JP6761543B2 - 解像力測定方法及び装置、プログラム並びに印刷装置 - Google Patents
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Description
式[1]中のMaxは読取値の最大値であり、Minは読取値の最小値である。
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、画素間のコントラストを算出する処理と、画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、を含む。
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、画素間のコントラストを算出する処理と、画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、を行う解像力測定装置である。
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、画素間のコントラストを算出する処理と、画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、を含むプログラムである。
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、画素間のコントラストを算出する処理と、画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、を行う印刷装置である。
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、画素間のコントラストを算出する処理と、画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、を行う解像力測定装置である。
本開示において使用する用語について説明する。
図1は、CTF測定に用いるチャートに表示されるチャート画像の例を示す図である。図1に示すチャート10は、白黒縞のチャートであり、黒色の縦線が横方向に一定の間隔で並んだ縦縞のパターンを含んでいる。図1は、チャート10に表示される白黒縞の一部を拡大して示している。なお、実際のチャートは、図1の縦方向及び横方向にさらに広がっており、横方向にさらに多数の縦線が並び、かつ、図1の縦方向に縦線がさらに長く延びている。
本例では、図3におけるa1〜g3までの3行7列の四角の範囲を「A位置」とし、この「A位置」に注目して説明する。A位置として示した画素群のように、CTF計算の演算対象とする注目画素範囲を「計算対象範囲」という。
画素間CTFを求める際の比較する画素の範囲をCTF計算比較範囲という。CTF計算比較範囲は、比較する画素のうち最も離れた位置の画素との画素間距離をdとして、各画素について右に「+d」画素まで、左に「−d」画素までの範囲である。dは画素のずらし量の最大値を示しており、正の整数である。図4〜図11に示す本例は、d=4の場合である。dの好ましい条件については後述する。dは、特定画素数に相当する。
画素間CTFは、次の式[2]に従って計算される。
X(n)は、画素Xnの値である。
CTF(a1,b1)=(b1-a1)/(b1+a1) 式[3]
式[3]の右辺において、画素a1の値をa1、画素b1の値をb1と表記した。画素の識別符号は、その識別符号で表される画素の値の表記としても用いられる。
CTF(a1,c1)=(c1-a1)/(c1+a1) 式[4]
以下、同様にD位置からI位置まで、以下の計算を行う。
CTF(a1,d1)=(d1-a1)/(d1+a1) 式[5]
CTF(a1,e1)=(e1-a1)/(e1+a1) 式[6]
CTF(a1,z1)=(z1-a1)/(z1+a1) 式[7]
CTF(a1,y1)=(y1-a1)/(y1+a1) 式[8]
CTF(a1,x1)=(x1-a1)/(x1+a1) 式[9]
CTF(a1,w1)=(w1-a1)/(w1+a1) 式[10]
本例ではA位置に対して左右それぞれ4ポジションの合計8ポジション(B位置〜I位置)のシフト(ずらし)位置が存在し、計算対象範囲に属する各画素に対して、それぞれ左右4画素ずつの合計8画素との間でそれぞれ画素間CTFの計算が行われる。
