JP6764697B2 - 勤務計画補助情報提供方法、勤務計画補助情報提供プログラムおよび勤務計画補助情報提供装置 - Google Patents

勤務計画補助情報提供方法、勤務計画補助情報提供プログラムおよび勤務計画補助情報提供装置 Download PDF

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Description

本発明は、勤務計画補助情報提供方法、勤務計画補助情報提供プログラムおよび勤務計画補助情報提供装置に関する。
従来は、ドライバに休憩時間や場所を予め指定する技術がある。
特開2015−125611号公報
しかし、従来の技術によりドライバに休憩を促した状態は、ドライバの疲労状態は把握できないため、休憩を取るように指定した休憩指定時間よりも前に疲労により運転に危険な状態になる可能性がある。ひいては事故の発生を抑制できない場合がある。すなわち、従来の技術では、ドライバの体調を予測することは行われていない。このため、例えば、ドライバに勤務を割り当てる段階で、割当担当者が、あるドライバに割り当てようとしている勤務が適切か否かの判断ができない。
一つの側面では、事故の発生を抑制できる勤務計画補助情報提供方法、勤務計画補助情報提供プログラムおよび勤務計画補助情報提供装置を提供することを目的とする。
第1の案では、勤務計画補助情報提供方法は、コンピュータが、個人の過去の勤務実績と該個人の属性情報とを記憶した記憶部を参照して、該過去の勤務実績と該属性情報とに基づいて複数種類の作業を含む未来の勤務時間帯における、複数種類の作業ごとの該個人の疲労度を算出する処理を実行する。勤務計画補助情報提供方法は、コンピュータが、算出した疲労度を未来の勤務時間帯に含まれる複数の複数種類の作業のそれぞれと対応づけて出力する処理を実行する。
本発明の一の実施態様によれば、割り当てる勤務がドライバにとって適切か否かを示す情報を出力できるという効果を奏する。
図1は、システム構成の一例を説明する図である。 図2は、運行記録計の一例を示す図である。 図3は、運行情報のデータ構成の一例を示す図である。 図4は、状態情報のデータ構成の一例を示す図である。 図5は、勤務計画補助情報提供装置の一例を示す図である。 図6は、勤務実績情報のデータ構成の一例を示す図である。 図7は、ユーザ属性情報のデータ構成の一例を示す図である。 図8は、運行計画情報のデータ構成の一例を示す図である。 図9は、運行計画登録画面の一例を示す図である。 図10は、ユーザ属性登録画面の一例を示す図である。 図11Aは、運転時間の算出の一例を示す図である。 図11Bは、休憩時間の算出の一例を示す図である。 図11Cは、休息時間の算出の一例を示す図である。 図11Dは、待機時間の算出の一例を示す図である。 図11Eは、荷積時間の算出の一例を示す図である。 図11Fは、荷卸時間の算出の一例を示す図である。 図11Gは、勤務間隔時間の算出の一例を示す図である。 図11Hは、拘束時間の算出の一例を示す図である。 図12Aは、帰庫時の疲労度の算出の一例を示す図である。 図12Bは、出庫時の疲労度の算出の一例を示す図である。 図12Cは、帰庫時の疲労度の算出の一例を示す図である。 図13は、疲労度掲示画面の一例を示す図である。 図14は、勤務計画補助情報提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15Aは、眠気が検出された場合の疲労度の算出の一例を示す図である。 図15Bは、リアルタイムの疲労度の算出の一例を示す図である。 図15Cは、疲労度に応じた運行計画の修正の一例を示す図である。 図15Dは、疲労度に応じた運行計画の修正の一例を示す図である。 図16は、勤務計画補助情報提供プログラムを実行するコンピュータの構成の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる勤務計画補助情報提供方法、勤務計画補助情報提供プログラムおよび勤務計画補助情報提供装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせてもよい。
[システム構成]
例えば、運輸業界では、デジタルタコグラフなどの運行状態を監視する運行記録計を業務車両に取り付け、運行記録計から収集された情報を基に、運行管理を行っている。実施例1に係る運行管理を行うシステムの一例を説明する。図1は、システム構成の一例を説明する図である。図1に示すように、システム1は、勤務計画補助情報提供装置10と、運行記録計11と、端末装置13とを有する。勤務計画補助情報提供装置10、運行記録計11および端末装置13は、ネットワークNに通信可能に接続されている。かかるネットワークNの一態様としては、有線または無線を問わず、携帯電話などの移動体通信、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
運行記録計11は、例えば、車両の運転席付近に搭載され、搭載された車両の運行の監視および記録を行う装置である。運行記録計11は、例えば、トラック、バスなどの業務車両12に搭載されている。なお、図1の例では、運行記録計11を搭載した業務車両12を1台とした場合を例示したが、これに限定されず、業務車両12を任意の数とすることができる。
端末装置13は、例えば、運輸会社等の職場に配置された、パソコン等の端末装置である。端末装置13は、例えば、職場の運行管理を担当する担当者が勤務計画補助情報提供装置10にアクセスして業務車両12の運行管理を行う際に利用される。
勤務計画補助情報提供装置10は、業務車両12の運行管理を行う装置である。また、勤務計画補助情報提供装置10は、業務車両12の運行計画などの勤務計画の作成を補助する情報を提供する。勤務計画補助情報提供装置10は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバコンピュータなどのコンピュータである。勤務計画補助情報提供装置10は、1台のコンピュータとして実装してもよく、また、複数台のコンピュータにより実装してもよい。例えば、業務車両12の運行を管理する装置と、勤務計画の作成を補助する情報を提供する装置を別のコンピュータとして実装してもよい。なお、本実施例では、勤務計画補助情報提供装置10を1台のコンピュータとした場合を例として説明する。
勤務計画補助情報提供装置10は、運行管理を行う。例えば、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11で取得したドライバの各種の情報をネットワークN経由で収集する。勤務計画補助情報提供装置10は、収集した情報に基づき、業務車両12の運行管理を行う。なお、図1の例では、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11からネットワークN経由で各種の情報を収集する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11で取得した各種の情報を、例えば、フラッシュメモリなどの記憶媒体を介して収集してもよい。また、例えば、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11で取得した各種の情報を、運行記録計11との有線通信若しくは無線通信により収集してもよい。
[運行記録計の構成]
次に、各装置の構成について説明する。最初に、運行記録計11の構成について説明する。図2は、運行記録計の一例を示す図である。図2に示す運行記録計11は、車両状態検出部20と、白線検知部21と、GPS(Global Positioning System)22とを有する。また、運行記録計11は、表示部23と、操作部24と、読取部25と、眠気検出部26と、外部I/F(interface)27と、記憶部28と、制御部29とを有する。
車両状態検出部20は、業務車両12に関する各種の状態を検出する検出部である。例えば、車両状態検出部20は、車両に設けられた速度センサからの信号に基づいて、車両の走行速度や走行距離を検出する。走行距離は、累積値として計測する。白線検知部21は、車両の白線逸脱を検知する検出部である。例えば、白線検知部21は、車両前面に向けられたカメラによる撮影画像の画像解析により道路の車線である白線の検出を行い、車両の白線逸脱を検知する。GPS22は、GPS衛星からの信号に基づいて、車両の現在位置を測定する。
