JP6757198B2 - 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置 - Google Patents

帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6757198B2
JP6757198B2 JP2016146137A JP2016146137A JP6757198B2 JP 6757198 B2 JP6757198 B2 JP 6757198B2 JP 2016146137 A JP2016146137 A JP 2016146137A JP 2016146137 A JP2016146137 A JP 2016146137A JP 6757198 B2 JP6757198 B2 JP 6757198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
water particles
charged water
charged
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016146137A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018016965A (ja
Inventor
三輪 明広
明広 三輪
周平 右田
周平 右田
信也 鈴木
信也 鈴木
朝之 馬場
朝之 馬場
中村 保則
保則 中村
慎二 八塚
慎二 八塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arimitsu Industry Co Ltd
Toda Corp
Original Assignee
Arimitsu Industry Co Ltd
Toda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arimitsu Industry Co Ltd, Toda Corp filed Critical Arimitsu Industry Co Ltd
Priority to JP2016146137A priority Critical patent/JP6757198B2/ja
Publication of JP2018016965A publication Critical patent/JP2018016965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6757198B2 publication Critical patent/JP6757198B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

本発明は、建設工事やトンネル工事などにおける、空気中に飛散するコンクリートや岩石等の粉塵を除去するための、帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置に関するものである。
建築物の解体現場やトンネル工事において、コンクリート・岩石等の圧砕や破砕時に周囲に飛散する大量の粉塵は、作業環境を悪化させ、作業員の呼吸器系にも悪影響を及ぼすものである。
そこで従来から、粉塵の飛散防止対策として、従来例1:散水用の作業員が解体用重機に一人ついて、大量の水を散水しながら解体工事を行っている。
しかしながら、前記大量の水による除塵作用は必ずしも効率的ではなく、更に、作業場の下部に水が溜まり、作業員の足下が悪くなる。また、専用の作業員を一人付ける必要があって、除塵作業が効率的で無く施工コストが嵩むことになる。そこで、従来例2:前記粉塵が電気的に帯電することに着目して、帯電ミストを用いた粉塵除去工法が知られている(特許文献1)。
特開2013−227806号公報
しかし、前記従来例2としての帯電水粒子を用いた粉塵除去方法では、除去対象となる粉塵の電荷量が把握されていないので、粉塵の事前計測を行わないと、噴霧するミストの最適な帯電の設定や、水の噴霧量の設定を行うことができない課題がある。本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去方法の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、帯電水粒子と粉塵と互いに電気的に吸引させて、前記粉塵を前記帯電水粒子とともに除去する粉塵除去方法において、前記粉塵の正・負電荷のいずれであるかを正・負電荷判別手段によって判別し、前記判別された粉塵の電荷と反対の電荷を帯電手段によって帯電された前記帯電水粒子によって、前記粉塵を除去することである。
前記帯電水粒子の噴霧量の制御は、該帯電水粒子を噴霧するノズルの数の増減、噴霧される帯電水粒子の粒径の大きさの調整、ノズルに供給される水の水量調整のうち、これらのいずれか一つ、若しくは、これらの適宜な組み合わせにて制御することである。
本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去装置の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、帯電水粒子の噴霧用のノズルと、該ノズルの噴口側周囲に配設される帯電水粒子生成用の帯電手段と、前記ノズルと前記帯電手段とを駆動制御する制御装置とを少なくとも有してなり、前記ノズルから帯電水粒子を噴霧し、浮遊する粉塵と前記帯電水粒子とを互いに吸引させて、除塵する粉塵除去装置において、前記粉塵が正電荷・負電荷のいずれかに帯電しているかを判別する正・負電荷判別手段が設けられていることである。
