JP6770234B2 - 電源制御装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における電源制御装置を有する処理装置の構成例を示す図である。処理装置100は、所定の機能を実現する機能部110、及び機能部110を制御する制御部120を有する。機能部110は、例えばCPU(Central Processing Unit)及びメモリ等を有し、情報処理装置として機能する。なお、図1においては、処理装置が有する構成のうち、負荷への電力供給に係る構成のみを示している(以下で説明する図2、図6、図7についても同様)。
(累積電源切断時間)=(現在時刻)−(製造日時)−(累積電源投入時間)…(1)
(C1の推定容量値)=
(初期容量値)−(放置エージング特性による変動値)−(温度特性による変動値)
…(2)
(VR1の設定抵抗値)=
(ゲート信号の投入時間の設計値)÷(C1の推定容量値)+(VR1の補正値)
…(3)
ステップS501にて、MPU221は、スイッチ223をオフして、機能部213の電源スイッチ213を切断する。このとき、MPU221は、時計部226から現在時刻を取得して電源切断時刻として保持しておく。
(累積電源投入時間<更新値>)=
(電源切断時刻)−(電源投入時刻)+(累積電源投入時間<現在値>)…(4)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は、第2の実施形態における電源制御装置を有する処理装置の構成例を示す図である。第2の実施形態における処理装置は、所定の機能を実現する複数の機能ユニット610−1、610−2、610−3、及び複数の機能ユニット610−1、610−2、610−3を制御する制御ユニット620を有する。なお、図6には、3つの機能ユニットを有する例を示したが、処理装置が有する機能ユニットの数は任意である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態における電源制御装置を有する処理装置の構成例を示す図である。この図7において、図6に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以上の第1〜第3の実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
電源から負荷への電力の供給及び遮断を制御するスイッチと、
直列に接続されたコンデンサと可変抵抗とを有し、前記負荷に対して電源投入する場合、前記コンデンサの容量値と前記可変抵抗の抵抗値とで定まる時定数に応じた期間で前記スイッチを電力の遮断状態から供給状態へ遷移させる時定数回路と、
動作条件に依存する前記コンデンサの容量変動値から前記コンデンサの推定容量値を取得し、前記コンデンサの推定容量値に基づいて前記時定数回路の時定数が設計値となる第1の抵抗値を取得して前記可変抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値に設定する制御部とを有することを特徴とする電源制御装置。
(付記2)
動作条件に応じた前記コンデンサの容量変動値を示す情報が格納された記憶部を有し、
前記制御部は、前記記憶部に格納された前記情報を参照して、前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする付記1記載の電源制御装置。
(付記3)
前記制御部は、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に基づいて前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする付記2記載の電源制御装置。
(付記4)
前記制御部は、現在の温度に基づいて前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする付記2又は3記載の電源制御装置。
(付記5)
前記制御部は、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に応じた前記コンデンサの初期容量値からの容量減少値及び現在の温度に応じた前記コンデンサの初期容量値からの容量減少値をそれぞれ取得し、前記初期容量値及び前記容量減少値を用いて前記コンデンサの推定容量値を算出し、算出した前記コンデンサの推定容量値及び前記時定数回路の時定数の設計値を用いて前記第1の抵抗値を算出することを特徴とする付記1記載の電源制御装置。
(付記6)
前記電源、前記負荷、前記スイッチ、前記時定数回路、及び第1の記憶部を第1のボードに配置し、前記制御部及び第2の記憶部を前記第1のボードとは異なる第2のボードに配置し、
前記第1のボードが有する第1の記憶部に、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に係る第1の情報を格納し、
前記第2のボードが有する第2の記憶部に、動作条件に応じた前記コンデンサの容量変動値を示す第2の情報を格納し、
前記制御部は、前記第1の記憶部に格納された前記第1の情報から累積の電源切断時間を取得し、前記第2の記憶部に格納された前記第2の情報を参照して、累積の電源切断時間及び現在の温度に応じた前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする付記1〜5の何れか1項に記載の電源制御装置。
(付記7)
前記電源、前記負荷、前記スイッチ、前記時定数回路、及び第1の記憶部を第1のボードに配置し、前記制御部を前記第1のボードとは異なる第2のボードに配置し、
前記第1のボードが有する第1の記憶部に、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に係る第1の情報、及び動作条件に応じた前記コンデンサの容量変動値を示す第2の情報を格納し、
前記制御部は、前記第1の記憶部に格納された前記第1の情報から累積の電源切断時間を取得し、前記第1の記憶部に格納された前記第2の情報を参照して、累積の電源切断時間及び現在の温度に応じた前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする付記1〜5の何れか1項に記載の電源制御装置。
(付記8)
前記制御部は、電源投入に係る動作を行った後に前記負荷へ電力が供給されていないと判定した場合、前記第1の抵抗値を補正し、補正した前記第1の抵抗値に前記可変抵抗の抵抗値を設定することを特徴とする付記1〜7の何れか1項に記載の電源制御装置。
(付記9)
電源から負荷への電力の供給及び遮断を制御するスイッチと、コンデンサと可変抵抗とが直列に接続された時定数回路であって、前記負荷に対して電源投入する場合、前記コンデンサの容量値と前記可変抵抗の抵抗値とで定まる時定数に応じた期間で前記スイッチを電力の遮断状態から供給状態へ遷移させる時定数回路とを有する電源制御装置のコンピュータに、
動作条件に依存する前記コンデンサの容量変動値から前記コンデンサの推定容量値を取得する処理と、
前記コンデンサの推定容量値に基づいて前記時定数回路の時定数が設計値となる第1の抵抗値を取得して前記可変抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値に設定する処理と、
前記可変抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値に設定した後、前記負荷に対する電源投入を指示する処理とを実行させるためのプログラム。
111、211 負荷
112、212 電源