表示部23は、各種の表示を行うデバイスである。例えば、表示部23は、業務車両12の運転席のドライバが視認可能な位置に設置された液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。表示部23は、警告メッセージなど各種のメッセージを表示する。また、表示部23は、操作部24からの操作に応じて、各種の操作画面を表示する。例えば、表示部23は、操作部24からの操作に応じて、運行状態を指定する操作画面を表示する。
操作部24は、各種の操作入力を受け付けるボタンやタッチパネルなどの入力デバイスである。例えば、操作部24には、運行状態を指定するステータススイッチが設けられている。操作部24は、運行状態として、例えば、指定なし、運転、荷積、荷卸、休憩、休息、帰庫等の運行状態を指定することが可能とされている。指定なしは、例えば、運転はしていないものの車両内で運転が可能なように一時的に待機した場合の運行状態を示す。休憩は、例えば、食事などの短期間の休憩を行った場合の運行状態を示す。休息は、例えば、仮眠などの長期間の休憩を行った場合の運行状態を示す。なお、指定なし、休憩、休息の使い分けはこれに限定されるものではない。また、運行状態には、待機があっていてもよい。また、運行状態は、その他、各種の状態があっていてもよい。例えば、運行状態は、出庫の指定が可能であってもよい。操作部24は、それぞれの運行状態ごとにスイッチが設けられ、それぞれの運行状態を指定可能とされていてもよい。また、操作部24は、複数のボタンの組み合わせによってそれぞれの運行状態を指定可能とされていてもよい。例えば、操作部24は、上下キー、十字キーなどの運行状態を切り替える切替ボタンと、運行状態を決定する決定ボタンとを含んで構成されてもよい。なお、本実施例に係る運行記録計11は、何れかの運行状態が選択された場合、次の運行状態が選択されるまでの期間を、選択された運行状態が継続しているものとして扱う。例えば、運転が選択された場合、別の運行状態が選択されるまで、運転の運行状態が継続しているものとして扱われる。また、本実施例に係る運行記録計11は、帰庫が選択された後に、最初に運転の運行状態が選択されたタイミングを出庫として扱う。なお、運行記録計11は、それぞれの運行状態の開始と終了を指定できるように構成してもよい。例えば、「出庫」を示すボタンがドライバにより押下されたことを検出して、運行状態の開始としてもよい。
読取部25は、例えば、ユーザID(identification)が記憶された非接触ICカードと非接触IC通信を実行し、非接触ICカードに記憶されたユーザIDを読み取ってユーザIDを取得する。非接触ICカードとしては、例えば、運転免許証を用いることもできる。ユーザIDには、運転免許証に記憶された運転免許番号などの個人情報を用いてもよい。例えば、読取部25は、運転免許証と非接触IC通信を実行し、運転免許証内の個人情報を読み取り、読み取った個人情報をユーザIDとして取得する。なお、ユーザIDは、操作部24から入力してもよい。
眠気検出部26は、眠気の発生を検出する検出部である。例えば、眠気検出部26は、耳に付けるイヤリングタイプの接触方式や非接触方式の脈拍測定部により測定されるドライバの脈拍の揺らぎを解析してドライバの眠気を検知する。脈拍は、直接的な接触以外の方法で検出してもよい。例えば、眠気検出部26は、ドライバに対して電波を照射し、電波の反射状況の変化を検出してドライバの脈拍を検出してもよい。
外部I/F27は、例えば、他の装置と各種の情報を送受信するインタフェースである。運行記録計11では、外部I/F27は、ネットワークNとの間で無線通信を行う無線通信インタフェースである。なお、運行記録計11が勤務計画補助情報提供装置10と記憶媒体を介して各種の情報を送受信する場合、外部I/F27は、記憶媒体に対してデータを入出力するポートである。また、運行記録計11が勤務計画補助情報提供装置10と有線通信若しくは無線通信により各種の情報を送受信する場合、外部I/F27は、有線通信若しくは無線通信を行う通信インタフェースである。
記憶部28は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部28は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部28は、制御部29で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部28は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部28は、運行情報40と、状態情報41とを記憶する。
運行情報40は、車両の運行に関する各種の情報を記憶したデータである。運行情報40には、車両状態検出部20、白線検知部21、GPS22によりそれぞれ検出された各種のデータが記憶される。
図3は、運行情報のデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、運行情報40は、日時、ユーザID、属性、機器識別番号およびデータの各項目を有する。日時の項目は、データが検出された日時を記憶する領域である。ユーザIDの項目は、車両を運行するドライバの識別情報を記憶する領域である。ユーザIDの項目には、読取部25により読み取ったドライバのユーザIDが記憶される。属性の項目は、検出されたデータの種別を示す識別情報を記憶する領域である。本実施例では、データの種別をわかりやすく示すため、データの種別を名称で示すが、例えば、データの種別を示す識別情報として属性コードが格納される。機器識別番号の項目は、運行記録計11を識別する識別情報を記憶する領域である。運行記録計11には、それぞれを識別する識別情報として、ユニークな機器識別番号が付与される。機器識別番号の項目には、運行記録計11に付与された機器識別番号が格納される。データの項目は、検出されたデータを記憶する項目である。データの項目には、検出されたデータが格納される。例えば、属性が車速の場合、データの項目には、時速[km/h]の値が格納される。属性が走行距離の場合、データの項目には、走行距離[m]の累計値が格納される。属性が白線逸脱の場合、データの項目には、白線検知部21により白線逸脱が検知されると「1」が格納される。属性がGPS22により計測される位置の場合、データの項目には、GPS22に計測される位置情報が格納される。
図3の例では、ユーザID「XXX1」のドライバが業務車両12を運転しており、運行記録計11の機器識別番号が「1234567」であることを示す。また、図3の例では、5月1日の8時00分に、車速が検出され、検出された車速が0[km/h]であることを示す。また、図3の例では、5月1日の8時00分に、走行距離が検出され、検出された走行距離が1,000,000[m]であることを示す。
状態情報41は、ドライバの状態や運行状態に関する各種の情報を記憶したデータである。状態情報41には、操作部24で指定された運行状態を示す情報や、眠気検出部26により検出された各種のデータが記憶される。
図4は、状態情報のデータ構成の一例を示す図である。状態情報41は、運行情報40と同様のデータ構成とされている。図4の例では、運行状態を示す属性を「運行ステータス」と定めている。また、眠気検出部26による眠気の検出の属性を「眠気検出」と定めている。データの項目には、検出されたデータが格納される。例えば、属性が眠気検出の場合、データの項目には、眠気検出部26により眠気が検出されると「1」が格納される。属性が運行ステータスの場合、データの項目には、操作部24で指定された運行状態が格納される。本実施例では、運行状態をわかりやすく示すため、運行状態を名称で示すが、例えば、運行状態を示す属性コードが格納される。
図4の例では、ユーザID「XXX1」のドライバが業務車両12を運転しており、運行記録計11の機器識別番号が「1234567」であることを示す。また、図4の例では、5月1日の8時00分に、運行状態として「運転」が指定されたことを示す。この運転の運行状態が、前回の帰庫の後に最初に選択された運行の運行状態である場合、出庫に該当する。また、図4の例では、5月1日の10時00分に、運行状態として「休憩」が指定されたことを示す。また、図4の例では、5月1日の15時30分に、眠気検出部26により眠気が検出されたことを示す。
