた光が、透光板82の内面に反射されることにより、受光素子22に到達するといった経路を遮蔽することが可能である。したがって、受発光モジュールA1について、ノイズ光の影響を抑制することができる。
遮光部材3が土台部4を有することにより、遮光部材3の剛性を高めることが可能である。これは、受発光モジュールA1が不当に変形することを抑制するのに適している。
弾性変形部5が、弾性変形第1部51に加えて発光側弾性変形第2部52および発光側弾性変形第3部53を有することにより、発光素子21から検出に必要となる方向以外の様々な方向に進行する光を適切に遮蔽することができる。
弾性変形部5が、弾性変形第1部51に加えて受光側弾性変形第2部54および受光側弾性変形第3部55を有することにより、検出対象物91から進行してきた光以外の様々な方向から進行してくる光を適切に遮蔽することができる。
弾性変形第1部51の発光側面511および受光側面512は、いずれも膨出した面とされている。一方、発光側弾性変形第2部52の外面521、発光側弾性変形第3部53の外面531、受光側弾性変形第2部54の外面541および受光側弾性変形第3部55の外面551は、平面とされている。このため、弾性変形第1部51は、発光側弾性変形第2部52、発光側弾性変形第3部53、受光側弾性変形第2部54および受光側弾性変形第3部55と比べて断面積が大きく、剛性が高い部位となりやすい。これは、弾性変形第1部51以外の発光側弾性変形第2部52、発光側弾性変形第3部53、受光側弾性変形第2部54および受光側弾性変形第3部55が、透光板82に強く当接することにより、弾性変形第1部51の透光板82への当接が不足してしまうことを防止するのに適している。弾性変形第1部51が透光板82に確実に当接可能であるほど、ノイズ光の影響を抑制するのに好ましい。
発光側透光部材61および受光側透光部材62を備えることにより、発光素子21および受光素子22を適切に保護することができる。なお、受発光モジュールA1において、発光側透光部材61および受光側透光部材62のいずれかもしくは双方を備えない構成としてもよい。
図7〜図16に示した製造方法によれば、内面522、内面532、内面542および内面552が膨出した面であり、外面521、外面531、外面541および外面551がz方向に沿った平面である弾性変形部5を有する受発光モジュールA1を確実に且つ効率よく製造することができる。
図17〜図26は、本発明の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図17は、受発光モジュールA1の変形例を示している。本変形例においては、弾性変形部5が、弾性変形第1部51、一対の発光側弾性変形第2部52および発光側弾性変形第3部53のみを有している。すなわち、土台部4の一対の受光側土台第2部44および受光側土台第3部45が、z方向視において弾性変形部5から露出している。
図18は、受発光モジュールA1の他の変形例を示している。本変形例においては、弾性変形部5が、弾性変形第1部51、一対の受光側弾性変形第2部54および受光側弾性変形第3部55のみを有している。すなわち、土台部4の一対の発光側土台第2部42および発光側土台第3部43が、z方向視において弾性変形部5から露出している。
図19は、受発光モジュールA1の他の変形例を示している。本変形例においては、弾性変形部5が、弾性変形第1部51のみを有している。すなわち、土台部4の一対の発光側土台第2部42、発光側土台第3部43、一対の受光側土台第2部44および受光側土台第3部45が、z方向視において弾性変形部5から露出している。
これらの変形例によっても、ノイズ光による影響を抑制することができる。また、これらの変形例を適宜採用可能であることは、以下に述べる実施形態においても同様である。
図20〜図22は、本発明の第2実施形態に基づく受発光モジュールを示している。本実施形態の受発光モジュールA2は、遮光部材3、発光側透光部材61および受光側透光部材62の構成が、上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、遮光部材3は、弾性変形部5のみからなる。すなわち、弾性変形部5は、基板1の主面11に直接接している。発光側透光部材61および受光側透光部材62がz方向において占める範囲において、弾性変形部5が発光側透光部材61および受光側透光部材62のz方向視の周辺領域を埋めている。発光側透光部材61および受光側透光部材62よりもz方向において主面11が向く側における弾性変形部5の構成は、上述した受発光モジュールA1における弾性変形第1部51、一対の発光側弾性変形第2部52、発光側弾性変形第3部53、一対の受光側弾性変形第2部54および受光側弾性変形第3部55と同様である。
