JP6769805B2 - 暖房システム - Google Patents
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Description
T1−T3>α ・・・ (1)
一方、制御装置24は、太陽熱パネル2が集熱不能であると判定した場合(ステップS101でNo)、ステップS103に移行する。
一方、制御装置24は、現在時刻が活動時間帯に含まれていない(非活動時間帯に含まれている)と判定した場合(ステップS103でNo)、ステップS106に移行する。
一方、制御装置24は、現在から所定時間以内に太陽熱パネル2における集熱が可能にならないと判定した場合(ステップS104でNo)、ステップS105に移行する。
太陽熱を集める太陽熱パネル2(集熱部)と、
熱を発生可能なヒートポンプ4(熱源部)と、
放熱可能な放熱器6(放熱部)と、
太陽熱パネル2、ヒートポンプ4及び放熱器6の順に熱媒体を循環させることが可能な循環配管8(循環流路)と、
ヒートポンプ4へと流入する熱媒体の温度である第一温度T1(熱源供給温度)を検出可能な第一温度センサ18(熱源供給温度検出部)と、
複数の運転モードを有し、前記複数の運転モードから選択された一の運転モードに応じてヒートポンプ4を制御可能な制御装置24(制御部)と、
を具備する床下暖房システム1であって、
前記複数の運転モードには、
第一温度T1が第一の設定温度(例えば、50℃)以下である場合に、ヒートポンプ4を作動させる通常運転モードと、
第一温度T1が前記第一の設定温度よりも低い値に設定された第二の設定温度(例えば、40℃)以下である場合に、ヒートポンプ4を作動させる集熱優先運転モードと、
が含まれ、
制御装置24は、
太陽熱パネル2において太陽熱を集めることが可能と判定した場合(ステップS101でYes)には、前記集熱優先運転モードを選択し(ステップS102)、
太陽熱パネル2において太陽熱を集めることが不能と判定した場合(ステップS101でNo)には、前記通常運転モードを選択する(ステップS105)ものである。
このように構成することにより、太陽熱の有効利用を図りながら、床下空間S1を介した室内空間S2の暖房を十分に行うことができる。すなわち、集熱可能な場合にはヒートポンプ4の作動を抑えることで太陽熱パネル2で集熱された熱の有効利用を図ることができる。一方、集熱不能な場合にはヒートポンプ4を作動させ易くすることで、室内空間S2の暖房を十分に行うことができる。
第一温度T1が前記第二の設定温度(例えば、40℃)よりも低い値に設定された第三の設定温度(例えば、35℃)以下である場合に、ヒートポンプ4を作動させる維持運転モードがさらに含まれ、
制御装置24は、
太陽熱パネル2において太陽熱を集めることが不能と判定した場合(ステップS101でNo)であっても、現在時刻が放熱器6による放熱の必要性が低い時間帯である非活動時間帯に含まれていると判定した場合(ステップS103でNo)には、前記通常運転モードではなく前記維持運転モードを選択する(ステップS106)ものである。
このように構成することにより、ヒートポンプ4の作動を抑え、省エネを図ることができる。すなわち、暖房の必要性が低い非活動時間帯においては、ヒートポンプ4の作動を抑えることで当該ヒートポンプ4による消費電力の低減を図ることができる。
現在時刻が前記非活動時間帯に含まれていないと判定した場合(ステップS103でYes)であっても、現在から所定時間以内に太陽熱パネル2において太陽熱を集めることが可能となることが予測された場合(ステップS104でYes)には、前記通常運転モードではなく前記維持運転モードを選択するものである。
このように構成することにより、太陽熱の有効利用を図ることができる。すなわち、所定時間以内に太陽熱パネル2で集熱できるようになることが分かっている(予測される)場合には、当該熱を利用することを期待して、ヒートポンプ4の作動を抑えることで、太陽熱の有効利用を図ることができる。また、ヒートポンプ4の作動を抑えるため、省エネを図ることもできる。
バイパス配管10を介することなく循環配管8内に熱媒体を循環させることで、太陽熱パネル2、ヒートポンプ4及び放熱器6に熱媒体を循環させる第一の状態、又はバイパス配管10を介して循環配管8内に熱媒体を循環させることで、ヒートポンプ4及び放熱器6に熱媒体を循環させる第二の状態に切り替え可能な第一バルブ12及び第二バルブ14(切替部)と、
をさらに具備し、
制御装置24は、
前記集熱優先運転モードを選択した場合、第一バルブ12及び第二バルブ14を前記第一の状態に切り替え、
前記通常運転モード又は前記維持運転モードを選択した場合、第一バルブ12及び第二バルブ14を前記第二の状態に切り替えるものである。
このように構成することにより、熱媒体を効率よく循環させることができる。すなわち、太陽熱パネル2に熱媒体を循環させる必要が無い場合(前記通常運転モード又は前記維持運転モードを選択した場合)には、当該太陽熱パネル2への熱媒体の供給(循環)を行わないため、熱媒体の循環経路を短くすることができ、当該熱媒体を効率よく循環させることができる。
