JP6766832B2 - 製鋼スラグ路盤材の製造方法 - Google Patents
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Description
[1]粒径40mm以下の割合が80mass%以上となる粒度に破砕した後に常圧で蒸気エージングを施した製鋼スラグ(a)について、下記(i)又は(ii)の条件で細粒・微粉分を増減することにより、製鋼スラグ(a)の粒度分布をAndreazenの曲線式で近似した場合に、Fuller指数が0.4〜0.6となるように製鋼スラグ(a)の粒度分布を調整することを特徴とする製鋼スラグ路盤材の製造方法。
(i)製鋼スラグ(a)の一部について篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで細粒・微粉分を減じた後、製鋼スラグ(a)の残部と混合する。
(ii)以前に、粒径40mm以下の割合が80mass%以上となる粒度に破砕され且つ該破砕後に蒸気エージングが施された製鋼スラグを篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで得られている細粒・微粉分を、製鋼スラグ(a)に加えて混合する。
[3]上記[1]又は[2]の製造方法において、製鋼スラグ(a)が同日に同じ精錬設備で発生した脱炭スラグであり、該製鋼スラグ(a)の一部について篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで細粒・微粉分を減じた後、製鋼スラグ(a)の残部と混合することにより、製鋼スラグ(a)の細粒・微粉分を減少させて粒度分布を調整することを特徴とする製鋼スラグ路盤材の製造方法。
[5]上記[4]の製造方法において、製鋼スラグ(a1)が同日に同じ精錬設備で発生した脱炭スラグであり、製鋼スラグ(a2)が脱炭スラグ以外の製鋼スラグであることを特徴とする製鋼スラグ路盤材の製造方法。
[7]上記[1]〜[6]のいずれかの製造方法において、粒度分布を調整した後の製鋼スラグ(a)の粒度が、JIS A5015(2013)に粒度範囲が定められているCS−40、CS−30、CS−20、MS−25、HMS−25のいずれかの粒度範囲を満足することを特徴とする製鋼スラグ路盤材の製造方法。
本発明者は以下のような実験を行った。
路盤材の膨張性評価に用いられる突き固め試験では、条件により突き固め回数が決められている。JIS A1210(2009)に定められたE−bの方法では、内径150mmの円筒容器(CBR試験型枠)に1層につき4.5kgのランマを92回落下させて突き、これを3層で突いて高さ125mmに突き固める。突き固めた供試体の質量が分かれば、事前に調整した含水比を基にして、乾燥時の供試体質量および密度が求められる。
その他これまで、常圧の蒸気エージングの処理時間を48時間から96時間まで変化させた種々の条件で試験した水浸膨張試験供試体(製鋼スラグ)について乾燥密度と水浸膨張率(ここでは80℃一定保持で4日後の膨張率で比較)を調べた結果では、乾燥密度が小さい供試体ほど膨張性が大きい傾向があった。
一つのスラグ粒子に注目した場合、充填性が高く周囲の粒子からの拘束が大きいと、粒子の亀裂内にある膨張源が反応して膨張し、粒子自体を膨張させようとしても、拘束されて自由には反応が進まない。膨張反応によって粒子をより破壊して亀裂を進展させれば、反応進行中の膨張源や進展した亀裂先端にある未反応膨張源に水分が到達する空間が広げられる。しかし、粒子周辺の拘束が強いと、水分を膨張源に供給するための空間を容易には広げられず、結果として、膨張反応が抑制される。
連続粒度分布の表現についてAndreasenの曲線式があり、最大粒径(Dpmax)に対して各中間径(Dp)での通過質量分率についてFuller指数qを用いて下記(1)式のように表す。
U(Dp)=(Dp/Dpmax)q …(1)
