JP2012221757A - 電池、組電池及び車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電池100は、基部153eと立上部153fと外部接続部153gとを含んでクランク状をなす外部配置端子部153を有する端子部材150,160を備える。この外部配置端子部153には、屈曲して立上部153fと外部接続部153gとの間を結ぶ外側屈曲部153dに、β=Ta/Tbで与えられる切り欠き係数βがβ≧1.5を満たす形態の切り欠き部153vが設けられている。
【選択図】図4
Description
一方、電池に電流遮断機構を別途設けると、部品点数が多くなるなどしてコスト高を招くと共に、電池やこれを用いた組電池の小型化の点でも不利である。
また、前述の特許文献1に記載の電池のように、外側屈曲部の全体を薄くして薄肉部とすると、抵抗増加を招くおそれもあるが、この電池では、外側屈曲部に切り欠き部を設けているだけなので、そのような抵抗増加を防止できる。
前述のように、切り欠き係数βをβ≧1.5とすることで、通常製造時や通常使用時に掛かる外力を越える大きな外力が外部接続部に掛かったときに、切り欠き部を起点に外側屈曲部を破断させることができる。但し、切り欠き係数βの値が大き過ぎると、例えば外部配置端子部の外部接続部に電池外接続端子(例えばバスバーやケーブル等の圧着端子)を接続する際など、通常製造時や通常使用時においても、切り欠き部を起点に外側屈曲部が破断するおそれがある。これに対し、切り欠き係数βをβ≦4.0とすることにより、通常製造時や通常使用時において、切り欠き部を起点に外側屈曲部が破断するのを確実に防止できる。
なお、上記の組電池において、前記切り欠き部を、切り欠き係数βがβ≦4.0を満たす形態とするのが好ましい。これにより、前述のように、通常製造時や通常使用時において、切り欠き部を起点に外側屈曲部が破断するのを確実に防止できる。
なお、上記の組電池において、前記切り欠き部を、切り欠き係数βがβ≦4.0を満たす形態とするのが好ましい。これにより、前述のように、通常製造時や通常使用時において、切り欠き部を起点に外側屈曲部が破断するのを確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態1に係るリチウムイオン二次電池(電池)100(以下、単に電池100とも言う)を示す。また、図2及び図3に、この電池100を構成する捲回型の電極体120及びこれを展開した状態を示す。また、図4に、端子部材(正極端子部材150及び負極端子部材160)等の詳細を示し、図5及び図6に、端子部材150,160の外部配置端子部材153を示す。なお、図1,図4〜図6における上方を電池100の上側、下方を電池100の下側として説明する。
このうち要素接続部材151は、電池ケース110の内部から端子挿通孔113hを通じてケース蓋部材113上に延出している。また、外部配置端子部材153は、この要素接続部材151に接続した状態で、ケース蓋部材113上に配置されている。また、締結部材155は、この外部配置端子部材153(その外部接続部153g)に接続可能(当接可能)に、ケース蓋部材113上に配置されている。
挿通部151fは、円柱状をなし、要素接続本体部151eと加締部151gとの間に位置して、これらに連なっている。この挿通部151fは、ケース蓋部材113の端子挿通孔113h及び後述する外部配置端子部材153の基部153eの固定孔153ehに挿通されている。
加締部151gは、加締められ拡径されて傘状をなし、後述する外部配置端子部材153の基部153eにその上側から接続している。なお、図4中、左側に示す要素接続部材151では、加締部151gを形成する前の状態を記載してある。
外部接続部153gは、板状をなし、立上部153fの端部153fkから屈曲して、基部153eと平行に延びている。この外部接続部153gには、自身を貫通するネジ挿通孔153ghが設けられている。この外部接続部153gには、電池外の接続端子である電池外接続端子が接続される。電池外接続端子としては、後述するように、ケーブル620,630の先端に取り付けた圧着端子621,631やバスバー610など挙げられる(図10参照)。