なお、図3、図4に示した運行情報40および状態情報41のデータ構成は、一例であり、これに限定されるものではない。例えば、運行情報40および状態情報41は、1つのファイルとされてもよい。また、運行情報40および状態情報41は、データの属性毎に別のファイルとされてもよい。また、運行情報40および状態情報41は、各項目のデータを所定の順に、所定の区切り文字により区切ったデータ構成としてもよい。また、運行情報40および状態情報41は、タグなどを用いてデータの属性を示したデータ構成としてもよい。
制御部29は、運行記録計11全体を制御する。制御部29としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部29は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部29は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部29は、格納部50と、送信部51とを有する。
格納部50は、車両状態検出部20および白線検知部21によりそれぞれ検出される各種のデータを運行情報40に格納する。また、格納部50は、操作部24で指定された運行状態を示す情報や、眠気検出部26により検出された各種のデータを状態情報41に格納する。
送信部51は、所定のタイミングで運行情報40および状態情報41を勤務計画補助情報提供装置10へ送信する。
[勤務計画補助情報提供装置の構成]
次に、勤務計画補助情報提供装置10の構成について説明する。図5は、勤務計画補助情報提供装置の一例を示す図である。図5に示す勤務計画補助情報提供装置10は、通信部70と、記憶部71と、制御部72とを有する。
通信部70は、例えば、ネットワークNとの間で無線通信または有線通信を行う通信インタフェースである。記憶部71は、ハードディスク、SSD、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部71は、データを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部71は、制御部72で実行されるOSや各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部71は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部71は、運行情報40と、状態情報41と、勤務実績情報80と、ユーザ属性情報81と、運行計画情報82と、予測モデル情報83とを記憶する。
運行情報40および状態情報41は、運行記録計11から収集されて格納された運行情報40および状態情報41である。
勤務実績情報80は、状態情報41から運行状態を勤務実績として加工したデータである。例えば、勤務実績情報80は、後述する生成部91により生成される。
図6は、勤務実績情報のデータ構成の一例を示す図である。勤務実績情報80は、ユーザID、日時1、日時2、作業区分、作業時間、疲労度の各項目を有する。ユーザIDの項目は、ユーザIDを記憶する領域である。日時1の項目は、作業区分の項目の運行状態の開始日時を記憶する領域である。日時2の項目は、作業区分の項目の運行状態の終了日時を記憶する領域である。作業区分の項目は、運行状態を記憶する領域である。運行状態が出庫、帰庫のタイミングでは、日時1の項目と日時2の項目には同じ日時が記憶される。作業時間の項目は、日時1の項目の日時から日時2の項目の日時までの時間[分]を記憶する領域である。疲労度の項目は、ドライバの疲労の度合いを示す疲労度を記憶する領域である。本実施例では、ドライバの疲労の度合いを1〜5の疲労度で示す。疲労度は、値が大きいほど疲労の度合いが大きいものとする。本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10では、ドライバごとに、1度、疲労度の初期値を設定させる。なお、疲労度の初期値は、所定値(例えば、1)としてもよい。
図6の例では、ユーザID「XXX1」のドライバは、4月30日の18時00分に帰庫したことを示す。図6の例では、ユーザID「XXX1」のドライバは、5月1日の8時00分に運転の運行状態を選択したことから、出庫したことを示す。ユーザID「XXX1」のドライバは、運行状態が運転となった開始日時が5月1日の8時00分であり、運転の運行状態を終了した終了日時が5月1日の10時00分であり、作業時間が120分であることを示す。
ユーザ属性情報81は、ユーザごとの各種の属性の情報を記憶したデータである。例えば、ユーザ属性情報81は、ユーザごとに、疲労に影響を与える各種の属性の情報を記憶する。本実施例では、疲労に影響を与える各種の属性として、BMI(Body Mass Index)、年齢、睡眠時間等の情報を記憶する。例えば、同じ作業を実施しても、年齢が高いほど、疲労しやすい傾向がある。同じ作業を実施しても、BMIが普通体重の範囲から離れるほど、疲労しやすい傾向がある。睡眠時間が所定の標準時間(例えば、8時間)よりも短い場合、短いほど疲労が回復し難い傾向がある。なお、疲労に影響を与える属性は、これに限定されるものではなく、疲労に影響を与えるものであれば何れの属性を用いてもよい。
図7は、ユーザ属性情報のデータ構成の一例を示す図である。ユーザ属性情報81は、ユーザID、属性、データの各項目を有する。ユーザIDの項目は、ユーザIDを記憶する領域である。属性の項目は、属性の種別を示す識別情報を記憶する領域である。本実施例では、属性の種別をわかりやすく示すため、種別の名称で示すが、例えば、属性の種別を示す識別情報として属性コードが格納される。データの項目は、属性のデータを記憶する項目である。データの項目には、属性のデータが格納される。例えば、BMI、年齢および睡眠時間の属性の場合、データの項目には、それぞれの値が格納される。
図7の例では、ユーザID「XXX1」のドライバは、BMIが23.0であり、年齢が35歳であり、睡眠時間が8時間であることを示す。
運行計画情報82は、ユーザごとの今後の業務車両12の運行計画に関する情報を記憶したデータである。例えば、運行計画情報82は、ユーザごとに、次回の車両の運行計画の情報を記憶する。
図8は、運行計画情報のデータ構成の一例を示す図である。運行計画情報82は、勤務実績情報80と同様のデータ構成とされている。
図8の例では、ユーザID「XXX1」のドライバは、次回の車両の運行計画において、5月2日の8時00分に出庫する予定であることを示す。また、ユーザID「XXX1」のドライバは、5月2日の8時00分から10時00分まで運転する予定であり、作業時間が120分であることを示す。
予測モデル情報83は、ドライバの疲労度を予測する予測モデルに関する情報を記憶したデータである。予測モデルの詳細は、後述する。
制御部72は、勤務計画補助情報提供装置10全体を制御する。制御部72としては、CPU、MPU等の電子回路や、ASIC、FPGA等の集積回路を採用できる。制御部72は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部72は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部72は、収集部90と、生成部91と、受付部92と、算出部93と、提示部94とを有する。
収集部90は、各種のデータを収集する。例えば、収集部90は、運行記録計11から運行情報40および状態情報41を収集する。収集部90は、収集した運行情報40および状態情報41を記憶部71に格納する。
