JP6766409B2 - 印刷装置 - Google Patents

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本発明は、外部から受信した印刷データに基づいて印刷を行うことが可能に構成された印刷装置に関する。
情報処理装置から受信された印刷データの画像を印刷可能に構成された印刷装置として、ストレージ印刷機能を有する印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。ストレージ印刷機能とは、情報処理装置から送信された印刷データをすぐには印刷せずに印刷装置のメモリに保存させておき、後で印刷装置においてユーザによる印刷のための操作が行われた場合に印刷させる機能である。
ストレージ印刷機能を有する印刷装置として、さらに、間違った印刷データが保存されていないかどうかを確認するためのお試し印刷機能を兼ね備えたものが知られている。お試し印刷機能とは、印刷装置のメモリに記憶させる印刷データを一度印刷させてその内容をユーザに確認させるための機能である。お試し印刷機能を利用することで、ユーザは、印刷装置に記憶させた印刷データが意図した正しいデータであるか否かを、実際に印刷された画像を見ることによって容易に確認できる。
特開2001−63179号公報
ストレージ印刷機能を利用する際にお試し印刷機能も合わせて利用する場合、印刷装置は、印刷データを受信するとすぐに印刷を開始する。そのため、お試し印刷機能を利用して情報処理装置から印刷データを送信させた後、印刷結果を確認しに行くのが遅れると、印刷結果が他のユーザの印刷結果に埋もれてしまって、印刷結果を確認する手間が増大する。特に、印刷装置が多数のユーザによって共有されている場合、お試し印刷機能による印刷が行われた後、その印刷結果を確認しに行くのが遅くなればなるほど、他の印刷結果に埋もれてしまう可能性が増大し、お試し印刷機能による印刷結果の確認が困難となる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、情報処理装置から送信された印刷データを記憶させた後で印刷でき、且つ印刷結果の確認のための印刷も実行可能に構成された印刷装置において、印刷データ送信後の時間経過にかかわらず、印刷結果の確認を容易に行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の印刷装置は、表示部と、情報処理装置とデータ通信を行うための通信部と、印刷部と、記憶部と、制御部と、を備える。制御部は、受信処理と、記憶処理と、アイコン表示処理と、印刷処理と、を実行する。
受信処理は、情報処理装置から通信部を介して印刷データを受信する処理である。記憶処理は、受信処理により受信した印刷データが特定印刷データである場合、その特定印刷データを記憶部に記憶させる処理である。特定印刷データとは、すぐには印刷させずに記憶部に記憶させることを要求する保存要求情報、及び印刷部に印刷させることを要求する印刷要求情報を含む印刷データである。アイコン表示処理は、記憶処理により特定印刷デ
ータが記憶された場合に表示部に特定のアイコンを表示させる処理である。印刷処理は、アイコン表示処理によって表示されている特定のアイコンに対する特定の入力操作が受け付けられた場合、記憶処理により記憶部に記憶された特定印刷データについて、記憶部に記憶された状態を保持したまま特定印刷データが示す画像を印刷部に印刷させる処理である。
このような構成の印刷装置では、保存要求情報及び印刷要求情報を含む特定印刷データが受信された場合、その特定印刷データが記憶部に記憶され、さらに表示部に特定のアイコンが表示される。そして、特定のアイコンに対する特定の入力操作が行われた場合、記憶部に記憶された特定印刷データを印刷させる。印刷後も、特定印刷データは記憶部に記憶されたままである。
従って、このような構成の印刷装置によれば、情報処理装置から特定印刷データを送信した場合、すぐには印刷が実行されず、印刷装置において特定のアイコンを操作することによって印刷させることができる。そのため、印刷データ送信後の時間経過にかかわらず、印刷結果の確認を容易に行うことができる。
なお、表示部、印刷部、及び記憶部の構成は特に限定されるものではないが、例えば、表示部は、画像を表示可能な構成であってもよい。印刷部は、画像を印刷可能な構成であってもよい。記憶部は、情報を記憶可能な構成であってもよい。
実施形態の印刷システムの概略構成を示す説明図。 印刷設定画面を示す説明図。 ストレージ印刷ジョブ登録テーブルを示す説明図。 パブリックタイプのお試し印刷ジョブのみ存在する場合の、お試し印刷アイオンタップ時の動作例を示す説明図。 パーソナルタイプのお試し印刷ジョブのみ存在する場合の、お試し印刷アイオンタップ時の動作例を示す説明図。 パーソナルセキュアタイプのお試し印刷ジョブのみ存在する場合の、お試し印刷アイオンタップ時の動作例を示す説明図。 印刷ジョブ受信処理を示すフローチャート。 図7の印刷ジョブ受信処理におけるS200のお試し印刷処理の一部を示すフローチャート。 図8のお試し印刷処理の続きの一部を示すフローチャート。 図8のお試し印刷処理の続きの一部を示すフローチャート。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
(1)印刷システムの概要
本実施形態の印刷システム1は、図1に示すように、印刷装置10と、複数のPC20とを備えている。「PC」は「Personal Computer」の略称である。印刷装置10と各PC20とは、ネットワーク100を通じて相互にデータ通信可能である。ネットワーク100は、本実施形態では例えば有線LANである。
なお、有線LAN以外の他のネットワークによって印刷装置10と各PC20がデータ通信可能であってもよい。例えば、無線LANを介して、印刷装置10と各PC20が相互にデータ通信を行えるようにしてもよい。また、印刷装置10とデータ通信可能なPC20の数は特に限定されるものではなく、1つであってもよい。
(2)印刷装置10の構成
印刷装置10は、PC20やその他の機器から入力された画像データ、或いは各種の記憶メディアを介して入力された画像データなどの各種画像データの画像を各種の記録紙に印刷出力する、印刷機能を有している。印刷装置10とデータ通信可能に接続されているPC20は、画像データを含む印刷ジョブを印刷装置10へ送信して印刷させることができる。
図1に示すように、印刷装置10は、CPU11、記憶部12、印刷部13、入力部14、表示部15、ネットワークインタフェース部(以下「ネットワークI/F」と称す)16、及びメディアインタフェース部(以下「メディアI/F」と称す)17を備えている。
CPU11は、非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記憶媒体に該当する。なお、以下の説明では、プログラムを実行するCPU11のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「プログラムは」という記載が「プログラムを実行するCPU11は」を意味する場合もある。後述するPC20のCPU21についても同様である。
記憶部12は、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリを少なくとも1つ含む。記憶部12には、後述する図3のストレージ印刷ジョブ登録テーブルが記憶される場合がある。なお、CPU11がプログラムを実行することにより実現される機能の一部又は全てを、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
