JP6762705B2 - テープバネを用いた伸縮自在展開可能構造 - Google Patents

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Description

本発明は、巻かれかつ展開され得る可撓性構造のための伸縮自在展開可能テープバネ構造に関する。本発明はとりわけ、軌道において展開される必要がある宇宙機器の分野に、およびより詳細には衛星のための宇宙機器、例えば、アンテナ、太陽発電機、熱シールド、バッフルまたは望遠鏡に適用される。
宇宙において展開可能な、例えば、太陽発電機タイプの構造は概して、共に関節接合される剛体のパネルから構成され、これらのパネルは、格納位置にあるときは互いに積み重ねられている。これらの構造は十分に制御されるという運動学の利点を有するが、高い比質量および高い慣性という欠点を有する。さらに、格納位置にあるとき、剛体の構造が発射装置のフェアリング下のかなりのスペースを占める。展開可能構造に割り当てられる発射装置のフェアリング下のスペースは限られていることから、展開されたときにこれらの展開可能構造が占め得る面積を最適化するために、これらの展開可能構造が格納位置にあるときのこれらの展開可能構造により求められるスペースの大きさを減らすことが重要である。
可撓性シートと、シートと同一平面に固定されたテープバネとを含む展開可能可撓性平面構造がある。格納位置において、シートおよびテープバネは主軸の周りに巻かれている。可撓性平面構造は、主軸が自由に回転するとき、テープバネの自発的な巻き戻しにより、自律的に展開される。
実際、テープバネは、宇宙の分野においては、円弧の形の断面を有する可撓性テープであることが公知であり、その曲率半径は第1面で凸形および第2面で凹形であり、これらのテープは、本質的にそれら自体の蓄積された弾性エネルギーの結果として、巻かれた状態から巻き戻された状態へ変化可能である。異なるタイプのテープがあり、その各々がそれ自体の特性を有している。単安定のテープは、自然な位置では展開しており、それらを格納位置に維持するためには保持力が必要である。単安定のテープバネはしたがって、それらの巻き戻された状態へ戻るために自然に展開する傾向を有する。単安定のテープの展開は偶然であり制御されていないことが多い。双安定のテープは2つの自然な位置(格納位置および展開位置)を有し、断面が完全に扁平な場合は、それらを格納位置に維持するのに保持力は必要としない。それらの展開は線形であり制御される。しかしながら、全ての場合において、展開が引き起こされるとき、展開は暴力的かつ痙攣的となることがあり、これは、テープバネ全体が長さ全体にわたって一度に真っ直ぐになる傾向を有することがあり、周辺の要素またはテープバネへ固定された要素、例えば、可撓性膜、計器、アンテナなどへ損害を与えるリスクを呈することを意味する。従来のテープバネはしたがって、それらの展開に対する制御の点で困難さを呈することがある。このタイプの構造が展開する速度を調節するために、用いることができる幾つかの方法がある。例えば、特許出願である仏国特許出願公開第12/03300号明細書に記載の歯車式電気モータユニットを用いる調節、または特許である仏国特許第0803986号明細書および米国特許第7856735号明細書に記載のハイブリッドテープバネを用いる熱的調節に言及することができる。
さらに、テープバネはひずみの軸に依存して同じ剛性を有しない。テープバネの凸形面に加えられる力Fはテープバネを曲げる傾向があり、一方で凹形面へ加えられる同じ力は影響を及ぼさず、それにより可撓性構造の展開状態における可撓性構造の不安定さの問題を呈する。展開状態におけるこの安定性の問題に対処するために、したがって、軌道周回の力の下で、これらが加えられる方向が何であれ、テープバネが安定したままとなることを確実にするために、テープバネを追加的な保持デバイスを用いて展開位置に維持すること、またはテープバネに過剰性能を与えることが必要である。
