JP6760006B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6760006B2 JP6760006B2 JP2016225615A JP2016225615A JP6760006B2 JP 6760006 B2 JP6760006 B2 JP 6760006B2 JP 2016225615 A JP2016225615 A JP 2016225615A JP 2016225615 A JP2016225615 A JP 2016225615A JP 6760006 B2 JP6760006 B2 JP 6760006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- lubricant
- image carrier
- coating
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
このような問題に対処するため、特許文献2には、像担持体の回転方向に複数の固形滑剤が画像形成装置において、滑剤重なり部におけるブラシの径を、他の部分における径よりも小さくすることで、滑剤重なり部においてブラシへ付着する滑剤量を低減し、塗布ムラを抑制する技術が開示されている。
用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体と、
前記像担持体にトナー画像を現像する現像手段と、
前記像担持体に形成されたトナー画像を用紙に転写させる転写手段と、
前記像担持体の回転方向において、前記転写手段の下流側且つ前記現像手段の上流側に配置され、前記像担持体に滑剤を供給する供給手段と、を備え、
前記供給手段は、
前記像担持体に当接し、前記像担持体の回転軸方向に沿って複数配置され、前記像担持体の回転軸と平行な回転軸を有する塗布ブラシと、
前記塗布ブラシに当接し、前記像担持体の回転軸方向に沿って複数配置された固形滑剤と、を含み、
前記固形滑剤は、前記像担持体の回転軸方向に直交する方向に互いに重なり合った一つ以上の滑剤重なり部を有し、
前記塗布ブラシは、少なくとも前記滑剤重なり部に当接する領域に、前記像担持体の回転軸方向に直交する方向に互いに重なり合った一つ以上のブラシ重なり部を有し、
前記ブラシ重なり部においては、重なり合う二つの前記塗布ブラシの回転中心を結んだ距離が、当該重なり合う二つの前記塗布ブラシのそれぞれの半径を足した長さよりも短くなるように配置されている
ことを特徴とする。
前記塗布ブラシは、全て同一方向に回転することを特徴とする。
前記転写手段の下流側に配置され、前記像担持体に付着したトナーを、前記像担持体に接触して清掃除去する清掃手段を備え、
前記供給手段は、前記像担持体の回転方向において、前記清掃手段の下流側に配置され、
前記塗布ブラシは、前記像担持体の回転方向に対して反対方向に回転することを特徴とする。
前記転写手段の下流側に配置され、前記像担持体に付着したトナーを、前記像担持体に接触して清掃除去する清掃手段を備え、
前記供給手段は、前記像担持体の回転方向において、前記清掃手段の上流側に配置され、
前記塗布ブラシは、前記像担持体の回転方向に対して同一方向に回転することを特徴とする。
前記ブラシ重なり部は、第1の塗布ブラシと、前記像担持体の回転方向において前記第1の塗布ブラシの下流に配置された第2の塗布ブラシと、を有し、
前記滑剤重なり部は、前記第1の塗布ブラシに当接する第1の固形滑剤と、前記第2の塗布ブラシに当接する第2の固形滑剤と、を有し、
前記第2の固形滑剤の端部は、前記ブラシ重なり部における前記第2の塗布ブラシの端部と一致するように配置されることを特徴とする。
前記ブラシ重なり部は、第1の塗布ブラシと、前記像担持体の回転方向において前記第1の塗布ブラシの下流に配置された第2の塗布ブラシと、を有し、
前記滑剤重なり部は、前記第1の塗布ブラシに当接する第1の固形滑剤と、前記第2の塗布ブラシに当接する第2の固形滑剤と、を有し、
前記第1の固形滑剤の端部は、前記ブラシ重なり部における前記第1の塗布ブラシの端部と一致するように配置されることを特徴とする。
前記塗布ブラシの回転速度を、印刷条件に応じて制御する制御手段を備えることを特徴とする。
前記供給手段近傍の温度を検出する温度検出手段と、
前記供給手段近傍の湿度を検出する湿度検出手段と、を備え、
前記制御手段は、前記温度検出手段が検出した温度、前記湿度検出手段が検出した湿度、前記塗布ブラシの使用量のうち少なくとも一つに基づいて、前記塗布ブラシの回転速度を制御することを特徴とする。
以下、本発明の画像形成装置に係る第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は自動原稿搬送部2と、スキャナー部3と、画像形成部4と、給紙部5と、記憶部6と、操作表示部7と、制御部10と、を備えて構成されている。
スキャナー部3は、光源や反射鏡等の光学系を備えて構成され、所定の搬送路を搬送された原稿D又はプラテンガラスに載置された原稿Dに光源を照射し、反射光を受光する。また、スキャナー部3は、受光した反射光を電気信号に変換して制御部10に出力する。
中間転写ベルト451に転写されたトナー画像は、2次転写ローラー48によって記録材に転写され、その後定着装置Fに搬送され、記録材上に定着される。
帯電装置42による帯電後、レーザー等の露光装置43により感光体ドラム41の表面には静電潜像が形成される。
現像装置44により感光体ドラム41上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト451との間で形成される転写装置45に運ばれる。転写装置45では、転写ローラー452にトナーと逆極性の電圧が印加されており、感光体ドラム41上のトナー画像は中間転写ベルト451上に転写される。
クリーニング装置46としては弾性体よりなる平板状のクリーニングブレードを感光体ドラム41に当接するブレードクリーニング方式が一般的に用いられる。