113、213 電源スイッチ
114、214 過電流遮断回路
120、220 制御部
121 時定数維持制御部
122 記憶部(ファームウェア)
123、223 スイッチ
125 記憶部(情報テーブル)
126、226 時計部
127 温度検出部
128 電圧検出部
221 MPU(Micro Processing Unit)
225 記憶デバイス(情報テーブル)
227 温度センサ
228 電圧センサ
C1 セラミックコンデンサ
VR1 可変抵抗
610 機能ユニット
611 負荷
612 電源
613 電源スイッチ
614 過電流遮断回路
615 スイッチ
617A、617B 記憶デバイス(情報テーブル)
618 電圧センサ
620 制御ユニット
621 MPU(Micro Processing Unit)
623 バススイッチ
624 記憶デバイス(情報テーブル)
625 時計部
626 温度センサ
Claims (8)
- 電源から負荷への電力の供給及び遮断を制御するスイッチと、
直列に接続されたコンデンサと可変抵抗とを有し、前記負荷に対して電源投入する場合、前記コンデンサの容量値と前記可変抵抗の抵抗値とで定まる時定数に応じた期間で前記スイッチを電力の遮断状態から供給状態へ遷移させる時定数回路と、
動作条件に依存する前記コンデンサの容量変動値から前記コンデンサの推定容量値を取得し、前記コンデンサの推定容量値に基づいて前記時定数回路の時定数が設計値となる第1の抵抗値を取得して前記可変抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値に設定する制御部とを有することを特徴とする電源制御装置。 - 動作条件に応じた前記コンデンサの容量変動値を示す情報が格納された記憶部を有し、
前記制御部は、前記記憶部に格納された前記情報を参照して、前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。 - 前記制御部は、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に基づいて前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする請求項2記載の電源制御装置。
- 前記制御部は、現在の温度に基づいて前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする請求項2又は3記載の電源制御装置。
- 前記電源、前記負荷、前記スイッチ、前記時定数回路、及び第1の記憶部を第1のボードに配置し、前記制御部及び第2の記憶部を前記第1のボードとは異なる第2のボードに配置し、
前記第1のボードが有する第1の記憶部に、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に係る第1の情報を格納し、
前記第2のボードが有する第2の記憶部に、動作条件に応じた前記コンデンサの容量変動値を示す第2の情報を格納し、
前記制御部は、前記第1の記憶部に格納された前記第1の情報から累積の電源切断時間を取得し、前記第2の記憶部に格納された前記第2の情報を参照して、累積の電源切断時間及び現在の温度に応じた前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電源制御装置。 - 前記電源、前記負荷、前記スイッチ、前記時定数回路、及び第1の記憶部を第1のボードに配置し、前記制御部を前記第1のボードとは異なる第2のボードに配置し、
前記第1のボードが有する第1の記憶部に、前記スイッチを電力の遮断状態としていた累積の電源切断時間に係る第1の情報、及び動作条件に応じた前記コンデンサの容量変動値を示す第2の情報を格納し、
前記制御部は、前記第1の記憶部に格納された前記第1の情報から累積の電源切断時間を取得し、前記第1の記憶部に格納された前記第2の情報を参照して、累積の電源切断時間及び現在の温度に応じた前記コンデンサの容量変動値を取得することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電源制御装置。 - 前記制御部は、電源投入に係る動作を行った後に前記負荷へ電力が供給されていないと判定した場合、前記第1の抵抗値を補正し、補正した前記第1の抵抗値に前記可変抵抗の抵抗値を設定することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電源制御装置。
- 電源から負荷への電力の供給及び遮断を制御するスイッチと、コンデンサと可変抵抗とが直列に接続された時定数回路であって、前記負荷に対して電源投入する場合、前記コンデンサの容量値と前記可変抵抗の抵抗値とで定まる時定数に応じた期間で前記スイッチを電力の遮断状態から供給状態へ遷移させる時定数回路とを有する電源制御装置のコンピュータに、
動作条件に依存する前記コンデンサの容量変動値から前記コンデンサの推定容量値を取得する処理と、
前記コンデンサの推定容量値に基づいて前記時定数回路の時定数が設計値となる第1の抵抗値を取得して前記可変抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値に設定する処理と、
前記可変抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗値に設定した後、前記負荷に対する電源投入を指示する処理とを実行させるためのプログラム。
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JP2017018872A JP6770234B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 電源制御装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017018872A JP6770234B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 電源制御装置及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018126036A JP2018126036A (ja) | 2018-08-09 |
JP6770234B2 true JP6770234B2 (ja) | 2020-10-14 |
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ID=63109861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017018872A Active JP6770234B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 電源制御装置及びプログラム |
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JP6055811B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-12-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インターロック回路及び画像形成装置 |
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2017
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