式[2]に従い、各画素Xnに対して、1≦m≦d、又は、−d≦m≦−1を満たす全てのmについて、CTF(Xn,Xn+m)を算出し、これら全てのmのCTF(Xn,Xn+m)の内で最大の値を、画素Xnに対するコントラスト、CTF(Xn)とする。例えば、画素a1に対して、式[3]〜式[10]により計算された8つの画素間CTFの計算結果CTF(a1,b1)〜CTF(a1,w1)のうち、最大の値を画素a1に対するコントラストとし、その最大値をCTF(a1)とする。同様の計算を画素a2及び画素a3の各画素に対しても行う。さらに、b列から計算対象範囲であるg列まで同様の計算を行う。これによって、計算対象範囲に属する画素a1から画素g3までの各画素に対するコントラスト、つまり、CTF(a1)からCTF(g3)までを求めることができる。画素Xnに対するコントラストをCTF(Xn)と表す。このようにして、画素ごとに特定されるCTF(Xn)を「画素のCTF値」と呼ぶ。
図1に例示したCTF測定用のチャート10は、縦線のパターンを含むチャートであるので、各画素のCTF値を計算する場合の比較対象画素には、チャート10の線と直交方向の横方向にある画素を用い、各画素のCTF値の計算結果から、最大値を求める際の比較範囲は線と平行な縦方向の画素である。
本開示によるCTF計算方法によれば、各画素のCTF値の計算結果が負にならない。式[2]のような計算式を用いて値を計算する場合、一般的には、右辺の分数部分の分子が負にならないように、引かれる数が引く数より大きくなるようにする制約を設ける。しかし、本開示によるCTF計算方法においては、この点は特別考慮する必要が無い。それは、チャートの各線の位置(例えばb1)では、画像が暗いため、読取データが相対的に小さな値になり(例えば、b1とd1の関係)、式[2]の右辺の分子は正になるためである。
計算対象範囲に属する各画素のCTF値を求めた計算の段階、又は、各列のCTF値を求めた計算の段階では、式[1]に定義されるような白黒のMax,Minの組み合わせによって計算される保証はない。Max,Minの組み合わせから計算された部分はCTF値が最大になる。
例えば、インクジェット印刷装置を用いて濃淡縞のチャートを印刷した場合、インクジェットヘッドに不吐出ノズルがあると、濃淡縞の一部が欠ける。この場合、読取画像において、その欠落部分は白くなって、欠けた線位置に対応する画素のCTF値=0となる。つまり、線が欠落した位置を読み取った画素のCTF値は0になるので、最大値の探索において除外(無視)されることになる。
上記の短冊状行列において、測定ノイズの影響を低減する目的で、次のような処理を実施してもよい。すなわち、図1のような白黒縞の線画像を読み取った画素について、短冊状行列の縦が3行なら、この3行は同じ線を読み取っていると考え、短冊状行列内の最大値から大きい方の3個のデータを平均し、その平均値を列のCTF値とする。ただし、不吐出が線の描画の途中から起きた場合、不吐出による線の欠落部分を読み取った画素のCTF値はCTF=0になるので、大きい方から3個のデータには、0付近のデータは含めないものとする。
一般には、チャートの縞の間隔は、読取画素の間隔の整数倍とはならず、チャートの線の間隔と光学読取装置の読取解像度との関係から、チャートの読取画像でモアレを引き起こす。例えば、インラインスキャナを搭載したインクジェット印刷装置の印刷機能によって印刷した濃淡縞のチャートをインラインスキャナによって読み取ると、チャートの描画解像度とインラインスキャナの読取解像度との関係から、読取画像においてモアレが発生する。CTF計算に際して、このモアレの影響を除くために下記の3つの対策処理のうち、いずれかの処理を行うことが好ましい。
図13は、階段状の白黒縞を含むチャート画像の例である。図13に示すチャート画像30は、縦の線12が横方向に一定の間隔Pbで並んだ複数の白黒縞31、32、33を含む。ここでは、3つの白黒縞31、32、33が線方向に階段状に位置をずらして配列された3段の白黒縞の例が示されている。線方向とは、白黒縞の線に平行な方向であり、図13に例示の縦縞の白黒縞の場合、縦方向に相当する。
図4に示したA位置のan〜gn(n=1,2,3)に対して、B位置〜I位置は、それぞれ画素をずらした後も同じ列と行に画素がある。一方、画像データの内、A位置の1〜4列及び12〜15列の4画素列は、画素をずらす方向によって、B位置〜I位置で「u」で示す対応する位置の画素データが無くなる。したがって、このままでは、画素間CTFを計算できないので、両端4列は計算から除外するか、若しくは、画素をずらした結果、画素データが無い位置には、周辺範囲の画素の平均値のデータを当てはめて、画素間CTFの計算を行う。