生成部91は、状態情報41に基づき、勤務実績情報80を生成する。例えば、生成部91は、ユーザごとに状態情報41から日時順にレコードを読み出し、属性が運転ステータスであるレコードのデータの項目から選択されている運行状態を順に特定する。そして、生成部91は、何れかの運行状態が選択された場合、次の運行状態が選択されるまでの期間を、選択された運行状態が継続しているものとして、運行状態の開始日時、終了日時を特定し、開始日時から終了日時の時間[分]を求める。また、生成部91は、帰庫が選択された後に、最初に運転の運行状態が選択されたタイミングを出庫として扱う。上述のように、「出庫」を示すボタンが押下されたことを検出したタイミングを出庫としてあつかってもよい。また、生成部91は、帰庫が選択されたタイミングを帰庫として扱う。なお、運行状態として出庫が選択可能な場合は、出庫が選択されたタイミングを帰庫とする。そして、生成部91は、ユーザのユーザID、開始日時、終了日時、運行状態を示す属性、開始日時から終了日時の時間[分]を対応付けて勤務実績情報80に格納する。例えば、状態情報41が図4に示す状態の場合、ユーザID「XXX1」のドライバについて、5月1日の8時00分の運行状態が運行の選択は、帰庫が選択された後に、最初に運転の運行状態が選択されたタイミングである。このため、生成部91は、ユーザID「XXX1」、日時1「5月1日8時00分」、日時2「5月1日8時00分」、作業区分「出庫」としたレコードを勤務実績情報80に格納する。また、生成部91は、ユーザID「XXX1」のドライバについて、運転の運行状態の開始日時とされた5月1日の8時00分から運転の運行状態の終了日時とされた5月1日の10時00分までの時間120[分]を求める。そして、生成部91は、ユーザID「XXX1」、日時1「5月1日8時00分」、日時2「5月1日10時00分」、作業区分「運転」、作業時間「120」[分]としたレコードを勤務実績情報80に格納する。
受付部92は、各種の操作を受け付ける。例えば、受付部92は、端末装置13からアクセスを受け付けると、アクセス元に各種の操作画面の情報を送信してアクセス元の端末装置13に操作画面を表示させ、操作画面から各種の操作を受け付ける。例えば、受付部92は、運行管理サービスのWebサイトを提供する。受付部92は、端末装置13から、運行管理サービスのWebサイトへのアクセスを受け付けると、ログイン画面の情報をアクセス元の端末装置13へ送信してログイン画面を表示させ、ログインIDおよびパスワードを入力してログイン操作を受け付ける。受付部92は、ログイン操作を受け付けると、入力されたログインIDおよびパスワードを事前に登録されたログインIDおよびパスワードと比較して認証を行う。受付部92は、正当との認証が得られた場合、メニュー画面の情報をアクセス元の端末装置13へ送信してメニュー画面をアクセス元の端末装置13に表示させる。このメニュー画面には、例えば、今後の運行計画を登録する計画登録メニューと、ドライバの疲労度を提示する疲労度提示メニューが設けられている。
受付部92は、メニュー画面で計画登録メニューが選択されると、運行計画を登録する運行計画登録画面の情報をアクセス元の端末装置13へ送信して運行計画登録画面を表示させ、運行計画の登録を受け付ける。
図9は、運行計画登録画面の一例を示す図である。図9の例は、端末装置13に表示される運行計画登録画面の一例を示している。運行計画登録画面100は、運行計画を登録するユーザのユーザIDを入力する入力領域101と、運行計画を入力する運行計画入力領域102と、運行計画の登録を指示する登録ボタン103とを有する。運行計画入力領域102は、日時を入力する入力領域102Aと、計画する運行状態を指定する指定領域102Bが設けられている。指定領域102Bは、選択されることにより、運転、荷積、荷卸、休憩、休息、帰庫から運行状態を選択可能とされている。運行計画入力領域102は、1レコード分の運行計画を指定するごとに、新たに運行計画を指定可能なレコードが表示される。
運行管理者は、端末装置13を用いて、運行計画登録画面100の入力領域101に運行計画を登録するユーザのユーザIDを入力し、運行計画入力領域102に今後の運行計画を入力して、登録ボタン103を選択する。
受付部92は、運行計画登録画面100の登録ボタン103が選択されると、入力領域101に入力されたユーザIDに対応付けて、運行計画入力領域102に入力された運行計画を運行計画情報82に登録する。例えば、受付部92は、運行計画入力領域102について、上下に並んだ2つのレコードごとに、上のレコードの入力領域102Aの日時を開始日時とし、上のレコードの指定領域102Bで指定された状態を運行状態とし、下のレコードの入力領域102Aの日時を終了日時として、運行状態、開始日時、終了日時を特定する。そして、受付部92は、開始日時から終了日時までの作業時間を求める。そして、生成部91は、入力領域101に入力されたユーザIDに対応付けて、開始日時、終了日時、運行状態、作業時間を運行計画情報82に格納する。また、受付部92は、最初に運転の運行状態が選択されたタイミングを出庫として扱い。また、生成部91は、帰庫が選択されたタイミングを帰庫として扱う。そして、受付部92は、ユーザのユーザID、開始日時、終了日時、運行状態を示す属性、開始日時から終了日時の時間[分]を対応付けて運行計画情報82に格納する。例えば、運行計画登録画面100が図9の状態の場合、5月2日の8時00分の運転の運行状態の指定は、最初に運転の運行状態が選択されたタイミングである。このため、受付部92は、ユーザID「XXX1」、日時1「5月2日8時00分」、日時2「5月2日8時00分」、作業区分「出庫」としたレコードを運行計画情報82に格納する。また、例えば、運行計画登録画面100が図9の状態の場合、受付部92は、運行状態が運転の日時から運行状態が休憩の日時までの作業時間を求める。そして、生成部91は、ユーザID「XXX1」、日時1「5月2日8時00分」、日時2「5月2日10時00分」、作業区分「運転」、作業時間「120」[分]としたレコードを運行計画情報82に格納する。
受付部92は、メニュー画面で疲労度提示メニューが選択されると、ユーザの属性情報を登録するユーザ属性登録画面の情報をアクセス元の端末装置13へ送信してユーザ属性登録画面を表示させ、運行計画の登録を受け付ける。
図10は、ユーザ属性登録画面の一例を示す図である。図10の例は、端末装置13に表示されるユーザ属性登録画面の一例を示している。ユーザ属性登録画面120は、個人の属性情報を登録するユーザのユーザIDを入力する入力領域121と、疲労に影響を与える各種の属性を入力する各種の入力領域が設けられている。例えば、ユーザ属性登録画面120は、BMIを入力する入力領域122、年齢を入力する入力領域123、睡眠時間を入力する入力領域124等が設けられている。また、ユーザ属性登録画面120は、属性情報の登録を指示する登録ボタン125が設けられている。
運行管理者は、端末装置13を用いて、ユーザ属性登録画面120の入力領域121に疲労度の提示対象とするユーザのユーザIDを入力し、入力領域122〜124にユーザの属性情報を入力して、登録ボタン125を選択する。
受付部92は、ユーザ属性登録画面120の登録ボタン125が選択されると、入力領域121に入力されたユーザIDに対応付けて、入力領域122〜124に入力された属性情報をユーザ属性情報81に登録する。
ここで、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、ドライバが運送を終えて帰庫した際に、該ドライバが次回の運行計画の運送を行う場合の疲労度を推定することが可能とされている。例えば、運行管理者は、ドライバが運送を終えて帰庫した帰庫点呼の際に、勤務計画補助情報提供装置10を用いて、ドライバが次回の運行計画の運送を行う場合の疲労度の推定結果を参照する。また、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、次回とされていた運行計画にドライバが運送に向かう際に、該運行計画の運送を行う場合の疲労度を推定することが可能とされている。例えば、運行管理者は、ドライバがこれから運行計画の運送へ出発する出庫点呼の際に、勤務計画補助情報提供装置10を用いて、ドライバが運行計画の運送を行う場合の疲労度の推定結果を参照する。ここで、帰庫点呼の際には、次回の運行計画の運送を行うまでの睡眠時間は、未定である。このため、帰庫点呼の際には、入力領域124は未入力とされる。
なお、変化の少ない属性情報は、毎回入力させずに、ユーザごとにマスタデータとして記憶部71に記憶させてもよい。例えば、BMIを導出するための身長および体重や、年齢を導出するための生年月日については、変化が少ないため、マスタデータとして記憶部71に記憶させ、マスタデータから読み出すようにしてもよい。また、他の情報から算出可能な属性情報は、他の情報から算出してもよい。また、ユーザ属性登録画面120は、入力が必要な属性情報のみを入力させるようにしてもよい。例えば、帰庫点呼の際に、ユーザ属性登録画面120には、睡眠時間を入力する入力領域124を表示させなくてもよい。
