JP6764838B2 - 吸着材カートリッジ、吸着塔、並びに吸着材カートリッジ用冶具 - Google Patents
吸着材カートリッジ、吸着塔、並びに吸着材カートリッジ用冶具 Download PDFInfo
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Description
1.汚染水処理設備
図1は、本発明の一実施形態に係る汚染水処理設備の一構成例を表す概略図である。
図2は、本実施形態に係る吸着塔の一構成例を表す概略図である。
図3は、本実施形態に係る吸着塔容器の一構成例を表す概略図である。
図2に示すように、吸着材カートリッジ17は、吸着材18を収容する容器である。吸着材カートリッジ17は、吸着塔容器16の内部に格納されている。
下部開放型吸着材カートリッジは、吸着材カートリッジの下部(底部)を開放し吸着材を自重で落下させて放出するように構成されている。下部開放型吸着材カートリッジとして、観音開き式吸着材カートリッジと網掛け式吸着材カートリッジとがある。
図5は観音開き式吸着材カートリッジの閉状態における一構成例を表す概略図、図6は観音開き式吸着材カートリッジの開状態における一構成例を表す概略図、図7は観音開き式吸着材カートリッジに収容された吸着材を詰め替える方法を説明する図である。
図8は網掛け式吸着材カートリッジの閉状態における一構成例を表す概略図、図9は網掛け式吸着材カートリッジの開状態における一構成例を表す概略図、図10は網掛け式吸着材カートリッジに収容された吸着材を詰め替える方法を説明する図である。
一部開放型吸着材カートリッジは、底部の一部を開放し吸着材を放出するように構成されている。線量が比較的高い吸着材を取り扱う場合、下部開放型吸着材カートリッジに替えて一部開放型吸着材カートリッジを用いることが好ましい。
吸着材18は、汚染水に含有される特定の汚染物質(本実施形態では、放射性物質)を吸着して捕捉する機能を有するものである。図2に示すように、本実施形態では、複数の吸着材カートリッジ17A,17B,17C,17Dにそれぞれ吸着材18が充填されている。
(1)本実施形態に係る観音開き式吸着材カートリッジ30は、第1の吸着材カートリッジ31と第2の吸着材カートリッジ32とが観音開き式に回動可能に構成され、第1の吸着材カートリッジ31と第2の吸着材カートリッジ32とを締結する締結部材を開放することで、第1の吸着材カートリッジ31と第2の吸着材カートリッジ32とを観音開き式に回動させ、吸着材を収容部30cから放出部を介して外部空間に放出させる。そのため、吸着材カートリッジに収容された吸着材を大きさや形状が異なる他の吸着塔に落下させ容易に詰め替えて、再利用することができる。従って、吸着材の能力を最大限に発揮させてから廃棄することができ、その分、吸着材の運用効率の低下を抑制することができ、これにより、汚染水処理設備のランニングコストの増加を抑制することができる。加えて、吸着材を吸着材カートリッジごと吸着塔容器から取り出すことができるため、吸着塔を廃棄する必要がなく、これにより、吸着塔の廃棄物の増加を抑制することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態の構成の一部を削除することも可能である。
18 吸着材
30 観音開き式カートリッジ
39 網掛け式カートリッジ
45 一部開放型吸着材カートリッジ
34,41,47 放出部
17a,30a,39a,45a 底部
17b,30b,39b,45b 側部
17c,30c,39c,45c 収容部
Claims (3)
- 底部と、前記底部から上向きに延在する側部と、前記底部と前記側部とで囲まれ、汚染水に含有される放射性物質を吸着する吸着材を収容する収容部と、前記底部に前記収容部と外部空間とを連通するように形成され、前記収容部に収容された前記吸着材を前記外部空間に放出する放出部とを備える吸着材カートリッジに用いられる吸着材カートリッジ用治具において、
前記吸着材カートリッジ用冶具を前記吸着材カートリッジに用いた場合に、前記放出部を介して前記収容部に挿入して配置され、前記収容部に収容された前記吸着材を上向きに押し上げる押上部材と、
前記吸着材カートリッジの下方に設けられ、前記吸着材を攪拌する攪拌材を前記収容部に供給する攪拌材供給配管と、
前記収容部で攪拌され、前記放出部から落下した前記吸着材を他の吸着材カートリッジに導く筒状部材と
を備えることを特徴とする吸着材カートリッジ用冶具。 - 請求項1に記載の吸着材カートリッジ用冶具が用いられる吸着材カートリッジにおいて、
前記底部と、前記側部と、前記収容部と、前記放出部と、前記底部に設けられ前記放出部を閉塞する蓋部とを備え、
前記吸着材カートリッジ用冶具を前記吸着材カートリッジに用いた場合、
前記収容部には、前記攪拌材供給配管から攪拌材が供給され、
前記蓋部が取り外されて解放された前記放出部には、前記押上部材が挿入されるとともに、前記筒状部材の上端部が配置される
ことを特徴とする吸着材カートリッジ。 - 請求項2に記載の吸着材カートリッジと、
前記吸着材カートリッジを収容する吸着塔容器と
を備えた吸着塔において、
前記吸着塔容器の上部が開放可能に構成され、
前記吸着材カートリッジが前記吸着塔容器に出し入れ可能に収容されていることを特徴とする吸着塔。
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JP2017151056A JP6764838B2 (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 吸着材カートリッジ、吸着塔、並びに吸着材カートリッジ用冶具 |
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JP2017151056A Active JP6764838B2 (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 吸着材カートリッジ、吸着塔、並びに吸着材カートリッジ用冶具 |
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2017
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JP2019028036A (ja) | 2019-02-21 |
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