JP6760788B2 - 半導体パッケージ、および半導体装置 - Google Patents

半導体パッケージ、および半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体素子を実装することが可能な半導体パッケージ、およびそれに半導体素子を実装した半導体装置に関する。
近年、機器の小型化とともに、IC、発光ダイオード、圧電素子または水晶振動子等の半導体素子を実装することが可能な小型の半導体パッケージが知られている。
また、レーザーダイオードまたはホトダイオード等の光半導体素子を実装することが可能な光半導体パッケージが提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−157492号公報
特許文献1に開示された半導体パッケージは、半導体素子が実装される金属材料から成る基板と、基板の上面に設けられた枠体と、枠体の開口部に設けられた入出力端子とを備えている。この入出力端子は、基板と接合された平板部と平板部の上面に設けられた立壁部で構成されている。基板は、平板部と重なる位置であって、平面視において枠体の外側に位置する箇所に切欠き部を有している。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、入出力端子と基板との熱膨張係数差によって、入出力端子と基板において切欠き部と離れた位置で生じる応力による負荷がかかる場合があった。また、その結果、入出力端子の立壁部と平板部との間、またはその周囲にクラックが生じる場合があった。
本発明の一実施形態に係る半導体パッケージは、上面に半導体素子を実装する実装領域と、前記実装領域を取り囲む周辺領域とを有するとともに、金属材料から成る基板と、前記周辺領域に位置した、セラミック材料から成る入出力端子と、前記実装領域を取り囲むとともに、側面に前記入出力端子が接合された開口部を有する枠体と、を備えており、前記基板は、前記基板の前記周辺領域の前記入出力端子と重なる位置に、並行に切り欠かれた複数の切欠き部を有しており、前記基板の下面は、前記入出力端子と重なる位置に、前記複数の切欠き部の切り欠かれた方向と交差する方向に延びた溝部を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る半導体装置は、上述した実施形態に係る半導体パッケージと、前記実装領域に実装された、前記入出力端子と電気的に接続された半導体素子と、前記枠体の上端に接合された蓋体とを備えていることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る半導体パッケージは、上記のような構成であることによって、熱膨張係数の差で生じる応力を抑制することができる。また、本発明の一実施形態に係る半導体装置は、上記のような半導体パッケージを備えていることによって、熱膨張係数の差で生じる応力を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の概観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの下面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの上面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの下面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの側面図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体パッケージの側面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの分解斜視図である。 図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのA−A線での断面図である。 図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのB−B線での断面図である。 図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのC−C線での断面図である。 図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのX−X線での断面図である。 図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのY−Y線での断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る半導体パッケージおよび半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