滑剤塗布ブラシ471は固形滑剤472と感光体ドラム41の両方に当接するように設置され、感光体ドラム41の回転軸と平行な回転軸を有し、Cの方向に回転しながら固形滑剤472から削り出した滑剤粒子を感光体ドラム41に供給する。その際、当接圧によって滑剤粒子を感光体ドラム41上に延展塗布する役割も担っている。
なお、図3においては滑剤塗布ブラシ471の回転方向Cを感光体ドラム41表面の回転方向に対して反対方向(カウンタ方向)としているが、同一方向(ウィズ方向)とすることも可能である。
表示部71は、制御部10から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、各機能の動作状況等の表示を行う。また、ユーザーによるタッチ操作を受け付けて、操作信号を制御部10に出力する。
操作部72は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部10に出力する。ユーザーは、操作表示部7を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
図4は滑剤塗布機構47を、感光体ドラム41表面側から眺めた図である。図4に示すように、本実施形態においては、感光体ドラム41の回転方向に対して上流側に滑剤塗布ブラシ471としての第1ブラシ471a(第1の塗布ブラシ)を、第1ブラシ471aよりも下流側に滑剤塗布ブラシ471としての第2ブラシ471b(第2の塗布ブラシ)が配置されている。また、第1ブラシ471aには固形滑剤472としての第1の固形滑剤472aが、第2ブラシ471bには固形滑剤472としての第2の固形滑剤472bがそれぞれ当接されている。
第1ブラシ471a及び第2ブラシ471bは、感光体ドラム41の回転軸方向に直交する方向に重なり合ったブラシ重なり部471cを有するように配置され、少なくとも滑剤重なり部472cに当接するように配置されている。さらに、ブラシ重なり部471cにおいて、第2ブラシ471bの端部は第2の固形滑剤472bの端部と一致するように配置されている。
また、第1ブラシ471a及び第2ブラシ471bの回転中心を結んだ距離は、第1ブラシ471a及び第2ブラシ471bの半径を足した長さよりも小さくなるように配置されているため、第1ブラシ471aと第2ブラシ471bのブラシ毛は、滑剤重なり部472cにおいて互いに重なり合うように配置されている。
その結果、第1ブラシ471a上には滑剤がほとんど存在しなくなるため、第1ブラシ471aによる感光体ドラム41表面への滑剤塗布は低減される。
一方、第2ブラシ471bは第2の固形滑剤472bから滑剤を掻き取り、回転しながら感光体ドラム41と接触し、ブラシ毛に付着した滑剤を感光体ドラム41の表面に塗布する。
次に、図6及び図7を用いて、第2実施形態における滑剤塗布量制御動作について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の記号を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施形態における滑剤塗布機構47は、第1実施形態と同様にクリーニング装置46の下流に配置されているが、図7に示すように、回転方向Cは第1ブラシ471a、第2ブラシ471bともに感光体ドラム41の回転方向Aと同一方向(ウィズ方向)であり、例えば、周速度450mm/sで回転している。また、図6に示すように、第2実施形態においては、ブラシ同士が重なり合ったブラシ重なり部471cにおいて、第1ブラシ471a(第1の塗布ブラシ)の端部と第1の固形滑剤472aの端部が一致するように配置されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
その結果、第2ブラシ471b上にはほとんど滑剤が存在しなくなり、第2ブラシ471bによる滑剤塗布が低減されるうえ、第2ブラシ471bは、第1ブラシ471aが感光体ドラム41上に塗布した滑剤を掻き取りながら回転する。
次に、図8及び図9を用いて、第3実施形態における滑剤塗布量制御動作について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の記号を付してその詳細な説明を省略する。
第3実施形態における滑剤塗布機構47は、第1実施形態及び第2実施形態における滑剤塗布機構47と比べ、クリーニング装置46の上流に配置される点が異なる。この場合、第1ブラシ471aは感光体ドラム41上のトナーを掻き取りながら回転する。
第1ブラシ471a及び第2ブラシ471bの回転方向Cは、感光体ドラム41の回転方向Aに対して反対方向であり、例えば、周速度150mm/sで回転している。また、第3実施形態においては、ブラシ同士が重なり合ったブラシ重なり部471cにおいては、第2ブラシ471b(第2の塗布ブラシ)の端部と第2の固形滑剤472bの端部が一致するように配置されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
その結果、第1ブラシ471a上には滑剤がほとんど存在しなくなるため、第1ブラシ471aによる感光体ドラム41表面への滑剤塗布は低減される。
一方、第2ブラシ471bは回転しながら感光体ドラム41と接触し、ブラシ毛に付着した滑剤を感光体ドラム41の表面に塗布する。
次に、図10及び図11を用いて、第4実施形態における滑剤塗布量制御動作について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の記号を付してその詳細な説明を省略する。
第4実施形態における滑剤塗布機構47は、第3実施形態と同様に、クリーニング装置46の上流に配置され、第1ブラシ471aは感光体ドラム41上のトナーを掻き取りながら回転する。
第1ブラシ471a及び第2ブラシ471bの回転方向Cは、感光体ドラム41の回転方向Aに対して同一方向であり、例えば、周速度450mm/sで回転している。また、第4実施形態においては、ブラシ同士が重なり合ったブラシ重なり部471cにおいては、第1ブラシ471a(第1の塗布ブラシ)の端部と第1の固形滑剤472aの端部が一致するように配置されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