算出部93は、各種の算出を行う。例えば、算出部93は、予測モデル情報83に記憶された予測モデルを用いて、ユーザ属性登録画面120の入力領域121に入力されたユーザIDのユーザの次回の勤務時間帯における該ユーザの疲労度を算出する。本実施例では、ドライバ個人の過去の勤務実績に関する各種の情報と、該ドライバ個人の属性情報に関する各種の情報をそれぞれ説明変数とした重回帰分析等により得られた予測式を予測モデルとして予測モデル情報83に記憶している。例として、式(1)は、重回帰分析の予測式を示している。
Y=b×X+b×X+b×X+・・・+b×X+b (1)
ここで、Yは、目的変数である。本実施例では、疲労度が目的変数Yとなる。X〜Xは、説明変数である。本実施例では、過去の勤務実績に関する各種の情報および該ドライバ個人の属性情報に関する各種の情報がそれぞれ説明変数X〜Xとなる。b〜bは、係数である。bは、決定項である。nは、説明変数として使用する情報の数である。
例えば、本実施例では、以下のような説明変数を用いる。
説明変数X:運転時間
説明変数X:休憩時間
説明変数X:休息時間
説明変数X:待機時間
説明変数X:荷積時間
説明変数X:荷卸時間
説明変数X:勤務間隔時間
説明変数X:拘束時間
説明変数X:前回の疲労度
説明変数X10:BMI
説明変数X11:年齢
説明変数X12:睡眠時間
ここで、運転時間、荷積時間、荷卸時間、拘束時間は、時間が長いほど疲労を増加させる傾向がある。休憩時間、休息時間、待機時間は、時間が長いほど疲労を減少させる傾向がある。勤務間隔時間は、時間が短いほど疲労を増加させる傾向がある。前回の疲労度は、疲労度算出の起点となる。
例えば、事前に、多数のドライバについての各種の運行を実施した際の説明変数X〜Xと疲労度を実験的に測定する。そして、測定データを用いて重回帰分析を行って式(1)で得られるYと疲労度との誤差が最も小さくなるb〜bの値を求める。記憶部71には、求めたb〜bの値を設定した式(1)の情報を予測モデルとして予測モデル情報83が記憶されている。
算出部93は、勤務実績情報80とユーザ属性情報81とを参照して、説明変数X〜Xを求める。
例えば、算出部93は、説明変数Xとして直近の出庫から帰庫までの運転時間を合算した値を求める。
図11Aは、運転時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Aには、運行状態が運転の期間(1)、(2)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)、(2)を合算した時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして直近の出庫から帰庫までの休憩時間を合算した値を求める。
図11Bは、休憩時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Bには、運行状態が休憩の期間(1)、(2)、(3)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)、(2)、(3)を合算した時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして直近の出庫から帰庫までの休息時間を合算した値を求める。
図11Cは、休息時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Cには、運行状態が休息の期間(1)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)の時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして直近の出庫から帰庫までの待機時間を合算した値を求める。
図11Dは、待機時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Dには、運行状態が待機の期間(1)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)の時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして直近の出庫から帰庫までの荷積時間を合算した値を求める。
図11Eは、荷積時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Eには、運行状態が荷積の期間(1)、(2)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)、(2)を合算した時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして直近の出庫から帰庫までの荷卸時間を合算した値を求める。
図11Fは、荷卸時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Fには、運行状態が荷卸の期間(1)、(2)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)、(2)を合算した時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして、勤務間隔時間を求める。例えば、算出部93は、説明変数Xとして、前回の帰庫から今回の出庫までの時間(分)を求める。
図11Gは、勤務間隔時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Gには、前回の帰庫から今回の出庫までの期間(1)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)の時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして、拘束時間を求める。
図11Hは、拘束時間の算出の一例を示す図である。例えば、図11Hには、今回の出庫から今回の帰庫までの期間(1)が示されている。算出部93は、説明変数Xとして期間(1)の時間(分)を求める。
また、算出部93は、説明変数Xとして、前回の疲労度を設定する。例えば、算出部93は、説明変数Xとして、前回の帰庫の際の疲労度を設定する。なお、前回の帰庫の際の疲労度が未登録の場合は、疲労度の初期値を入力させ、説明変数Xとして、入力された疲労度の初期値を設定する。
また、算出部93は、ユーザ属性情報81に基づいて、説明変数X10〜X12を設定する。そして、算出部93は、求めた説明変数X〜X12を用いて、式(1)からドライバの疲労度を算出する。
ここで、帰庫点呼の際には、次回の運行計画の運送を行うまでの睡眠時間は、未定である。そこで、算出部93は、帰庫の日時から運行計画情報82に記憶された次回の運行計画の出庫の日時までの期間の所定の割合(例えば、70%)を睡眠している時間として睡眠時間を設定する。例えば、算出部93は、帰庫の日時が5/1の20:00であり、次回の運行計画の出庫の日時が5/2の8:00の場合、5/1の20:00から5/2の8:00までの間の12時間の所定の割合の時間を算出し、算出した時間を睡眠時間として設定する。これにより、帰庫点呼の際に、次回の運行計画の出庫時の予測されるドライバの疲労度が算出される。
一方、次回の運行計画の出庫点呼の際には、実際のドライバの睡眠時間を設定する。これにより、出庫点呼の際に、帰庫点呼の際よりも精度のよいドライバの疲労度が算出される。
また、算出部93は、運行計画情報82に基づいて、ドライバが運行計画の運行を行った際の疲労度の変化を算出する。例えば、算出部93は、出庫時の予測されるドライバの疲労度を説明変数Xに設定する。また、算出部93は、ユーザ属性情報81に基づいて、説明変数X10〜X12を設定する。また、算出部93は、運行計画情報82の運行計画において、運行状態が切り替わる各時点での説明変数X〜Xを求める。例えば、算出部93は、運行計画情報82の運行計画において、日時1の項目の日時の各時点における説明変数X〜Xを求める。そして、算出部93は、求めた説明変数X〜Xを用いて、式(1)から各時点での予測されるドライバの疲労度を算出する。
