JP6758757B2 - 搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、搬送システムに関する。
車両用の自動変速機の生産ラインでは、ワークベースに載置されたワークが、ワークベースの搬送路に沿って設定された複数の作業工程を順番に通過することで、最終的に自動変速機が組み立てられるようになっている。
作業工程の中には、ワークベース上のワークに対して部品の組付け作業を行う作業工程があり、この作業工程には、定期的な部品の補充が必要となる。
そのため、補充用の部品が搭載された台車を、無人搬送車により牽引して、部品の補充が必要な作業工程まで搬送する搬送システムが、種々提案されている。
ここで、補充用の部品が、無人搬送車の搬送方向に直列に並んだ状態で台車に搭載されている場合、補充用の部品を、作業工程側の部品受取口(部品シュート)に対して自動で受け渡すためには、直列に並んだ補充用の部品の各々が、部品シュートに対応する所定位置に順番に配置されるように、無人搬送車の走行/停止を制御する必要がある。
そのため、この種の搬送システムでは、無人搬送車の位置を正確に特定したうえで、無人搬送車の走行/停止を制御する必要があり、例えば特許文献1には、無人搬送車と、天井に設置した通信ユニットとの間で赤外線通信を行って、無人搬送車の走行/停止を含む動作を制御することが開示されている。
特開平6−70342号公報
ここで、補充用の部品の各々を部品シュートに対応する所定の停止位置で順番に止めるためには、台車を牽引する無人搬送車の走行/停止を厳密に制御する必要がある。
そのため、無人搬送システムでは、無人搬送車が所定の停止位置に到達した時点で、通信ユニットとの間で確実に通信を行えるようにするために、無人搬送車の停止位置毎に通信ユニットを用意する必要がある。
そのため、無人搬送車の搬送方向に直列に並んだ補充用の部品の各々を、ひとつの部品シュートに受け渡すためには、搭載された補充用の部品と同数の通信ユニットが必要となり、搬送システムのコストが高くなってしまう。
そこで、搬送システムの設置コストを抑制しつつ、無人搬送車の搬送方向に直列に並んだ補充用の部品の各々を、部品シュートに受け渡せるようにすることが求められている。
本発明は、
ワークが搭載された台車を牽引する無人搬送車が、当該無人搬送車の搬送路上に設定された複数のワーク受渡位置で順番に停止しながら、前記ワークを搬送する無人搬送システムであって、
前記無人搬送車との間で制御信号を通信する通信機が、前記搬送路に沿って配置されたガイドレールで、前記無人搬送車の搬送方向に移動可能に設けられており、
前記無人搬送車は、前記通信機を係止する係止具を有しており、
前記無人搬送車は、前記係止具で前記通信機を係止しつつ、前記通信機を前記無人搬送車に追従移動させる構成の無人搬送システムとした。
本発明によれば、無人搬送車が、複数のワーク受渡位置で順番に停止しながらワークを搬送している間、通信機を無人搬送車の移動に追従して移動させることができる。
これにより、無人搬送車の走行/停止の制御のために、制御信号の通信機をワーク受渡位置毎に用意する必要が無いので、搬送システムのコストを抑えることができる。
搬送システムを説明する図である。 搬送システムの部品受取装置と無人搬送車の機能ブロック図である。 無人搬送車と部品受取装置における処理を説明するシーケンスチャートである。 最初の部品受渡位置に到達した無人搬送車を説明する図である。 無人搬送車が最後の部品受渡位置から先に移動した際の通信機の初期位置への復帰を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を、生産ラインにおける指定された作業工程に、自走式の無人搬送車8が、補充用の部品(ワークW)が搭載された台車9を牽引して供給するように構成された搬送システム1に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、搬送システム1を説明する図であり、(a)は、無人搬送車8が、複数のワークWが載置された台車9を牽引して、ワークWの受け渡し先である部品受取装置5の部品受渡位置P1に向けて移動している状態を上方から見た模式図であり、(b)は、(a)の側面図である。
図2は、部品受取装置5と無人搬送車8の機能ブロック図であり、(a)は、部品受取装置5の機能ブロック図であり、(b)は、無人搬送車8の機能ブロック図である。
図1に示すように、搬送システム1は、ワークWが搭載された台車9を牽引して搬送する無人搬送車8と、この無人搬送車8で搬送されたワークW(補充用の部品)を受け取る部品受取装置5と、を有している。