白黒縞のチャートにおける両端の線の外側、及び、チャート内で線が欠落した部分など、線がない部分では、白地が広くなるため、白黒のコントラストが上がる。よって、周辺の画素に対して特異的に解像力が高く計算された画素は、不吐出による線欠け、又は、チャートの外側の影響を疑い、その画素のデータを除外するか、若しくは、特異的でない周辺の画素のCTF値の平均値とする。
図12で説明した短冊状行列のようなグループ分けに限らず、計算対象範囲に属する各画素のCTF値の計算結果に対して、白黒縞の線の並び方向(間隔方向)に、縞の間隔に相当する画素数(縞間隔画素数)以上の画素のグループを設定し、グループごとに、グループ内の計算結果のうち最大の値を、その画素グループに属する各画素位置でのCTFとして定めてもよい。
計算対象範囲に属する各画素のCTF値の計算結果に対して、又は、図14で説明した画素グループの設定を行って求めた各画素のCTF値の計算結果に対して、各画素位置でチャートの線にほぼ平行な方向に一列に並んだ読取画素の計算結果のうち、最大の値を、その一列の画素列位置に属する各画素位置でのCTFとして定めてもよい。
図13及び図14を用いて説明した処理などにおいて、各画素のCTF値のデータ群の中のある画素XnのCTF(Xn)の値が、少なくとも、その前後の画素のCTF値に比べて、所定割合以上大きい場合、その画素XnのCTF値を異常値として除外する処理を行ってもよい。「その前後の画素のCTF値」は、例えば、線方向に並ぶ画素のCTF(Xn)の平均値、すなわち、線方向の画素のコントラスト平均値であってよい。所定割合として、例えば、10%とすることができる。予め定められている所定割合が「規定割合」に相当する。
光学読取装置の光学系は、単一の光軸を持つ結像レンズであってもよいし、複数の光軸を持つレンズアレイであってもよい。複数の光軸を持つレンズアレイとして、例えば、セルフォック(登録商標)レンズアレイを用いることができる。また、単一の光軸を持つ結像レンズを用いた光学読取装置を複数台用いて、より広い範囲を読み取る光学読取装置でもよい。
本開示のCTF計算方法に関連する主なパラメータと好ましい条件について説明する。
ここで d≧1 かつ、画素数なので正の整数である。
よって、
P/S≧1 式[11]
である。
一方、サンプリング定理から、周期的な縞を読むためには、少なくとも、2×S≦Pが必要である。よって、
P/S≧2 式[12]
である。
P/S≧2 式[13]
である。
仮に、濃淡縞を十分に高い解像度(Sが非常に小さい。S≪P、つまり、P/S≫1)で読み取った理想的な状態を想定し、読取画像の各画素を縞の並び方向(間隔方向)に比較した場合、最も濃い読取値となる濃い縞の中央の画素位置と、最も薄い読取値となる薄い縞の中央の画素位置の間隔はP/2(mm)であり、読取画素数で表すと、
P/(2×S)(画素) 式[14]
となる。
d×S≧P 式[15]
であれば、画素αからd(画素)離れた画素βまでの間に、濃淡縞1周期以上を含むことができる。ここで、式[15]において、d×S=Pの場合でも、画素αからd(画素)離れた画素βまでの間にはd+1(画素)が存在するので濃淡縞1周期を確実に含むことができる。
図16は、実施形態に係るインクジェット印刷装置におけるCTF測定処理に関する全体的な処理の流れを示すフローチャートである。実施形態に係るインクジェット印刷装置は、インラインスキャナが搭載されており、印刷処理と、印刷後の読み取り処理とが一連の動作として実行される。
インクジェット印刷装置は、ステップS1において、CTF測定用チャートを印刷するための印刷画像データを生成する。
インクジェット印刷装置は、ステップS1の印刷画像データ生成工程にて生成された印刷画像データに基づき、印刷を実行する。
インクジェット印刷装置は、印刷処理工程(ステップS2)によって印刷されたチャートをインラインスキャナによって読み取る。
制御装置は、読み取り処理工程(ステップS3)の後、CTF算出処理を行う。
図21及び図22は、コントラスト算出処理の内容を示すフローチャートである。
(OP−AP)/(OP+AP)
を計算し、各画素(LI,CI)の計算結果の内、最大の値をCTFT(LI,CI)に保存する。ステップS55は、画素間コントラスト算出工程の一例である。
図28は、実施形態に係る解像力測定方法に従ってCTFの計算を実行するデータ処理装置の機能を示すブロック図である。図28に示すデータ処理装置110の機能は、インクジェット印刷装置の制御装置に組み込むことができる。データ処理装置110の各機能は、コンピュータのハードウェアとソフトウェアによって実現できる。本実施形態に係る解像度評価方法は、光学読取装置のCTFを測定する計算方法と理解することができる。実施形態に係る解像度評価方法では、CTFを測定するためにチャート102を用い、かつ、チャート102を読み取る光学読取装置100と、光学読取装置100が読み取った読取画像データを演算処理するデータ処理装置110とを用いる。
