JP6766655B2 - 二電源駆動システム - Google Patents

二電源駆動システム Download PDF

Info

Publication number
JP6766655B2
JP6766655B2 JP2017006288A JP2017006288A JP6766655B2 JP 6766655 B2 JP6766655 B2 JP 6766655B2 JP 2017006288 A JP2017006288 A JP 2017006288A JP 2017006288 A JP2017006288 A JP 2017006288A JP 6766655 B2 JP6766655 B2 JP 6766655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary machine
converter
power supply
battery
drive system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017006288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018117444A (ja
Inventor
滋人 梶原
滋人 梶原
一謹 松尾
一謹 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017006288A priority Critical patent/JP6766655B2/ja
Publication of JP2018117444A publication Critical patent/JP2018117444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6766655B2 publication Critical patent/JP6766655B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/40Application of hydrogen technology to transportation, e.g. using fuel cells

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本開示は二電源駆動システムに関する。
並列的に接続されている第1及び第2電源装置により負荷を駆動する二電源負荷駆動システムが知られている(例えば、特許文献1)。二電源負荷駆動システムとして、第1の電源と高電圧補機との間、及び第2の電源と高電圧補機との間に、それぞれ遮断リレーが設けられている、二電源負荷駆動システムが知られている。
特開2014−183705号公報
しかし、遮断リレーを備える二電源負荷駆動システムを終了させる際には、遮断リレーの溶着を防止するためにすべての高電圧補機が停止するまで遮断リレーの遮断処理を行なうことができなかった。そのため、システムの終了処理が完了するまでに時間がかかっていた。
本開示は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
[適用例1]
本開示の一形態によれば、二電源駆動システムが提供される。この二電源駆動システムは、第1の電池と、前記第1の電池に接続されている第1の補機と、前記第1の電池と前記第1の補機との間に配置されている第1のコンバータと、前記第1のコンバータと前記第1の補機との間に配置されている遮断リレーと、前記第1の補機と前記遮断リレーとの間の配線に接続される第2のコンバータと、前記第2のコンバータを介して前記第1の補機に対して前記第1の電池と並列に接続されている第2の電池と、前記第2のコンバータと前記第2の電池との間の配線に接続されている第2の補機と、前記第1の補機と前記第2の補機と前記遮断リレーと前記第1のコンバータと前記第2のコンバータとを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記二電源駆動システムの終了処理において、前記第1の補機、前記第1のコンバータ、および前記第2のコンバータの停止が完了していれば、前記第2の補機の停止が完了したか否かにかかわらず、前記遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替える。
この二電源駆動システムによれば、制御部は、二電源駆動システムの終了処理において、第1の補機、第1のコンバータ、および第2のコンバータの停止が完了していれば、第2の補機の停止が完了したか否かにかかわらず、遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替える。このため、第2の補機が停止していなくても、遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替えることができる。従って、すべての高電圧補機が停止するまで遮断処理ができず、システムの終了処理が完了するまでに時間がかかるという問題を解決することが可能である。