また、屈曲して立上部153fと外部接続部153gとの間を結ぶ外側屈曲部153dも、同様に1/4円筒状をなす。この外側屈曲部153dの外周面153dn(図5及び図6中、上側に位置する面)の半径Rdは、3.0mmである。前述のように金属板材の厚みtは1.5mmであるので、この外側屈曲部153dは、Rd≦5tとなる形態に屈曲されている。
本実施形態1に係る切り欠き部153vは、切り欠き係数βが1.5≦β≦4.0を満たしている。具体的には、切り欠き係数β=1.9である。
径大部155fは、外部配置端子部材153の外部接続部153gよりもケース蓋部材113側(下側)に配置されると共に、後述する絶縁部材170(その外部絶縁部材171の径大部用凹部171fn)に嵌合している。これにより、締結部材155がその軸線周りに回転不能な状態となっている。
このうち外部絶縁部材171は、電池ケース110の外部(ケース蓋部材113上)において、外部配置端子部材153及び締結部材155とケース蓋部材113との間に配置されて、これらの間を絶縁している。この外部絶縁部材171には、平面視矩形状の基部用凹部171fmと、平面視六角形状の径大部用凹部171fnとが設けられており、基部用凹部171fmには、外部配置端子部材153の基部153eが嵌合しており、径大部用凹部171fnには、前述のように締結部材155の径大部155fが嵌合している。また、この外部絶縁部材171は、要素接続部材151の挿通部151fとケース蓋部材113の端子挿通孔113hとの間にも介在し、これらの間を絶縁している。
また、前述の特許文献1に記載の電池のように、外側屈曲部153dの全体を薄くして薄肉部とすると、抵抗増加を招くおそれもあるが、この電池100では、外側屈曲部153dに切り欠き部153vを設けているだけなので、そのような抵抗増加は生じない。
このように外側屈曲部153dの半径Rdを小さくすることにより、外部配置端子部材153の外部接続部153gに外力が掛かったときに、この外側屈曲部153dにより大きな応力が集中する。従って、通常製造時や通常使用時に掛かる外力を越える大きな外力が外部接続部153gに掛かったときに、切り欠き部153vを起点にした外側屈曲部153dの破断を、より確実に生じさせることができる。
そして、ケース蓋部材113に、絶縁部材170(外部絶縁部材171、シールゴム173及び内部絶縁部材175)を介して、端子部材150,160(要素接続部材151、外部配置端子部材153及び締結部材155)を固定する(図4参照)。
その後、ケース本体部材111及び絶縁フィルム包囲体115を用意し、ケース本体部材111内に絶縁フィルム包囲体115を介して電極体120を収容すると共に、ケース本体部材111の開口111hをケース蓋部材113で塞ぐ。そして、レーザ溶接により、ケース本体部材111とケース蓋部材113とを溶接して、電池ケース110を形成する。
次に、注液孔113eから電池ケース110内に電解液117を注液し、その後、封止部材114で注液孔113eを気密に封止する。かくして、電池100が完成する。
次いで、第2の実施の形態について説明する。本実施形態2に係るリチウムイオン二次電池(電池)200では、外部配置端子部材253に設けた切り欠き部253vの形態(図7参照)が、上記実施形態1に係る切り欠き部153vの形態と異なる。それ以外は、上記実施形態1と同様であるので、上記実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。
この外部配置端子部材253は、上記実施形態1に係る外部配置端子部材153と同様に、厚みt(=1.5mm)の金属板材をその厚み方向に屈曲成形したものであり、基部253eと立上部253fと外部接続部253gとを含んでクランク状(Z字状)をなす。
また、この外部配置端子部材253は、外周面253cnの半径Rc(=3.0mm)が上記実施形態1と同様な1/4円筒状の内側屈曲部253cを有すると共に、外周面253dnの半径Rd(=3.0mm)が上記実施形態1と同様な1/4円筒状の外側屈曲部253dを有する。従って、本実施形態2でも、外側屈曲部253dは、Rd≦5tとなる形態に屈曲されている。
