JP6766956B2 - 液冷ジャケットの製造方法 - Google Patents
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Description
また、前記第一突合せ部は、前記段差側面と前記封止体の前記側面とが断面略V字状の隙間をあけて突き合わされることが好ましい。
また、前記本接合工程では、前記回転ツールの移動軌跡に塑性化領域が形成され、前記塑性化領域は、前記第二突合せ部を超えてジャケット本体に達するように形成されていることが好ましい。
本発明の実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、ジャケット本体2と、封止体3とを摩擦攪拌接合して液冷ジャケット1を製造するものである。液冷ジャケット1は、封止体3の上に発熱体(図示省略)を設置するとともに、内部に流体を流して発熱体と熱交換を行う部材である。なお、以下の説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面という意味である。
次に、第一実施形態の第一変形例について説明する。図6に示す第一変形例のように、封止体3の板厚を、段差側面12bの高さ寸法よりも大きくなるように設定してもよい。第一突合せ部J1は、隙間があるように形成されているため接合部が金属不足になるおそれがあるが、第一変形例のようにすることで金属不足を補うことができる。
次に、第一実施形態の第二変形例について説明する。図7に示す第二変形例のように、封止体3の側面3cを傾斜させて傾斜面を設けてもよい。側面3cは、裏面3bから表面3aに向かうにつれて外側に傾斜している。側面3cの傾斜角度γは、段差側面12bの傾斜角度βと同一になっている。これにより、載置工程では、段差側面12bと、封止体3の側面3cとが面接触する。第二変形例によれば、第一突合せ部J1に隙間が発生しないため、接合部の金属不足を補うことができる。
次に、本発明の第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、を行う。第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法の準備工程及び載置工程は、第一実施形態と同等であるため、説明を省略する。また、第二実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、本発明の第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、を行う。第三実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法の準備工程及び載置工程は、第一実施形態と同等であるため、説明を省略する。また、第三実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、本発明の第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、を行う。第四実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法の準備工程及び載置工程は、第一実施形態と同等であるため、説明を省略する。また、第四実施形態では、第三実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、第四実施形態の第一変形例について説明する。図11に示すように、当該第一変形例では、回転ツールFAを用いる点で、第四実施形態と相違する。当該変形例では、第四実施形態と相違する部分を中心に説明する。
第一試験では、図12及び図13に示す試験体20を用いて試験を行った。試験体20は、ベース部材21と、封止体22及び封止体23とで構成されている。ベース部材21は、アルミニウム合金鋳造材:ADC12(JISH5302 Al-Si-Cu系)を用いた。封止体22,23は、アルミニウム合金展伸材:JIS A1050を用いた。ベース部材21は、封止体22,23に比べて硬度が高くなっている。ベース部材21には、段差部24,24が形成されている。段差部24は、段差底面24aと、段差底面24aから斜め外側に傾斜する段差側面24b,24bとで構成されている。封止体22の側面22c,22dは、外側に傾斜している。鉛直面に対する段差側面24b,24bの傾斜角度βはいずれも10°である。段差底面24aの中央には、溝部25が形成されている。段差部24の深さ及び封止体22の板厚はいずれも3.0mmである。封止体22の各側面22c,22d及び封止体23の各側面23c,23dの傾斜角度γは鉛直面に対して10°である。
第二試験では、第一試験と同じようにベース部材及び封止体を用意して、第一試験と概ね同じ要領で2か所の突合せ部に対して摩擦攪拌接合を行った(当該2か所の突合せ部についてそれぞれ試行NO.5,6とする)。封止体については、第一試験と同様に傾斜面を設け、段差側面と面接触させている。回転ツールについては、図11に示すように、突起部F4を備えた回転ツールFAを用いて、突起部F4を段差底面24aよりも深く挿入するとともに、先端面F3を段差底面24aに接触させないで摩擦攪拌接合を行った(図12参照)。
第三試験では、第一試験と同じようにベース部材及び封止体を用意して、第一試験と概ね同じ要領で2箇所の突合せ部に対して摩擦攪拌接合を行った(当該2か所の突合せ部についてぞれぞれ試行NO.7,8とする)。第三試験のベース部材は、アルミニウム合金鋳造材:ADC12(JIS H5302 Al-Si-Cu系)を用いた。封止体は、アルミニウム合金展伸材:JIS A1050を用いた。封止体については、側面の傾斜面は設けていないため段差部の段差側面と封止体の側面との突合せ部には隙間が生じている(図2参照)。また、回転ツールについては、図11に示すように、突起部F4を備えた回転ツールFAを用いて、突起部F4を段差底面24aよりも深く挿入するとともに、先端面F3を段差底面24aに接触させないで摩擦攪拌接合を行った(図12参照)。第三試験では、回転ツールFAの接合速度は300mm/分に設定し、回転速度は7500rpmに設定した。
第四試験では、第一試験と同じようにベース部材及び封止体を用意して、第一試験と概ね同じ要領で2か所の突合せ部に対して摩擦攪拌接合を行った(当該2か所の突合せ部についてそれぞれ試行NO.9,10とする)。第四試験のベース部材は、アルミニウム合金鋳造材:JISH5302 ADC12を用いた。封止体は、アルミニウム合金展伸材:JIS A6063を用いた。封止体については、側面の傾斜面は設けていないため段差部の段差側面と封止体の側面との突合せ部には隙間が生じている(図2参照)。また、回転ツールについては、図11に示すように、突起部F4を備えた回転ツールFAを用いて、突起部F4を段差底面24aよりも深く挿入するとともに、先端面F3を段差底面24aに接触させないで摩擦攪拌接合を行った(図12参照)。オフセット量Nは、試行NO.9,10とも0.25mmに設定し、所定区間ごとに接合速度を300mm/分、500mm/分、700mm/分の三段階に徐々に大きくしていった。試行NO.9の回転ツールFAの回転速度は5000rpmに設定した。試行NO.10の回転ツールFAの回転速度は7500rpmに設定した。
第一試験では段差部の段差側面と封止体の側面との突合せ部(第一突合せ部に相当)は良好な接合状態となっているが、第二〜四試験のように突起部を備えた回転ツールFAを用いて、突起部を段差部の段差底面よりも深く挿入した方が段差底面と封止体の裏面との突合せ部(第二突合せ部に相当)がより確実に摩擦攪拌接合されることがわかる。また、第三,四試験のように、封止体の側面に傾斜面を設けなくても段差部の段差側面と封止体の側面との突合せ部(第一突合せ部に相当)は概ね良好な接合状態となっているが、第二試験のように封止体に傾斜面を設けた方が塑性化領域の表面の凹溝も小さく好ましいことがわかる。
2 ジャケット本体
3 封止体
F 回転ツール
F1 連結部
F2 攪拌ピン
J1 第一突合せ部
J2 第二突合せ部
W 塑性化領域
Claims (20)