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、二電源駆動システムの他、二電源駆動システムの制御方法や、二電源駆動システムを備えた車両等の移動体、二電源駆動システムを備えた固定型の発電装置の形態で実現することができる。
第1実施形態に係る二電源駆動システムを示す概略図。 第1実施形態に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理における第1の遮断リレーの遮断手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理における第2の遮断リレーの遮断手順を示すフローチャート。 従来例に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理における第1の遮断リレーおよび第2の遮断リレーの遮断手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理のタイムチャート。 従来例に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理のタイムチャート。
A.第1の実施形態
図1は、第1実施形態に係る二電源駆動システム100を示す概略図である。二電源駆動システム100は、例えば、燃料電池車両に適用される燃料電池システムに利用される。二電源駆動システム100は、第1の電池10と、第2の電池20と、第1のコンバータ11と、第2のコンバータ21と、第1の遮断リレー12と、第2の遮断リレー22と、第2の平滑コンデンサ13と、インバータ14と、駆動用モータ30と、第1の補機31と、第2の補機32と、制御部40とを備えている。駆動用モータ30は、第1の電池10および第2の電池20から電力が供給されることにより車輪(図示しない)を回転させる。なお、第1の遮断リレー12は、請求項における遮断リレーに相当する。
本実施形態では、第1の電池10として、反応ガスである水素と酸素とを反応させて発電する燃料電池が採用されている。第1の電池10は、第1のコンバータ11と、第1の遮断リレー12と、インバータ14と、を介して駆動用モータ30および第1の補機31と接続され、第1のコンバータ11と、第1の遮断リレー12と、第2のコンバータ21と、を介して第2の補機32と接続されている。第1の電池10は、駆動用モータ30と、第1の補機31と、第2の補機32と、に電力を供給する。第1の補機31は、高電圧で駆動する高電圧補機であり、例えば、第1の電池10に空気を供給するエアコンプレッサである。第1の電池10は、燃料電池に限定されるものではなく、補機を要する二次電池であればよい。
第1のコンバータ11は、第1の電池10と駆動用モータ30及び第1の補機31との間に配置されている。第1のコンバータ11は、第1の電池10が出力する電圧を、駆動用モータ30及び第1の補機31の駆動電圧まで昇圧させるDC−DC昇圧コンバータであり、具体的には、スイッチング素子11bを有するチョッパ方式のコンバータである。第1のコンバータ11は、インバータ14へ供給される電圧の変動を抑える第1の平滑コンデンサ11aを有している。
インバータ14は、第1の遮断リレー12と、駆動用モータ30及び第1の補機31と、の間に配置されている。インバータ14は、第1の電池10から供給される直流電流を、例えば3相交流の電力に変換して供給することにより、駆動用モータ30及び第1の補機31の動作を制御する。駆動用モータ30や第1の補機として、交流により駆動されるモータや補機ではなく、直流により駆動されるモータや補機が用いられてもよい。この場合、インバータ14は、省略することができる。
第2の平滑コンデンサ13は、第1の遮断リレー12とインバータ14との間に配置されている。第2の平滑コンデンサ13は、電荷の充放電をすることにより、インバータ14に供給される電圧の変動を抑える。
第1の遮断リレー12は、第1のコンバータ11と駆動用モータ30及び第1の補機31との間に配置されている。第1の遮断リレー12は、第1の電池10から供給される電力を駆動用モータ30、第1の補機31、および第2の補機に通電可能になる接続状態と通電不可能になる遮断状態とのいずれか一方に切り替えるリレー回路である。第1の遮断リレー12には、例えば、電磁リレーを用いることができる。第1の遮断リレー12を遮断状態から接続状態へ切り替えるために必要な電力は、第2の電池20から供給される。
第2の電池20は、蓄電池であり、例えば、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池が用いられる。第2の電池20は、第2の遮断リレー22と、第2のコンバータ21と、を介して駆動用モータ30および第1の補機31に接続され、第2の遮断リレー22を介して第2の補機32に接続されている。第2の電池20は、駆動用モータ30、第1の補機31、および第2の補機32に対して第1の電池10と並列に接続されている。第2の電池20は、第1の電池10の発電によって得られた電力や駆動用モータ30により回生された回生電力を蓄える。第2の電池20に蓄えられた電力は、駆動用モータ30、第1の補機31および第2の補機32の駆動に用いられる。
