JP6767079B2 - 粉体輸送用の配管および粉体輸送方法 - Google Patents

粉体輸送用の配管および粉体輸送方法 Download PDF

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Description

本発明は、粉体輸送用の配管および粉体輸送方法に関する。
気力輸送される粉体が通過する輸送経路には、粉体の堆積を抑制するための各種技術が用いられている(例えば、特許文献1−4を参照)。
特開平06−286874号公報 特開平09−072499号公報 特開平09−278183号公報 特開平01−220638号公報
気力輸送される粉体が通過する輸送経路内に堆積する粉体への対応策としては、例えば、堆積した粉体を狙ったエアーブローや、粉体を輸送する気流への脈動の付与、管内面に縦横に形成された細孔からの気流の吹き出しといった各種の対応策が考えられる。しかし、堆積した粉体を狙ったエアーブローは、粉体の気力輸送を中断して行われるので、粉体の連続的な処理を意図した設備に適用する場合は処理の中断が不可避となり煩わしい。また、粉体を輸送する気流への脈動の付与は、粉体の流量を不可避的に変動させることになるので、粉体に加熱等の各種処理を施す設備に適用する場合は粉体の性状や品質に悪影響を及ぼす可能性がある。また、管内面に縦横に形成された細孔から気流を吹き出す場合、管体自体が複雑な構造となるが故に、細孔付近における微量な残留粉体の清浄化が著しく困難となり、多品種生産が行われる設備に適用する場合は粉体のコンタミネーションが問題となる可能性がある。
そこで、本発明は、気力輸送中の粉体の堆積を簡単な構造の管体で抑制可能な技術を提供することを解決課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、粉体が通過する輸送経路の曲管において、内周面に沿った旋回流となる方向へ気体を吹き込むことにした。
詳細には、本発明は、粉体輸送用の配管であって、曲管で形成される部位を有し、気力輸送される粉体が通過する輸送経路と、曲管の内周面に形成された開口から輸送経路へ気体を吹き込む吹込経路と、を備え、吹込経路は、開口から輸送経路へ吹き込まれた気体が曲管の内周面に沿った旋回流となる方向へ気体を吹き込む。
上記の配管には曲管で形成される部位があるものの、当該曲管部分においては吹込経路から輸送経路への気体の吹き込みが行われている。そして、この吹込経路からの気体は、曲管の内周面に沿った旋回流となっている。よって、このような吹込経路からの気体の吹き込みが無い場合に生ずる、曲線状の輸送経路の中心軸を含む平面を挟んで対称な2つの螺旋流の形成が防止され、主に曲管の内周部分に発現し得るよどみ点の発生が可及的に抑制される。この結果、上記配管においては、曲管内における固体粒子の堆積が防止されることになる。
なお、吹込経路は、曲管の断面を形成する円の接線沿いに気体を吹き込むものであってもよい。また、吹込経路は、曲管の外周側から曲管の曲率半径の中心点へ向けて気体を吹き込むものであってもよい。また、輸送経路は、90度の曲管で形成されており、吹込経路は、曲管の30度から60度までの間の何れかの部位にある開口から輸送経路へ気体を吹き込むものであってもよい。また、輸送経路は、90度の曲管で形成されており、吹込経路は、曲管の45度の部位にある開口から輸送経路へ気体を吹き込むものであってもよい。曲管部分において吹込経路から輸送経路へ吹き込まれる気体がこのように吹き込まれれば、曲線状の輸送経路の中心軸を含む平面を挟んで対称な2つの螺旋流の形成が効果的に防止されるので、曲管内における固体粒子の堆積を可及的に防止することが可能である。