前記帯電手段に流れる電流の正・負を、制御装置を介して切り換える電流切替手段が設けられていることである。
除塵対象の粉塵の電荷量を測定する電荷量計測手段が設けられていることである。
前記帯電水粒子を噴霧する複数のノズルの噴霧をON/OFFさせる開閉手段と、前記ノズルの口径を可変する口径可変手段と、前記ノズルへの水の供給量を可変可能にして水を供給する供給手段と、これらの各手段に接続された制御手段とを備え、前記帯電水粒子の噴霧量を、前記ノズルの数の増減、前記ノズルから噴霧される帯電水粒子の粒径の大きさの調整、前記ノズルに供給される水の水量調整のうち、これらのいずれか一つ、若しくは、これらの適宜な組み合わせにて、前記制御手段を介して制御することである。
本発明の帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置によれば、除塵対象の粉塵の電位を正・負電荷判別手段で予め判別することで、作業現場で直ちに帯電水粒子を前記粉塵の電位と逆の電位に帯電させて、粉塵に向けて噴霧することができるので、現場の粉塵に対して最適で効率的な除塵が自動制御にて実施できる。
また、粉塵量と風向風速に応じて、前記帯電水粒子の噴霧量が制御装置で適宜に制御され、無駄に水を噴霧すること無く節水となり、粉塵に対して適切な量の帯電水粒子が噴霧されるものである。
建設工事やトンネル工事等を含むあらゆる箇所の正・負のいずれかの電荷に帯電した粉塵にも、自動制御で迅速に対応することができると言う優れた効果を奏するものである。
本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去装置1の概略構成を使用状態で示す構成図である。 同本発明の帯電水粒子を用いた粉塵除去装置1における電荷量計測手段の、吸引式電荷量測定装置10であって、振動発生装置でフィルターに付着した帯電体を落として電荷をリセットする場合の構成原理図(A)と、フィルターに付着した帯電体を定期的にアース接続してリセットする場合の構成原理図(B)と、帯電水粒子を用いた粉塵除去装置1の使用状態を示す概略構成図(C)である。 同帯電水粒子を用いた粉塵除去装置1における帯電手段11の構成図である。 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法の概念を示す説明図である。 建設工事で発生する様々な粉塵が、粉塵発生源の物質によって正・負電荷のいずれに帯電しているかを一覧表にした説明図である。 帯電水粒子による除塵の結果で、他の除塵方法と比較した、粉塵の残存率を示す図である。
本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置は、図1に示すように、除塵作業の前に、予め粉塵9aの正・負の電荷を計測し、粉塵9aの電荷と反対の電荷を付与した帯電水粒子9で効率的に除塵する。
また、粉塵9aの電荷量を予め計測して、その電荷量に応じて帯電水粒子9の噴霧量を決めて、粉塵9aの除去効果を高めて、効率的に除塵することで、結果的に水の使用量を節減させるものである。
本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去装置1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示すように、前記粉塵除去装置1は、粉塵9aの電荷を計測して正・負の電荷を判別する正・負電荷判別手段である電荷量センサ2と、粉塵センサ3によって粉塵9aの粉塵量を計測する粉塵量計測手段(図示せず)と、風向風速を計測する手段である風向風速センサ4と、制御装置5と、水を貯留するタンクと該タンクからノズル7へと水を供給するポンプを具備した水の供給手段である水供給装置6と、水をミスト状にして噴霧するノズル7と、該ノズル7の噴口外側近傍の周囲に配設される誘導電極部8と、該誘導電極部8に正・負のいずれかの電流を流す電流切替手段14とからなる。
前記粉塵9aの電荷の正・負を判別する正・負電荷判別手段である電荷量センサ2は電荷量計測手段の一部を構成するものである。この電荷量計測手段は、構成の一例として、電荷量測定装置(市販品:ユーテック株式会社製、EA02、これの相当品)と、電子天秤(市販品:A&D社製、GH02、これの相当品)と、電荷量の自動計算ソフトを制御装置(CPU)5に組み込んだパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)と、データ表示用のモニタとでなるものである。
前記電荷量センサ2は、前記電荷量測定装置で吸引された粉塵9aの帯電状況が、正の電荷か、負の電荷かを判別するものである。その判別手段の一例として、図2(A),(B)に示すように、前記電荷量計測手段における電荷量測定装置10によって、帯電した粉塵等の帯電体を、吸引ポンプで吸引して内容器に導いて捕捉し、フィルター部に付着した帯電体の電荷を測定する。前記フィルター部に付着した帯電体の電荷は、振動装置(図2(A)に示す例)若しくはアース接続(図2(B)に示す例)などによってリセットされ、一定時間での電荷の増減を測定することが可能となる。
