JP2019133802A - 密閉型電池 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、集電部材の上端部をカシメ加工で押圧変形させる技術の一例が記載されている。
例えば、上記の密閉型電池100がバスバー130を介して外部機器に接続されている状態で衝撃や振動が加えられ、図7に示すように外部接続部材140に上下動が生じると、集電部材150の笠部152が大きく塑性変形する恐れがある。このような場合、内部シール材164を保持する圧力が減少し、ケース110内部の密閉性(シール性)が低下する恐れがある。
そして、ここで開示される密閉型電池は、外部接続部材の耐力が集電部材の笠部の耐力よりも小さくなるように構成されている。
これに対して、ここで開示される密閉型電池は、外部接続部材の耐力が集電部材の笠部の耐力よりもが小さくなるように構成されている。このように、耐力が小さく比較的に変形し易い外部接続部材を用いると、振動等によって外部接続部材に上下動が生じた際に、集電部材の笠部が外部接続部材にめり込むように外部接続部材が変形する。このため、ここで開示される密閉型電池によれば、外部接続部材が上下動した場合であっても、集電部材の塑性変形を好適に抑制することができるため、内部シール材を保持するための圧力を好適に維持し、ケースの密閉性を好適に維持することができる。
(1)全体構造
図1は本実施形態に係る密閉型電池を模式的に示す斜視図である。なお、図1中の符号Xは密閉型電池の幅方向を示し、符号Yは厚み方向を示し、符号Zは高さ方向を示している。
図2は図1に示す密閉型電池1の電極端子20近傍の構造を模式的に示す断面図である。図2に示すように、本実施形態に係る密閉型電池1の電極端子20は、集電部材50と、外部接続部材40と、絶縁部材60とを備えている。なお、図2中の符号30は、上記したバスバーを示している。以下、各々の部材について説明する。
図1に示すように、集電部材50は、密閉型電池1の高さ方向Zに沿って延びる長尺の導電部材であって、下端部51がケース10内で電極体70と電気的に接続されている。一方、図2に示すように、集電部材50の上端部50aは、ケース10の蓋体14と、後述する外部接続部材40と絶縁部材60とを貫通してケース10の外側に露出している。
そして、集電部材50の上端部50aには、円板状の笠部52が形成されており、当該円板状の笠部52によって、外部接続部材40と絶縁部材60とが蓋体14(ケース10)に固定されている。この円板状の笠部52は、カシメ加工によって集電部材50の上端部50aを押圧変形させることによって形成される。
外部接続部材40は、ケース10の外部に配置された平坦な板状の導電部材であって、密閉型電池1の幅方向Xに沿って延びている。本実施形態に係る密閉型電池1では、外部接続部材40の一方の端部42に集電部材50の上端部50aが挿通され、他方の端部44の上面にバスバー30が接合される。これによって、外部接続部材40と集電部材50とを介して電極体70(図1参照)とバスバー30とが接続され、他の電池やモーターなどの外部機器と密閉型電池1とが電気的に接続される。なお、外部接続部材40とバスバー30とを接合する手段は特に限定されず、レーザー溶接や摩擦接合などを用いることができる。
本実施形態に係る密閉型電池1では、電極端子20の構成部材とケース10との導通防止と、ケース10内部の密閉性(シール性)の維持のために、絶縁ホルダ62と内部シール材64とからなる絶縁部材60が蓋体14に取り付けられている。絶縁ホルダ62は、蓋体14の上面(外面)と外部接続部材40との間に配置されており、外部接続部材40が蓋体14と接触して導通することを防止している。一方、内部シール材64は、ケース10内部に配置されており、蓋体14と集電部材50との間に配置されている。なお、絶縁部材60を構成する各部材には、例えば、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリイミド樹脂などが好ましく用いられる。
また、内部シール材64には、環状の突起64aが形成されている。この内部シール材64の突起64aは、蓋体14と絶縁ホルダ62に形成された孔に挿通されている。この内部シール材64の環状の突起64aが、集電部材50の笠部52から所定の圧力で押圧されることによってケース10内部が適切に密閉される。