また、本実施形態に係る太陽熱パネル2は、本発明に係る集熱部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るヒートポンプ4は、本発明に係る熱源部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る放熱器6は、本発明に係る放熱部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る循環配管8は、本発明に係る循環流路の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一温度T1は、本発明に係る熱源供給温度の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一温度センサ18は、本発明に係る熱源供給温度検出部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る制御装置24は、本発明に係る制御部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るバイパス配管10は、本発明に係るバイパス流路の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一バルブ12及び第二バルブ14は、本発明に係る切替部の実施の一形態である。
2 太陽熱パネル
4 ヒートポンプ
6 放熱器
8 循環配管
10 バイパス配管
12 第一バルブ
14 第二バルブ
16 ポンプ
18 第一温度センサ
20 第二温度センサ
22 第三温度センサ
24 制御装置
Claims (4)
- 太陽熱を集める集熱部と、
熱を発生可能な熱源部と、
放熱可能な放熱部と、
前記集熱部、前記熱源部及び前記放熱部の順に熱媒体を循環させることが可能な循環流路と、
前記熱源部へと流入する熱媒体の温度である熱源供給温度を検出可能な熱源供給温度検出部と、
複数の運転モードを有し、前記複数の運転モードから選択された一の運転モードに応じて前記熱源部を制御可能な制御部と、
を具備する暖房システムであって、
前記複数の運転モードには、
前記熱源供給温度が第一の設定温度以下である場合に、前記熱源部を作動させる通常運転モードと、
前記熱源供給温度が前記第一の設定温度よりも低い値に設定された第二の設定温度以下である場合に、前記熱源部を作動させる集熱優先運転モードと、
が含まれ、
前記制御部は、
前記集熱部において太陽熱を集めることが可能と判定した場合には、前記集熱優先運転モードを選択し、
前記集熱部において太陽熱を集めることが不能と判定した場合には、前記通常運転モードを選択する、
暖房システム。 - 前記複数の運転モードには、
前記熱源供給温度が前記第二の設定温度よりも低い値に設定された第三の設定温度以下である場合に、前記熱源部を作動させる維持運転モードがさらに含まれ、
前記制御部は、
前記集熱部において太陽熱を集めることが不能と判定した場合であっても、現在時刻が前記放熱部による放熱の必要性が低い時間帯である非活動時間帯に含まれていると判定した場合には、前記通常運転モードではなく前記維持運転モードを選択する、
請求項1に記載の暖房システム。 - 前記制御部は、
現在時刻が前記非活動時間帯に含まれていないと判定した場合であっても、現在から所定時間以内に前記集熱部において太陽熱を集めることが可能となることが予測された場合には、前記通常運転モードではなく前記維持運転モードを選択する、
請求項2に記載の暖房システム。 - 前記循環流路のうち、前記放熱部の下流側と前記熱源部の上流側とを連通するバイパス流路と、
前記バイパス流路を介することなく前記循環流路内に熱媒体を循環させることで、前記集熱部、前記熱源部及び前記放熱部に熱媒体を循環させる第一の状態、又は前記バイパス流路を介して前記循環流路内に熱媒体を循環させることで、前記熱源部及び前記放熱部に熱媒体を循環させる第二の状態に切り替え可能な切替部と、
をさらに具備し、
前記制御部は、
前記集熱優先運転モードを選択した場合、前記切替部を前記第一の状態に切り替え、
前記通常運転モード又は前記維持運転モードを選択した場合、前記切替部を前記第二の状態に切り替える、
請求項2又は請求項3に記載の暖房システム。
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JP2016186342A JP6769805B2 (ja) | 2016-09-24 | 2016-09-24 | 暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016186342A JP6769805B2 (ja) | 2016-09-24 | 2016-09-24 | 暖房システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018048796A JP2018048796A (ja) | 2018-03-29 |
JP6769805B2 true JP6769805B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=61766227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016186342A Active JP6769805B2 (ja) | 2016-09-24 | 2016-09-24 | 暖房システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6769805B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113883590B (zh) * | 2021-11-10 | 2023-05-26 | 西安建筑科技大学 | 一种太阳能供暖的柔性控制方法及系统 |
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2016
- 2016-09-24 JP JP2016186342A patent/JP6769805B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2018048796A (ja) | 2018-03-29 |
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