入力部14は、ユーザによる入力操作を受け付ける入力装置であり、不図示のタッチパネルや操作ボタンなどの各種の入力手段を有する。表示部15は、画像を表示可能な表示デバイスとして例えば不図示の液晶ディスプレイを有する。入力部14が有するタッチパネルは、表示部15が有する表示デバイスにおける画像表示領域に重畳配置される。このタッチパネルによって、例えばタップ、ドラッグ、フリックなどの、ユーザによる各種の接触操作が受け付けられる。
ネットワークI/F16は、印刷装置10をネットワーク100に接続するための通信インタフェースであり、ネットワーク100に接続されている。印刷装置10とPC20との各種データ通信は、印刷装置10においてはこのネットワークI/F16を介して行われる。
メディアI/F17は、書き換え可能な不揮発性のメモリカード(不図示)が装着されるインタフェース部であり、メモリカードに対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。
印刷部13は、画像データが示す画像を記録紙に印刷することが可能に構成されている。印刷部13は、例えば記憶部12に記憶されている画像データを印刷させることができる。また、印刷部13は、例えばメディアI/F17に装着されているメモリカードから読み取られた画像データを印刷させることができる。
記憶部12には、印刷制御プログラムが記憶されている。印刷制御プログラムは、PC20を含む外部の各種機器から送信された印刷ジョブを受信した場合に、その印刷ジョブの内容に応じた各種処理を実行するためのプログラムである。印刷ジョブとは、印刷させる画像の画像データと、その画像データの印刷にかかわる各種情報とを含み、印刷装置1
0に対して画像の印刷を要求するための一群の印刷データである。印刷ジョブに含まれる各種情報として、後述するように、データタイプ情報とお試し印刷情報とがある。
印刷装置10は、PC20から印刷ジョブを受信すると、その印刷ジョブの画像を記録紙に印刷する。そして、印刷後は、基本的には印刷ジョブを消去する。
ただし、本実施形態の印刷装置10は、ストレージ印刷機能を備えており、受信した印刷ジョブがストレージ印刷ジョブである場合は、すぐには印刷せずに記憶部22に保存させる。そして、印刷装置10においてストレージ印刷ジョブを印刷させるための特定の印刷要求操作が行われた場合に、ストレージ印刷ジョブの印刷を行う。
ストレージ印刷ジョブとは、印刷装置10で受信された場合にすぐには印刷させずに記憶部12に保存させるように指定された印刷ジョブである。ストレージ印刷ジョブは、印刷装置10本体に対するユーザの印刷要求操作によって印刷された後も、記憶部12から消去されず、保存状態が維持される。記憶部12に保存されたストレージ印刷ジョブは、印刷装置10において特定の消去操作が行われた場合に消去される。
印刷装置10は、受信した印刷ジョブがストレージ印刷ジョブであるか否かを、印刷ジョブに含まれているデータタイプ情報に基づいて判断する。データタイプ情報は、印刷ジョブのデータタイプを示す情報である。本実施形態では、データタイプとして、通常タイプ、パブリックタイプ、パーソナルタイプ、及びパーソナルセキュアタイプの4種類がある。
通常タイプは、印刷装置10で受信されたらすぐに印刷されて印刷後は消去されるタイプの印刷ジョブである。よって、データタイプが通常タイプの印刷ジョブは、ストレージ印刷ジョブではない。印刷装置10は、PC20から受信した印刷ジョブが通常タイプであった場合は、その印刷ジョブの印刷を実行し、印刷後はその印刷ジョブを消去する。
一方、パブリックタイプ、パーソナルタイプ、及びパーソナルセキュアタイプは、いずれも、ストレージ印刷ジョブに該当する。よって、印刷装置10は、PC20から受信した印刷ジョブのデータタイプ情報が、パブリックタイプ、パーソナルタイプ、及びパーソナルセキュアタイプの何れかである場合、即ちストレージ印刷ジョブを受信した場合は、印刷を実行せずに記憶部12に保存する。
また、本実施形態の印刷装置10は、お試し印刷機能を備えている。お試し印刷機能は、ストレージ印刷機能に組み合わせて実行可能な機能である。お試し印刷機能は、ストレージ印刷ジョブについて、単に記憶部12に保存させるだけでなく、実際に一度印刷させて印刷内容をユーザに確認させるための機能である。お試し印刷機能による印刷を、以下、「お試し印刷」と称する。
印刷装置10は、お試し印刷を実行すべきか否かを、ストレージ印刷ジョブに含まれているお試し印刷情報に基づいて判断する。お試し印刷情報には、例えば、お試し印刷を実行するよう要求するお試し印刷要求コマンド、及びお試し印刷が不要であることを示すお試し印刷不要コマンド、の何れかが含まれる。印刷装置10は、お試し印刷情報として、上記二種類のコマンドの何れが含まれているかに基づいて、お試し印刷を実行すべきか否か判断する。
なお、お試し印刷を実行させない場合、お試し印刷情報として、上記のお試し印刷不要コマンド又はそれに相当するコマンドを送信しないようにしてもよい。つまり、特定のコマンドを送信しないことをもって、お試し印刷が不要であることを印刷装置10に通知する構成であってもよい。
印刷装置10は、ストレージ印刷ジョブを受信した場合に、お試し印刷情報としてお試し印刷要求コマンドが含まれている場合は、当該ストレージ印刷ジョブに対してお試し印刷フラグをセットし、表示部15にお試し印刷アイコン45(図4参照)を表示させる。そして、ユーザによってお試し印刷アイコン45がタップされた場合に、お試し印刷が要求されたストレージ印刷ジョブ、即ちお試し印刷フラグがセットされているストレージ印刷ジョブについて、印刷を行う。お試し印刷実行後は、お試し印刷を行ったストレージ印刷ジョブについてはお試し印刷フラグをクリアする。
(3)PC20の構成
PC20は、CPU21、記憶部22、入力部24、表示部25、及びネットワークI/F26を備えている。
CPU21は、非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部22が、プログラムを格納した非遷移的実体的記憶媒体に該当する。記憶部22は、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリを少なくとも1つ含む。また、記憶部22は、ハードディスクドライブを備えていてもよい。
記憶部22には、OSや各種アプリケーションソフトが記憶されている。「OS」は「Operating System」の略称である。アプリケーションソフトは、例えば文書作成や表計算、画像処理などの各種の機能を実現するためのソフトウェアである。また、記憶部22には、印刷装置10を制御するためのプリンタドライバ22aが記憶されている。OS、各種アプリケーションソフト、プリンタドライバ22aは、CPU21を含むコンピュータシステムにインストールされている。
入力部24は、各種の入力用デバイスを有する。本実施形態の入力部24は、キーボード、マウス、及びタッチパネルを有する。表示部25は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの各種の表示デバイスを有する。
ネットワークI/F26は、PC20をネットワーク100に接続するための通信インタフェースであり、ネットワーク100に接続されている。PC20と印刷装置10との各種データ通信は、PC20においてはこのネットワークI/F26を介して行われる。