第2の補機32は、高電圧で駆動される高電圧補機であり、例えば、水素ポンプや、燃料電池冷却水ポンプ、エアコンディショナ、水加熱用ヒータ、低電圧補機バッテリ用のDC−DCコンバータが含まれる。第2の補機32は、二電源駆動システムの終了処理の際に、終了処理の最後まで駆動されていなければならない補機である。二電源駆動システムの終了処理の際に、第2の補機32の駆動を継続しなければならないのは、例えば、低電圧補機バッテリ用のDC−DCコンバータによって低電圧補機バッテリ(図示しない)に電力を供給し、低電圧補機バッテリが過放電状態になるのを防止するためである。水素ポンプや燃料電池冷却水ポンプ等は、第1の電池10である燃料電池の終了処理に用いられるため、継続して駆動され続けなければならない。
第2のコンバータ21は、第1の遮断リレー12とインバータ14との間の配線に接続されている。第2のコンバータ21は、第2の電池20が出力する電圧を、駆動用モータ30及び第1の補機31の駆動電圧まで昇圧させ、第2の電池20へ入力する回生電力を降圧する。すなわち、双方向の電圧変換を行うことができるDC−DCコンバータである。
制御部40は、制御線41を介して、第1のコンバータ11、第2のコンバータ21、第1の遮断リレー12、第2の遮断リレー22、インバータ14、駆動用モータ30、第1の補機31、および第2の補機32を制御する。
図2は、第1実施形態に係る二電源駆動システム100により実行される終了処理における第1の遮断リレー12の遮断手順を示すフローチャートである。この終了処理は、二電源駆動システム100の通常終了時に実行される処理であり、二電源駆動システム100の緊急停止時に実行される終了処理ではない。通常時に実行される終了処理とは、例えば、二電源駆動システム100の起動スイッチがONからOFFに切り替えられることにより実行される終了処理である。終了処理は、第1の遮断リレー12と第2の遮断リレー22との両方を、接続状態から遮断状態に切り替えたときに完了する。
二電源駆動システム100の起動スイッチ(図示しない)がONからOFFに切り替わると、制御部40は終了処理を開始する。終了処理を開始すると、制御部40は、電力の消費を停止するために、駆動用モータ30および第1の補機31に対して停止信号を送信する(ステップS101)。制御部40は、停止信号を受信した駆動用モータ30および第1の補機31が停止を完了するまで待機する(ステップS102:NO)。駆動用モータ30および第1の補機31の停止が完了したか否かの判断は、例えば、制御部40が駆動用モータ30と第1の補機31とに対して停止信号を送信してから、停止の完了に十分な予め定めた時間が経過したか否かによって判断することができる。あるいは、駆動用モータ30および第1の補機31の物理的な変化に基づいて判断してもよい。具体的には、二電源駆動システム100が備える回転センサにより、駆動用モータの回転数を検出し、検出した回転数が0になった際に駆動用モータ30の停止が完了したと判断することができる。駆動用モータ30と第1の補機31との停止が完了すると、制御部40による終了処理はステップS103へと進む(ステップS102:YES)。
制御部40は、第1の遮断リレー12に高圧電流が流れなくするために、第1のコンバータ11に対して停止信号を送信する(ステップS103)。停止信号を受信した第1のコンバータ11は、スイッチング素子11bをOFFの状態に固定し、昇圧機能を停止する。第1のコンバータ11の昇圧機能を停止することにより、第1の電池10から供給される電力の消費を少なくすることができる。制御部40は、第1のコンバータ11の停止が完了するまで待機する(ステップS104:NO)。第1のコンバータ11の停止が完了したか否かの判断は、例えば、制御部40が第1のコンバータ11に対して停止信号を送信してから、停止の完了に十分な予め定めた時間が経過したか否かによって判断することができる。第1のコンバータ11の停止が完了すると、制御部40による終了処理はステップS105へと進む(ステップS104:YES)。
制御部40は、第2の電池20に対して回生電流が流れるのを防止するために、第2のコンバータ21に対して停止信号を送信する(ステップS105)。停止信号を受信した第2のコンバータ21は、スイッチング素子21a、21bをOFFの状態に固定する。スイッチング素子21a、21bをOFFの状態に固定することにより、昇圧機能を停止するとともに、第1の電池10の側から供給される電力を遮断する。制御部40は、第2のコンバータ21の停止が完了するまで待機する(ステップS106:NO)。第2のコンバータ21が停止したか否かの判断は、例えば、制御部40が第2のコンバータ21に対して停止信号を送信してから、停止の完了に十分な予め定めた時間が経過したか否かによって判断することができる。第2のコンバータ21の停止が完了すると、制御部40による終了処理はステップS107へと進む(ステップS106:YES)。