この外部配置端子部材253を試験片として用意し、上記実施形態1と同様に前述の疲れ試験を行って、その外側屈曲部253dの疲れ強さTbを求めた。また、切り欠き部253vを設けないで、それ以外はこの外部配置端子部材253と同様とした試験片を用意し、疲れ試験を同様に行って、その外側屈曲部の疲れ強さTa求めた。そして、β=Ta/Tbで与えられる切り欠き係数βを求めた。
本実施形態2に係る切り欠き部253vは、切り欠き係数βが1.5≦β≦4.0を満たしている。具体的には、切り欠き係数β=1.7である。
次いで、第3の実施の形態について説明する。本実施形態3に係るリチウムイオン二次電池(電池)300では、端子部材350,360及び絶縁部材370の形態(図8及び図9参照)が、上記実施形態1,2に係る電池100,200の端子部材150,160,250,260及び絶縁部材170の形態と異なる。それ以外は、上記実施形態1と同様であるので、上記実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。
このうち要素接続部351は、要素接続本体部351eと挿通部351fとからなる。要素接続本体部351eは、金属板材を屈曲加工した所定形状を有し、電池ケース310の内部に配置されて、電極体120(その正極集電部121mまたは負極集電部131m)に接続(溶接)されている。また、挿通部351fは、金属板材を屈曲加工した所定形状を有し、ケース蓋部材313の端子挿通孔313hに挿通されて、電池ケース310の内部から外部に延出し、後述する外部配置端子部353の基部353eに連なっている。
基部353eは、板状をなし、ケース蓋部材313に沿って延び、後述する絶縁部材370を介してケース蓋部材313に固定されている。この基部353eは、前述のように、要素接続部351の挿通部351fと連なっている。
立上部353fは、矩形板状をなし、基部353eの端部353ekから屈曲して立ち上がり、ケース蓋部材313から離れる方向に延びている。
外部接続部353gは、板状をなし、立上部353fの端部353fkから屈曲して、基部353eと平行に延びている。この外部接続部353gには、自身を貫通するネジ挿通孔353ghが設けられている。
また、屈曲して立上部353fと外部接続部353gとの間を結ぶ外側屈曲部353dも、同様に1/4円筒状をなし、その外周面353dnの半径Rdは、3.0mmである。前述のように金属板材の厚みtは1.5mmであるので、この外側屈曲部353dは、Rd≦5tとなる形態に屈曲されている。
この絶縁部材370は、主として電池ケース310の外部(ケース蓋部材313上)に配置されると共に、一部がケース蓋部材313の端子挿通孔313h内、及び、電池ケース310のに内部にも配置されている。この絶縁部材370は、端子部材350,360(延出部材352及び締結部材355)並びにケース蓋部材313を用いた樹脂インサート成形により、一体的に形成されている。これにより、端子部材350,360(延出部材352及び締結部材355)とケース蓋部材313との間が絶縁されている。
次いで、第4の実施の形態について説明する。本実施形態4に係る組電池600は、互いに直列に接続された上記実施形態1に係るリチウムイオン二次電池(個別電池)100を複数(本実施形態4では28個)備える(図10参照)。
これらの個別電池(電池)100,100,…は、電池100の厚み方向(図10中、左右方向)に並べられた状態で、互いに直列に接続されている。具体的には、隣り合う電池100,100同士の正極端子部材150と負極端子部材160とが、略矩形板状のバスバー(電池外接続端子)610を介して接続されている。
また一方で、切り欠き部153v等を、切り欠き係数βがβ≦4.0を満たす形態としているので、前述のように、通常製造時や通常使用時において、切り欠き部153v等を起点に外側屈曲部153d等が破断するのを確実に防止できる。
ここで、本発明の効果を確認するために行った試験結果について説明する。