したがって、格納構成において、テープバネは可能な限りコンパクトである必要があり、すなわち可能な限り小さい巻き半径を有する必要がある。このパラメータはテープの物理的特徴により設定され、概して、巻き半径はテープの曲率半径に実質的に等しい。複合材テープの場合、これは層の重ね合わせおよび/または繊維の方向を変更することにより変えられる。展開構成において、実現し得る最良の剛直性が追求され、これは、可能な限り広範囲にわたって嵌め込まれるテープバネの端部と関連する、可能な限り最大かつ最も閉じた断面を意味する。概して、テープバネの展開は主軸周りでのテープバネの巻き戻しにより得られる。展開の間、テープバネの剛直性はテープバネのその巻きゾーンにおける自然な可撓性のために低下する。最適な剛直性は展開の終わりに、巻き戻しゾーンが正しい嵌め込み状態に取って代わられるときに得られる。それにも関わらず、展開可能構造がテープバネ展開段階を通じて、すなわち全体展開の構成または部分展開の構成において、作動可能であることが望ましいこともある。巻き直し可能展開可能構造の場合、嵌め込まれるテープバネの固定装置を備えて要件と一致する剛直性を保証することが必要である。これを達成するため、テープバネの取り出しと十分な嵌め込み状態とを同時に達成可能とするローラを備える案内傾斜部が一般に使用される。この解決策は要件に適合するが様々な問題、すなわち、テープバネの蓄積されたエネルギーが用いられる場合のテープバネの望ましくない突っ張りまたは巻き戻し、テープの端部の偶然の運動学、および格納のために割り当てられる体積と両立しないことの多いかなり大きな体積というリスクを呈する。
テープバネの直径が展開を通じて変化することから、展開可能構造が全体として正しく機能することを確実にするために、テープバネの出口において数多くの追加的な案内を利用可能にすることが必要である。
仏国特許出願公開第12/03300号明細書 仏国特許第0803986号明細書 米国特許第7856735号明細書
本発明は、巻かれかつ展開可能な可撓性構造のための伸縮自在展開可能構造であって、あまりかさばらず、生産が容易であり、発射装置のフェアリング下で格納されるときに展開可能構造の体積を最適化し、展開の制御された向き付け、テープバネの直径の変化に関わらないテープバネの良好な誘導、および再巻上げの能力を可能とする利点を有し、かつ展開されたときの構造の剛直性および安定性を可能にする、伸縮自在展開可能構造を提案することによって、上記の問題の全てまたは一部を軽減しようとするものである。
この目的のために、本発明の一主題は展開可能構造であって、
・第1ポイントと反対側の第2ポイントと第3ポイントとを含む取付台と、
・軸Zの周りを回転可能な格納リールと、
・テープバネであって、テープバネが格納リールの軸Zの周りに巻かれた構成からテープバネが軸Zに実質的に垂直な軸Xに沿って展開される構成へ切り替わることができ、第1および第2ポイントがテープバネと二重支持を形成してテープバネを展開構成に維持するテープバネとを含む展開可能構造において、
第3ポイントがテープバネと単純支持を形成可能であることと、格納リールが第3ポイントに対して移動可能であることと、格納リールが第3ポイントに押し当てられてテープバネの展開を案内することと、展開可能構造が、
・案内レバーであって、2つの端部を含み、2つの端部の第1の端部が取付台に対して枢着され、2つの端部の第2の端部が案内リールの中心に固定される案内レバーと、
・弾性要素であって、案内レバーと取付台との間に配置され、案内レバーを押して格納リールを第3ポイントに押し当てることを意図される弾性要素と
を含むこととを特徴とする展開可能構造である。
一実施形態によれば、取付台は案内デバイスとベースとを含み、第1、第2および第3ポイントは案内デバイスに固定され、案内デバイスはベースに対して好ましくは第3ポイントの周りで関節接合され、閉位置と開位置との間で軸Zと平行な軸の周りで回転可能であり、逆もまた同様である。
別の実施形態によると、案内レバーの2つの端部のうちの第1の端部が取付台に対して枢着され、2つの端部のうちの第2の端部が案内リールの中心に固定され、弾性要素が案内レバーと取付台との間に位置付けられ、案内レバーを押して格納リールを第3ポイントに押し当てることを意図される。
別の実施形態によると、案内レバーの第1の端部がベースに対して枢着され、第2の端部が案内リールの中心に固定され、弾性要素が案内レバーとベースとの間に位置付けられ、案内レバーを押して格納リールを第3ポイントに押し当てることを意図される。
別の実施形態によると、展開可能構造は、例えば溝が付けられ、格納リールに位置付けられるカムをさらに含み、案内デバイスは、テープの展開の間案内デバイスの回転を命令するような方法で案内されることを意図される従動子を含む。
有利には、展開可能構造は、保持システムであって、案内レバーおよび案内デバイスを巻かれた構成に維持し、テープバネが巻かれた構成から展開構成へ切り替わるときに案内レバーおよび案内デバイスを同時に解放することを意図される、保持システムを含む。