- 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を備えるジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金によって形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金によって形成されており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって広がるように斜めに立ち上がる段差側面と、を有する段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置し、前記段差側面と前記封止体の側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体のみに接触させた状態で前記第一突合せ部に沿って回転ツールを一周させて摩擦攪拌接合を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を備えるジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金によって形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金によって形成されており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって広がるように斜めに立ち上がる段差側面と、を有する段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置し、前記段差側面と前記封止体の側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体に接触させるとともに、前記ジャケット本体の前記段差側面にもわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部に沿って回転ツールを一周させて摩擦攪拌接合を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記封止体の板厚を前記段差側面の高さよりも大きくすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記攪拌ピンの外周面の傾斜角度を前記段差側面の傾斜角度と同一にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記封止体の側面に傾斜面を形成し、
前記載置工程では、前記段差側面と前記傾斜面とを面接触させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 前記封止体はアルミニウム合金展伸材で形成し、前記ジャケット本体はアルミニウム合金鋳造材で形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記回転ツールの外周面に基端から先端に向うにつれて左回りの螺旋溝を刻設した場合、前記回転ツールを右回転させ、
前記回転ツールの外周面に基端から先端に向うにつれて右回りの螺旋溝を刻設した場合、前記回転ツールを左回転させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、前記回転ツールの移動軌跡に形成される塑性化領域のうち、前記ジャケット本体側がシアー側となり、前記封止体側がフロー側となるように前記回転ツールの回転方向及び進行方向を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記第一突合せ部は、前記段差側面と前記封止体の前記側面とが断面略V字状の隙間をあけて突き合わされることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記本接合工程では、前記回転ツールの移動軌跡に塑性化領域が形成され、
前記塑性化領域は、前記第二突合せ部を超えてジャケット本体に達するように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を備えるジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金によって形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金によって形成されており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンは、先細りとなるように傾斜する外周面を備えるとともに平坦な先端面を備え、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって広がるように斜めに立ち上がる段差側面と、を有する段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置し、前記段差側面と前記封止体の側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体に接触させるとともに、前記攪拌ピンの先端を前記段差底面よりも深く挿入するとともに、前記攪拌ピンの前記外周面と前記段差側面とを離間させた状態で前記第一突合せ部に沿って回転ツールを一周させて摩擦攪拌接合を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を備えるジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は第一アルミニウム合金によって形成されており、前記封止体は第二アルミニウム合金によって形成されており、前記第一アルミニウム合金は前記第二アルミニウム合金よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンは、先細りとなるように傾斜する外周面を備えるとともに平坦な先端面を備え、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって広がるように斜めに立ち上がる段差側面と、を有する段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置し、前記段差側面と前記封止体の側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記封止体に接触させるとともに、前記攪拌ピンの先端を前記段差底面よりも深く挿入するとともに、前記攪拌ピンの前記外周面を前記段差側面にわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部に沿って回転ツールを一周させて摩擦攪拌接合を行う本接合工程と、を含むことを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記封止体の板厚を前記段差側面の高さよりも大きくすることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記攪拌ピンの外周面の傾斜角度を前記段差側面の傾斜角度と同一にすることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記封止体の側面に傾斜面を形成し、
前記載置工程では、前記段差側面と前記傾斜面とを面接触させることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 前記封止体はアルミニウム合金展伸材で形成し、前記ジャケット本体はアルミニウム合金鋳造材で形成することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記回転ツールの外周面に基端から先端に向うにつれて左回りの螺旋溝を刻設した場合、前記回転ツールを右回転させ、
前記回転ツールの外周面に基端から先端に向うにつれて右回りの螺旋溝を刻設した場合、前記回転ツールを左回転させることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、前記回転ツールの移動軌跡に形成される塑性化領域のうち、前記ジャケット本体側がシアー側となり、前記封止体側がフロー側となるように前記回転ツールの回転方向及び進行方向を設定することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記第一突合せ部は、前記段差側面と前記封止体の前記側面とが断面略V字状の隙間をあけて突き合わされることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。
- 前記本接合工程では、前記回転ツールの移動軌跡に塑性化領域が形成され、
前記塑性化領域は、前記第二突合せ部を超えてジャケット本体に達するように形成されていることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の液冷ジャケットの製造方法。
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