アプリケーションソフトにより作成した文書や表計算結果、プレゼンテーション資料、画像など(以下まとめて「文書等」と称す)は、印刷装置10で印刷させることができる。
アプリケーションソフトにおいて、文書等を印刷させるための特定の印刷操作が行われると、プリンタドライバ22aは、印刷に必要な各種設定を行うための設定画面を表示部25に表示させる。ユーザは、設定画面に対して各種設定を行うことができる。
ユーザが各種設定を行い、印刷実行のための操作を行うと、プリンタドライバ22aは、印刷させる文書等の画像の画像データを含む印刷ジョブを印刷装置10へ送信させる。設定画面で設定した各種設定内容を示す情報も、印刷ジョブに含まれて送信される。
プリンタドライバ22aが提供する上記設定画面は複数種類あり、そのうちの1つに、図2に例示する印刷設定画面30がある。印刷設定画面30は、ストレージ印刷機能を有効とするかどうかを設定することが可能な画面である。また、印刷設定画面30においては、ストレージ印刷機能を有効に設定した場合に、さらに、お試し印刷機能を実行させる
か否かについても設定することができる。
印刷設定画面30には、データタイプ指定欄31が表示される。データタイプ指定欄31では、印刷ジョブのデータタイプを指定することができる。即ち、データタイプ指定欄31には、データタイプを選択させるためのメニュー項目として、通常タイプを示す「オフ」と、パーソナルセキュアタイプを示す「個人フォルダに保存(パスワード付)」と、パーソナルタイプを示す「個人フォルダに保存」と、パブリックタイプを示す「共有フォルダに保存」とが表示される。
各メニュー項目にはそれぞれラジオボタンが設けられており、各メニュー項目のうち何れか1つを選択することができる。図2は、データタイプとしてパーソナルタイプが選択されている状態を例示している。データタイプとしてパーソナルセキュアタイプを選択した場合は、さらにパスワードを入力する必要がある。本実施形態では、例えば4桁の数字のパスワードを入力することができる。
データタイプ指定欄31において、メニュー項目のうち「オフ」が選択された場合、即ちデータタイプとして通常タイプが選択された場合は、印刷装置10に送信される印刷ジョブは、ストレージ印刷ジョブではなく通常の印刷ジョブとして送信される。そのため、その場合は、印刷装置10でその印刷ジョブが受信されると、すぐに印刷される。
一方、メニュー項目のうち「オフ」以外の三種類の何れかが選択された場合、即ち、データタイプとしてパブリックタイプ、パーソナルタイプ及びパーソナルセキュアタイプの何れかが選択された場合は、印刷装置10に送信される印刷ジョブに含まれるデータタイプ情報は、その選択されたデータタイプを示す情報となる。つまりこの場合は、印刷ジョブは、ストレージ印刷ジョブとして送信される。
また、印刷設定画面30には、お試し印刷チェックボックス32が表示される。お試し印刷チェックボックス32は、ストレージ印刷ジョブについて印刷装置10でお試し印刷を実行させるか否かを選択するためのチェックボックスである。図2は、お試し印刷チェックボックス32がチェックされている状態を例示している。
お試し印刷チェックボックス32は、データタイプ指定欄31において通常タイプ以外の三種類のデータタイプの何れかが選択された場合にチェック可能となる。お試し印刷チェックボックス32をチェックすると、印刷装置10に送信されるストレージ印刷ジョブに含まれるお試し印刷情報には、お試し印刷要求コマンドが含まれる。お試し印刷チェックボックス32をチェックしなかった場合は、印刷装置10に送信されるストレージ印刷ジョブに含まれるお試し印刷情報には、お試し印刷不要コマンドが含まれる。
(4)ストレージ印刷機能の説明
次に、印刷装置10が有するストレージ印刷機能について、より具体的に説明する。印刷装置10は、PC20から印刷ジョブを受信した場合に、その印刷ジョブに含まれているデータタイプ情報に基づいて、その印刷ジョブがストレージ印刷ジョブであるか否か判断する。そして、ストレージ印刷ジョブであった場合は、受信したストレージ印刷ジョブを記憶部22に保存する。さらに、受信したストレージ印刷ジョブに関する情報であるストレージ印刷情報を、ストレージ印刷ジョブ毎に、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録する。
ストレージ印刷ジョブ登録テーブルは、記憶部22内の特定の記憶領域に生成される。ストレージ印刷ジョブ登録テーブルには、図3に例示するように、ストレージ印刷ジョブ毎に、ストレージ印刷情報が登録される。登録されるストレージ印刷情報として、本実施
形態では、お試し印刷フラグ、ユーザ名、ジョブ名、データタイプ、パスワード、登録日時などがある。ユーザ名、ジョブ名、データタイプ、パスワードは、ストレージ印刷ジョブに含まれて送信されてくる。
図3において、お試し印刷フラグの項目において表示されている丸印は、お試し印刷フラグがセットされていることを示している。つまり、図3は、6つのストレージ印刷ジョブが登録されていて、その6つ全てがお試し印刷フラグがセットされている状態を例示している。
ストレージ印刷情報のうち、データタイプは、受信したストレージ印刷ジョブに含まれているデータタイプ情報が示すデータタイプが登録される。データタイプがパーソナルセキュアタイプの場合には、データタイプ情報としてパスワードが含まれているため、そのパスワードも登録される。
印刷装置10は、電源が投入されて起動すると、図4に例示する待機画面40を表示部15に表示させる。待機画面40は、印刷装置10に対して各種動作を行わせるための起点となる画面である。この待機画面40を起点として、機能を選択したり、各種設定を行ったり、印刷装置10の状態を確認したりすることができる。
そして、PC20からお試し印刷要求コマンドを含むストレージ印刷ジョブが受信された場合は、当該ストレージ印刷ジョブに対してお試し印刷フラグがセットされると共に、待機画面40に、お試し印刷アイコン45が表示される。
お試し印刷アイコン45は、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブのうちお試し印刷フラグがセットされているストレージ印刷ジョブが1つでもある場合は、待機画面40に継続して表示される。そして、お試し印刷フラグがセットされているストレージ印刷ジョブの全てについてお試し印刷が実行されてお試し印刷フラグがクリアされた場合は、待機画面40からお試し印刷アイコン45が消去される。
お試し印刷アイコン45がタップされた場合の動作例について、3つのパターンを例に挙げて説明する。まず、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルにパブリックタイプのストレージ印刷ジョブのみが登録されている場合について、図4を用いて説明する。ここでは、図3に例示した6個のストレージ印刷ジョブのうち、ユーザ01によるジョブ01とユーザ04によるジョブ04の2つのみが登録されていて、何れもお試し印刷フラグがセットされていることを想定する。
この場合、お試し印刷アイコン45がタップされると、登録されている全てのパブリックタイプのストレージ印刷ジョブについて、お試し印刷が実行される。印刷が実行されている間は、印刷実行画面50が表示される。お試し印刷が実行されたストレージ印刷ジョブについては、お試し印刷フラグがクリアされる。