制御部40は、第2のコンバータ21の停止が完了した後、予め定めた時間t1が経過するまで待機する(ステップS107)。予め定めた時間t1とは、第1の平滑コンデンサ11aと第2の平滑コンデンサ13との間の電位差がなくなるために十分な長さの時間であり、具体的には、第1の平滑コンデンサ11aおよび第2の平滑コンデンサ13のコンデンサ容量と回路抵抗とに基づいて決定することができる。第1の電池10および第2の電池20から電力の供給が停止された後であっても、第1の平滑コンデンサ11aと第2の平滑コンデンサ13はそれぞれ電荷を蓄えているため、第1の平滑コンデンサ11aと第2の平滑コンデンサ13とに間に電位差が生じている場合がある。第1の平滑コンデンサ11aと第2の平滑コンデンサ13との間に電位差があると、第1の平滑コンデンサ11aと第2の平滑コンデンサ13との間に電流が流れ、第1の遮断リレー12にも電流が流れる。電流が流れている状態で第1の遮断リレー12を接続状態から遮断状態へと切り替えると、アークが発生し、第1の遮断リレー12が溶着してしまうおそれがある。したがって第1の平滑コンデンサ11aと第2の平滑コンデンサ13との電位差がなくなるまで第1の遮断リレー12を接続状態から遮断状態に切り替えることができない。予め定めた時間t1が経過すると、制御部40は、第1の遮断リレー12を接続状態から遮断状態に切り替える(ステップS108)。
図3は、第1実施形態に係る二電源駆動システム100により実行される終了処理における第2の遮断リレー22の遮断手順を示すフローチャートである。第2の遮断リレー22の遮断手順は、図2に示した第1の遮断リレー12の遮断処理が行なわれる終了処理中に実行される。
二電源駆動システム100の起動スイッチがONからOFFに切り替わると、制御部40は、終了処理を開始する。第2の補機32は、終了処理を実行するために作動している必要があり、制御部40は、終了処理が開始しても第2の補機32を直ちに停止させることはできない。制御部40は、終了処理が開始した後、第2の補機32を停止させることが可能な状態になるまで待機する(ステップS201:NO)。第2の補機32を停止させることが可能になったか否かの判断は、例えば、終了処理を開始してから予め定めた時間が経過したか否かによって判断することができる。あるいは、第2の補機32の作動状態を検出可能なセンサの検出信号に基づいて判断してもよく、例えば、燃料電池冷却水ポンプであれば燃料電池冷却水ポンプの回転数に基づいて判断することができる。第2の補機32を停止させることが可能になると(ステップS201:YES)、制御部40は、第2の補機32に対して停止信号を送信する(ステップS202)。制御部40は、第2の補機32の停止が完了するまで待機する(ステップS203:NO)。第2の補機32の停止が完了したか否かの判断は、例えば、制御部40が第2の補機32に対して停止信号を送信してから、停止の完了に十分な時間が経過したか否かによって判断することができる。第2の補機32の停止が完了すると(ステップS203:YES)、制御部40は、第2のコンバータ21が停止しているか否かを判定し(ステップS204)、第2のコンバータ21の停止が完了するまで待機する(ステップS204:NO)。制御部40は、第2のコンバータ21が停止していると判定して場合には(ステップS204:YES)、第2の遮断リレー22を接続状態から遮断状態に切り替える(ステップS205)。この状態においては、第2の遮断リレー22には電流は流れず、遮断に伴うアークの発生による溶着を回避することができる。
図4は、従来例に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理における第1の遮断リレーおよび第2の遮断リレーの遮断手順を示すフローチャートである。従来例に係る二電源駆動システムの制御部は、終了処理を開始すると駆動用モータと第1の補機と第2の補機とに停止信号を送信する(ステップS301)。制御部は、駆動用モータと第1の補機と第2の補機とのすべての停止が完了するまで待機する(ステップS302:NO)。駆動用モータと第1の補機と第2の補機とが停止すると(ステップS302:YES)、制御部は、第1のコンバータに停止信号を送信する(ステップS303)。制御部は、第1のコンバータの停止が完了するまで待機する(ステップS304:NO)。第1のコンバータの停止が完了すると(ステップS304:YES)、制御部は第2のコンバータに停止信号を送信する(ステップS305)。制御部は第2のコンバータの停止が完了するまで待機し(ステップS306:NO)、第2のコンバータの停止が完了すると(ステップS306:YES)、第2のコンバータの停止が完了してから予め定めた時間t1が経過するまで待機する(ステップS307)。予め定めた時間t1が経過すると、制御部は、第1の遮断リレーと第2の遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替える。終了処理は、第1の遮断リレーおよび第2の遮断リレーの双方を遮断させることによって完了する。
