JP6762757B2 - 包装容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る包装容器1は、図1に示すように、内容物を収容する袋本体部10と、この袋本体部10の周縁から外側に向けて突出し、内容物を注出する注出部30と、を備えている。注出部30は対向するシートを含んで構成されている。この注出部30には、注出部30が突出する方向の袋本体部10側で包装容器1の厚さ方向に膨らんでなる膨らみ部31と、注出部30が突出する方向の先端側で膨らみ部31の幅よりも狭い狭部35と、が設けられている。そして、膨らみ部31と狭部35とは、幅が漸次に狭くなると共に、対向する各シートが他方側のシートに向かってそれぞれ湾曲した形状をなす連通部36によって連通されている。
袋本体部10は、上述した内容物が収容される構成部である。図1に示した例の袋本体部10は、相互に対向する前面部11と背面部12を有している。また、袋本体部10は、底部を閉じている底面部13を備えている。
袋本体部は、底面部を設けることなく前面部と背面部とだけで構成することができる。この構成の袋本体部としては、2枚の平面シートの周縁をシールして形成する形態、1枚の平面シートを二つ折りにして、3方をシールして形成する形態の両方を挙げることができる。
袋本体部は、前面部、背面部及び底面部に加えて側面部を設けた形態を採用することもできる。ここでいう側面部とは、前面部と背面部の両側部同士をつなぐ面を意味する。
注出部30は、袋本体部10に収容された内容物を包装容器1の外部に注出するための構成部である。この注出部30は、包装容器1の幅方向において、上述した中央シール部18aと斜めシール部18bとの間にて、前面部11を構成するシート及び背面部12を構成しているシートをそれぞれ外側に突出させることにより構成されている。注出部30の周縁はシールされていて、内部が空洞のストロー状に構成されている。以下では、注出部30を構成している部材を単にシートとよんで説明する。
膨らみ部31は、注出部30を一般的な成形方法を利用して製造される。具体的には、真空成形、圧空成形や、雄雌型による成形等によって、膨らみ部31は形成される。
以上に説明した包装容器1の作用について、図5を参照して説明する。なお、図5(A)は、袋本体部10に力を与えずに、注出部30が下側を向くように包装容器1を逆さまにした状態を示し、図5(B)は、注出部30が下側を向くように包装容器1を逆さまにした状態で袋本体部10に力を加えて押圧した状態を示している。なお、この図5に示すように、包装容器1の注出部30の先端を切除した後には、保護シール部19は取り外される。図5(A)及び図5(B)は、保護シール部19が取り外された後の形態の包装容器1をそれぞれ示している。
テストは、包装容器1に収容した内容物を注出させる注出テストと、内容物が漏れ出さないことを確認する液止まりテストの2種類のテストを行った。
テスト結果を表1にまとめて示す。
本実施形態の包装容器1は、注出部30の構造が簡単である。そのため、逆止弁を備えた包装容器1に比べて包装容器1を容易に製造することができる。その結果、製造コストを低廉に抑えることができる。また、本実施形態の包装容器1は、包装容器1に一般に用いられている材料を用いて製造することができる。そのため、特注な材料を用いたボトル等に比べ、材料費を低廉に抑えることができる。
本実施形態の包装容器1は、袋本体部10が平面部11,12と底面部13とで構成されている。また、注出部30は、対向するシートに膨らみを持たせた膨らみ部31を有して構成されている。そして、膨らみ部31の内部に設けられた部材40は樹脂で形成されている。そのため、包装容器1から内容物を注出した後に、包装容器1を廃棄するときに、包装容器1を平坦に押しつぶした形態にすることができる。その結果、包装容器1を廃棄するときに、かさばることがないというメリットがある。
本実施形態の包装容器1は、袋本体部10及び注出部30を同じ材料で形成することができる。また、上述したように、注出部30の構造を簡単な構造にしている。そのため、包装容器1を少ない材料で製造することができ、環境への負荷を低くすることができる。
10 袋本体部
11 前面部
12 背面部
13 底面部
14 上面シール部
15,16 側縁シール部
17 底面シール部
18a 中央シール部
18b 斜めシール部
19 保護シール部
20 切り込み
30 注出部
31 膨らみ部
32,33 膨らみ
32a,33a 膨らみの先端
35 狭部
36 連通部
40 部材
Claims (5)
- 内容物を収容する袋本体部と、該袋本体部の周縁から外側に向けて突出し、前記内容物を注出する注出部と、を備えた包装容器であって、
前記注出部は対向するシートを含んでなり、
当該注出部には、該注出部が突出する方向の前記袋本体部側で当該包装容器の厚さ方向に膨らんでなる膨らみ部と、前記突出する方向の先端側で前記膨らみ部の幅よりも狭い狭部と、が設けられ、
前記膨らみ部と前記狭部とは、幅が漸次に狭くなると共に、前記対向する各シートが他方側のシートに向かってそれぞれ湾曲した形状をなす連通部によって連通され、
前記膨らみ部は、一方のシートに形成された膨らみが、他方のシートの膨らみよりも当該注出部の前記突出方向の先端側に長く形成されている、包装容器。 - 前記膨らみ部は、前記一方のシートに形成された膨らみの幅が、前記他方のシートの膨らみの幅よりも大きく形成されている、請求項1に記載の包装容器。
- 前記湾曲した形状は、半径が異なる少なくとも2つの形態の円弧により構成され、
前記突出する方向の先端側の円弧の半径が前記袋本体部側の円弧の半径よりも小さく形成されている、請求項1又は2に記載の包装容器。 - 前記膨らみ部の内部には部材が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装容器。
- 前記袋本体部の前記注出部の近傍には、前記膨らみ部と一体的にドーム状に膨らんだドーム部が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装容器。
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JP2016103962A JP6762757B2 (ja) | 2016-05-25 | 2016-05-25 | 包装容器 |
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JP2016103962A Active JP6762757B2 (ja) | 2016-05-25 | 2016-05-25 | 包装容器 |
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