この搬送システム1の無人搬送車8は、バッテリなどにより走行する自走式の車両であり、工場内の床面に描かれた白線(搬送路WL)に沿って移動する機能を有している。
図2の(b)に示すように、無人搬送車8は、制御部80からの指令に基づいて、無人搬送車8を走行/停止させる駆動機構部81と、後記する部品受取装置5の通信機55との間で光通信を行う送受信部85と、無人搬送車8の搬送路WL上に設定された停止位置(部品受渡位置P1〜P5)を検出するセンサ82と、を有している。
また、部品受取装置5は、図2の(a)に示すように、制御部50からの指示に基づいて、無人搬送車8からワークW(補充用の部品)を受け取る際に動作するストッパ駆動機構51と、無人搬送車8の制御信号を、送受信部85との光通信で交換する通信機55と、を有している。
無人搬送車8の制御部80は、送受信部85を介して受信した信号に基づいて、無人搬送車8を走行させると共に、搬送路WL上に設定された停止位置(部品受渡位置P1〜P5)への到達をセンサ82により検出すると、無人搬送車8を停止させるようになっている。
図1に示すように、搬送システム1では、ワークWが搭載された台車9を、一台の無人搬送車8で牽引するようになっており、台車9の筐体90には、ワークWが台車9の幅方向に複数並べて載置される載置台91(91a〜91e)が、台車9の移動方向(無人搬送車8の搬送方向)に複数並んで設置されている。
実施の形態では、合計5個の載置台91(91a〜91e)が、台車9に設置されており、載置台91の各々には、合計5個のワークWが台車9の幅方向に並んで載置されている。
図4の(b)に示すように、載置台91aは、幅方向の一側911のほうが、反対側の他側912よりも下側に位置する向きで傾斜しており、載置台91の一側911には、ワークWの載置台91からの落下を阻止するためのストッパ92が、昇降自在に設けられている。なお、他の載置台91b〜91eもまた同じ構成を有している。
搬送システム1では、載置台91の一側911側に、部品受取装置5の部品シュート56が位置するように、無人搬送車8の搬送方向が設定されており、部品受取装置5が備える1つの部品シュート56に、台車9上の載置台91の各々から、ワークWが受け渡されるようになっている。
そのため、無人搬送車8は、牽引する台車9の載置台91(91a〜91e)の各々が、部品シュート56に対向する位置に順番に配置されるように、走行/停止する必要があり、実施の形態にかかる無人搬送車8の搬送路WL上には、部品シュート56の近傍領域に、ワークWの受け渡しのための停止位置(部品受渡位置P1〜P5)が設定されている(図1参照)。
ここで、実施の形態では、部品受渡位置P1は、台車9の先頭に位置する1番目の載置台91aを、部品シュート56に対向する位置で停止させる最初の部品受渡位置であり、部品受渡位置P5は、5番目の載置台91eを部品シュート56に対向する位置で停止させる最後の部品受渡位置であり、最初の部品受渡位置P1と最後の部品受渡位置P5の間部品受渡位置P2〜P4は、2番目の載置台91bから4番目の載置台91dをそれぞれ部品シュート56に対向する位置で停止させる部品受渡位置である。
搬送システム1では、各部品受渡位置P(P1〜P5)への無人搬送車8の到着を検出するためのマーカ(図示せず)が、無人搬送車8の搬送路WL上に設定されており、無人搬送車8が備えるセンサ82が、当該無人搬送車8の搬送路WL上に設定されたマーカを検出すると、制御部80が駆動機構部81を操作して、無人搬送車8を停止させるように構成されている。
無人搬送車8の制御部80は、マーカの検出により無人搬送車8が停止すると、無人搬送車8の走行停止を示す信号を、送受信部85を介して、部品受取装置5側の通信機55に向けて送信するようになっており、この走行停止を示す信号を受信した部品受取装置5では、部品シュート56へのワークWの受渡動作を実施したのち、無人搬送車8の走行を指示する信号を、通信機55を介して、無人搬送車8側に送信するようになっている。
図1に示すように、部品受取装置5側の通信機55は、無人搬送車8の搬送路WLに沿って設けられたガイドレール6に、ホルダ61を介して支持されており、この状態において通信機55は、ホルダ61と一体にガイドレール6の長手方向(無人搬送車8の搬送方向)に移動可能に設けられている。
図1の(b)に示すようにガイドレール6は、台車9に搭載されたワークWとの干渉を避けた高さで、無人搬送車8の最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5までの範囲に設けられている。
