JP6761731B2 - バランス修正方法及び回転部材 - Google Patents

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Description

本発明は、回転部材のアンバランスを修正するためのバランス修正方法、及び、当該バランス修正方法を適用した回転部材に関する。
例えば、特許文献1に記載されているような、繊維機械の一種である糸巻取装置では、ボビンに糸を巻き取ってパッケージが形成される。ボビンが装着されるボビンホルダは長尺状の回転部材であり、所定の回転速度で共振が生じる。また、回転部材の振動を大きくする要因として、回転部材のアンバランスが挙げられる。回転部材のアンバランスとは、回転部材の質量分布が不均一であることを言う。アンバランスが存在することによって、回転部材の回転時に作用する遠心力の総和がゼロとならず、振動が大きくなる。
特許文献1には、ボビンホルダのアンバランスを解消するために、バランス修正用の重りを用いてバランス修正を行うことが記載されている。具体的には、ボビンホルダの両端部と中央部、すなわち、軸方向における3位置(3面)に取り付ける重りを調整することによって、バランス修正が行われている。また、特許文献1では、低速領域から高速領域までの幅広い速度領域でバランス修正を行うことで、良好にアンバランスを解消できるとされている。
特公平7−33206号公報
ここで、特許文献1のように、幅広い速度領域で3面におけるバランス修正を行うことは確かに理想的ではある。しかしながら、そのためには、ある回転速度でボビンホルダを回転させてアンバランス量を測定し、その結果に基づいて重りを調整し、再度同じ回転速度でボビンホルダを回転させて確認する、といった作業を何度も繰り返し行う必要がある。したがって、バランス修正に要する手間が膨大となってしまい、あまり現実的ではない。
一方、バランス修正の簡易的な方法として、回転部材が弾性変形の生じない剛性ロータであるとみなし、軸方向の2位置(2面)で重りを調整する方法もある。しかしながら、この方法によって付加された重りは、回転部材に曲げが生じる共振モードの場合(回転部材が剛性ロータではなく弾性ロータとして挙動する場合)には、かえって遠心力の増大を招き、共振時の振動を増大させてしまうおそれがあった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、回転部材に曲げが生じる共振モードにおいて、バランス修正用の質量によって振動が増大することを抑えることを目的とする。
本発明に係るバランス修正方法は、回転部材を有する構造体が設けられた繊維機械において、前記回転部材のアンバランスを低減するためのバランス修正方法であって、前記回転部材に曲げが生じる前記構造体の所定の共振モードにおける、前記回転部材の節の位置を取得する節位置取得工程と、前記回転部材を所定の修正速度で回転させた場合のアンバランス量に基づいて、前記回転部材にバランス修正用の質量を付加又は除去するバランス修正工程と、を備え、前記バランス修正工程では、前記回転部材の軸方向において、前記節の位置を中心に前記回転部材の長さの10%以下の範囲に、前記質量を付加又は除去することを特徴とする。
また、本発明に係る回転部材は、繊維機械に設けられた構造体が所定の共振モードで振動する場合に曲げが生じる、前記構造体に設けられた回転部材であって、前記回転部材の軸方向において、前記所定の共振モードにおける前記回転部材の節の位置を中心に前記回転部材の長さの10%以下の範囲に、バランス修正用の質量を付加又は除去するためのバランス修正部が設けられていることを特徴とする。
これらの本発明によれば、回転部材に曲げが生じる所定の共振モードにおける回転部材の節に近い位置に、バランス修正用の質量が付加又は除去されることになる。このため、回転部材が所定の共振モードで振動する際に、付加又は除去された質量が大きく変位することはなく、この質量によって遠心力が大きくなることを抑えることができる。その結果、回転部材に曲げが生じる共振モードにおいて、バランス修正用の質量によって振動が増大することを抑えることができる。
