JP6767203B2 - 保守支援装置、保守支援方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
保守支援装置、保守支援方法およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る保守支援装置を表すブロック図である。図1の保守支援装置は、保守対象装置のメンテナンスあるいはリプレースのタイミングの決定を支援する装置である。本実施形態で決定したタイミングに基づいて、保守対象装置の運用計画を決定する機能や、当該タイミングで保守対象装置のメンテナンスあるいはリプレースを自動で行う機能などを、保守対象装置が追加で備えてもよい。保守支援装置は、保守対象装置の運用中に運用データを取得しつつ、自動的にメンテナンスあるいはリプレースのタイミングを決定することで、保守対象装置の保守を支援する。なお、メンテナンスとは、保守対象装置が通常処理を行う状態を保ち続けるために行う様々な対処・措置を含む。保守対象装置の所定項目の測定を行うことや、部品の交換を行うことなどがここに含まれて良い。保守対象装置それ自体を交換することはリプレースに相当する。
タイミング条件候補2の平均値は、(6,000+6,000+6,000+6,000)/4=6,000円である。
タイミング条件候補3の平均値は、(4,000+9,000+6,000)/3=6,333円である。メンテナンス回数3では、タイミング条件候補3の値は存在しないため、計算の対象としない。
タイミング条件候補4の平均値は、(3,000+6,750+4,500)/3=4,750円である。メンテナンス回数3では、タイミング条件候補4の値は存在しないため、計算の対象としない。
タイミング条件候補5の平均値は、(2,400+6,600)/2=4,500円である。メンテナンス回数3、4では、タイミング条件候補5の値は存在しないため、計算の対象としない。
第2実施形態では、タイミング選択部18の動作が第1実施形態と異なる。第2実施形態では、Thompson Sampling手法に基づきタイミング条件候補を選択する。その他は、第1実施形態と同様であるため、以下では、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第2実施形態では、Thompson Sampling手法に基づきタイミング条件候補を選択したが、第3実施形態では、ε-貪欲法に基づきタイミング条件候補を選択する。その他は、第1実施形態および第2実施形態と同様であるため、以下では、第1実施形態および第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第4実施形態では、UCB法に基づきタイミング条件候補を選択する。その他は、第1〜3実施形態と同様であるため、以下では、第1〜第3実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第5実施形態は、タイミング条件候補ごとの統計量(平均、標準偏差等)または確率分布と、次回のタイミング条件を表す情報とを表示する実施形態である。次回のタイミング条件を決定するまでの処理は、第1実施形態〜第4実施形態のいずれかと同様にして行う。
12:運用データ記憶部
13:タイミング決定部
14:テーブル記憶部
15:出力部
16:運用データ取得部
17:コスト計算部
18:タイミング選択部
19:タイミング条件候補テーブル
20:基礎コストテーブル
Claims (17)
- 保守対象装置のメンテナンスの実施履歴と、前記保守対象装置に対する第1事象の発生履歴と、前記メンテナンスのコストである第1コストと、前記第1事象のコストである第2コストとに基づき、前記実施履歴における前記メンテナンスを、前記メンテナンスが行われたタイミング以前の複数のタイミング候補のいずれかで行う場合に、前回の前記メンテナンスの後から前記タイミング候補でメンテナンスを行うまでに要する第3コストを計算するコスト計算部と、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストの確率分布または統計量に基づいて、前記複数のタイミング候補から前記保守対象装置のメンテナンスのタイミングを選択するタイミング選択部と
を備えた保守支援装置。 - 保守対象装置のリプレースの実施履歴と、前記保守対象装置に対する第1事象の発生履歴と、前記リプレースのコストである第1コストと、前記第1事象のコストである第2コストとに基づき、前記実施履歴における前記リプレースを、前記リプレースが行われたタイミング以前の複数のタイミング候補の少なくともいずれかで行う場合に、前回の前記リプレースの後から前記タイミング候補でリプレースを行うまでに要する第3コストを計算するコスト計算部と、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストの確率分布または統計量に基づいて、前記複数のタイミング候補から前記保守対象装置のリプレースのタイミングを選択するタイミング選択部と
を備えた保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記タイミング候補ごとに、所定の値範囲から乱数を生成し、
前記タイミング候補ごとに、前記乱数の値が示す確率に対応する前記第3コストを、前記確率分布または前記統計量に基づき計算し、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストに基づいて、前記タイミングの選択を行う 請求項1又は2に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記複数のタイミング候補の複数の前記第3コストのうち前記第3コストが最も低いタイミング候補を選択する
請求項3に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記タイミング候補ごとに前記第3コストの平均値を計算し、
所定の値範囲から、乱数を生成し、
前記乱数の値が予め定めた値以上か否かと、前記第3コストの平均値に基づいて、前記タイミングの選択を行う