そして、パブリックタイプのストレージ印刷ジョブ全てについてお試し印刷が完了すると、削除選択画面60が表示される。削除選択画面60には、お試し印刷が行われたストレージ印刷ジョブのジョブ名がリストアップされ、その中から、削除したいジョブ名を選択することができる。削除選択画面60において何れかのジョブ名が選択されると、そのジョブ名に対応したストレージ印刷ジョブが記憶部22から削除され、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルからもその削除されたストレージ印刷ジョブの情報が削除されて、待機画面40に戻る。このとき、お試し印刷が実行されたことにより全てのストレージ印刷ジョブのお試し印刷フラグがクリアされているため、お試し印刷アイコン45は表示されない。
なお、削除選択画面60においては、複数のジョブ名をまとめて選択できるようにしてもよい。また、何れのストレージ印刷ジョブも削除する必要がない場合は、例えば不図示の戻りボタンをタップすることで待機画面40に遷移させることができるようにしてもよい。
次に、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルにパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブのみが登録されている場合について、図5を用いて説明する。ここでは、図3に例示した6個のストレージ印刷ジョブのうち、ユーザ02によるジョブ02とユーザ05によるジョブ05の2つのみが登録されていて、何れもお試し印刷フラグがセットされていることを想定する。
この場合、お試し印刷アイコン45がタップされると、ユーザ名を選択させるためのユーザ選択画面70が表示される。ユーザ選択画面70には、登録されているパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブのユーザ名がリストアップされ、その中から、お試し印刷を実行させたいジョブのユーザ名を選択することができる。
ユーザ選択画面70において何れかのユーザ名が選択されると、その選択されたユーザ名に対応したパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブが全て印刷される。例えば、ユーザ選択画面70においてユーザ02が選択されると、ユーザ02のパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブであるジョブ02がお試し印刷される。お試し印刷が実行されている間は、印刷実行画面50が表示される。お試し印刷が実行されたストレージ印刷ジョブについては、お試し印刷フラグがクリアされる。
そして、選択されたユーザのパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブ全てについてお試し印刷が完了すると、削除選択画面60が表示される。削除選択画面60には、お試し印刷が行われたストレージ印刷ジョブのジョブ名がリストアップされる。例えばユーザ02のパーソナルタイプのジョブ02がお試し印刷された場合は、削除選択画面60には、図5に例示するようにそのジョブ02がリストアップされる。
削除選択画面60に遷移した後の動作は、図4に例示した動作例における削除選択画面60が表示された後の動作と基本的に同じである。削除選択画面60で例えばジョブ02が選択された場合は、ジョブ02が記憶部22から削除され、且つジョブ02の情報がストレージ印刷ジョブ登録テーブルからも削除されて、待機画面40に移行する。
このとき、本例では、ユーザ02のパーソナルタイプのジョブ02についてはお試し印刷が行われたものの、ユーザ05のパーソナルタイプのジョブ05についてはまだお試し印刷が行われておらず、お試し印刷フラグはセットされたままである。そのため、待機画面40には、お試し印刷アイコン45が継続して表示される。
てもよい。
次に、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルにパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブのみが登録されている場合について、図6を用いて説明する。ここでは、図3に例示した6個のストレージ印刷ジョブのうち、ユーザ03によるジョブ03とユーザ02によるジョブ06の2つのみが登録されていて、何れもお試し印刷フラグがセットされていることを想定する。
この場合、お試し印刷アイコン45がタップされると、ユーザ名を選択させるためのユーザ選択画面70が表示される。ユーザ選択画面70において何れかのユーザ名が選択されると、その選択されたユーザ名のパスワード入力を要求するパスワード入力画面80が
表示される。
パスワード入力画面80には、パスワード入力欄81が表示される。このパスワード入力欄81にパスワードを入力して、OKボタン82をタップすると、パスワード認証が行われる。即ち、入力されたパスワードと、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているパスワードとが一致するか否か判断する。そして、パスワードが一致しなかった場合は、所定のエラー表示を行う。
ユーザ選択画面70において例えばユーザ03が選択されて、パスワード入力画面80でパスワードが入力された場合は、その入力されたパスワードと、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているユーザ03のパスワードとが比較判断される。
パスワードが一致した場合は、ユーザ選択画面70で選択されたユーザに対応したパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブが全て印刷される。例えば、ユーザ選択画面70においてユーザ03が選択された場合は、ユーザ03のパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブであるジョブ03がお試し印刷される。お試し印刷が実行されている間は、印刷実行画面50が表示される。お試し印刷が実行されたストレージ印刷ジョブについては、お試し印刷フラグがクリアされる。
そして、選択されたユーザのパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブ全てについてお試し印刷が完了すると、削除選択画面60が表示される。例えばユーザ03のパーソナルセキュアタイプのジョブ03がお試し印刷された場合は、削除選択画面60には、図6に例示するようにそのジョブ03がリストアップされる。
削除選択画面60に遷移した後の動作は、図4に例示した動作例における削除選択画面60が表示された後の動作と基本的に同じである。削除選択画面60で例えばジョブ03が選択された場合は、ジョブ03が記憶部22から削除され、且つジョブ03の情報がストレージ印刷ジョブ登録テーブルからも削除されて、待機画面40に移行する。
このとき、本例では、ユーザ03のパーソナルセキュアタイプのジョブ03についてはお試し印刷が行われたものの、ユーザ02のパーソナルセキュアタイプのジョブ06についてはまだお試し印刷が行われておらず、お試し印刷フラグはセットされたままである。そのため、待機画面40には、お試し印刷アイコン45が継続して表示される。
(5)印刷ジョブ受信処理の説明
次に、上述したストレージ印刷機能及びお試し印刷機能を実現するために印刷装置10のCPU11により実行される印刷ジョブ受信処理について、図7を用いて説明する。図7の印刷ジョブ受信処理は、印刷装置10の記憶部12に記憶されている印刷制御プログラムが有する処理の1つである。CPU11は、起動後、印刷制御プログラムを実行することにより、図7の印刷ジョブ受信処理を実行する。