発光側透光部材61は、側面612を有する。側面612は、出射面611と主面11との間に位置する面である。側面612は、z方向において主面11から離間するほどx方向またはy方向において発光素子21に近づくように傾いている。また、本実施形態の出射面611は、平面状である。
受光側透光部材62は、側面622を有する。側面622は、入射面621と主面11との間に位置する面である。側面622は、z方向において主面11から離間するほどx方向またはy方向において受光素子22に近づくように傾いている。また、本実施形態の入射面621は、平面状である。発光側透光部材61および受光側透光部材62の材質は、弾性変形部5の材質よりも硬質である。
図23は、受発光モジュールA2が用いられた電子機器B2を示している。電子機器B2の構成は、電子機器B1と同様である。本実施形態においても、弾性変形部5が透光板82に当接している。また、この押圧力による変形によって、弾性変形第1部51が拡幅部513を有し、発光側弾性変形第3部53が拡幅部533を有し、受光側弾性変形第3部55が拡幅部553を有する。
次に、受発光モジュールA2の製造方法について、図24〜図26を参照しつつ、以下に説明する。
まず、図7および図8を参照して説明したように、基板10に複数の発光素子21および受光素子22を搭載する。次いで、図24に示すように、発光側透光部材61および受光側透光部材62を形成する。発光側透光部材61および受光側透光部材62の形成は、たとえば発光素子21および受光素子22を収容するキャビティを有する金型を用いて樹脂材料を硬化させることによって行う。
次いで、図25に示すように、弾性変形部5を形成する。弾性変形部5の形成は、たとえばペースト状のシリコーン樹脂材料を発光側透光部材61と受光側透光部材62との間の領域に塗布し、これを硬化させることによって行う。なお、この塗布は、シリコーン樹脂材料を単層に塗布するものであってもよいし、複数層に塗布するものであってもよい。
次いで、図26に示すように、基板10および弾性変形部50を一括して切断する。この切断は、図15および図16に示した例と同様に、切断領域Cxおよび切断領域Cyに沿って行う。以上の工程を経ることにより、受発光モジュールA2が得られる。
本実施形態によっても、ノイズ光の影響を抑制することができる。また、受発光モジュールA2は、土台部4を有さないことにより、製造コストの削減や受発光モジュールA2の薄型化を図るのに適している。
本発明に係る受発光モジュール、電子機器および受発光モジュールの製造方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る受発光モジュール、電子機器および受発光モジュールの製造方法の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2 :受発光モジュール
B1,B2 :電子機器
1 :基板
3 :遮光部材
4 :土台部
5 :弾性変形部
10 :基板
11 :主面
12 :裏面
13 :発光側内部電極
14 :発光側貫通導電部
15 :発光側外部電極
16 :受光側内部電極
17 :受光側貫通導電部
18 :受光側外部電極
21 :発光素子
22 :受光素子
40 :土台部
41 :土台第1部
42 :発光側土台第2部
43 :発光側土台第3部
44 :受光側土台第2部
45 :受光側土台第3部
46 :第4部
47 :第5部
50 :弾性変形部
51 :弾性変形第1部
52 :発光側弾性変形第2部
53 :発光側弾性変形第3部
54 :受光側弾性変形第2部
55 :受光側弾性変形第3部
56 :第4部
57 :第5部
61 :発光側透光部材
62 :受光側透光部材
81 :機器基板
82 :透光板
83 :制御部
84 :電源部
85 :フィルタ部
86 :通信部
87 :表示部
91 :検出対象物
211 :ワイヤ
221 :ワイヤ
411 :発光側面
412 :受光側面
421 :外面
422 :内面
431 :外面