<半導体パッケージおよび半導体装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体パッケージを用いた半導体装置を示す概観斜視図である。図2は、図1に示す半導体パッケージの斜視図である。図3は、図2に示す半導体パッケージの下面斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの上面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの下面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの側面図である。図7は、本発明の他の実施形態に係る半導体パッケージの側面図である。図8は、本発明の一実施形態に係る半導体パッケージの分解斜視図である。図9は、図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのA−A線での断面図である。図10は、図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのB−B線での断面図である。図11は、図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのC−C線での断面図である。図12は、図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのX−X線での断面図である。図13は、図4および図5に示した本発明の一実施形態に係る半導体パッケージのY−Y線での断面図である。図6、図7、図9、図10および図11の二点鎖線は仮想線を示している。また、図10および図11の実線(斜線なし)は、断面視における溝部の奥にある基板の端面を示している。
半導体パッケージ1は、例えば、半導体素子、トランジスタ、ダイオードまたはサイリスタ等の能動素子、あるいは抵抗器、コンデンサ、太陽電池、圧電素子、水晶振動子またはセラミック発振子等の受動素子からなる素子を実装するのに用いるものである。半導体パッケージ1では、高耐圧化、大電流化または高速・高周波化に対応している素子を実装して機能させるのに適しており、素子の一例として半導体素子を実装するものである。そして、半導体装置は、半導体パッケージ1に素子の一例としての半導体素子を実装したものである。
半導体パッケージ1は、基板2と、基板2の上面に位置した入出力端子3と、入出力端子3が接合された枠体4と、を備えている。枠体4は側面に開口部Oを有しており、開口部Oに入出力端子3が固定される。
基板2は、たとえば平面視したとき四角形状に形成された部材であって、上面に半導体素子が実装される実装領域21と、実装領域21を取り囲む周辺領域22とを有している。基板2は、一辺に複数の切欠き部Uが並行に形成されている。基板2は、例えば、銅、鉄、タングステン、モリブデン、ニッケルまたはコバルト等の金属材料、あるいはこれらの金属材料を含有する合金から成る。基板2は、半導体パッケージ1内で半導体素子5から発生した熱を効率良く半導体パッケージ1の外部に放熱する機能を備えている。基板2は、熱伝導率を良好にして、なお、基板2の熱伝導率は、例えば15W/(m・K)以上450W/(m・K)以下に設定されている。基板2の熱膨張係数は、例えば3×10−6/K以上28×10−6/K以下に設定されている。
また、基板2は、溶融した金属材料を型枠に鋳込んで固化させたインゴットに対して、圧延加工または打ち抜き加工等の金属加工法を用いることで、所定形状に製作される。なお、基板2は、平面視したときの一辺の長さは、例えば5mm以上50mm以下に設定されている。また、基板2の上下方向(基板2の上面と直交する方向)の厚みは、例えば0.3mm以上5mm以下に設定されている。
また、基板2の表面は、酸化腐食の防止するために、電気めっき法または無電解めっき法を用いて、ニッケルまたは金等の金属層が形成されている。なお、金属層の厚みは、例えば0.5μm以上9μm以下に設定されている。
入出力端子3は、基板2の周辺領域22の上面に位置している。入出力端子3は、矩形状の平板部31と、平板部31上に設けられた立壁部32とを含んで構成されている。なお、入出力端子3は、平板部31の下面に基板2と接合されるメタライズ層33、平板部31の上面に第1金属層34および立壁部32の上面に第2金属層35、平板部31および立壁部32の開口部Oと対向する端面に第2のメタライズ金属層36を有していてもよい。第1金属層34は、半導体パッケージ1の内外を電気的に導通させるとともに、半導体パッケージ1の外側に設けられるリード端子等とを接続するための下地であって、第2金属層35は後述する枠体4をろう材やはんだ等の金属接合材で接合するための下地となる。平板部31は、平面視したとき四角形状に形成された部材である。また、立壁部32は、平面視したときの枠状から一辺を取り除いた形状の部材である。