図5と図6を用いて、第1実施形態に係る二電源駆動システム100と従来例に係る二電源駆動システムとにおいて実行される終了処理を説明する。図5は、第1実施形態に係る二電源駆動システム100により実行される終了処理のタイムチャートである。図6は、従来例に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理のタイムチャートである。
第1の実施形態に係る二電源駆動システム100の起動スイッチがONからOFFへと切り替わると、作動中の駆動用モータ30および第1の補機31に停止信号が送信される。従来例に係る二電源駆動システムにおいても、起動スイッチがONからOFFへと切変わると、駆動用モータと第1の補機とに対して停止信号が送信される。第1実施形態では、駆動用モータ30および第1の補機31が停止すると、第2の補機32の駆動が継続していても、第1のコンバータ11は停止される。第1のコンバータ11が停止された後、第2のコンバータ21は停止される。第2のコンバータ21が停止した後、第2の補機32の駆動が継続している場合であっても、予め定めた時間t1が経過すると第1の遮断リレー12が遮断される。一方、従来例では、第2の補機が停止するまで第1のコンバータを停止されない。一般的に、第2の補機は、駆動用モータおよび第1の補機に対して遅れて停止される。第1実施形態では、第2のコンバータ21がすでに停止しているため、第2の補機32が停止すると第2の遮断リレー22には電流は流れない。したがって、第2の補機32が停止すると、第2の遮断リレー22は接続状態から遮断状態に切り替えられる。第2の遮断リレー22を遮断状態にすることにより終了処理は完了する。一方、従来例では、第2の補機の停止が完了し、駆動用モータと第1の補機と第2の補機とのすべてが停止した後に、第1のコンバータと第2のコンバータが停止される。第2のコンバータが停止した後、予め定めた時間t1が経過すると、第1の遮断リレーと第2の遮断リレーが接続状態から遮断状態に切り替えられる。第1の遮断リレーと第2の遮断リレーとの双方が遮断状態になると、終了処理は完了する。第1実施形態に係る二電源駆動システム100により実行される終了処理に要する時間t2は、従来例に係る二電源駆動システムにより実行される終了処理に要する時間t3に比べて短くなっている。従来例では、第2の補機の停止を完了した後でなければ、第1のコンバータおよび第2のコンバータを停止させることができず、第1の遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替えることができなかった。第1実施形態に係る二電源駆動システム100による終了処理では、停止時間を遅らせることが求められる第2の補機32の停止が完了したか否かにかかわらず、第1のコンバータ11と第2のコンバータ21を停止させ、第1の遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替える。その結果、従来例と比べ、第1実施形態は終了処理に要する時間を短縮することが可能である。
以上説明した第1の実施形態の二電源駆動システム100によれば、第2の補機32の停止が完了しているか否かにかかわらず、第1の遮断リレー12を接続状態から遮断状態に切り替える遮断処理をすることができる。従って、第1の補機31および第2の補機32のすべてが停止するまで待機することなく、第1の遮断リレー12を接続状態から遮断状態に切り替えることができる。この結果、システムの終了処理が完了するまでの時間を短縮することができる。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…第1の電池
11…第1のコンバータ
11a…第1の平滑コンデンサ
11b…スイッチング素子
12…第1の遮断リレー
13…第2の平滑コンデンサ
14…インバータ
20…第2の電池
21…第2のコンバータ
21a、21b…スイッチング素子
22…第2の遮断リレー
30…駆動用モータ
31…第1の補機
32…第2の補機
40…制御部
41…制御線
100…二電源駆動システム

Claims (1)

  1. 二電源駆動システムであって、
    第1の電池と、
    前記第1の電池に接続されている第1の補機と、
    前記第1の電池と前記第1の補機との間に配置されている第1のコンバータと、
    前記第1のコンバータと前記第1の補機との間に配置されている遮断リレーと、
    前記第1の補機と前記遮断リレーとの間の配線に接続される第2のコンバータと、
    前記第2のコンバータを介して前記第1の補機に対して前記第1の電池と並列に接続されている第2の電池と、
    前記第2のコンバータと前記第2の電池との間の配線に接続されている第2の補機と、
    前記第1の補機と前記第2の補機と前記遮断リレーと前記第1のコンバータと前記第2のコンバータとを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記二電源駆動システムの終了処理において、前記第1の補機、前記第1のコンバータ、および前記第2のコンバータの停止が完了していれば、前記第2の補機の停止が完了したか否かにかかわらず、前記遮断リレーを接続状態から遮断状態に切り替える、
    二電源駆動システム。
