JP6765990B2 - 医療用デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、生分解性材料を生体内に注入可能な医療用デバイスに関する。
例えば、病気を患っている患者に対して、治療のための薬液注入や手術時の麻酔などを目的として、静脈注射を行う場合がある。
静脈注射に用いる注射針では、穿刺時の痛みや薬液注入時の違和感などを低減するために、種々の開発が行われている。例えば下記の特許文献1には、注射針にコーティング剤をコーティングすることによって、穿刺時の痛みや薬液注入時の違和感などを低減することが開示されている。
特開平7−178159号公報
一方、病気を患っている患者に対して、例えば薬液を注入するにあたって静脈注射を行う際、血管の脆弱化などにより薬液が血管外に漏出する可能性がある。薬液の種類によっては、薬液が血管外に漏出し薬液が周辺組織に広がると、組織が炎症を起こし最悪の場合には重篤な壊死状態に陥る。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、静脈注射を行うにあたって、血管外漏出を防ぐことのできる医療用デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成する医療用デバイスは、第1ルーメンを備え、生体に穿刺可能な金属製の第1針と、前記第1針の前記第1ルーメンをスライド可能および前記第1ルーメンの先端から露出可能に配置されるとともに、生分解性材料が流通可能な第2ルーメンを備え当該第2ルーメンの先端から前記生分解性材料を注入可能な樹脂製の第2針と、を有し、前記第2針は、前記第1針の軸心に対して径方向に偏心した位置に配置され、偏心した側における前記第1ルーメンの内壁によってガイドされた状態で前記第1ルーメンを移動可能である。前記第2ルーメンの少なくとも前記先端は、前記第2針の前記第1針に対して偏心した側とは反対側に偏心して設けられる。
上述のように構成した医療用デバイスによれば、第1針を血管に穿刺した後、第2針を第1針から露出させて、第2針の第2ルーメンの先端から生分解性材料を注入して、生分解性材料を血管の外周に配置することができる。よって、静脈注射を行うにあたって、薬液の血管外漏出を防ぐことができる。
第1実施形態に係る医療用デバイスを示す正面図である。 第1実施形態に係る医療用デバイスを示す正面断面図である。 図2の3−3線に沿う断面図である。 第1実施形態に係る医療用デバイスの使用方法を説明するための図であって、樹脂針を金属針の内部に退避させた状態で、金属針を血管に穿刺した様子を示す図である。 第1実施形態に係る医療用デバイスの使用方法を説明するための図であって、金属針を基端側に引くとともに樹脂針を先端側に移動させて、樹脂針を金属針の先端から露出させた状態を示す図である。 生分解性材料によって、生体の表皮が盛り上がった様子を示す図である。 血管内に薬液を注入する様子を示す図である。 第2実施形態に係る医療用デバイスを示す正面図である。
<第1実施形態>
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。図1〜図3は、第1実施形態に係る医療用デバイス1の構成を説明するための図である。図4〜図7は、第1実施形態に係る医療用デバイス1の使用方法を説明するための図である。
医療用デバイス1は、図4〜図7に示すように、生体の表皮Sに穿刺されて、血管Bの外周に生分解性材料Pを配置する。生分解性材料Pは、生体内で分解される材料である限り特に限定されず、そのような材料としては、例えば、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリカプロラクトン、乳酸−カプロラクトン共重合体、グリコール酸−カプロラクトン共重合体、ポリ−γ−グルタミン酸等の生分解性合成高分子材料、あるいは、コラーゲン等の生分解性天然高分子材料、マグネシウム、亜鉛等の生分解性金属材料が挙げられる。
なお、本明細書では、血管B内に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、医療用デバイス1を操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称する。また、先端およびその周辺部分を含む一定の範囲を示す部分を「先端部」と称し、基端およびその周辺部分を含む一定の範囲を示す部分を「基端部」と称する。また、医療用デバイス1が延在する方向を「軸方向」と称する。