図12Aは、帰庫時の疲労度の算出の一例を示す図である。図12Aの例では、5/1の17:00の帰庫時のドライバの疲労度は、3であるものとする。算出部93は、勤務実績情報80とユーザ属性情報81とを参照して、説明変数X〜X12を設定する。この際、算出部93は、帰庫の日時から運行計画情報82に記憶された次回の運行計画の出庫の日時までの期間の所定の割合を睡眠している時間として睡眠時間を設定する。そして、算出部93は、5/2の8:00の出庫時の予測されるドライバの疲労度を算出する。図12Aの例では、5/2の8:00の出庫時の予測されるドライバの疲労度は、1であるものとする。算出部93は、予測されたドライバの疲労度を説明変数Xに設定し、運行計画情報82の運行計画において、運行状態が切り替わる各時点での予測されるドライバの疲労度を算出する。図12Aの例では、5/2の12:00の休憩開始時の予測されるドライバの疲労度は、3と算出される。また、5/2の13:00の休憩終了時の予測されるドライバの疲労度は、2と算出される。5/2の17:00の帰庫時の予測されるドライバの疲労度は、3と算出される。
図12Bは、出庫時の疲労度の算出の一例を示す図である。図12Bの例では、5/1の17:00の帰庫時のドライバの疲労度は、3であるものとする。算出部93は、勤務実績情報80とユーザ属性情報81とを参照して、説明変数X〜X12を設定する。この際、算出部93は、実際の睡眠時間を設定する。図12Bの例では、実際の睡眠時間が6時間であったものとする。算出部93は、5/2の8:00の出庫時の予測されるドライバの疲労度を算出する。図12Bの例では、5/2の8:00の出庫時の予測されるドライバの疲労度は、2であるものとする。これは、睡眠時間が6時間と短く、疲労が十分に回復していないためである。算出部93は、予測されたドライバの疲労度を説明変数Xに設定し、運行計画情報82の運行計画において、運行状態が切り替わる各時点での予測されるドライバの疲労度を算出する。図12Bの例では、5/2の12:00の休憩開始時の予測されるドライバの疲労度は、4と算出される。また、5/2の13:00の休憩終了時の予測されるドライバの疲労度は、3と算出される。5/2の17:00の帰庫時の予測されるドライバの疲労度は、4と算出される。
算出部93は、算出した各時点の疲労度を運行計画情報82の疲労度の項目に格納する。なお、算出部93は、既に疲労度が記憶されている場合、上書きする。
ところで、運行計画情報82に記憶された運行計画と実際の運行は、異なる場合がある。この場合、運行計画から予測されるドライバの疲労度と実際の運行によるドライバの疲労度は、異なる場合がある。例えば、図12Bの例では、5/2に運行計画と異なる運行が行われた場合、5/2の帰庫時のドライバの疲労度は、予測された疲労度と異なる場合がある。そこで、運行計画に対して実際の運行の運行情報40および状態情報41が得られた場合、帰庫時の疲労度を算出し直す。
図12Cは、帰庫時の疲労度の算出の一例を示す図である。図12Cの例では、実際の運行では、道路の混雑などにより、図12Bに示したような運行計画どおりに進まず、休憩終了が12:30に早まり、帰庫も20:00となっている。算出部93は、勤務実績情報80とユーザ属性情報81とを参照して、5/2の運行に関して説明変数X〜X12を設定する。この際、説明変数Xとして、5/1の帰庫時の疲労度を設定する。そして、算出部93は、5/2の20:00の帰庫時のドライバの疲労度を算出する。これにより、算出部93は、実際の運行に沿って、5/2の帰庫時のドライバの疲労度を算出できる。図12Bの例では、5/2の帰庫時のドライバの疲労度が、4と予測されている。一方、図12Cの例では、実際の運行に沿って計算し直した結果、5/2の帰庫時のドライバの疲労度が、5と算出される。
算出部93は、実際の運行に沿って計算し直した疲労度を勤務実績情報80の疲労度の項目に格納する。例えば、図12Cの例では、計算し直した疲労度を5/2の帰庫時のドライバの疲労度として勤務実績情報80に格納する。なお、算出部93は、既に疲労度が記憶されている場合、上書きする。5/3の疲労度は、この5/2の帰庫時のドライバの疲労度を前回の疲労度(説明変数X)として用いて予測を行う。
このように、勤務計画補助情報提供装置10は、実際の運行に沿って疲労度を計算し直すことにより、疲労度に誤差が発生することを抑制できる。
提示部94は、各種の情報の出力を行う。例えば、提示部94は、算出部93により算出された疲労度を含む疲労度掲示画面の情報をアクセス元の端末装置13へ送信して疲労度掲示画面を表示させる。
図13は、疲労度掲示画面の一例を示す図である。図13の例は、端末装置13に表示される疲労度掲示画面の一例を示している。疲労度掲示画面150には、運行計画に沿って疲労度の推移が表示されている。実施例では、ドライバの疲労の度合いを1〜5の疲労度で示しており、所定の閾値(例えば、4)以上を運転に危険な状態とする。提示部94は、疲労度によって、疲労度を回復させることが可能な状態であるかを掲示している。疲労度が4以上は、疲労度を回復させることができない状態であり、運転などの勤務には不適切もしくは注意を要する旨を提示する状態である。疲労度が所定の閾値未満であれば、疲労度を回復させることができる状態であり、運転などの勤務が可能もしくは適切な旨を提示する状態である。提示部94は、疲労度が4以上の運行状態が含まれる場合、運転することを推奨しない旨をメッセージ等により掲示してもよい。運行管理者は、疲労度掲示画面150により運行計画に沿って運行した場合のドライバの疲労度の推移を把握できるため、疲労度の高い危険な運行を事前に把握でき、対策を行うことができる。例えば、ドライバの帰庫点呼の際に、次回の運行計画に沿って次回の運行時のドライバの疲労度を予測算出することにより、管理者は、次回の運行計画の運行をそのドライバに担当させるかべきかを判断できる。また、管理者は、ドライバの疲労度が高い場合、例えば、ドライバを休息させて疲労の回復を促すために、出庫時間を遅らせるなど運行計画を見直すことでできる。例えば、ドライバの出庫点呼の際に、運行計画に沿ってドライバの疲労度を算出することにより、管理者は、疲労度が高くなる前に休憩を取るよう、ドライバにアドバイスできる。
また、提示部94は、ドライバ個人の過去の勤務実績およびドライバ個人の属性情報のうち、算出した疲労度に最も影響を与えた要素を出力する。例えば、提示部94は、式(1)において、説明変数と係数を乗算した値が所定以上大きい説明変数の属性を疲労度に最も影響を与えた要素と要素分の疲労度を出力する。例えば、図13の例では、現在の疲労度に対して、疲労度に対する影響要因として、運転時間長、拘束時間長および休息時間長とそれぞれの要素分の疲労度の数値が掲示されている。なお、提示部94は、疲労度に対する影響の大きい上位所定数(例えば、上位3位)の要因を掲示してもよい。
なお、提示部94は、特定の動作状態について直近の所定期間内に算出された疲労度の履歴を提示してもよい。例えば、図13の例では、特定の動作状態(例えば、荷積)について直近6回の疲労度の推移が最近の傾向として掲示されている。これにより、特定の動作状態についてのドライバへの疲労度の変化を把握できる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10が実行する勤務計画補助情報提供処理の流れについて説明する。図14は、勤務計画補助情報提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。この勤務計画補助情報提供処理は、所定のタイミングで実行される、例えば、勤務計画補助情報提供処理は、ユーザ属性登録画面120の入力領域121に疲労度の提示対象とするユーザのユーザIDが入力され、入力領域122〜124にユーザの属性情報が入力されて、登録ボタン125が選択されたタイミングで実行される。
図14に示すように、算出部93は、勤務実績情報80とユーザ属性情報81とを参照して、各説明変数を求める(S10)。例えば、算出部93は、勤務実績情報80から、帰庫時のドライバの疲労度を説明変数Xに設定する。また、算出部93は、ユーザ属性情報81に基づいて、説明変数X10〜X12を設定する。また、算出部93は、勤務実績情報80から説明変数X〜Xを求める。
算出部93は、求めた各説明変数を用いて、式(1)から次回出庫時のドライバの疲労度を算出する(S11)。
算出部93は、運行計画情報82とユーザ属性情報81とを参照して、各説明変数を求める(S12)。例えば、算出部93は、出庫時の予測されるドライバの疲労度を説明変数Xに設定する。また、算出部93は、ユーザ属性情報81に基づいて、説明変数X10〜X12を設定する。また、算出部93は、運行計画情報82の運行計画において、運行状態が切り替わる各時点での説明変数X〜Xを求める。
算出部93は、求めた各説明変数を用いて、式(1)から運行計画の各時点での予測されるドライバの疲労度を算出する(S13)。