ガイドレール6は、最初の部品受渡位置P1側から最後の部品受渡位置P5に向かうにつれて、床面FLからの高さhが高くなる向きで傾斜しており、ガイドレール6の長手方向に移動可能に設けられたホルダ61は、自重により、最初の部品受渡位置P1側に移動するようになっている。
ガイドレール6には、ホルダ61で支持された通信機55を、最初の部品受渡位置P1に到達した無人搬送車8に対向する位置に配置するためのストッパ62が設けられている。
無人搬送車8は、ガイドレール6側の上方に延出する棒状の係止具86を有している。この係止具86の床面FLからの高さHは、無人搬送車8が最初の部品受渡位置P1に到達した時点で、ガイドレール6で支持されたホルダ61の側面に、ガイドレール6の長手方向(無人搬送車8の搬送方向)から当接すると共に、無人搬送車8が、最後の部品受渡位置P5を超えて移動した時点で、ホルダ61との当接が解消される高さに設定されている。
そのため、無人搬送車8が、最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5まで移動する間は、係止具86がホルダ61の側面に当接した状態で保持されるようになっており、ホルダ61およびこのホルダ61で支持された通信機55が、無人搬送車8の移動に追従して、最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5まで移動するようになっている。
以下、搬送システム1における無人搬送車8の動作制御、具体的には、部品受渡位置P1〜P5での無人搬送車8の動作制御を説明する。
図3は、無人搬送車8の制御部80と、部品受取装置5の制御部50での処理を説明するシーケンスチャートである。
図4は、最初の部品受渡位置P1に到達した無人搬送車8を説明する図であり、(a)は、要部を拡大して示す側面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
図5は、無人搬送車8が最後の部品受渡位置P5から先に移動したのちの通信機55の部品受渡位置P1側への移動を説明する図である。
無人搬送車8が、台車9を牽引しながら搬送路WLに沿って、部品受取装置5に向けて移動しているときに、最初の部品受渡位置P1への到着をセンサ82で検出すると(ステップS101)、無人搬送車8の制御部80は、無人搬送車8を停止させる(ステップS102)と共に、無人搬送車8の停止を通知するための信号(停止信号)を、送受信部85から送信する(ステップS103)。
なお、無人搬送車8が最初の部品受渡位置P1に到達した時点で、係止具86の先端86a側が、無人搬送車8の搬送方向から、通信機55を支持するホルダ61に当接した状態になる(図4の(a)参照)
そして、無人搬送車8の走行の停止を通知する信号(停止信号)を、部品受取装置5が通信機55を介して受信すると、部品受取装置5の制御部50は、先頭の載置台91aに搭載されたワークWの部品シュート56への受入処理を実施する(ステップS103)。
具体的には、制御部50が、ストッパ駆動機構51(図2の(a)参照)を駆動して、台車9に設けられたストッパ92(図4の(b)参照)の解除動作を行うことで、載置台91aに載置されたワークWの部品シュート56への移動を許容する。
そうすると、載置台91aは、部品シュート56側の一側911の方が、反対側の他側912よりも低くなっているので(図4の(b)参照)、先頭の載置台91aに載置されたワークWは、自重により部品シュート56側に移動して、部品受取装置5に受け渡されることになる。
そして、部品受取装置5の制御部50は、図示しないセンサにより、ワークWの受け渡しの完了を確認すると、無人搬送車8に走行を指示する信号(走行指示信号)が、通信機55から、当該通信機55の下方に位置する無人搬送車8(送受信部85)に向けて、光通信により出力される(ステップS105)。
これにより、送受信部85を介して走行指示信号を受信した無人搬送車8では、制御部80が駆動機構部81を駆動させて、無人搬送車8が、次の部品受渡位置P2に向けた走行を開始することになる(ステップS106)。
そうすると、無人搬送車8は、係止具86の先端86a側をホルダ61に係止させた状態で、次の部品受渡位置P2に向けて走行するので、係止具86により押されたホルダ61(通信機55)は、ガイドレール6に沿って移動しながら、無人搬送車8の走行に追従することになる。
これにより、部品受取装置5側の通信機55は、無人搬送車8の送受信部85の上方に配置されたままの状態で、無人搬送車8の走行に追従することになる。
そして、新たな部品受渡位置(部品受渡位置P2)への無人搬送車8の到着が検出されると(ステップS101)と、無人搬送車8の走行停止(ステップS102)と、走行停止に伴う一連の処理(ステップS103、S104)により、2番目の載置台91bに搭載されたワークWの部品シュート56へ受け渡しが実施される。
そして、受け渡し完了後の一連の処理(ステップS105、S106)により、無人搬送車8は、係止具86の先端86a側をホルダ61に係止させた状態で、次の部品受渡位置P3に向けた走行を開始することになる。
よって、部品受取装置5側の通信機55もまた、無人搬送車8の送受信部85の上方に配置されたままの状態で、無人搬送車8の走行に追従することになる。
このように、無人搬送車8は、最初の部品受渡位置P1に到達すると、走行停止、ワークWの受け渡し、次の部品受渡位置への走行開始、を順番に繰り返しながら、最後の部品受渡位置P5に向けて移動する。
そして、係止具86の先端86a側は、最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5までの間、ホルダ61に係止させた状態で保持されるので、ホルダ61で支持された通信機55は、無人搬送車8の送受信部85の上方に配置されたままの状態で、無人搬送車8の走行に追従することになる(図1の(b)、図5の(a)参照)。
すなわち、通信機55は、無人搬送車8の送受信部85と通信可能な位置関係で保持されたままで、無人搬送車8の移動に追従して移動する。
そして、実施の形態では、ホルダ61を移動可能に支持するガイドレール6が、最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5に向かうにつれて、床面FLからの高さhが高くなる向きで傾斜している。
そして、無人搬送車8が、最後の部品受渡位置P5を超えた時点で、係止具86の先端86a側のホルダ61への係止が解消するように、係止具86の床面FLからの高さHが設定されている(図1の(b)、図5の(b)参照)。
よって、無人搬送車8が、最後の部品受渡位置P5を超えて、係止具86のホルダ61に対する係止が解消した時点で、ガイドレール6で長手方向(無人搬送車8の搬送方向)に移動可能に設けられたホルダ61(通信機55)は、自重により、最初の部品受渡位置P1側に向けて移動し、最終的に、ストッパ62に当接した位置で停止することになる(図5の(c)参照)。
実施の形態では、ホルダ61がストッパ62に当接した状態で、ホルダ61で支持された通信機55が、最初の部品受渡位置P1に到着した新たな無人搬送車8の送受信部85に対向する位置に配置される。
よって、最初の部品受渡位置P1に新たな無人搬送車8が到着すると、新たな無人搬送車8の送受信部85との間での光通信が可能な位置に、通信機55が配置されることになる。
そして、通信機55は、新たな無人搬送車8との間でも、無人搬送車8の送受信部85との間で通信が可能な状態で保持されたままで、新たな無人搬送車8に追従して移動することになる。
以上の通り、実施の形態では、
(1)ワークW(補充用の部品)が搭載された台車9を牽引する無人搬送車8が、当該無人搬送車8の搬送路WL上に設定された複数の部品受渡位置P1〜P5(ワーク受渡位置)で順番に停止しながら、台車9上で無人搬送車8の搬送方向に並んだ複数のワークWの部品シュート51への受け渡しを行う搬送システム1であって、
無人搬送車8との間で制御信号を通信する通信機55が、搬送路WLに沿って配置されたガイドレール6で、無人搬送車8の搬送方向に移動可能に設けられており、
無人搬送車8は、通信機55を係止する係止具86を有しており、
無人搬送車8は、係止具86で通信機55を係止しつつ、通信機55を無人搬送車8に追従移動させる構成とした。

このように構成すると、無人搬送車8が、部品シュート51に補充用の部品(ワークW)を受け渡すための停止位置(部品受渡位置P1〜P5)を順番に通過している間、通信機55を無人搬送車8の移動に追従して移動させることができる。
これにより、無人搬送車8が最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5まで移動している間、通信機55を無人搬送車8の送受信部85と通信可能な位置に保持し続けることができるので、部品シュート51に部品を供給するための部品受渡位置P1〜P5毎に専用の通信機を用意する必要が無い。
よって、補充用の部品であるワークWを、部品シュート51への受け渡しを低コストで行うことができる。
(2)係止具86は、無人搬送車8からガイドレール6側に所定長さ延出して設けられており、
ガイドレール6は、搬送路WL上に設定された最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5に向かうにつれて、無人搬送車8との離間距離が大きくなるように設けられて、無人搬送車8が最後の部品受渡位置P5を超えた時点で、係止具86の通信機55を保持するホルダ61に対する係止が解消するように設定されている構成とした。
このように構成すると、無人搬送車8が最後の部品受渡位置P5に到着するまで、係止具86が通信機55を保持するホルダ61に係止された状態で保持されるので、通信機55を、無人搬送車8の送受信部85と通信可能な位置に保持したままで、無人搬送車8の移動に追従して移動させることができる。
よって、1つの通信機55のみで、無人搬送車8の制御信号の送受信を行うことができ、無人搬送車の走行/停止の制御のために、制御信号の通信機をワーク受渡位置毎に用意する必要が無いので、搬送システムのコストを抑えることができる。
(3)ガイドレール6は、搬送路WLの上方で、最初の部品受渡位置P1から最後の部品受渡位置P5に向かうにつれて、無人搬送車8との離間距離(床面FLからの高さh)が大きくなる向きで設けられて、最後の部品受渡位置P5側を最初の部品受渡位置P1側よりも上方に位置させた向きで傾斜しており、
係止具86は、無人搬送車8からガイドレール6側の上方に延出して、床面FLから所定高さHで設けられており、
無人搬送車8が最後の部品受渡位置P5から先に移動した時点で、ガイドレール6の床面FLからの高さhが、係止具86の床面FLからの高さHよりも大きくなって(h>H)、係止具86の通信機85を保持するホルダ61に対する係止が解消されるように設定されており、
ガイドレール6には、最後の部品受渡位置P5側から最初の部品受渡位置P1に向けて、自重で移動したホルダ61(通信機55)を、最初の部品受渡位置P1に対応する位置で停止させるストッパ62が設けられている構成とした。
このように構成すると、無人搬送車8に追従して最後の部品受渡位置P5まで移動した通信機85を、最初の部品受渡位置P1まで自動的に戻すことができる。
よって、最初の部品受渡位置P1に到着する無人搬送車8の制御に、通信機55を繰り返し使用することができる。
前記した実施の形態では、搬送路WLに沿って移動する無人搬送車8の上方にガイドレール6が設けられている場合を例示したが、ガイドレール6を、無人搬送車8の側方に配置して、無人搬送車8の係止具86を、ガイドレール6が位置する側方に延出させて設けた構成としても良い。
1 搬送システム
5 部品受取装置
6 ガイドレール
8 無人搬送車
9 台車
50 制御部
51 ストッパ駆動機構
55 通信機
56 部品シュート
61 ホルダ
62 ストッパ
80 制御部
81 駆動機構部
82 センサ
85 送受信部
86 係止具
86a 先端
90 筐体
91(91a〜91e) 載置台
92 ストッパ
FL 床面
P(P1〜P5) 部品受渡位置
W ワーク(補充用の部品)
WL 搬送経路

Claims (3)

  1. ワークが搭載された台車を牽引する無人搬送車が、当該無人搬送車の搬送路上に設定された複数のワーク受渡位置で順番に停止しながら、前記ワークを搬送する無人搬送システムであって、
    前記無人搬送車との間で制御信号を通信する通信機が、前記搬送路に沿って配置されたガイドレールで、前記無人搬送車の搬送方向に移動可能に設けられており、
    前記無人搬送車は、前記通信機を係止する係止具を有しており、
    前記無人搬送車は、前記係止具で前記通信機を係止しつつ、前記通信機を前記無人搬送車に追従移動させることを特徴とする無人搬送システム。
  2. 前記係止具は、前記無人搬送車から前記ガイドレール側に所定長さ延出して設けられており、
    前記ガイドレールは、前記搬送路上に設定された最初のワーク受渡位置から最後のワーク受渡位置に向かうにつれて、前記無人搬送車との離間距離が大きくなるように設けられて、前記無人搬送車が前記最後のワーク受渡位置を超えた時点で、前記係止具の前記通信機に対する係止が解消されるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の無人搬送システム。
  3. 前記ガイドレールは、前記搬送路の上方で、前記最後のワーク受渡位置側を前記最初のワーク受渡位置側よりも上方に位置させた向きで傾斜して設けられており、
    前記ガイドレールには、前記最後のワーク受渡位置側から前記最初のワーク受渡位置側に移動した前記通信機を、前記最初のワーク受渡位置に対応する位置で停止させるストッパが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の無人搬送システム。
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