その際、粉塵等の帯電体の電荷が「正」であれば、デジタル信号として、例えば、「1」のデータとして、逆に、前記電荷が「負」であれば、デジタル信号として「0」のデータとして、前記パソコンの制御装置5に、判別の結果として前記電荷量測定装置からケーブルを介して出力される。
前記粉塵センサ3は、具体的には粉塵量検出装置のことであり、光散乱方式により粉塵濃度および粉塵量を測定し、工事進捗により発生する粉塵量をリアルタイムで求めるためのセンサである。
図1に示す風向風速センサ4は、風速検出装置のことであり、熱線式風速計により、0.01〜40m/sの範囲で風速を求めるためのセンサである。
前記水供給装置6は、図1と図2(C)とに示すように、水を貯留してあるタンクから給水して、ポンプでノズル7に水を給水管を介して供給するものである。前記ポンプは、制御装置5によって水圧送時の回転が制御されることで、前記供給される水の水圧が調整され、前記ノズル7から噴霧される水粒子(ミスト)の噴霧量が、調整されるようになっている。
前記ノズル7は、供給された水をミスト(約25〜300μmの液体の微粒子)状にして、噴口から噴霧するものである。このノズル7は、図2(C)に示すように、帯電水粒子9を用いた粉塵除去装置1において、複数個のノズル7,7…が配設されている。
前記粉塵9aの総電荷量(Q)に応じて、前記制御装置5の制御によって、前記ノズル7に連通する給水管の管路を開閉する電磁弁(図示せず)等が開閉操作されて、噴霧するノズル7の数が増減される。
なお、帯電水粒子9の噴霧量の調整においては、例えば、前記ノズル7の噴口の口径を、ノズル片を軸周りに回転させて口径を絞るような公知の口径可変手段で大小変化させて、帯電水粒子9の粒径の大きさを変えて、調整することもできる。
前記誘導電極部8は、図1に示すように、前記ノズル7を囲むように配置し、高電圧の電流を流すことで、前記ノズル7から噴霧される水粒子に、正・負のいずれかの電荷を帯電させ、帯電水粒子9を生成させるものである。なお、この誘導電極部8は、導電性の金属部材に合成樹脂製の絶縁部材を被覆されている。これにより、電気的短絡防止や放電の発生防止の対策が施されている。
前記誘導電極部8は、図3に示すように、帯電手段11の一部を構成するものである。この帯電手段11によって、前記ノズル7から噴霧される水粒子を帯電させ、帯電水粒子9を生成するものである。
この帯電水粒子9を生成する構成は、所望の電圧が印加されて電界を形成して水粒子を前記電界で帯電させる誘導電極部8、水供給装置6を介して、ノズル7に接続される配管経路とアース側に接続されて、水に粉塵塵9aとは逆の電荷を供給し、前記誘導電極部8に印加する電圧の基準電位を与える水側電極部12、ケーブルを介して電圧を印加するための電源13、電流の流れる方向を切り換える電流切替手段14、該電流切替手段14を制御する制御装置5で構成される。なお、電源13には、短絡発生を防止する電流制限手段が設けられている。
前記帯電手段11の帯電作用を説明すると、電源13によって誘導電極部8に所望の電圧(粉塵9aと同じ電位)を印加する。これにより、誘導電極部8によって電界が形成される。該電界によって、ノズル7から噴射される水膜が粉塵9aとは逆の電荷で帯電され、帯電した水膜がミスト状に噴霧されることで水粒子が帯電水粒子9となる。
図4に示すように、前記帯電水粒子9が、この帯電水粒子9が帯電している電荷とは逆の電荷の粉塵9aとクーロン力によって一体となり、その帯電水粒子9が地面に落下する。前記粉塵9aの電荷と前記帯電水粒子9の電荷とが、逆の正・負になるように、制御装置5によって電流切替手段14で、誘導電極部8に接続された電源13の電流の流れを切り替えるものである。
以上のように構成される帯電水粒子を用いた粉塵除去装置1による、粉塵除去方法を説明する。建築物やトンネル工事の現場において、発生した粉塵9aの電荷が、正・負の電荷のいずれであるかを正・負電荷判別手段で判別する。
図5に示すように、粉塵9aの電荷は、その発生源によって「正」・「負」が異なり、更に、同じ発生源でも、工事の進捗によっては異なる電荷となることがある。これは、発生源の外側と内側とで組成が異なることがあるからである。
よって、除塵する前に、予め粉塵9aの電荷を計測することが、能率的な除塵作業に遂行するにおいて重要である。また、粉塵9aの粉塵量と風向風速を、電荷量計測手段と風向風速計測手段で計測することも、粉塵除去装置1の最適な除塵設定を行う上で重要である。
前記正・負電荷判別手段により制御装置5に、粉塵9aの電荷が「正」であれば、デジタル信号「1」が送信・入力され、「負」であれば「0」のデジタル信号が、ケーブルを介して送信・入力される。前記電荷量測定装置から粉塵9aの粉塵量が数値化されて、前記制御装置5にケーブルを介して送信・入力される。
前記制御装置5により、図3に示すように、帯電手段11の誘導電極部8に所望の電圧が印加される。このとき、前記正・負電荷判別手段の、正・負の電荷に係る判別結果により、電流切替手段14を介して、制御装置5で電磁弁を開閉してスイッチを切り換えて、前記粉塵9aと同じ電位の電流にして、前記誘導電極部8が印加されるものである。これによって、帯電水粒子9は、粉塵9aと逆の電荷で帯電される。
このように、粉塵9aの電荷の正・負に応じて、互いにクーロン力で引き合うように適切な正・負いずれかの電荷にして、水粒子を帯電させて帯電水粒子9を自動生成するので、除塵作業が能率的になる。