ここで、Dpは粒径、Dpmaxは最大粒径、U(Dp)は粒径Dpまでの通過質量分率である。(出典:例えば「三輪茂雄、粉体工学、日刊工業新聞社、1981年、p.42」)
このAndreasenの曲線は図5のような積算分布になり、細かい粒子が多いほどFuller指数qは小さい値となる。実験的には、疎充填ではq=1/2で、密充填ではq=1/3で、それぞれ最も密度が高くなるとされている。
さきに挙げた図4において乾燥密度が小さく、膨張が大きかった水準は殆んどqが0.4未満である。ちなみに常圧で蒸気エージングを施した製鋼スラグの水浸膨張率(80℃一定保持で4日後の膨張率)とFuller指数qとの関係をみると、図7に示すようにq=0.5に向かって水浸膨張率が低下している。
(i)製鋼スラグaの一部について篩目が10mm以下の篩(以下、説明の便宜上「篩x」という)で分級することで細粒・微粉分を減じた後、製鋼スラグaの残部(有姿粒度の製鋼スラグa)と混合する。
(ii)以前に、粒径40mm以下の割合が80mass%以上となる粒度に破砕され且つ該破砕後に蒸気エージング(常圧での蒸気エージング又は加圧蒸気エージング)が施された製鋼スラグを篩目が10mm以下の篩xで分級することで得られている細粒・微粉分を、製鋼スラグa(有姿粒度の製鋼スラグa)に加えて混合する。
製鋼スラグは、鉄鋼製造プロセスの製鋼工程で発生するスラグであり、脱炭スラグ(転炉脱炭スラグ)、溶銑予備処理スラグ(脱珪スラグ、脱燐スラグなど)、造塊スラグ、溶融還元スラグ、電気炉スラグなどがあり、これらの1種以上を用いることができる。なかでも脱炭スラグは一般に塩基度が高いので、製鋼スラグaの一部又は全部が脱炭スラグである場合には、本発明の有用性は特に高いと言える
Andreazenの曲線式で積算篩下の曲線が大きく変化するのは、Fuller指数qが1より小さい領域では粒径が最大粒径の20%以下の部分と考えられる。篩目40mmで80mass%以上通過する粒度分布であれば、最大粒径の20%の粒径は実質的に10mmとなり、それ以下の細粒・微粉分の粒子量を調整することが望ましい。このため本発明では、上記(i)、(ii)のように篩目が10mm以下の篩xで分級することを通じて細粒・微粉分を増減し、粒度分布を調整する。
また、上記の点からして、本発明法は、製鋼スラグaの一部又は全部が塩基度3.3以上の製鋼スラグである場合に、特に有用性が高いと言える。
以上のような本発明法で製造される製鋼スラグ路盤材は、粒度分布をAndreazenの曲線式で近似した場合に、Fuller指数が0.4〜0.6となる粒度分布を有することが好ましい。
本発明により製造された製鋼スラグ路盤材は、単独で使用(施工)してもよいし、他の路盤材料(例えば、他のスラグ路盤材や砕石など)と混合して使用(施工)してもよい。
スラグB〜Fのうちの2つのスラグを混合する際には、スラグの混合にホイルローダー等の重機を用い、切り返しを数度繰り返すことで混合を均一化した。
蒸気エージングは、1.5m層厚で山積みしたスラグの下方から蒸気を吹き込んで昇温するエージング設備で約100℃に達してから72時間保持する条件で実施した。
比較例3を除き、−5mmの細粒分を分級・排除したスラグC(脱炭スラグ、粒度5−40mm)と、−5mmの細粒分を分級・排除していない有姿粒度のスラグB(脱炭スラグ、粒度0−40mm)を混合し、所定の粒度分布を有する発明例1〜3及び比較例1、2のスラグ(試料)とした。なお、比較例3は、有姿粒度のスラグB(脱炭スラグ、粒度0−40mm)のみからなるスラグ(試料)である。各スラグについて、上述した方法で粒度分布測定とFuller指数qの算出を行った。また、各スラグについて、JIS A5015(2013)附属書2に定めた水浸膨張試験を行い、乾燥密度と水浸膨張率を測定した。
−5mmの細粒分を分級・排除したスラグC(脱炭スラグ、粒度5−40mm)と、−5mmの細粒分を分級・排除していない有姿粒度のスラグD(造塊スラグ、粒度0−40mm)を混合し、所定の粒度分布を有する発明例4及び比較例4のスラグ(試料)とした。各スラグについて、上述した方法で粒度分布測定とFuller指数qの算出を行った。また、各スラグについて、JIS A5015(2013)附属書2に定めた水浸膨張試験を行い、乾燥密度と水浸膨張率を測定した。