医療用デバイス1は、図1、図2に示すように、生体の表皮Sおよび血管Bに穿刺可能な金属針(第1針に相当)10と、金属針10を先端側において固定する第1固定部20と、金属針10内をスライド可能に構成された樹脂針(第2針に相当)30と、樹脂針30を先端側において固定する第2固定部40と、第1固定部20および樹脂針30の間に設けられる逆止弁50と、を有する。なお、図2では理解の容易のため、金属針10、第1固定部20、および逆止弁50を断面図で示し、樹脂針30および第2固定部40を正面図で示す。
金属針10は、図1、図2に示すように、鋭利に尖った形状を備える先端部11と、樹脂針30が挿通可能な第1ルーメン12と、を備える。第1ルーメン12の先端12aは開口しており、樹脂針30が先端12aから先端側に向けて露出可能に構成されている。金属針10および第1ルーメン12は、図3に示すように、軸方向に直交する軸直交断面で円状に形成されている。
金属針10を構成する材料は、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金のような金属が好ましいが、特に限定されない。
第1固定部20は、図1、図2に示すように、先端において、金属針10の基端13と固定する。第1固定部20は、樹脂針30および第2固定部40が挿通可能なルーメン21を備える。
第1固定部20を構成する材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリオレフィンエラストマー、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリエーテルナイロン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等のメタクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリブタジエン、エチレン−テトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、およびシリコーン樹脂からなる群より選択される少なくとも一種以上の樹脂が挙げられる。なお、上記樹脂は、1種を単独で使用されてもまたは2種以上を混合物の形態で使用してもよい。
樹脂針30は、図1、図2に示すように、鋭利に尖った形状を備える先端部31と、血液および生分解性材料Pが流通可能な第2ルーメン32と、を備える。第2ルーメン32の先端32aは開口しており、第2ルーメン32の先端32aから生分解性材料Pを注入することができる。樹脂針30は、図3に示すように、軸直交断面で、楕円状に形成されている。また、第2ルーメン32は、図3に示すように、軸直交断面で、楕円状に形成されている。第2ルーメン32は、図2、図3に示すように、樹脂針30に対して下側に向けて偏心して形成されている。
樹脂針30は、図1〜図3に示すように、金属針10の軸心C1に対して径方向に偏心した位置に配置される。また、樹脂針30は、偏心した側(上側)における第1ルーメン12の内壁によってガイドされた状態で第1ルーメン12を移動する。よって、第2ルーメン32は、金属針10に対して、樹脂針30が偏心した側(上側)とは反対側(下側)に偏心して設けられている。
樹脂針30を構成する材料は、第1固定部20を構成する材料と同様のものを用いることができる。
第2固定部40は、図1、図2に示すように、先端において、樹脂針30の基端を固定する。第2固定部40の基端には、不図示のシリンジが接続される。第2固定部40を構成する材料は、第1固定部20を構成する材料と同様のものを用いることができる。
逆止弁50は、図2に示すように、樹脂針30および第1固定部20の間に配置されている。逆止弁50は、樹脂針30および第1固定部20の間に位置するルーメン21において、血液の逆流を防止する。したがって、逆止弁50は、金属針10および樹脂針30の間を流通し、樹脂針30および第1固定部20の間を流通した血液が、逆止弁50よりも基端側に流通することを防止する。
逆止弁50を構成する材料は、可撓性を有する材料から構成され、例えば、天然ゴム、合成ゴム、シリコーンゴム等の公知の弾性材料によって構成することが可能である。
次に、第1実施形態に係る医療用デバイス1の使用方法について説明する。
まず、図1、図2に示すように、術者は、樹脂針30が金属針10の先端部11から露出しない位置まで、樹脂針30を金属針10の内部に挿入する。このとき、樹脂針30は、金属針10の第1ルーメン12に対して上側に偏心した位置に沿って、第1ルーメン12の上側の内壁にガイドされながら、挿入される。