CPU11は、印刷ジョブ受信処理を開始すると、S110で、待機画面40(図4参照)を表示部15に表示させる。このとき、お試し印刷アイコン45を表示させる設定になっている場合、即ちストレージ印刷ジョブ登録テーブルにストレージ印刷ジョブが登録されていてお試し印刷フラグがセットされているものがある場合は、お試し印刷アイコン45を表示させる。お試し印刷アイコン45を表示させない非表示設定になっている場合、即ちストレージ印刷ジョブ登録テーブルにストレージ印刷ジョブが全く登録されていないか、若しくは登録されているもののお試し印刷フラグが全てクリアされている場合は、お試し印刷アイコン45を表示させない。
S120では、PC20又はその他の機器から印刷ジョブが受信されたか否か判断する。印刷ジョブが受信された場合は、S130で、受信された印刷ジョブがストレージ印刷ジョブであるか否か判断する。受信された印刷ジョブがストレージ印刷ジョブではない、つまりデータタイプが通常タイプの印刷ジョブであった場合は、S140で通常の印刷処理を行って、S110に戻る。
S130で、受信された印刷ジョブがストレージ印刷ジョブである場合、つまりデータタイプがパブリックタイプ、パーソナルタイプ及びパーソナルセキュアタイプの何れかであった場合は、S150で、受信されたストレージ印刷ジョブを記憶部12に記憶させる。また、受信されたストレージ印刷ジョブのストレージ印刷情報をストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録する。このとき、ストレージ印刷ジョブにお試し印刷要求コマンドが含まれている場合は、お試し印刷フラグをセットする。
S150でストレージ印刷ジョブを登録することで、以後、印刷装置10本体での操作によって、任意のタイミングで、そのストレージ印刷ジョブを印刷させることができる。
S160では、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブの中に、お試し印刷フラグがセットされているものが1つでもあるか否か判断する。お試し印刷フラグが全くセットされていない場合は、S220で、お試し印刷アイコン45を非表示設定として、S110に戻る。この場合、S110で表示される待機画面40には、お試し印刷アイコン45は表示されない。
S160で、お試し印刷フラグがセットされているストレージ印刷ジョブが1つでもある場合は、S170で、お試し印刷アイコン45を表示させる設定にして、S110に戻る。この場合、S110で表示される待機画面40には、お試しアイコン45が表示される。
S120で、印刷ジョブが受信されていない場合は、S180で、お試し印刷アイコン45が表示されているか否か、換言すればお試し印刷アイコン45を表示させる設定になっているか否か判断する。お試し印刷アイコン45が表示されていない場合はS110に戻る。お試し印刷アイコン45が表示されている場合はS190に進む。
S190では、お試し印刷アイコン45がタップされたか否か判断する。お試し印刷アイコン45がタップされない場合は、S210に進む。お試し印刷アイコン45がタップされた場合は、S200のお試し印刷処理を行って、S210に進む。
S210では、S160と同様に、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブの中に、お試し印刷フラグがセットされているものが1つでもあるか否か判断する。お試し印刷フラグがセットされているストレージ印刷ジョブが1つでもある場合は、S110に戻る。この場合、S110で表示される待機画面40には、お試しアイコン45が表示される。お試し印刷フラグが全くセットされていない場合は、S220で、お試し印刷アイコン45を非表示設定として、S110に戻る。この場合、S110で表示される待機画面40には、お試し印刷アイコン45は表示されない。
次に、S200のお試し印刷処理について、図8を用いて説明する。S200のお試し印刷処理に進むと、図8に示すように、S310で、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されている全てのストレージ印刷ジョブのデータタイプを判断する。この判断の結果、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブが全てパブリックタイプである場合は、S320に進む。
S320では、登録されている全てのパブリックタイプのストレージ印刷ジョブについ
て、お試し印刷をまとめて実行する。つまり、パブリックタイプのストレージ印刷ジョブが複数登録されている場合は、それらを順次印刷させる。
S330では、全てのパブリックタイプのお試し印刷が完了したか否か判断する。全て完了するまでS330の判断を繰り返し、全て完了した場合は、S350に進む。なお、図8には、S330とS350の間にS340の処理が示されているが、本実施形態ではS340の処理は行わないため、S340についての説明は省略する。S340の処理については、他の実施形態として後述する。
S350では、お試し印刷を実行したストレージ印刷ジョブのお試し印刷フラグをクリアする。S360では、お試し印刷を実行したストレージ印刷ジョブを対象とした削除選択画面60(図4参照)を表示させる。S370では、削除選択画面60に表示されているストレージ印刷ジョブの何れか1つ又は複数が選択されたか否か判断する。
何れも選択されずに待機画面40に戻る操作が行われた場合は、このお試し印刷処理を終了して、図7のS210に進む。何れか1つ又は複数のジョブ名が選択された場合は、その選択されたジョブ名のストレージ印刷ジョブを削除する。具体的に、選択されたジョブ名に対応したストレージ印刷ジョブを記憶部22から削除し、且つ、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルからもその削除されたストレージ印刷ジョブの情報を削除する。
S310の判断の結果、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブが全てパーソナルタイプである場合は、S400に進む。
S400では、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルから、パーソナルタイプのストレージ印刷ジョブのユーザ名を取得する。S410では、S400で取得したユーザ名がリストアップされたユーザ選択画面70(図5参照)を表示させる。S420では、ユーザ選択画面70に表示されているユーザ名のうち何れかの選択を受け付ける。S430では、S420で選択されたユーザ名のパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブを全てまとめてお試し印刷させ、S330に移行する。
S310の判断の結果、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブが全てパーソナルセキュアタイプである場合は、図9のS510に進む。
S510では、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルから、パーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブのユーザ名を取得する。S520では、S510で取得したユーザ名がリストアップされたユーザ選択画面70(図6参照)を表示させる。S530では、ユーザ選択画面70に表示されているユーザ名のうち何れかの選択を受け付ける。S540では、S530で選択されたユーザ名のユーザに対してパスワード入力を要求するためのパスワード入力画面80(図6参照)を表示させる。
