JP6768375B2 - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像ブレ補正を行うレンズ装置に関する。
従来から、像ブレ補正(防振制御)の際に発生する収差を低減するため、光学系の一部を構成する補正レンズ群を光軸と垂直な方向にシフトさせるとともに光軸上の一点を回転中心として微小な角度で回転させるズームレンズが知られている。しかし、光学系を構成する複数のレンズ群は、ズーミングやフォーカシングにより移動する。このため、補正レンズ群の回転中心位置(曲率半径)が一定の場合、補正レンズ群を回転移動させた際の光学性能が低下する可能性がある。
特許文献1には、像ブレ補正用の光学素子(補正レンズ群)が移動する面の曲率半径を可変設定することにより、補正レンズ群を回転移動させた際の光学性能を向上させた像ブレ補正装置が開示されている。
特開2014−174270号公報
しかしながら、特許文献1には、像ブレ補正の際の光学性能を向上させるための具体的な条件について記載されていない。このため、特許文献1の像ブレ補正装置では、良好な光学性能を維持しながら像ブレ補正を行うことが困難である。
そこで本発明は、良好な光学性能を維持しながら像ブレ補正を行うことが可能なレンズ装置および撮像装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ装置は、像ブレ補正に際して移動する補正群を含む撮影光学系と、物体距離に応じて可変である回転中心位置を基準として前記補正群を回転駆動する駆動手段とを有するレンズ装置であって、所定の条件式を満たす。
本発明の他の側面としての撮像装置は、前記レンズ装置と、前記レンズ装置を介して形成された光学像を光電変換する撮像素子とを有する
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、良好な光学性能を維持しながら像ブレ補正を行うことが可能なレンズ装置および撮像装置を提供することができる。
本実施形態における撮像装置のブロック図である。 本実施形態における防振制御の全体動作を示すフローチャートである。 本実施形態における他の防振制御の全体的な動作を示すフローチャートである。 実施例1のズ−ムレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。 実施例2のズ−ムレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。 実施例3のズ−ムレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。 実施例4のズ−ムレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。 実施例5のズ−ムレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。 実施例6のズ−ムレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。 実施例1のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。 実施例2のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。 実施例3のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。 実施例4のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。 実施例5のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。 実施例6のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。 実施例1のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。 実施例2のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。 実施例3のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。 実施例4のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。 実施例5のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。 実施例6のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。 実施例1のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例2のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例3のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例4のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例5のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例6のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例1のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例2のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例3のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例4のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例5のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 実施例6のズームレンズに関し、広角端、中間ズーム位置、望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。 本実施形態において、回転中心位置を変更する防振機構の説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態における撮像装置について説明する。図1は、本実施形態における撮像装置100のブロック図である。レンズ鏡筒101(レンズ装置)は、その内部にレンズ群(ズーム群102、像ブレ補正群103、フォーカス群104、絞り/シャッタ105を含む撮像光学系)を保持している。
ズーム群102は、光軸方向に移動することにより焦点距離を調節し、光学的に画角(ズーム位置)を変更する(ズーミングを行う)。本実施形態において、ズーム群102は、最も物体側に配置された第1レンズ群B1と、第1レンズ群B1に隣接して配置された第2レンズ群B2とを含む複数のレンズ群(ズームレンズ群)を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。像ブレ補正群103は、手振れに起因する像ブレを補正する補正群(補正レンズ群)である。具体的には、像ブレ補正群103は、像ブレ補正に際して光軸方向とは異なる方向に移動する(回転中心位置を中心とした曲率半径で回転移動する)。フォーカス群104は、焦点調節に際して光軸方向に移動する。絞り/シャッタ105は、露出制御(光量調整)に用いられる。なお本実施形態において、レンズ鏡筒101は、撮像素子106を備えた撮像装置本体に着脱可能に構成されている。ただし本実施形態は、これに限定されるものではなく、レンズ鏡筒101と撮像装置本体とが一体的に構成された撮像装置にも適用可能である。
レンズ鏡筒101を通過した光は、CCD(電荷結合素子)センサやCMOS(相補型金属酸化膜半導体)センサなどを用いた撮像素子106により受光され、光電変換されて撮像信号(画像信号)が生成される。すなわち撮像素子106は、レンズ鏡筒101(撮像光学系)を介して形成された光学像(被写体像)を光電変換して撮像信号を出力する。撮像信号は、画像処理回路144に入力され、画素補間処理や色変換処理等が施された後、画像データとしてメモリ145に送られる。メモリ145は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static RandomAccess Memory)などの記憶手段である。
表示部146は、TFT型LCD(薄膜トランジスタ駆動型液晶表示器)などで構成され、撮影した画像データとともに、撮影情報などの特定の情報を表示する。このようなライブビューなどの情報表示により、撮影者が画角合わせを行うための電子ビューファインダ(EVF)機能が実現される。絞り/シャッタ駆動部115は、画像処理回路144の画像処理により得られた輝度情報に基づいて、露出制御値(絞り値およびシャッタ速度)を演算する。そして絞り/シャッタ駆動部115は、その演算結果(露出制御値)に基づいて絞り/シャッタ105を駆動することにより、AE(自動露出)制御を行う。
システム制御部120は、CPU(中央演算処理装置)などの制御手段であり、撮影者の操作に応じて各部に制御命令を送ることにより撮像装置100の全体を制御する。システム制御部120は、撮像装置100に内蔵されている不揮発性メモリ147に記憶されている各種の制御プログラム(撮像素子106の制御やAE/AF制御、ズーム制御(オートFAズーム処理などを行うためのプログラム)を実行する。
手振れ検出部136は、ジャイロセンサや角速度センサなどの振れ検出手段であり、振れ情報(検出信号)を出力する。係数演算部137は、手振れ検出部136からの振れ情報に基づいて、撮像装置100に加わる振れ量を、像ブレ補正係数に換算する(像ブレ補正係数を演算する)。位置演算部134は、ズーム位置情報取得部122およびフォーカス位置情報取得部124からの情報に基づいて、像ブレ補正群103の回転中心位置を演算する。回転中心位置は、物体距離およびズーム位置に応じて決定される。補正群駆動部113(駆動手段)は、物体距離に応じて可変である回転中心位置を基準として像ブレ補正群103を回転駆動する。位置変更部135(変更手段)は、補正群駆動部113を介して、位置演算部134による演算結果(回転中心位置に関する情報)に基づいて、像ブレ補正群103の回転中心位置を変更する。回転機構部133は、手振れを打ち消すように光軸上または光軸近傍の1点を中心として、像ブレ補正の際に回転移動することが可能な機構を有する。像ブレ補正制御部123は、補正群駆動部113、位置変更部135、および、回転機構部133を用いて、像ブレ補正群103を駆動制御する。
フォーカス群駆動部114は、フォーカス群104を駆動する。例えばコントラスト検出方式のオートフォーカス制御において、フォーカス群駆動部114は、画像処理回路144から得られた撮像光学系の焦点調節情報(コントラスト評価値)に基づいて、被写体にピントが合うようにフォーカス群104を駆動する。なお本実施形態において、焦点調節制御の方式は限定されるものではなく、位相差検出方式や、コントラスト検出方式と他の方式とを組み合わせた方式などのフォーカス制御を用いてもよい。ズーム群駆動部112は、ズーム操作指示に従ってズーム群102を駆動する。
操作部150は、撮影者が撮像装置100にズーミングを指示するためのズーム操作部材としてのズームレバーまたはズームボタンなどを含む。システム制御部120は、ズーム指示操作に用いるズーム操作部材の操作量および操作方向に基づいて、ズーム駆動速度および駆動方向を演算する。そしてズーム群102は、システム制御部120の演算結果に従って、光軸に沿って移動する。