その結果、第2ブラシ471b上にはほとんど滑剤が存在しなくなり、第2ブラシ471bによる滑剤塗布が低減されるうえ、第2ブラシ471bは、第1ブラシ471aが感光体ドラム41上に塗布した滑剤を掻き取りながら回転する。
(1)感光体ドラム41
感光体ドラム41は、アルミニウムよりなる径60mmのドラム状の金属基体の外周面に、ポリカーボネート樹脂よりなる感光層が形成されたドラム状の有機感光体を用いた。感光体ドラム41は300mm/sで回転している。
(2)現像装置44
現像装置44としては、現像スリーブ441と現像剤とを備え、現像スリーブ441に感光体ドラム41の表面電位と同極性のバイアス電圧が印加され、二成分現像剤によって反転現像が行われるものを用いた。
二成分現像剤を構成するトナーは、体積平均粒径が6μmのトナー粒子からなる。
(3)クリーニング装置46
クリーニング装置46として、ウレタンゴムよりなるクリーニングブレードを用いた。
(4)滑剤塗布機構47
滑剤塗布ブラシ471として、感光体ドラム41の回転方向上流側に第1ブラシ471a、下流側に第2ブラシ471bを配置し、それぞれに第1の固形滑剤472a、第2の固形滑剤472bが押圧されている。第1の固形滑剤472a及び第2の固形滑剤472bによって、画像幅420mmの画像が形成される領域をカバーするように配置されている。
滑剤塗布ブラシ471は、直径6mmの芯金の表面上に長さ3mmのブラシ毛を有し、ローラーの直径はφ12mmであり、感光体ドラム41の表面から各ブラシの回転中心までの距離は5mmである。ブラシ毛には直毛状アクリル繊維を用い、繊維径3d、密度150kF/inch2である。
固形滑剤472は滑剤塗布ブラシ471に対して圧縮バネにより押圧保持されている。固形滑剤472にはステアリン酸亜鉛を使用し、初期押圧量4N(印刷開始時)、末期押圧力2N(350kp印刷時)で押圧されている。
滑剤重なり部472cにおける各ブラシのローラー直径のみをφ11.5mmとし、当該滑剤重なり部472cにおける感光体ドラム41へブラシ毛が当接する長さを0.75mm、それ以外の部分の感光体ドラム41へブラシ毛が当接する長さを1mmとし、滑剤重なり部472cにおいて、ブラシ同士を接触させない構成とした。
<実施例1>
実施形態1に係る滑剤塗布機構47に対応する。クリーニング装置46の下流に配置され、各ブラシの回転方向は、感光体ドラム41の回転方向に対してカウンタ方向である。
各ブラシの感光体ドラム41への接触量は1mm、ブラシ重なり部471cにおける互いのブラシ毛の接触量は0.7mmである。
<実施例2>
実施形態2に係る滑剤塗布機構47に対応する。クリーニング装置46の下流に配置され、各ブラシの回転方向は、感光体ドラム41の回転方向に対してウィズ方向である。
各ブラシの感光体ドラム41への接触量は1mm、ブラシ重なり部471cにおける互いのブラシ毛の接触量は0.7mmである。
<実施例3>
実施形態3に係る滑剤塗布機構47に対応する。クリーニング装置46の上流に配置され、各ブラシの回転方向は、感光体ドラム41の回転方向に対してカウンタ方向である。
各ブラシの感光体ドラム41への接触量は1mm、ブラシ重なり部471cにおける互いのブラシ毛の接触量は0.7mmである。
<実施例4>
実施形態4に係る滑剤塗布機構47に対応する。クリーニング装置46の上流に配置され、各ブラシの回転方向は、感光体ドラム41の回転方向に対してウィズ方向である。
各ブラシの感光体ドラム41への接触量は1mm、ブラシ重なり部471cにおける互いのブラシ毛の接触量は0.7mmである。
<実施例5>
実施例1において、ブラシ使用量・環境条件(温湿度)に応じたブラシ速度制御を搭載した。具体的には、図12(A)に示すように、各実施例及び比較例における全印刷量(350kp)を100%とし、これに対する印刷量の割合に応じてブラシ耐久補正計数bを設定した。さらに、図12(B)に示すように、温度検出装置T(温度検出手段)及び湿度検出装置H(湿度検出手段)によって検出された、画像形成装置1の機内湿度及び機内温度から絶対湿度を算出し、当該絶対湿度に応じた環境補正計数cを設定した。これらの計数を用いて、
ブラシ速度:V=150×b×c(mm/s)
とした。なお、気温10℃・相対湿度20%の環境下ではc=1.0、気温30℃・相対湿度80%の環境下ではc=0.8である。
比較例1及び実施例1〜5において、印字率5%の画像を4000p、印字率50%の画を1000pの印刷を繰り返した。定期的にハーフトーンサンプルを採取し、ハーフトーン画像での画像不良(FDスジ)を比較した。なお、1p〜300kpは気温10℃・相対湿度20%の環境下で、300〜350kpは気温30℃・相対湿度80%の環境下で、画像ランクを5段階評価した。
図13は、実験結果を表す。
実施例1〜5は、比較例1に対して、印刷量の増加に伴った画像形成能の悪化が抑制された。
特に、実施例5は、クリーニング装置46の下流において滑剤を塗布し、且つブラシ速度制御を搭載したため、最良の結果を得られた。ブラシ使用量が増加しても良好な画像形成能を維持することができ、高温・高湿環境下においても、画像形成能が大きく低下することなく、良好な結果を得られた。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。
2 自動原稿搬送部
3 スキャナー部
4 画像形成部
41 感光体ドラム(像担持体)
42 帯電装置
43 露光装置
44 現像装置(現像手段)
441 現像スリーブ
45 転写装置(転写手段)
451 中間転写ベルト
452 転写ローラー
46 クリーニング装置(清掃手段)
47 滑剤塗布機構(供給手段)
471 滑剤塗布ブラシ(塗布ブラシ)
471a 第1ブラシ(第1の塗布ブラシ)
471b 第2ブラシ(第2の塗布ブラシ)