432 :内面
441 :外面
442 :内面
451 :外面
452 :内面
511 :発光側面
512 :受光側面
513 :拡幅部
521 :外面
522 :内面
531 :外面
532 :内面
533 :拡幅部
541 :外面
542 :内面
551 :外面
552 :内面
553 :拡幅部
611 :出射面
612 :側面
621 :入射面
622 :側面
Cx,Cy :切断領域

Claims (9)

  1. 厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する基板と、
    前記基板の前記主面に搭載された発光素子と、
    前記厚さ方向と直角である第1方向において前記発光素子から離間して前記基板の前記主面に搭載された受光素子と、を備えた受発光モジュールであって、
    前記受光素子が受光する波長の光を遮る弾性変形可能な材質からなるとともに前記第1方向における前記発光素子と前記受光素子との間において前記厚さ方向および前記第1方向のいずれとも直角である第2方向に延びる弾性変形第1部を含み且つ前記厚さ方向において前記主面が向く側に前記発光素子および前記受光素子よりも突出する弾性変形部、を有する遮光部材を備え
    前記遮光部材は、前記基板の前記主面と前記弾性変形部との間に介在し且つ前記弾性変形部よりも硬質な材質からなる土台部を有し、
    前記土台部は、前記第1方向において前記発光素子と前記受光素子との間に位置するとともに前記基板の前記主面と前記弾性変形第1部との間に介在する土台第1部、前記発光素子に対して前記第2方向両側に位置する一対の発光側土台第2部、前記発光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する発光側土台第3部、前記受光素子に対して前記第2方向両側に位置する一対の受光側土台第2部、および前記受光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する受光側土台第3部を有することにより、前記厚さ方向視において前記発光素子および前記受光素子をそれぞれ囲んでおり、
    前記弾性変形部は、前記一対の発光側土台第2部上に形成された一対の発光側弾性変形第2部、前記発光側土台第3部上に形成された発光側弾性変形第3部、前記一対の受光側土台第2部上に形成された一対の受光側弾性変形第2部、および前記受光側土台第3部上に形成された受光側弾性変形第3部を有することにより、前記厚さ方向視において前記発光素子および前記受光素子をそれぞれ囲んでおり、
    前記弾性変形第1部は、前記発光素子側に膨出した凸状の曲面である発光側面および前記受光素子側に膨出した受光側面を有し
    前記発光側弾性変形第2部は、前記発光素子側に膨出した凸状の曲面である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有し、
    前記発光側弾性変形第3部は、前記発光素子側に膨出した凸状の曲面である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有し、
    前記受光側弾性変形第2部は、前記受光素子側に膨出した凸状の曲面である内面および前記受光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有し、
    前記受光側弾性変形第3部は、前記受光素子側に膨出した凸状の曲面である内面および前記発光素子とは反対側を向き且つ前記厚さ方向に沿う外面を有し、
    前記一対の発光側土台第2部は、前記一対の発光側弾性変形第2部の前記外面と面一である外面を有し、
    前記発光側土台第3部は、前記発光側弾性変形第3部の前記外面と面一である外面を有し、
    前記一対の受光側土台第2部は、前記一対の受光側弾性変形第2部の前記外面と面一である外面を有し、
    前記受光側土台第3部は、前記受光側弾性変形第3部の前記外面と面一である外面を有し、
    前記基板は、前記一対の発光側弾性変形第2部の前記外面および前記一対の発光側土台第2部の前記外面と各々が面一である一対の側面と、前記発光側弾性変形第3部の前記外面および前記発光側土台第3部の前記外面と面一である発光側端面と、前記受光側弾性変形第3部の前記外面および前記受光側土台第3部の前記外面と面一である受光側端面と、を有することを特徴とする、受発光モジュール。
  2. 前記土台部に囲まれた領域において前記発光素子を覆い且つ前記発光素子からの光を透過する材料からなるとともに前記発光素子からの光を出射する出射面を有する発光側透光部材を備える、請求項に記載の受発光モジュール。
  3. 前記出射面は、凹面である、請求項に記載の受発光モジュール。
  4. 前記土台部に囲まれた領域において前記受光素子を覆い且つ前記受光素子が受ける光を透過する材料からなるとともに前記受光素子が受ける光が入射する入射面を有する受光側透光部材を備える、請求項ないしのいずれかに記載の受発光モジュール。
  5. 前記入射面は、凹面である、請求項に記載の受発光モジュール。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の前記受発光モジュールと、
    前記受発光モジュールからの発せられた光および検出対象物から向かってきた光を透過する透光板と、を備え、
    前記弾性変形部が前記透光板に当接していることを特徴とする、電子機器。
  7. 前記弾性変形部は、前記透光板への当接によって生じた弾性変形により前記厚さ方向と直角である方向の寸法が拡幅された拡幅部を有する、請求項に記載の電子機器。
  8. 基板の主面に発光素子および受光素子を第1方向に離間して搭載する工程と、
    前記受光素子が受光する波長の光を遮る弾性変形可能な材質材料を用いて、前記第1方向において前記発光素子および前記受光素子の間に位置する弾性変形第1部を有し且つ前記基板の厚さ方向において前記発光素子および前記受光素子よりも突出する弾性変形部を形成する工程と、
    前記基板を切断する工程と、
    を備え
    前記発光素子および前記受光素子を搭載する工程の後、前記弾性変形部を形成する工程の前に、前記発光素子および前記受光素子を囲む土台部を形成する工程をさらに備え、
    前記土台部を形成する工程においては、前記第1方向における前記発光素子と前記受光素子との間において前記厚さ方向および前記第1方向のいずれとも直角である第2方向に延びる土台第1部、前記発光素子に対して前記第2方向両側に位置する一対の発光側土台第2部、前記発光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する発光側土台第3部、前記受光素子に対して前記第2方向両側に位置する一対の受光側土台第2部、および前記受光素子に対して前記第1方向において前記土台第1部とは反対側に位置する受光側土台第3部を設けることにより、前記厚さ方向視において前記発光素子および前記受光素子をそれぞれ囲む前記土台部を形成し、
    前記弾性変形部を形成する工程においては、前記土台第1部上に形成された前記弾性変形第1部、前記一対の発光側土台第2部上に形成された一対の発光側弾性変形第2部、前記発光側土台第3部上に形成された発光側弾性変形第3部、前記一対の受光側土台第2部上に形成された一対の受光側弾性変形第2部、および前記受光側土台第3部上に形成された受光側弾性変形第3部を設けることにより、前記厚さ方向視において前記発光素子および前記受光素子をそれぞれ囲む前記弾性変形部を形成し、
    前記弾性変形第1部は、前記発光素子側に膨出した凸状の曲面である発光側面および前記受光素子側に膨出した受光側面を有し
    前記発光側弾性変形第2部は、前記発光素子側に膨出した凸状の曲面である内面を有し、
    前記発光側弾性変形第3部は、前記発光素子側に膨出した凸状の曲面である内面を有し、
    前記受光側弾性変形第2部は、前記受光素子側に膨出した凸状の曲面である内面を有し、
    前記受光側弾性変形第3部は、前記受光素子側に膨出した凸状の曲面である内面を有し、
    前記基板を切断する工程においては、前記土台部、前記弾性変形部および前記基板を、前記基板の厚さ方向に一括して切断することを特徴とする、受発光モジュールの製造方法。
  9. 前記土台部を形成する工程の後に、前記土台部よって囲まれた領域に透光性樹脂材料を充填し且つ当該透光性樹脂材料を硬化させることにより、前記発光素子を覆う発光側透光部材および前記受光素子を覆う受光側透光部材を形成する工程をさらに備える、請求項8に記載の受発光モジュールの製造方法。
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