また、輸送経路は、曲管で形成される部位を複数有し、吹込経路は、複数ある曲管の内周面の各開口から時間差で輸送経路へ気体を吹き込むものであってもよい。曲管部分において吹込経路から輸送経路へ吹き込まれる気体がこのように吹き込まれれば、輸送経路全体の気流の変動が抑制される。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、粉体輸送方法であって、曲管で形成される部位を有する輸送経路を用いて粉体を気力輸送するステップと、曲管の内周面に形成された開口から、輸送経路へ吹き込まれた気体が曲管の内周面に沿った旋回流となる方向へ気体を吹き込むものであってもよい。
上記の粉体輸送用の配管および粉体輸送方法であれば、気力輸送中の粉体の堆積を簡単な構造の管体で抑制可能である。
図1は、実施形態に係る配管を示した図である。 図2は、図1において符号A−Aで示した一点鎖線における配管の断面図である。 図3は、比較例に係る配管を示した図である。 図4は、輸送経路を流れる気流の流速の分布を示した図である。 図5は、輸送経路内を流れる気流の方向を矢印で示した図である。 図6は、配管の適用例を示した第1の図である。 図7は、配管の適用例を示した第2の図である。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
図1は、実施形態に係る配管1を示した図である。配管1は、粉体の気力輸送に用いられる配管であり、曲管1A、及び、曲管1Aの両端に繋がる直管1Bを備える。曲管1A及び直管1Bは、気力輸送される粉体が通過する輸送経路2を形成する。曲管1Aと直管1Bは、溶接等で一体的に形成されていてもよいし、或いは、フランジ等を介して互いに連結されていてもよい。また、図1では、曲管1Aが直管1B同士を90度の角度で繋いでいる様子が図示されているが、曲管1Aは、90度よりも鈍角で直管1B同士を繋ぐものであってもよいし、或いは、90度よりも鋭角で直管1B同士を繋ぐものであってもよい。また、図1では、曲管1Aが直管1B同士を繋いでいる様子が図示されているが、曲管1Aの両端または一端には、他の曲管が繋がっていてもよい。
配管1は、曲管1Aと直管1Bの他に、曲管1Aの外周面に繋がる枝管1Cを備える。枝管1Cは、輸送経路2へ吹き込む気体が通過する吹込経路3を形成する。枝管1Cは、曲管1Aに対し、溶接等で一体的に形成されていてもよいし、或いは、フランジ等を介して連結されていてもよい。枝管1Cは、曲管1Aの外周側において曲管1Aに対し真横から繋がっている。よって、枝管1Cが形成する吹込経路3は、曲管1Aの外周側から曲管1Aの曲率半径の中心点へ向けて気体を吹き込むことになる。
なお、図1では、90度の角度を有する曲管1Aの45度の部位に枝管1Cが設けられている様子が図示されているが、枝管1Cは、この形態に限定されるものではない。枝管1Cは、例えば、曲管1Aの30度から60度までの間の何れかの部位に設けられていてもよい。
ところで、枝管1Cは、曲管1Aよりも細い円管である。そして、吹込経路3から輸送経路2へ吹き込まれた気体が曲管1Aの内周面に沿った旋回流となるようにするため、枝管1Cは、中心軸が曲管1Aの接線寄りとなる位置で曲管1Aと繋がっている。図2は、図1において符号A−Aで示した一点鎖線における配管1の断面図である。
図2に示されるように、枝管1Cは、曲管1Aよりも細い円管である。そして、枝管1Cは、曲管1Aの内周面に形成された開口4から輸送経路2へ気体を吹き込む吹込経路3を形成している。また、枝管1Cは、中心軸が曲管1Aの接線寄りとなる位置で曲管1Aと繋がっている。よって、図2において矢印で示されるように、吹込経路3から輸送経路2へ吹き込まれた気体は、曲管1Aの内周面に沿った旋回流となる。この結果、輸送経路2を流れる気力輸送中の粉体は、曲管1Aを通過する途中で開口4から輸送経路2内へ吹き込まれる吹込経路3からの気流を受け、輸送経路2内で旋回流となる。
配管1の効果を検証したので、その検証結果を以下に示す。図3は、比較例に係る配管101を示した図である。配管101は、枝管1Cが省略されている点以外は配管1と同様である。すなわち、配管101は、配管1と同様、輸送経路102を形成する曲管101A及び直管101Bを備える。