また、前記制御装置5により、水供給装置6のポンプを適宜な水圧になるように駆動させて、複数のノズル7のうち適宜に選択して、選択されたノズル7から水粒子をミスト状にして噴霧させる。
そのとき、前記誘導電極部8が形成した電界によって、前記水粒子が前記粉塵9aの帯電している電荷と逆の電荷に帯電して、図1に示すように、帯電水粒子9となって、噴霧される。
尚、制御装置5により、口径可変手段でノズル7の口径を可変させて、帯電水粒子9の粒径の大きさを変えることで、噴霧量を調整することもできる。
その結果、図4に示すように、互いに正・負が異なる電荷に帯電した前記帯電水粒子9と、浮遊する粉塵9aとが、クーロン力で互いに引き合い、一体となって地面に落下するものである。
図6に示すように、粉塵9aの粉塵量に対して、帯電水粒子9の適切な電荷量と噴霧量とにより、除塵残存率で示されているように、除塵効果が発揮されているものである。
以上のように、本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去方法は、帯電水粒子と粉塵と互いに電気的に吸引させて、前記粉塵を前記帯電水粒子とともに除去する粉塵除去方法において、前記粉塵の正・負電荷のいずれであるかを正・負電荷判別手段によって予め判別し、前記予め判別された粉塵の電荷と反対の電荷を帯電手段によって帯電された前記帯電水粒子によって、前記粉塵を除去するので、能率的な除塵作業を遂行できるものである。
また、前記電荷量計測手段によって粉塵9aの電荷量をリアルタイムで測定し、その測定した電荷量に応じて、制御装置5を介して、帯電水粒子9の噴霧量を制御するので、水を無駄に使用すること無く、結果的に節水となるのである。
本発明に係る帯電水粒子を用いた粉塵除去方法とその装置とは、粉塵が正・負のいずれかの電荷に帯電している場合に、予め電荷の正・負を正・負電荷判別手段で判別し、且つ、その電荷量を計測するので、あらゆる場所の粉塵除去対策に適用することができる。
1 粉塵除去装置、
2 電荷量センサ、
3 粉塵センサ、
4 風向風速センサ、
5 制御装置、
6 水供給装置、
7 ノズル、
8 誘導電極部、
9 帯電水粒子(帯電ミスト)、
9a 粉塵、
10 吸引式電荷量測定装置、
11 帯電手段、
12 水側電極部、
13 電源、
14 電流切換手段。

Claims (6)

  1. 帯電水粒子と粉塵と互いに電気的に吸引させて、前記粉塵を前記帯電水粒子とともに除去する粉塵除去方法において、
    前記粉塵の正・負電荷のいずれであるかを正・負電荷判別手段によって判別し、
    前記判別された粉塵の電荷と反対の電荷を帯電手段によって帯電された前記帯電水粒子によって、前記粉塵を除去すること、
    を特徴とする帯電水粒子を用いた粉塵除去方法。
  2. 帯電水粒子の噴霧量の制御は、該帯電水粒子を噴霧するノズルの数の増減、噴霧される帯電水粒子の粒径の大きさの調整、ノズルに供給される水の水量調整のうち、これらのいずれか一つ、若しくは、これらの適宜な組み合わせにて制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の帯電水粒子を用いた粉塵除去方法。
  3. 帯電水粒子の噴霧用のノズルと、
    該ノズルの噴口側周囲に配設される帯電水粒子生成用の帯電手段と、
    前記ノズルと前記帯電手段とを駆動制御する制御装置とを少なくとも有してなり、
    前記ノズルから帯電水粒子を噴霧し、浮遊する粉塵と前記帯電水粒子とを互いに吸引させて、除塵する粉塵除去装置において、
    前記粉塵が正電荷・負電荷のいずれかに帯電しているかを判別する正・負電荷判別手段が設けられていること、
    を特徴とする耐電水粒子を用いた粉塵除去装置。
  4. 帯電手段に流れる電流の正・負を、制御装置を介して切り換える電流切替手段が設けられていること、
    を特徴とする請求項3に記載の帯電水粒子を用いた粉塵除去装置。
  5. 除塵対象の粉塵の電荷量を測定する電荷量計測手段が設けられていること、
    を特徴とする請求項3または4に記載の帯電水粒子を用いた粉塵除去装置。
  6. 帯電水粒子を噴霧する複数のノズルの噴霧をON/OFFさせる開閉手段と、前記ノズルの口径を可変する口径可変手段と、前記ノズルへの水の供給量を可変可能にして水を供給する供給手段と、これらの各手段に接続された制御手段とを備え、
    前記帯電水粒子の噴霧量を、前記ノズルの数の増減、前記ノズルから噴霧される帯電水粒子の粒径の大きさの調整、前記ノズルに供給される水の水量調整のうち、これらのいずれか一つ、若しくは、これらの適宜な組み合わせにて、前記制御手段を介して制御すること、
    を特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の帯電水粒子を用いた粉塵除去装置。
JP2016146137A 2016-07-26 2016-07-26 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置 Active JP6757198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016146137A JP6757198B2 (ja) 2016-07-26 2016-07-26 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016146137A JP6757198B2 (ja) 2016-07-26 2016-07-26 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018016965A JP2018016965A (ja) 2018-02-01