撮影動作により生成された画像データは、I/F部148(インターフェース部)を介して記録部149に送られて記録される。画像データは、撮像装置100に装着して使用されるメモリカードなどの外部記録媒体や、撮像装置100に内蔵されている不揮発性メモリ147、または、それらの両方に記録される。
操作部150は、前述のズーム操作部材に加えて、撮影開始を指示するレリーズスイッチ、オートFAズーム機能の開始や終了を指示するオートFAズーム操作スイッチなどを含む。操作部150からの操作信号はシステム制御部120に送られる。撮像装置100に内蔵されている不揮発性メモリ147は、プログラムデータや画像データに加えて、撮像装置100の設定情報や、オートFAズーム機能における被写体の基準情報(位置やサイズ情報など)を記憶する。なお、被写体の基準情報は、被写体の大きさを維持するための制御に使用されるパラメータである。
なお、システム制御部120の各部、補正群駆動部113、および、位置変更部135は、それぞれ、レンズ装置または撮像装置本体のいずれに設けてもよい。すなわち、システム制御部120の各部、補正群駆動部113、および、位置変更部135の少なくとも一部は、レンズ装置または撮像装置本体の少なくとも一方に設けることができる。
次に、図2を参照して、本実施形態における防振制御の全体動作について説明する。図2は、本実施形態における防振制御の全体動作を示すフローチャートであり、フォーカス位置に応じて像ブレ補正群103の回転中心位置を変更する方法を示している。図2の各ステップは、撮像装置100の主電源がオンすることにより開始し、一定のサンプリング周期で実行される。また図2の各ステップは、システム制御部120の指令に基づいて各部により実行される。
まずステップS101において、システム制御部120は、操作部150の防振SW(防振スイッチ)がONか否かを判定する。防振SWがONの場合、ステップS102へ進む。一方、防振SWがOFFの場合、ステップS111へ進み、像ブレ補正群103の駆動を停止し、本フロー(振れ補正ルーチン)を終了し、次回まで待つ。
ステップS102において、システム制御部120(係数演算部137)は、加速度計や角速度計などの手振れ検出部136からの出力信号を取り込む。続いてステップS103において、システム制御部120は、像ブレ補正(振れ補正)が可能な状態であるか否かを判定する。像ブレ補正が可能な状態である場合、ステップS104へ進む。一方、像ブレ補正が可能な状態ではない場合、ステップS111へ進む。なお、ステップS103では、電源の供給開始から加速度計や角速度計などの手振れ検出部136からの出力信号が安定した状態であるか否かを判定する。システム制御部120は、この出力信号が安定するまでは、像ブレ補正が可能な状態ではないと判定し、この出力信号が安定した後は、像ブレ補正が可能な状態であると判定する。これにより、電源の供給開始直後の出力値が不安定な状態での防振性能の劣化を回避することができる。
続いてステップS104において、システム制御部120は、フォーカス位置情報があるか否かを判定する。フォーカス位置情報がある場合、ステップS105へ進む。一方、フォーカス位置情報がない場合、ステップS111へ進む。ステップS105において、システム制御部120(フォーカス位置情報取得部124)は、フォーカス位置情報を取得する。続いてステップS106において、フォーカス群104が光軸に沿って移動する。続いてステップS107において、システム制御部120(位置演算部134)は、ステップS105にて取得されたフォーカス位置情報に基づいて、像ブレ補正群103の回転中心位置(回動中心位置)を演算する。続いてステップS108において、位置変更部135は、システム制御部120により演算された回転中心位置に関する情報に基づいて、像ブレ補正群103の回転中心位置を変更する。
続いてステップS109において、システム制御部120(係数演算部137)は、演算された合焦範囲に応じて角度振れ補正係数と平行振れ補正係数などの像ブレ補正係数を演算する。続いてステップS110において、補正群駆動部113は、ステップS109にて演算された像ブレ補正係数に基づいて、ステップS108にて決定された回転中心位置を中心として、像ブレ補正群103を回転(回動)させる。
このように本実施形態の撮像装置100は、フォーカス位置に応じて像ブレ補正群103の回転中心位置を変更する。そして、動画や静止画撮影時に主被写体の合焦範囲に応じて演算された像ブレ補正係数に最適な回転中心位置を演算して補正することにより、防振時の光学性能を良好に補正することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態の他の防振制御の全体動作について説明する。図3は、防振制御の全体動作を示すフローチャートであり、フォーカス位置およびズーム位置に応じて像ブレ補正群103の回転中心位置を変更する方法を示している。図3の各ステップは、撮像装置100の主電源がオンすることにより開始し、一定のサンプリング周期で実行される。また図3の各ステップは、システム制御部120の指令に基づいて各部により実行される。図3のステップS201〜S203、S206、S207、S210〜S213は、図2のステップS101〜S105、S108〜S111とそれぞれ同一であるため、それらの説明を省略する。
ステップS204において、システム制御部120は、ズーム位置情報があるか否かを判定する。ズーム位置情報がある場合、ステップS205へ進む。一方、ズーム位置情報がない場合、ステップS213へ進む。ステップS205において、システム制御部120(ズーム位置情報取得部122)は、ズーム位置情報を取得する。
ステップS208において、ズーム群102およびフォーカス群104が光軸に沿って移動する。続いてステップS209において、システム制御部120(位置演算部134)は、ステップS205、S207にてそれぞれ取得されたズーム位置情報とフォーカス位置情報とに基づいて、像ブレ補正群103の回転中心位置(回動中心位置)を演算する。
このように本実施形態の撮像装置100は、ズーム位置およびフォーカス位置に応じて像ブレ補正群103の回転中心位置を変更する。そして、動画や静止画撮影時に主被写体の合焦範囲に応じて演算された像ブレ補正係数に最適な回転中心位置を演算して補正することにより、防振時の光学性能を良好に補正することができる。なお本実施形態では、合焦範囲の割合に基づいて像ブレ補正係数を設定するが、合焦範囲の割合に対して連続した値としてもよい。
次に、本実施形態の撮影レンズの光学的特徴について説明する。一般に、光学系の一部を構成するレンズ群を平行偏心させて像ブレを補正しようとすると、偏心収差の発生により結像性能が低下する。そこで、次に任意の屈折力配置において可動レンズ群を光軸と直交する方向に移動させて像ブレを補正するときの偏心収差の発生について収差論的な立場より、第23回応用物理学講演会(1962年)に松居より示された方法に基づいて説明する。
変倍光学系の一部のレンズ群PをEだけ平行偏心させたときの全系の収差量ΔY1は、以下の式(a)のように偏心前の収差量ΔYと偏心によって発生した偏心収差量ΔY(E)との和になる。ここで収差量ΔYは、以下の式(b)のように、球面収差(I)、コマ収差(II)、非点収差 (III)、ペッツバール和(P)、および、歪曲収差(Y)により表される。偏心収差ΔY(E)は、以下の式(c)のように1次の偏心コマ収差(IIE)、1次の偏心非点収差(IIIE)、1次の偏心像面弯曲(PE)、1次の偏心歪曲収差(VE1)、1次の偏心歪曲附加収差(VE2)、および1次の原点移動(ΔE)で表される。1次の原点移動(ΔE)、1次の偏心コマ収差(IIE)、1次の偏心非点収差(IIIE)、1次の偏心像面弯曲(PE)、1次の偏心歪曲収差(VE1)、1次の偏心歪曲附加収差(VE2)は、それぞれ、以下の式(d)〜(i)のように表される。式(d)より、式(i)の(ΔE)〜(VE2)の収差は、レンズ群Pを平行偏心させる変倍光学系においてレンズ群Pへの光線の入射角をαP、αaPとするとき、レンズ群Pの収差係数IP、IIP、IIIP、PP、VPを用いて表される。同様に、レンズ群Pより像面側に配置されたレンズ群を全体として1つの第qレンズ群とするときの収差係数は、Iq、IIq、IIIq、Pq、Vqを用いて表される。
以上の式より、偏心収差の発生を小さくするには、レンズ群Pの諸収差係数IP、IIP、IIIP、PP、VPを小さな値とするか、または、式(a)〜(i)に示されるように諸収差係数を互いに打ち消し合うようにバランス良く設定することが必要となる。
次に、本実施形態の防振機能を有する変倍光学系の光学的作用を撮影光学系の一部のレンズ群を光軸と直交する方向に偏心駆動させて撮影画像の変位を補正する防振光学系を想定したモデルについて説明する。
まず、十分に少ない偏心駆動量で十分に大きい変位補正を実現するには、上記の1次の原点移動(ΔE)を十分に大きくする必要がある。このことを踏まえた上で、1次の偏心像面湾曲(PE)を補正する条件を考える。撮影光学系を物体側から順に第o群、第p群、第q群の3つのレンズ群で構成し、このうち第p群を光軸と直交する方向に平行移動させて像ブレを補正する。ここで、第o群、第p群、第q群の屈折力をそれぞれφo、φp、φqとし、各レンズ群への近軸軸上光線と軸外光線の入射角をα,αa、近軸軸上光線と軸外光線の入射高をh,haおよび収差係数にも同様のsuffixを付して表記する。また、各レンズ群はそれぞれ少ないレンズ枚数で構成されるものとし、各収差係数はそれぞれ補正不足の傾向を示すものとする。
このような前提のもとに各レンズ群のペッツバール和に着目すると、各レンズ群のペッツバール和Po、Pp、Pqは各レンズ群の屈折力φo、φp、φqに比例し、Po=Cφo、Pp=Cφp、Pq=Cφq(C:定数)なる関係を実質的に満足する。従って、第p群を平行偏心させたときに発生する1次の偏心像面湾曲(PE)は、上式と代入して次のように整理することができる。
Po:o群のペッツバール和
Pp:p群のペッツバール和
Pq:q群のペッツバール和
hp:近軸軸上光線の入射高
αp:p群への近軸軸上光線の入射角
φo:o群の屈折力
φp:p群の屈折力
φq:q群の屈折力
αpinf:物体距離無限遠でのp群への近軸軸上光線
αpn:物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)でのp群への近軸軸上光線
PE=Cφp(hp・φq−αp)
従って、偏心像面湾曲(PE)を補正するには、φp=0またはφq =αp/hpとなることが必要である。ところが、φp=0とすると、1次の原点移動(ΔE)が0となって変位補正ができなくなるため、φq=αp/hpを満足する解を求めなければならない。すなわち、hp>0であるため、少なくともαpとφqを同符号とすることが必要となる。
次に、p群への近軸軸上光線の入射角がαpが、αp<0またはαp>0の場合のそれぞれの場合について検討する。
(1)αp <0の場合
偏心像面湾曲(PE)の補正のため、φq<0(必然的にφo<0、更に必然的にφp>0)となる。以上より、1次の原点移動(ΔE)を十分に大きくしつつ、1次の偏心像面湾曲(PE)を補正することの可能となる光学系の屈折力配置は次の表1を満たすように設定されることが好ましい。
まず、各群の光線入射角が物体距離によって変化する。よって、以下の関係式(a−1)、(a−2)が考えられる。
|αpinf|>|αpn| … (a−1)
|αpinf|<|αpn| … (a−2)