次に、図4に示すように、術者は、金属針10を生体の表皮Sに穿刺して、金属針10および樹脂針30を生体内に挿通していき、金属針10を血管B内に貫通させる。このとき、術者は、金属針10内を血液が逆流することを確認する。そして、術者は、樹脂針30側にも血液が逆流するのを確認したら、金属針10を、図5に示すように、少し基端側に引く。
次に、術者は、金属針10の第1ルーメン12内において、樹脂針30を第1ルーメン12の上側の内壁によってガイドされた状態で先端側に移動させて、金属針10の先端部11から露出させる。そして、術者は、樹脂針30の先端部31を血管Bの外周に当接させる。この結果、図5に示すように、樹脂針30の第2ルーメン32の先端32aは、金属針10の第1ルーメン12の先端12aから露出して、血管Bに対してわずかな隙間を介して配置されることになる。
次に、術者は、第2固定部40の基端に、生分解性材料Pが充填されたシリンジ(不図示)を接続して、生分解性材料Pを注入する。この結果、図6に示すように、血管Bの外周に亘って生分解性材料Pが留置されることによって、生体の表皮Sが盛り上がる。次に、術者は、図7に示すように、穿刺部材100を用いて薬液Cを血管B内に注入する。このとき術者は、生分解性材料Pによって盛り上がった表皮Sを穿刺することでき、血管Bを好適に確保することができる。また、血管Bの外周に生分解性材料Pが配置されるため、静脈注射を行うにあたって、薬液Cの血管外漏出を防ぐことができる。
以上のように、本実施形態に係る医療用デバイス1は、第1ルーメン12を備え、生体の表皮Sおよび血管Bに穿刺可能な金属針10と、金属針10の第1ルーメン12内をスライド可能および第1ルーメン12の先端12aから露出可能に配置されるとともに、生分解性材料Pが流通可能な第2ルーメン32を備え当該第2ルーメン32の先端32aから生分解性材料Pを注入可能な樹脂針30と、を有する。樹脂針30は、金属針10の軸心C1に対して径方向に偏心した位置に配置され、偏心した側における第1ルーメン12の内壁によってガイドされた状態で第1ルーメン12を移動可能である。このように構成された医療用デバイス1によれば、金属針10を血管Bに穿刺した後、樹脂針30を金属針10から露出させて、樹脂針30の第2ルーメン32の先端32aから生分解性材料Pを注入して、生分解性材料Pを血管Bの外周に配置することができる。よって、静脈注射を行うにあたって、薬液Cの血管外漏出を防ぐことができる。
また、第2ルーメン32は、樹脂針30の金属針10に対して偏心した側とは反対側に偏心して設けられる。このように構成された医療用デバイス1によれば、術者は、樹脂針30を金属針10の先端から露出させた後に、樹脂針30を回転させる操作が不要となるために、手技が容易となる。
また、第1ルーメン12は軸直交断面で円形状に構成され、樹脂針30は軸直交断面で楕円形状に構成される。このように構成された医療用デバイス1によれば、第1ルーメンおよび樹脂針が軸直交断面で円形状に構成される場合と比較して、樹脂針30の外周を第1ルーメン12に対して、より広い面積で接触させることができる。このため、樹脂針30を安定して先端側に移動させることができる。
<第2実施形態>
次に、図8を参照して、第2実施形態に係る医療用デバイス2の構成について説明する。図8は、第2実施形態に係る医療用デバイス2を示す正面図である。
第2実施形態に係る医療用デバイス2は、図8に示すように、生体の表皮Sに穿刺可能な針部110と、針部110を先端側において固定する固定部120と、固定部120の内部を摺動自在に配置されたプランジャ130と、を有する。
針部110は、鋭利に尖った形状を備える針先111と、針先111の基端側に設けられる本体部112と、針先111および本体部112の間に設けられる中間部113と、針部110の内部に設けられ生分解性材料Pが流通可能なルーメン114と、を有する。
針先111は、先端が封止されるように構成されている。本体部112は基端側において、固定部120に固定されている。
中間部113は、図8に示すように、針先111および本体部112の間に設けられる。中間部113には、ルーメン114の内外を連通する孔部115が複数設けられている。なお、複数の孔部115は、均等に配置されていることが好ましい。このように孔部115が形成されることによって、孔部115から均一に生分解性材料Pが注入されるため、生分解性材料Pが一部に偏って注入されることを好適に防止することができる。
針部110を構成する材料は、金属または樹脂を用いることができる。針部110として金属を用いる場合は、第1実施形態に係る医療用デバイス1の金属針10を構成する材料と同様のものを用いることができる。また、針部110として樹脂を用いる場合は、第1実施形態に係る医療用デバイス1の樹脂針30を構成する材料と同様のものを用いることができる。