本検証では、輸送経路2,102を流れる気流の分布について比較した。図4は、輸送経路2,102を流れる気流の流速の分布を示した図である。図4に示されるように、比較例においては、90度の角度を有する曲管101Aの45度の部位の辺りから下流側の部分に低流速域が発生している。そして、比較例と実施例とを見比べると、比較例において輸送経路102内に出現している低流速域が、実施例の場合にはほとんど解消していることが判る。比較例において輸送経路102内に出現している低流速域が、実施例の場合に解消する理由を以下に説明する。
図5は、輸送経路102内を流れる気流の方向を矢印で示した図である。輸送経路102を流れる流体は、直管101Bから曲管101Aへ進入すると、曲管101Aの曲率に沿って進路を徐々に変更する。そして、図5(B)に示されるように、曲管101Aが形成する曲線状の輸送経路102の中心軸を含む平面を挟んで対称な2つの螺旋流が形成される。この螺旋流を、以下、本願では「二次流れ」と呼ぶことにする。
配管1は粉体の気力輸送に用いられるものであるため、本検証においても、輸送経路2,102には気体と固体粒子が混合して流れる固気混相流が流れることを前提としている。ここで、固気混相流における固体粒子の流れは、固体粒子を搬送する気体の流れと同一であるとは限らない。例えば、粒径の大きい固体粒子は、粒径の小さい固体粒子に比べて気体の流れの影響を受けにくいため、直管101Bから曲管101Aへ進入する場面において、曲管101Aの外周側の管壁へ向かって直線的に進むことになる。しかし、例えば
、コンタミネーションが特に忌避される薬剤のような微粒粉の気力輸送においては、気体の流れから大きく外れた粉体の流れは生じにくい。また、気体の流れから大きく外れる粉体は概して大粒径であり、微粒粉を管内に堆積せしめる固気混相流と管壁との間の摩擦によって生ずる静電気による吸着力とは無縁のこのような大粒径の固体粒子の堆積によるコンタミネーションの問題は、例えば、製剤のような分野において要求される水準に比べれば問題となりにくい。よって、本検証では、気力輸送される固体粒子も気体と同じ流れを辿るという前提で考察を行う。
輸送経路102を流れる固気混相流が直管101Bから曲管101Aへ進入することによって曲管101A内で生ずる二次流れにより、曲管101A内では、図5(B)において直線状の矢印で示される曲管101Aの内周部分において、曲管101Aが形成する曲線状の輸送経路102の中心軸を含む平面を挟んで二次流れが対峙する部位が生じる。この結果、曲管101Aの内周部分によどみ点が発生し、固体粒子が堆積する。図4において「比較例」で示す低流速域は、このようなよどみ点が発現した部位といえる。したがって、配管101においては、曲管101Aの45度の部位の辺りから下流側の部分に固体粒子が堆積する。
一方、配管1では、枝管1Cが曲管1Aの45度の部位に設けられている。そして、枝管1Cが形成する吹込経路3から輸送経路2へ吹き込まれる気体により、輸送経路2では曲管1Aの内周面に沿った旋回流が発生する。したがって、曲管1Aの45度の部位の辺りから下流側の部分においては、配管101において発現するような二次流れが解消され、図4において「実施例」で示したようによどみ点の発生が抑制される。したがって、配管1においては、曲管1A内における固体粒子の堆積が防止される。
図6は、配管1の適用例を示した第1の図である。また、図7は、配管1の適用例を示した第2の図である。配管1は、例えば、図6に示されるような、製剤の連続生産に用いる乾燥ユニット11のドライヤ12に用いることができる。ドライヤ12は、上面視略矩形状に形成された螺旋状の配管1で形成されており、直線部分を構成する直管1B、角の部分を構成する曲管1A、及び曲管1Aに繋がる枝管1Cを備える。また、ドライヤ12は、枝管1Cへ圧縮空気を供給するヘッダ14と電磁弁15を備える。乾燥ユニット11は、造粒ユニット21において造粒された粒子を、ドライヤ12を形成する螺旋状の配管1内で乾燥させる。なお、乾燥ユニット11は、上位装置である造粒ユニット21において造粒された粒子が気力搬送によって流入するドライヤ12よりも下流側に、粒度の仕分けを行うサイクロン13を更に擁する。