JP2017006288A 2017-01-18 2017-01-18 二電源駆動システム Active JP6766655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006288A JP6766655B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 二電源駆動システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006288A JP6766655B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 二電源駆動システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018117444A JP2018117444A (ja) 2018-07-26
JP6766655B2 true JP6766655B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=62984446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017006288A Active JP6766655B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 二電源駆動システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6766655B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020061817A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5265851B2 (ja) * 2005-09-07 2013-08-14 本田技研工業株式会社 燃料電池システム及びそのシステムにおけるディスチャージ電力制御方法
KR101519666B1 (ko) * 2009-09-11 2015-05-12 현대자동차주식회사 연료전지 하이브리드 차량의 제어 방법
KR101846632B1 (ko) * 2015-12-10 2018-04-09 현대자동차주식회사 연료전지차량의 스탑모드시 전압 제어방법
JP2018055782A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 トヨタ自動車株式会社 リレー制御方法
JP6500881B2 (ja) * 2016-12-12 2019-04-17 トヨタ自動車株式会社 駆動システムおよび車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018117444A (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101863737B1 (ko) 축전 시스템
JP5794301B2 (ja) 車両および車両の制御方法
US8963457B2 (en) Electric storage system and control method of electric storage system
CN110997395B (zh) 车辆用电源系统
JP6007875B2 (ja) 給電車両及び給電システム
JP2006217743A (ja) 電気負荷制御装置
JP2012125137A (ja) 電気自動車の高電圧システム
JP7259751B2 (ja) 電力供給システム
JP2017229132A (ja) 車輌の電源装置、及び電源制御装置
WO2018163494A1 (ja) 車両電源装置
JP2015220961A (ja) 車両
JP2016078533A (ja) エンジン始動装置
JP5064368B2 (ja) Dc/dcコンバータシステム
JP2014110666A (ja) 放電制御システム及び放電装置
JP5696589B2 (ja) 車両および車両の制御方法
JP2007149450A (ja) 燃料電池システム、並びに移動体及びその始動方法
JP5284126B2 (ja) 燃料電池車両
JP6766655B2 (ja) 二電源駆動システム
JP2014198969A (ja) ショベル
JP5397324B2 (ja) 電力装置
JP6151944B2 (ja) 給電システム
JP5925643B2 (ja) 車載電力制御装置
JP2010288326A (ja) 燃料電池システム
JP6402679B2 (ja) 電源装置
JP2017143691A (ja) バッテリの昇温システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200831

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6766655

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151