平板部31および立壁部32は、絶縁材料であって、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、窒化珪素質焼結体またはガラスセラミックス等のセラミック材料から成る。また、第1金属層34および第2金属層35は、タングステン、モリブデンまたはマンガン等の高融点金属材料から成る下地に、ニッケルおよび金等のめっき層が設けられる。なお、入出力端子3は、セラミック材料から構成された平板部31または立壁部32の熱膨張係数は、例えば3×10−6/K以上8×10−6/K以下に設定されている。
ここで、入出力端子3の作製方法について説明する。焼成前の未硬化の平板部31の上面、下面および開口部Oと対向する端面に、例えば、スクリーン印刷法を用いて、平板部31の上面の一辺に沿って複数の第1金属層34、メタライズ層33および第2のメタライズ金属層36を形成する。また、焼成前の立壁部32の上面に、スクリーン印刷法を用いて第2金属層35と、開口部Oと対向する端面に第2のメタライズ金属層36を形成する。そして、焼成前の未硬化の第1金属層34、メタライズ層33および第2のメタライズ金属層36が形成された平板部31上に、焼成前の未硬化の第2金属層35および第2
メタライズ金属層36が形成された立壁部32を圧着して、両者を同時に焼成する。このようにして、入出力端子3を作製することができる。
焼成後の入出力端子3は、平板部31と立壁部32が一体となる。入出力端子3を平面視したときに、第1金属層34は、立壁部32によって、二つに分かれて見えるものの、立壁部32の直下において、各第1金属層34は連続している。そのため、入出力端子3を平面視したときに、枠体4で囲まれる半導体パッケージ1の内外にまで延在されて第1金属層34が設けられる。その結果、枠体4内の半導体素子5と枠体4外の外部の電気回路基板とを第1金属層34を介して電気的に接続することができる。
平板部31の平面視したときの一辺の長さは、例えば3mm以上50mm以下に設定されている。平板部31の上下方向の厚みは、例えば0.3mm以上5mm以下に設定されている。また、立壁部32の平面視したときの一辺の長さは、例えば1mm以上50mm以下に設定されている。立壁部32の上下方向の厚みは、例えば0.3mm以上5mm以下に設定されている。立壁部32を平面視したときの枠の厚みは、例えば0.5mm以上5mm以下に設定されている。なお、入出力端子3の枠体4の開口部Oに接合される部位の上下方向の長さは、枠体4の開口部Oの上下方向の長さと一致する。
リード端子(図示せず)は、外部の電気回路基板等と電気的に接続するための部材である。リード端子は、ろう材を介して、第1金属層34上に接続されてもよい。そして、第1金属層34とリード端子とが電気的に接続される。また、隣接する第1金属層34同士を間を空けて設けることで、隣接する第1金属層34同士を電気的に絶縁するとともに、電磁気的な結合が抑制される。そして、各リード端子を各第1金属層34に設けることで、隣接するリード端子同士は、電気的に絶縁しているとともに、電磁気的な結合が抑制された状態で外部の電気回路基板と電気的に接続される。
枠体4は、基板2の周辺領域22に沿って接続され、半導体素子5を外部から保護するための部材である。枠体4は、平面視したときに四角形状に形成された枠状の一部を切欠いた形状である。また、枠体4は、開口部Oに入出力端子3が設けられる。さらに、枠体4は、開口部Oと対向する箇所に貫通孔Hが設けられてもよい。枠体4は、ろう材を介して基板2にろう付けされる。
また、枠体4は、例えば、銅、鉄、タングステン、モリブデン、ニッケルまたはコバルト等の金属材料、あるいはこれらの金属材料を含有する合金から成る。枠体4は、半導体パッケージ1内で半導体素子5から発生した熱を効率良く半導体パッケージ1の外部に放熱する機能を備えている。なお、枠体4の熱伝導率は、例えば15W/(m・K)以上450W/(m・K)以下に設定されている。枠体4の熱膨張係数は、例えば3×10−6/K以上28×10−6/K以下に設定されている。
また、枠体4は、平面視したときに基板2内に収まる大きさであって、一辺の長さが、例えば5mm以上50mm以下に設定されている。また、枠体4の開口部Oを除いた、上下方向の厚みは、例えば5mm以上20mm以下に設定されている。また、枠体4の開口部Oに位置する、上下方向の厚みは、例えば0.6mm以上10mm以下に設定されている。また、枠体4を平面視したときの枠体4の厚みは、例えば0.5mm以上3mm以下に設定されている。
枠体4の開口部Oに、入出力端子3がメタライズ層33、第2金属層35および第2のメタライズ金属層36を介してろう材等の接合材で接合される。また、枠体4の貫通孔Hが形成されている箇所に、光信号が伝送される光ファイバ42を固定する固定部材41が設けられている。貫通孔Hには、例えば、鉄、タングステン、モリブデン、ニッケルまた