実施例1として、切り欠き部153vの切り欠き係数βがβ=1.9である上記実施形態1の電池100からなる上記実施形態4に係る組電池600を用意した。
また、実施例2〜4として、切り欠き係数がβ=2.5、3.5または2.0となるように、切り欠き部153vの大きさ(溝の幅及び深さ)をそれぞれ調整し、それ以外は上記実施形態1と同様にした3種類の電池をそれぞれ用意した。そして、これらの電池を用いて上記実施形態4と同様な組電池をそれぞれ製造した。
また、比較例2として、切り欠き部153vを設ける代わりに、外側屈曲部153dの全体を薄くし(全体を厚み0.05mmの薄肉部とし)、それ以外は上記実施形態1と同様にした電池を用意し、この電池を用いて上記実施形態4と同様な組電池を製造した。
なお、次述する振動試験を行うにあたり、各組電池について、負極用ケーブル630を外し、正極用ケーブル620のみが接続された状態とした。
具体的には、各々の組電池を振動台の上に載せて、対数掃引方法により、15分間で振動数を7Hz→200Hz→7Hzと変化させる掃引を行う。具体的には、7〜18Hzまでは、加速度を1Gに維持する。その後、振幅を0.8mmに保ち、ピーク加速度が後述する所定加速度となるまで、振動数を増加させる(約50Hzまで)。その後、振動数が200Hzとなるまで、この所定加速度を維持する。その後は、振動数を7Hz→200Hzにしたのと全く逆の操作を行って(同じプロファイルを折り返して)、振動数を200Hz→7Hzに変化させる。
振動試験(1):振動台の最大ピーク加速度を10Gに設定する。この場合、振動時の組電池の最大ピーク加速度(上述の所定加速度)は、共振により約50Gとなる。
振動試験(2):振動台の最大ピーク加速度を20Gに設定する。この場合、振動時の組電池の最大ピーク加速度(上述の所定加速度)は、共振により約100Gとなる。
なお、実施例1〜4及び比較例1,2に係るいずれの組電池においても、総正極端子をなす正極端子部材以外の端子部材については、破断や変形が生じなかった。
なお、組電池の通常製造時や通常使用時に掛かる外力を越える大きな外力が外部接続部に掛かったときに、外側屈曲部を破断させるには、切り欠き係数βをβ≧1.5とするのが好ましく、一方で、通常製造時や通常使用時に外側屈曲部が破断するのを確実に防止するには、切り欠き係数βをβ≦4.0とするのが好ましいと考えられる。
なお、実施例1〜4及び比較例1,2に係るいずれの組電池においても、総正極端子をなす正極端子部材以外の端子部材については、電解液の漏液が生じなかった。
また、比較例2に係る組電池では、総正極端子(正極端子部材)の外側屈曲部(薄肉部)を変形させることで、外部配置端子部材の基部と要素接続部材の加締部との接合部分に掛かる外力を抑制できたために、端子挿通孔を通じた電解液の漏液を防止できたと考えられる。
この結果から、端子部材の外側屈曲部に切り欠き部を設けておくことで、大きな外力が外部接続部に掛かったときに、外側屈曲部を破断させることができ、これにより端子挿通孔を通じた電解液の漏液を防止できることが判る。
また、比較例1の組電池において、総正極端子をなす正極端子部材にのみ電解液の漏液が生じ、それ以外の端子部材については、電解液の漏液が生じなかったことから、総正極端子(正極端子部材)に切り欠き部を設けるのが最も好ましいことが判る。
次いで、第5の実施の形態について説明する。本実施形態5に係るハイブリッド自動車(車両)700(以下、単に自動車700とも言う)は、上記実施形態4に係る組電池600を搭載し、この組電池600(電池100等)に蓄えた電気エネルギを、駆動源の駆動エネルギの全部または一部として使用するものである(図11参照)。
例えば、上記実施形態1〜3では、「切り欠き部」として、V字溝をなす切り欠き部153v,253v,353vを例示したが、切り欠き部の形状はこれに限られない。例えば、切り欠き部をU字溝等とすることもできる。
また、上記実施形態1〜3では、切り欠き部153v,253v,353vを外側屈曲部153d,253d,353dの外周面153dn,253dn,353dnに形成したものと例示したが、これに限られない。切り欠き部を外側屈曲部153d等の内周面に形成したり、或いは内周面と外周面153dn等の両方に形成してもよい。