次に、近軸軸上光線はφoが負群のため、P群への入射光束は必ず発散光束となる。また、物体距離無限遠時は略平行光に対し近接撮影時(第1のフォーカス状態)時は絶対値が大きくなる関係にあり、必ず以下の関係式(a−3)を満たす。
|αpinf|>|αpnear| … (a−3)
すなわち、上記関係式(a−1)は存在しないことを示している。従って、PEの条件式は、式(g)のように表される。ここで、物体距離に応じて変化しないパラメータを定数と定義すると、Φp、Pq、Ppは定数となる。hpは、変化するものの変化量が微小である。よって、物体距離が変化した時の変数はαpのみとなる。
従って、物体距離が無限遠時と物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)のPEの絶対値の関係は、以下の関係式(a−4)のようになる。
|PEinf|<|PEn| … (a−4)
数値実施例1の光学トレース結果からも、上記関係式(a−4)が成立することが解る。
αpinf:−0.0803
αpn :−0.1065
hpinf:2.8874
hpnear :2.8509
Φp:0.0810
Φq:0.0342
Pp:0.2067
Pq:0.1245
|PEinf|:0.0457
|PEn|:0.0508
∴|PEinf|<|PEn| … (a−4)
(2)αp>0の場合
偏心像面湾曲の補正のため、φq >0(必然的にφo>0)となる。更に、このときφp>0を満たすとすると、0<αp<α´p<1満たす。
また、1次の原点移動(ΔE)は、以下の式(a−5)ようになる。
(ΔE)=−2(αp´−αp)>−2 … (a−5)
すなわち、偏心敏感度(偏心レンズ群の単位変位量に対する撮影画像のブレの変位量との比)が1より小さくなる。また、前述のようにφp=0では偏心敏感度は0となる。従って、このような場合、φp<0としなければならない。φo、φp、φqは、以下の表2のような関係となる。
各群の光線入射角は、物体距離に応じて変化する。そして、以下の関係式(a−6)、(a−7)、(a−8)が考えられる。
|αpinf|>|αpn| … (a−6)
αpinf<αpnear … (a−7)
|αpinf|<|αpn| … (a−8)
次に、近軸軸上光線はΦoが負群のため、P群への入射光束は必ず発散光束となる。また、物体距離無限遠時は略平行光に対し物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)時は絶対値が大きくなる関係にあり、必ず関係式(a−6)を満たす。
すなわち、関係式(a−8)は存在しないことを示している。よって、PEの条件式は、式(g)のように表される。ここで、物体距離で変化しないパラメータを定数と定義すると、φp、Pq、Ppは定数、また、hpは変化するものの変化量が微小である。よって、物体距離が変化した時の変数はαpのみとなる。従って、物体距離が無限遠時と物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)時のPEの絶対値の大小関係は、以下の通りとなる。
|PEinf|<|PEnear| … (a−9)
数値実施例2の光学トレース結果からも、上記大小関係が成立することが解る。
αpinf:0.0242
αpnear:−0.0352
hpinf :0.9104
hpnear :0.6451
Φp :−0.1769
Φq :0.0746
Pp :−0.4485
Pq :0.3700
|PEinf| :0.0487
|PEn| :0.0580
∴|PEinf|<|PEnear| … (a−9)
以上より、1次の原点移動(ΔE)を十分に大きくしつつ、1次の偏心像面湾曲(PE)を補正することが可能となる光学系の屈折力配置は以下の表3のように設定することが適する。
次に、撮影レンズにこれらの屈折力配置を適用する。撮影レンズを想定するのは、画像のブレが画質を低下させやすい焦点距離領域を対象とし、防振機能がより効果的となる状況を想定したためである。また、撮影レンズとして、変倍に係わるレンズ群の屈折力配置が物体側から順に正、負、正、正という構成の4群ズームレンズがある。4群ズームレンズでは、広角端から望遠端への変倍に際して主として変倍に寄与させるため、第1群、第2群、または、第1群と第2群との両方を光軸上で移動させると共に、主として像面位置を一定に保つため第3群を光軸上で移動させる構成が広く知られている。
このような構成の撮影レンズは、レンズ全長がやや長くなるものの、全ズーム域において諸収差を良好に補正することが比較的容易であり、第4群をズーミングに際して固定とする。このため、ズーミングのための機構を第1、第2、第3群の周囲に配置するのみで十分であって、振動補償のために必要となる機構部品、例えば振動検知センサや電源などを主として第4群の周囲に配置することにより、レンズ外径の大型化を防ぐことができる。
次に、このような撮影レンズの一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に移動させて振動補償を行う方法について説明する。振動補償に適するレンズ群は装置の大型化を防ぐとともに振動補償を行った際の画質の劣化を防ぐために、外径の小さいレンズ群で前述の偏心敏感度が十分に大きく、かつ偏心収差の発生の少ないレンズ群である必要がある。これらの点に着目し、撮影レンズの各レンズ群またはその一部を振動補償のために用いることについて考察する。
(1−1)第2群またはその一部を用いる場合
第1群は、比較的強い正の屈折力、第2群は強い負の屈折力を持ち、第3、第4群の合成屈折力は正となる。従ってこの場合、偏心像面湾曲(PE)の補正条件は満足する。また、第2群は比較的レンズ外径が小さく、装置の小型化には適している。偏心敏感度についても、屈折力の強いレンズ群であるため大きくし易いというメリットもある。以上より、第2群は振動補償用のレンズ群として適している。本実施形態は、このように第2群を振動補償用のレンズ群として光軸と垂直な方向に移動させている。
(1−2)第3群またはその一部を用いる場合
第1群の屈折力、または、第1群と第2群との合成屈折力は、広角端では強い負となり、望遠端でも弱い負となる傾向を持っている。また、第3群は正の屈折力、第4群は比較的弱い正の屈折力を持っているため、このままでは偏心像面湾曲(PE)の補正条件は満足しない。そこで、第4群が比較的弱い正の屈折力を持ったレンズ群であることに着目し、このレンズ群のペッツバール和を負の値とすることにより、この問題を解決することも考えられる。しかし、ズーミングによる諸収差の変動を補正するため第3群の屈折力を強くすることはできない。このため、第2群を振動補償用のレンズ群として用いる場合と比べて、偏心敏感度を大きくすることができない。また、第3群を物体側から順に正レンズ群及び負レンズ群の2つのレンズ群に分割して、そのいずれかのレンズ群を振動補償に用いることにより偏心敏感度を大きくすることも考えられる。以上より、第3群は振動補償用のレンズ群として適している。本実施形態は、このように第3群を振動補償用のレンズ群として光軸と垂直な方向に移動させている。
(2)撮影レンズの一部のレンズ群を光軸上の一点を回転中心として回転させて振動補償を行う方法を用いる場合
撮影レンズの一部のレンズ群を光軸上の一点を回転中心として回転させて振動補償を行う防振光学系では、傾きの中心という自由度が一つ増えている。このため、傾きの中心を適当に与えることにより、諸収差のコントロールを行うことが可能となる。したがって、撮影レンズの一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に移動させて振動補償を行うことで発生する諸収差をキャンセルさせる方向に傾きの中心位置を設定することにより、防振時の光学性能を良好に補正することができる。
(3)撮影レンズの一部のレンズ群を光軸上の一点を回転中心として回転中心を可変とする振動補償を行う方法を用いる場合
前述の(2)にて撮影レンズの一部のレンズ群を光軸上の一点を回転中心として回転させて振動補償を行う防振光学系では、光軸と垂直な方向に移動させて振動補償を行うことで発生する諸収差をキャンセルさせる方向に傾きの中心位置を設定する。これにより、防振時の光学性能を良好に補正することができる。
また、前記物体距離が無限遠時と物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)時のPEの絶対値の関係は、関係式(a−9)を満たす。これは、撮影レンズの一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に移動させて振動補償を行うことで発生する諸収差量は物体距離が無限遠時に対し近接撮影時には増大することを示している。よって、撮影レンズの一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に移動させて振動補償を行うことで発生する諸収差をキャンセルさせる方向に傾きの中心位置を設定するには、無限遠時に対して近接撮影時の回転中心位置を短く設定する必要がある。これにより、防振時の光学性能を良好に補正することができる。
次に、本実施形態のレンズ装置(または撮像装置100)に関し、光学性能を維持しながら防振するために満たすことが好ましい条件式(1)〜(7)について説明する。
本実施形態のレンズ装置は、以下の条件式(1)を満たす。
|Rinf|/D−|Rn|/D>0.001 … (1)
条件式(1)において、Rinfは、無限遠に合焦しているときにおける、像ブレ補正群103の中で最も物体側のレンズ面と光軸との交点から回転中心位置までの光軸方向の距離である。Rnは、至近距離に合焦しているとき(近接撮影時、第1のフォーカス状態)における、像ブレ補正群103の中で最も物体側のレンズ面と光軸との交点から回転中心位置までの光軸方向の距離である。Dは、像ブレ補正群103の光軸上の厚みである。条件式(1)は、無限遠および至近距離のそれぞれに合焦しているときにおける、レンズ群の中で最も物体側のレンズ面との交点から回転中心位置までの光軸方向の距離の差を規定している。条件式(1)の下限値を超えると、近接撮影時の回転中心位置が大きくなり過ぎ、近接撮影時の偏芯像面湾曲が大きくなりすぎることため、好ましくない。
好ましくは、条件式(1)の数値範囲は、以下の条件式(1a)のように設定される。
3.76<|Rinf|/D−|Rn|/D<125.83 … (1a)
より好ましくは、条件式(1)の数値範囲は、以下の条件式(1b)のように設定される。
7.52<|Rinf|/D−|Rn|/D<62.92 … (1b)
好ましくは、レンズ装置は、以下の条件式(2)を満たす。
0.01<|f1|/fw<40.00 … (2)
条件式(2)において、f1はズーム群102の第1レンズ群の焦点距離、fwは広角端におけるレンズ装置(レンズ全系)の焦点距離である。条件式(2)は、第1レンズ群の焦点距離と広角端のレンズ装置の焦点距離の比を適切に設定するための条件式である。条件式(2)の上限を超えると、第1レンズ群の焦点距離が短くなり過ぎ、ズーム全域の像面湾曲を抑制することが困難となる。一方、条件式(2)の下限値を超えると、第1レンズ群の焦点距離が長くなり過ぎ、所望のズーム比を得るには第1レンズ群と第2レンズ群との間隔変化量が増大し過ぎてしまい、広角端におけるレンズ全長を抑制することが困難となる。
好ましくは、レンズ装置は、以下の条件式(3)を満たす。
0.01<β2t/β2w<100.00 … (3)
条件式(3)において、β2t、β2wは、ズーム群102の第2レンズ群の望遠端および広角端のそれぞれにおける横倍率である。条件式(3)は、第2レンズ群の変倍分担に関する条件式あり、光学全長と変倍時の収差変動に関する条件式である。条件式(3)の下限値を下回ると、第2レンズ群の変倍分担が小さくなり、高倍率化に対して不利となる。また、変倍比を稼ぐために後続群の移動量が増え、光学全長の大型化を招くため、好ましくない。一方、条件式(3)の上限値を上回ると、第2レンズ群の変倍分担が増えるため高倍率化に対して有利であるが、変倍時の像面湾曲やコマ収差などの諸収差の変動を補正する上で困難となる。