また、本発明に係るバランス修正方法において、前記バランス修正工程では、前記節の位置に、前記質量を付加又は除去するとよい。あるいは、本発明に係る回転部材において、前記節の位置に、前記バランス修正部が設けられているとよい。
こうすれば、回転部材が所定の共振モードで振動する際に、付加又は除去された質量がほとんど変位せず、この質量によって遠心力が大きくなることを効果的に抑えることができる。その結果、回転部材に曲げが生じる共振モードにおいて、バランス修正用の質量によって振動が増大することを、より効果的に抑えることができる。
また、本発明に係るバランス修正方法において、前記回転部材は、前記所定の共振モードにおいて2つ以上の前記節を有しており、前記バランス修正工程では、前記2つ以上の節のうち2つの節の位置に基づいて決められた軸方向の2位置に、前記質量を付加又は除去するとよい。
このように軸方向の2位置(2面)でバランス修正を行う場合、3面以上でバランス修正を行う場合と比べて、バランス修正に要する手間を大きく軽減できる。
また、本発明に係るバランス修正方法において、前記修正速度は、前記所定の共振モードが生じる回転速度よりも遅い速度であるとよい。
バランス修正は、適切な方法を採用すれば、修正速度が低速でも高速でもアンバランスを低減することは可能である。しかしながら、修正速度が高速の場合には、バランシングマシンでバランス修正を行うことが難しく、実機に取り付けてバランス修正を行う必要が生じ、バランス修正に手間がかかることになる。そこで、上述のように、修正速度を比較的低速とすることでバランス修正の手間を軽減することができる。なお、従来は、単に修正速度を低速にするだけだと、それよりも高速での共振時(回転部材が弾性ロータとして挙動するとき)に、振動を適切に抑制できないおそれがあった。しかしながら、本発明のように、回転部材の節に近い位置でバランス修正を行うことにより、低速でバランス修正を行っても、それよりも高速域での共振も抑制することが可能となる。
また、本発明に係るバランス修正方法において、前記繊維機械は、糸をボビンに巻き取ってパッケージを形成する糸巻取装置であり、前記構造体は、前記ボビンが装着された状態で回転するボビン保持部材を前記回転部材として有するボビンホルダであるとよい。
構造体がボビンホルダである場合、本発明を適用することによって、ボビンホルダの振動を抑えて、高品質なパッケージを形成することができる。
また、本発明に係るバランス修正方法において、前記ボビンホルダは、前記ボビン保持部材に取り付けられる回転軸と、前記回転軸を回転自在に支持する軸支持部材と、を有しており、前記ボビンホルダは、前記ボビン保持部材に曲げが生じる前記所定の共振モードの回転速度よりも遅い速度で前記ボビン保持部材を回転させたときに前記軸支持部材に曲げが生じる他の共振モードを有しており、前記修正速度は、前記所定の共振モードが生じる回転速度よりも、前記他の共振モードが生じる回転速度に近い速度であるとよい。
従来のボビンホルダのバランス修正においては、ボビン保持部材に共振モードが生じる比較的高速域付近での使用にも耐え得るようにするために、バランス修正を高速域でも行う必要があったが、そうすると、上述のようにバランス修正の手間が増大する。しかしながら、本発明では、ボビン保持部材の共振モードにおける節の近くでバランス修正を図ることによって、低速域でバランス修正を行っても、高速域で生じるボビン保持部材の共振を抑えることができる。また、軸支持部材に曲げが生じる他の共振モードの回転速度に近い速度でバランス修正を実施することにより、所定の共振モードだけでなく、他の共振モードでの振動も良好に抑えることができる。
また、本発明に係るバランス修正方法において、前記ボビンホルダは、前記他の共振モードを2つ有しており、前記修正速度は、前記2つの他の共振モードが生じる2つの回転速度の間の速度であるとよい。
このように、軸支持部材に曲げが生じる2つの他の共振モードのそれぞれの回転速度に近い速度でバランス修正を実施することにより、2つの他の共振モードでの振動を良好に抑えることができる。