−5mmの細粒分を分級・排除していない有姿粒度のスラグE(脱炭スラグ、粒度0−40mm)と篩目5mmの篩下のスラグF(脱炭スラグ、粒度0−5mm)を混合し、所定の粒度分布を有する発明例5のスラグ(試料)とした。このスラグについて、上述した方法で粒度分布測定とFuller指数qの算出を行った。また、同スラグについて、JIS A5015(2013)附属書2に定めた水浸膨張試験を行い、乾燥密度と水浸膨張率を測定した。
Claims (7)
- 粒径40mm以下の割合が80mass%以上となる粒度に破砕した後に常圧で蒸気エージングを施した製鋼スラグ(a)について、下記(i)又は(ii)の条件で細粒・微粉分を増減することにより、製鋼スラグ(a)の粒度分布をAndreazenの曲線式で近似した場合に、Fuller指数が0.4〜0.6となるように製鋼スラグ(a)の粒度分布を調整することを特徴とする製鋼スラグ路盤材の製造方法。
(i)製鋼スラグ(a)の一部について篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで細粒・微粉分を減じた後、製鋼スラグ(a)の残部と混合する。
(ii)以前に、粒径40mm以下の割合が80mass%以上となる粒度に破砕され且つ該破砕後に蒸気エージングが施された製鋼スラグを篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで得られている細粒・微粉分を、製鋼スラグ(a)に加えて混合する。 - 製鋼スラグ(a)の少なくとも一部が、塩基度(但し、CaO/SiO2の質量比)が3.3以上の製鋼スラグであることを特徴とする請求項1に記載の製鋼スラグ路盤材の製造方法。
- 製鋼スラグ(a)が同日に同じ精錬設備で発生した脱炭スラグであり、該製鋼スラグ(a)の一部について篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで細粒・微粉分を減じた後、製鋼スラグ(a)の残部と混合することにより、製鋼スラグ(a)の細粒・微粉分を減少させて粒度分布を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の製鋼スラグ路盤材の製造方法。
- 製鋼スラグ(a)が2種以上の製鋼スラグからなり、そのなかの1種の製鋼スラグ(a1)の全部又は一部について篩目が10mm以下の篩(x)で分級することで細粒・微粉分を減じた後、残りの1種以上の製鋼スラグ(a2)及び製鋼スラグ(a1)の残部(但し、製鋼スラグ(a1)の全部を上記分級した場合を除く。)と混合することにより、製鋼スラグ(a)の細粒・微粉分を減少させて粒度分布を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の製鋼スラグ路盤材の製造方法。
- 製鋼スラグ(a1)が同日に同じ精錬設備で発生した脱炭スラグであり、製鋼スラグ(a2)が脱炭スラグ以外の製鋼スラグであることを特徴とする請求項4に記載の製鋼スラグ路盤材の製造方法。
- 篩(x)の篩目が4mm以上6mm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の製鋼スラグ路盤材の製造方法。
- 粒度分布を調整した後の製鋼スラグ(a)の粒度が、JIS A5015(2013)に粒度範囲が定められているCS−40、CS−30、CS−20、MS−25、HMS−25のいずれかの粒度範囲を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の製鋼スラグ路盤材の製造方法。
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