乾燥ユニット11においては、ドライヤ12の四隅において枝管1Cに各々繋がる4つの枝管1Cへヘッダ14の圧縮空気が順に供給されるよう、4つの電磁弁15のうち何れか1つが開くような電磁弁15の制御が行われる。4つの電磁弁15は、タイマーにより一定の時間間隔で順に開く。4つの電磁弁15が一定の時間間隔で順に開くことにより、配管1に複数ある曲管1Aの内周面の開口4から時間差で輸送経路2へ気体が吹き込まれる。よって、4つの電磁弁15が同時に開く場合に比べると、配管1内の輸送経路2を通過する固気混相流に与える流量変動が抑制される。
上記実施形態の配管1は、例えば、管内面に縦横に形成された細孔から気流を吹き出すような形態に比べると管体の構造が簡単なため、管体に残留する粉体のコンタミネーションを招く可能性が低い。また、上記実施形態の配管1は、吹込経路3から吹き込む気体で粉体の残留を防いでいるため、堆積した粉体を狙ったエアーブローのような粉体の気力輸送の中断を必要としない。また、上記実施形態の配管1は、吹込経路3から内周面沿いの旋回流の気体を吹き込んでいるため、例えば、粉体を輸送する気流を脈動させるような場合に比べて粉体の輸送量の変動が小さい。よって、例えば、薬剤の連続生産のように粉体
の性状や品質に及ぼす影響の可及的な除去が望まれる設備に好適である。
なお、上記実施形態の配管1は、図6に示したような箇所への適用に限定されるものでない。上記実施形態の配管1は、粉体の気力輸送が行われる各種設備に適用可能である。
1,101・・配管:1A,101A・・曲管:1B,101B・・直管:1C・・枝管:2,102・・輸送経路:3・・吹込経路:4・・開口:11・・乾燥ユニット:12・・ドライヤ:13・・サイクロン:14・・ヘッダ:15・・電磁弁:21・・造粒ユニット

Claims (6)

  1. 曲管で形成される部位を有し、気力輸送される粉体が通過する輸送経路と、
    前記曲管の内周面に形成された開口から前記輸送経路へ気体を吹き込む吹込経路と、を備え、
    前記輸送経路は、90度の曲管で形成されており、
    前記吹込経路は、前記曲管の断面を形成する円の接線方向に気体を吹き込むことにより、前記開口から前記輸送経路へ吹き込まれた気体が前記曲管の内周面に沿った旋回流となる方向へ前記気体を吹き込む経路であり、前記曲管の30度から60度までの間の何れかの部位にある前記開口から前記輸送経路へ気体を吹き込む、
    粉体輸送用の配管。
  2. 前記吹込経路は、前記曲管の断面を形成する円の接線沿いに気体を吹き込む、
    請求項1に記載の粉体輸送用の配管。
  3. 前記吹込経路は、前記曲管の外周側から前記曲管の曲率半径の中心点へ向けて気体を吹き込む、
    請求項1または2に記載の粉体輸送用の配管。
  4. 前記吹込経路は、前記曲管の45度の部位にある前記開口から前記輸送経路へ気体を吹き込む、
    請求項1から3の何れか一項に記載の粉体輸送用の配管。
  5. 前記輸送経路は、前記曲管で形成される部位を複数有し、
    前記吹込経路は、複数ある前記曲管の内周面の各開口から時間差で前記輸送経路へ気体を吹き込む、
    請求項1から4の何れか一項に記載の粉体輸送用の配管。
  6. 90度の曲管で形成される部位を有する輸送経路を用いて粉体を気力輸送するステップと、
    前記曲管の内周面に形成された開口から、前記曲管の断面を形成する円の接線方向に気体を吹き込むことにより、前記輸送経路へ吹き込まれた気体が前記曲管の内周面に沿った
    旋回流となる方向へ前記気体を吹き込むステップであって、前記曲管の30度から60度までの間の何れかの部位にある前記開口から前記輸送経路へ気体を吹き込むステップと、を有する、
    粉体輸送方法。
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