S550では、パスワード入力画面80に対するパスワードの入力を受け付ける。パスワードが入力されてOKボタン82がタップされたら、S560で、登録されているパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブのうち、登録されているパスワードがパスワード入力画面80に入力されたパスワードと一致するものがあるか否か判断する。
パスワードが一致するストレージ印刷ジョブがない場合はS550に戻り、再度のパスワード入力を促す。パスワードが一致するストレージ印刷ジョブがある場合は、S570に進む。S570では、パスワードが一致したパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブ全てについて、お試し印刷をまとめて実行し、S330に移行する。
図8のS310の判断の結果、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルに登録されているストレージ印刷ジョブのデータタイプとして、複数種類のデータタイプが混在している場合
は、図10のS610に進む。
S610では、登録されている全てのパブリックタイプのストレージ印刷ジョブについて、お試し印刷をまとめて実行する。なお、パブリックタイプのストレージ印刷ジョブが登録されていない場合は、S610の処理は行わずにS620に進む。
S620では、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルから、パーソナルタイプ及びパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブのユーザ名を取得する。S630では、S620で取得したユーザ名がリストアップされたユーザ選択画面70(図6参照)を表示させる。S640では、ユーザ選択画面70に表示されているユーザ名のうち何れかの選択を受け付ける。
S650では、S640で選択されたユーザのストレージ印刷ジョブとしてパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブが登録されているか否か判断する。パーソナルタイプのストレージ印刷ジョブが登録されていない場合はS670に進む。パーソナルタイプのストレージ印刷ジョブが登録されている場合は、S660に進む。S660では、S640で選択されたユーザのパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブ全てについて、お試し印刷をまとめて実行し、S670に進む。
S670では、S640で選択されたユーザのストレージ印刷ジョブとしてパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブが登録されているか否か判断する。パーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブが登録されていない場合は、S330に進む。パーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブが登録されている場合は、S680に進む。
S680では、S640で選択されたユーザ名のユーザに対してパスワード入力を要求するためのパスワード入力画面80(図6参照)を表示させる。S690では、パスワード入力画面80に対するパスワードの入力を受け付ける。パスワードが入力されてOKボタン82がタップされたら、S700で、登録されているパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブのうち、登録されているパスワードがパスワード入力画面80に入力されたパスワードと一致するものがあるか否か判断する。
パスワードが一致するストレージ印刷ジョブがない場合はS690に戻り、再度のパスワード入力を促す。パスワードが一致するストレージ印刷ジョブがある場合は、S710に進む。S710では、パスワードが一致したパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブ全てについて、お試し印刷をまとめて実行し、S330に移行する。
なお、S660の処理の実行タイミングは、例えば、S710と同じタイミングであってもよい。つまり、パーソナルタイプのストレージ印刷ジョブは、本来はパスワード認証が不要であるが、パスワード認証を行った後に、パーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブとパーソナルタイプのストレージ印刷ジョブをまとめてお試し印刷させるようにしてもよい。
或いは、S700の判断まで待ち、パスワードが一致しないと判断された場合に、パーソナルセキュアタイプのお試し印刷に先行して、パーソナルタイプのお試し印刷を開始するようにしてもよい。
(6)実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態の印刷装置10では、データタイプ情報及びお試し印刷情報を含むストレージ印刷ジョブが受信された場合、そのストレージ印刷ジョブが記憶
部12に保存され、さらに待機画面40にお試し印刷アイコン45が表示される。そして、お試し印刷アイコン45がタップされた場合、記憶部12に保存されたストレージ印刷ジョブを印刷させる。具体的には、登録されているストレージ印刷ジョブのうちお試し印刷フラグがセットされているものを対象として、お試し印刷を実行する。記憶部12に保存されているストレージ印刷ジョブは、お試し印刷が実行された後も記憶部12に保存されたままである。
このように、本実施形態の印刷装置10によれば、PC20からストレージ印刷ジョブを送信した場合、すぐには印刷が実行されず、印刷装置10においてお試し印刷アイコン45をタップすることによって印刷させることができる。そのため、ストレージ印刷ジョブ送信後の時間経過にかかわらず、お試し印刷及びその印刷結果の確認を容易に行うことができる。
また、お試し印刷が実行された後は、そのお試し印刷が実行されたストレージ印刷ジョブを対象として削除選択画面60が表示される。この削除選択画面60に対してジョブ名が選択された場合は、そのジョブ名のストレージ印刷ジョブが記憶部12から削除される。そのため、お試し印刷の結果を見て、例えば意図しない内容になっていたり、記憶部12に保存させておく必要性、即ち登録させておく必要性がないと判断したりするなど、ストレージ印刷ジョブを引き続き記憶部12に保存させておく必要がなく削除してもよいか或いは削除すべきと判断した場合は、容易に削除することができる。逆に、引き続き記憶部12に保存させておくべきものはそのまま残しておくことができる。
お試し印刷が要求されたストレージ印刷ジョブがストレージ印刷ジョブ登録テーブルに新たに登録されたときは、そのストレージ印刷ジョブのお試し印刷フラグがセットされ、お試し印刷の待機状態となる。そして、お試し印刷が実行されたら、お試し印刷フラグがクリアされる。印刷装置10においては、ストレージ印刷ジョブ登録テーブルにおけるお試し印刷フラグの状態に基づいて、お試し印刷アイコン45を表示させる必要があるか否か、どの印刷ジョブをお試し印刷させるべきか、などを効率的に判断することができる。