有利には、カムは、案内デバイスが閉位置に向かって回転することを防止することを意図される逆止要素を含む。
別の実施形態によると、テープバネが2つの端部を有しており、テープバネの第1の端部は格納リールへ固定され、テープバネの第2の端部はベースへ固定される。
有利には、構造は、1つまたは複数の回転−駆動モータにより衛星のプラットフォームへ固定される展開可能関節式マストをさらに含むことができる。
本発明はまた、少なくとも1つの展開可能構造を含む衛星に関する。
添付の図面により示される、一例として与えられる一実施形態の詳細な説明を読むことから、本発明がよりよく理解され、さらなる利点が明らかになる。
図1aは、本発明による展開可能構造の第1実施形態による、テープバネの巻きの軸である軸Zに垂直な平面の断面図であり、テープバネが巻かれた構成にある断面図である。 図1bは、本発明による展開可能構造の第1実施形態による、テープバネの巻きの軸である軸Zに垂直な平面の断面図であり、テープバネが部分的に巻き戻された構成にある断面図である。 図2は、本発明による展開可能構造の第1実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネが部分的に展開した構成にある断面図である。 図3aは、テープバネに支持部を位置付けるための可能な構成を示す。 図3bは、テープバネに支持部を位置付けるための可能な構成を示す。 図3cは、テープバネに支持部を位置付けるための可能な構成を示す。 図4は、本発明による展開可能構造の第2の実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネが巻かれた構成にある断面図を示す。 図5は、本発明による展開可能構造の第2の実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネが展開構成にある断面図を示す。 図6は、本発明による展開可能構造の第3実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネが部分的に展開した構成にあり、一端がベースに固定されている断面図を示す。 図7は、本発明による展開可能構造の第4実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネの一端がベースに固定されており、図7〜9の各々が異なる展開構成に対応する、断面図である。 図8は、本発明による展開可能構造の第4実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネの一端がベースに固定されており、図7〜9の各々が異なる展開構成に対応する、断面図である。 図9は、本発明による展開可能構造の第4実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネの一端がベースに固定されており、図7〜9の各々が異なる展開構成に対応する、断面図である。 図10は、本発明による少なくとも1つの展開可能構造を含む衛星を概略的に示す。
明快にするために、様々な図面において同じ要素は同じ参照符号を有している。
図1aおよび1bは本発明による展開可能構造10の第1実施形態の図である。展開可能構造10は、第1ポイント12と反対側の第2ポイント13と第3ポイント14とを含む取付台11を含む。これは、軸Zの周りを回転可能な格納リール15と、テープバネ16であって、格納リール15の軸Zの周りに巻かれた巻かれた構成から、軸Zに実質的に垂直な軸Xに沿って展開された展開形態へ変化できるテープバネ16とを含み、第1および第2ポイント12、13は、テープバネ16と二重支持を形成してテープバネ16を展開構成に維持する。本発明によると、第3ポイント14はテープバネ16と単純支持を形成可能であり、格納リール15は第3ポイント14に対して移動可能であり、かつ格納リール15は第3ポイント14に押し当てられてテープバネ16の展開を案内する。
3つのポイント12、13、14は、テープバネ16に支持部を形成することにより、テープバネ16の展開の制御された向き付けを可能にする。ポイント12および13はさらに、テープバネ16を正しく巻き戻すことを可能にする。
テープバネ16上にポイント14により形成された支持部は点状接点であるが、ポイント14は長手方向支持部であるというより広い意味で考えることができ、そのため、この支持部はまた、軸Xに実質的に垂直な軸に沿って、テープバネ16の幅全体またはテープバネ16の幅の一部のみにわたって、長手方向接点を形成し得る。実際、この接点が無いと、テープバネは任意の軸に沿って制御されない態様で展開し得る。ポイント14により、抵抗トルクによりテープバネの展開が制御可能となり、抵抗トルクの大きさは選択された調節の種類(ハイブリッドまたは電気)に従って変化する。接点は有利にはテープバネ16の展開された部分の近くに位置付けられてテープバネ16が嵌め込まれることを可能とし、かつテープバネ16の巻かれた部分の保持に寄与する。ポイント12、13、14は、展開または再巻上げ段階の間摩擦を制限するために単純支持またはローラからなってもよい。
展開可能構造10は2つの端部18、19を含む案内レバー17を含み得、案内レバー17の2つの端部の第1の端部18は取付台11に対して枢着され、2つの端部の第2の端部19は案内リール15の中心に固定される。より具体的には、案内レバー17はその端部18において取付台11と接触しており、その端部19であって、テープバネが巻かれた位置にあるとき取付台11との接点を同様に形成しそれによりテープバネ16が巻き戻されるのを防止可能とし得る端部19において格納リール15と接触している。展開可能構造10は、弾性要素21であって案内レバー17と取付台11との間に位置付けられ、案内レバー17を押して格納リール15を第3ポイント14に押し当てることを意図される弾性要素21をさらに含む。弾性要素21の案内レバー17への押圧は、14および15の中心を通る軸Yに沿った成分を有する方向であって、可能な場合は、軸XおよびZに実質的に垂直な方向である。しかしながら、展開構成においてテープバネ16によりリール15に加えられる負荷に、より簡単に対抗するために、端部18は異なった態様で取付台11に位置付けられてもよい。展開構成におけるその位置付けは、図1bに示されるとおり、それが弾性要素21に及ぼす影響がわずかとなるように好ましくは負荷の位置付けと実質的に平行であってもよい。換言すると、弾性要素21が案内レバー17を第3ポイント14に向かって押す。本発明の範囲から逸脱することなく、案内レバー17および弾性要素21は、格納リール15を第3ポイント14に押し当てる他の任意の要素に取って代わられてもよい。
格納リール15が第3ポイント14に押し当てられることから、ポイント14により形成される単純支持は、テープバネが展開するにつれて変化するテープバネの直径に関わらず、常に存在し、この利点はテープバネ16の展開を制御された方法で案内することである。
図2は、展開可能構造10の第1実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネ16が部分的に展開した構成にある断面図である。図2の全ての要素は図1aのそれと同一である。図1aに示される展開可能構造の巻かれた構成から図2に示される構造10の部分的に展開した構成へ変化するために、案内レバー17がまず最初に端部19において解放システムにより取付台11から分離される。格納リール15はしたがって、それ自体を弾性要素21の動きの下で第3ポイント14に押圧して位置付ける。
展開の速度を調節するモータまたは他の任意のシステムにより、格納リール15周りでのテープバネ16の展開の制御が可能となり、テープバネ16が徐々に展開するにつれて格納リール15の直径の減少がもたらされる。案内レバーの端部18が取付台11へ枢着され、案内レバー17の端部19が格納リール15の回転誘導をもたらすよう設けられることから、案内レバー17は格納リール15を第3ポイント14に向かって押す。この押圧は弾性要素21の存在により促進される。図2に示されるとおり、テープバネ16は部分的に展開した構成にある。テープバネの取り出しは第1ポイント12と第2ポイント13との間で線形である。テープバネ16の直径はしたがって巻かれた構成にあるテープバネ16の直径より小さい。それにも関わらず、案内レバー17により、格納リール15は常に第3ポイント14に押し当てられた状態で維持される。格納リールが正しく保持されることは重要である。その理由は、それが不十分に保持されている場合、テープバネ16の様々な層間に滑りが存在し得るからであり、これはこれらの層に位置付けられる太陽電池へ損傷を与え得るからである。
層が互いに良好に接着することを確実にするために、接着要素をテープバネ16に加えることも可能である。接着要素は例えば、接着テープ、リブ付テープ、またはフックおよびループ固定タイプのストリップであってもよい。
3つのポイント12、13、14は展開可能構造10に十分な嵌め込み状態を与え、したがってテープバネ16の展開の全ての構成の下で、すなわち巻かれた位置、完全または部分的展開位置において、構造の適切な剛直性を確実にする。
2つの支持部12または13のうちの一方を、テープバネ16の先端における負荷またはモーメントの向きに従って、不要とすることが可能である。
図3a、3b、3cは、支持部のテープバネ16への位置付けのための様々な可能な構成を示す。ポイント12および13は、図3aに示されるとおり互いに反対側にあってもよく、それによりテープバネ16の両側に二重支持を形成する。ポイント13により形成された支持部は、ポイント12の反対側へ施されるよりむしろ、テープバネ16の展開の軸に垂直な同一平面上に依然としてありながら、2つのポイント13aおよび13bで2つの支持部に分割されてもよい。2つのポイント13aおよび13bはこのときテープバネ16の端部にその幅において位置付けられる。3つのポイント12、13a、13bは、図3bに示されるとおりテープバネ16の外面または内面に押し当てられてもよい。最後に、図3cに示されるとおり、ポイント13aおよび13bは、各々が円弧形状断面の端部に支持部を形成するように位置付けられてもよい。支持部12はそれ自体、軸Yに沿って方向付けられてもよいが、軸Yからオフセットされていてもまたよい。
図4は、本発明による展開可能構造20の第2の実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネ16が巻かれた構成にある断面図である。図5は、本発明による展開可能構造20の第2の実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネが展開構成にある断面図である。図5に示される展開可能構造20の全ての要素は、図4に示される展開可能構造20のそれと同一である。
図1aに示される展開可能構造10と同様に、図4に示される展開可能構造20は、第1ポイント12と反対側の第2ポイント13と第3ポイント14とを含む取付台11を含む。これは、軸Zの周りを回転可能な格納リール15と、テープバネ16であって、テープバネ16が格納リール15の軸Zの周りに巻かれた巻かれた構成から、テープバネ16が軸Xに沿って展開された展開構成へ変化できるテープバネ16とを含み、第1および第2ポイント12、13は、テープバネ16と二重支持を形成してテープバネ16を展開構成に維持する。第3ポイント14はテープバネ16と単純支持を形成可能であり、格納リール15は第3ポイント14に対して移動可能であり、かつ格納リール15は第3ポイント14に押し当てられてテープバネ16の展開を案内する。
図4において、取付台11は、案内デバイス22とベース23とを含む。第1ポイント12、第2ポイント13および第3ポイント14は、案内デバイス22に固定される。案内デバイス22は、ベース23に対して、好ましくは第3ポイント14の周りで関節接合され、閉位置と開位置との間で軸Zと平行な軸の周りで回転可能であり、逆もまた同様である。案内デバイスの開位置により、テープバネ16の展開が方向付けられ得る。この構成は、展開可能構造20が格納位置において減少した体積を有し得ることを意味する。格納構成において、案内デバイス22は格納リール15の下に格納され得る。
展開可能構造20は、格納リール15に位置付けられるカム24をさらに含んでもよい。案内デバイス22は、案内デバイス22の回転を命令するために案内されることを意図されるローラ25を含む。例えば、カム24は溝付きカムであってもよい。その場合、案内デバイス22は、溝に収容されて、格納リール15へ当接することにより案内デバイス22の回転を命令することを意図されるローラ25を含む。展開可能構造20は、案内レバー17および弾性要素21をさらに含む。案内レバー17の第1の端部18はベース23に枢着され、第2の端部19は案内リール15の中心に固定される。弾性要素21は案内レバー17とベース23との間に位置付けられ、展開可能構造10に関して先に説明したとおり、格納リール15を第3ポイント14に押し当てるよう案内レバー17を押すことを意図される。
したがって、展開可能構造は、案内レバー17および案内デバイス22を巻かれた構成に維持するための保持システム19であって、テープバネ16が巻かれた構成から展開構成へ変化するとき案内レバー17および案内デバイス22を同時に解放することを意図される保持システム19を含むと考えられ得る。巻かれた構成(図4に示されるとおり)から展開構成(図5に示されるとおり完全にまたは部分的に)へ変化することが求められる場合、レバー17および案内デバイス22が解放機構を用いて同時に解放され、次いでテープバネ16の巻き戻しがモータまたは他の任意の速度調節システムを用いて引き起こされ、テープバネは自己推進式である。換言すると、案内レバー17は第1に、解放システムを用いて端部において取付台11から分離される。案内リール15が次いでそれ自体を弾性要素21の動きの下で第3ポイント14に押し当てて位置付ける。
溝に収容されるローラ25は、溝付きカム24のプロファイルに従って溝に沿って移動する。案内デバイス22は第3ポイント14の周りで関節接合されることから、案内デバイス22はテープバネ16が徐々に展開するにつれて格納位置を離れる。このようにして案内デバイス22の展開が制御される。この構成により、構造、およびとりわけテープバネ16に、テープバネ16の展開を通じて良好な剛直性を与え、同時に展開可能構造20によって占められるスペースの大きさを制限することが可能となる。ローラ25は、展開位置にある案内デバイス22を開くことを命令している。テープバネ16は同様に展開位置にある。
カム24は、案内デバイス22が閉位置に向かって回転することを防止することを意図される逆止要素26を含んでもよい。溝付きカムの例において、逆止要素26は溝をブロックして、案内デバイス22が閉位置に向かって回転することを防止することを意図される。概して、展開可能構造20は衛星の発射に際してのみ格納位置にある。一旦軌道に入ると、展開可能構造20は展開され、部分的にそれを再巻上げすることが必要な場合もある。このようなことが起きた場合、完全な再巻上げは望まれず、したがって案内デバイス22がその閉位置へと命令されることは望ましくない。逆止要素26が溝内のローラ25をブロックし、したがって案内システム22および、したがって、展開可能構造20が、閉位置へ戻ることを防止する。
本発明は、単純テープバネの使用および反対側に取り付けられたテープバネの使用に適合する。図6は、展開可能構造40の第3実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネ16が反対側に取り付けられ、部分的に展開した構成にある断面図である。図6に示される展開可能構造40の全ての要素は図5に示される展開可能構造20のそれと同一であり、テープバネ16が反対側に取り付けられている点のみが異なる。テープバネ16は2つの端部27、28を有し、テープバネ16の第1の端部27は格納リール15へ固定され、テープバネ16の第2の端部28はベース23に固定される。この構成は以下の理由から有利である、すなわちテープバネ16が、それ自体衛星に固定されているベース23と直接接触しており、したがってテープバネ16の太陽電池で集められるエネルギーが衛星へ直接伝わり得るからである。この反対側でのテープバネの取り付けがなければ、エネルギーを太陽電池から衛星へ伝えるのに集電装置が必要となる。同様に、テープバネの断面が反対側にあるため、一方向に方向付けられたテープバネ16の上部にかかる力またはモーメントにより、2つの支持部12または13のうちの一方を不要とすることが可能である。
図7、8、9は、本発明による展開可能構造50の第4実施形態の軸Zに垂直な平面における断面図であって、テープバネ16がベース23へ固定された1つの端部28を有し、図の各々が異なる展開構成に対応する、断面図である。図7、8、9に示される展開可能構造50の全ての要素は、図6に示される展開可能構造40のそれと同一であり、溝付きカムはここでは格納リール15上の直圧部44に取って代わられる。図7において、テープバネ16および案内デバイス22は格納位置にある。案内レバー17の端部19が格納リール15の中心と案内デバイス22の両方に接触している。図8において、展開可能構造50は部分的に展開した構成にある。案内レバー17の端部19が分離されており、したがって案内デバイス22を解放し、弾性要素21が格納リール15を第3ポイント14に向かって押すことが可能になる。テープバネ16が徐々に巻き戻されるにつれて、案内デバイス22が展開する。テープバネ16が巻き戻されるにつれて、テープバネ16の直径は減少する。反対に、部分的な巻きの段階の間、テープバネ16の直径は増大する。直径の変化に関わらず、テープバネ16は常に第3ポイント14に押し当てられたままで維持され、展開されるテープバネの長さに関わらず、およびテープバネ16がその嵌め込まれた端部位置にロックされていない、すなわち完全に展開されている場合でさえも、非常に良好な安定性および非常に良好な嵌め込み剛性に寄与する。別の主な利点は、格納位置における展開可能構造のコンパクトさにあり、その理由は、発射装置のフェアリング下で展開可能構造に充てられるスペースが限られているからである。最後に、本発明との関連で記載される展開可能構造は、組み立てが簡単であり使用が容易である。
本発明は、テープバネを展開可能とする駆動第1構造(例えば炭素繊維でできている)と、自身に加えられた温度に従って展開を促進または制限する調節部(熱弾性、または材料内の内部ひずみの影響下で展開速度を制限する粘弾性特性を有する材料、または主テープの変態温度より著しく低い変態温度を有する材料でできている)とからなるハイブリッドテープバネに適用可能である。材料の粘度が温度に伴って変化する自然現象を用いることにより、展開の調節の良好な信頼性および再現性が保証される。
ハイブリッドテープバネが用いられる場合、テープバネが展開の方向にのみ駆動するため、テープバネの力のみを用いた再巻上げは不可能であることに留意され得る。テープバネの再巻上げを可能とするために、電気歯車式モータユニットがそれに加えられる必要がある。結果として、単発展開が望ましい場合、ハイブリッドもしくは電気調節および/または駆動を有することが可能である。テープバネの複数回の展開が予想される場合、調節および/または駆動はこのとき電気による必要がある。さらに、支持部12、13および14の領域における加熱が例えば提供され得る。
図10は、可撓性膜60と本発明による少なくとも2つの展開可能構造と備える少なくとも1つの展開デバイス61を含む衛星100を示す。展開デバイス61は、例えば、1つまたは複数の回転駆動モータにより衛星100のプラットフォームへ固定される展開可能関節式マスト110をさらに含む。図10において、可撓性膜60は完全に展開されている。衛星100は第2の可撓性膜60を含む。2つの展開デバイス61は、衛星100の各側に1つずつ位置付けられる。展開デバイス61は、衛星100に対してTの形で位置付けられてもよく(図10の一番上に示される構成)、これは、展開デバイス61の長手方向主方向が関節式マスト110に垂直であることを意味する。展開デバイスは同様に、衛星100に対してIの形で位置付けられてもよく(図10の一番下に示される構成)、これは、展開デバイスの長手方向主方向が関節式マスト110の続きにあることを意味する。
概して、実際の使用において、本発明による展開可能構造はただ1回の単一の展開のために用いられる。それにも関わらず、さらなるミッション要求が生じる場合がある。とりわけ、衛星は低軌道から高軌道へ移動させられるか牽引される必要がある場合がある。ドッキングに際し、搬送車両を操舵するために、慣性が可能な限り低いことが求められ、このことは大きいサイズの展開可能構造の存在が望ましくないことを意味する。ドッキングされる衛星とのいずれの干渉も回避することもまた必要である。結果として、展開可能構造を巻くことが好ましい。衛星が接続されると、構造は再び展開され得る。
10 展開可能構造
11 取付台
12 第1ポイント
13 第2ポイント
13a 第3ポイントを2分割したポイント
13b 第3ポイントを2分割したポイント
14 第3ポイント
15 格納リール
16 テープバネ
17 案内レバー
18 案内レバーの第1の端部
19 案内レバーの第2の端部
20 展開可能構造
21 弾性要素
22 案内デバイス
23 ベース
24 カム
25 ローラ
26 逆止要素
27 テープバネの第1の端部
28 テープバネの第2の端部
40 展開可能構造
44 直圧部
50 展開可能構造
60 可撓性膜
61 展開デバイス
100 衛星
110 展開可能関節式マスト
F テープバネの凸形面に加えられる力
X 軸Zに実質的に垂直な軸
Y 第3ポイントおよび格納リールの中心を通る軸
Z 格納リールの軸

Claims (8)

  1. 展開可能構造(20、40、50)であって、
    ・第1ポイント(12)と反対側の第2ポイント(13)と第3ポイント(14)とを含む取付台(11)と、
    ・軸Zの周りを回転可能な格納リール(15)と、
    ・テープバネ(16)であって、前記テープバネ(16)が前記格納リール(15)の前記軸Zの周りに巻かれた構成から前記テープバネ(16)が前記軸Zに実質的に垂直な軸Xに沿って展開される構成へ切り替わることができ、前記第1および第2ポイント(12、13)が前記テープバネ(16)と二重支持を形成して前記テープバネ(16)を展開構成に維持するテープバネ(16)と
    を含む展開可能構造(20、40、50)において、
    前記第3ポイント(14)が前記テープバネ(16)と単純支持を形成可能であることと、前記格納リール(15)が前記第3ポイント(14)に対して移動可能であることと、前記格納リール(15)が前記第3ポイント(14)に押し当てられて前記テープバネ(16)の展開を案内することと、前記展開可能構造が、
    ・案内レバー(17)であって、2つの端部(18、19)を含み、前記2つの端部の第1の端部(18)が前記取付台(11)に対して枢着され、前記2つの端部の第2の端部(19)が格納リール(15)の中心に固定される案内レバー(17)と、
    ・弾性要素(21)であって、前記案内レバー(17)と前記取付台(11)との間に配置され、前記案内レバー(17)を押して前記格納リール(15)を前記第3ポイント(14)に押し当てることを意図される弾性要素(21)と
    を含み、
    前記取付台(11)が案内デバイス(22)とベース(23)とを含むことと、前記第1ポイント(12)、前記第2ポイント(13)および前記第3ポイント(14)が前記案内デバイス(22)に固定されることと、前記案内デバイスが前記ベースに対して関節接合され、閉位置から開位置までの間でおよび開位置から閉位置までの間で前記軸Zと平行な軸の周りで回転可能であること、
    を特徴とする展開可能構造(20、40、50)
  2. ・前記案内レバー(17)の前記第1の端部(18)が前記ベース(23)に対して枢着され、前記第2の端部(19)が前記格納リール(15)の中心に固定されることと、
    ・前記弾性要素(21)が前記案内レバー(17)と前記ベース(23)との間に位置付けられ、前記案内レバー(17)を押して前記格納リール(15)を前記第3ポイント(14)に押し当てることを意図されることとを特徴とする、請求項1に記載の展開可能構造(20、40、50)。
  3. 前記展開可能構造(20、40、50)が、保持システム(19)であって、前記案内レバー(17)および前記案内デバイス(22)を前記巻かれた構成に維持し、前記テープバネ(16)が前記巻かれた構成から前記展開構成へ切り替わるときに前記案内レバー(17)および前記案内デバイス(22)を同時に解放することを意図される保持システム(19)を含むことを特徴とする、請求項2に記載の展開可能構造(20、40、50)。
  4. 前記展開可能構造(20、40)が、前記格納リール(15)に位置付けられるカム(24)をさらに含むことと、前記案内デバイス(22)が、前記案内デバイス(22)の回転を命令するような方法で案内されることを意図される従動子(25)を含むこととを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の展開可能構造(20、40)。
  5. 前記カム(24)が、前記案内デバイス(22)が前記閉位置に向かって回転することを防止することを意図される逆止要素(26)を含むことを特徴とする、請求項4に記載の展開可能構造(20、40)。
  6. 前記テープバネ(16)が2つの端部(27、28)を有し、前記テープバネ(16)の第1の端部(27)が前記格納リール(15)へ固定されることと、前記テープバネ(16)の第2の端部(28)が前記ベース(23)へ固定されることとを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の展開可能構造(40、50)。
  7. 回転−駆動モータにより衛星(100)のプラットフォームへ固定される展開可能関節式マスト(110)さらに含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の展開可能構造(20、40、50)。
  8. 請求項7に記載の少なくとも1つの展開可能構造(20、40、50)を含むことを特徴とする衛星(100)。
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