はコバルト等の金属材料から成る固定部材41が枠体4の外周面に固定されたり、挿入固定されたりしてもよい。固定部材41は、枠体4の外部から光ファイバ42の先端を近づけて、貫通孔Hに保持することができる。
次に、基板2に形成された複数の切欠き部Uについて説明する。複数の切欠き部Uは、図5に示すように、矩形状の板部材である基板2の一辺に直交する中心軸Lに対して対称の位置のそれぞれに形成されていてもよい。中心軸Lに対して対称であれば、基板2および入出力端子3の熱膨張および熱収縮による変形が中心軸Lに対して対称になりやすくなる。このため、基板2および入出力端子3に生じる応力の負荷が偏り難くなる。このとき、たとえば複数の切欠き部Uは、4つ設けられている。また、中心軸Lは、下面視して、半導体パッケージ1の外側に張り出している側の入出力端子3の端面に直交する中心軸と、半導体パッケージ1の外側に張り出している側の入出力端子3の端面に平行かつ入出力端子3の下部に位置する、基板2の一辺に直交する中心軸とが重なってもよい。これにより、前述の作用効果によって、基板2および入出力端子3に生じる応力がより偏り難くなる。
切欠き部Uは、外形が略矩形状に形成されている。そして、切欠き部Uの大きさは、図5に示すように、切りかかれた一辺からの長さが、例えば1mm以上20mm以下であって、切りかかれた一辺に沿った方向の長さが、例えば1mm以上5mm以下に設定されている。また、切欠き部Uの上下方向の長さは、例えば0.3mm以上5mm以下に設定されている。
また、切欠き部Uは、切りかかれた一辺からの長さが平面視した際に枠体4と重なる位置まで形成されてもよい。その結果、切欠き部Uは、半導体素子から発生する熱は切欠き部Uによって断熱されることなく基板2を介して効率よく外部回路基板に放熱される。また、基板2と入出力端子3と枠体4との熱膨張係数の違いによって生じる応力を切欠き部Uで緩和できる。切欠き部Uは、平面視して枠体4の内側に配置される場合には、切り欠き部Uによって形成される空洞による断熱層により、半導体素子5から基板2を介した外部の電気回路基板までの放熱性は低下する。また、切欠き部Uは、平面視して枠体4の外側に配置される場合には、平面視して基板2と入出力端子3と枠体4とが重なる部位に集中する、熱膨張係数の違いによって発生する応力が切欠き部Uまで伝達されない。このため、切欠き部Uによって応力を緩和できなくなる場合がある。
基板2に切欠き部Uが中心軸Lに対して対称に形成されていることで、基板2に熱が加わり、基板2が熱膨張を起こそうとしたり、基板2に熱が加わった後に冷やされる過程で基板2が熱収縮を起こそうとしたりしても、基板2は、切欠き部Uが設けられる箇所において、中心軸Lに対して対称に熱膨張や熱収縮が生じることとなる。このため、基板2と入出力端子3との熱膨張係数差によって生じる応力が中心軸Lに対して非対称に生じず、基板2や入出力端子3の歪を抑制することができる。さらには、切欠き部Uで分割されることによって形成される基板2の凸部と入出力端子3との間に生じる、熱膨張係数差に起因した熱応力が緩和される。即ち、基板2は、切欠き部Uによって体積が小さくなることから体積収縮に伴って生じる熱応力を抑制できる。また、基板2は、切欠き部Uの間に形成された基板2の凸部が変形することにより、入出力端子3に生じる熱応力が緩和される。
このため、基板2の切欠き部U上に設けられる入出力端子3に対しては、半導体パッケージ1の製造工程において、基板2、入出力端子3および枠体4を接合するろう材を溶融させてから冷却する際に、基板2と入出力端子3との熱膨張係数差によって生じる熱応力を抑制することができる。その結果、基板2と入出力端子3の熱膨張係数差によって生じる熱応力に起因して、基板2、入出力端子3および枠体4とを接合するろう材等の接合材や入出力端子3にクラックが発生することを抑制することができる。つまり、半導体パッケージ1および半導体装置10の封止性を向上させることができるとともに、長期間にわたって半導体装置10を正常に作動させることができる。
また、基板2の一辺に複数の切欠き部Uを設け、複数の切欠き部Uを跨るように入出力端子3を配置したことで、基板2から入出力端子3に加わる応力を効果的に抑制することができる。仮に、入出力端子3が、基板2の一辺に形成された複数の切欠き部Uに跨るように形成されていないとすると、入出力端子3が接合される部位と、接合されない部位によって基板2の変形が異なることとなる。このため、基板2の下面には偏った変形や歪が生じることとなる。その結果、半導体パッケージ1からなる半導体装置は、外部回路基板との実装性が低下することとなり、半導体パッケージ1から外部回路基板への放熱性が低減する場合がある。また、切欠き部Uは、基板2の一辺に直交する中心軸Lに対して対称に設けることで、基板2が熱によって中心軸Lに対して非対称に歪むことを緩和することができる。