本実施形態に係る糸巻取装置を備える紡糸引取装置の模式図である。 ボビンホルダの断面図である。 ボビンホルダの回転速度と振動の関係を示すグラフである。 各共振モードにおける変形を示す模式図である。 3次共振モードにおけるボビン保持部材の変形を示す模式図である。 バランス修正部の拡大図である。 バランス修正工程を含むボビンホルダの生産工程を示すフローチャートである。 ボビンホルダに生じる振動を示すグラフである。
(紡糸引取装置)
本発明の実施形態の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る糸巻取装置を備える紡糸引取装置の模式図である。紡糸引取装置1は、紡糸装置100から紡出される複数の合成繊維糸Yを、複数のボビンBにそれぞれ巻き取って複数のパッケージPを形成する。なお、図1に示される上下前後の方向を、それぞれ、紡糸引取装置1の上下前後の方向と定義する。
紡糸引取装置1は、ゴデットローラ3、4、糸巻取装置5等を備える。紡糸装置100では、ギヤポンプ等からなるポリマー供給装置(図示省略)から供給されたポリマーが、紡糸口金(図示省略)から下方に押し出される。紡糸装置100から紡出された複数の糸Yは、図1の紙面垂直方向に並んでおり、糸道ガイド(図示省略)により適切な間隔で配列された状態で、ゴデットローラ3、4に沿った糸道を走行する。さらに、複数の糸Yは、ゴデットローラ4から前後方向に分配され、糸巻取装置5において複数のボビンBにそれぞれ巻き取られる。
糸巻取装置5は、機台7、ターレット8、2本のボビンホルダ9、支持枠体10、コンタクトローラ11、トラバース装置12等を備えている。糸巻取装置5は、ボビンホルダ9を回転させることによって、ゴデットローラ4から送られてきた複数の糸Yを、複数のボビンBに同時に巻き取り、複数のパッケージPを形成する。
機台7には、円板状のターレット8が取り付けられている。ターレット8は、不図示のモータによって、前後方向に平行な回転軸周りに回転駆動される。ターレット8には、長尺な円筒状の2本のボビンホルダ9が、前後方向に延びる姿勢で回転自在に片持ち支持されている。各ボビンホルダ9には、軸方向(前後方向)に沿って複数のボビンBが並んだ状態で装着される。ターレット8を回転させることにより、2本のボビンホルダ9の位置を、上側位置と下側位置との間で切り換えることができる。複数の糸Yは、上側位置にあるボビンホルダ9に装着された複数のボビンBに巻き取られる。上側位置にあるボビンホルダ9に装着された複数のボビンBに複数の糸Yが巻き取られ、複数のパッケージPが形成されると、2本のボビンホルダ9の位置を上下で切り換える。そして、新たに上側位置にきたボビンホルダ9に装着された複数のボビンBに複数の糸Yが巻き取られる。
支持枠体10は、前後方向に延びる長尺なフレーム状の部材である。支持枠体10は、機台7に固定的に取り付けられている。支持枠体10の下部には、前後に長いローラ支持部材13が、支持枠体10に対して上下に移動可能に取り付けられている。ローラ支持部材13は、ボビンホルダ9の軸方向に沿って延びるコンタクトローラ11を回転自在に両持ち支持する。複数の糸Yの巻取り中に、コンタクトローラ11が上側位置にあるボビンホルダ9が支持する複数のパッケージPに接することで、パッケージPに所定の接圧が付与され、パッケージPの形状が整えられる。
ローラ支持部材13のコンタクトローラ11の直上には、トラバース装置12が取り付けられている。トラバース装置12は、前後方向に並んだ複数のトラバースガイド14を有する。複数のトラバースガイド14は、不図示のモータによって駆動されて、それぞれ前後方向に往復移動する。複数のトラバースガイド14には、複数の糸Yがそれぞれ掛けられる。糸Yは、トラバースガイド14が往復移動することにより、支点ガイド15を中心に前後に綾振りされながら、対応するボビンBに巻き取られる。
(ボビンホルダ)