提示部94は、算出された疲労度を掲示した疲労度掲示画面の情報をアクセス元の端末装置13へ送信して疲労度掲示画面150を表示させ(S14)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、個人の過去の勤務実績と該個人の属性情報とを記憶した記憶部71を参照して、該過去の勤務実績と該属性情報とに基づいて複数種類の作業を含む未来の勤務時間帯における、複数種類の作業ごとの該個人の疲労度を算出する。勤務計画補助情報提供装置10は、算出した疲労度を未来の勤務時間帯に含まれる複数の複数種類の作業のそれぞれと対応づけて出力する。これにより、勤務計画補助情報提供装置10は、事故の発生を抑制できる。
また、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、過去の所定のタイミングの疲労度を初期値として、過去の勤務実績と個人の属性情報とに基づいて疲労度の変化を算出することにより、未来の勤務時間帯における該個人の疲労度を算出する。これにより、例えば、勤務計画補助情報提供装置10は、算出された次回の勤務時間帯の疲労度により、次回の勤務が適切であるかの運行管理者の判断を支援できるため、事故の発生を抑制できる。
また、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、記憶部71に記憶された個人の未来の車両の運行計画情報82に基づいて、運行計画情報の運行計画に沿って車両を運行する場合の予測される個人の疲労度を算出する。これにより、勤務計画補助情報提供装置10は、運行計画に沿って予測される個人の疲労度により、運行計画が適切であるかの運行管理者の判断を支援できるため、事故の発生を抑制できる。
また、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、個人の過去の勤務実績および該個人の属性情報のうち、算出した疲労度に最も影響を与えた要素を出力する。これにより、勤務計画補助情報提供装置10は、ドライバの疲労に対して影響の大きい要因を運行管理者やドライバに把握させることができ、影響の大きい要因の改善を促すことができる。これにより、勤務計画補助情報提供装置10は、事故の発生を抑制できる。
また、本実施例に係る勤務計画補助情報提供装置10は、直近の所定期間内に算出された疲労度の履歴を提示する。これにより、勤務計画補助情報提供装置10は、提示された疲労度の履歴から、疲労の増減の傾向など疲労の変化の傾向を示すことができる。これにより、運行管理者は、今後の疲労の変化の傾向に対応させた運行計画を作成できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記実施例では、疲労度の初期値を設定した後は各運行の帰庫時の疲労度をそれぞれ予測式の疲労度の初期値として、疲労度の変化を算出する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、算出部93は、運行時に検出された個人の状態を示す状態情報41に基づいて、該個人の疲労度の初期値を更新してもよい。そして、算出部93は、個人の状態が検出されたタイミング以降の勤務実績と個人の属性情報とに基づいて該個人の疲労度を算出してもよい。例えば、ドライバは、疲労度が高いほど注意力が低下しやすく白線逸脱が発生しやすい。また、ドライバは、疲労度が高いほど眠気も発生しやすい。そこで、算出部93は、運行記録計11から白線逸脱や眠気が検出された情報が得られた場合、白線逸脱や眠気が検出されたタイミングの疲労度を、白線逸脱や眠気の発生に応じた値(例えば、4)とする。そして、算出部93は、白線逸脱や眠気が検出されたタイミング以降の勤務実績と個人の属性情報とに基づいて個人の疲労度を算出してもよい。図15Aは、眠気が検出された場合の疲労度の算出の一例を示す図である。図15Aの例では、5/1の帰庫時の疲労度3を疲労度の初期値として、勤務実績情報80に記憶された5/1の帰庫以降の勤務実績から5/2の帰庫時の疲労度を算出した場合、疲労度は、3と算出される。また、図15Aの例では、5/1の帰庫時の疲労度3を疲労度の初期値とした場合、5/2の11:00時点の疲労度は、3と算出される。図15Aの例では、5/2の11:00に眠気が検出されている。この場合、算出部93は、5/2の11:00の疲労度を4に更新する。そして、算出部93は、5/2の11:00の疲労度4を疲労度の初期値として、勤務実績情報80に記憶された5/2の11:00以降の勤務実績から、5/2の帰庫時の疲労度を算出する。図15Aの例では、5/2の帰庫時の疲労度が4と算出される。このように、勤務計画補助情報提供装置10は、白線逸脱や眠気の検出に応じて疲労度の初期値を更新することにより、算出される疲労度をドライバの疲労状態に近づけることができる。
また、上記実施例では、出庫時や帰庫時に運行計画に沿って疲労度を算出する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11から運行情報40および状態情報41を随時収集し、収集された運行情報40および状態情報41に基づいて、リアルタイムに最新の疲労度を算出してもよい。図15Bは、リアルタイムの疲労度の算出の一例を示す図である。図15Bの例では、5/2の12:30時点、5/2の12:30までの運行情報40および状態情報41が収集され、勤務実績情報80に勤務実績が格納されている。算出部93は、5/1の帰庫時の疲労度3を予測式の疲労度の初期値として、5/2の12:30までの勤務実績を用いて、疲労度の変化を算出する。図15Bの例では、5/2の12:30時点の疲労度は、4とする。また、算出部93は、5/2の12:30時点の疲労度4を予測式の疲労度の初期値として、運行計画情報82に基づいて、5/2の12:30以降のドライバが運行計画の運行を行った際の疲労度の変化を算出する。これにより、勤務計画補助情報提供装置10は、実際の運行状態を反映した疲労度をリアルタイムに提供できる。
また、上記実施例では、運行計画に沿って疲労度を算出する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、運行計画に沿って算出された疲労度に基づいて、運行計画を自動的に修正してもよい。例えば、勤務計画補助情報提供装置10の制御部72は、運行計画を修正する修正部を備えてもよい。修正部は、運行計画に沿って算出された疲労度が所定の許容レベル(例えば、疲労度5)以上となる場合、運行計画を全体的に遅らせる、あるいは、許容レベル以上となる前に休憩を追加する修正を運行計画に行う。図15Cは、疲労度に応じた運行計画の修正の一例を示す図である。図15Cの例では、運行計画に沿って算出された疲労度が5/2の12:00の時点で5となっている。この場合、修正部は、算出された疲労度が所定の許容レベル未満となるように運行計画を全体的に遅らせる。図15Cの例では、運行計画が全体的に2時間遅く変更されている。図15Dは、疲労度に応じた運行計画の修正の一例を示す図である。図15Dの例でも、運行計画に沿って算出された疲労度が5/2の12:00の時点で5となっている。この場合、修正部は、算出された疲労度が5となる時点の前に休憩を追加する修正を運行計画に行う。休憩は、疲労度が5となる時点の直前に追加してもよい。また、休憩は、疲労度が5となる時点の後に休憩や休息がある場合、後の休憩や休息より一定期間前に追加してもよい。休憩は、疲労度が5となる時点の前に休憩や休息がある場合、前の休憩や休息から一定期間後、または、前の休憩や休息と、疲労度が5となる時点の中間となる時点に追加してもよい。図15Dの例では、5/2の10:00〜10:30に休憩が追加されている。
また、上記実施例では、全ドライバで共通の予測モデルを用いて疲労度を算出する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、ドライバごとに個別の予測モデルを用いて疲労度を算出してもよい。また、予測モデルは、更新してもよい。例えば、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11を介してドライバから疲労度を収集する。勤務計画補助情報提供装置10は、収集されたドライバの疲労度と算出された疲労度に基づいて、予測モデルを更新してもよい。例えば、算出部93は、収集されたドライバの疲労度に基づいて、重回帰分析を行って式(1)の係数b〜b、決定項bを更新してもよい。この場合、算出部93は、収集されたドライバの疲労度に基づいて、重回帰分析を行って、ドライバごとに個別の予測モデルを更新してもよい。なお、予測モデルは、重回帰分析ではなくてもよく、様々な統計手法、AI(artificial intelligence)、ディープラーニングなどで構築してもよい。