そして、本実施形態に係る密閉型電池1は、外部接続部材40の耐力が集電部材50の笠部52の耐力よりも小さくなるように構成されている。換言すれば、本実施形態では、外部接続部材40の方が、集電部材50よりも容易に塑性変形するように構成されている。これによって、外部接続部材40が上下動した際の集電部材50の塑性変形を好適に抑制し、ケース10の密閉性(シール性)を好適に維持することができる。以下、具体的に説明する。
このような笠部152の塑性変形を抑制するために、従来の技術では、外部接続部材140に耐力の高い金属材料を使用したり、断面Z字状に折り曲げた外部接続部材を使用したりすることによって、外部接続部材140の上下動自体を抑制していた。しかし、このような技術では、想定外に大きい外力が加わり、外部接続部材140が上下動すると、笠部152の塑性変形が避けられないため、依然としてケース110内のシール性が低下する可能性が残されていた。
このように、本実施形態に係る密閉型電池1によれば、外部接続部材40が上下動した際の集電部材50の塑性変形を好適に抑制することができるため、内部シール材64を好適に保持してケース10の密閉性(シール性)を維持することができる。
かかる手段の一例として、外部接続部材40に、集電部材50よりも剛性の低い材料を使用するという手段が挙げられる。これによって、外部接続部材40を集電部材50よりも変形させ易くすることができるため、笠部52(集電部材50)の塑性変形をより好適に抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態には限定されず、上述の実施形態に係る密閉型電池を様々に変形、変更したものが含まれる。
しかし、外部接続部材40とバスバー30とを接続するための構造は、これに限定されず、例えば、図5に示すようなボルト80とナット82を用いた構造を採用することもできる。かかる図5に示す構造の密閉型電池1では、外部接続部材40の他方の端部44にボルト挿通孔44aが形成されており、当該ボルト挿通孔44aを挿通する柱状のボルト80がケース10外部の絶縁ホルダ62上に設けられている。かかる構造の密閉型電池1では、貫通孔を有するバスバー30にボルト80を挿通させて、当該ボルト80にナット82を締め込むことによって、外部接続部材40とバスバー30とを接続することができる。そして、このようなボルト80を有する密閉型電池1の場合であっても、外部接続部材40の耐力を、集電部材50の耐力よりも小さくすることによって、外部接続部材40が上下動した際の集電部材50の塑性変形を抑制し、ケース10の密閉性(シール性)を維持することができる。
なお、このようなボルト80を有する密閉型電池1は、必要に応じてバスバー30を付け替えることができるため、上述した図2に示される密閉型電池1に比べて汎用性を向上させることができる。
10、110 ケース
12 ケース本体
14 蓋体
20、120 電極端子
30、130 バスバー
40、40A、140 外部接続部材
42 (外部接続部材の)一方の端部
44 (外部接続部材の)他方の端部
44a ボルト挿通孔
50、150 集電部材
50a、150a 集電部材の上端部
51 集電部材の下端部
52、152 笠部
60、160 絶縁部材
62、162 絶縁ホルダ
64、164 内部シール材
64a 環状の突起
70 電極体
80 ボルト
82 ナット
X (密閉型電池の)幅方向
Y (密閉型電池の)厚み方向
Z (密閉型電池の)高さ方向
Claims (1)
- 電極体を収容するケースと、
下端部が前記ケース内で前記電極体と電気的に接続されると共に、上端部が前記ケースを貫通して当該ケースの外部に露出する長尺の集電部材と、
前記ケースの外部に設けられた板状の導電部材であって、一方の端部に前記集電部材の上端部が挿通され、他方の端部に外部機器が接続される外部接続部材と、
前記ケースと前記外部接続部材との間に配置される絶縁ホルダと、
前記ケースと前記集電部材との間に配置される内部シール材と
を備え、
前記集電部材の上端部に円板状の笠部が形成されており、当該円板状の笠部によって、前記外部接続部材と前記絶縁ホルダと前記内部シール材とが前記ケースに固定される密閉型電池であって、
前記外部接続部材の耐力が前記集電部材の笠部の耐力よりも小さい、密閉型電池。
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