また、本実施形態では、お試し印刷アイコン45がタップされたとき、お試し印刷フラグがセットされたパブリックタイプのストレージ印刷ジョブが存在している場合は、そのストレージ印刷ジョブについてはすぐ印刷する。一方、お試し印刷アイコン45がタップされたとき、お試し印刷フラグがセットされたパーソナルタイプ及びパーソナルセキュアタイプの少なくとも一方のストレージ印刷ジョブが存在している場合は、そのストレージ印刷ジョブについてはすぐには印刷させず、ユーザ選択画面70にてユーザ名の選択を受け付ける。そして、ユーザ名が選択された場合に、そのユーザ名に対応したパーソナルタイプのお試し印刷を実行する。パーソナルセキュアタイプの印刷ジョブについては、ユーザ名が選択された場合、さらにパスワードの認証を行い、パスワードが一致した場合にお試し印刷を実行する。そのため、データタイプが異なるストレージ印刷ジョブを、それぞれ、データタイプに応じたタイミングで効率的に印刷させることができる。
具体的に、パスワード認証を必要としないパブリックタイプ及びパーソナルタイプについては、お試し印刷アイコン45がタップされた後、迅速にお試し印刷の印刷結果を得ることができる。パスワード認証を必要とするパーソナルセキュアタイプについては、パスワード認証が必要となるものの、パスワード認証に成功すればすぐに印刷されるため、セキュリティ性能を十分に維持しつつ効率良くお試し印刷を実行させることができる。
(7)特許請求の範囲との対応関係
ここで、本実施形態の文言と特許請求の範囲の文言との対応関係について説明する。
PC20は情報処理装置に相当する。印刷装置10のネットワークI/F16は通信部
に相当する。印刷装置10のCPU11は制御部に相当する。印刷ジョブは印刷データに相当し、ストレージ印刷ジョブは特定印刷データに相当する。パブリックタイプ、パーソナルタイプ及びパーソナルセキュアタイプを示すデータタイプ情報は保存要求情報に相当する。お試し印刷要求コマンドを含むお試し印刷情報は印刷要求情報に相当する。お試し印刷アイコン45は特定のアイコンに相当する。お試し印刷アイコン45をタップする操作は特定の入力操作に相当する。図4〜図6に示した削除選択画面60は削除確認画面に相当する。ストレージ印刷ジョブ登録テーブルにおいてお試し印刷フラグをクリアすることは、特定印刷データに対して印刷済み情報を含めることに相当する。ストレージ印刷ジョブに含まれて送信されてくるユーザ名はユーザ情報に相当する。また、パブリックタイプは共有タイプに相当し、第1の個別管理タイプはパーソナルセキュアタイプに相当し、第2の個別管理タイプはパーソナルタイプに相当する。また、お試し印刷フラグがセットされているパブリックタイプのストレージ印刷ジョブは共有未印刷データに相当し、お試し印刷フラグがセットされているパーソナルタイプ及びパーソナルセキュアタイプのストレージ印刷ジョブは個別未印刷データに相当する。図7のS160及びS210の実行タイミングは、未印刷判断処理を実行する特定のタイミングに相当する。
また、図7において、S120は受信処理に相当し、S150は記憶処理に相当し、S110におけるお試し印刷アイコン45を表示させる処理はアイコン表示処理に相当し、S200は印刷処理に相当する。図8において、S350は印刷済み処理に相当し、S360は削除確認表示処理に相当し、S380は削除処理に相当する。図8のS410、図9のS520、及び図10のS630は、ユーザ選択表示処理に相当する。図9のS540及び図10のS680はパスワード入力処理に相当し、図9のS560及び図10のS700はパスワード判断処理に相当する。図7におけるS160及びS210は未印刷判断処理に相当し、図7のS220はアイコン消去処理に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)PC20においてお試し印刷の要求が行われた場合、即ち図2の印刷設定画面30においてお試し印刷チェックボックス32がチェックされた場合、ストレージ印刷ジョブとして、印刷装置10の記憶部12に保存させる印刷ジョブとは別に、お試し印刷用の印刷ジョブが生成されて送信される構成であってもよい。つまり、PC20からは、印刷装置10の記憶部12に保存しておいて特定の取出要求が行われた場合に出力させるための保存用の印刷ジョブと、お試し印刷させて内容を確認させるための確認用の印刷ジョブとが個別に生成されて送信される構成であってもよい。なお、取出要求とは、ストレージ印刷ジョブを印刷させるための特定の印刷要求操作が行われることである。
その場合、印刷装置10では、ストレージ印刷ジョブを受信した場合、保存用の印刷ジョブについては記憶部12に保存させると共にテーブルに登録し、お試し印刷用の印刷ジョブについては記憶部12に一時的に保存しておく。そして、お試し印刷アイコン45がタップされたら、一時的に保存しておいたお試し印刷用の印刷ジョブに基づいてお試し印刷を行い、お試し印刷を行った後はそのお試し印刷用の印刷ジョブは削除する。即ち、図8に破線で示したS340の処理を実行することで、お試し印刷用の印刷ジョブを削除する。なお、この削除する処理は、確認用削除処理に相当する。
このように、確認用とお試し印刷用とで印刷ジョブが別々に生成させる構成の場合、それら各ジョブを別々に管理できるため、ストレージ印刷ジョブ毎にお試し印刷の要否や実行有無などを管理しやすくなる。
(2)お試し印刷を実行したストレージ印刷ジョブに対する、削除の要否及び削除する場合の削除対象ジョブの指定を受け付ける方法として、図4〜図6に示した削除選択画面60を表示させることはあくまでも一例であり、他の方法を用いてもよい。また、削除選択画面60を表示させることを含む、削除要否の確認を行うこと自体、必須ではなく、お試し印刷が終了したらすぐに待機画面40に戻るようにしてもよい。
(3)待機画面40の内容や、お試し印刷アイコン45の内容は、図4〜図6に示したものに限定されない。特にお試し印刷アイコン45は、種々のデザインのアイコンを採用してもよい。また、お試し印刷アイコン45を表示させる位置も適宜決めてもよい。
また、お試し印刷アイコン45に対する特定の入力操作として、タップ以外の他の操作を採用してもよい。例えば、お試し印刷アイコン45が一定時間以上継続して押下された場合にお試し印刷を実行させるようにしてもよい。
(4)その他、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…印刷システム、10…印刷装置、11,21…CPU、12,22…記憶部、13…印刷部、14,24…入力部、15,25…表示部、16,26…ネットワークI/F、17…メディアI/F、20…PC、22a…プリンタドライバ、30…印刷設定画面、31…データタイプ指定欄、32…印刷チェックボックス、40…待機画面、45…お試し印刷アイコン、50…印刷実行画面、60…削除選択画面、70…ユーザ選択画面、80…パスワード入力画面、81…パスワード入力欄、82…OKボタン、100…ネットワーク。

Claims (7)

  1. 表示部と、
    情報処理装置とデータ通信を行うための通信部と、
    印刷部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記情報処理装置から前記通信部を介して印刷データを受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信した印刷データが、すぐには印刷させずに前記記憶部に記憶させることを要求する保存要求情報、及び前記印刷部に印刷させることを要求する印刷要求情報を含む特定印刷データである場合、その特定印刷データを前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記記憶処理により前記特定印刷データが記憶された場合に前記表示部に特定のアイコンを表示させるアイコン表示処理と、