JP6757198B2 true JP6757198B2 (ja) 2020-09-16

Family

ID=61075929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016146137A Active JP6757198B2 (ja) 2016-07-26 2016-07-26 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6757198B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108708761A (zh) * 2018-05-21 2018-10-26 西南交通大学 除尘系统及除尘方法
CN108820941A (zh) * 2018-06-04 2018-11-16 百色百矿集团有限公司 一种露天煤场扬尘监控系统
SE546027C2 (sv) * 2019-11-19 2024-04-16 Brokk Ab Fjärrstyrd demoleringsrobot med en anordning för dammbekämpning med hjälp av en vätska vid rivningsarbete samt ett förfarande för dammbekämpning vid en sådan demoleringsrobot
CN114297794B (zh) * 2021-12-27 2024-03-29 太原理工大学 一种综掘工作面全空间智能化综合除尘方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03188911A (ja) * 1989-12-18 1991-08-16 Nagao Kogyo:Kk 微小浮遊物落下装置
JP5973219B2 (ja) * 2012-04-26 2016-08-23 鹿島建設株式会社 帯電水粒子散布装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018016965A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6757198B2 (ja) 帯電水粒子を用いた粉塵除去方法と装置
CN104170190B (zh) 产生已知气流的装置和过程及使用该装置在已知气流中测量颗粒浓度
JP4688065B2 (ja) スポンジブラスト装置及びスポンジブラスト方法
JP5973219B2 (ja) 帯電水粒子散布装置
EP1297895B1 (en) Electrostatic painting device
JP4705818B2 (ja) 静電塗装装置
DE60024992D1 (de) Richtungsverstellbarer ehd- aerosol-zerstäuber
JP2009106405A (ja) 火災防災設備及び散布方法
JP7152570B2 (ja) 粉塵の飛散防止方法
SE438966B (sv) Sprutanordning for pulver, med i munstycksoppningen tangentiellt inledd spridningsgas
KR101884134B1 (ko) 비산 먼지 억제용 살수장치
EP2425877A1 (en) Fire prevention equipment
JP6367537B2 (ja) 静電塗装装置
JP6020456B2 (ja) ブラスト加工装置及びブラスト加工方法
CN108252254A (zh) 一种基于计算机的道路清扫洒水车的控制方法
JP2018525217A (ja) スパーク放電に対する保護のための制御回路
JP2007330898A (ja) 集塵装置
EP3126056B1 (en) Electrostatic spray gun having external charge points
JP5003960B2 (ja) ブラスト装置及びその運転方法
JP6318685B2 (ja) 送風制御プログラム、送風制御方法、送風制御装置および監視カメラシステム
US20180078978A1 (en) System for flushing pipe plumbing using microbubbles, method therefor, and ship or maritime plant having same
KR101119048B1 (ko) 피도물에 초음파진동을 가하는 분체도장방법
KR101904887B1 (ko) 연마재 필터링 장치
JP6108225B2 (ja) スラリの濃度測定装置およびこの装置を用いたスラリの濃度の測定方法
JP6842287B2 (ja) トンネル工事用電気集塵機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6757198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250