光学読取装置100の読取範囲全体の画素について上記の方法によってCTFを算出し、その算出結果を基にCTFが光学読取装置で規定された所定範囲内にあるかどうかを判断し、光学読取装置100のピント状態が正常であるかどうかを判断することができる。データ処理装置110は、CTFの算出結果から光学読取装置100のピント状態を判断する処理を実施し、その判断結果を表示装置122に表示させる。
図29は、実施形態に係るインクジェット印刷装置201の構成を示す側面図である。インクジェット印刷装置201は、印刷装置の一例である。インクジェット印刷装置201は、給紙部210と、処理液塗布部220と、処理液乾燥部230と、描画部240と、インク乾燥部250と、集積部260と、を備える。
図30は、インクジェット印刷装置201の制御系の要部構成を示すブロック図である。インクジェット印刷装置201は、制御装置202によって制御される。制御装置202は、システムコントローラ350と、通信部352と、表示装置122と、入力装置120と、画像処理部358と、CTF測定装置360と、搬送制御部362と、画像記録制御部364と、を備える。これらの各部の要素は、1台又は複数台のコンピュータによって実現することが可能である。つまり、制御装置202は、コンピュータのハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって構成することができる。
図28で説明したデータ処理装置110のコントラスト算出処理部116、画素間隔決定部142、画素間CTF算出部144、及びCTF算出部146、並びに、図30に示した制御装置202の搬送制御部362、画像記録制御部364、画像処理部358、CTF測定装置360などの各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、例えば、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。
インクジェットヘッドのイジェクタは、液体を吐出するノズルと、ノズルに通じる圧力室と、圧力室内の液体に吐出エネルギーを与える吐出エネルギー発生素子と、を含んで構成される。イジェクタのノズルから液滴を吐出させる吐出方式に関して、吐出エネルギーを発生させる手段は、圧電素子に限らず、発熱素子や静電アクチュエータなど、様々な吐出エネルギー発生素子を適用し得る。例えば、発熱素子による液体の加熱による膜沸騰の圧力を利用して液滴を吐出させる方式を採用することができる。インクジェットヘッドの吐出方式に応じて、相応の吐出エネルギー発生素子が流路構造体に設けられる。
(1)本実施形態によれば、各画素のコントラスト計算と最大値探索を組み合わせた簡単なアルゴリズムによって、正確なCTFを求めることができる。
実際のインクジェット印刷装置を用いて印刷したCTF測定用チャートでは、各線を記録したインクジェットヘッドのインク吐出量ばらつきにより、CTF測定用チャートの線の濃さ、及び/又は幅が微妙に変化する。インク吐出量が少なければ、濃さが薄くなり、幅が狭くなる。
チャートは、読取対象画像領域の少なくとも一部に濃淡縞が含まれていればよく、白黒縞に限らない。濃淡縞は、用途によっては、白赤縞、白青縞、白緑縞、白シアン縞、白マゼンタ縞、又は白イエロー縞などでも適用可能である。印刷装置で用いるインクの色ごとにチャートを印刷してもよい。
1つのチャートには、複数の異なる縞間隔の濃淡縞が含まれていてもよい。つまり、縞間隔がP1である第1の濃淡縞と、縞間隔がP2である第2の濃淡縞とが1つのチャートに含まれていてもよい。また、チャートに表示された濃淡縞の方向は、縦縞に限らず、横縞であってもよく、また、縦縞と横縞の両方であってもよい。例えば、第1の濃淡縞は縦縞、第2の濃淡縞は横縞であってよい。第1の濃淡縞と第2の濃淡縞のそれぞれの濃淡縞について、本開示のCTF測定方法によってCTFを算出することができる。縦縞の線方向が第1方向の一例であり、横縞の線方向が第2方向の一例である。
上述の実施形態では、印刷装置の一例として、シングルパス方式のインクジェット印刷装置を説明したが、本発明は、様々な形態の印刷装置に適用し得る。例えば、短尺のインクジェットヘッドを往復走査させて画像を形成するマルチスキャン方式のインクジェット印刷装置についても本発明を適用することができる。また、本発明の実施に際して記録媒体に画像を形成する手段は、インクジェット印刷装置に限らず、電子写真装置でもよく、また、オフセット印刷装置などの有版型の印刷装置であってもよい。