仮に、切欠き部Uが、基板2の中心軸Lに対して対称に形成されていないとすると、基板2が偏って変形することで、基板2上に設けられる入出力端子3や枠体4が基板2から剥離するおそれがある。また、枠体4および入出力端子3が偏って変形したり、局所的に集中する熱応力によって基板2、入出力端子3および枠体4を接合するろう材にクラックが生じたりするおそれもある。さらに、半導体装置10の外部の電気回路基板への実装性が低下したりするおそれが高まる。そこで、切欠き部Uを中心軸Lに対して対称に形成することで、基板2が中心軸Lに対して非対称に歪むのを抑制することができる。その結果、半導体パッケージ1および半導体装置10の封止性を良好に維持することができるとともに、半導体装置10の外部の電気回路基板への実装性を高めることができる。
また、切欠き部Uは、基板2、枠体4および入出力端子3を接合する際の余剰なろう材を適度に溜めることができる。また、入出力端子3と切欠き部Uとの間にメニスカスを形成することができる。このことから、基板2、枠体4および入出力端子3とを接合するろう材の厚みのバラツキの発生を抑制できるとともに、基板2と入出力端子3との接合性を向上させることができる。
中心軸Lは、基板2の切欠き部Uが設けられた一辺の中点を通り、平面視において、切欠き部Uは中心軸Lと重ならないように、中心軸Lに対して対称に配置されてもよい。そうすることで、基板2の一辺に中心軸Lを線対称とした複数の切欠き部Uを設けることができる。また、半導体装置10を外部の電気回路基板に実装する際に生じる、基板2の中心軸Lと重なる箇所における変形を抑制することができる。その結果、半導体装置10を外部の電気回路基板に実装する際に生じる、平面視にて、基体2の中心軸Lに近接して配置される半導体素子5と光ファイバ42の光軸の変位を抑制することができる。
また、切欠き部Uの切りかかれた四隅について説明する。切欠き部Uの切りかかれた四隅のうち、基板2の中心側に位置する二つの隅は湾曲して形成されており、その曲率は、例えば0.1以上1以下に設定されている。また、切欠き部Uの切りかかれた四隅のうち、基板2の一辺側に位置する二つの隅も湾曲して形成されている。その曲率は、例えば0.2以上2以下に設定されている。
切欠き部Uの四隅が湾曲して形成されていることで、切欠き部Uの四隅に集中する基板2の熱膨張に起因した応力が四隅の角部の一点に集中するのを緩和することができる。即ち、切欠き部Uの四隅に形成された湾曲面で応力を分散することができ、切欠き部Uの四隅にクラックが発生するのを抑制することができる。その結果、切欠き部U上に設けられる入出力端子3と基板2との間に隙間が発生しにくくすることができるとともに、切欠き
部Uの四隅に生じる応力を起点とした入出力端子3や基板2と入出力端子3、枠体4とを接合するろう材へのクラックの発生を抑制することができ、半導体パッケージ1および半導体装置10の封止性を向上させることができる。
切欠き部Uが設けられている基板2の一辺の端部は、図3および図5に示すように、下面視して入出力端子3のメタライズ層33よりも内側に位置するように位置決めされている。つまり、入出力端子3は、平面視して切欠き部Uが設けられている基板2の一辺側に位置する端部が、基板2よりも外側に出るように配置されている。そして、入出力端子3の下面と基板2の上面との接触面積を小さくすることができる。このため、入出力端子3に対して基板2から加わる、基板2と入出力端子3との熱膨張係数の違いによって生じる熱応力を低減することができる。この結果、基板2に反りや歪みが生じたり、入出力端子3が破壊されたり、基板2と入出力端子3、枠体4とを接合するろう材にクラックが発生したりする虞を少なくすることができる。
図3および図5に示すように、基板2の下面には、溝部Dが形成されている。溝部Dは、下面視において、切欠き部Uの切り欠かれた方向と交差する方向つまり、中心軸Lと交差する方向に延びている。溝部Dは、入出力端子3と重なる位置にある。また、溝部Dは、入出力端子3の内縁よりも入出力端子3の内側に位置している。仮に、溝部Dが入出力端子3の内縁よりも入出力端子3の外側に位置していると、実装領域21に実装される半導体素子5の使用時に発生する熱を放熱させにくくなる。溝部Dは、入出力端子3の内縁よりも入出力端子3の内側に位置していることで、半導体素子5が実装される実装領域21付近の金属量を確保することになるので、半導体素子5の使用時における熱を、効率よく放熱させることができる。
溝部Dの深さは、例えば0.2mm以上4.9mm以下で、切欠き部Uの切り欠かれた方向における幅は0.5mm以上10mm以下である。また、溝部Dは、基板2の一辺から対辺まで形成されていてもよい。即ち、切欠き部Uが設けられている基板2の一辺を挟む一対の辺にわたって形成されてもよい。このようにすることで、基板2の金属量を減らすことができる。このため、熱膨張および熱収縮によって、入出力端子3を基板2が引っ張る力を抑制することができる。また、平面視において、切欠き部Uが設けられている基板2の一辺を挟む一対の辺と入出力端子3と枠体4との重なる箇所に生じる応力が抑制される。