また、上記実施例では、勤務計画補助情報提供装置10は、運行記録計11から情報を収集する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、スマートフォンなどの携帯情報端末に専用のアプリケーションソフトをインストールして運行記録計として機能させてもよい。
また、上記実施例では、ドライバ個人の属性情報を画面から入力させる場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、属性情報を計測する計測機器からドライバ個人の属性情報を取得してもよい。例えば、業務車両12を運行する事務所に設けられた体重計や血圧計からドライバ個人のBMIを取得してもよい。また、ドライバの自宅の睡眠計などから睡眠時間を取得してもよい。
また、上記実施例では、状態情報41の運行状態の情報を加工して勤務実績を得る場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、状態情報41の運行状態の情報を勤務実績として用いてもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、収集部90、生成部91、受付部92、算出部93および提示部94の各処理部が適宜統合されてもよい。また、各処理部の処理が適宜複数の処理部の処理に分離されてもよい。さらに、各処理部にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[勤務計画補助情報提供プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。例えば、業務車両12の運行計画などの勤務計画の作成を補助する勤務計画補助情報提供プログラムについて説明する。図16は、勤務計画補助情報提供プログラムを実行するコンピュータの構成の一例を示す図である。
図16に示すように、コンピュータ400は、CPU(Central Processing Unit)410、HDD(Hard Disk Drive)420、RAM(Random Access Memory)440を有する。これら400〜440の各部は、バス500を介して接続される。
HDD420には上記の制御部72の各処理部(例えば、収集部90、生成部91、受付部92、算出部93および提示部94と同様の機能を発揮する勤務計画補助情報提供プログラム420aが予め記憶される。なお、勤務計画補助情報提供プログラム420aについては、適宜分離してもよい。
また、HDD420は、各種情報を記憶する。例えば、HDD420は、OSや発注量の決定に用いる各種データを記憶する。
そして、CPU410が、勤務計画補助情報提供プログラム420aをHDD420から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。例えば、勤務計画補助情報提供プログラム420aは、収集部90、生成部91、受付部92、算出部93および提示部94と同様の動作を実行する。
なお、上記した勤務計画補助情報提供プログラム420aについては、必ずしも最初からHDD420に記憶させることを要しない。
また、例えば、勤務計画補助情報提供プログラム420aは、コンピュータ400に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させてもよい。そして、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ400に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 システム
11 運行記録計
12 業務車両
13 端末装置
70 通信部
71 記憶部
72 制御部
80 勤務実績情報
81 ユーザ属性情報
82 運行計画情報
83 予測モデル情報
90 収集部
91 生成部
92 受付部
93 算出部
94 提示部

Claims (9)

  1. 個人の過去の複数種類の作業ごとの作業期間を含む勤務実績と該個人の属性情報とを記憶した記憶部を参照し、複数種類の作業の作業期間と個人の属性情報から未来の勤務時間帯における疲労度を算出する予測モデルを用いて、該過去の勤務実績と該属性情報から該個人の未来の勤務時間帯における疲労度を算出し、
    算出した疲労度を出力する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする勤務計画補助情報提供方法。
  2. 前記算出する処理は、過去の所定のタイミングの疲労度を初期値として、過去の勤務実績と個人の属性情報とに基づいて疲労度の変化を算出することにより、次回の勤務開始時における該個人の疲労度を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の勤務計画補助情報提供方法。
  3. 前記算出する処理は、前記記憶部に記憶された前記個人の未来の車両の運行計画情報であって、複数種類の作業ごとの予定の作業期間を含む前記運行計画情報を参照し、前記予測モデルを用いて、前記運行計画情報の運行計画に沿って車両を運行する場合の予測される個人の疲労度を算出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤務計画補助情報提供方法。
  4. 車両運行時に検出された前記個人の状態を示す状態情報に基づいて、該個人の疲労度の初期値を更新する処理をさらに実行させ、
    前記算出する処理は、前記個人の状態が検出されたタイミング以降の勤務実績と個人の属性情報とに基づいて該個人の疲労度を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の勤務計画補助情報提供方法。
  5. 前記出力する処理は、前記個人の過去の勤務実績および該個人の属性情報のうち、算出した疲労度に最も影響を与えた要素を出力する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の勤務計画補助情報提供方法。
  6. 前記出力する処理は、直近の所定期間内に算出された疲労度の履歴を出力する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の勤務計画補助情報提供方法。
  7. 前記予測モデルは、疲労度を算出する予測式にパラメータにとして睡眠時間を含み、
    前記算出する処理は、睡眠時間が未定の場合、前記勤務実績の最後の作業の終了時刻から次回の勤務開始時刻までの期間の所定の割合の時間を睡眠時間として前記予測式の前記パラメータに設定して未来の勤務時間帯における疲労度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の勤務計画補助情報提供方法。
  8. 個人の過去の複数種類の作業ごとの作業期間を含む勤務実績と該個人の属性情報とを記憶した記憶部を参照し、複数種類の作業の作業期間と個人の属性情報から未来の勤務時間帯における疲労度を算出する予測モデルを用いて、該過去の勤務実績と該属性情報から該個人の未来の勤務時間帯における疲労度を算出し、
    算出した疲労度を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする勤務計画補助情報提供プログラム。
  9. 個人の過去の複数種類の作業ごとの作業期間を含む勤務実績と該個人の属性情報とを記憶した記憶部を参照し、複数種類の作業の作業期間と個人の属性情報から未来の勤務時間帯における疲労度を算出する予測モデルを用いて、該過去の勤務実績と該属性情報から該個人の未来の勤務時間帯における疲労度を算出する算出部と、
    前記算出部の算出した疲労度を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする勤務計画補助情報提供装置。
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