図28に示したデータ処理装置110の構成は、印刷装置から切り離して、CTF測定の演算処理を行う解像力測定装置として把握することができる。また、図30に示した制御装置202の構成は、解像力測定装置の一形態と理解することができる。
上述の実施形態で説明したCTF計算方法を実施する解像力測定装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムを光ディスクや磁気ディスクその他のコンピュータ可読媒体(有体物たる非一時的な情報記憶媒体)に記録し、この情報記憶媒体を通じてプログラムを提供することが可能である。
「用紙」は、画像の記録に用いられる媒体であり、記録媒体の概念に含まれる。記録媒体という用語は、記録用紙、印用紙、印刷媒体、印字媒体、被印刷媒体、画像形成媒体、被画像形成媒体、受像媒体、被吐出媒体など様々な用語で呼ばれるものの総称である。記録媒体の材質や形状等は、特に限定されず、シール用紙、樹脂シート、フィルム、布、不織布、その他材質や形状を問わず、様々なシート体を用いることができる。記録媒体は枚葉の媒体に限らず、連続紙などの連続媒体であってもよい。また、枚葉の記録媒体は、予め規定のサイズに整えられたカット紙に限らず、連続媒体から随時、規定のサイズに裁断して得られるものであってもよい。
「印刷装置」という用語は、印刷機、プリンタ、印字装置、印刷装置、画像形成装置、画像記録装置、画像出力装置、或いは、描画装置などの用語と同義である。
像高は、光学系の評価面上(通常、結像面上でピントが合っている位置)で像位置を光軸からの距離で表した値である。像高には理想像高と実像高がある。理想像高は近軸倍率で求められる理想的な像高である。一方、通常の光学系の像高はレンズの収差のため、理想像高からずれる。実像高は評価面で実際に結像している位置であり、収差も含めた像高である。近軸倍率は次のように定義される。
y':像高
y:物体高
《歪曲収差とディストーションについて》
歪曲収差とディストーションは、光学収差の一つであり、像の幾何学的な歪み(位置誤差)である。歪曲収差とディストーションは、像の倍率が場所によって変化することで生じ、像高誤差となる。単純には、糸巻型(正の歪曲収差)と、樽型(負の歪曲収差)とがある。
上述の実施形態で説明した構成や変形例で説明した事項は、適宜組み合わせて用いることができ、また、一部の事項を置き換えることもできる。
12 線
14 白部
20 読取画像
22 正方形
24 黒線部位置中央
26 黒線部位置周辺
30 チャート画像
31 白黒縞
32 白黒縞
33 白黒縞
100 光学読取装置
102 チャート
110 データ処理装置
112 データ取得部
114 データ記憶部
116 コントラスト算出処理部
118 データ出力部
120 入力装置
122 表示装置
132 読取画像記憶部
134 画素間CTF記憶部
136 CTF算出結果記憶部
142 画素間隔決定部
144 画素間CTF算出部
146 CTF算出部
201 インクジェット印刷装置
202 制御装置
210 給紙部
212 給紙装置
212A 給紙台
214 フィーダボード
216 給紙ドラム
220 処理液塗布部
222 処理液塗布ドラム
223、233、243 グリッパ
224 処理液塗布装置
230 処理液乾燥部
232 処理液乾燥ドラム
234 温風送風機
240 描画部
242 描画ドラム
244 ヘッドユニット
246C、246M、246Y、246K インクジェットヘッド
248 インラインスキャナ
250 インク乾燥部
260 集積部
262 集積装置
262A 集積トレイ
310 チェーンデリバリ
312 チェーン
314 グリッパ
320 用紙ガイド
322 第1用紙ガイド
324 第2用紙ガイド
330 温風送風ユニット
350 システムコントローラ
352 通信部
358 画像処理部
360 CTF測定装置
362 搬送制御部
364 画像記録制御部
380 媒体搬送機構
382 ロータリエンコーダ
P 用紙
Ww 白幅、
Wb 黒幅
Pb 間隔
Pw 間隔
r 規定距離
S1〜S4 CTF測定処理のステップ
S11〜S15 印刷画像データ生成処理のステップ
S21〜S25 印刷処理のステップ
S31〜S36 読み取り処理のステップ
S41〜S44 CTF算出処理のステップ
S51〜S64 コントラスト算出処理のステップ