471c ブラシ重なり部
472 固形滑剤
472a 第1の固形滑剤
472b 第2の固形滑剤
472c 滑剤重なり部
473 滑剤固定化部材
5 給紙部
6 記憶部
7 操作表示部
10 制御部(制御手段)
T 温度検出装置(温度検出手段)
H 湿度検出装置(湿度検出手段)
Claims (8)
- 用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体と、
前記像担持体にトナー画像を現像する現像手段と、
前記像担持体に形成されたトナー画像を用紙に転写させる転写手段と、
前記像担持体の回転方向において、前記転写手段の下流側且つ前記現像手段の上流側に配置され、前記像担持体に滑剤を供給する供給手段と、を備え、
前記供給手段は、
前記像担持体に当接し、前記像担持体の回転軸方向に沿って複数配置され、前記像担持体の回転軸と平行な回転軸を有する塗布ブラシと、
前記塗布ブラシに当接し、前記像担持体の回転軸方向に沿って複数配置された固形滑剤と、を含み、
前記固形滑剤は、前記像担持体の回転軸方向に直交する方向に互いに重なり合った一つ以上の滑剤重なり部を有し、
前記塗布ブラシは、少なくとも前記滑剤重なり部に当接する領域に、前記像担持体の回転軸方向に直交する方向に互いに重なり合った一つ以上のブラシ重なり部を有し、
前記ブラシ重なり部においては、重なり合う二つの前記塗布ブラシの回転中心を結んだ距離が、当該重なり合う二つの前記塗布ブラシのそれぞれの半径を足した長さよりも短くなるように配置されている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記塗布ブラシは、全て同一方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記転写手段の下流側に配置され、前記像担持体に付着したトナーを、前記像担持体に接触して清掃除去する清掃手段を備え、
前記供給手段は、前記像担持体の回転方向において、前記清掃手段の下流側に配置され、
前記塗布ブラシは、前記像担持体の回転方向に対して反対方向に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記転写手段の下流側に配置され、前記像担持体に付着したトナーを、前記像担持体に接触して清掃除去する清掃手段を備え、
前記供給手段は、前記像担持体の回転方向において、前記清掃手段の上流側に配置され、
前記塗布ブラシは、前記像担持体の回転方向に対して同一方向に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記ブラシ重なり部は、第1の塗布ブラシと、前記像担持体の回転方向において前記第1の塗布ブラシの下流に配置された第2の塗布ブラシと、を有し、
前記滑剤重なり部は、前記第1の塗布ブラシに当接する第1の固形滑剤と、前記第2の塗布ブラシに当接する第2の固形滑剤と、を有し、
前記第2の固形滑剤の端部は、前記ブラシ重なり部における前記第2の塗布ブラシの端部と一致するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記ブラシ重なり部は、第1の塗布ブラシと、前記像担持体の回転方向において前記第1の塗布ブラシの下流に配置された第2の塗布ブラシと、を有し、
前記滑剤重なり部は、前記第1の塗布ブラシに当接する第1の固形滑剤と、前記第2の塗布ブラシに当接する第2の固形滑剤と、を有し、
前記第1の固形滑剤の端部は、前記ブラシ重なり部における前記第1の塗布ブラシの端部と一致するように配置されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記塗布ブラシの回転速度を、印刷条件に応じて制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記供給手段近傍の温度を検出する温度検出手段と、
前記供給手段近傍の湿度を検出する湿度検出手段と、を備え、
前記制御手段は、前記温度検出手段が検出した温度、前記湿度検出手段が検出した湿度、前記塗布ブラシの使用量のうち少なくとも一つに基づいて、前記塗布ブラシの回転速度を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016225615A JP6760006B2 (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016225615A JP6760006B2 (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018084593A JP2018084593A (ja) | 2018-05-31 |
JP6760006B2 true JP6760006B2 (ja) | 2020-09-23 |
Family
ID=62238496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016225615A Active JP6760006B2 (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6760006B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5153658A (en) * | 1991-08-09 | 1992-10-06 | Xerox Corporation | Mac cleaner brush film control |
JPH1097117A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Minolta Co Ltd | 帯電装置 |
JP4478469B2 (ja) * | 2004-01-23 | 2010-06-09 | 株式会社リコー | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP2007279159A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