    前記記憶部に複数の前記特定印刷データが記憶されている場合であって、前記アイコン表示処理によって表示されている前記特定のアイコンに対する特定の入力操作が受け付けられた場合、複数の前記特定印刷データが前記記憶部に記憶された状態を保持したまま、前記記憶部に記憶されている複数の前記特定印刷データが示す画像を前記印刷部に印刷させる印刷処理と、
    前記印刷処理による印刷が行われた後、印刷された画像の前記特定印刷データを前記記憶部から削除させるか否かを問い合わせるための削除確認画面を前記表示部に表示させる削除確認表示処理と、
    前記削除確認画面に対して前記特定印刷データの削除を要求する削除要求操作が行われた場合に、前記記憶部から前記特定印刷データを削除する削除処理と、
    を実行し、
    前記制御部は、
    前記削除確認表示処理では、前記印刷処理で印刷が行われた複数の前記特定印刷データの中から削除対象を指定させるための前記削除確認画面を表示させ、
    前記削除処理では、前記削除確認画面に対して削除対象の前記特定印刷データを指定する操作が行われた場合に、記憶部からその指定された前記特定印刷データを削除する、
    印刷装置。
  2. 表示部と、
    情報処理装置とデータ通信を行うための通信部と、
    印刷部と、
    記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記情報処理装置から前記通信部を介して印刷データを受信する受信処理と、
    前記受信処理により受信した印刷データが、すぐには印刷させずに前記記憶部に記憶させることを要求する保存要求情報、及び前記印刷部に印刷させることを要求する印刷要求情報を含む特定印刷データである場合、その特定印刷データを前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記記憶処理により前記特定印刷データが記憶された場合に前記表示部に特定のアイコンを表示させるアイコン表示処理と、
    前記アイコン表示処理によって表示されている前記特定のアイコンに対する特定の入力操作が受け付けられた場合、前記記憶処理により前記記憶部に記憶された前記特定印刷データについて、前記記憶部に記憶された状態を保持したまま前記特定印刷データが示す画像を前記印刷部に印刷させる印刷処理と、
    前記印刷処理によって前記特定印刷データの印刷が行われた場合に、その印刷が行われた特定印刷データに対して印刷済みであることを示す印刷済み情報を含める印刷済み処理と、
    を実行し、
    前記印刷処理では、前記記憶部に記憶されている前記特定印刷データのうち、前記印刷済み情報が含まれていない前記特定印刷データの画像を前記印刷部に印刷させる、
    印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記特定印刷データには、当該特定印刷データが共有タイプ及び個別管理タイプの何れであるかを示すデータタイプ情報が含まれると共に、少なくとも前記個別管理タイプである場合にはその特定印刷データのユーザ名を示すユーザ情報がさらに含まれ、
    前記制御部は、
    前記アイコン表示処理によって表示されている前記特定のアイコンに対する前記特定の入力操作が行われた場合に、前記記憶部に、前記共有タイプであって前記印刷済み情報が含まれていない前記特定印刷データである共有未印刷データが記憶されている場合には、その共有未印刷データ全てを対象として前記印刷処理を実行し、
    前記アイコン表示処理によって表示されている前記特定のアイコンに対する特定の入力操作が行われた場合に、前記記憶部に、前記個別管理タイプであって前記印刷済み情報が含まれていない前記特定印刷データである個別未印刷データが記憶されている場合には、その記憶されている全ての前記個別未印刷データの前記ユーザ名の中から何れか1つを選択させるためのユーザ選択画面を前記表示部に表示させるユーザ選択表示処理を実行し、
    前記ユーザ選択画面に対して前記ユーザ名の選択操作が行われた場合に、その選択されたユーザ名に対応した前記個別未印刷データ全てを対象として前記印刷処理を実行する、
    印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置であって、
    前記個別管理タイプには、パスワードが設定された第1の個別管理タイプと、パスワードが設定されていない第2の個別管理タイプとがあり、
    前記制御部は、
    前記ユーザ選択表示処理によって表示された前記ユーザ選択画面に対して前記ユーザ名の選択操作が行われた場合に、その選択されたユーザ名に対応した前記個別未印刷データの中に、前記第1の個別管理タイプのものがある場合、前記パスワードを入力させるためのパスワード入力画面を前記表示部に表示させるパスワード入力処理と、
    前記パスワード入力画面に対して前記パスワードの入力操作が行われた場合に、その入力されたパスワードと、前記第1の個別管理タイプの前記個別未印刷データに設定されているパスワードとが一致するか否か判断するパスワード判断処理と、
    を実行し、
    前記選択されたユーザ名に対応した前記個別未印刷データのうち前記第1の個別管理タイプのものについては、前記パスワード判断処理により前記一致すると判断された場合に前記印刷処理を実行する、
    印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、
    前記ユーザ選択表示処理によって表示された前記ユーザ選択画面に対して前記ユーザ名の選択操作が行われた場合に、その選択されたユーザ名に対応した前記個別未印刷データの中に、前記第1の個別管理タイプのものと前記第2の個別管理タイプのものが混在している場合は、前記パスワード入力処理を実行し、且つ、前記第2の個別管理タイプの前記個別未印刷データを対象とした前記印刷処理を実行する、
    印刷装置。
  6. 請求項2請求項5の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、
    前記アイコン表示処理により前記特定のアイコンを表示させた後、前記印刷済み情報が含まれていない前記特定印刷データが存在しているか否か判断する未印刷判断処理と、
    前記未印刷判断処理により前記印刷済み情報が含まれていない前記特定印刷データが存在していないと判断された場合、前記表示部に表示させている前記特定のアイコンを消去させるアイコン消去処理と、
    を実行する、印刷装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の印刷装置であって、
    前記印刷データには、前記記憶部に記憶させて特定の取出要求が行われた場合に出力させるための記憶用の印刷データと、印刷させて内容を確認させるための確認用の印刷データと、が含まれ、
    前記制御部は、
    前記記憶処理では、前記記憶用の印刷データを前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷処理では、前記確認用の印刷データを印刷させ、
    さらに、
    前記印刷処理による印刷後、前記確認用の印刷データを削除する確認用削除処理を実行する、印刷装置。
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