ボビンホルダ9の構成について詳細について説明する。図2は、ボビンホルダ9の断面図であり、図2における左右方向を軸方向、図2における左側を先端側、図2における右側を基端側と、それぞれ定義する。ボビンホルダ9は、ボビン保持部材20、回転軸21、軸支持部材22等を有して構成されている。
ボビン保持部材20は、円筒状のシェル部20aと、シェル部20aの軸方向中央部に設けられたボス部20bと、を有する。シェル部20aは、軸方向に長尺な部材となっており、その外周面に複数のボビンBを着脱することができる。シェル部20aの内部空間は、ボス部20bによって先端側の空間と基端側の空間とに二分されており、基端側の空間に、回転軸21及び軸支持部材22が配設されている。
回転軸21は、先端側の端部が、ボス部20bの径方向中央部に固定されており、基端側の端部が、カップリング23を介して後述のモータ30の駆動軸31に連結されている。軸支持部材22は、軸方向に長尺な円筒状の部材であり、その内部に配置された回転軸21を、複数の軸受24を介して回転自在に支持している。軸支持部材22は、その基端側の端部がターレット8に固定されており、ターレット8に片持ち支持されている。
モータ30は、ターレット8に内蔵されており、駆動軸31、モータハウジング32、回転子33、固定子34等を有して構成されている。駆動軸31は、複数の軸受35を介してモータハウジング32に回転自在に支持されており、回転子33に連結されている。固定子34は、モータハウジング32に取り付けられており、固定子34に通電すると回転子33が回転する。回転子33の回転は、駆動軸31、カップリング23、回転軸21を介して、ボビン保持部材20に伝達される。
(ボビンホルダの共振及びアンバランス)
ボビンホルダ9に生じる共振モードについて説明する。なお、ここで説明する各共振モードは一例にすぎず、本発明の前提となるものではない。また、以下の説明では、「ボビンホルダ9の回転(又は回転速度)」といった表現を用いることがあるが、これは、正確には、「ボビン保持部材20の回転(又は回転速度)」を意味する。
図3は、ボビンホルダ9の回転速度と振動の関係を示すグラフである。ボビンホルダ9の回転速度を速くしていくと、回転速度がa[m/min]のときに1つ目の共振モード(以下、1次共振モード)が生じ、回転速度がb[m/min]のときに2つ目の共振モード(以下、2次共振モード)が生じ、回転速度がc[m/min]のときに3つ目の共振モード(以下、3次共振モード)が生じる。もちろん、さらに回転速度を速くすると、4つ目以降の共振モードも発生すると考えられる。しかしながら、本実施形態では、図3に示すように、糸Yの巻取速度r[m/min]を、回転速度bと回転速度cの間の速度に設定しており、ボビンホルダ9が巻取速度rで回転しているときに、4つ目以降の共振モードが影響を及ぼすとは考え難いので、4つ目以降の共振モードについては考慮しない。
図4は、各共振モードにおける変形を示す模式図であり、図4(a)〜(c)は、それぞれ1次〜3次共振モードにおける変形を示している。1次共振モードでは、図4(a)に示すように、ボビン保持部材20に曲げは生じないが、軸支持部材22に1次の曲げが生じる。2次共振モードでは、図4(b)に示すように、ボビン保持部材20に曲げは生じないが、軸支持部材22に2次の曲げが生じる。3次共振モードでは、図4(c)に示すように、軸支持部材22に2次の曲げが生じるのに加えて、ボビン保持部材20に曲げが生じる。3次共振モードでは、軸支持部材22に加えてボビン保持部材20に曲げが生じるため、図3に示すように、1次共振モードや2次共振モードと比べて振動が大きくなる。図5は、3次共振モードにおけるボビン保持部材20の変形を示す模式図である。3次共振モードにおいて、ボビン保持部材20は、図5に示す実線の状態と破線の状態との間で振動する。
ここで、共振の他に、ボビンホルダ9の振動を大きくする要因として、ボビンホルダ9のアンバランス、より正確にはボビン保持部材20のアンバランスが挙げられる。ボビン保持部材20のアンバランスが大きいと、回転時に大きな遠心力が生じることでボビンホルダ9の振動が大きくなる。したがって、ボビン保持部材20のアンバランスを解消するために、バランス修正用の重りを用いたバランス修正を実施することが考えられる。