好ましくは、レンズ装置は、以下の条件式(5)を満たす。
0.10<|fis|/fw<20.00 … (5)
条件式(5)において、fisは像ブレ補正群103の焦点距離である。条件式(5)は、像ブレ補正群103の焦点距離と広角端のレンズ装置の焦点距離との比を適切に設定している条件式である。条件式(5)の上限値を超えると、像ブレ補正群の焦点距離が大きくなり過ぎて防振時の移動量が増大するため、レンズ全長を抑制することが困難となる。一方、条件式(5)の下限値を超えると、像ブレ補正群103の焦点距離が小さくなり過ぎ、防振時の偏芯収差を抑制することが困難となる。
好ましくは、レンズ装置は、以下の条件式(6)を満たす。
0.01<|M2|/fw<100.00 … (6)
条件式(6)において、M2は、広角端から望遠端における第2レンズ群の像面に対する移動量(相対移動量)である。条件式(6)は、広角端から望遠端における第2レンズ群の移動量と広角端のレンズ装置の焦点距離との比を適切に設定している条件式である。条件式(6)の上限値を超えると、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第3レンズ群と第2レンズ群の間隔変化量が減少し過ぎる。このため、高倍化を達成するには、第2レンズ群の屈折力を強くする必要があるため、広角端における非点収差の補正が困難になる。一方、条件式(6)の下限値を超えると、第3レンズ群と第2レンズ群との間隔変化量が増大し過ぎ、広角端で第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が広がることため、前玉径を抑制しつつ高倍化することが困難となる。
好ましくは、レンズ装置は、以下の条件式(7)を満たす。
0.01<|M1|/|M2|<200.00 … (7)
条件式(7)において、M1は、広角端から望遠端における第1レンズ群の像面に対する移動量(相対移動量)である。条件式(7)は、広角端から望遠端における第1レンズ群と第2レンズ群との移動量の比を適切に設定している条件式である。条件式(7)の上限値を超えると、第1レンズ群の屈折力が小さくなり過ぎるため、望遠端全長を抑制しつつ高倍化することが困難となる。または、この場合、第2レンズ群の屈折力が大きくなり過ぎるため、ズーム全域における倍率色収差、像面湾曲、コマ収差を抑制することが困難となる。一方、条件式(7)の下限値を超えると、第1レンズ群の屈折力が大きくなり過ぎるため、望遠端における軸上色収差、球面収差、および、倍率色収差の補正が困難となる。または、この場合、第2レンズ群の屈折力が小さくなり過ぎるため、前玉径を抑制しつつ高ズーム比化することが困難となる。
より好ましくは、条件式(2)〜(7)の数値範囲はそれぞれ、以下の条件式(2a)〜(7a)のように設定される。
1.02<|f1|/fw<31.33 … (2a)
0.85<β2t/β2w<28.32 … (3a)
.58<|fis|/fw<7.85 … (5a)
0.34<|M2|/fw<9.16 … (6a)
0.09<|M1|/|M2|<7.98 … (7a)
更に好ましくは、条件式(2)〜(7)の数値範囲はそれぞれ、以下の条件式(2b)〜(7b)のように設定される。
2.04<|f1|/fw<15.67 … (2b)
1.70<β2t/β2w<14.16 … (3b)
.16<|fis|/fw<3.93 … (5b)
0.68<|M2|/fw<4.58 … (6b)
0.18<|M1|/|M2|<3.97 … (7b)
また本実施形態において、諸収差のうち歪曲収差および倍率色収差の補正を電気的な画像処理によって補正してもよい。また、開口絞り径または距離マップ情報に基づいて回転中心位置を求めてもよい。
次に、図4乃至図9を参照して、本発明の実施例1乃至6におけるレンズ装置(ズームレンズ)について説明する。実施例1乃至6のズームレンズに関する具体的数値はそれぞれ、後述の数値実施例1乃至6に示される。図4乃至図9はそれぞれ、実施例1乃至6のズームレンズに関し、無限遠および至近のフォーカス状態のレンズ断面図である。
図4(実施例1)および図8(実施例5)において、B1は負の屈折力を有する第1レンズ群、B2は正の屈折力を有する第2レンズ群、B3は正の屈折力を有する第3レンズ群である。SPは開口絞り、GBはガラスブロック、IPは像面である。図5(実施例2)および図7(実施例4)において、B1は正の屈折力を有する第1レンズ群、B2は負の屈折力を有する第2レンズ群、B3は正の屈折力を有する第3レンズ群である。また、B4は負の屈折力を有する第4レンズ群、B5は正の屈折力を有する第5レンズ群である。図6(実施例3)および図9(実施例6)において、B1は正の屈折力を有する第1レンズ群、B2は負の屈折力を有する第2レンズ群、B3は正の屈折力を有する第3レンズ群である。また、B4は正の屈折力を有する第4レンズ群、B5は負の屈折力を有する第5レンズ群である。
実施例1、5において、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図4および図8中の矢印のように、第1レンズ群B1を物体側に移動し、かつ第2レンズ群B2を移動することにより変倍を行う。また、第3レンズ群B3を物体側に移動することにより変倍に伴う像面変動を補正する。実施例2において、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図5中の矢印のように、第1レンズ群B1乃至第4レンズ群B4が移動することにより変倍を行う。また、第4レンズ群B4を像側に移動することにより変倍に伴う像面変動を補正する。実施例4において、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図7中の矢印のように、第1レンズ群B1乃至第5レンズ群B5が移動することにより変倍を行う。また、第5レンズ群B5を物体側に移動することにより変倍に伴う像面変動を補正する。実施例6において、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図9中の矢印のように、第1レンズ群B1乃至第5レンズ群B5が移動することにより変倍を行う。また、第5レンズ群B5を像側に移動することにより変倍に伴う像面変動を補正する。像面IPは、ビデオカメラやデジタルカメラなどの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当し、銀塩フィルム用カメラの撮像光学系として使用する際にはフィルム面に相当する。
図10乃至図15はそれぞれ、実施例1乃至6のズームレンズに関し、(A)広角端、(B)中間ズーム位置、(C)望遠端における無限遠のフォーカス状態の横収差図である。図16乃至図21はそれぞれ、実施例1乃至6のズームレンズに関し、(A)広角端、(B)中間ズーム位置、(C)望遠端における至近のフォーカス状態の横収差図である。図22乃至図27はそれぞれ、実施例1乃至6のズームレンズに関し、(A)広角端、(B)中間ズーム位置、(C)望遠端における無限遠のフォーカス状態の防振時の横収差図である。図28乃至図33はそれぞれ、実施例1のズームレンズに関し、(A)広角端、(B)中間ズーム位置、(C)望遠端における至近のフォーカス状態の防振時の横収差図である。各横収差図は、Y軸方向(光軸(X軸)と直交する方向)における像高の収差を示し、上から順に+7割、軸上、−7割の像高における収差図である。また各横収差図はメリディオナル像面を示し、破線はg線、実線はd線をそれぞれ表す。
次に、図34を参照して、本実施形態におけるフォーカス位置およびズーム位置に基づいて回転中心位置を変更する防振機構(像ブレ補正群103および回転機構部133)について説明する。図34は、フォーカス位置およびズーム位置に基づいて回転中心位置を変更する防振機構の説明図である。図34(a)、(b)はそれぞれ、無限遠時および近接撮影時(至近時)のフォーカス位置における状態を示している。
この機構は、レンズホルダLH(保持部材)とレンズホルダLHに隣接する固定部材LBとの間に数点の球体SBを挟んで構成されている。固定部材LBに対して球体SBの転がりによりレンズホルダLHを可動することができる。この際、球体SBに対する固定部材LBの受け面を球面形状とすることにより、像ブレ補正群IS(像ブレ補正群103に対応する)を回転(回動)させることができる。なお、回転中心位置Lapi、Lapn(回動中心)は、それぞれ、無限遠時および近接撮影時における受け面の球面中心である。ズーミングに際しては、レンズホルダLH、球体SB、および、固定部材LBが一体的に光軸Laの方向に移動すればよい。ただしこの場合、レンズホルダLHから回転中心位置Lapまでの距離は変倍によらず固定である。
図34(b)のように、近接撮影時のフォーカス位置を変更する場合、像ブレ補正群ISの回動中心を適切に設定するには、像ブレ補正群ISの傾き量に関し、フォーカス位置ごとに偏芯収差をキャンセルできる回転中心位置を設定する必要がある。このため、像ブレ補正時のズーム位置およびフォーカス位置の偏芯収差の発生を抑制することが可能となり、像ブレ補正時に良好な光学性能が得られる。
なお、各実施例による補正群の動き方としては、必ずしも球面形状に沿った回動に限定するものではない。フォーカス位置情報およびズーム位置情報に基づいて回転中心位置を変更可能にすることができるように、球面形状から微小にずれた非球面形状、例えば放物面形状や楕円面形状としてもよい。一般に、光学系の一部のレンズ群を所定の回転中心を中心として回転させた場合の偏心収差の発生についても、収差論的な立場より、前述の平行偏心の場合と同様に示されている。本実施形態は、偏心収差が回転によっても発生するという点に着目し、平行偏心させたレンズ群を微少回転させることにより残存する偏心収差を良好に補正する。
本実施形態は、平行偏心させたレンズ群の微少回転の回転量を変倍光学系の変倍状態と平行偏心の移動量に基づいて決定するように構成し、それぞれの状態に応じて偏心収差の発生を十分に小さく補正する。数値実施例1乃至6では、撮影レンズへの適用例を示したが、それは前述のように振動補償効果が最も顕著となる場合を想定して具現化したためである。このため、本実施形態の技術思想は、この他の構成の変倍光学系、すなわち、例えば標準ズームレンズや多群高変倍比のズームレンズなどにも良好に適用することが可能である。
好ましくは、本実施形態の微少回転の回転量は、変倍光学系の変倍状態と平行偏心の駆動量に応じて決定するように構成される。従って、制御装置の簡略化を目的として例えば中間焦点距離領域の場合にのみ所定量だけ回転させるように構成し、望遠端および広角端とその近傍領域では平行偏心駆動のみとすると共にこの際に最適となる光学設計を行うという手法も可能である。
次に、実施例1乃至6のそれぞれに対応する数値実施例1乃至6を示す。数値実施例において、Riは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈折率とアッベ数である。光軸はX軸に平行であり、物体側から像面側へ向かう光の進行方向をプラス方向とする。
表1は、実施例1および実施例2のそれぞれの条件式(1)の数値を示す。表2は、実施例3および実施例4のそれぞれの条件式(1)の数値を示す。表3は、実施例5および実施例6のそれぞれの条件式(1)の数値を示す。表4は、実施例1乃至6のそれぞれに関し、条件式(2)乃至(7)の数値を示す。

(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1* -61.013 0.80 1.82899 39.4
2* 7.281 2.70
3 13.057 1.60 1.95906 17.5
4 26.234 (可変)
5 ∞ 0.00
6(絞り) ∞ (可変)
7* 6.743 2.73 1.76145 48.1
8* 26.810 0.20
9 7.604 1.51 1.48786 70.2
10 15.201 0.50 1.85378 24.3
11 4.242 1.00
12* 7.645 1.85 1.69922 50.3
13 59.503 1.48
14 ∞ (可変)
15 22.031 1.95 1.49727 69.1
16 -42.644 (可変)
17 ∞ 1.02 1.51633 64.1
18 ∞ 1.19
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.09191e-004 A 6= 4.80266e-006
A 8=-7.85071e-008 A10= 4.83401e-010

第2面
K =-1.16909e+000 A 4= 3.24927e-005 A 6= 3.28902e-006
A 8= 8.85143e-008 A10=-4.57017e-009 A12= 1.12740e-010
A14=-2.81746e-012 A16= 3.59134e-014

第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.44019e-004 A 6=-4.74977e-006
A 8=-5.07807e-008 A10= 2.68867e-009

第8面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.97280e-004 A 6= 1.13927e-006
A 8= 2.59464e-007 A10=-1.78554e-009

第12面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.87784e-005 A 6= 5.01732e-006
A 8= 2.33868e-006

各種データ
ズーム比 4.70
広角 中間 望遠
焦点距離 5.36 15.09 25.19
Fナンバー 1.86 3.65 5.62
画角 35.75 17.12 10.46
像高 3.86 4.65 4.65
レンズ全長 45.49 41.88 51.30
BF 4.85 6.24 5.26

d 4 19.22 1.73 1.63
d 6 1.05 2.77 -0.10
d14 3.71 14.48 27.85
d16 2.98 4.38 3.40

ズーム群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -12.64
2 7 12.46
3 15 29.51

ぶれ補正時の補正レンズ系データ
補正レンズ系 始面番号 7 終面番号 13
補正レンズ系焦点距離 fis +12.46mm
補正レンズ系厚み d 7.785mm

広角端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 173.28mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 17.53mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.050度 -0.497度
ぶれ補正角 2.0度 2.0度

中間のズーム位置
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 25.76mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 16.84mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.150度 -0.250度
ぶれ補正角 0.5度 0.5度

望遠端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 18.09mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 14.44mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.200度 -0.250度
ぶれ補正角 0.4度 0.4度

(数値実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 32.551 0.70 2.00069 25.5
2 23.359 2.93 1.49700 81.6
3 -180.163 0.05
4 25.014 1.88 1.59282 68.6
5 81.906 (可変)
6* 72.602 0.50 1.85135 40.1
7* 5.449 2.45
8 -11.520 0.35 1.71300 53.9
9 15.356 0.19
10 10.841 1.30 1.95906 17.5
11 66.873 (可変)
12(絞り) ∞ (可変)
13 ∞ -0.70
14* 5.026 2.40 1.49710 81.6
15* -15.968 0.91
16 12.630 0.40 1.90366 31.3
17 4.459 0.34
18 5.837 1.70 1.61772 49.8
19 36.226 (可変)
20* -45.487 0.60 1.53160 55.8
21* 12.014 (可変)
22* 9.110 3.00 1.53160 55.8
23* -65.131 (可変)
24 ∞ 0.80 1.51633 64.1
25 ∞ 1.34
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.58534e-004 A 6= 1.61865e-005
A 8=-2.35650e-007

第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.40804e-004 A 6= 8.63208e-006
A 8= 6.81229e-007

第14面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.90924e-004 A 6=-1.00349e-005

第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.12696e-004 A 6= 8.10606e-006

第20面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.29270e-003 A 6=-5.74540e-004
A 8= 2.56538e-005

第21面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.75539e-003 A 6=-5.71627e-004
A 8= 2.37947e-005

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.02588e-004 A 6=-1.59243e-006

第23面
K = 0.00000e+000 A 4=-9.71464e-004 A 6= 1.68731e-005

各種データ
ズーム比 23.40
広角 中間 望遠
焦点距離 4.60 9.64 107.76
Fナンバー 0.00 0.00 0.00
画角 0.00 0.00 0.00
像高 3.22 3.88 3.88
レンズ全長 51.40 51.77 67.31
BF 3.07 3.07 3.07

d 5 0.37 4.39 23.83
d11 14.74 9.92 0.49
d12 5.30 2.06 1.10
d19 3.61 7.72 7.87
d21 5.04 5.34 11.67
d23 1.20 1.20 1.20

ズーム群データ
群 始面 焦点距離
1 1 35.26
2 6 -5.37
3 13 10.07
4 20 -17.81
5 22 15.25

ぶれ補正時の補正レンズ系データ
補正レンズ系 始面番号 6 終面番号 11
補正レンズ系焦点距離 fis -5.37mm
補正レンズ系厚み d 4.792mm

広角端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 314.25mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 9.14mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.038度 -1.307度
ぶれ補正角 2.0度 2.0度

中間のズーム位置
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 51.27mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 12.82mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.200度 -0.800度
ぶれ補正角 1.5度 1.5度

望遠端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 91.64mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 30.56mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.050度 -0.150度
ぶれ補正角 0.2度 0.2度

(数値実施例3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 32.903 0.85 1.94595 18.0
2 23.697 3.39 1.80420 46.5
3 239.525 (可変)
4 104.318 0.67 1.77250 49.6
5 9.356 4.75
6* -18.059 0.40 1.76802 49.2
7 116.691 0.10
8 30.603 1.20 1.95906 17.5
9 717.339 (可変)
10(絞り) ∞ (可変)
11* 15.470 2.65 1.76802 49.2
12* -45.132 0.10
13 11.775 2.52 1.83481 42.7
14 230.169 0.45 1.85478 24.8
15 8.338 (可変)
16 30.731 2.88 1.49700 81.5
17 -17.952 (可変)
18 -22.355 0.40 1.85135 40.1
19* 444.580 0.10
20 21.426 1.94 1.63854 55.4
21 -542.945 (可変)
22 ∞ 0.50 1.51633 64.1
23 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.29119e-005 A 6= 8.28299e-008
A 8=-1.20260e-008 A10= 1.04155e-010

第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.42389e-005 A 6= 1.20948e-007

第12面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.80026e-005 A 6= 3.00368e-007
A 8=-3.24113e-009 A10= 2.62387e-011

第19面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.63992e-005 A 6=-4.35159e-008
A 8=-9.87071e-010 A10= 8.77351e-012

各種データ
ズーム比 3.94
広角 中間 望遠
焦点距離 9.06 16.39 35.69
Fナンバー 1.85 2.54 2.88
画角 35.52 25.03 12.46
像高 6.47 7.65 7.89
レンズ全長 59.14 59.11 67.94
BF 8.90 13.30 12.40

d 3 0.31 4.81 15.34
d 9 12.26 3.51 0.70
d10 5.34 4.39 0.31
d15 8.38 7.60 6.58
d17 1.40 2.95 10.04
d21 8.07 12.47 11.57

ズーム群データ
群 始面 焦点距離
1 1 50.83
2 4 -10.03
3 11 17.24
4 16 23.26
5 18 -115.71

ぶれ補正時の補正レンズ系データ
補正レンズ系 始面番号 11 終面番号 15
補正レンズ系焦点距離 fis +17.24mm
補正レンズ系厚み d 5.711mm

広角端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 114.77mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 71.48mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.131度 -0.210度
ぶれ補正角 2.0度 2.0度

中間のズーム位置
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 60.40mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 34.54mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.200度 -0.350度
ぶれ補正角 1.0度 1.0度

望遠端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 70.64mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 28.19mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.100度 -0.250度
ぶれ補正角 0.3度 0.3度

(数値実施例4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 91.764 1.80 1.91082 35.3
2 49.636 4.38 1.49700 81.5
3 -171.988 0.18
4 40.807 3.01 1.49700 81.5
5 126.402 (可変)
6 157.210 0.95 1.88300 40.8
7 8.768 4.76
8 -35.634 0.70 1.77250 49.6
9 30.470 0.20
10 17.427 1.78 1.95906 17.5
11 65.831 (可変)
12(絞り) ∞ (可変)
13* 10.728 2.99 1.55332 71.7
14* -2789.552 1.65
15 24.031 0.60 1.77250 49.6
16 11.205 0.36
17 15.956 0.60 2.00100 29.1
18 11.273 2.37 1.49700 81.5
19 -28.103 (可変)
20 31.461 0.70 1.70154 41.2
21 16.418 (可変)
22 23.373 2.76 1.80100 35.0
23 -20.628 0.60 1.84666 23.8
24 402.226 (可変)
25 ∞ 0.50 1.51633 64.1
26 ∞ 0.49
像面 ∞

非球面データ
第13面
K =-8.61394e-001 A 4= 6.43510e-006 A 6= 4.28494e-007
A 8=-7.79572e-009 A10= 2.62605e-010

第14面
K =-3.11524e+006 A 4= 4.30164e-006 A 6= 5.58889e-007

各種データ
ズーム比 41.65
広角 中間 望遠
焦点距離 5.00 12.64 208.24
Fナンバー 3.50 4.71 7.07
画角 33.38 17.04 1.07
像高 3.29 3.88 3.88
レンズ全長 97.46 94.86 138.92
BF 11.71 19.65 11.66
d 5 0.78 13.96 59.59
d11 33.93 16.43 1.40
d12 11.32 4.43 0.00
d19 3.60 4.14 8.33
d21 5.56 5.69 27.38
d24 10.89 18.82 10.90

ズーム群データ
群 始面 焦点距離
1 1 78.31
2 6 -9.68
3 13 19.63
4 20 -49.90
5 22 33.11

ぶれ補正時の補正レンズ系データ

補正レンズ系 始面番号 13 終面番号 19
補正レンズ系焦点距離 fis +19.63mm
補正レンズ系厚み d 8.570mm

広角端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 536.12mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 110.38mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.014度 -0.068度
ぶれ補正角 2.0度 2.0度

中間のズーム位置
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 153.35mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 51.18mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.050度 -0.150度
ぶれ補正角 1.0度 1.0度

望遠端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 347.00mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 17.36mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.050度 -1.000度
ぶれ補正角 0.2度 0.2度

(数値実施例5)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1* -101.530 1.00 1.85135 40.1
2* 11.563 2.59
3 17.158 1.68 2.00272 19.3
4 34.327 (可変)
5 ∞ 0.00
6(絞り) ∞ (可変)
7* 11.513 2.45 1.88202 37.2
8* -158.863 0.20
9 12.241 2.10 1.88300 40.8
10 -46.577 0.50 1.85478 24.8
11 6.040 2.24
12 -17.396 0.50 1.80610 33.3
13 15.807 2.21 1.85135 40.1
14* -13.421 0.37
15 ∞ (可変)
16 44.289 3.17 1.59201 67.0
17* -33.829 (可変)
18 ∞ 1.09 1.51633 64.1
19 ∞ 1.61
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.65961e-005 A 6= 8.04510e-007
A 8=-5.60379e-009 A10=-1.81010e-011 A12= 2.63709e-013

第2面
K = 1.32245e-001 A 4=-9.53359e-005 A 6=-4.31947e-007
A 8= 2.83384e-008 A10=-6.45846e-010 A12= 3.74432e-012

第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.14474e-004 A 6=-6.39836e-007
A 8=-4.86347e-009 A10=-3.57225e-011

第8面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.86274e-006 A 6= 2.50952e-007
A 8=-3.51576e-009

第14面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.75182e-005 A 6= 1.40589e-007
A 8=-1.78341e-007

第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.07327e-005 A 6=-1.89462e-007
A 8= 8.61167e-010

各種データ
ズーム比 2.88
広角 中間 望遠
焦点距離 10.40 15.85 30.00
Fナンバー 2.06 3.75 4.90
画角 32.34 26.49 14.75
像高 6.59 7.90 7.90
レンズ全長 52.05 49.88 55.62
BF 7.45 6.18 5.03
d 4 17.46 6.72 1.44
d 6 0.00 2.63 -0.18
d15 7.77 14.97 29.95
d17 5.12 3.85 2.70

ズーム群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -21.26
2 7 17.13
3 16 32.89

ぶれ補正時の補正レンズ系データ

補正レンズ系 始面番号 7 終面番号 15
補正レンズ系焦点距離 fis +17.13mm
補正レンズ系厚み d 10.198mm

広角端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 138.07mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 18.33mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -122度 -0.919度
ぶれ補正角 2.0度 2.0度

中間のズーム位置
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 207.08mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 51.77mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.050度 -0.200度
ぶれ補正角 1.0度 1.0度

望遠端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 40.33mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 13.44mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.100度 -0.300度
ぶれ補正角 0.3度 0.3度

(数値実施例6)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 83.209 1.30 1.80610 33.3
2 50.503 4.32 1.49700 81.5
3 1785.592 0.05
4 59.632 3.26 1.49700 81.5
5 492.630 (可変)
6 200.113 0.80 1.88300 40.8
7 12.634 5.72
8 -31.799 0.60 1.59522 67.7
9 45.152 0.07
10 24.087 2.20 1.95906 17.5
11 76.803 (可変)
12(絞り) ∞ 0.48
13* 17.570 2.24 1.49710 81.6
14 120.735 0.15
15 16.100 3.10 1.60342 38.0
16 -31.145 0.50 1.95375 32.3
17 26.963 (可変)
18* 21.746 2.63 1.58313 59.4
19 -23.996 0.06
20 37.350 0.50 2.00100 29.1
21 12.934 2.57 1.51742 52.4
22 -35.766 (可変)
23 96.168 0.50 1.85135 40.1
24* 11.374 0.98
25 15.083 1.88 1.92286 18.9
26 22.778 (可変)
27 ∞ 1.09 1.51633 64.1
像面 ∞ 1.66

非球面データ
第13面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.46391e-005 A 6=-9.96151e-008

第18面
K = 6.36520e+000 A 4=-1.77282e-004 A 6=-6.36937e-007
A 8= 6.25782e-010 A10=-2.73714e-010

第24面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.31935e-005 A 6=-1.67249e-007
A 8=-3.90720e-009

各種データ
ズーム比 23.66
広角 中間 望遠
焦点距離 9.06 27.49 214.47
Fナンバー 2.88 4.66 5.88
画角 37.68 16.09 2.12
像高 7.00 7.93 7.93
レンズ全長 93.54 106.33 146.99
BF 7.55 23.63 38.82
d 5 1.31 21.35 68.24
d11 32.99 16.73 1.47
d17 9.01 4.44 2.52
d22 8.40 5.91 1.67
d26 5.17 21.25 36.44

ズーム群データ
群 始面 焦点距離
1 1 94.71
2 6 -13.95
3 12 46.49
4 18 18.81
5 23 -22.78

ぶれ補正時の補正レンズ系データ

補正レンズ系 始面番号 6 終面番号 11
補正レンズ系焦点距離 fis -13.95mm
補正レンズ系厚み d 9.385mm

広角端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 453.16mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 30.61mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.066度 -0.977度
ぶれ補正角 2.0度 2.0度

中間のズーム位置
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 135.18mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 13.52mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.100度 -1.000度
ぶれ補正角 0.7度 0.7度

望遠端
補正レンズ系回動中心位置(フォーカス位置無限遠時) R 766.85mm
補正レンズ系回動中心位置(物体距離が近接撮影時(第1のフォーカス状態)) R 307.11mm
(無限遠) (第1のフォーカス状態)
補正レンズ系チルト角 -0.020度 -0.050度
ぶれ補正角 0.25度 0.25度
各実施例によれば、良好な光学性能を維持しながら像ブレ補正を行うことが可能なレンズ装置および撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
各実施例のレンズ装置(撮像光学系)は、ズームレンズに限定されるものではなく、単焦点レンズなどにも適用可能である。また各実施例のレンズ装置は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ、放送用カメラ、交換レンズ、および、銀塩写真用カメラなどの各種撮像装置に適用可能である。
101 レンズ鏡筒(レンズ装置)
103 像ブレ補正群(補正群)
104 フォーカス群
113 補正群駆動部(駆動手段)

Claims (9)

  1. 像ブレ補正に際して移動する補正群を含む撮影光学系と、
    物体距離に応じて可変である回転中心位置を基準として前記補正群を回転駆動する駆動手段と、を有するレンズ装置であって、
    無限遠に合焦しているときにおける、前記補正群の中で最も物体側のレンズ面と光軸との交点から前記回転中心位置までの前記光軸上の距離をRinf、最至近距離に合焦しているときにおける、前記補正群の中で最も物体側のレンズ面と前記光軸との交点から前記回転中心位置までの前記光軸上の距離をRn、前記補正群の光軸上の厚みをDとするとき、
    |Rinf|/D−|Rn|/D>0.001
    なる条件式を満たすことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記撮影光学系は、最も物体側に配置された第1レンズ群と、該第1レンズ群に隣接して配置された第2レンズ群を含む複数のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記回転中心位置は、物体距離およびズーム位置に応じて決定されることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
  4. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端における前記撮影光学系の焦点距離をfwとするとき、
    0.01<|f1|/fw<40.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項2または3に記載のレンズ装置。
  5. 前記第2レンズ群の望遠端および広角端における横倍率をそれぞれβ2t、β2wとするとき、
    0.01<β2t/β2w<100.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  6. 広角端から望遠端における前記第2レンズ群の像面に対する移動量をM2、広角端における前記撮影光学系の焦点距離をfwとするとき、
    0.01<|M2|/fw<100.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  7. 広角端から望遠端における前記第1レンズ群および前記第2レンズ群の像面に対する移動量をそれぞれM1、M2とするとき、
    0.01<|M1|/|M2|<200.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  8. 前記補正群の焦点距離をfis、広角端における前記撮影光学系の焦点距離をfwとするとき、
    0.10<|fis|/fw<20.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のレンズ装置と、
    前記レンズ装置を介して形成された光学像を光電変換する撮像素子と、を有することを特徴とする撮像装置。
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