固定部120は、先端側において、針部110の本体部112の基端を固定する。固定部120は、内部に生分解性材料Pが貯蔵可能な貯蔵空間121を備える。
固定部120を構成する材料は、第1実施形態に係る医療用デバイス1の第1固定部20を構成する材料と同様のものを用いることができる。
プランジャ130は、固定部120の貯蔵空間121を往復移動可能に設けられている。プランジャ130は貯蔵空間121を先端側に移動することによって、貯蔵空間121内に貯蔵されている生分解性材料Pを、中間部113に設けられる孔部115から外部に注入する。
プランジャ130を構成する材料は、第1実施形態に係る医療用デバイス1の第1固定部20を構成する材料と同様のものを用いることができる。
次に、第2実施形態に係る医療用デバイス2の使用方法について説明する。
まず、術者は、針部110を生体の表皮Sに穿刺して、針部110の針先111が血管Bに到達するまで挿通する。
次に、術者は、プランジャ130を先端側に移動させて、中間部113に設けられた孔部115から生分解性材料Pを注入する。この結果、血管Bの外周に生分解性材料Pが留置されることによって、生体の表皮Sが盛り上がる(図6参照)。このように血管Bの外周に生分解性材料Pが配置されるため、静脈注射を行うにあたって、薬液Cの血管外漏出を防ぐことができる。
以上のように、第2実施形態に係る医療用デバイス2は、生分解性材料Pが流通可能なルーメン114を備え、生体の表皮Sに穿刺可能な針先111、および針先111の基端側に設けられる本体部112を備える針部110と、針先111および本体部112の中間部113に設けられ、ルーメン114の内外を連通する孔部115と、を有し、針先111は、先端が封止して構成されている。このように構成された医療用デバイス2によれば、針部110を生体の表皮Sに穿刺した後、針部110に設けられた孔部115から生分解性材料Pを注入して、生分解性材料Pを血管Bの外周に配置することができる。よって、静脈注射を行うにあたって、薬液の血管外漏出を防ぐことができる。
以上、第1実施形態および第2実施形態を通じて本発明に係る医療用デバイス1、2を説明したが、本発明は説明した各構成のみに限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、上述した第1実施形態では、第2ルーメン32は、樹脂針30の金属針10に対して偏心した側とは、反対側に偏心して設けられていたが、第2ルーメン32は、樹脂針30に対して偏心して設けられていなくてもよい。
また、上述した第1実施形態では、金属針10および第1ルーメン12は、軸直交断面で円形状に構成され、樹脂針30および第2ルーメン32は、軸直交断面で楕円形状に構成されていた。しかしながら、金属針および第1ルーメンは、軸直交断面で楕円形状に構成され、樹脂針および第2ルーメンは、軸直交断面で円形状に構成されていてもよい。
また、樹脂針の先端部は、血管Bの外周形状に対応するように湾曲した形状を備えてもよい。このように樹脂針の先端部が湾曲形状を備えることによって、樹脂針を金属針10の第1ルーメン12から露出させた際に、樹脂針の先端部を血管Bの外周に沿って配置させることができる。したがって、生分解性材料Pを血管Bの外周に亘って好適に配置することができる。
1、2 医療用デバイス、
10 金属針(第1針)、
12 第1ルーメン、
30 樹脂針(第2針)、
32 第2ルーメン、
110 針部、
111 針先、
112 本体部、
113 中間部、
114 ルーメン、
115 孔部、
C1 金属針の軸心、
P 生分解性材料。

Claims (2)

  1. 第1ルーメンを備え、生体に穿刺可能な金属製の第1針と、
    前記第1針の前記第1ルーメン内をスライド可能および前記第1ルーメンの先端から露出可能に配置されるとともに、生分解性材料が流通可能な第2ルーメンを備え当該第2ルーメンの先端から前記生分解性材料を注入可能な樹脂製の第2針と、を有し、
    前記第2針は、前記第1針の軸心に対して径方向に偏心した位置に配置され、偏心した側における前記第1ルーメンの内壁によってガイドされた状態で前記第1ルーメンを移動可能であって、
    前記第2ルーメンの少なくとも前記先端は、前記第2針の前記第1針に対して偏心した側とは反対側に偏心して設けられる医療用デバイス。
  2. 前記第1ルーメンは軸直交断面で円形状に構成され、前記第2針は軸直交断面で楕円形状に構成される、請求項1に記載の医療用デバイス。
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