100x,200x,300x 最正極側電池
100y,200y,300y 最負極側電池
110,310 電池ケース
111 ケース本体部材
113,313 ケース蓋部材
113h,313h 端子挿通孔
120 電極体
150,250,350 正極端子部材(端子部材)
150x,250x,350x (最正極側電池の)正極端子部材(端子部材)
160,260,360 負極端子部材(端子部材)
160y,260y,360y (最負極側電池の)負極端子部材(端子部材)
151 要素接続部材
351 要素接続部
153,253 外部配置端子部材(外部配置端子部)
353 外部配置端子部
153c,253c,353c 内側屈曲部
153d,253d,353d 外側屈曲部
153dn,253dn,353dn (外側屈曲部の)外周面
153e,253e,353e 基部
153ek,353ek (基部の)端部
153f,253f,353f 立上部
153fk,353fk (立上部の)端部
153g,253g,353g 外部接続部
153v,253v,353v 切り欠き部
352 延出部材
155,355 締結部材
170,370 絶縁部材
600 組電池
610 バスバー(電池外接続端子)
620 正極用ケーブル
621 (正極用ケーブルの)圧着端子(電池外接続端子)
630 負極用ケーブル
631 (負極用ケーブルの)圧着端子(電池外接続端子)
700 ハイブリッド自動車(車両)
HC (外部配置端子部の)幅方向
Claims (5)
- 電池ケースと、
前記電池ケース内に収容された電極体と、
前記電池ケースに固設されてなり、前記電池ケースの内部で前記電極体に接続する一方、前記電池ケースを貫通して前記電池ケースの外部に延出してなる端子部材と、
前記電池ケースと前記端子部材との間を絶縁する絶縁部材と、を備え、
前記端子部材は、
前記電池ケースの外部に配置され、電池外の接続端子である電池外接続端子が接続される外部配置端子部を有し、
前記外部配置端子部は、
金属板材をその厚み方向に屈曲成形してなり、
前記電池ケースに沿って延びる基部と、
前記基部の端部から屈曲して立ち上がる立上部と、
前記立上部の端部から屈曲して、前記基部と平行に延び、前記電池外接続端子が接続される外部接続部と、を含んでクランク状をなす
電池であって、
前記外部配置端子部は、
屈曲して前記立上部と前記外部接続部との間を結ぶ外側屈曲部に、切り欠き部を有し、
前記外側屈曲部に繰り返し荷重を掛ける疲れ試験を行った場合において、
前記切り欠き部を有しない形態の前記外側屈曲部の疲れ強さをTaとし、
前記切り欠き部を設けた形態の前記外側屈曲部の疲れ強さをTbとしたとき、
前記切り欠き部は、
β=Ta/Tbで与えられる切り欠き係数βが、β≧1.5を満たす形態とされてなる
電池。 - 請求項1に記載の電池であって、
前記外側屈曲部は、
1/4円筒状をなし、
前記外側屈曲部の外周面の半径をRdとし、前記金属板材の板厚をtとしたとき、
Rd≦5tとなる形態に屈曲されてなる
電池。 - 複数の個別電池を直列に接続してなる組電池であって、
複数の前記個別電池は、
前記組電池の総正極端子をなす端子部材を有する最正極側電池、及び、前記組電池の総負極端子をなす端子部材を有する最負極側電池を含み、
前記最正極側電池及び前記最負極側電池の少なくともいずれかは、
請求項1または請求項2に記載の電池であり、かつ、前記切り欠き部を有する前記端子部材が、前記総正極端子または前記総負極端子をなす
組電池。 - 複数の個別電池を直列に接続してなる組電池であって、
複数の前記個別電池は、
前記組電池の総正極端子をなす端子部材を有する最正極側電池を含み、
前記最正極側電池は、
請求項1または請求項2に記載の電池であり、かつ、前記切り欠き部を有する前記端子部材が、前記総正極端子をなす
組電池。 - 請求項3または請求項4に記載の組電池を搭載し、前記組電池に蓄えた電気エネルギを動力源の全部または一部に使用する車両。
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