溝部Dが、入出力端子3と重なる位置において、切欠き部Uが切り欠かれている方向と交差する方向に延びている。このことによって、基板2の熱膨張および熱収縮の方向を切り欠かれた方向だけでなく、分散させることができる。このため、より効果的に基板2が入出力端子3を引っ張る力を抑制させることができる。
図6に示すように、溝部Dは、側面視において立壁部32の外縁と重なる位置にあってもよい。なお、図6の二点鎖線は、立壁部32の外縁の位置を示す仮想線である。入出力端子3は、立壁部32および平板部31が積層されて形成されている。このため、入出力端子3が引っ張られることで生じる応力によって、立壁部32と平板部31の接合面は、積層されずに一体形成されたものと比較してクラックが入りやすくなる。また、基板2と入出力端子3とは熱膨張係数差がある。このため、最も応力の負荷がかかりやすい、立壁部32と平板部31との間には、入出力端子3が基板2との熱膨張係数差によって引っ張られるため、クラックが入りやすい。このとき、溝部Dが、側面視において立壁部32の外縁と重なる位置にあることによって、立壁部32と平板部31との境界箇所の基板2の金属量を減らすことができる。このため、基板2による入出力端子3への引っ張り応力および収縮応力をより効果的に抑制することができる。また、溝部Dは、平面視において、入出力端子3および切欠き部Uの切り欠かれた方向と交差する方向で入出力端子3と重な
る枠体4の側壁部43と重なる位置に設けられてもよい。この結果、平面視において、基板2と入出力端子3と側壁部43とが重なる位置で生じる、熱膨張係数差に起因した熱応力を小さくすることができる。
また、図7に示すように、溝部Dは、側面視において立壁部32の外縁よりも半導体パッケージ1の内側の方向にあってもよい。なお、図7の二点鎖線は、立壁部32の外縁の位置を示す仮想線である。この場合には、入出力端子3の先端部分を支える基板2は厚みがあるため、入出力端子3を支える基板2としての強度を保つことができる。溝部Dが、側面視において立壁部32の外縁よりも半導体パッケージ1の内側に位置していることによって、入出力端子3の先端部分の強度を保ちつつ、基板2の金属量を減らすことができる。このため、基板2による入出力端子3への引っ張り応力および収縮応力をより効果的に抑制しつつ、入出力端子3を安定して位置させることができる。
以上のような構成であることによって、切欠き部Uのみが形成されている場合と比較して、基板2の金属量を減らすことができる。このため、より効果的に基板2が入出力端子3を引っ張る力を抑制させることができる。このことによって、入出力端子3にクラックが生じるのを抑制することができる。
半導体装置10は、図1に示すように、半導体パッケージ1内に半導体素子5や半導体素子実装基板7を実装することで作製することができる。なお、半導体素子5は、枠体4で囲まれる領域にまで延在される第1金属層34と電気的に接続される。さらに、半導体パッケージ1の貫通孔Hに設けられる固定部材41に光ファイバ42を固定することにより、光ファイバからの光信号を半導体パッケージ1内に入出力することができる。
蓋体6は、上面視において例えば、枠体4と同じ大きさである。蓋体6は、枠体4の上面にシーム溶接法やはんだ等の接合材を介して接合される。また、蓋体6は、例えば、銅、鉄、タングステン、モリブデン、ニッケルまたはコバルト等の金属材料から成る。蓋体6は、例えば厚みが0.5mmである。蓋体6が枠体4の上面に接合されることによって、半導体パッケージ1に囲まれた内側を気密に封止することができる。
本発明の一実施形態によれば、基板2の一辺に複数の切欠き部Uを設け、さらに基板2の下面に切欠き部Uが切り欠かれた方向と交差する方向に溝部Dが形成されており、その上に複数の切欠き部Uを覆うように入出力端子3を設ける。このことで、ろう材等の接合材によって入出力端子3を基板2と枠体4に接合する際の加熱、冷却の工程において生じる、それぞれの熱膨張係数差に起因した熱応力を抑制することができる。このため、基板2や枠体4から入出力端子3が剥離したり、基板2と入出力端子3および枠体4を接合する接合材や入出力端子3にクラックが発生したりすることを抑制することができる。また、基板2の反りや歪を抑制することができる。その結果、封止性と実装性に優れた半導体パッケージ1および半導体装置10を提供することができる。
<半導体装置の製造方法>
ここで、図1に示す半導体装置の製造方法を説明する。まず、基板2、入出力端子3および枠体4のそれぞれを準備する。基板2および枠体4のそれぞれは、溶融した金属材料を型枠に鋳込んだ固化させたインゴットに対して、金属加工法を用いることで、所定形状に製作される。