Claims (27)
- 少なくとも一部に、濃度断面が特定間隔で矩形状に変化する濃淡縞を含むチャートを光学読取装置によって読み取ることにより得られる読取画像の画像データを取得する読取画像データ取得工程と、
前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素に対して、前記濃淡縞の間隔方向に1以上特定画素数以下の画素数だけ離れた画素との間で画素間のコントラストを算出する画素間コントラスト算出工程と、
前記画素間コントラスト算出工程によって画素ごとに算出されたコントラストの値の最大値から、前記濃淡縞の各縞位置でのコントラスト伝達関数を算出する解像力算出工程と、を含み、
前記特定画素数は、前記読取画像の画像データにおいて前記濃淡縞の前記特定間隔に相当する画素数である縞間隔画素数以下かつ1以上の条件を満たす画素数として規定され、前記特定画素数をd、前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素の前記濃淡縞の間隔方向の位置を表す画素番号をn、画素番号nで表される画素Xnの値をX(n)、画素Xnから前記濃淡縞の間隔方向にm画素離れた画素Xn+mの値をX(n+m)とし、mが1≦m≦d、又は、−d≦m≦−1を満たす整数の値をとる場合に、
前記画素間コントラスト算出工程は、次式、
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、前記画素間のコントラストを算出する処理と、
画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、
を含む解像力測定方法。 - 前記画素間コントラスト算出工程において、画素Xnに対して、1≦m≦d、又は、−d≦m≦−1を満たす全てのmについて、CTF(Xn,Xn+m)を算出し、
かつ、
前記全てのmのうち、CTF(Xn,Xn+m)の最大値を、画素Xnにおける画素のコントラスト値とする処理を行う請求項1に記載の解像力測定方法。 - 前記解像力算出工程は、
前記濃淡縞の間隔方向に並ぶ画素に対して、前記縞間隔画素数以上の画素のグループを設定し、かつ、
前記グループごとの各画素について算出された前記画素のコントラスト値のうち、最大の値を、前記グループに属する各画素位置でのコントラスト値とする処理を含む請求項2に記載の解像力測定方法。 - 前記解像力算出工程は、画素Xnに対して、前記濃淡縞に平行な線方向に一列に並んだ複数の画素についてそれぞれ算出された前記画素のコントラスト値のうち、最大の値を、前記画素Xnが属する画素列の位置でのコントラスト値とする処理を含む請求項2又は3に記載の解像力測定方法。
- 前記チャートは、前記濃淡縞に平行な線方向に、前記濃淡縞が2つ以上並んでいる複数の前記濃淡縞を含み、前記複数の濃淡縞は、縞の間隔が等しく、かつ、互いに前記濃淡縞の間隔方向に特定距離だけ縞の位置がずれており、
前記解像力算出工程は、
前記複数の濃淡縞を含む前記チャートの前記読取画像の画像データから、画素Xnに対して、前記線方向に平行な方向に一列に並んだ複数の画素についてそれぞれ算出された前記画素のコントラスト値のうち、最大の値を、画素Xnが属する画素列の位置でのコントラスト値とする処理を含む請求項2から4のいずれか一項に記載の解像力測定方法。 - 前記濃淡縞の間隔方向の前記特定距離は、前記縞間隔画素数の正の整数分の1であり、
前記線方向に並ぶ前記濃淡縞の数は、(縞間隔画素数/特定距離)の正の整数倍である請求項5に記載の解像力測定方法。 - 前記解像力算出工程は、画素Xnに対して、前記濃淡縞に平行な線方向に一列に並んだ複数の画素についてそれぞれ算出された前記画素のコントラスト値のうち、前記線方向の画素のコントラスト平均値に比べて、規定割合以上大きい値を異常値として除外する処理を含む請求項3から6のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記解像力算出工程は、画素Xnに対して、前記濃淡縞に平行な線方向に一列に並んだ複数の画素についてそれぞれ算出された前記画素のコントラスト値のうち、前記線方向の画素のコントラスト平均値に比べて、規定割合以上大きい値を異常値とし、前記異常値を示す画素のコントラスト値を、周囲の規定画素数の範囲のうち前記異常値に該当しない画素のコントラスト値の平均値に置き換える処理を含む請求項3から6のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記濃淡縞の間隔をPミリメートル、前記チャート上における前記光学読取装置の読取画素の間隔をSミリメートルとする場合に、P≧2×Sであって、
前記特定画素数は、d≧P/(2×S)を満たす最小の整数dである請求項1から8のいずれか一項に記載の解像力測定方法。 - 前記濃淡縞の間隔をPミリメートル、前記チャート上における前記光学読取装置の読取画素の間隔をSミリメートルとする場合に、P≧Sであって、
前記特定画素数は、d≧P/Sを満たす最小の整数dである請求項1から8のいずれか一項に記載の解像力測定方法。 - 前記濃淡縞の間隔をPミリメートル、前記チャート上における前記光学読取装置の読取画素の間隔をSミリメートルとする場合に、P≧2×Sであって、
前記特定画素数は、d≧P/(2×S)を満たす最小の整数以上、かつ、d≧P/Sを満たす最小の整数以下の整数dである請求項1から8のいずれか一項に記載の解像力測定方法。 - 前記チャートには、複数の異なる前記特定間隔の濃淡縞のパターンが含まれている請求項1から11のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記チャートに含まれる前記濃淡縞の方向は、第1方向、又は前記第1方向に交差する第2方向、若しくは、前記第1方向と前記第2方向の両方である請求項1から12のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記光学読取装置の読取範囲全体の画素について算出したコントラスト伝達関数の算出結果から前記光学読取装置のピント状態を判断する工程を含む請求項1から13のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記チャートは、印刷装置を用いて記録媒体に前記濃淡縞が印刷されたチャートである請求項1から14のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記光学読取装置を用いて前記チャートを読み取るチャート読取工程を含む請求項1から15のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記光学読取装置の光学系は、単一の光軸を持つ結像レンズ、又は複数の光軸を持つレンズアレイを含む請求項16に記載の解像力測定方法。
- 印刷装置を用いて前記濃淡縞を含む前記チャートを印刷するチャート印刷工程を含む請求項1から17のいずれか一項に記載の解像力測定方法。
- 前記印刷装置は前記光学読取装置を備えており、
前記印刷装置によって前記チャートを印刷し、かつ、前記印刷装置内において前記光学読取装置によって前記チャートの読み取りを行う請求項18に記載の解像力測定方法。 - 前記印刷装置は、インクジェット印刷装置である請求項18又は19に記載の解像力測定方法。
- 前記濃淡縞の各線はそれぞれ、インクジェットヘッドにおける単一のノズルからの打滴によって記録される請求項20に記載の解像力測定方法。
- 前記光学読取装置は、前記インクジェット印刷装置に搭載されたインラインスキャナである請求項20又は21に記載の解像力測定方法。
- 少なくとも一部に、濃度断面が特定間隔で矩形状に変化する濃淡縞を含むチャートを光学読取装置によって読み取ることにより得られる読取画像の画像データを取得する読取画像データ取得部と、
前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素に対して、前記濃淡縞の間隔方向に1以上特定画素数以下の画素数だけ離れた画素との間で画素間のコントラストを算出する画素間コントラスト算出部と、
前記画素間コントラスト算出部によって画素ごとに算出されたコントラストの値の最大値から、前記濃淡縞の各縞位置でのコントラスト伝達関数を算出する解像力算出部と、を備え、
前記特定画素数は、前記読取画像の画像データにおいて前記濃淡縞の前記特定間隔に相当する画素数である縞間隔画素数以下かつ1以上の条件を満たす画素数として規定され、前記特定画素数をd、前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素の前記濃淡縞の間隔方向の位置を表す画素番号をn、画素番号nで表される画素Xnの値をX(n)、画素Xnから前記濃淡縞の間隔方向にm画素離れた画素Xn+mの値をX(n+m)とし、mが1≦m≦d、又は、−d≦m≦−1を満たす整数の値をとる場合に、
前記画素間コントラスト算出部は、次式、
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、前記画素間のコントラストを算出する処理と、
画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、
を行う解像力測定装置。 - 少なくとも一部に、濃度断面が特定間隔で矩形状に変化する濃淡縞を含むチャートを光学読取装置によって読み取ることにより得られる読取画像の画像データから前記光学読取装置の解像力を測定するデータ処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
コンピュータに、
前記チャートの読取画像のデータを取得する読取画像データ取得工程と、
前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素に対して、前記濃淡縞の間隔方向に1以上特定画素数以下の画素数だけ離れた画素との間で画素間のコントラストを算出する画素間コントラスト算出工程と、
前記画素間コントラスト算出工程によって画素ごとに算出されたコントラストの値の最大値から、前記濃淡縞の各縞位置でのコントラスト伝達関数を算出する解像力算出工程と、を実行させるプログラムであり、
前記特定画素数は、前記読取画像の画像データにおいて前記濃淡縞の前記特定間隔に相当する画素数である縞間隔画素数以下かつ1以上の条件を満たす画素数として規定され、前記特定画素数をd、前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素の前記濃淡縞の間隔方向の位置を表す画素番号をn、画素番号nで表される画素Xnの値をX(n)、画素Xnから前記濃淡縞の間隔方向にm画素離れた画素Xn+mの値をX(n+m)とし、mが1≦m≦d、又は、−d≦m≦−1を満たす整数の値をとる場合に、
前記画素間コントラスト算出工程は、次式、
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、前記画素間のコントラストを算出する処理と、
画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、
を含むプログラム。 - 請求項24に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を用いて前記記録媒体に形成された画像を光学的に読み取る光学読取装置と、
前記光学読取装置によって用いて読み取られた読取画像の画像データを演算処理するデータ処理装置と、を備え、
前記画像形成部は、少なくとも一部に、濃度断面が特定間隔で矩形状に変化する濃淡縞を含むチャートを印刷し、
前記光学読取装置は、前記チャートを読み取り、
前記データ処理装置は、前記光学読取装置によって読み取られた前記チャートの読取画像の画像データを取得する読取画像データ取得部と、
前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素に対して、前記濃淡縞の間隔方向に1以上特定画素数以下の画素数だけ離れた画素との間で画素間のコントラストを算出する画素間コントラスト算出部と、
前記画素間コントラスト算出部によって画素ごとに算出されたコントラストの値の最大値から、前記濃淡縞の各縞位置でのコントラスト伝達関数を算出する解像力算出部と、を備え、
前記特定画素数は、前記読取画像の画像データにおいて前記濃淡縞の前記特定間隔に相当する画素数である縞間隔画素数以下かつ1以上の条件を満たす画素数として規定され、前記特定画素数をd、前記読取画像の画像データのうち少なくとも一部の計算対象範囲に属する各画素の前記濃淡縞の間隔方向の位置を表す画素番号をn、画素番号nで表される画素Xnの値をX(n)、画素Xnから前記濃淡縞の間隔方向にm画素離れた画素Xn+mの値をX(n+m)とし、mが1≦m≦d、又は、−d≦m≦−1を満たす整数の値をとる場合に、
前記画素間コントラスト算出部は、次式、
CTF(Xn,Xn+m)={X(n+m)−X(n)}/{X(n+m)+X(n)}
に従って、前記画素間のコントラストを算出する処理と、
画素Xnに対して異なるmについて求めたCTF(Xn,Xn+m)のうちの最大値を求める処理と、
を行う印刷装置。 - 前記画像形成部は、複数個のヘッドモジュールを繋ぎ合わせて構成されたライン型のインクジェトヘッドを含み、
前記データ処理装置は、前記解像力算出部で算出されたコントラスト伝達関数を用いて、前記ヘッドモジュールのインク吐出量の局所的不均一を検出する処理を行う請求項26に記載の印刷装置。
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