JP6770690B2 - 密閉型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、密閉型電池に関する。詳しくは、電極端子が設けられたケースに電極体が収容されている密閉型電池に関する。
リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池などの二次電池は、車両搭載用電源あるいはパソコンや携帯端末等の電源として重要性が高まっている。かかる二次電池は、例えば、密閉されたケース内に電解液と電極体とが収容された、いわゆる密閉型電池として構築される。そして、この密閉型電池には、車両のモーターや他の電池等の外部機器と接続される電極端子が設けられている。
かかる密閉型電池の電極端子近傍の構造の一例を図5に示す。図5に示すように、密閉型電池100の電極端子120は、ケース110に取り付けられており、ボルト130と、外部接続部材140と、集電部材150とを備えている。ボルト130は、外部機器と接続される柱状の導電部材であって、ケース110の外部に設けられている。また、外部接続部材140は、密閉型電池100の幅方向Xに沿って延びる板状の導電性部材であって、一方の端部がボルト130と接続されている。そして、集電部材150は、高さ方向Zに延びる長尺な導電部材であって、下端部がケース110内部の電極体(図示省略)と接続されている。一方、集電部材150の上端部は、ケース110と外部接続部材140とを貫通してケース110外に露出している。
この密閉型電池100の集電部材150の上端部には、円板状の笠部152が形成されている。かかる笠部152は、カシメ加工によって集電部材150の上端部を押圧変形させることによって形成される。かかるカシメ加工で円板状の笠部152を形成することによって、外部接続部材140がケース110に固定されると共に、集電部材150と外部接続部材140とが凝着されて導通経路が形成される。
特許文献1、2には、集電部材の上端部をカシメ加工で押圧変形させる技術の例が記載されている。
特開2015−153521号公報 特開2016−76375号公報
しかしながら、上記した構造の密閉型電池100では、電極端子120の近傍において種々の問題が発生することがあり、かかる問題の解決が望まれていた。
例えば、図5に示す構造の電極端子120において、ボルト130を外部機器に接続した状態で衝撃や振動が加えられると、当該衝撃や振動に伴って外部接続部材140が上下動し、図6に示すように集電部材150の笠部152に応力が繰り返し加えられる。
ここで、集電部材150は、カシメ加工を適切に行うために比較的柔らかな素材で構成されており、外部接続部材140よりも塑性変形しやすい。このため、上下動する外部接続部材140によって応力が繰り返し加えられると、笠部152に大きな塑性変形が生じ、集電部材150と外部接続部材140との間の凝着部分が剥離して導通経路が減少するため、電池抵抗が上昇する恐れがある。
また、密閉型電池100のケース110の外側には、結露などによって水分が付着することがある。このとき、外部接続部材140の上面に水分が付着すると、図5中の矢印Aに示すように、外部接続部材140の上面を伝わって、笠部152と外部接続部材140との間に水分が入り込む恐れがある。このような場合、笠部152と外部接続部材140との凝着部分が劣化する原因となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、電極端子で生じ得る種々の問題を好適に解決し、高い電池性能を発揮することができる密閉型電池を提供することを目的とする。
上記目的を実現するべく、本発明によって以下の構成の密閉型電池が提供される。
ここで開示される密閉型電池は、電極体を収容するケースと、ケースの外部に設けられており、外部機器と接続されるボルトと、ケースの外部においてボルトと電気的に接続されている板状の外部接続部材と、下端部がケース内で電極体と電気的に接続されると共に、上端部がケースと外部接続部材とを貫通してケースの外側に露出する長尺の集電部材とを備えている。また、かかる密閉型電池では、集電部材の上端部に円板状の笠部が形成されており、当該円板状の笠部によって外部接続部材がケースに固定される。
そして、ここで開示される密閉型電池では、外部接続部材の上面から上方に向かって突出する凸部が、円板状の笠部の周縁部を囲むように環状に連続して形成されており、当該環状の凸部が円板状の笠部の周縁部の側面と上面を覆うように径方向内側に向かって押圧変形されている。
ここで開示される密閉型電池では、集電部材の笠部を囲む環状の凸部が外部接続部材に形成されている。そして、当該環状の凸部は、径方向内側に押圧変形されて笠部の周縁部の上面を覆っている。これによって、環状の凸部と外部接続部材との間に集電部材の笠部を挟み込んで固定することができるため、振動等で生じた応力で笠部が塑性変形して外部接続部材から離間することを好適に抑制できる。このため、集電部材と外部接続部材との導通経路を適切に確保し、電池抵抗の上昇を防止することができる。
また、ここで開示される密閉型電池では、環状に連続して形成された凸部によって笠部の周縁部の側面が覆われているため、笠部と外部接続部材との間に水分が入り込むことを抑制し、笠部と外部接続部材との凝着部分の劣化を好適に防止することもできる。
以上のように、ここで開示される密閉型電池によれば、電極端子で生じ得る種々の問題を好適に解決し、高い電池性能を発揮することができる。
本発明の一実施形態に係る密閉型電池を模式的に示す斜視図である。 図1に示す密閉型電池の電極端子近傍の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る密閉型電池に用いられる外部接続部材を模式的に示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る密閉型電池の電極端子の組み立てにおけるカシメ加工を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る密閉型電池の電極端子の組み立てにおけるカシメ加工後の状態を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る密閉型電池の電極端子の組み立てにおける凸部の押圧変形を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る密閉型電池の電極端子の組み立てにおける凸部の押圧変形後の状態を説明する断面図である。 従来の密閉型電池の電極端子近傍の構造を模式的に示す断面図である。 従来の密閉型電池の電極端子における笠部の塑性変形を説明する断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る密閉型電池の一例としてリチウムイオン二次電池を説明する。なお、ここで開示される密閉型電池はリチウムイオン二次電池に限定されず、例えば、ニッケル水素電池などであってもよい。
また、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。なお、各図における寸法関係(長さ、幅、厚み等)は実際の寸法関係を反映するものではない。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、電極体や電解液の構成および製法などのリチウムイオン二次電池の構築に係る一般的技術等)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。
1.密閉型電池の構造
(1)全体構造
図1は本実施形態に係る密閉型電池を模式的に示す斜視図である。なお、図1中の符号Xは密閉型電池の幅方向を示し、符号Yは厚み方向を示し、符号Zは高さ方向を示している。
図1に示すように、本実施形態に係る密閉型電池1は、扁平な角型のケース10を備えている。かかる密閉型電池1のケース10は、上面が開口した角型のケース本体12と、当該ケース本体12上面の開口部を塞ぐ板状の蓋体14とから構成されている。かかるケース10は、銅やアルミニウムなどの軽量で熱伝導性の良い金属材料を主体に構成されていることが好ましい。
上述のケース10の内部には、電極体70と電解液(図示省略)とが収容されている。図1に示す電極体70は、セパレータを介してシート状の正極と負極とを捲回させた捲回電極体であるが、かかる電極体の構造は特に限定されない。なお、電極体や電解液の材料については、従来の一般的なリチウムイオン二次電池と同様のものを特に制限なく使用することができるため詳細な説明を省略する。
そして、この密閉型電池1では、車両のモーターや他の電池等の外部機器と接続される電極端子20がケース10上面の蓋体14に設けられている。以下、電極端子20の具体的な構造について説明する。
(2)電極端子の構造
図2は図1に示す密閉型電池1の電極端子20近傍の構造を模式的に示す断面図である。図2に示すように、本実施形態に係る密閉型電池1の電極端子20は、ボルト30と、外部接続部材40と、集電部材50とを備えている。また、本実施形態では、これらの電極端子20の構成部材がケース10と導通することを防止するために、蓋体14に絶縁部材60が取り付けられている。以下、各々の部材について説明する。
(a)ボルト
ボルト30は、ケース10外部において密閉型電池1の高さ方向Zに立設する柱状の導電部材である。かかる柱状のボルト30の外周面にはネジ溝(図示省略)が形成されている。このボルト30に、バスバーなどの接続部材を接触させ、ナット等を締め込むことによって、車両のモーターや他の電池などの外部機器と接続させることができる。なお、ボルト30には、ナット等を締め込む際に所望の軸力(締付け力)を発揮できるような材料を好ましく用いることができる。
(b)外部接続部材
外部接続部材40は、ケース10の外部に配置された板状の導電部材であって、密閉型電池1の幅方向Xに沿って延びている。図2に示す電極端子20では、外部接続部材40を介してボルト30と集電部材50とが電気的に接続されている。この外部接続部材40には、所定の剛性を有した導電性の金属材料(例えば、5000系アルミニウム合金など)が好ましく用いられる。
図3は、本実施形態に係る密閉型電池に用いられる外部接続部材を模式的に示す平面図である。図3に示すように、外部接続部材40の一方の端部にはボルト挿通孔42が形成されており、当該ボルト挿通孔42にボルト30(図2参照)を挿通させることによって、外部接続部材40とボルト30とが電気的に接続される。一方、外部接続部材40の他方の端部には集電部材挿通孔44が形成されており、当該集電部材挿通孔44に集電部材50(図2参照)を挿通させることによって、外部接続部材40と集電部材50とが電気的に接続される。
また、図3に示すように、本実施形態に係る密閉型電池1では、外部接続部材40に、集電部材挿通孔44を囲む環状の凸部46が形成されている。詳しくは後述するが、かかる凸部46は、外部接続部材40の上面から上方に向かって突出すると共に、集電部材50の笠部52の周縁部を囲むように環状に連続して形成されている(図4B参照)。かかる環状の凸部46は、図2に示すように、径方向内側に向かって折り曲げられ、集電部材50の笠部52の周縁部を覆っている。
(c)集電部材
図1に示すように、集電部材50は、密閉型電池1の高さ方向Zに沿って延びる長尺の導電部材であって、下端部51がケース10内で電極体70と電気的に接続されている。
一方、集電部材50の上端部は、図2に示すように、絶縁部材60、蓋体14、外部接続部材40を貫通してケース10の外側に露出している。
そして、集電部材50の上端部には、円板状の笠部52が形成されており、当該円板状の笠部52によって、外部接続部材40が蓋体14(ケース10)に固定されている。詳しくは後述するが、この円板状の笠部52は、カシメ加工によって集電部材50の上端部を押圧変形させることによって形成される。
なお、集電部材50には、電極端子20を構成する他の部材よりも柔らかな金属材料(例えば、1000系アルミニウムなど)を用いることが好ましい。これによって、カシメ加工で容易に押圧変形させて好適な形状の笠部52を形成することができる。
(d)絶縁部材
上述したように、本実施形態では、電極端子20の構成部材がケース10と導通することを防止するために、蓋体14に絶縁部材60が取り付けられている。
図2に示すように、絶縁部材60は、絶縁ホルダ62と内部シール材64とを備えている。絶縁ホルダ62は、蓋体14の上面に配置されており、外部接続部材40やボルト30が蓋体14と接触して導通することを防止している。一方、内部シール材64は、ケース10内部に配置されており、集電部材50が蓋体14と接触して導通することを防止している。なお、絶縁部材60を構成する各部材には、例えば、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリイミド樹脂などを好ましく用いることができる。
2.電極端子の組み立て
本実施形態に係る密閉型電池1の電極端子20は、集電部材50にカシメ加工を施して笠部52を形成した後、当該笠部52の周縁部を覆うように外部接続部材40の環状の凸部46を押圧変形させることによって組み立てられる。以下、本実施形態における電極端子20の組み立てを具体的に説明する。
図4A〜図4Dは、本実施形態に係る密閉型電池における電極端子の組み立てを説明する断面図である。なお、図4Aは集電部材のカシメ加工を説明する図であり、図4Bはカシメ加工後の状態を説明する図である。また、図4Cは凸部の押圧変形を説明する図であり、図4Dは凸部の押圧変形後の状態を説明する図である。
(1)カシメ加工
図4Aおよび図4Bに示すように、本実施形態に係る密閉型電池1の電極端子20を組み立てる際には、先ず、カシメ加工を行って集電部材50の上端に笠部52を形成する。
具体的には、図4Aに示すように、絶縁部材60が取り付けられた蓋体14の上面に外部接続部材40を配置する。そして、蓋体14の挿通孔14aと外部接続部材40の集電部材挿通孔44に、円筒状の集電部材50の上端部53を挿通させることによって、当該円筒状の上端部53をケース10外部に露出させる。
次に、押圧手段P1を用いて、円筒状の上端部53が径方向外側に向かって折り曲げられるように全周に亘って押圧変形させる、いわゆるカシメ加工を行う。これによって、図4Bに示すような円板状の笠部52が集電部材50の上端に形成され、外部接続部材40が蓋体14に固定される。このとき、カシメ加工の圧力によって笠部52と外部接続部材40とが凝着し、集電部材50と外部接続部材40との間に好適な導通経路が形成される。
(2)凸部の押圧変形
本実施形態では、上述したカシメ加工の後に、環状の凸部46を押圧変形させる。具体的には、図4Bに示すように、本実施形態においては、カシメ加工で形成された円板状の笠部52の周縁部を囲むように、外部接続部材40の上面に環状の凸部46が形成されている。本工程では、図4Cに示すように、押圧手段P2を用いて、環状の凸部46が径方向内側に向かって折り曲げられるように周状に全周に亘って押圧変形させる。これによって、図4Dに示すように、円板状の笠部52の周縁部の上面52aと側面52bとが環状の凸部46によって覆われた電極端子20が組み立てられる。
このような電極端子20を備えた本実施形態に係る密閉型電池1では、笠部52の周縁部の上面52aが環状の凸部46に覆われるため、環状の凸部46と外部接続部材40との間に集電部材50の笠部52を挟み込んで固定することができる。このため、密閉型電池1の振動等による応力で笠部52が塑性変形して外部接続部材40から離間することを好適に抑制できる。従って、本実施形態によれば、集電部材50と外部接続部材40との導通経路を適切に確保して電池抵抗の上昇を防止することができる。
また、本実施形態に係る密閉型電池1では、環状に連続して形成された凸部46によって集電部材50の笠部52の周縁部の側面52bが覆われている。このため、図4D中の矢印Aのように、結露などによる水分が外部接続部材40の上面を伝わって笠部52に向かって流れたとしても、環状の凸部46によって水分の侵入を防止することができる。従って、本実施形態によれば、笠部52と外部接続部材40との間に水分が侵入して集電部材50と外部接続部材40との凝着部分を劣化させることを好適に防止できる。
また、従来の密閉型電池の製造工程では、集電部材と外部接続部材との間に適切な導通経路を形成するために、カシメ加工で笠部を形成した後に当該笠部と外部接続部材とをレーザー等で溶接する溶接工程が行われることがあった。
これに対し、本実施形態に係る密閉型電池1では、カシメ加工で形成された笠部52の周縁部が環状の凸部46によって覆われており、当該凸部46と笠部52との間にも導通経路が形成されるため、従来技術のように笠部52と外部接続部材40とを溶接しなくても、集電部材50と外部接続部材40との間に適切な導通経路が形成されている。このため、本実施形態に係る密閉型電池1によれば、上述の溶接工程を廃止して密閉型電池の製造工程における加工コストを大幅に削減することに貢献できる。
以上のように、本実施形態に係る密閉型電池1によれば、図2に示すように、外部接続部材40に環状の凸部46を形成し、当該環状の凸部46を笠部52の周縁部の上面52aと側面52bとを覆うように押圧変形させることによって、密閉型電池1の電極端子20で生じ得る種々の問題を好適に解決することができる。
なお、本実施形態における環状の凸部46の内径R1(図3参照)は、集電部材50の笠部52の外径R2(図4B参照)を考慮して適宜調整することが好ましい。例えば、環状の凸部46の内径R1が小さすぎると、カシメ加工の際に集電部材50の上端部53と環状の凸部46とが干渉して、好適な形状の笠部52を形成できなくなる恐れがある。一方、環状の凸部46の内径R1が大きすぎると、当該凸部46を径方向内側に押圧変形させた際に、笠部52の周縁部を好適に覆うことが難しくなる恐れがある。具体的には、カシメ加工で形成される笠部52の外径R2が7mm程度になると予想される場合には、環状の凸部46の内径R1を7mm〜7.5mmに設定すると好ましい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
1、100 密閉型電池
10、110 ケース
12 ケース本体
14 蓋体
14a 挿通孔
20、120 電極端子
30、130 ボルト
40、140 外部接続部材
42 ボルト挿通孔
44 集電部材挿通孔
46 凸部
50、150 集電部材
51 集電部材の下端部
52、152 笠部
52a 笠部の周縁部の上面
52b 笠部の周縁部の側面
53 集電部材の上端部
60 絶縁部材
62 絶縁ホルダ
64 内部シール材
70 電極体
A 水分の流れ
P1、P2 押圧手段
R1 環状の凸部の内径
R2 笠部の外径
X (密閉型電池の)幅方向
Y (密閉型電池の)厚み方向
Z (密閉型電池の)高さ方向

Claims (1)

  1. 電極体を収容するケースと、
    前記ケースの外部に設けられており、外部機器と接続されるボルトと、
    前記ケースの外部において、前記ボルトと電気的に接続されている板状の外部接続部材と、
    下端部が前記ケース内で前記電極体と電気的に接続されると共に、上端部が前記ケースと前記外部接続部材とを貫通して前記ケースの外側に露出する長尺の集電部材と
    を備え、
    前記集電部材の上端部に円板状の笠部が形成されており、当該円板状の笠部によって前記外部接続部材が前記ケースに固定される密閉型電池であって、
    前記外部接続部材の上面から上方に向かって突出する凸部が、前記円板状の笠部の周縁部を囲むように環状に連続して形成されており、
    当該環状の凸部が前記円板状の笠部の周縁部の側面と上面を覆うように径方向内側に向かって押圧変形されている、密閉型電池。
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