入出力端子3は、平板部31となるセラミックグリーンシートと、立壁部32に対応した部位が残るように型抜きされたセラミックグリーンシートをそれぞれ準備する。次に、平板部31となるセラミックグリーンシートに、例えばスクリーン印刷法を用いて、モリブデンやマンガンを含有した有機溶剤を塗布した金属ペーストからなるメタライズ層33
および第1金属層34が形成される。また、立壁部32となるセラミックグリーンシートに、例えばスクリーン印刷法を用いて、モリブデンやマンガンを含有した有機溶剤を塗布した金属ペーストからなる第2金属層35が形成される。そして、入出力端子3は、平板部31となるセラミックグリーンシート上に立壁部32が形成されたセラミックグリーンシートを積層して焼結するとともに、所望の形状に個片に切断することで形成される。さらに、スクリーン印刷法を用いて枠体4との接合面となる入出力端子3の端面に第2メタライズ層36を形成する。このようにして、入出力端子3を作製することができる。また、準備した枠体4は、枠体4の開口部Oに、固定部材41がろう材を介して挿入固定される。
次に、準備した基板2、入出力端子3および枠体4のそれぞれをろう材を介して接続する。具体的に、基板2の切欠き部U上に入出力端子3をろう材を介して接続する。このとき、枠体4は、基板2および入出力端子3と接続される個所に個片にされたろう材を予め配置した状態で、枠体4、基板2および入出力端子3を加熱してろう材をそれぞれの接合面に濡れ広がらせ、冷却することによって接合される。このようにして、半導体パッケージ1を作製することができる。さらに、作製した半導体パッケージ1の実装領域21に半導体素子5等が実装された半導体素子実装基板7をはんだ等の接合材で実装し、半導体パッケージ1を蓋体6で覆うことで、半導体装置10を作製することができる。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
1 半導体パッケージ
2 基板
21 実装領域
22 周辺領域
3 入出力端子
31 平板部
32 立壁部
33 メタライズ層
34 第1金属層
35 第2金属層
36 第2のメタライズ層
4 枠体
41 固定部材
42 光ファイバ
43 側壁部
5 半導体素子
6 蓋体
10 半導体装置
O 開口部
U 切欠き部
D 溝部
H 貫通孔
L 中心軸

Claims (6)

  1. 上面に半導体素子を実装する実装領域と、前記実装領域を取り囲む周辺領域とを有するとともに、金属材料から成る基板と、
    前記周辺領域に位置した、セラミック材料から成る入出力端子と、
    前記実装領域を取り囲むとともに、側面に前記入出力端子が接合された開口部を有する枠体と、を備えており、
    前記基板は、前記基板の前記周辺領域の前記入出力端子と重なる位置に、並行に切り欠かれた複数の切欠き部を有しており、
    前記基板の下面は、前記入出力端子と重なる位置に、前記複数の切欠き部の切り欠かれた方向と交差する方向に延びた溝部を有することを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記入出力端子は、前記基板と接合された平板部と、前記平板部の上面であって、前記枠体と接合された立壁部とから構成されており、
    側面視において、前記溝部は前記立壁部の外縁と重なる位置にあることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  3. 前記入出力端子は、前記基板と接合された平板部と、前記平板部の上面であって、前記枠体と接合された立壁部とから構成されており、
    側面視において、前記溝部は前記立壁部の外縁よりも内側にあることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  4. 断面視において、前記溝部は、前記入出力端子の内縁よりも内側に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の半導体パッケージ。
  5. 前記入出力端子は下面に、メタライズ層を有しており、
    下面視において、前記メタライズ層の外縁は、前記基板の外縁よりも外側に位置することを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれか1つに記載の半導体パッケージ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の半導体パッケージと、
    前記実装領域に実装された、前記入出力端子と電気的に接続された半導体素子と、
    前記枠体の上端に接合された蓋体とを備えていることを特徴とする半導体装置。
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