従来より、ボビン保持部材20のバランス修正は、簡易的に軸方向の2位置(2面)で修正するのが一般的である。この場合、ボビン保持部材20の両端位置P1、P2(図5参照)に、バランス修正用の重りを付加することで、バランス修正が行われていた。両端位置P1、P2に重りを付加することで、質量の小さな重りで効率的にバランス修正を行うことができるというメリットがある。
ここで、3次共振モードでは、図4(c)に示すように、ボビン保持部材20が曲がって変位する(弾性ロータとして挙動する)。このため、両端位置P1、P2に付加した重りは、ボビン保持部材20が剛性ロータとして挙動する1次共振モード及び2次共振モード(図4(a)、(b)参照)とは異なる方向に変位し、図4(a)、(b)の状態で取ったバランスが崩れて、かえって3次共振モードの振動が増大するという問題があった。上述のように、3次共振モードの振動は1次共振モードや2次共振モードと比べてもともと大きく、さらにバランス修正用の重りの影響により振動が増大すると、図3に示す3次共振モードの山が大きくなり、巻取速度rの高速化が困難となる。
近年、パッケージPの生産効率を向上させるために、ボビンホルダ9の巻取速度rの高速化の要求が強く、3次共振モードの振動をできるだけ抑えることが重要である。また、一度に形成するパッケージPの数を増やすため、ボビンホルダ9の長尺化が進んでいるという現状も、3次共振モードの影響が相対的に強くなる要因となっている。そこで、本実施形態では、3次共振モードの振動を抑えるため、3次共振モードにおけるボビン保持部材20の節N1、N2(図5参照)の位置にバランス修正用の重りを付加している。以下、詳細に説明する。
(ボビンホルダのバランス修正)
本実施形態のボビン保持部材20には、図2に示すように、節N1、N2の位置にバランス修正部25が設けられている。ここで、節N1、N2は、ボビン保持部材20に曲げが生じる3次共振モードにおいて、軸方向に直交する方向への変位が発生しない箇所を指す。ボビンホルダ9の3次共振モードでは、図5から明らかなように、軸方向において2つの節N1、N2が生じる。
図6は、バランス修正部25の拡大図である。バランス修正部25は、ボビン保持部材20の外周面に等間隔(例えば周方向に30度間隔)に形成された複数のねじ穴部26と、ねじ穴部26に螺着可能なボルト状の重り27とによって構成される。なお、全てのねじ穴部26に重り27が取り付けられるわけではなく、後述のアンバランス量の測定結果に応じて、必要な箇所のねじ穴部26に重り27が取り付けられる。また、重り27は、複数の質量のものが用意されている。
図7は、バランス修正工程を含むボビンホルダの生産工程を示すフローチャートである。まず、ボビンホルダ9の設計を行うに際して、ボビンホルダ9の試作品等を対象とした加振試験が実施される(ステップS1)。ここでの加振試験とは、例えば、静止状態のボビンホルダ9に振動を加えて、その応答を計測するハンマリング試験を指す。加振試験を行うことによって、回転速度がa〜c[m/min]のときに、ボビンホルダ9に1次〜3次共振モードが生じることが分かる。また、加振試験を行うことによって、ボビン保持部材20に曲げが生じる3次共振モードにおけるボビン保持部材20の節N1、N2の位置を取得しておく(本発明の節位置取得工程)。その後、加振試験によって得られたボビン保持部材20の節N1、N2の位置をボビンホルダ9の設計に反映したうえで、ボビンホルダ9の製造及び組立が行われる(ステップS2)。
次に、公知のバランシングマシンを用いて、ボビンホルダ9(ボビン保持部材20)のアンバランス量を測定する(ステップS3)。なお、ステップS3のアンバランス量の測定及び後述のステップS4のバランス修正は、ステップS2で組み立てられた全てのボビンホルダ9に対して実施される。バランシングマシンの構成は公知であるので、ここでの詳細な説明は省略するが、一般的なバランシングマシンでは、アンバランス量の測定対象となる修正速度及び修正位置を設定すると、その修正速度及び修正位置についてのアンバランス量が出力されるようになっている。アンバランス量は、例えば、
修正位置A:修正角度 245度、修正量 5g
修正位置B:修正角度 30度、修正量 10g
というように、各修正位置における修正角度及び修正量として表示される。なお、修正角度は、予め設定された基準位置からの周方向における角度を意味する。
本実施形態のアンバランス測定では、修正速度をp[m/min]、修正位置を節N1、N2の位置(以下、修正位置N1、N2)とした条件でアンバランス量を測定する。修正速度pは、図3に示すように、1次共振モードが生じる回転速度aと2次共振モードが生じる回転速度bの中間の速度とされている。
ステップS3でアンバランス量を測定したら、その結果に基づいて、修正位置N1、N2に設けられたバランス修正部25においてバランス修正を行う(ステップS4、本発明のバランス修正工程)。具体的には、修正位置N1、N2のそれぞれにおいて周方向に複数設けられたねじ穴部26のうち、アンバランス量の測定結果に対応するねじ穴部26に適切な質量の重り27を取り付ける。以上でバランス修正が完了する。なお、好ましくは、バランス修正後にアンバランスが許容値未満となっているか否か、バランシングマシンで確認を行うとよい。
以上説明してきた本実施形態では、糸巻取装置5が本発明の繊維機械に相当し、ボビンホルダ9が本発明の構造体に相当し、ボビン保持部材20が本発明の回転部材に相当する。
(効果)
以上のように、本実施形態では、ボビン保持部材20に曲げが生じる3次共振モードにおけるボビン保持部材20の節N1、N2の位置にてバランス修正を行うようにしている。こうすれば、ボビン保持部材20が3次共振モードで振動する際に、付加された重り27がほとんど変位せず、重り27によって遠心力が大きくなることを効果的に抑えることができる。その結果、ボビン保持部材20に曲げが生じる3次共振モードにおいて、バランス修正用の重り27によって振動が増大することを効果的に抑えることができる。また、このように、ボビンホルダ9の振動が抑えられることで、高品質なパッケージPを形成することができる。
図8は、ボビンホルダ9に生じる振動を示すグラフである。図8において、「端面修正」とは、従来のようにボビン保持部材20の両端位置P1、P2(図5参照)でバランス修正を行った場合を示しており、「節修正」とは、節N1、N2の位置でバランス修正を行った場合を示す。端面修正を行った場合でも、1次共振モード及び2次共振モードにおける振動は低減できているが、3次共振モードで振動が非常に大きくなっており、ボビンホルダ9を高速回転させるものが難しいものとなっている。一方、節修正を行った場合には、1次共振モード及び2次共振モードと併せて3次共振モードでも振動を効果的に抑えることができているため、巻取速度rの高速化が可能となり、パッケージPの生産効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、ボビン保持部材20は、3次共振モードにおいて2つの節N1、N2を有しており、2つの節N1、N2の位置に基づいて決められた軸方向の2位置(修正位置N1、N2)で、バランス修正を行っている。このように軸方向の2位置(2面)でバランス修正を行う場合、3面でバランス修正を行う場合と比べて、バランス修正に要する手間を大きく軽減できる。
また、本実施形態では、修正速度pは、3次共振モードが生じる回転速度cよりも遅い速度とされている。バランス修正は、適切な方法を採用すれば、修正速度が低速でも高速でもアンバランスを低減することは可能である。しかしながら、修正速度が高速の場合には、バランシングマシンでバランス修正を行うことが難しく、実機に取り付けてバランス修正を行う必要が生じ、バランス修正に手間がかかることになる。そこで、上述のように、修正速度を比較的低速とすることでバランス修正の手間を軽減することができる。なお、従来は、単に修正速度を低速にするだけだと、それよりも高速での共振時(上記実施形態では3次共振モードでボビン保持部材20が弾性ロータとして挙動するとき)に、振動を適切に抑制できないおそれがあった。しかしながら、本実施形態のように、3次共振モードにおけるボビン保持部材20の節N1、N2の位置でバランス修正を行うことにより、3次共振モードが発生する回転速度よりも低速でバランス修正を行っても、3次共振モードでの振動も抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、ボビンホルダ9は、ボビン保持部材20に曲げが生じる3次共振モードの回転速度cよりも遅い速度a(又はb)でボビン保持部材20を回転させたときに軸支持部材22に曲げが生じる1次共振モード(又は2次共振モード)を有しており、修正速度pは、3次共振モードが生じる回転速度cよりも、1次共振モード(又は2次共振モード)が生じる回転速度a(又はb)に近い速度とされている。従来のボビンホルダのバランス修正においては、ボビン保持部材20に共振モード(3次共振モード)が生じる比較的高速域付近での使用にも耐え得るようにするために、バランス修正を高速域でも行う必要があったが、そうすると、上述のようにバランス修正の手間が増大する。しかしながら、本実施形態では、3次共振モードにおける節N1、N2の位置でバランス修正を図ることによって、1次共振モード(又は2次共振モード)が生じる回転速度a(又はb)に近い低速域でバランス修正を行っても、3次共振モードで生じるボビン保持部材20の振動を抑えることができる。また、軸支持部材22に曲げが生じる1次共振モード(又は2次共振モード)の回転速度a(又はb)に近い速度pでバランス修正を実施することにより、3次共振モードだけでなく、1次共振モード(又は2次共振モード)での振動も良好に抑えることができる。
また、本実施形態では、ボビンホルダ9は、回転速度cよりも遅い速度a、bで軸支持部材22に曲げが生じる2つの共振モード(1次共振モード及び2次共振モード)を有しており、修正速度pは、1次共振モードが生じる回転速度aと2次共振モードが生じる回転速度bの間の速度とされている。このように、軸支持部材22に曲げが生じる1次共振モード及び2次共振モードのそれぞれの回転速度a、bに近い速度pでバランス修正を実施することにより、1次共振モード及び2次共振モードでの振動を良好に抑えることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態に限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、バランス修正を行う修正位置を節N1、N2の位置とした。しかしながら、修正位置が節N1、N2に近ければ、節N1、N2と同位置でなくても、3次共振モードの振動を抑えることはできる。具体的には、軸方向におけるボビン保持部材20の長さをLとした場合、図2に示すように、節N1、N2の各位置を中心に軸方向の距離がL/10以内の範囲でバランス修正を行うようにすれば、3次共振モードの振動を抑える効果は十分に得られる。
また、上記実施形態では、3次共振モードにおいて、ボビン保持部材20に2つの節N1、N2が生じ、これら2つの節N1、N2の位置(2面)でバランス修正を行うものとした。しかしながら、ボビン保持部材20に3つ以上の節が生じる共振モードの振動を低減することも可能であり、その場合には、当該3つ以上の節のうち2つの節の位置でバランス修正を行えばよい。また、当該3つ以上の節のうち3つの節の位置(3面)でバランス修正を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、バランス修正部25として、ねじ穴部26に適宜重り27を付加する構成を採用した。しかしながら、バランス修正は、切削等により質量を除去することによって行うことも可能である。この場合には、バランス修正部は、切削を行えるだけの厚みを持った部位であればよい。
また、上記実施形態では、ボビン保持部材20の節N1、N2の位置を取得するため、加振試験を行うものとした。しかしながら、加振試験を行う代わりに、コンピュータモデルを用いた振動解析を行ってもよい。