JP4993564B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2012-08-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2009058827A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2012088517A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、及び画像形成装置 |
JP2012145851A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2013156535A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
JP2015232645A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | コニカミノルタ株式会社 | 潤滑剤塗布装置および画像形成装置 |
-
2016
- 2016-11-21 JP JP2016225615A patent/JP6760006B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018084593A (ja) | 2018-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9507312B2 (en) | Lubricant application device with a flicking member, cleaning device having the lubricant application device, and image forming apparatus having the lubricant application device | |
JP2003330320A (ja) | 画像形成装置 | |
US20180328535A1 (en) | Lubricant coating device and image forming apparatus | |
JP6859669B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017211405A (ja) | 画像形成装置および制御方法 | |
JP2008089771A (ja) | クリーニング方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2012098450A (ja) | 帯電装置と、該帯電装置を備えるプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2009058732A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
US9671723B2 (en) | Image forming apparatus with cleaning blade and rubbing rotatable member | |
JP6409475B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 | |
JP7013672B2 (ja) | 画像形成装置及びプログラム | |
JP6760006B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5901197B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5056295B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009063728A (ja) | 潤滑性付与剤塗布装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP2007086321A (ja) | 潤滑剤塗布・クリーニングユニット、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP7080716B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013007850A (ja) | 像担持体クリーニング装置、画像形成装置および像担持体クリーニング装置の制御方法 | |
JP5263591B2 (ja) | 潤滑剤供給装置及びその制御方法、プロセスユニット、画像形成装置 | |
JP4354348B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP7255239B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5282442B2 (ja) | 画像形成装置及び潤滑剤塗布装置 | |
JP2011112677A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP5333687B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置 | |
JP6256046B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200701 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200817 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6760006 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |