JP6757543B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
識別情報の変動表示を行う識別情報表示手段と、
遊技者に所定の特典を付与する特典付与手段と、
を備え、
前記識別情報表示手段にて変動表示される識別情報が停止表示された際の表示態様によって、前記特典が付与されるか否かを示すことが可能な遊技機であって、
所定の遊技期間を設定可能な遊技期間設定手段を備え、
前記遊技期間として、少なくとも第1期間と第2期間とを有し、
前記特典として、少なくとも第1特典と該第1特典よりも遊技者にとって有利な第2特典とを有し、
前記第2特典が付与される場合の前記表示態様として、少なくとも第1表示態様と該第1表示態様よりも前記第2特典の付与可能性が高いことを示す第2表示態様とを有し、
前記第2特典が付与される場合の前記表示態様が前記第2表示態様となる可能性が、前記第1期間と前記第2期間とで異なり、
前記遊技期間では、第1期間よりも第2期間の方が相対的に短い
ことを要旨とする。
これにより、識別情報を特定態様で停止表示させる際の当該特定態様の種類を多様に変
化させることが可能となり、識別情報の停止表示に係る遊技者の遊技興趣をより向上させることができる。
ここで、「識別情報の変動表示が行われる際の状態」として、複数の演出モードのいずれかを設定する演出モード設定手段を備えるものとしてもよい。なお、演出モードは、例えば、特定遊技終了後からの識別情報の変動表示の実行回数や特定遊技終了後からの経過時間,現在時刻などに基づいて設定することができる。
また、遊技の進行に関するコマンドの送信を含む各種制御を行う主制御部と、前記主制御部から送信されたコマンドを受信し、該受信したコマンドに基づいて演出を実行する副制御部と、を備え、前記識別情報表示手段は、前記副制御部によって制御されるものとすることもできる。
前記停止表示態様を決定する際に設定されている前記状態によって、前記決定手段により決定可能な前記特定態様の種類が増減する
ものとすることもできる。
前記特典として、少なくとも第1特典と該第1特典よりも遊技者にとって有利な第2特典とを有し、
前記特定態様として、少なくとも、第1特定態様と、該第1特定態様よりも前記第2特
典の付与可能性が高いことを示す第2特定態様と、該第2特定態様よりも前記第2特典の付与可能性が高いことを示す第3特定態様と、を有し、
前記状態として、少なくとも第1状態と第2状態とを有し、
前記決定手段は、前記識別情報が前記特定態様で停止表示される場合の停止表示態様を、前記第1状態では前記第1特定態様と前記第2特定態様と前記第3特定態様のいずれかに決定可能であり、前記第2状態では前記第1特定態様または前記第3特定態様に決定可能である
ものとすることもできる。
ここで、「特典」を、遊技者に付与する遊技利益とする場合、「第2特典」は「第1特典」よりも遊技者に付与する遊技利益の量が多いものとすることができる。また、識別情報が特定態様で停止表示されたことに基づいて、遊技者にとって有利な特定遊技を実行可能な遊技機において、識別情報が特定態様で停止表示される確率が所定の確率よりも高くなる高確率状態を設定する高確率状態設定手段を備える場合、「第1特典」は特定遊技を実行すると共に当該特定遊技終了後に所定の確率となるものとすることができ、「第2特典」は特定遊技を実行すると共に当該特定遊技終了後に高確率状態となるものとすることができる。さらに、始動口への遊技球入球に基づいて識別情報を変動表示し、始動口として、少なくとも第1態様と該第1態様よりも遊技球の入球可能性が高い第2態様に変化可能な可変始動口を有し、識別情報が特定態様で停止表示されたことに基づいて、遊技者にとって有利な特定遊技を実行可能な遊技機において、可変始動口への遊技球の入球頻度が所定の遊技状態よりも高くなる高頻度状態を設定する高頻度状態設定手段を備える場合、「第1特典」は特定遊技を実行すると共に当該特定遊技終了後に所定の遊技状態となるものとすることができ、「第2特典」は特定遊技を実行すると共に当該特定遊技終了後に高
頻度状態となるものとすることができる。
また、識別情報が第1特定態様,第2特定態様または第3特定態様で停止表示された後、遊技者に付与される特典が第1特典と第2特典のいずれであるかを報知する報知手段を備えるものとすることもできる。
前記第1状態では、前記第1特典が付与される場合の前記識別情報の停止表示態様を前記第1特定態様と前記第2特定態様と前記第3特定態様のいずれかに決定可能であると共に、前記第2特典が付与される場合の前記識別情報の停止表示態様を前記第3特定態様に決定可能であり、
前記第2状態では、前記第1特典が付与される場合の前記識別情報の停止表示態様を前記第1特定態様に決定可能であると共に、前記第2特典が付与される場合の前記識別情報の停止表示態様を前記第3特定態様に決定可能である
ものとすることもできる。
図1はパチンコ機10(遊技機)の外観を示す外観斜視図であり、図2はパチンコ機1
0の遊技盤30の構成の概略を示す構成図であり、図3はパチンコ機10の制御回路の構成の概略を示すブロック図である。
第1実施例のパチンコ機10は、図1に示すように、前面枠11に嵌め込まれたガラス板12(透明板)を介して盤面が視認可能に配置された遊技盤30(図2参照)と、遊技球を貯留する上受け皿14および下受け皿16と、上受け皿14に貯留されている遊技球を遊技盤30へ発射するための発射ハンドル18と、を備える。
遊技盤30は、図2に示すように、外レール31aと内レール31bとによって囲まれる遊技領域31が形成されている。この遊技盤30は、遊技領域31の右部に配置され遊技球の通過を検知するゲートスイッチ32a(図3参照)を有する普通図柄作動ゲート32と、遊技領域31の右下部に配置された図柄表示装置40と、遊技領域31の中央部に配置された演出表示装置34と、演出表示装置34の周囲に配置されたセンター役物49と、センター役物49の下側に配置され遊技球の入球を検知する第1始動口スイッチ36a(図3参照)を有する第1始動口36と、センター役物49の右部に形成され遊技球の入球を検知する第2始動口スイッチ38a(図3参照)を有する第2始動口38と、遊技領域31の右下部に開閉可能に配置され遊技球の入球を検知する大入賞口スイッチ44a(図3参照)を有する大入賞口44と、遊技領域31の左下部に配置された一般入賞口スイッチ45a(図3参照)を有する一般入賞口45と、いずれの入賞口にも入らなかった遊技球を回収するためのアウト口46と、を備える。また、遊技盤30には、この他に、遊技領域31を流下する遊技球をガイドしたり弾いたりする風車48や図示しない多数の
釘が設けられている。
の実行時間(変動時間)が経過すると、表現可能な表示態様のうちのいずれかの表示態様で特別図柄を停止表示させる。このとき、停止表示された特別図柄の表示態様が特定の表示態様(当り特別図柄)である場合に、大当りとなる。本実施例では、第1特別図柄表示部42aが第1始動口36への遊技球の入球に基づき特別図柄を変動表示させる第1始動口対応表示部となっており、第2特別図柄表示部42bが第2始動口38への遊技球の入球に基づき特別図柄を変動表示させる第2始動口対応表示部となっている。以下、特に、第1特別図柄表示部42aで表示される特別図柄を第1特別図柄(特図1)とも呼び、第2特別図柄表示部42bで表示される特別図柄を第2特別図柄(特図2)とも呼ぶ。図6に、大当り時における特別図柄表示装置42の表示態様の一例を示す。図示するように、大当りAとなる特別図柄(大当り図柄A)は、第1特別図柄表示部42aにおける右上,右下および左下の縦棒セグメントが点灯する表示態様(特図1大当り図柄A)と、第2特別図柄表示部42bにおける中段の横棒セグメントと右上および左下の縦棒セグメントが点灯する表示態様(特図2大当り図柄A)とがある(図6の上から1段目参照)。また、大当りBとなる特別図柄(大当り図柄B)は、第1特別図柄表示部42aにおける上段の横棒セグメントと右下および左下の縦棒セグメントとが点灯する表示態様(特図1大当り図柄B)と、第2特別図柄表示部42bにおける上段および下段の横棒セグメントと左下の縦棒セグメントとが点灯する表示態様(特図2大当り図柄B)とがある(図6の上から2段目参照)。なお、大当り時における特別図柄の表示態様は、上記態様に限られることはなく、如何なる態様で表示するものとしてもよいし、大当り時における特別図柄の表示態様の種類も1種類ずつに限られず、複数種類用意するものとしてもよい。特別図柄の変動表示中に、遊技球が第1始動口36および第2始動口38のいずれかに入球したときには、それぞれの始動口毎に特別図柄の変動表示を最大4回まで保留し、現在の変動表示が終了したときに、保留されている特別図柄の変動表示が順次消化される。なお、後述するが、第1特別図柄の変動表示の保留数は第1保留図柄35aによって表示され、第2特別図柄の変動表示の保留数は第2保留図柄35bによって表示される。
実施例の演出表示装置34は、図7に例示する画面構成に示すように、横方向に並んで配置されキャラクタや数字により構成される左,中,右の3つの演出図柄(疑似特別図柄)34L,34M,34Rと、図示しない背景図柄とを有している。この演出表示装置34は、遊技球が第1始動口36に入球したときと、遊技球が第2始動口38に入球したときに、3つの演出図柄34L,34M,34Rを変動表示させる。演出図柄34L,34M,34Rは、変動表示が開始されると、それぞれ上から下に向かって高速でスクロールするように変動表示され、変動表示の実行時間が経過すると、左の演出図柄34L,右の演出図柄34R,中の演出図柄34Mの順に停止表示される。このとき、左の演出図柄34Lと右の演出図柄34Rとが一致しなかったときにはリーチなしの単純な外れとなり、左の演出図柄34Lと右の演出図柄34Rとが一致したときにはリーチとなる。そして、所定のリーチ演出を伴って中の演出図柄34Mが停止したときに、中の演出図柄34Mと左右の演出図柄34L,34Rとが一致しなかったときにはリーチありの外れとなり、中の演出図柄34Mと左右の演出図柄34L,34Rとが一致したときに大当りとなる。この演出表示装置34で表示される演出図柄の当否の結果は、基本的には、上述した特別図柄表示装置42により表示される特別図柄(第1特別図柄,第2特別図柄)の当否の結果と対応する。
に第2始動口38に遊技球が入球するごとに一つずつ表示され、第2特別図柄の変動表示が開始されるごとに一つずつ消去される。
次に、実施例のパチンコ機10の制御回路の構成について主として図3を参照しながら説明する。パチンコ機10の制御回路は、図3に示すように、遊技の基本的な進行の制御を司る主制御基板70(主制御部)と、賞球や球貸の払い出しに関する制御を司る払出制御基板80と、遊技の進行に伴って行われる各種演出の全体的な制御を司るサブ制御基板90(副制御部)と、遊技球の発射に関する制御を司る発射制御基板100と、パチンコ機10の電源制御を司る電源基板105と、パチンコ機10が設置されたホールに設けられているホールコンピュータ115との通信に関する制御を司る外部制御基板110などの制御基板により構成されている。これらの制御基板は、各種論理演算や算出演算を実行するCPUや、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM,プログラムの実行に際してデータを一時的に記憶するRAM,各種制御に必要な時間を計るタイマ(システムタイマ),周辺機器との間でデータをやり取りするための周辺機器インターフェース(PIO),CPUが演算を行うためのクロックを出力する発振器,CPUの暴走を監視するウォッチドッグタイマ,定期的に割り込み信号を発生させるCTC(カウンター・タイマー・サーキット)などの種々の周辺LSIがバスにより相互に接続されている。なお、図3では、各制御基板に搭載された各種デバイスのうち主制御基板70のCPU70a,ROM70b,RAM70cのみを図示し、その他については図示を省略した。また、制御回路の一部をなすサブ制御基板90の構成の概略を示すブロック図を図8に示す。なお、本実施例ではサブ制御基板90を副制御部としたが、主制御部を除く制御部、例えば払出制御基板80や発射制御基板100等の他の制御部を副制御部ということもできる。
端子板72を介して入力されている。主制御基板70からは、図柄表示装置40の表示制御を司る図柄表示基板40aへの制御信号や第2始動口ソレノイド38bへの駆動信号,大入賞口ソレノイド44bへの駆動信号などが中継端子板72を介して出力されている。主制御基板70は、払出制御基板80やサブ制御基板90,発射制御基板100(払出制御基板80を介して通信)と通信しており、各種指令信号(コマンドや駆動信号など)やデータのやり取りを行っている。また、主制御基板70には、パチンコ機10の電源のオンオフを切り替えるオンオフスイッチ107からの操作信号などが電源基板105を介して入力される。主制御基板70は、オンオフスイッチ107が操作されて電源のオフからオンへの切替を指示する操作信号が入力されると、初期化処理などの電源投入に必要な電源投入処理を実行し、オンオフスイッチ107が操作されて電源のオンからオフへの切替を指示する操作信号が入力されると、各種情報のバックアップなどの電源遮断に必要な電源遮断処理を実行する。また、主制御基板70は、ホールコンピュータ115と外部制御基板110を介して通信可能となっており、パチンコ機10の稼働状況を送信したり、異常発生時にエラー信号を送信したりする。
18aからの検知信号などの発射ハンドル18の操作状態に関するデータを払出制御基板80を介して主制御基板70に送信する。
図9は、主制御基板70のCPU70aにより実行される主制御処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、パチンコ機10の電源が投入されたときに実行される。主制御処理は、電源投入に必要な電源投入処理を実行した後(S100)、遊技開始処理(S110)と、普通図柄遊技処理(S120)と、普通図柄当り遊技処理(S130)と、特別図柄遊技処理(S140)と、大当り遊技処理(S150)とを繰り返し実行することにより行われる。なお、本実施例では、S110〜S150の処理に要する時間は約4msecとなっているため、これらの処理は約4msecの間隔で繰り返し実行されることになる。主制御基板70は、これらの処理の実行に伴って、各種コマンドを担当する制御基板に送信してコマンドに応じた処理を実行させることにより、パチンコ機10の全体の遊技を進行させている。
S110の遊技開始処理では、主制御基板70のCPU70aは、まず、各種センサ(ゲートスイッチ32aや第1始動口スイッチ36a,第2始動口スイッチ38a,大入賞口スイッチ44a,一般入賞口スイッチ45aなど)の状態を検出してRAM70cの所定の状態記憶領域に保存したり、各種判定用情報(後述する大当り判定用乱数や大当り図柄決定用乱数,変動パターン決定用乱数、普通図柄当否判定用乱数など)を更新したりする。続いて、遊技球の入球に関わるスイッチ(第1始動口スイッチ36aや第2始動口スイッチ38a,大入賞口スイッチ44a,一般入賞口スイッチ45aなど)により遊技球が検知されたか否かを判定し、検知されたと判定すると、払い出すべき賞球数を演算して賞球情報としてRAM70cの所定の賞球情報記憶領域に保存し、賞球情報が値0でないときには賞球数指定コマンド(賞球情報)を払出制御基板80に送信して遊技開始処理を終了する。払出制御基板80は、賞球数指定コマンドを受信すると、払出モータ86を駆動制御して遊技球を1球ずつ払い出すと共に払出前スイッチ84および払出後スイッチ85により払い出した遊技球が検知される度に賞球情報(未払いの遊技球数)を値1ずつデクリメントする賞球払出処理を実行する。この賞球払出処理は、賞球情報が値0となるまで繰り返し実行されるが、遊技球の入球が検知されて主制御基板70から新たな賞球数指定コマンドを受信すると、その賞球情報も値0となるまで処理が繰り返される。遊技開始処理が終了すると、主制御処理に戻って次のS120の普通図柄遊技処理に進む。
S120の普通図柄遊技処理では、主制御基板70のCPU70aは、まず、普通図柄の保留が値0でない即ち値1以上あるか否かを判定し、保留が値1以上あるときには保留数を値1だけデクリメントして普通図柄の当否判定を行うと共に当否判定の結果に基づいて停止表示させる普通図柄(図5参照)を決定する。普通図柄の当否判定は、普通図柄作動ゲート32を遊技球が通過することに基づき取得される普通図柄当否判定用乱数と、普通図柄当り判定テーブルを用いて行われるもので、電サポなし状態にあるときには当り確率の低い(例えば、約0.8%)低確率用の普通図柄当り判定テーブルが用いられ、電サポあり状態にあるときには当り確率の高い(例えば、約99.2%)高確率用の普通図柄当り判定テーブルが用いられる。また、当否判定の結果が当りのときには、当り図柄を停止表示させる図柄に決定し、当否判定の結果が外れのときには、外れ図柄のうちのいずれかを停止表示させる図柄に決定する。そして、普通図柄の変動時間を設定して普通図柄の変動表示を開始し、変動時間が経過するのを待つ。変動時間の設定は、電サポなし状態にあるときには長時間(例えば、30秒)に設定され、電サポあり状態にあるときには短時間(例えば、1秒)に短縮される。変動時間が経過すると、決定した図柄で普通図柄を停止表示し、停止表示した図柄が当り図柄のときには、第2始動口38の開放時間を設定し
、第2始動口38の開放を開始して普通図柄遊技処理を一旦終了し、停止表示した図柄が外れ図柄のときには、何もせずに普通図柄遊技処理を終了する。第2始動口38の開放時間は、電サポなし状態にあるときには短時間(例えば0.5秒)に設定され、電サポあり状態にあるときには長時間(例えば5秒)に延長される。また、第2始動口38の開放は、上述したように、第2始動口ソレノイド38bを駆動制御することによって、翼片部38cを開くことにより行う。普通図柄遊技処理を終了すると、主制御処理に戻って次のS130の普通図柄当り遊技処理に進む。
S130の普通図柄当り遊技処理では、主制御基板70のCPU70aは、第2始動口38が開放を開始してからの経過時間(開放経過時間)が普通図柄遊技処理で設定された設定時間に達しているか否か、規定数(例えば、8個)の遊技球が第2始動口38に入球しているか否かを判定する。開放経過時間が設定時間に達しておらず規定数の遊技球が第2始動口38に入球してもいないと判定すると、第2始動口38の開放を維持したまま普通図柄当り遊技処理を一旦終了する。一方、開放経過時間が設定時間に達していると判定したり、開放経過時間が設定時間に達する前であっても既に規定数の遊技球が第2始動口38に入球していると判定すると、第2始動口ソレノイド38bの駆動を停止して、普通図柄当り遊技処理を終了する。普通図柄当り遊技処理を終了すると、主制御処理に戻って次のS140の特別図柄遊技処理に進む。
S140の特別図柄遊技処理は、図10〜図12に示すフローチャートに従って実行される。特別図柄遊技処理が実行されると、主制御基板70のCPU70aは、まず、第1始動口スイッチ36aからの検知信号を入力して第1始動口36に遊技球が入球したか否かを判定する(S200)。第1始動口36に遊技球が入球したと判定すると、現在の第1特別図柄の保留数がその上限値(本実施例では、値4)よりも少ないか否かを判定する(S202)。第1特別図柄の保留数が上限値よりも少ないと判定したときには、第1特別図柄の保留数を値1だけインクリメントすると共に(S204)、判定用情報を取得してRAM70cの所定の判定用情報記憶領域に格納し(S206)、第1特別図柄保留発生時コマンドをサブ制御基板90に送信する(S208)。ここで、S206で取得される判定用情報としては、第1始動口36への遊技球の入球に基づいて行われる当り判定の際に用いられる大当り判定用乱数や、当り判定の結果が大当りのときに第1特別図柄表示部42aに停止表示させる大当り図柄を決定するための大当り図柄決定用乱数,第1特別図柄の変動パターンを決定するための変動パターン決定用乱数などの第1特別図柄の図柄変動遊技の進行に関する情報が例示できる。なお、当り判定は、特別図柄の当否判定に相当するものである。また、S208で送信する第1特別図柄保留発生時コマンドには、保留数を演出表示装置34の表示画面内の保留図柄35で表示するための第1特別図柄の保留数指定コマンドが含まれる。第1特別図柄保留発生時コマンドを受信したサブ制御基板90は、演出表示装置34に保留図柄35を1つ追加表示する。なお、S200で第1始動口36に遊技球が入球していないと判定したり、S202で第1特別図柄の保留数が上限値に達していると判定すると、S204〜S208の処理をスキップして次のS210の処理に進む。
送信する(S218)。ここで、S216で取得される判定用情報としては、第2始動口38への遊技球の入球に基づいて行われる当り判定の際に用いられる大当り判定用乱数や、当り判定の結果が大当りのときに第2特別図柄表示部42bに停止表示させる大当り図柄を決定するための大当り図柄決定用乱数,第2特別図柄の変動パターンを決定するための変動パターン決定用乱数などの図柄変動遊技の進行に関する情報が例示できる。また、第2特別図柄保留発生時コマンドには、保留数を演出表示装置34の表示画面内の第2保留図柄表示部35bで表示するための第2特別図柄の保留数指定コマンドが含まれる。なお、S210で第2始動口38に遊技球が入球していないと判定したり、S212で第2特別図柄の保留数が上限値に達していると判定すると、S214〜S218の処理をスキップして次のS220の処理に進む。
状態に比して、遊技者にとって有利な状態であるといえる。なお、本実施例では、第1特別図柄と第2特別図柄とで共通の大当り判定テーブルが用いられる。
伴わない通常変動A,Bには変動パターン決定用乱数が対応付けられておらず、また、リーチ演出を伴う変動のうち、変動パターンP05,P06(スーパーリーチA,B)に多くの変動パターン決定用乱数が対応付けられている。また、外れ変動パターンテーブルでは、電サポあり状態の場合の方が電サポなし状態の場合に比べて平均変動時間が短くなり、保留数が多い場合(値3or4)の方が保留数が少ない場合(値1or2)に比べて平均変動時間が短くなるように、通常変動の変動パターンP01,P02の変動時間の設定や、各変動パターンへの変動パターン決定用乱数の対応付けがなされている。なお、各変動パターンテーブルは、便宜上、少数のパターンを記憶したテーブルを示しているが、実際には、より多数のパターン(例えば、20種類以上のパターン)を記憶したテーブルが用いられる。
)、大当り遊技開始コマンドをサブ制御基板90に送信する(S252)。これにより、後述する大当り遊技演出処理で大当り遊技開始演出などが実行されることになる。また、大当り遊技中には確変機能や変動時間短縮機能,開放延長機能を停止させるために、確変フラグがオンのときには確変フラグをオフとし(S254,S256)、変動短縮フラグがオンのときには変動短縮フラグをオフとすると共に開放延長フラグをオフとして(S258〜S262)、特別図柄遊技処理を終了し、主制御処理に戻って次のS150の大当り遊技処理に進む。
S150の大当り遊技処理は、図19に示すフローチャートに従って実行される。図19の大当り遊技処理が実行されると、主制御基板70のCPU70aは、まず、大当り遊技フラグがオンであるか否か、即ち大当り遊技中であるか否かを判定する(S400)。大当り遊技フラグがオフであると判定すると、そのまま大当り遊技処理を終了する。一方、大当り遊技フラグがオンであると判定すると、大入賞口44が開放中であるか否かを判定し(S402)、大入賞口44が閉鎖中である(開放中でない)と判定すると、大入賞口44の開放タイミングが到来したか否かを判定する(S404)。この判定は、規定の閉鎖時間(本実施例では、2秒)が経過したか否かを判定することにより行われる。大入賞口44の開放タイミングが到来していないと判定すると、大当り遊技処理を一旦終了する。大入賞口44の開放タイミングが到来したと判定すると、大入賞口44が開放されるよう大入賞口ソレノイド44bを駆動制御すると共に(S406)、ラウンド遊技開始コマンドをサブ制御基板90に送信して(S408)、大当り遊技処理を一旦終了する。これにより、大入賞口44は、遊技球が入球可能な状態となる。なお、ラウンド遊技開始コ
マンドには、今回実行するラウンド遊技が何ラウンド目であるかの情報が含まれる。
次に、サブ制御基板90により実行される動作について説明する。図21は、サブ制御基板90のCPU90により実行される図柄変動演出処理の一例を示すフローチャートである。図柄変動演出処理が実行されると、サブ制御基板90のCPU90aは、まず、主制御基板70により送信される図柄変動開始時コマンドを受信したか否かを判定する(S600)。図柄変動開始時コマンドを受信したと判定すると、受信したコマンドに基づいて大当り判定の結果が大当りであるか否かを判定する(S602)。大当り判定の結果が外れであると判定すると、演出図柄の停止図柄として外れ図柄を設定する(S604)。一方、大当り判定の結果が大当りであると判定すると、特定期間中であるか否かを判定する(S606)。ここで、特定期間は、例えば、高確率電サポあり状態が発生してから終了するまでの期間として定められており、後述する図27の大当り遊技演出処理のS718で発生し、この図柄変動演出処理のS626で終了する。特定期間中でない、すなわち通常期間中であると判定すると、RAM90cに記憶されている演出図柄用大当り図柄決定テーブルのうち通常期間中の演出図柄用大当り図柄決定テーブルを用いて選択した大当り図柄を演出図柄の停止図柄として設定する(S608)。図22は、通常期間中の演出図柄用大当り図柄決定テーブルの一例を示す説明図である。ここで、演出図柄の大当り図
柄は、例えば、3つの演出図柄34L,34M,34Rの全てが「1」〜「7」の数字のいずれかで同じ数字の組み合わせ(ゾロ目)となる出目(特定態様)である。勿論、3つの数字の組み合わせ(ゾロ目)に限定されるものではなく、2つの数字の組み合わせ(例えば「77」や「33」)としてもよいし、複数種類の数字のうち特定の1の数字(例えば「7」や「3」)としてもよい。また、数字以外の記号(例えば「A」などのアルファベット)やキャラクタを大当り図柄の出目として用いるものとしてもよい。通常期間中の演出図柄用大当り図柄決定テーブルでは、大当りの種類が「特図1大当りA」(通常大当り)である場合には、選択され易い方から「2」,「4」または「6」のゾロ目(特定態様A)、「1」または「5」のゾロ目(特定態様B)、「3」のゾロ目(特定態様C)の順となり、「7」のゾロ目(特定態様D)は選択されない。一方、大当りの種類が「特図1大当りB」(確変大当り)である場合には、「特図1大当りA」である場合に比して、「2」,「4」または「6」のゾロ目(特定態様A)が選択され難く、「3」のゾロ目(特定態様C)が選択され易くなっている。また、大当りの種類が「特図1大当りB」(確変大当り)である場合には、「7」のゾロ目(特定態様D)が選択される可能性もある。したがって、演出図柄の大当り図柄は、確変大当りの可能性が高い方から、「7」のゾロ目(特定態様D)、「3」のゾロ目(特定態様C)、「1」または「5」のゾロ目(特定態様B)、「2」,「4」または「6」のゾロ目(特定態様A)の順となる。すなわち、奇数図柄は、偶数図柄よりも、確変大当りの可能性が高く、奇数図柄のうち「3」のゾロ目は「1」や「5」のゾロ目よりも確変大当りの可能性が高く、「7」のゾロ目は「3」のゾロ目よりも確変大当りの可能性が高い。
特定期間Aは、「3」のゾロ目(特定態様C)が出現すると、16R大当りの可能性が高いものの、4R大当りおよび16R大当りのいずれも、「3」のゾロ目(特定態様C)に比べて「2」,「4」または「6」のゾロ目(特定態様A)が出現し易く、演出図柄の停止図柄から発生した大当りが4R大当りであるか16R大当りであるかを遊技者が判別することが困難な期間となっている。
、図柄変動演出を終了する(S618)。S618の処理は、図柄変動演出の終了を指示する演出コマンド(図柄変動演出終了コマンド)を演出表示制御基板91に送信することによって行う。演出コマンドを受信した演出表示制御基板91は、演出表示装置34では図柄変動演出が終了して、演出図柄の停止図柄が確定されるよう表示制御する。また、演出図柄の確定に合わせて判定図柄34a,34bも停止する。即ち、今回の図柄変動遊技の対象が第1特別図柄の場合には第1判定図柄34aを停止表示し、今回の変動対象が第2特別図柄の場合には第2判定図柄34bを停止表示する。そして、特定期間中であるか否かを判定する(S620)。特定期間中でないと判定すると、図柄変動演出処理を終了し、特定期間中であると判定すると、変動回数Nを値1だけインクリメントした後(S622)、変動回数Nが所定回数(100回)を超えたか否か、すなわち高確率電サポあり状態が終了したか否かを判定する(S624)。変動回数Nが所定回数を超えていないと判定すると、特定期間を維持したまま、図柄変動演出処理を終了し、変動回数Nが所定回数を超えたと判定すると、特定期間を終了して(S626)、図柄変動演出処理を終了する。
図27は、サブ制御基板90のCPU90aにより実行される大当り遊技演出処理の一例を示すフローチャートである。大当り遊技演出処理が実行されると、サブ制御基板90のCPU90aは、まず、主制御基板70から大当り遊技開始コマンドを受信したか否かを判定する(S700)。大当り遊技開始コマンドを受信したと判定すると、大当り遊技開始演出(大当りファンファーレ演出)を実行し(S702)、大当り遊技開始コマンドを受信していないと判定すると、S702の処理をスキップして次のS704の処理に進む。
遊技興趣を向上させることができる。
第1実施例では、第1種のパチンコ機に本発明を適用したが、第2実施例では、第1種の遊技性と第2種の遊技性とを併せ持ったいわゆる1種2種混合タイプのパチンコ機に本発明を適用したものである。なお、第2種の遊技性は、始動口に遊技球が入球したことを契機として可変入球装置に設けられた開閉部材(羽根)を開閉して小当り遊技を開始し、開閉部材が開状態のときに可変入球装置内に入球した遊技球が可変入球装置内に設けられた特定領域(いわゆるV領域)を通過したことを契機として大当り遊技を開始する、いわゆる羽根物タイプの遊技性である。
とは反対側に設けられている。また、振分板56aは、振分ソレノイド(図示せず)の駆動によって、一端の回転軸56cを中心として上方に回動可能となっている。したがって、振分装置56は、振分ソレノイドが非駆動状態のときには、振分板56aが略水平状態となることで、第2大入賞口50に入球して遊技球通路51を通過した遊技球を振分板56aで受けて反対側の非特定領域54へ誘導し(図29(a)参照)、振分ソレノイドが駆動状態のときには、振分板56aが上方へ回動することで、第2大入賞口50に入球して遊技球通路51を通過した遊技球を下方の特定領域52へ落下させる(図29(b)参照)。本実施例では、振分装置56は、通常は非駆動状態(遊技球を非特定領域54側に振り分ける状態)とされており、第2大入賞口50が開状態(入球可能状態)となってから所定期間(例えば、1秒)が経過すると、所定時間(例えば、0.2秒)だけ駆動状態(遊技球を特定領域52側に振り分ける状態)とされる。本実施例では、開放した第2大入賞口50に入球した遊技球のうち何れか1個が特定領域52を通過する確率を、1/5〜1/6程度とした。なお、振分装置56は、所定周期で非駆動状態と駆動状態とを交互に切り替えるものとしてもよい。また、本実施例では、第2大入賞口50に入球した遊技球を振分装置56により特定領域52と非特定領域54のいずれかに振り分ける構成を採用したが、これに限られず、振分装置の構成を他の如何なる構成によるものとしてもよいし、振分装置54を備えない構成、即ち第2大入賞口50に入球した遊技球の全てが特定領域52を通過する構成を採用するものとしてもよい。
に代えて、小当りを含む当り判定テーブルを用いて当り判定を行う(S350)。当り判定テーブルの一例を図33に示す。なお、図33(a)は第1特別図柄用の当り判定テーブルであり、図33(b)は第2特別図柄用の当り判定テーブルである。第1特別図柄用の当り判定テーブルでは、図33(a)に示すように、当り判定用乱数が値0〜598のうち値0,1のときに大当りとなり(当選確率1/299.5)、当り判定用乱数が値2,3のときに小当りとなる(当選確率1/299.5)。また、第2特別図柄用の当り判定テーブルでは、図33(b)に示すように、当り判定用乱数が値0〜598のうち値0,1のときに大当りとなり(当選確率1/299.5)、当り判定用乱数が値2〜596のときに小当りとなる(当選確率1/1.01)。電サポあり状態では、電サポなし状態に比して、第2始動口38への遊技球の入球頻度が高く、第2特別図柄を主体とした遊技となる。そして、第2特別図柄は、その殆どが小当り図柄で停止表示されて小当り遊技が実行される。なお、この例では、第2特別図柄は、約100%の小当り確率としたが、これに限定されるものではなく、第1特別図柄よりも高い小当り確率であれば、例えば50%などの小当り確率としてもよい。
る。なお、第2実施例では、第1特別図柄の当りとして、小当り(「特図1小当りA」,「特図1小当りB」)を設けるものとしたが、小当りを設けないものとしてもよい。
か(S634)、をそれぞれ判定し、今回の当り判定の結果が小当りであるが、特定期間中でない、すなわち通常期間中であると判定すると、演出図柄の停止図柄として通常期間用の小当り図柄を設定する(S636)。図40は、通常期間中の演出図柄用小当り図柄決定テーブルの一例を示す説明図である。通常期間中の演出図柄の小当り図柄は、図示するように、左右の図柄が同じ図柄(リーチ目)とされると共に、中の図柄が小当り専用の図柄(「直V」)とされる。勿論、通常期間中の演出図柄の小当り図柄は、こうした数字と小当り専用の図柄との組み合わせに限定されるものではなく、数字のみの特定の組み合わせとしてもよいし、その他の記号やキャラクタを用いるものとしてもよい。通常期間中の演出図柄用小当り図柄決定テーブルでは、小当りの種類が「特図1小当りA」(電サポあり状態の発生契機とならない小当り)である場合には、小当り図柄を構成する左右の図柄として、選択され易い方から「2」,「4」または「6」(特定態様A2)、「1」または「5」(特定態様B2)、「3」(特定態様C2)の順となり、「7」(特定態様D2)は選択されない。一方、小当りの種類が「特図1小当りB」(電サポあり状態の発生契機となる小当り)である場合には、「特図1小当りA」である場合に比して、小当り図柄を構成する左右の図柄として、「2」,「4」または「6」(特定態様A2)が選択され難く、「3」(特定態様C2)が選択され易くなっている。また、小当りの種類が「特図1小当りB」(電サポあり状態の発生契機となる小当り)である場合には、左右の図柄として「7」(特定態様D2)が選択される可能性もある。したがって、演出図柄の小当り図柄は、電サポあり状態が発生する可能性が高い方から、左右の図柄が「7」(特定態様D2)、「3」(特定態様C2)、「1」または「5」(特定態様B2)、「2」,「4」または「6」(特定態様A2)の順となる。
特図2小当りBの場合の方が、特図2小当りAの場合よりも選択される可能性が高い。したがって、特定期間Aは、左右の図柄が「3」となる小当り図柄(特定態様C2)が出現すると、電サポあり状態獲得の可能性が高いものの、特図2小当りAおよび特図2小当りBのいずれも、左右の図柄が「2」,「4」または「6」となる小当り図柄(特定態様A2)が出現し易く、演出図柄の停止図柄から電サポあり状態の発生契機となる小当りか否かを遊技者が判別することは困難な期間となっている。
の発生契機となる小当り(特図2小当りB)が当選する毎に、演出図柄(識別情報)が、電サポあり状態の発生可能性が低いことを示す特定態様A2(左右の図柄が「2」,「4」または「6」となる小当り図柄)や電サポあり状態の発生可能性が高いことを示す特定態様D2(左右の図柄が「7」となる小当り図柄)で停止表示される可能性を多様に変化させることが可能となり、第1実施例のパチンコ機10と同様に、演出図柄(識別情報)の停止表示に係る遊技者の遊技興趣をより向上させることができる。しかも、特定期間が終了に近づく程(特定期間A→特定期間B→特定期間C)、電サポあり状態の発生契機となる小当り(特図2小当りB、第2特典)に当選した場合に演出図柄が特定態様A2(左右の図柄が「2」,「4」または「6」となる小当り図柄)で停止表示される可能性を低くするから、演出図柄が特定態様C2,D2で停止表示される可能性を相対的に高めることができ、電サポあり状態(第2特典)に対する遊技者の期待感を高めて、遊技興趣をさらに向上させることができる。
図柄の当り図柄(大当り図柄,小当り図柄)のいずれかが決定される割合が異なる3つの期間(特定期間A〜C)を設けるものとしたが、2つの期間だけを設けるものとしてもよいし、4つ以上の期間を設けるものとしてもよい。
解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行われるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
アウト口、48 風車、49 センター役物、50 第2大入賞口、51 遊技球通路、52 特定領域、54 非特定領域、56 振分装置、56a 振分板、70 主制御基板、70a CPU、70b ROM、70c RAM、71 RAMクリアスイッチ、72 中継端子板、80 払出制御基板、81 枠開放スイッチ、82 球貸表示基板、83 中継端子板、84 払出前スイッチ、85 払出後スイッチ、86 払出モータ、87 中継端子板、90 サブ制御基板、90a CPU、90b ROM、90c RAM、91 演出表示制御基板、92 アンプ基板、93 装飾駆動基板、93a〜93c 装飾モータ、93d LEDランプ、94 演出ボタン基板、100 発射制御基板、102 下受け皿満タンスイッチ、105 電源基板、107 オンオフスイッチ、110 外部制御基板、115 ホールコンピュータ。
Claims (1)
- 識別情報の変動表示を行う識別情報表示手段と、
遊技者に所定の特典を付与する特典付与手段と、
を備え、
前記識別情報表示手段にて変動表示される識別情報が停止表示された際の表示態様によって、前記特典が付与されるか否かを示すことが可能な遊技機であって、
所定の遊技期間を設定可能な遊技期間設定手段を備え、
前記遊技期間として、少なくとも第1期間と第2期間とを有し、
前記特典として、少なくとも第1特典と該第1特典よりも遊技者にとって有利な第2特典とを有し、
前記第2特典が付与される場合の前記表示態様として、少なくとも第1表示態様と該第1表示態様よりも前記第2特典の付与可能性が高いことを示す第2表示態様とを有し、
前記第2特典が付与される場合の前記表示態様が前記第2表示態様となる可能性が、前記第1期間と前記第2期間とで異なり、
前記遊技期間では、第1期間よりも第2期間の方が相対的に短い
ことを特徴とする遊技機。
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