また、上記実施形態では、本発明をボビンホルダ9に適用するものとした。しかしながら、本発明は回転部材を有する構造体であれば他の構造体に適用することも可能である。例えば、図1に示すコンタクトローラ11に対して本発明を適用してもよい。さらには、糸巻取装置5以外の繊維機械に設けられた構造体に本発明を適用してもよい。
5:糸巻取装置(繊維機械)
9:ボビンホルダ(構造体)
20:ボビン保持部材(回転部材)
21:回転軸
22:軸支持部材
25:バランス修正部
N1:節
N2:節
Y:糸
B:ボビン
P:パッケージ

Claims (9)

  1. 回転部材を有する構造体が設けられた繊維機械において、前記回転部材のアンバランスを低減するためのバランス修正方法であって、
    前記回転部材に曲げが生じる前記構造体の所定の共振モードにおける、前記回転部材の節の位置を取得する節位置取得工程と、
    前記回転部材を所定の修正速度で回転させた場合のアンバランス量に基づいて、前記回転部材にバランス修正用の質量を付加又は除去するバランス修正工程と、
    を備え、
    前記バランス修正工程では、前記回転部材の軸方向において、前記節の位置を中心に前記回転部材の長さの10%以下の範囲に、前記質量を付加又は除去することを特徴とするバランス修正方法。
  2. 前記バランス修正工程では、前記節の位置に、前記質量を付加又は除去することを特徴とする請求項1に記載のバランス修正方法。
  3. 前記回転部材は、前記所定の共振モードにおいて2つ以上の前記節を有しており、
    前記バランス修正工程では、前記2つ以上の節のうち2つの節の位置に基づいて決められた軸方向の2位置に、前記質量を付加又は除去することを特徴とする請求項1又は2に記載のバランス修正方法。
  4. 前記修正速度は、前記所定の共振モードが生じる回転速度よりも遅い速度であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のバランス修正方法。
  5. 前記繊維機械は、糸をボビンに巻き取ってパッケージを形成する糸巻取装置であり、
    前記構造体は、前記ボビンが装着された状態で回転するボビン保持部材を前記回転部材として有するボビンホルダであることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のバランス修正方法。
  6. 前記ボビンホルダは、
    前記ボビン保持部材に取り付けられる回転軸と、
    前記回転軸を回転自在に支持する軸支持部材と、
    を有しており、
    前記ボビンホルダは、前記ボビン保持部材に曲げが生じる前記所定の共振モードの回転速度よりも遅い速度で前記ボビン保持部材を回転させたときに前記軸支持部材に曲げが生じる他の共振モードを有しており、
    前記修正速度は、前記所定の共振モードが生じる回転速度よりも、前記他の共振モードが生じる回転速度に近い速度であることを特徴とする請求項5に記載のバランス修正方法。
  7. 前記ボビンホルダは、前記他の共振モードを2つ有しており、
    前記修正速度は、前記2つの他の共振モードが生じる2つの回転速度の間の速度であることを特徴とする請求項6に記載のバランス修正方法。
  8. 繊維機械に設けられた構造体が所定の共振モードで振動する場合に曲げが生じる、前記構造体に設けられた回転部材であって、
    前記回転部材の軸方向において、前記所定の共振モードにおける前記回転部材の節の位置を中心に前記回転部材の長さの10%以下の範囲に、バランス修正用の質量を付加又は除去するためのバランス修正部が設けられていることを特徴とする回転部材。
  9. 前記節の位置に、前記バランス修正部が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の回転部材。
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