請求項1又は2に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記乱数の値が前記予め定めた値以上のときは、前記第3コストの平均値が最も小さい前記タイミング候補を選択し、前記乱数の値が前記予め定めた値未満のときは、前記第3コストの平均値が最も小さい前記タイミング候補以外のタイミング候補を選択する
請求項5に記載の保守支援装置。 - 前記複数のタイミング候補は順位付けがされており、
前記第3コストの平均値が最も小さい前記タイミング候補以外のタイミング候補は、前記第3コストの平均値が最も小さい前記タイミング候補に対して、所定数だけ順位が高いまたは低いタイミング候補である
請求項6に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記乱数の値が前記予め定めた値以上のときは、前記第3コストの平均値が最も小さい前記タイミング候補を選択し、
前記乱数の値が前記予め定めた値未満のときは、前記複数のタイミング候補からランダムに前記タイミングを選択する、または、前記第3コストの平均値が最も小さい前記タイミング候補を除くタイミング候補からランダムに前記タイミングを選択する
請求項5に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、
前記タイミング候補ごとに、前記第3コストの平均値と標準偏差、または前記第3コストの確率分布を計算し、
前記タイミング候補ごとに、前記平均値と前記標準偏差、または前記確率分布に基づき、信頼区間下限値を計算し、
前記信頼区間下限値に基づいて、前記タイミングの選択を行う
請求項1又は2に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記複数のタイミング候補のうち、前記信頼区間下限値が最も小さい前記タイミング候補を選択する
請求項9に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部は、前記タイミング候補ごとの前記第3コストの統計量又は確率分布と、前記複数のタイミング候補から選択された前記タイミングを表す情報とを含む評価データを生成し、
前記評価データを出力する出力部をさらに備えた
請求項1ないし10のいずれか一項に記載の保守支援装置。 - 前記保守対象装置の前記実施履歴及び前記発生履歴を外部の記憶装置からまたはネットワークを介して取得する運用データ入力部と、
前記運用データ入力部により取得された前記実施履歴及び前記発生履歴を記憶する運用データ記憶部と、
を備え、
前記運用データ記憶部から前記実施履歴及び前記発生履歴を取得する
請求項1ないし11のいずれか一項に記載の保守支援装置。 - 前記タイミング選択部により選択された前記タイミングを表す情報を出力する出力部 を備えた請求項1ないし11のいずれか一項に記載の保守支援装置。
- 保守対象装置のメンテナンスの実施履歴と、前記保守対象装置に対する第1事象の発生履歴と、前記メンテナンスのコストである第1コストと、前記第1事象のコストである第2コストとに基づき、前記実施履歴における前記メンテナンスを、前記メンテナンスが行われたタイミング以前の複数のタイミング候補のいずれかで行う場合に、前回の前記メンテナンスの後から前記タイミング候補でメンテナンスを行うまでに要する第3コストを計算するコスト計算ステップと、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストの確率分布または統計量に基づいて、前記複数のタイミング候補から前記保守対象装置のメンテナンスのタイミングを選択するタイミング選択ステップと
をコンピュータが実行する保守支援方法。 - 保守対象装置のリプレースの実施履歴と、前記保守対象装置に対する第1事象の発生履歴と、前記リプレースのコストである第1コストと、前記第1事象のコストである第2コストとに基づき、前記実施履歴における前記リプレースを、前記リプレースが行われたタイミング以前の複数のタイミング候補のいずれかで行う場合に、前回の前記リプレースの後から前記タイミング候補でリプレースを行うまでに要する第3コストを計算するコスト計算ステップと、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストの確率分布または統計量を計算し、前記タイミング候補ごとの前記確率分布または前記統計量に基づいて、前記複数のタイミング候補から前記保守対象装置のリプレースのタイミングを選択するタイミング選択ステップと
をコンピュータが実行する保守支援方法。 - 保守対象装置のメンテナンスの実施履歴と、前記保守対象装置に対する第1事象の発生履歴と、前記メンテナンスのコストである第1コストと、前記第1事象のコストである第2コストとに基づき、前記実施履歴における前記メンテナンスを、前記メンテナンスが行われたタイミング以前の複数のタイミング候補のいずれかで行う場合に、前回の前記メンテナンスの後から前記タイミング候補でメンテナンスを行うまでに要する第3コストを計算するコスト計算ステップと、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストの確率分布または統計量に基づいて、前記複数のタイミング候補から前記保守対象装置のメンテナンスのタイミングを選択するタイミング選択ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 保守対象装置のリプレースの実施履歴と、前記保守対象装置に対する第1事象の発生履歴と、前記リプレースのコストである第1コストと、前記第1事象のコストである第2コストとに基づき、前記実施履歴における前記リプレースを、前記リプレースが行われたタイミング以前の複数のタイミング候補のいずれかで行う場合に、前回の前記リプレースの後から前記タイミング候補でリプレースを行うまでに要する第3コストを計算するコスト計算ステップと、
前記タイミング候補ごとの前記第3コストの確率分布または統計量に基づいて、前記複数のタイミング候補から前記保守対象装置のリプレースのタイミングを選択するタイミング選択ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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